JPS62210141A - 直流給電装置 - Google Patents

直流給電装置

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JPS62210141A
JPS62210141A JP5443086A JP5443086A JPS62210141A JP S62210141 A JPS62210141 A JP S62210141A JP 5443086 A JP5443086 A JP 5443086A JP 5443086 A JP5443086 A JP 5443086A JP S62210141 A JPS62210141 A JP S62210141A
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JP
Japan
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power
sets
diode
bus
circuits
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Application number
JP5443086A
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English (en)
Inventor
Sadaji Noki
能木 貞治
Toyomi Gondo
権藤 豊美
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明は電気鉄道の給電装置に係り、特に交流電力を
直流電力に変換して電気車の駆動源として供給する直流
式電気鉄道の給電装置に関する。
B2発明の概要 この発明はダブルセクションで区分された複数の電車線
路を備えた直流式電気鉄道の給電装置において、 力行時の電流及び回生時の電流が同一の遮断器を流れる
ように、その遮断器とダイオード直列回路とダイオード
ブリッジ回路とを組み合せたものを2組構成するととも
に、各々のブリッジ回路が相互予備(N力の融通)可能
となるように直流断路器を介して接続し、これらによっ
てダブルセクションで区分され複線を形成する第1〜第
6電車線路の力行電流1回生電流および事故電流を制御
するように構成したことにより、 電車線路側の事故等に対するシステムの信頼性を著しく
向上させることができるとともに、ダブルセクションで
区分された複数の電車線路からの回生電流も有効に活用
できるようにし、しかも相互予備給電を可能にしてシス
テム自体の信頼性を向上したものである。
C9従来の技術 従来、鉄道線路に沿って適当な間隔で設備された直流変
電所には1組ないし数組の変換装置が設けられて構成さ
れている。また、各変換装置の直流出力側は変換装置専
用の直流高速度遮断器に接続されるとともにその装置の
交流入力側は共通の母線導体に接続されている。すなわ
ち、順電力変換器と直流高速度遮断器とを含めた給電系
は変電所間で並列に接続されて直流変電所の直流電源を
構成している。
一方、電車線路は一般に隣接変電所間および線路別に区
分され、その区分された電車線路は各回線専用の直流高
速度遮断器を介して各変電所で、それぞれの正極母線に
接続され、レールは負極母線に接続される。
一般に前記区分された電車線路には隣接する変電所が並
列に電力を供給する給電回路として構成されている。
第3図は従来の給電装置の一例であり、1は交流電力を
直流電力に変換するサイリスク制御素子からなる順電力
変換器、2は直流電力を交流電力に変換するサイリスク
制御素子からなる逆電力変換器である。3は直流母線、
4a、 4b、 4c、 4d、 4e。
4rは力行用サイリスタ遮断器(以下力行用遮断器と称
す)、5a、 5b、 5c、 5d、 5e、 5f
は回生用ダイオードである。これらダイオード5a、 
5b、 5c、 5d。
5e、 5fのアノード側は力行用遮断器4a、 4b
、 4c。
4d、 4e、4fのカソードに接続されるとともにダ
イオード5a、 5b、 5c、 5d、 5e、 5
fのカソード側は一括接続されて回生用サイリスク遮断
器6(以下回生用遮断器と称す)のアノードに接続され
る。回生用遮断器6のカソードは直流母線3に接続され
る。直流母線3には逆電力変換器2が接続される。
8a、 8b、 8c、 8d、 8e、 8fは直流
断路器、9a、 9b。
9c、 9d、 9e、 9fはデッドセクションL]
、a、]、1b、llc。
lidて区分された上り、下り用の電車線路である。
第3図の給電装置は、セクションオーバ一対策を施した
いわゆるダブルセクション方式である。すなわち、セク
ションで区分された電車線路のうち一方の電車線路で地
絡事故が生じても、電気車が前記セクションを通過する
際に電車線路間の電位差によってアークが発生すること
の無いようにし、これによってセクションおよび電気車
のパンタグラフが前記アークにより損焼することを防止
したものである。
次に第3図の動作を述べる。まず、電気車の力行運転用
電力は変電所において図示しない商用周波電源母線より
交流遮断器(図示省略)を通して受電された3相交流電
圧を変圧器(図示省略)で適当な電圧に変換し、順電力
変換器lにより直流電力に変換して、区分された電車線
路9a、 9b、 9c及び9d、 9e、 9fによ
り電気車12に供給される。電気車12は上記のように
供給される直流電力で力行運転される。
次に電車線路9e下に存在する電気車12が回生運転時
にあるとき、回生電力は電車線路9eから直流断路器8
e、回生用ダイオード5e及び回生用遮断器6を経て直
流母線3に供給される。この母線3に供給された回生電
力は力行電気車(図示省略)が運転されている電車線路
9a、9b、 9c、 9d、 9fに回生されるか、
逆電力変換器2を介して商用周波電源母線に回生される
D3発明が解決しようとする問題点 (1)  第3図のように構成された従来例において、
順電力変換器lと逆電力変換器2とが直流母線3を介1
.て直接逆並列接続しであるので、逆電力変換器2の転
流失敗に際して、順電力変換器1側より事故電流が供給
され、事故が拡大される問題点がある。
(2)第3図において、回生用遮断器6を遮断すると次
のような間層が発生する。
(イ)一方の電車線路で地絡事故が生じた場合、他の電
車線路から流入する回生電流および隣接する変電所から
の延長給?[電流を回生用遮断器6で遮断せしめること
になるので、他の電車線路を走行する電気車の運行に支
障が生じてしまう。
(ロ)事故時に電車線路より流入する回生電流。
延長給電電流を回生用遮断器6のみで遮断しようとすれ
ば、その遮断器6の遮断容量は力行用遮断器4a〜4r
が挿入される直流電路を6電路とすると、少なくとも力
行用遮断器の6倍も必要とする。
(ハ)そこで回生用遮断器6の遮断容量を軽減ずべく、
回生電流を遮断できる程度の容量とすると、事故時に回
生車があると、回生用遮断器6で延長給電電流を遮断で
きなくなる。このため、隣接変電所側で事故点側へ流出
する電流を遮断しなければならず、事故時の保護シーケ
ンスが複雑となって、システムの信頼性が低下してしま
う。
(ニ)上記のように6電路の場合、各直流電路に力行用
遮断器48〜4fが挿入されるので、変電所が非常に不
経済になる。
(ホ)また、変電所設備が大きくなるので、建設に対す
る設備費が丸太になる。
E7問題点を解決するための手段 この発明は、交流電力を直流電力に変換する順電力変換
器と、この順電力変換器に接続された力行用母線と、こ
の力行用母線に共通接続されたカソード側が接続される
2組のダイオードブリッジ回路と、この2組のダイオー
ドブリッジ回路に各別に設けられ、これらブリッジ回路
の共通接続されたアノード側と前記力行用母線に接続さ
れたカソード側間に接続される2組の遮断器と、前記2
組のダイオードブリッジ回路に各別に設けられ、これら
ブリッジ回路の共通接続されたアノード側と前記力行用
母線に接続されたカソード側間に接続される2組のダイ
オード直列回路と、前記2組のダイオードブリッジ回路
の共通接続されたアノ−ド側にそれぞれのアノードが各
別に接続されるとともにカソードが共通接続されて回生
用母線に接続される2組のストッパダイオードと、前記
回生用母線に接続され直流電力を交流電力に変換する逆
電力変換器と、前記力行用母線と回生用母線の間に接続
されるダイオードと、前記2組のダイオードブリッジ回
路の共通接続されたアノード側どうしを結ぶ電路に介挿
された直流新路器と、前記2組のダイオードブリッジ回
路の各辺を構成するダイオードのカソードとアノードと
が共通接続された接続点に各別に接続されるとともに複
線を形成するデッドセクションで区分された第1.第2
及び第3.第4¥ji車線路と、これら第1.第2電車
線路との間に両線路とはデッドセクションにより区分さ
れて設けられるとともに、前記第3゜第4電車線路との
間に両線路とはデッドセクションにより区分されて設け
ちれ、且つ前記2組のダイオード直列回路の各共通接続
点に各別に接続される第5.第6電車線路とを備えたこ
とを特徴としている。
20作用 一方面側の電車線路、例えば第1又は第3電車線路で地
絡事故が発生した場合、一方のダイオードブリッジ回路
に設けられた遮断器を開放すれば事故点へ流入する電流
を遮断できる。
このとき他方面側の電車線路に接続される遮断器を開放
する必要はないので、一方面側の電車線路で発生した地
絡事故の影響を受けることなく給電が継続される。また
、電力回生機能を有する変電所であっても2組のストッ
パダイオードを設けているので、一方のブリッジ回路に
接続される電車線路側に地絡事故が発生した場合、事故
回線側のブリッジ回路の遮断器を遮断させれば健全回線
のブリッジ回路側から事故点へ電流が流入することがな
い。また、順電力変換器と逆電力変換器又は双方向電力
変換器とを接続する電路にダイオードを介挿しているの
で、双方向電力変換器又は逆電力変換器の逆電力変換運
転時に転流失敗しても前記ダイオードにより順電力変換
器から流入される事故電流を阻止できる。双方向電力変
換器を順電力変換器作させて力行電力を力行用母線に供
給させれば順電力変換器の容量を軽減できるとともに順
電力変換器の故障時にも力行電力を補償できるため、変
電所を停電させることがなくなる。さらに、2組のダイ
オードブリッジ回路の共通接続されたアノード側同志を
直流断路器により接続して2組のダイオードブリッジ回
路間で相互に電力を融通する相互予備方式としたので、
一方の遮断器が故障しても、他方の遮断器を通して全電
車線路に給電できる。
G、実施例 G、6第1の発明の実施例 第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図で、第3図
と同一部分は同一符号を付して説明する。
第1図において、21及び41は図示極性のように配設
された4個のダイオード22a〜22d及び42a〜4
2dから構成される第1及び第2ダイオードブリッジ回
路である。この第1及び第2ダイオードブリッジ回路2
1及び41におけるダイオード22a、 22c。
及び42a、 42cのカソード側は力行用母線3に接
続される。23及び43は第1及び第2のサイリスク遮
断器(この遮断器は直流高速度遮断器でもよい)で、第
1及び第2サイリスタ遮断器23及び43のアノード側
は力行用母線3、すなわちダイオード22a、22c及
び42a、 42cのカソードを共通接続した点24及
び44に接続される。また第1及び第2サイリスク遮断
器23及び43のカソード側はダイオード22b、 2
.2d及び42b、 42dのアノードを共通接続した
点25及び45に接続される。
前記ダイオード22aと22bの共通接続点26は直流
断路器8aを介して第1電車線路9aに接続される。
前記ダイオード42cと42dの共通接続点47は直流
断路器8bを介して第2電車線路9bに接続される。前
記ダイオード22cと22dの共通接続点27は直流断
路器8dを介して第3電車線路9dに接続される。前記
ダイオード42aと4211の共通接続点46は直流断
路器8eを介して第4電車線路9eに接続される。前記
第1ダイオードブリッジ回路21のカソード側共通接続
点24とアノード側共通接続点25の間には、図示極性
のダイオード31と32を直列接続して成る第1のダイ
オード直列回路30が接続されている。ダイオード31
と32の共通接続点33は直流断路器8Cを介して第5
電車線路9Cに接続される。前記第2ダイオードブリッ
ジ回路41のカソード側共通接続点44とアノード側共
通接続点45の間には、図示極性のダイオード51と5
2を直列接続して成る第2のダイオード直列回路50が
接続されている。ダイオード51と52の共通接続点5
3は直流断路器8fを介して第67tt車線路9fに接
続される。
前記共通接続点25にはストッパダイオード28のアノ
ードが、前記共通接続点45にはストッーバダイオード
48のアノードが各々接続される。ストッパダイオード
28.48のカソードどうしは共通接続されて回生用母
線29およびダイオード58のアノードに接続される。
ダイオード58のカソードは前記力行用母線3に接続さ
れる。回生用母線29には直流電力を交流電力に変換す
る逆電力変換器2が接続されている。前記共通接続点2
5と45の間には直流断路器60が接続されている。こ
の直流断路器60は通常開放状態にあり、第1及び第2
サイリスク遮断器23及び43のどちらかが故障したと
きに閉成される。
なお、順電力変換器lはダイオード整流器を示したが、
サイリスタ整流器であってもよい。
次に上記実施例の動作を述べる。
サイリスク遮断器23.43は通常開成状態にしておく
と、順電力変換器lの力行電流はサイリスタ遮断器23
.43−ダイオード22b、 42d、 22d、 4
2b。
32、52−直流断路器8a、 8b、 8d、 8e
、 8c、 8fを介して第1.第2.第3.第4.第
5.第6車線路9a、 9b、 9d、 9e、 9c
、 9fに供給される。また第4電車線路9eに発生し
た回生電流は直流断路器8e−>ダイオード42a−サ
イリスタ遮断器23.43→ダイオード22b、 42
d、 22d、 32.5..2−直流断路器8a、8
b。
8d、 8c、 8fを介して第1.第2.第3.第5
.第6電車線路9a、 9b、 9d、 9c、 9f
に供給されるか、直流新路器8e→ダイオード42a−
サイリスク遮断器43→ストツパダイオード48→回生
用母線29→逆電力変換器2を介して図示しない商用周
波電源側へ回生される。尚第1.第2.第3.第5.第
6電車線路9a、 9’b、 9d、 9c、 9fに
発生した回生電流も同様に第1.第2ダイオードブリッ
ジ回路21゜41、ダイオード直列回路30.50.ス
トツバタイオード28.48およびサイリスタ遮断器2
3.43を通って流れ、各電車線路に供給されるか、又
は逆電力変換器2側へ回生される。
上記のように力行電流を各電車線路9a、 9b、 9
c。
9d及び9e、 9fに供給するとき、2組の第1.第
2サイリスタ遮断器23.43が介挿されるだけで制御
できるから、高価なサイリスク遮断器が第3図のものよ
り4組省略できる利点がある。これにより給電装置を安
価に製作できるようになる。また、各電車線路9a、’
9b、 9c、 9d及び9e、 9fに発生した回生
電流を制御するときも、第1.第2サイリスク遮断器2
3.43と第1.第2ダイオードブリツジ回路21.4
1.ストッパダイオード28.48及び第1゜第2のダ
イオード直列回路30.50だけで制御できるために回
生用遮断器が不要となる等の利点がある。
さらに、力行電流及び回生電流とも第1.第2サイリス
タ遮断器23.43を通ることになるから、その遮断器
23.43を開放させれば、力行及び回生の両電流の遮
断が2組のサイリスク遮断器23.43で行うことがで
き、保護シーケンスを簡素化できる。このように力行及
び回生の両電流を遮断できる機能を有するサイリスタ遮
断器を用いることにより、例えば第1図の第1N車線路
9aのF点で地絡事故が発生したとき、サイリスク遮断
器23を開放させれば、力行電流は遮断される。その後
、直流断路器8aを開放させ、サイリスク遮断器23を
再び閉成すれば、第2〜第6電車線路9b、 9d、 
9e。
9c、 9fに力行電流および回生電流が供給される。
前記F点での地絡事故発生時は、第1.第2ダイオード
ブリツジ回路21.41がストッパダイオード28.4
8を介して接続されているために、第1サイリスタ遮断
器23を開放させるだけで事故電流が第2ザイリスタ遮
断器43を通して流れることはない。これにより事故の
拡大を未然に防止できる。
またダイオード58が力行用母線3と回生用母線29間
に介挿されているので、逆電力変換器2が転流失敗して
も、前記ダイオード58により逆電力変換器2側へ事故
電流が流入するのが防止できる。
これにより逆電力変換器2の転流失敗があっても事故の
拡大を未然に防止できる。
上記第1.第2ダイオードブリツジ回路21.41゜ダ
イオード直列回路30.50と第1.第2ザイリスタ遮
断器23.43を用いた延長給電時に、所望の端型区間
(第1.第3.第5電車線路9a、 9d、 9c)の
みを端層停止させる場合、第1サイリスク遮断器23を
開放させるだけであるから、第2.第4.第第6ffi
車線路9b、 9e、 9f側の@電図間には延長給電
を継続でき、電気車の円滑な運行が可能となる。
上記延長給電時に、事故が発生した場合、事故回線に接
続されるサイリスク遮断器23あるいは43で遮断する
ので、延長給電電流を供給する隣接変電所で遮断する必
要はない。従って保護シーケンスの一層の単純化と、事
故の影響を最小限にとどめることができ、電気車の運行
効率を向上させることができる。
さらに、上記実施例では第1.第2ダイオードブリッジ
回路21.41の共通接続点25と45を結ぶ電路に介
挿された直流断路器60を、例えば第1サイリスタ遮断
器23が故障したときに閉成させれば、第1サイリスク
遮断器23に接続されている第1゜第3.第5電車線路
9a、 9d、 9cに、第2サイリスク遮断器43側
より給電することができる。これによりシステム自体の
信頼性を向上させることができる。また、第2サイリス
タ遮断器43が故障したときに直流断路器60を閉成さ
せれば、前記同様に第1サイリスク遮断器23側から第
2.第4.第6電車線路9b、 9e、 9rに給電す
ることができ、システム自体の信頼性を向上させること
かできる。
G2.第2の発明の実施例 次に第2の発明の実施例を第2図とともに説明する。第
2図において第1図と同一部分は同一符号を持って示し
、その説明は省略する。第2図において第1図と異なる
点は逆電力変換器2の代わりに、直流を交流に、あるい
は交流を直流に変換する双方向電力変換器34が接続さ
れていることであり、その他の部分は第1図と同一構成
となっている。
上記実施例において力行1回生、事故発生時の動作は第
1図の回路と同様になるのでその説明は省略するが、双
方向電力変換器34を類型力変換動作させた場合、該変
換器34から流れる力行電流は次の経路で流れる。すな
わち双方向電力変換器34→ダイオード58→サイリス
ク遮断器23.43−ダイオード22b、 42d、 
22d、 42b、32.52→直流断路器8a、 8
b、 8d、 8e、 8c、 8fを介して第1.第
2.第3、第4.第5.第6電車線路9a、 9b、 
9d、 9e。
9c、 9fに供給される。
このように双方向電力変換器34を類型力変換動作させ
て力行電流を供給させれば、順電力変換器lの容爪の軽
減を図ることができるし、それの故障時にも変電所を停
電させることなく力行電流を供給できる。また、ダイオ
ード58が力行用母線3と回生用母線29間に介挿され
ているので、双方向電力変換器34が逆電力変換動作時
に転流失敗しても、前記ダイオード58により双方向変
換器34側へ事故電流が流入するのが防止できる。これ
により双方向電力変換器34の逆電力変換動作時の転流
失敗があっても事故の拡大を未然に防止できる。
尚、前記第1の発明において、ダイオード58を削除し
て力行用母線3と回生用母線29を切り離して構成して
も良い。
H、発明の効果 以上述べたように、この発明によれば次のような効果が
得られる。
a、延長給電時に所望の端型区間のみを端型停止した場
合でも、他方の電車線路側の端型区間には延長給電を継
続でき電気車の円滑な運行が可能となる。
b、延長給電時における事故のとき、延長給電電流は事
故回線と接続される゛遮断器で遮断するので、延長給電
電流を供給する隣接変電所で遮断する必要はない。従っ
て、保護シーケンスの一層の単純化と事故の影響を最小
限にとどめることができ、電気車の運行効率の向上を図
ることができろ。
C1ストッパダイオードを設けたので、一方面側の電車
線路で地絡事故が発生したときでも、2組の遮断器のう
ち事故側の遮断器を遮断させれば、他方面側の遮断器か
ら事故電流が流入することはなく、事故の拡大を未然に
防止できる。
d、力行用母線と回生用母線間にダイオードを介挿した
ので、逆電力変換動作時の転流失敗時にも逆電力変換器
又は双方向変換器側へ流入する順電力変換器よりの事故
電流はダイオードで阻止できるために逆電力変換器又は
双方向変換器事故の拡大を未然に防止できる。
e、従来例に比較して回生用遮断器と、4組の力行用遮
断器が不要となるので、設備費は非常に宵利となる。ま
た、遮断器の個数が少なくなるため、保護シーケンスが
簡単になるので信頼性が向上する。
f、双方向電力変換器の順電力変換器作により力行電力
を供給できるので、順電力変換器の電力容量を軽減でき
るとともに、順電力変換器が故障したときでも力行電力
が供給できるので変電所を停電させることがない。
g、2組の遮断器のうちどちらか一方の遮断器が故障し
た場合でも相互予備方式を用いたので、故障した遮断器
側に接続されている電車線路に対しても他方の遮断器側
より直流新路器を通して給電することができ、システム
自体の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図、第2図は
第2の発明の一実施例を示す回路図、第3図は従来例を
示す回路図である。 ■・・・順電力変換器、2・・・逆電力変換器、3・・
力行用母線、9a、 9b、 9c、 9d、 9e、
 9f−第1から第6電車線路、21.41・・・第1
.第2ダイオードブリッジ回路、23.43・・・第1
.第2サイリスタ遮断器、28、48・・・ストッパダ
イオード、29・・・回生用母線、30、50・・・ダ
イオード直列回路、58・・・ダイオード、34・・双
方向電力変換器、60・・・直流断路器。 第3図 従来奢りの回路図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器と、 この順電力変換器に接続された力行用母線と、この力行
    用母線に共通接続されたカソード側が接続される2組の
    ダイオードブリッジ回路と、この2組のダイオードブリ
    ッジ回路に各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通
    接続されたアノード側と前記力行用母線に接続されたカ
    ソード側間に接続される2組の遮断器と、 前記2組のダイオードブリッジ回路に各別に設けられ、
    これらブリッジ回路の共通接続されたアノード側と前記
    力行用母線に接続されたカソード側間に接続される2組
    のダイオード直列回路と、前記2組のダイオードブリッ
    ジ回路の共通接続されたアノード側にそれぞれのアノー
    ドが各別に接続されるとともにカソードが共通接続され
    て回生用母線に接続される2組のストッパダイオードと
    、 前記回生用母線に接続され直流電力を交流電力に変換す
    る逆電力変換器と、 前記力行用母線と回生用母線の間に接続されるダイオー
    ドと、 前記2組のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側どうしを結ぶ電路に介挿された直流断路器と、 前記2組のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダ
    イオードのカソードとアノードとが共通接続された接続
    点に各別に接続されるとともに複線を形成するデッドセ
    クションで区分された第1、第2及び第3、第4電車線
    路と、 これら第1、第2電車線路との間に両線路とはデッドセ
    クションにより区分されて設けられるとともに、前記第
    3、第4電車線路との間に両線路とはデッドセクション
    により区分されて設けられ、且つ前記2組のダイオード
    直列回路の各共通接続点に各別に接続される第5、第6
    電車線路とを備えたことを特徴とする直流給電装置。
  2. (2)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器と、 この順電力変換器に接続された力行用母線と、この力行
    用母線に共通接続されたカソード側が接続される2組の
    ダイオードブリッジ回路と、この2組のダイオードブリ
    ッジ回路に各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通
    接続されたアノード側と前記力行用母線に接続されたカ
    ソード側間に接続される2組の遮断器と、 前記2組のダイオードブリッジ回路に各別に設けられ、
    これらブリッジ回路の共通接続されたアノード側と前記
    力行用母線に接続されたカソード側間に接続される2組
    のダイオード直列回路と、前記2組のダイオードブリッ
    ジ回路の共通接続されたアノード側にそれぞれのアノー
    ドが各別に接続されるとともにカソードが共通接続され
    て回生用母線に接続される2組のストッパダイオードと
    、 前記回生用母線に接続され、直流電力を交流電力にある
    いは交流電力を直流電力に変換する双方向電力変換器と
    、 前記回生用母線と前記力行用母線の間に接続されるダイ
    オードと、 前記2組のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側どうしを結ぶ電路に介挿された直流断路器と、 前記2組のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダ
    イオードのカソードとアノードとが共通接続された接続
    点に各別に接続されるとともに複線を形成するデッドセ
    クションで区分された第1、第2及び第3、第4電車線
    路と、 これら第1、第2電車線路との間に両線路とはデッドセ
    クションにより区分されて設けられるとともに、前記第
    3、第4電車線路との間に両線路とはデッドセクション
    により区分されて設けられ、且つ前記2組のダイオード
    直列回路の各共通接続点に各別に接続される第5、第6
    電車線路とを備えたことを特徴とする直流給電装置。
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