JPS6212432A - 直流給電装置 - Google Patents

直流給電装置

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Publication number
JPS6212432A
JPS6212432A JP15161285A JP15161285A JPS6212432A JP S6212432 A JPS6212432 A JP S6212432A JP 15161285 A JP15161285 A JP 15161285A JP 15161285 A JP15161285 A JP 15161285A JP S6212432 A JPS6212432 A JP S6212432A
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JP
Japan
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power
circuit breaker
diode
diode bridge
circuit
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Application number
JP15161285A
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English (en)
Inventor
Sadaji Noki
能木 貞治
Toyomi Gondo
権藤 豊美
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6212432A publication Critical patent/JPS6212432A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明は電気鉄道の給電装置に係り、特に交流電力を
直流電力に変換して電気車の駆動源として供給する直流
式電気鉄道の給電装置に関する。
B1発明の概要 この発明は直流式電気鉄道の、給電装置において、ダブ
ルセクションで区分された第1〜第3電車線路にカ行電
流を給電するとともにそれら線路からの回生電流及びカ
行電流が同一の遮断器を流れる(第3電車線路の回生電
流を除く)ように、その遮断器とダイオードブリッジ回
路とを組み合わせて接続し、該遮断器を通して回生電流
を流すようにしたことにより、 電車線側の事故や直流母線事故時に対するシステムの信
頼性を著しく向上させることができるとともに回生電流
も有効に活用できるようにしたものである。
C1従来の技術 従来、鉄道線路に沿って適当な間隔で設備された直流変
電所には1組ないし数組の変換装置が設けられて構成さ
れている。また、各変換装置の直流出力側は変換装置専
用の直流高速度遮断器に接続されるとともにその装置の
交流入力側は共通の母線導体に接続されている。すなわ
ち、頭重力変換装置と直流高速度遮断器とを含めた給電
系は変電所間で並列に接続されて直流変電所の直流電源
を構成している。
一方、電車線路は一般に隣接変電所間および線路別に区
分され、その区分された電車線路は各回線専用の直流高
速度遮断器を介して各変電所で、それぞれの正極母線に
接続され1、レールは負極母線に接続される。
一般に前記区分された電車線路には隣接する変電所が並
列に電力を供給する給電回路として構成されている。
第4図は従来の給電装置の一例であり、■は交流電力を
直流電力に変換するサイリスタ制御素子からなる頭重力
変換装置、2は直流電力を交流電力に変換するサイリス
タ制御素子からなる逆電力変換装置である。3はカ行用
母線、4a、 4b、 4cはカ行用サイリスタ遮断器
(以下力行用遮断器と称す)、5a、 5b、 5cは
回生用ダイオードで、これらダイオード5a、 5b、
 5cのアノード側はカ行用遮断器4a、 4b、 4
cのカソードに接続されるとともにダイオード5a、 
5b、 5cのカソード側は一括接続されて回生用サイ
リスク遮断器6(以下回生用遮断器と称す)のアノード
に接続される。回生用遮断器6のカソードは回生用母線
7に接続される。回生用母線7は逆電力変換装置2に接
続される。
8はカ行用母線3と回生用母線7間に図示極性のように
介挿されるストッパダイオード、9a、 9b。
9Cは直流断路器、loa、 10b、 10cはデッ
ドセクションlla、 llbで区分された第1.第2
および第3電車線路である。第4図の給電装置は、セク
ションオーバ一対策を施したいわゆるダブルセクション
方式である。すなわち、セクションで区分され′た電車
線路のうち一方の電車線路で地絡事故が生じても、電気
車が前記セクションを通過する際に電車線路間の電位差
によってアークが発生することの無いようにし、これに
よってセクションおよび電気車のパンタグラフが前記ア
ークにより損焼することを防止したものである。
次に第4図の動作を述べる。まず、電気車のカ行運転用
電力は変電所において図示しない商用周波電源母線より
交流遮断器(図示省略)を通して受電された3相交流電
圧を変圧器(図示省略)で適当な電圧に変換し、類型力
変換装置lにより直流電力に変換して、区分された第1
.第2および第3電車線路10a、 10b、 10c
により電気車12に供給される。電気車12は上記のよ
うに供給される直流電力でカ行運転される。
次に電気車12が回生運転時にあるとき、回生電力は第
2電車線路10bから直流断路器9b9回生用ダイオー
ド5b及び回虫用遮断器6を経て回生用母線7に供給さ
れる。この母線7に供給された回生電力はストッパダイ
オード8を通してカ行電気車(図示省略)が運転されて
いる第1電車線路10aに回生されるか、逆電力変換装
置2を介して商用周波M、源母線に回生される。
D1発明が解決しようとする問題点 (+)  第4図のように構成された従来装置において
、例えば直流新路器9bを開放させる場合には、カ行用
遮断器4bを開放してから行わなければならないが、第
2電車線路10bに回生ブレーキ中の電気車12がある
ときには回生用遮断器6を開放させないと、直流断路器
9bを開放することができない問題点がある。
(2)第4図の構成では第1.第2および第3電車線路
10a、 1(lb、 lOcへ直流電力を供給するに
はカ行用遮断器4a、 4b、 4cを各別に介して給
電しなければならず、カ行用遮断器が3個必要となる問
題点がある。
(3)カ行用母線3と回生用母線7の事故の場合、類型
力変換装置lのサイリスタのゲートを絞ると同時に回生
用遮断器6を開放させる。このとき、第1.第2および
第3電車線路10a、 10b、 10cより流入され
る回生電流、隣接変電所からの延長給電電流等(第3電
車線路10cには延長給電電流はない)の遮断を回生用
遮断器6に附与するとすれば、それの遮断器容儀はカ行
用遮断器4a、 4b、 4cより大きくしなければな
らない。すなわち回生用遮断器6はカ行用に比較して少
なくとも3倍(3直流電路分)の容量のものが必要とな
る。特に、回生用遮断器6の遮断容量が小さいと、延長
給電電流を供給する隣接変電所も停止させる必要がある
このため、鏡型停止を必要とされない区間の電車線路も
全停電となってしまう問題がある。
(4)上記の他にカ行用遮断器4a、 4b、 4cと
回生用遮断器6は性質、目的が違うので、制御手段(保
護シーケンス)が著しく複雑となる問題がある。
E1問題点を解決するための手段 この発明は、共通接続されたカソード側がカ行用母線に
接続されるダイオードブリッジ回路と、前記ダイオード
ブリッジ回路の共通接続されたアノード側と前記力行用
母線に接続されたカソード側間に接続される遮断器と、
前記ダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオー
ドのカソードとアノードとが共通接続された接続点に各
別に接続されるデッドセクションで区分された第1.第
2電車線路と、これら第1.第2電車線路との間に両線
路とはデッドセクションにより区分され、かつ前記ダイ
オードブリッジ回路の共通接続されたアノード側に接続
される第3電車線路とを備えるとともに、共通接続され
たカソード側が力行用母線に接続されるとともに共通接
続されたアノード側が回生用母線に接続されるダイオー
ドブリッジ回路と、前記ダイオードブリッジ回路の共通
接続されたアノード側と前記力行用母線に接続されたカ
ソード側間に接続される遮断器と、前記ダイオードブリ
ッジ回路の各辺を構成するダイオードのカソードとアノ
ードとが共通接続された接続点に各別接続されるデッド
セクションで区分された第1.第2電車線路と、これら
第1.第2電車線路との間に両線路とはデッドセクショ
ンにより区分され、かつ前記ダイオードブリッジ回路の
共通接続されたアノード側に接続される第3電車線路と
を備えたことを特徴としている。
F5作用 上記のように構成すると第1.第2及び第3電車線路へ
直流電力を供給する回路には遮断器が1組だけであり、
しかも、1組の遮断器でカ行電流。
回生T、流等の遮断ができるとともに力行用母線や回生
用母線等の事故時にも前記遮断器を遮断することにより
その対処が確実にできる。また、1組の遮断器でカ行1
回生電流の制御ができるために、装置が極めて安価に製
作でき、経済的に有利となる。
G、実施例 第1図はこの発明の第1の実施例を示す回路図で、第4
図と同一部分は同一符号を付して説明する。
第1図において、21は図示極性のように配設された4
個のダイオード22a、 22b、 22c、 22d
から構成されるダイオードブリッジ回路である。このダ
イオードブリッジ回路21におけるダイオード22a。
22cのカソード側は力行用母線3に接続される。23
はサイリスク遮断器(直流高速度遮断器でもよい)で、
このサイリスタ遮断器23のアノードは力行用母線3、
すなわちダイオード22a、 22cのカソードを共通
接続した点24に接続され、また、サイリスク遮断器2
3のカソードはダイオード22b、 22dのアノード
を共通接続した点25に接続される。
前記ダイオードブリッジ回路21のダイオード22aと
22bの共通接続点26は直流断路器9aを介して第1
電車線路10aに接続され、また前記ブリッジ回路21
のダイオード22cと22dの共通接続点27は直流断
路器9bを介して第2電車線路10bに接続される。
さらに前記ブリツノ回路21の共通接続点25は直流断
路器9Cを介して第1.第2電車線路10a、 lOb
の間にデッドセクションlla、 llbで区分された
第3電車線路10cに接続される。
次に上記実施例の動作を述べる。
サイリスタ遮断器23は通常閉成状態にしておくと、頭
重力変換装置lのカ行電流はサイリスク遮断器23−ダ
イオード22b−直流断路器9aを介して第1電車線路
10aに供給されるとともに、サイリスタ遮断器23−
ダイオード22d−直流断路器9bを介して第2電車線
路10bに供給され、かつサイリスタ遮断器23−直流
断路器9Cを介して第3電車5線路10cに供給される
また、第1電車線路10aに発生した回生電流は直流断
路器9a→ダイオード22a→サイリスタ遮断器23−
ダイオード22d−直流断路器9bを介して第2電車線
路10bに供給されるか、サイリスタ遮断器23−直流
断路器9Cを介して第3電車線路10cに供給される。
なお、電気車12により第2電車線路10bに発生した
回生電流は直流断路器9b−ダイオード22cmサイリ
スク遮断器23→ダイオード22b→直流断路器9aを
介して第1電車線路10aに供給されるか、サイリスク
遮断器23−直流断路器9Cを介して第3電車線路10
cに供給される。
上記のように第1.第2及び第3電車線路10a。
10b、 10cにカ行電流を供給するとき、1組のサ
イリスク遮断器23とダイオードブリッジ回路21のダ
イオード22b、 22dだけで制御できるために、サ
イリスク遮断器23を2組省略できる利点がある。これ
により全体の給電装置を安価に製作できる。また、第1
.第2電車線路10a、 10bに発生した回生電流は
、サイリスタ遮断器23とダイオードブリッジ回路21
だけで制御できるために、上記と同様の利点がある。
さらに、第1.第2電車線路10a、 10bのカ行電
流及び回生電流ともサイリスタ遮断器23を通ることに
なるからサイリスタ遮断器23を開放させればカ行1回
生の両電流の遮断が1つのサイリスク遮断器23で行う
ことができる。このようにカ行1回虫の両電流を遮断で
きる機能を有するサイリスク遮断器を用いることにより
、例えば第1図の電車線路10aのF点で地絡事故が発
生したとき、サイリスタ遮断器23を開放させれば、カ
行電流は遮断される。その後、直流断路器9aを開放さ
せ、サイリスタ遮断器23を閉成すれば、第2電車線路
10b下を走行するカ行電気車12の運転に支障は無い
上記実施例において、カ行用及び回生用母線3゜7ある
いは第1電車線路10aのF点の事故の場合にはサイリ
スタ遮断器23を遮断させれば、他の変電所まで停電を
波及させることは防止できる。また、サイリスク遮断器
23は電車線路が3線路に対して1組で良いから、遮断
器制御装置やその取扱いも簡単となる利点がある。
次に本発明の第2の実施例を第2図とともに説明する。
第2図は本発明を複線の場合、すなわちデッドセクショ
ンで区分された第1.第2.第3電車線路を複数備えた
給電装置に適用した実施例であり、第1図と同一部分は
同一符号を付して説明する。第2図において、21aは
前記ダイオードブリッジ回路21と同様に4gIのダイ
オード22a、22b。
22c、 22dで構成されたダイオードブリッジ回路
である。ダイオード22a、 22cのカソードどうし
を結ぶカ行用母線3aにはサイリスタ遮断器(直流高速
度遮断器でもよい)23aのアノードが接続され、該サ
イリスタ遮断器23aのカソードはダイオード22b。
22dのアノードどうしを結ぶ共通接続点25に接続さ
れている。ダイオード22aのアノードとダイオード2
2bのカソードとの共通接続点26は直流断路器9aを
介して電車線路10aに接続されている。ダイオード2
2cのアノードとダイオード22dのカソードとの共通
接続点27は直流断路器9bを介して電車線路10bに
接続されている。ダイオードブリッジ回路21aには、
前記ダイオードブリッジ回路21と同様に4個のダイオ
ード22e、 22f、 22g、 22hで構成され
たダイオードブリッジ回路21bが並設されている。ダ
イオード22e、 22gのカソードどうしを結ぶカ行
用母線3bと面記ダイオードブリッジ回路21aのカ行
用母線3aはともに頭重力変換装置lの直流出力側に接
続されている。ダイオード22 e、22gのカソード
を共通接続した点28にはサイリスク遮断器(直流高速
度遮断器でもよい)23bのアノードが接続され、該サ
イリスタ遮断器23bのカソードはダイオード22f、
 22hのアノードどうしを結ぶ共通接続点29に接続
されるとともに、直流断路器9「を介して電車線路10
rに接続されている。ダイオード22eのアノードとダ
イオード22rのカソードとの共通接続点30は直流断
路器9dを介して電車線路10dに接続されている。ダ
イオード22gのアノードとダイオード22hのカソー
ドとの共通接続点31は直流断路器9eを介して電車線
路10eに接続されている。前記電車線路10d、 l
Oe、 lOfはデッドセクンヨンllc、 lidに
より区分されている。
次に第2図回路の動作を述べる。
サイリスタ遮断器23a、 23bは通常閉成状態にし
ておくと、頭重力変換装置lのカ行電流はサイリスタ遮
断器23a−ダイオード22b−直流断路器9aを介し
て電車線路10aに供給されるとともに、サイリスク遮
断器23a→ダイオτド22d→直流断路器9bを介し
て電車線路10bに供給され、且つサイリスク遮断器2
3a−直流断路器9Cを介して電車線路10cに供給さ
れ、さらにサイリスタ遮断器23b→ダイオード22f
−直流断路器9dを介して電車線路LOdに供給される
とともに、サイリスク遮断器23b→ダイオード22h
−直流断路器9eを介して電車線路10eに供給され、
且つサイリスク遮断器23b→直流断路器9fを介して
電車線路LOfに供給される。
また、IN車線路に発生した回生電流は他の5つの電車
線路に各々供給される。すなわち、例えば電車線路LO
aに発生した回生電流は直流断路器9a→ダイオード2
2a→サイリスク遮断器23a→ダイオード22d−直
流断路器9bを介して電車線路10bに供給されるとと
もに、直流断路器9a−ダイオード22a−サイリスタ
遮断器23a−直流新路器9cを介して電車線路10c
に供給され、さらに直流断路器9a→ダイオード22a
→サイリスク遮断器23b−ダイオード22r→直流断
路器9dを介して電車線路10dに供給されるとともに
、直流断路器9a−ダイオード22a→サイリスタ遮断
器23b→ダイオード22h→直流断路器9eを介して
電車線路10eに供給され、且つ直流断路器9a−ダイ
オード22a−サイリスク遮断器23b−直流断路器9
fを介して電車線路10rに供給される。
上記のように電車線路10a −1Ofにカ行電流を供
給するとき2組のサイリスク遮断器23a、 23bと
ダイオード22b、 22d、 22f、 22hだけ
で制御できるためにサイリスタ遮断器を4組省略できる
利点がある。これにより全体の給電装置を安価に製作で
きる。また、電車線路10a、 lOb、 10d、 
loeに発生した回生電流を制御するときも、サイリス
タ遮断器23a、 23bとダイオード22a〜22h
だけで制御できるために、上記と同様の利点がある。
さらに、カ行電流及び回生電流ともサイリスタ遮断器2
3a、 23bを通ることになるからサイリスク遮断器
23a、 23bを開放させれば6電車線路分のカ行2
回生の両電流の遮断が2つのサイリスタ遮断器で行うこ
とができる。このようにカ行1回生の両電流を遮断でき
る機能を有するサイリスク遮断器を用いることにより、
例えば第2図の電車線路10aのF点で地絡事故が発生
したとき、サイリスク遮断器23aを開放させれば、カ
行電流は遮断される。その後、直流断路器9aを開放さ
せ、サイリスタ遮断器23aを閉成ずれば、他の電車線
路10b。
10c、 10d、 lOe、 lOf下を走行する電
気車の運転に支障は無い。
上記実施例において、カ行用母線3a、 3bの事故の
場合にはサイリスク遮断器23a、 23bを遮断させ
れば、他の変電所まで停電を波及させることは防止でき
る。また、サイリスク遮断器は電車線路が6線路に対し
て2個で良いから、遮断器制御装置やその取扱いも簡単
となる利点がある。
次に本発明の第3の実施例を第3図とともに説明する。
第3図は本発明を頭重力変換装置と逆電力変換装置を備
えた給電装置に適用した実施例であり、第1図と同一部
分は同一符号を付して説明する。第3図において第1図
と異なる点は、サイリスタ遮断器23のカソード側、す
なわちダイオードブリッジ回路21のダイオード22b
、 22dのアノードを共通接続した点25が回生用母
線7を介して逆電力変換装置2に接続されていることで
ある。他の部分は第1図と同一に構成されているのでそ
の説明は省略する。
次に第3図のように構成された装置の動作を述べる。
サイリスタ遮断器23は通常閉成状態にしておくと、頭
重力変換装置1のカ行電流はサイリスタ遮断器23−ダ
イオード22b−直流断路器9aを介して第1電車線路
10aに供給されるとともにサイリスク遮断器23→ダ
イオード22d→直流断路器9bを介して第2i車線路
tabに供給され、且つサイリスク遮断器23−直流断
路器9cを介して第3電車線路10cに供給される。
また、第1電車線路10aに発生した回生電流は直流断
路器9a−ダイオード22a−サイリスタ遮断器23−
ダイオード22d−直流断路器9bを介して第2電車線
路tabに供給されるか、又は直流断路器9a→ダイオ
ード22a→サイリスタ遮断器23−直流断路器9Cを
介して第3電車線路10cに供給されるか、又は直流断
路器9a→ダイオード22a−サイリスク遮断器23を
介して回生用母線7に供給される。なお、電気車I2に
より第2電車線路10bに発生した回生電流は直流断路
器9b−ダイオード22cmサイリスク遮断器23−ダ
イオード22b→直流断路器9aを介して第1電車線路
10 aに供給されるか、又は直流新路器9b→ダイオ
ード22cmサイリスタ遮断器23−直流断路器9cを
介して第3電車線路10cに供給されるか、又は直流新
路器9b→ダイオード22c−サイリスタ遮断器23を
介して回生用母線7に供給される。
上記のように第1.第2及び第3電車線路10a。
fob、 lOcにカ行電流を供給するとき、1組のサ
イリスタ遮断器23とダイオードブリラージ回路21の
ダイオード22b、 22dだけで制御できるために、
サイリスタ遮断器23を2組省略できる利点がある。こ
れにより全体の給電装置を安価に製作できる。また、第
1.第2電車線路10a、 10bに発生した回生電流
は、サイリスタ遮断器23とダイオードブリッジ22a
〜22dだけで制御できるために、上記と同様の利点が
ある。
さらに、カ行電流及び回生電流ともサイリスク遮断器2
3を通ることになるからサイリスタ遮断器23を開放さ
せればカ行1回生の両電流の遮断が1つのサイリスタ遮
断器23で行うことができる。このようにカ行1回生の
両電流を遮断できる機能を有するサイリスタ遮断器を用
いることにより、例えば第3図の電車線路10aのF点
で地絡事故が発生したとき、サイリスタ遮断器23を開
放させれば、カ行電流は遮断される。その後、直流断路
器9aを開放させ、サイリスク遮断器23を閉成すれば
第2電車線路10bに回生電気車12が運転されていて
も回生電流は前述のように回生用母線7に供給される。
上記実施例において、カ行用及び回虫用母線3゜7ある
いは第1電車線路10aのF点の事故の場合にはサイリ
スタ遮断器23を遮断させれば、他の変電所まで停電を
波及させることは防止できる。また、サイリスク遮断器
23は電車線路が3線路に対して1組で良いから、遮断
器制御装置やその取扱いも簡単となる利点がある。
H0発明の効果 以上述べたように、この発明によれば、カ行時の電流及
び回生時の電流が同一の遮断器を流れるように、その遮
断器とダイオードブリッジ回路とを組み合わせるととも
に3本又は6本の電車線路に対して1組又は2組の遮断
器を介してカ行及び回生電流を流すようにしたので、高
価な遮断器を2組又は4組省略できるようになるととも
に遮断器保護シーケンスの取扱いら簡単となる等のfl
1点がある。また、電車線側の事故や直流母線(カ行。
回生用)事故等にも遮断器を開放させれば事故の波及を
防止することができるようになるため、システムの信頼
性が著しく向上する利点がある。さらに、電車線路の一
方で地絡事故が発生したとしてもその線路に供給してい
る直流断路器を遮断器の開放後に開路し、その後遮断器
を投入すれば他方の線路に回生電気車があったとしても
回生電流の回生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図は
本発明の第2の実施例を示す回路図、第3図は本発明の
第3の実施例を示す回路図、第4図は従来例の回路図で
ある。 l・・・頭重力変換装置、2・・・逆電力変換装置、3
゜3a、 3b−力行用母線、7・・・回生用母線、9
a〜9r・・・i流断路a、10a 〜10f・・・電
車線路、lla、 llb、 llc。 lid・・・デッドセクション、21.21a、 21
b・・・ダイオードブリッジ回路、23.23a、 2
3b・・・サイリスク遮断器。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器を備
    えた直流給電装置において、 共通接続されたカソード側が力行用母線に接続されるダ
    イオードブリッジ回路と、 前記ダイオードブリッジ回路の共通接続されたアノード
    側と前記力行用母線に接続されたカソード側間に接続さ
    れる遮断器と、 前記ダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオー
    ドのカソードとアノードとが共通接続された接続点に各
    別に接続されるデッドセクションで区分された第1、第
    2電車線路と、 これら第1、第2電車線路との間に両線路とはデッドセ
    クションにより区分され、かつ前記ダイオードブリッジ
    回路の共通接続されたアノード側に接続される第3電車
    線路とを備えたことを特徴とする直流給電装置。
  2. (2)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器と、
    直流電力を交流電力にあるいは交流電力を直流電力に変
    換する逆電力/順電力変換器とを備えた直流給電装置に
    おいて、 共通接続されたカソード側が力行用母線に接続されると
    ともに、共通接続されたアノード側が回生用母線に接続
    されるダイオードブリッジ回路と、前記ダイオードブリ
    ッジ回路の共通接続されたアノード側と前記力行用母線
    に接続されたカソード側間に接続される遮断器と、 前記ダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオー
    ドのカソードとアノードとが共通接続された接続点に各
    別接続されるデッドセクションで区分された第1、第2
    電車線路と、 これら第1、第2電車線路との間に両線路とはデッドセ
    クションにより区分され、かつ前記ダイオードブリッジ
    回路の共通接続されたアノード側に接続される第3電車
    線路とを備えたことを特徴とする直流給電装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02278015A (ja) * 1989-04-19 1990-11-14 Fanuc Ltd オルダム継手の軸端節構造

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