JPS62205836A - 直流給電装置 - Google Patents

直流給電装置

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JPS62205836A
JPS62205836A JP4985286A JP4985286A JPS62205836A JP S62205836 A JPS62205836 A JP S62205836A JP 4985286 A JP4985286 A JP 4985286A JP 4985286 A JP4985286 A JP 4985286A JP S62205836 A JPS62205836 A JP S62205836A
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JP
Japan
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diode bridge
bus
power
anode side
circuit
Prior art date
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Application number
JP4985286A
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English (en)
Inventor
Sadaji Noki
能木 貞治
Toyomi Gondo
権藤 豊美
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62205836A publication Critical patent/JPS62205836A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明は電気鉄道の給電装置に係り、特に交流電力を
直流電力に変換して電気車の駆動源として供給する直流
式電気鉄道の給電装置に関する。
B0発明の概要 この発明はダブルセクションで区分された複数の電車線
路を備えた直流式電気鉄道の給電装置において、 力行時の電流及び回生時の電流が同一の遮断器を流れる
ように、その遮断器とダイオードブリッジ回路とを組み
合せたものをダブルセクションで区分され複線を形成す
る電車線路毎に各々1組設けるとともに、前記ブリッジ
回路の共通接続された各々のアノード側と回生用母線と
の間に各別にストッパダイオードを接続し、且つ各々の
ブリッジ回路が相互予備(電力の融通)可能となるよう
に各ブリッジ回路の共通接続されたアノード側間に直流
断路器を接続することにより、 電車線側の事故等に対するシステムの信頼性を著しく向
上させることができるとともに、ダブルセクションで区
分された複数の電車線路からの回生電流も有効に活用で
き、しかも相互予備給電を可能にしてシステム自体の信
頼性を向上したものである。
C1従来の技術 従来、鉄道線路に沿って適当な間隔で設備された直流変
電所には1組ないし数組の変換装置が設けられて構成さ
れている。また、各変換装置の直流出力側は変換装置専
用の直流高速度遮断器に接続されるとともにその装置の
交流入力側は共通の母線導体に接続されて゛いる。すな
わち、順電力変換器と直流高速度遮断器とを含めた給電
系は変電所間で並列に接続されて直流変電所の直流電源
を構成している。
一方、電車線路は一般に隣接変電所間および線路別に区
分され、その区分された電車線路は各回線専用の直流高
速度遮断器を介して各変電所で、それぞれの正極母線に
接続され、レールは負極母線に接続される。
一般に前記区分された電車線路には隣接する変電所が並
列に電力を供給する給電回路として構成されている。
第4図は従来の給電装置の一例であり、1は交流電力を
直流電力に変換するサイリスク制御素子からなる順電力
変換器、2は直流電力を交流電力に変換するサイリスタ
制御素子からなる逆電力変換器である。3は直流母線、
4a、 4b、 4c、 4d、 4e。
4rは力行用サイリスク遮断器(以下力行用遮断器と称
す)、5a、 5b、 5c、 5d、 5e、 5f
’は回生用ダイオードである。これらダイオード5a、
 5b、 5c、 5d。
5e、 !Mノア /−ド側は力行用遮断器4a、 4
b、 4c。
4d、 4e、 4fのカソードに接続されるとともに
ダイオード5a、 5b、 5c、 5d、 5e、 
5fのカソード側は一括接続されて回生用サイリスク遮
断器6(以下回生用遮断器と称す)のアノードに接続さ
れる。回生用遮断器6のカソードは直流母線3に接続さ
れる。直流母線3には逆電力変換器2が接続される。
8a、 8b、 8c、 8d、 8e、 8fは直流
断路器、9a、 9b。
9c、 9d、 9e、 9fはデッドセクションll
a、llb、llc。
lidで区分された上り、下り用の電車線路である。
第4図の給電装置は、セクションオーバ一対策を施した
いわゆるダブルセクション方式である。すなわち、セク
ションで区分された電車線路のうち一方の電車線路で地
絡事故が生じても、電気車が前記セクションを通過する
際に電車線路間の電位差によってアークが発生すること
の無いようにし、これによってセクションおよび電気車
のパンタグラフが前記アークにより損焼することを防止
したものである。
次に第4図の動作を述べる。まず、電気車の力行運転用
電力は変電所において図示しない商用周波電源母線より
交流遮断器(図示省略)を通して受電された3相交流電
圧を変圧器(図示省略)で適当な電圧に変換し、順電力
変換器lにより直流電力に変換して、区分された電車線
路9a、 9b、 9c及び9d、 9e、 9fによ
り電気車12に供給される。電気車【2は上記のように
供給される直流電力で力行運転される。
次に電車線路9e下に存在する電気車I2が回生運転時
にあるとき、回生電力は電車線路9eから直流断路器8
e、回生用ダイオード5e及び回生用遮断器6を経て直
流母線3に供給される。この母線3に供給された回生電
力は力行電気車(図示省略)が運転されている電車線路
9a、 9b、 9c、 9d、 9fに回生されるか
、逆電力変換器2を介して商用周波電源母線に回生され
る。
D1発明が解決しようとする問題点 (1)  第4図のように構成された従来例において、
順電力変換器lと逆電力変換器2とが直流母線3を介し
て直接逆並列接続しであるので、逆電力変換器2の転流
失敗に際して、順電力変換器1側より事故電流が供給さ
れ、事故が拡大される問題点がある。
(2)第4図において、回虫用遮断器6を遮断すると次
のような問題が発生する。
(イ)一方の電車線路で地絡事故が生じた場合、他の電
車線路から流入する回生電流および隣接する変電所から
の延長給電電流を回虫用遮断器6で遮断せしめることに
なるので、他の電車線路を走行する電気車の運行に支障
が生じてしまう。
(ロ)事故時に電車線路より流入する回生電流。
延長給電電流を回生用遮断器6のみで遮断しようとすれ
ば、その遮断器6の遮断容量は力行用遮断器4a〜4「
が挿入される直流電路を6電路とすると、少なくとも力
行用遮断器の6倍も必要とする。
(ハ)そこで回生用遮断器6の遮断容量を軽減すべく、
回生電流を遮断できる程度の容量とすると、事故時に回
生車があると、回生用遮断器6で延長給電電流を遮断で
きなくなる。このため、隣接変電所側で事故点側へ流出
する電流を遮断しなければならず、事故時の保護シーケ
ンスが複雑となって、システムの信頼性が低下してしま
う。
(ニ)上記のように6電路の場合、各直流電路に力行用
遮断器4a〜4fが挿入されるので、変電所が非常に不
経済になる。
(ホ)また、変電所設備が大きくなるので、建設に対す
る設備費が尾大になる。
E1問題点を解決するための手段 本発明は、交流電力を直流電力に変換する順電力変換器
と、前記順電力変換器に接続された力行用母線と、この
力行用母線に共通接続されたカソード側が接続される第
1.第2及び第3のダイオードブリッジ回路と、これら
第1.第2及び第3のダイオードブリッジ回路に各別に
設けられ、これらブリッジ回路の共通接続されたアノー
ド側と前記力行用母線に接続されたカソード側間に接続
される3組の遮断器と、前記第1のダイオードブリッジ
回路の共通接続されたアノード側と第2のダイオードブ
リッジ回路の共通接続されたアノード側との間に接続さ
れ、通常時は開放されていて前記3組の遮断器のうち少
なくともいずれか1組が故障したときに閉成される第1
の直流断路器と、前記第1のダイオードブリッジ回路の
共通接続されたアノード側と第3のダイオードブリッジ
回路の共通接続されたアノード側との間に接続され、通
常時は開放されていて前記3組の遮断器のうち少なくと
もいずれか1組が故障したときに閉成される第2の直流
断路器と、前記第2のダイオードブリッジ回路の共通接
続されたアノード側と第3のダイオードブリッジ回路の
共通接続されたアノード側との間に接続され、通常時は
開放されていて前記3組の遮断器のうち少なくともいず
れか1組が故障したときに閉成される第3の直流断路器
と、前記第1及び第2のダイオードブリッジ回路の各辺
を構成するダイオードのカソードとアノードとが共通接
続された接続点に各別に接続されるとともに複線を形成
するデッドセクションで区分された第1.第2及び第3
.第4電車線路と、これら第1.第2電車線路との間に
両線路とはデッドセクションにより区分されて設けられ
るとともに、前記第3.第4電車線路との間に両線路と
はデッドセクションにより区分されて設けられ、且つ前
記第3のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイ
オードのカソードとアノードとが共通接続された接続点
に各別に接続される第5.第6・電車線路と、前記第1
.第2及び第3のダイオードブリッジ回路の共通接続さ
れたアノード側にそれぞれのアノードが各別に接続され
るとともにカソードが一括して回生用母線に接続される
3組のストッパダイオードと、前記回生用母線と前記力
行用母線の間に接続されるダイオードと、前記回生用母
線に接続される逆電力変換器とを備えてなることを特徴
として、いる。
F1作用 一方面側の電車線路、例えば第1又は第3電車線路で地
絡事故が発生した場合、第1のダイオードブリッジ回路
に設けられた遮断器を遮断することにより事故点へ流入
しようとする電流を遮断する。これと同時に第5.第6
電車線路に接続される第3のダイオードブリッジ回路に
設けられた遮断器も遮断して第5.第6電車線路を無電
圧にする。これによって他方面の電車線路(第2又は第
4電車線路)から事故点へ侵入してくる電気車のパンタ
グラフが、セクションを通過する際にアークの発生によ
り焼損することを防止できる。このとき他方面側の電車
線路に接続される遮断器を開放する必要はないので、一
方面側の電車線路で発生した地絡事故の影響を受けるこ
となく給電が継続される。
また、電力回生機能を有する変電所であっても3組のダ
イオードブリッジ回路に各々遮断器とストッパダイオー
ドを設けているので、一方のブリッジ回路に接続される
電車線路側に地絡事故が発生した場合、事故回線側のブ
リッジ回路の遮断器を遮断させれば健全回線のブリッジ
回路側から事故点へ電流が流入することがない。さらに
、3組のダイオードブリッジ回路の共通接続されたアノ
ード側同志を直流断路器により接続して3組のダイオー
ドブリッジ回路間で相互に電力を融通する相互予備方式
としたので、一方の遮断器が故障しても、他方の遮断器
を通して全電車線路に給電できる。
G、実施例 G3.第1の発明の実施例 第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図で、第4図
と同一部分は同一符号を付して説明する。
第1図において、21.41及び61は図示極性のよう
に配設された4個のダイオード22a〜22d、 42
a〜42d及び62a〜62dから構成される第1.第
2及び13ダイオ一ドブリツジ回路である。この第1゜
第2及び第3ダイオードプリツ゛ジ回路21.41及び
61におけるダイオード22a、 22c、 42a、
 42c、及び62a、 、 62cのカソード側は力
行用母線7に接続される。23.43及び63は第1.
第2及び第3のサイリスタ遮断器(この遮断器は直流高
速度遮断器でもよい)で、第1.第2及び第3サイリス
ク遮断器23、43.63のアノード側は力行用母線7
、すなわちダイオード22a、 22c、 42a、 
42c、 62a、 62cのカソードを共通接続した
点24.44.64に接続される。
また、第1.第2及び第3サイリスタ遮断器23゜43
及び63のカソード側はダイオード22b、 22d、
42b。
42d及びf52b、 62dのアノードを共通接続し
た点25゜45、65に接続される。
前記ダイオード22aと22bの共通接続点26は直流
断路器8aを介して第1電車線路9aに接続される。
前記ダイオード62aと62bの共通接続点66は直流
断路器8bを介して第2電車線路9bに接続される。前
記ダイオード22cと22dの共通接続点27は直流断
路器8Cを介して第3電車線路9cに接続される。前記
ダイオード62cと62dの共通接続点67は直流断路
器8dを介して第4電車線路9dに接続される。前記ダ
イオード42aと425の共通接続点46は直流断路器
8eを介してデッドセクションlla、 llbで区分
された第5電車線路9eに接続される。前記ダイオード
42cと42dの共通接続点47は直流断路器8fを介
してデッドセクションllc、 lidで区分された第
6電車線路9rに接続される。
前記ダイオードブリッジ回路21のアノード側共通接続
点25とダイオードブリッジ回路61のアノード側共通
接続点65を結ぶ電路には直流断路器81が介挿されて
いる。前記ダイオードブリッジ回路21のアノード側共
通接続点25とダイオードブリッジ回路41のアノード
側共通接続点45を結ぶ電路には直流断路器82が介挿
されている。前記ダイオードブリッジ回路41のアノー
ド側共通接続点45とダイオードブリッジ回路61のア
ノード側共通接続点65を結ぶ電路には直流断路器83
が介挿されている。
これら直流断路器81.82.83は通常開放状態にあ
リ、サイリスタ遮断器23.43.63のうち少な(と
もいずれか一方の遮断器が故障したときに閉成される。
なお、順電力変換器lはダイオード整流器を示したが、
サイリスタ整流器であってもよい。
次に上記実施例の動作を述べる。
サイリスク遮断器2:(、43,63は一通常開成状態
にしてお(と、順電力変換器lの力行電流はサイリスタ
遮断器23.43,63→ダイオード22b、 42b
、62b→直流断路器8a、 8e、 8bを介して第
1.第5.第2電車線路9a、 9e、 9bに供給さ
れるとともにサイリスタ遮断器23.43.63→ダイ
オード22d、 42d。
62d→直流断路器8c、 8f、 8dを介して第3
.第6゜第4電車線路に供給される。
また、第2電車線路9bに発生した回生電流は直流断路
器8b−ダイオード62a→サイリスク遮断器63−ダ
イオード62d−直流断路器8dを介して第4電車線路
9dに供給されるか、直流断路器8b−ダイオード62
a−力行用母線7−サイリスク遮断器43→ダイオード
42bか42d→直流断路器8eか8fを介して第5か
第6電車線路9e、 9fに供給されるか、あるいは直
流断路器8b→ダイオード62a−力行用母線7→サイ
リスタ遮断器23→ダイオード22bか22d→直流断
路器8aか8Cを介して第1か第3電車線路9a、 9
cに供給される。尚第1.第3.第4、第5及び第6電
車線路9a、 9c、 9d、 9e及び9rに生じた
回生電流も同様に第1.第2.第3ダイオードブリツジ
回路21.41.61を通って流れ、各電車線路に供給
される。
上記のように力行電流を各電車線路9a、 9b、 9
c。
9d及び9e、 9fに供給するとき、3組の第1.第
2゜第3サイリスタ遮断器23.43.63が介挿され
るだけで制御できるから、高価なサイリスタ遮断器が第
4図のものより3組省略できる利点がある。これにより
給電装置を安価に製作できるようになる。
また、各電車線路9a、 9b、 9c、 9d及び9
e、 9fに発生した回生電流を制御するときも、第1
.第2゜第3サイリスク遮断器23.43.63と第1
.第2゜第3ダイオードブリツジ回路21.41.61
のダイオード22a〜22d、 42a 〜42d及び
62a 〜62dだけで制御できるために回生用遮断器
が不要となる等の利点がある。
さらに、力行電流及び回生電流とも第1.第2゜第3サ
イリスタ遮断器23.43.63を通ることになるから
、その遮断器23.43.63を開放させれば、力行及
び回虫の両電流の遮断が3組のサイリスタ遮断器23.
43.63で行うことができ、保護シーケンスを簡素化
できる。このように力行及び回虫の両電流を遮断できる
機能を有するサイリスク遮断器を用いることにより、例
えば第1図の第1電車線路9aのF点で地絡事故が発生
したとき、サイリスク遮断器23を開放させれば、力行
電流は遮断される。その後、直流断路器8aを開放させ
、サイリスク遮断器23を再び閉成すれば、第2電車線
路9bに回生電気車12が運転されていても回生電流は
前述のように電車線路90〜9fに供給される。
前記第1電車線路9aのF点で地絡事故が発生したとき
、電気車12が電車線路9bから9a側へ走行してきた
とする。この場合第1ダイオードブリッジ回路21の遮
断器23を遮断させるとともに第2ダイオードブリッジ
回路41の遮断器43を遮断して第5電車線路9eを無
電圧にする。これによって電気車12がデッドセクショ
ン11. aを通過する際にアークは発生けず、電気車
12のパンタグラフが焼損することを防止できる。この
とき第3サイリスタ遮断器63は閉成したままの状態で
あるから第2.第4電車線路9b、 9dへの給電が継
続される。
上記第1.第2.第3ダイオードブリッジ回路21、4
1.61と第1.第2.第3サイリスタ遮断器23、4
3.63を用いた延長給電時に、所望の端型区間(第1
.第3電車線路9a、 9c)のみを端型停止させる場
合、第1サイリスタ遮断器23を開放させるだけである
から、第2.第4.第5.第6電車線路9b、 9d、
 9e、 9f側の端型区間には延長給電を継続でき、
電気車の円滑な運行が可能となる。
上記延長給電時に、事故が発生した場合、事故回線に接
続されるサイリスク遮断器23.43あるいは63で遮
断するので、延長給電電流を供給する隣接変電所で遮断
する必要はない。従って保護シーケンスの一層の単純化
と、事故の影響を最小限にとどめることができ、電気車
の運行効率を向上させることができる。
ここで、直流断路器82を例えばサイリスク遮断器23
が故障したときに閉成させれば、サイリスク遮断器23
に接続されている第1.第3電車線路9a。
9Cに、サイリスク遮断器43側より直流断路器82を
介して給電することができる。これによりシステム自体
の信頼性を向上させることができる。また、サイリスク
遮断器23が故障したときに直流断路器81と82をと
もに閉成させれば、隣接する変電所からの延長給電電流
も第1.第3電車線路9a、 9cに供給することがで
きる。すなわち隣接変電所から第2.第4電車線路9b
、 9dに供給される給電電流は直流断路器8b、 8
d→ダイオード62a、 62c→力行用母線7−サイ
リスク遮断器43−直流断路器82−ダイオード22b
、 22d→直流断路器8a、 8cを介して第1.第
3電車線路9a、 9cに供給されるか、あるいは直流
断路器8b、 8d−ダイオード62a、 62c→サ
イリスク遮断器63→直流断路器81→ダイオード22
b。
22d−直流断路器8a、 8cを介して第1.第3電
車線路9a、 9cに供給される。
またサイリスク遮断器4.3.63が故障した場合も前
記同様の動作によって各電車線路9b、 9d、 9e
9fへ給電することができる。
G2.第2の発明の実施例 次に第2の発明の実施例を第2図とともに説明する。第
2図において第1図と同一部分は同一符号を持って示し
、その説明は省略する。第2図において第1図と異なる
点は、回生電流を逆電力変換器2側へ回生できるように
したものであり、28゜48、68は各々ストッパダイ
オードである。ストッパダイオード28.48及び68
のアノード側は前記共通接続点25.45及び65に各
々接続され、カソード側は一括接続されて回生用母線2
9に接続されるとともにダイオード32のアノードに接
続される。ダイオード32のカソードは前記力行用母線
7に接続される。前記回生用母線29には直流を交流に
変換する逆電力変換器2が接続される。
上記実施例において力行運転時の動作は第1図の回路と
同様になるのでその説明は省略する。第2電車線路9b
に発生した回生電流は直流断路器8b→ダイオード62
a→サイリスク遮断器63→ダイオード62d→直流断
路器8dを介して第4電車線路9dに供給されるか、直
流断路器8b−ダイオード62a−力行用母線7→サイ
リスク遮断器43→ダイオード42bか42d→直流断
路器8eか8rを介して第5か第6電車線路9e、 9
fに供給されるか、直流断路器8b=ダイオード62a
−力行用母線7−サイリスタ遮断器23→ダイオード2
2bか22d→直流断路器8aか8cを介して第1か第
3電車線路9a、 9cに供給されるか、あるいは直流
断路器8b→ダイオ一ド62a→サイリスタ遮断器63
→ストツパダイオード68→回生用母線29を介して逆
電力変換器2へ回生される。
尚、第1.第3.第4.第5及び第6電車線路9a。
9c、 9d、 9e及び9rに生じた回生電流も同様
に第1゜第2.第3ダイオードブリツジ回路21.41
.61及びストッパダイオード28.48.68を通っ
て流れ、各電車線路あるいは回生用母線29に供給され
る。
また、F点での地絡事故発生時の動作も第1図と同様に
なるが第1.第2.第3ダイオードブリツジ回路21.
41.61がストッパダイオード2g、 48゜68を
介して接続されているために、第1サイリスク遮断器2
3を開放させるだけで事故電流が第2゜第3サイリスタ
遮断器43.63を通して流れることはない。これによ
り事故の拡大を未然に防止できる。
さらに、ダイオード32が力行用母線7と回生用母線2
9間に介挿されているので、逆電力変換器2が転流失敗
しても、前記ダイオード32により逆電力変換器2側へ
事故電流が流入するのが防止できる。これにより逆電力
変換器2の転流失敗があっても事故の拡大を未然に防止
できる。
Gs、第3の発明の実施例 次に第3の発明の実施例を第3図とともに説明する。第
3図において第2図と同一部分は同一符号を持って示し
、その説明は省略する。第3図において第2図と異なる
点は逆電力変換器2の、代わりに、直流を交流に、ある
いは交流を直流に変換する双方向電力変換器34が接続
されていることであり、その他の部分は第2図と同一構
成となっている。
上記実施例において力行1回生、事故発生時の動作は第
2図の回路と同櫛になるのでその説明は省略するが、双
方向電力変換器34を頭重力変換動作させた場合、該変
換器34から流れる力行電流は次の経路で流れる。すな
わち双方向電力変換器34→ダイオード32→サイリス
タ遮断器23.43.63→ダイオード22b’、 4
2b、 62b−直流断路器8a、 8e、8bを介し
て第1.第5.第2電車線路9a、 9e、 9bに供
給されるとともにサイリスタ遮断器23.43.63→
ダイオード22d、 42d、 62d−直流断路器8
c、 8(8dを介して第3.第6.第4電車線路9c
、 9f、 9dに供給される。
このように双方向電力変換器34を頭重力変換動作させ
て力行電流を供給させれば、順電力変換器!の容量の軽
減を図ることができるし、それの故障時にも変電所を停
電させることなく力行電流を供給できる。また、ダイオ
ード32が力行用母線7と回生用母線29間に介挿され
ているので、双方向電力変換器34が逆電力変換動作時
に転流失敗しても、前記ダイオード32により双方向変
換器34側へ事故電流が流入するのが防止できる。これ
により双方向電力変換器34の逆電力変換動作時の転流
失敗があっても事故の拡大を未然に防止できる。
尚、前記第2の発明において、ダイオード32を削除し
て力行用母線7と回生用母線29を切り離して構成して
も良い。
H1発明の効果 以上述べたように、この発明によれば次のような効果が
得られる。
a、延長給電時に所望の端型区間のみを鏡型停止した場
合でも、他方の電車線路側の端型区間には延長給電を継
続でき電気車の円滑な運行が可能となる。
b、延長給電時における事故のとき、延長給電電流は事
故回線と接続される遮断器で遮断するので、延長給電電
流を供給する隣接変電所で遮断する必要はない。従って
、保護シーケンスの一層の単純化と事故の影響を最小限
にとどめることができ、電気車の運行効率の向上を図る
ことができる。
C8ストッパダイオードを設けたので、一方の電車線路
側で地絡事故が発生したときでも、3組の遮断器のうち
事故側の遮断器を遮断させれば、他方の遮断器側から事
故電流が流入することはなく、事故の拡大を未然に防止
できる。
d、力行用母線と回生用母線間にダイオードを介挿した
ので、逆電力変換動作時の転流失敗時にも逆電力変換器
又は双方向変換器側へ流入する順電力変換器よりの事故
電流はダイオードで阻止できるために逆電力変換器又は
双方向変換器事故の拡大を未然に防止できる。
e、従来例に比較して回虫用遮断器と、3組の力行用遮
断器が不要となるので、設備費は非常に有利となる。ま
た、遮断器の個数が少なくなるため、保護シーケンスが
簡単になるので信頼性が向上する。
[、双方向電力変換器の順電力変換器作により力行電力
を供給できるので、順電力変換器の電力容量を軽減でき
るとともに、順電力変換器が故障したときでも力行電力
が供給できるので変電所を停電させることがない。
g、第1電車線路と第2電車線路の間、第3電車線路と
第4電車線路の間にデッドセクションによって区分して
設けられた第5.第6電車線路にも遮断器を接続してい
るので、一方面側の電車線路で地絡事故が発生したとき
前記遮断器を開放させれば、電気車のセクションオーバ
一時のアーク発生を防止できる。このとき他方面側の電
車線路に接続される遮断器は開放する必要がないので、
他方面側の電車線路には前記地絡事故の影響を受けるこ
となく給電が継続される。
h、3組の遮断器のうちいずれか1組の遮断器が故障し
た場合でも相互予備方式を用いたので、故障した遮断器
側に接続されている電車線路に対しても他方の遮断器側
より直流断路器を通して給電することができ、システム
自体の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図、第2図は
第2の発明の一実施例を示す回路図、第3図は第3の発
明の一実施例を示す回路図、第4図は従来例を示す回路
図である。 1・・・順電力変換器、2・・・逆電力変換器、7・・
・力行用母線、9a、 9b、 9c、 9d、 9e
、 N−・・第1から第6電車線路、21.41.61
・・・第1.第2.第3ダイオードブリッジ回路、23
.43. H・・・第1.第2゜第3サイリスタ遮断器
、28.48.68・・・ストッパダイオード、29・
・・回生用母線、32・・・ダイオード、34・・・双
方向電力変換器、81.82.83・・・直流断路器。 第4図 夜宋伊jの回発1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器と、 前記順電力変換器に接続された力行用母線と、この力行
    用母線に共通接続されたカソード側が接続される第1、
    第2及び第3のダイオードブリッジ回路と、 これら第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路に
    各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続された
    アノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側間
    に接続される3組の遮断器前記第1のダイオードブリッ
    ジ回路の共通接続されたアノード側と第2のダイオード
    ブリッジ回路の共通接続されたアノード側との間に接続
    され、通常時は開放されていて前記3組の遮断器のうち
    少なくともいずれか1組が故障したときに閉成される第
    1の直流断路器と、 前記第1のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側と第3のダイオードブリッジ回路の共通接続さ
    れたアノード側との間に接続され、通常時は開放されて
    いて前記3組の遮断器のうち少なくともいずれか1組が
    故障したときに閉成される第2の直流断路器と、 前記第2のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側と第3のダイオードブリッジ回路の共通接続さ
    れたアノード側との間に接続され、通常時は開放されて
    いて前記3組の遮断器のうち少なくともいずれか1組が
    故障したときに閉成される第3の直流断路器と、 前記第1及び第2のダイオードブリッジ回路の各辺を構
    成するダイオードのカソードとアノードとが共通接続さ
    れた接続点に各別に接続されるとともに複線を形成する
    デツドセクシヨンで区分された第1、第2及び第3、第
    4電車線路と、これら第1、第2電車線路との間に両線
    路とはデツドセクシヨンにより区分されて設けられると
    ともに、前記第3、第4電車線路との間に両線路とはデ
    ツドセクシヨンにより区分されて設けられ、且つ前記第
    3のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオー
    ドのカソードとアノードとが共通接続された接続点に各
    別に接続される第5、第6電車線路とを備えてなること
    を特徴とする直流給電装置。
  2. (2)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器と、 前記順電力変換器に接続された力行用母線と、この力行
    用母線に共通接続されたカソード側が接続される第1、
    第2及び第3のダイオードブリッジ回路と、 これら第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路に
    各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続された
    アノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側間
    に接続される3組の遮断器と、 前記第1のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側と第2のダイオードブリッジ回路の共通接続さ
    れたアノード側との間に接続され、通常時は開放されて
    いて前記3組の遮断器のうち少なくともいずれか1組が
    故障したときに閉成される第1の直流断路器と、 前記第1のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側と第3のダイオードブリッジ回路の共通接続さ
    れたアノード側との間に接続され、通常時は開放されて
    いて前記3組の遮断器のうち少なくともいずれか1組が
    故障したときに閉成される第2の直流断路器と、 前記第2のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側と第3のダイオードブリッジ回路の共通接続さ
    れたアノード側との間に接続され、通常時は開放されて
    いて前記3組の遮断器のうち少なくともいずれか1組が
    故障したときに閉成される第3の直流断路器と、 前記第1及び第2のダイオードブリッジ回路の各辺を構
    成するダイオードのカソードとアノードとが共通接続さ
    れた接続点に各別に接続されるとともに複線を形成する
    デツドセクシヨンで区分された第1、第2及び第3、第
    4電車線路と、これら第1、第2電車線路との間に両線
    路とはデツドセクシヨンにより区分されて設けられると
    ともに、前記第3、第4電車線路との間に両線路とはデ
    ツドセクシヨンにより区分されて設けられ、且つ前記第
    3のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオー
    ドのカソードとアノードとが共通接続された接続点に各
    別に接続される第5、第6電車線路と、 前記第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路の共
    通接続されたアノード側にそれぞれのアノードが各別に
    接続されるとともにカソードが一括して回生用母線に接
    続される3組のストッパダイオードと、 前記回生用母線と前記力行用母線の間に接続されるダイ
    オードと、 前記回生用母線に接続される逆電力変換器とを備えてな
    ることを特徴とする直流給電装置。
  3. (3)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器と、 回生用母線に接続され、直流電力を交流電力にあるいは
    交流電力を直流電力に変換する双方向電力変換器と、 前記順電力変換器に接続された力行用母線と、この力行
    用母線に共通接続されたカソード側が接続される第1、
    第2及び第3のダイオードブリッジ回路と、 これら第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路に
    各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続された
    アノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側間
    に接続される3組の遮断器と、 前記第1のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側と第2のダイオードブリッジ回路の共通接続さ
    れたアノード側との間に接続され、通常時は開放されて
    いて前記3組の遮断器のうち少なくともいずれか1組が
    故障したときに閉成される第1の直流断路器と、 前記第1のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側と第3のダイオードブリッジ回路の共通接続さ
    れたアノード側との間に接続され、通常時は開放されて
    いて前記3組の遮断器のうち少なくともいずれか1組が
    故障したときに閉成される第2の直流断路器と、 前記第2のダイオードブリッジ回路の共通接続されたア
    ノード側と第3のダイオードブリッジ回路の共通接続さ
    れたアノード側との間に接続され、通常時は開放されて
    いて前記3組の遮断器のうち少なくともいずれか1組が
    故障したときに閉成される第3の直流断路器と、 前記第1及び第2のダイオードブリッジ回路の各辺を構
    成するダイオードのカソードとアノードとが共通接続さ
    れた接続点に各別に接続されるとともに複線を形成する
    デツドセクシヨンで区分された第1、第2及び第3、第
    4電車線路と、これら第1、第2電車線路との間に両線
    路とはデツドセクシヨンにより区分されて設けられると
    ともに、前記第3、第4電車線路との間に両線路とはデ
    ツドセクシヨンにより区分されて設けられ、且つ前記第
    3のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオー
    ドのカソードとアノードとが共通接続された接続点に各
    別に接続される第5、第6電車線路と、 前記第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路の共
    通接続されたアノード側にそれぞれのアノードが各別に
    接続されるとともにカソードが一括して前記回生用母線
    に接続される3組のストッパダイオードと、 前記回生用母線と前記力行用母線の間に接続されるダイ
    オードとを備えてなることを特徴とする直流給電装置。
JP4985286A 1986-03-07 1986-03-07 直流給電装置 Pending JPS62205836A (ja)

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