JPS60139368A - メタリツク塗料の塗装法 - Google Patents

メタリツク塗料の塗装法

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JPS60139368A
JPS60139368A JP24539183A JP24539183A JPS60139368A JP S60139368 A JPS60139368 A JP S60139368A JP 24539183 A JP24539183 A JP 24539183A JP 24539183 A JP24539183 A JP 24539183A JP S60139368 A JPS60139368 A JP S60139368A
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metallic
temp
glass transition
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acrylic copolymer
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JP24539183A
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Toshihiko Nakamichi
中道 敏彦
Kishio Shibafuji
柴藤 岸夫
Fumio Sakurai
桜井 文雄
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NOF Corp
Original Assignee
NOF Corp
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱硬化性アクリル共重合体を塗膜形成主要素
とする高固形分形メタリック塗料の塗装法に関するもの
である。
近年、省資源、溶剤価格高騰、大気汚染などの公害への
対策として、高固形分形塗料が注目されている。
高固形分形塗料は、そのほかの公害対策等塗料である粉
体塗料、水溶性塗料とは異なり、塗装設備の大幅な改造
なしに使用できるという大きな利点がある。
一般に、高固形分形塗料を得るためには、塗膜形成主要
素である樹脂や、硬化剤の分子量を低下させることによ
って、塗装時の粘度を低くすることが考えられる。
しかし、アルミニウム粉などの金属粉を、これらの樹脂
に分散させて得られるメタリック塗料の塗装においては
、樹脂の分子量の低下に伴い、しばしば「メタリックム
ラ」と呼ばれる、金属粉の配向不良が見られ、美麗な塗
膜外観を得ることが困難であるとされている。
本発明者らは、上記欠点を解決すべく鋭意研究いて、塗
装することによって、「メタリックムラ」が生じないこ
とを見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、数平均分子量6000以下、水酸
基価60〜200、計算ガラス転移温度60℃以下の熱
硬化性アクリル共重合体に、アル化性アクリル共重合体
の実測ガラス転移温度蟇遡懺七葉との温度差が60°0
以下に塗装温度を調整して塗装することを特徴とするメ
タリック塗料の塗装法に関すbものである。 ・ 本発明におけるメタリック塗料としては、アルミニウム
などの金属粉、樹脂、硬化剤などからなるメタリックエ
ナメル塗料を塗装し、加熱硬化させる、いわゆる1コー
ト1ベーク形メタリツク塗料と、上記のメタリックエナ
メル塗料を塗装したのち、完全に乾燥させることなく、
樹脂、硬化剤などからなるクリヤー塗料を塗り重ね、同
時に加熱硬化させる、いわゆる2コート1ベーク形メタ
リツク塗料と、上記のメタリックエナメル塗料を塗装し
、加熱硬化させたのち、上記のクリヤー塗料を塗り重ね
、再び加熱硬化させる、いわゆる2フート2ベーク形メ
タリツク塗料を含む。
本発明におけるメタリック塗料に用いられる熱硬化性ア
クリル共重合体としては、水酸基を有するビニル単量体
と、これらビニル単量体と共重合可能なそのほかのビニ
ル単量体とを、従来公知の重合方法、好ましくは溶液重
合方法によって、重合開始剤などを用い、容易に得られ
るものである。
ここで、水酸基を有するビニル単量体としては、たとえ
ば2−ヒドロキシエチル7クリレート、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチル7クリレ
ート、2−ヒドロキシプルピルメタクリレート、ε−カ
ブpラクトン付加2−ヒドロキシエチルアクリレート、
E−カプロラクトン付加2−ヒドロキシエチルメタクリ
レートなどがあげられ、またこれらビニル単量体と共重
合可能なそのほかのビニル単量体としては、たとえばス
チレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、メチル
アクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレ
ート、エチルメタクリレート、イソプロピルアクリレー
ト、イソプロピルメタクリレート、ブチルアクリレート
、ブチルメタクリレート、インブチルアクリレート、2
−エチルへキシルアクリレート、2−エチルへキシルメ
タクリレート、ステアリルメタクリレート、シクロヘキ
シルメタクリレートなどや、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、グリシジルアクリレート、グリシジルメタク
リレート、2−メチルグリシジルアクリレート、アクリ
ル酸、メタクリル酸、アクリロニトリル、メタクリルニ
トリルなどがあげられ、また重合開始剤としては、たと
えば過酸化物シ 系(たとえばベンゾイルベルオキ≠ド、t−ブチルペル
オキシベンゾエートなど)、アゾ系(たとえばアゾビス
イソブチロニトリルなど)などがあげられる。
高固形分形塗料では、塗膜形成主要素樹脂である該アク
リル共重合体浴液の粘度を低くする必要があることは先
に述べたが、粘度に影響する因子としては、該アクリル
共重合体の分子量・計算ガラス転移温度・極性基濃度な
どがあげられる。
しかして、良好な塗膜性能を得ることのできる範囲では
、粘度′に及ぼす影響は、計算ガラス転移温度、極性基
濃度はさほど大きくなく、該アクリル共重合体の分子量
が最も大きい。
そして、塗膜性能は、主として水酸基価、計算ガラス転
移温度などによって規定されるため、本発明におけるメ
タリック塗料に用いられる熱硬化性アクリル共重合体は
、数平均分子量(ゲル・パーミェーション・りpマドグ
ラフ法によって、スチレンを標準物質として得たもの、
以下同様)が、6000以下、好ましくは5000以下
、水酸基価が60〜2001、好ましくは100〜18
0、計算ガラス転移温度が60°0以下であることが好
ましい。数平均分子量が6000を超える場合は、塗装
時の塗料固形分が低くなって、高固形分形塗料ではなく
なり、水酸基価が60未満の場合は、加熱硬化後の塗膜
が十分な架橋構造をもたず、耐湿性、耐薬品性、機械的
強度などの低下をきたし、200を超える場合は、多量
の硬化剤を必要とするため、加熱硬化後の塗膜が硬くな
りすぎたり、もろくなったりするほか、未反応の水酸基
の残存によって、塗膜の親水性が増すよ5になり、計算
ガラス転移温度が60’Oを超える場合は、加熱硬化後
の塗膜が硬くもろくなる傾向がある。
ここで、計算ガラス転移温度(Tg)とは、共重合体樹
脂設計上のガラス転移温度であって、っぎの式によって
表わされる。
Tgl、 Tgz 、 −−Tgnは、共重合体構成成
分(1,2、・・・・・・n)ホモポリマーのガラス転
移温度を絶対温度で表わしたもの、Wl、 W2.・・
・′vJnは、共重合体構成成分の重量分率である。
本発明におけるメタリック塗料に用いられるアルキル化
メラミンホルムアルデヒド樹脂としては、分子量の小さ
い低核体樹脂であり、たとえばメチル化メラミンホルム
アルデヒド樹脂、メチル化エチル化混合メラミンホルム
アルデヒド樹脂、ブチル化メラミンホルムアルデヒド樹
脂、メチル化ブチル化混合メラミンホルムアルデヒド樹
脂などがあげられる。
これらのアルキル化メラミンホルムアルデヒド樹脂は、
熱硬化性アクリル共重合体100重量部に対し、25〜
55重量部が用いられる。
以上の熱硬化性アクリル共重合体、アルキル化メラミン
ホルムアルデヒド樹脂からなる混合溶液に、金属粉、た
とえばアルミニウム、銅、鉄、ステンレススチールなど
の粉末や、各種の合金の粉末などを適当用2加え、デシ
ルバーXなどで混合、分散させてメタリック塗料をつく
る。なお、その場合、必畏に応じて駿触媒(たとえばP
=)ルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルボン酸、
ジノニルナフタレンジスルホン酸、これらのアミン?=
x千−塩や、リン酸エステルなど)、金属粉配向助剤(
たとえば微粉シリカ、ポリエチレンワックス、非水ディ
スパーンョン粧子など)、顔料、表面調整剤、紫外腺吸
収剤、光安定剤などを用いることができる。
なお、2コート1ベーク形メタリツク塗装法におけるク
リヤー塗料は、上記のメタリック塗料の成分から、金属
粉、金属粉配向助剤、顔料を除いたものである。
以上のようにして得られたメタリック塗料、クリヤー塗
料を、熱硬化性アクリル共重合体の実測ガラス転移温度
と塗装温度との温度差が60゛0以下において、塗装す
ることが必要である。
一般に、高分子化合物は、その分子量の低下に伴い、 のような形で、実際のガラス転移温度が低下し、数平均
分子量が6000以下の領域では、さきに述べた計算ガ
ラス転移温度と実測ガラス転移温度との間に大きな差異
を生じる。
実測ガラス転移温度は、示差走査熱量計によってめられ
るが、これは、計算ガラス転移温度と、分子量との両方
の影響をうける。
塗装機は、エアスプレー、静電スプレーなどが度七★黄
土葉との温度差が60°0を超える場合は、被塗物に塗
着した時の塗料の粘度がきわめて低く、塗着塗料層内部
で対流を生じやすいために、「メタリックムラ」が生じ
る。なお、「メタリックムラ」は、硬化剤使用量、金属
粉配向助剤の種類とその使用量、溶剤の組成とその使用
量の影響を受けるが、これらは、塗膜性能、塗装作業性
の点から、はぼ一定の組成、量になるために、「メタリ
ックムラ」を支配する主因子とはならない。
なお、この場合の塗装温度は、とくに制限されないが、
作業環境上、10〜30′0が好ましい。
塗装後、100〜180°0で、5〜40分間加熱する
ことによって硬化塗膜が得られる。
以上のよ5Kして得られた塗膜は、1コー)1ベ一クメ
タリツク方式、2コ一ト1ベークメタリツク方式によっ
て塗膜外観にわずかな差が認められるものの、いずれも
「メタリックムラ」のない、美麗で堅牢なものである。
つぎK、製造例、実施例=比敢翼をあげて本発明をさら
に詳細に説明する。なお、例中、係はlP:襲、部は重
量部である。
製造例 1〜6 第1表の製造例1〜6の配合にもとづき、第2表に示す
ように、製造例1.2.5は、それぞれA−Fまでの6
水準、製造例3.6は、それぞれA−Gまでの7水準、
製造例4は、A −Hまでの8水準の熱硬化性アクリル
共重合体を、通常の溶液重合法によって合成した。
第1表 得られたそれぞれの熱硬化性アクリル共重合体の計算ガ
ラス転移温度、水酸基価、数平均分子量および実測ガラ
ス転移温度を第2表に示した。
得られたそれぞれの熱硬化性アクリル共重合体を、それ
ぞれ固形分として700部、アルキル化メラミンホルム
アルデヒド樹脂(製造例1〜4は、三井東圧化学■製の
メチル化メラミンホルムアルデヒド樹脂であるサイフル
303、製造例5.6は、三井東圧化学■製のブチル化
メラミンホルムアルデヒド樹脂であるニーパン102 
) 30.0部、p−)ルエンスルホン酸05部、アク
リル系非水ディスバージョン粒子50部、アルミニウム
ペース)(東洋フルミニラム■製、フルペースト170
ONL、アルミニウム分65チ)7.5部を酢酸ブチル
7.5部に分散させたものを十分にかくはん、混合して
それぞれのメタリック塗料を得た。
実施例 1〜6 製造例1〜6で得られたそれぞれのメタリック塗料を、
メチルアミルケトンと酢酸ブチルとの等重量混合溶剤で
希釈して、フォードカップ況4の粘度を、10“0.2
0’0,30°Cの各温度で、それぞれ20−秒に粘度
調整をした。
ついで、粘度調整をしたそれぞれのメタリック塗料を、
10’0,20’0,30’Oにそれぞれ温度iシ)定
をした塗装室で、その設定温度と同一の温度で粘度調整
をしたメタリック塗料を、08部厚の軟鋼板にエアスプ
レー塗りをしたのち(乾燥膜厚30μ)、それぞれ設定
温度と同一の温度でセッチングをしたのち、120°C
で30分間焼付けて硬化塗膜を得た。
得られた硬化病1iesのメタリックムラを調べたとこ
ろ、第3表のとおりであった。
実施例 7:=tt景=f 製造例1〜6で得られたそれぞれの熱硬化性アクリル井
孔合体を、それぞれ固形分として700部、メチル化メ
ラミンホルムアルデヒド樹脂(三井東圧化学■製、サイ
メル303 ) 30.0 部、p−トルエンスルホン
酸05部を混合して得られたクリヤー塗料を、メチルア
ミルケトン50.0部、酢酸ブチル500部の混合溶剤
で希釈して、フォードカップ通4の粘度を、20’Oで
、28秒に粘度調整をした。
ついで、製造例1〜6で得られたそれぞれのメタリンク
塗料を、メチルアミルケトンと酢酸ブチルとの等重量混
合溶剤で希釈して、フォードカップA4の粘度を、20
°Cで、それぞれ20秒に粘度調整をした。
ついで、粘度調整をしたそれぞれのメタリック塗料を、
20°0に温度設定をした塗装室で、o8鵡厚の軟鋼板
にエアスプレー塗りをしく乾MToS厚20μ)、20
゛0で3分間セソチングをしたのち、上記の粘度調整を
したクリヤー塗料を、エアスプレーで重ね塗りをしく乾
燥膜厚3 s p )、20’0で2部分間セソチング
をしたのち、120’Oで30分間焼付けて硬化塗膜を
得た。
60°C以下の場合に、良好な外観性をもつ塗膜が得ら
れることがわかる。
また、◎は良好、○はやや良好、×拡不良を拭わす03
 我 特許出願人 日本油脂株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 数平均分子量aooo以下、水酸基価60〜200、計
    算ガラス転移温度60℃以下の熱硬化性アクリル共重合
    体に、アルキル化メラミンホル体の実測ガラス転移温度
    #肴娑#客との温度差が61.0°C以下に塗装温度を
    調整して塗装することを特徴とするメタリック塗料の塗
    装法。
JP24539183A 1983-12-28 1983-12-28 メタリツク塗料の塗装法 Pending JPS60139368A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2302250B (en) * 1995-02-17 1999-07-28 Namco Ltd Three-dimensional game apparatus and image synthesizing method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2302250B (en) * 1995-02-17 1999-07-28 Namco Ltd Three-dimensional game apparatus and image synthesizing method

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