JPS6013848B2 - 交流電気車のき電方式 - Google Patents

交流電気車のき電方式

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JPS6013848B2
JPS6013848B2 JP12246477A JP12246477A JPS6013848B2 JP S6013848 B2 JPS6013848 B2 JP S6013848B2 JP 12246477 A JP12246477 A JP 12246477A JP 12246477 A JP12246477 A JP 12246477A JP S6013848 B2 JPS6013848 B2 JP S6013848B2
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JP
Japan
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section
power
dead
sections
circuit breaker
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JP12246477A
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敏克 河野
正博 安藤
和男 伊藤
勝治 村井
勤一 奥田
信昭 織田沢
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はき電区分所での交流電気車のき亀方式に関する
従来、異種の電源のつき合わさったき亀区分所では、一
時的な電源中断を行う方式がとられていた。
この際の具体的な一方法としては、き蟹区分所間の一部
にデッドセクションを設け、そこを車両が通過する時は
、すべてノツチオフするようにしたものがある。この方
法は考え方及び技術も簡単であるため、比較的広い範囲
にわたって使用されているが、一時的に電源が中断され
るため、そのデッドセクション間での制御は不可能であ
り、回生制動等の制御はできなかった。この方法を改善
するために、車両速度の高い車両を扱う異種電源のつき
合わされたき竜区分所では、電源の一時的な中断を避け
ようとする考え方も提案されている。この事例を第1図
に示す。第1図に於いて、la,lbは切替用空気遮断
器(ABB)、2a,2b,2cは断路器、3a,3M
まセクション、4a,4bはそれぞれ異つた交流電源電
圧Ea,Ebを持った電源、5はパンタグラフ、6は電
気車、7は切替遮断器制御用軌道回路である。
動作を説明しよう。
先ず、切替遮断器laを投入し、セクション3aの中線
区間は電源4aの電圧Eaで印加しておく。次に、この
車両がこの中セクションに全部入り、軌道回路7を踏む
と、遮断器laを開放し、遮断器竃bを投入する。この
遮断器1が開放されてから遮断器lbを投入するまでの
電力中断時間は極めて短い時間に設定されている(一例
では0.25〜0.35秒)。列車通過後は「遮断器l
bを開放し、遮断器laを投入し〜次の列車の進入にそ
なえている。以上の結果「列車は力行継続が可能となる
。以上の方法は、列車が通過する毎に、遮断器の切替動
作が行われるので、動作回数が多く、遮断器の機械的寿
命と保守の点に問題があった。
更に、遮断器laが開放されてから遮断器lbが投入す
るまでの時間は短時間といっても事実上のデッドセクシ
ョン区間に相当するものであり、この間、短時間の電力
中断が発生する。従って、この時点で、回生制動運転な
どをしているとすると、転流失敗を起すため、実質的に
回生制動運転はできないことになっている。本発明は、
電源区分所間でも電力中断を起すことなく車両運転を可
能にした交流電気車のき露方式を提供するものである。
本発明の要旨は、電気車がデッドセクションを通過する
際に電力中断を行わせないように、セクション或いはセ
クションで区分された区分、或いはパンタグラフ等の改
良をはかってなるものである。
本発明によれば、遮断器の開閉動作は不要になるという
付随的な効果もある。以下、本発明を詳述しよう。第2
図は本発明の実施例を示す図である。
この実施例は交流電源が3相交流電源の場合を取り扱っ
ている。図に於いて「包A,IB,IC,…,IJは交
流遮断器、3A,3B,3C,3D,3E,3Fはエア
セクシヨン、4A,4B,4Cは3相交流電圧Ea,E
b? Ecを持つ交流電源である。各交流遮断器は通常
投入されたままとなっている。更に、上記各ェアセクシ
ョンはパンタグラフがそのェァセクションを通過するこ
とによってのみ短絡する構成となっている(通常は開放
である)。従って、ェアセクションの位置に列車がない
時には、各交流遮断器を通して3相交流電源が列車にと
り込まれるが、該当するェアセクション位置を列車が通
過する時には各ェアセクションが短絡し、ェアセクショ
ンの両隣りの両電源電圧が両者ともに列車に取り込まれ
る。この結果、列車では、交流電力を一時的に中断する
ことなく取り込むことができる。第3図は本発明の他の
実施例であり、3相交流電源を電源として使用している
この実施例の特徴は、パンタグラフの構造を変化させる
ことにより交流電力の中断をなくするようにした点にあ
る。図に於いて、セクション8L3M,3Nは一定距離
のデッドセクションに設定している。パンタグラフ5は
、各相毎にそれぞれ2組P,.,P,2:P2,,P2
2;P3,? P32を設け「且つP,.とP,2,P
2・とP22,P3,とP32とのれぞれの距離はデッ
ドセクションより大きく設定している。この結果、デッ
ドセクション通過中は2組のパンタグラフにして袋露し
ているので、電力の中断はなく、且つ遮断器は投入した
ままでよく、開閉動作は不用となる。以上の各実施例は
3相交流電源の事例であったが、同様の回路構成で単相
交流電源の場合も適用できる。
第4図は単相交流電源に通した本発明の他の実施例を示
す図である。
図に於いて、3P,3Qはセクション「 IL, IM
,IPは交流遮断器ト9A;9Bは鉄道レール、8A,
88は3相交流電源から2相電源を得るためのスコット
結線された変圧器、10A,IQBは遮断器である。変
圧器8A,滋B各々の2次側は、互に同位相電圧になり
、かつ2次側負荷がバランスするように、例えば図示す
る如く〜上り線はT座「下り線はM座に結線する(上下
線別異相き露という)。
遮断器10A,10Bの使い方としては、種々考えられ
る。1つの方法は、常時は開放しておき、変圧器8A,
88を含む変電所2組のうち、いずれかが故障の時、延
長き電のため投入する使い方である。
この場合、セクション3P,3Qとしては第2図または
第3図に示すようなものとする。すなわち、第2図に示
す如く、ェアセクションとして、電気車が通過する時は
、パンタグラフにて一時的に短絡する方式である。ある
いは、第3図に示す如く、デッドセクションの構成にし
た場合である。この時には、電気車は2個以上のパンタ
グラフを有し、パンタグラフ間の距離は、先に述べた如
く、デッドセクション長よりも長く設定しておく。第4
図における他の使い方は、遮断器10A,10Bを常時
投入しておくことである。
変圧器8A,8Bが同位相電圧故、並列運転されること
になる。この場合、どの区間においても無電圧区間はな
くなる。従って、遮断器10A,108をオフさせる時
は、保守する場合となる。
1区分所を他と独立して電源から絶縁する時であり、常
時の開閉動作は不要である。
上記は、2組の変圧器8A,8Bの場合について述べた
が、これは2組以上についても適用できることは言うま
でもない。
尚、本発明の実例は、系統が高電圧で、これを降圧して
起電する場合にも適用される。
そうした際には、降圧手段として、スターからデルタ結
線、或いはデルタ結線からスター結線へと変圧器を適用
することになる。尚、異種区分所における異種電源の距
離が比較的中距離、例えば8物〜10物という区間で始
点と終点のある電車利用交通機間が現在考慮されている
が、本発明はこうした場合にも適用可能である。以上の
本発明によれば、簡単な構成により電力の中断をなくす
ことができ、しかも、セクション通過中に、電力の中断
がないため、力行及び回生制動等の制御を連続的に行え
るようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方式を示す図、第2図は本発明の実施例図
、第3図、第4図はそれぞれ本発明の他の実施例を示す
図である。 奪A,IB,…,IN,IP…・・・交流遮断器、3A
,3B,…3P,3Q……セクション、5……パンタグ
ラフ。 努!図 繋2図 髪3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電気車の走行区間がデツドセクシヨンによって
    複数個の電気系統に区分され、各区分毎に同一交流電源
    から交流遮断器を通して区分上の電力を印加し、且つ該
    デツドセクシヨンによって区分される相隣り合う区分は
    該デツドセクシヨンによって電気的に絶縁されてなると
    共に、電気車のパンタグラフは2つのパンタグラフを上
    記デツドセクシヨンの長さよりも大なる距離離して配設
    してなり、上記デツドセクシヨンを電気車が通過時には
    、上記2つのパンタグラフを通して電気車にデツドセク
    シヨンの相隣り合う区分の電力が供給されるようにした
    交流電気車のき電方式。
JP12246477A 1977-10-14 1977-10-14 交流電気車のき電方式 Expired JPS6013848B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633764U (ja) * 1992-10-13 1994-05-06 自動車電機工業株式会社 ワイパアーム

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JPH0633764U (ja) * 1992-10-13 1994-05-06 自動車電機工業株式会社 ワイパアーム

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