JPS62205834A - 直流給電装置 - Google Patents
直流給電装置Info
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- JPS62205834A JPS62205834A JP4904186A JP4904186A JPS62205834A JP S62205834 A JPS62205834 A JP S62205834A JP 4904186 A JP4904186 A JP 4904186A JP 4904186 A JP4904186 A JP 4904186A JP S62205834 A JPS62205834 A JP S62205834A
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Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
この発明は電気鉄道の給電装置に係り、特に交流電力を
直流電力に変換して電気車の駆動源として供給する直流
式電気鉄道の給電装置に関する。
直流電力に変換して電気車の駆動源として供給する直流
式電気鉄道の給電装置に関する。
B1発明の概要
この発明はダブルセクションで区分された複数の電車線
路を備えた直流式電気鉄道の給電装置において、 力行時の電流及び回生時の電流が同一の遮断器を流れる
ように、その遮断器とダイオードブリッジ回路とを組み
合せたものをダブルセクションで区分され複線を形成す
る電車線路毎に各々1組設けるとともに、前記ブリッジ
回路の共通接続された各々のアノード側と回生用母線と
の間に各別にストッパダイオードを接続したことにより
、電車線側の事故等に対するシステムの信頼性を著しく
向上させることができるとともに、ダブルセクションで
区分された複数の電車線路からの回生電流も有効に活用
できるようにしたものである。
路を備えた直流式電気鉄道の給電装置において、 力行時の電流及び回生時の電流が同一の遮断器を流れる
ように、その遮断器とダイオードブリッジ回路とを組み
合せたものをダブルセクションで区分され複線を形成す
る電車線路毎に各々1組設けるとともに、前記ブリッジ
回路の共通接続された各々のアノード側と回生用母線と
の間に各別にストッパダイオードを接続したことにより
、電車線側の事故等に対するシステムの信頼性を著しく
向上させることができるとともに、ダブルセクションで
区分された複数の電車線路からの回生電流も有効に活用
できるようにしたものである。
C8従来の技術
従来、鉄道線路に沿って適当な間隔で設備された直流変
電所には1組ないし数組の変換装置が設けられて構成さ
れている。また、各変換装置の直流出力側は変換装置専
用の直流高速度遮断器に接続されるとともにその装置の
交流入力側は共通の母線導体に接続されている。すなわ
ち、順電力変換器と直流高速度遮断器とを含めた給電系
は変電所間で並列に接続されて直流変電所の直流電源を
構成している。
電所には1組ないし数組の変換装置が設けられて構成さ
れている。また、各変換装置の直流出力側は変換装置専
用の直流高速度遮断器に接続されるとともにその装置の
交流入力側は共通の母線導体に接続されている。すなわ
ち、順電力変換器と直流高速度遮断器とを含めた給電系
は変電所間で並列に接続されて直流変電所の直流電源を
構成している。
一方、電車線路は一般に隣接変電所間および線路別に区
分され、その区分された電車線路は各回線専用の直流高
速度遮断器を介して各変電所で、それぞれの正極母線に
接続され、レールは負極母線に接続される。
分され、その区分された電車線路は各回線専用の直流高
速度遮断器を介して各変電所で、それぞれの正極母線に
接続され、レールは負極母線に接続される。
一般に前記区分された電車線路には隣接する変電所が並
列に電力を供給する給電回路として構成されている。
列に電力を供給する給電回路として構成されている。
第4図は従来の給電装置の一例であり、1は交流電力を
直流電力に変換するサイリスク制御素子からなる順電力
変換器、2は直流電力を交流電力に変換するサイリスク
制御素子からなる逆電力変換器である。3は直流母線、
4a、 4b、 4c、 4d、 4e。
直流電力に変換するサイリスク制御素子からなる順電力
変換器、2は直流電力を交流電力に変換するサイリスク
制御素子からなる逆電力変換器である。3は直流母線、
4a、 4b、 4c、 4d、 4e。
4「は力行用サイリスタ遮断器(以下力行用遮断器と称
す)、5a、 5b、 5c、 5d、 5e、 !M
は回生用ダイオードである。これらダイオード5a、
5b、 5c、5d。
す)、5a、 5b、 5c、 5d、 5e、 !M
は回生用ダイオードである。これらダイオード5a、
5b、 5c、5d。
5e、 5f’のアノード側は力行用遮断器4a、 4
b、 4c。
b、 4c。
4d、 4e、 4rのカソードに接続されるとともに
ダイオード5a、 5b、 5c、 5d、 5e、
5fのカソード側は一括接続されて回生用サイリスク遮
断器6(以下回生用遮断器と称す)のアノードに接続さ
れる。回生用遮断器6のカソードは直流母線3に接続さ
れる。直流母線3には逆電力変換器2か接続される。
ダイオード5a、 5b、 5c、 5d、 5e、
5fのカソード側は一括接続されて回生用サイリスク遮
断器6(以下回生用遮断器と称す)のアノードに接続さ
れる。回生用遮断器6のカソードは直流母線3に接続さ
れる。直流母線3には逆電力変換器2か接続される。
8a、 8b、 8c、 8d、 8e、 8fは直流
断路器、9a、 9b。
断路器、9a、 9b。
9c、 9d、 9e、 9fはデッドセクションll
a、llb、llc。
a、llb、llc。
lidで区分された上り、下り用の電車線路である。
第4図の給電装置は、セクションオーバ一対策を施した
いわゆるダブルセクション方式である。すなわち、セク
ションで区分された電車線路のうち一方の電車線路で地
絡事故が生じても、電気車が前記セクションを通過する
際に電車線路間の電位差によってアークが発生すること
の無いようにし、これによってセクションおよび電気車
のパンタグラフが前記アークにより損焼することを防止
したものである。
いわゆるダブルセクション方式である。すなわち、セク
ションで区分された電車線路のうち一方の電車線路で地
絡事故が生じても、電気車が前記セクションを通過する
際に電車線路間の電位差によってアークが発生すること
の無いようにし、これによってセクションおよび電気車
のパンタグラフが前記アークにより損焼することを防止
したものである。
次に第4図の動作を述べる。まず、電気車の力行運転用
電力は変電所において図示しない商用周波電源母線より
交流、遮断器(図示省略)を通して受電された3相交流
電圧を変圧器(図示省略)で適当な電圧に変換し、順電
力変換器1により直流電力に変換して、区分された電車
線路9a、 9b、 9c及び9d、 9e、 9fに
より電気車12に供給される。電気車12は上記のよう
に供給される直流電力で力行運転される。
電力は変電所において図示しない商用周波電源母線より
交流、遮断器(図示省略)を通して受電された3相交流
電圧を変圧器(図示省略)で適当な電圧に変換し、順電
力変換器1により直流電力に変換して、区分された電車
線路9a、 9b、 9c及び9d、 9e、 9fに
より電気車12に供給される。電気車12は上記のよう
に供給される直流電力で力行運転される。
次に電車線路9e下に存在する電気車12が回生運転時
にあるとき、回生電力は電車線路9eから直流断路器8
e、回生用ダイオード5e及び回生用遮断器6を経て直
流母線3に供給される。この母線3に供給された回生電
力は力行電気車(図示省略)が運転されている電車線路
9a、 9b、 9c、 9d、 9fに回生されるか
、逆電力変換器2を介して商用周波電源母線に回生され
る。
にあるとき、回生電力は電車線路9eから直流断路器8
e、回生用ダイオード5e及び回生用遮断器6を経て直
流母線3に供給される。この母線3に供給された回生電
力は力行電気車(図示省略)が運転されている電車線路
9a、 9b、 9c、 9d、 9fに回生されるか
、逆電力変換器2を介して商用周波電源母線に回生され
る。
D6発明が解決しようとする問題点
(1)第4図のように構成された従来例において、順電
力変換器1と逆電力変換器2とが直流母線3を介して直
接逆並列接続しであるので、逆電力変換器2の転流失敗
に際して、順電力変換器1側より事故電流が供給され、
事故が拡大される問題点がある。
力変換器1と逆電力変換器2とが直流母線3を介して直
接逆並列接続しであるので、逆電力変換器2の転流失敗
に際して、順電力変換器1側より事故電流が供給され、
事故が拡大される問題点がある。
(2)第4図において、回虫用遮断器6を遮断すると次
のような問題が発生する。
のような問題が発生する。
(イ)一方の電車線路で地絡事故が生じた場合、他の電
車線路から流入する回生電流および隣接する変電所から
の延長給電電流を回虫用遮断器6で遮断せしめること1
ζなるので、他の電車線路を走行する電気車の運行に支
障が生じてしまう。
車線路から流入する回生電流および隣接する変電所から
の延長給電電流を回虫用遮断器6で遮断せしめること1
ζなるので、他の電車線路を走行する電気車の運行に支
障が生じてしまう。
(ロ)事故時に電車線路より流入する回生電流。
延長給電電流を回生用遮断器6のみで遮断しようとすれ
ば、その遮断器6の遮断容量は力行用遮断器4a〜4r
が挿入される直流電路を6電路とすると、少なくとも力
行用遮断器の6倍も必要とする。
ば、その遮断器6の遮断容量は力行用遮断器4a〜4r
が挿入される直流電路を6電路とすると、少なくとも力
行用遮断器の6倍も必要とする。
ン
(ハ)そこで回生用遮断器6の遮断容量を軽減すべく、
回生電流を遮断できる程度の容量とすると、事故時に回
生車があると、回生用遮断器6で延長給電電流を遮断で
きなくなる。このため、隣接変電所側で事故点側へ流出
する電流を遮断しなければならず、事故時の保護シーケ
ンスが複雑となって、システムの信頼性が低下してしま
う。
回生電流を遮断できる程度の容量とすると、事故時に回
生車があると、回生用遮断器6で延長給電電流を遮断で
きなくなる。このため、隣接変電所側で事故点側へ流出
する電流を遮断しなければならず、事故時の保護シーケ
ンスが複雑となって、システムの信頼性が低下してしま
う。
(ニ)上記のように6電路の場合、各直流電路に力行用
遮断器43〜4rが挿入されるので、変電所が非常に不
経済になる。
遮断器43〜4rが挿入されるので、変電所が非常に不
経済になる。
(ホ)また、変電所設備が大きくなるので、建設に対す
る設備費が勉大になる。
る設備費が勉大になる。
E1問題点を解決するための手段
本発明は、(1)交流電力を直流電力に変換する順電力
変換器と、前記順電力変換器に接続された力行用母線と
、この力行用母線に共通接続されたカソード側が接続さ
れる第1.第2及び第3のダイオードブリツノ回路と、
これら第1.第2及び第3のダイオードブリッジ回路に
各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続され°
たアノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側
間に接続される3組の遮断器と、前記第1及び第2のダ
イオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオードのカ
ソードとアノードとが共通接続された接続点に各別に接
続されるとともに複線を形成するデッドセクションで区
分された第1.第2及び第3゜第4電車線路と、これら
第1.第2電車線路との間に両線路とはデッドセクショ
ンにより区分されて設けられるとともに、前記第3、第
4電車線路とのuJ]に両線路とはデッドセクションに
より区分されて設けられ、且つ゛前記第3のダイオード
ブリッジ回路の各辺を構成するダイオードのカソードと
アノードとが共通接続された接続点に各別に接続される
第5.第6電車線路とを備えてなることを特徴とすると
ともに、(2)交流電力を直流電力に変換する順電力変
換器と、前記順電力変換器に接続された力行用母線と、
この力行用母線に共通接続されたカソード側が接続され
る第1.第2及び第3のダイオードブリッジ回路と、こ
れら第1゜第2及び第3のダイオードブリッジ回路に各
別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続されたア
ノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側間に
接続される3組の遮断器と、前記第1及び第2のダイオ
ードブリッジ回路の各辺を構成するダイオードのカソー
ドとアノードとが共通接続された接続点に各別に接続さ
れるとともに複線を形成するデッドセクションで区分さ
れた第1.第2及び第3.第4電車線路と、これら第1
1第2電車線路との間に両線路とはデッドセクションに
より区分されて設けられるとともに、前記第3゜第4電
車線路との間に両線路とはデッドセクションにより区分
されて設けられ、且つ前記第3のダイオードブリッジ回
路の各辺を構成するダイオードのカソードとアノードと
が共通接続された接続点に各別に接続される第5.第6
電車線路と、前記第1.第2及び第3のダイオードブリ
ッジ回路の共通接続されたアノード側にそれぞれのアノ
ードが各別に接続されるとと乙にカソードが一括して回
生用母線に接続される3組のストッパダイオードと、首
記回生用母線と前記力行用母線の間に接続されるダイオ
ードと、前記回生用母線に接続される逆電力変換器とを
備えてなることを特徴とするとともに、(3)交流電力
を直流電力に変換する順電力変換器と、回生用母線に接
続され、直流電力を交流電力にあるいは交流電力を直流
電力に変換する双方向電力変換器と、前記順電力変換器
に接続された力行用母線と、この力行用母線に共通接続
されたカソード側が接続される第1.第2及び第3のダ
イオードブリッジ回路と、これら第1、第2及び第3の
ダイオードブリッジ回路に各別に設けられ、これらブリ
ッジ回路の共通接続されたアノード側と前記力行用母線
に接続されたカソード側間に接続される3組の遮断器と
、前記第1及び第2のダイオードブリッジ回路の各辺を
構成するダイオードのカソードとアノードとが共通接続
された接続点に各別に接続されるとともに複線を形成す
るデッドセクションで区分された第1゜第2及び第3.
第4電車線路と、これら第1.第2電車線路との間に両
線路とはデッドセクションにより区分されて設けられる
とともに、前記第3゜第4電車線路との間に両線路とは
デッドセクションにより区分されて設けられ、且つ前記
第3のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオ
ードのカソードとアノードとが共通接続された接続点に
各別に接続される第5.第6電車線路と、前記第1.第
2及び第3のダイオードブリッジ回路の共通接続された
アノード側にそれぞれのアノードが各別に接続されると
ともにカソードが一括して前記回生用母線に接続される
3組のストッパダイオードと、前記回生用母線と前記力
行用母線の間に接続されるダイオードとを備えてなるこ
とを特徴としている。
変換器と、前記順電力変換器に接続された力行用母線と
、この力行用母線に共通接続されたカソード側が接続さ
れる第1.第2及び第3のダイオードブリツノ回路と、
これら第1.第2及び第3のダイオードブリッジ回路に
各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続され°
たアノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側
間に接続される3組の遮断器と、前記第1及び第2のダ
イオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオードのカ
ソードとアノードとが共通接続された接続点に各別に接
続されるとともに複線を形成するデッドセクションで区
分された第1.第2及び第3゜第4電車線路と、これら
第1.第2電車線路との間に両線路とはデッドセクショ
ンにより区分されて設けられるとともに、前記第3、第
4電車線路とのuJ]に両線路とはデッドセクションに
より区分されて設けられ、且つ゛前記第3のダイオード
ブリッジ回路の各辺を構成するダイオードのカソードと
アノードとが共通接続された接続点に各別に接続される
第5.第6電車線路とを備えてなることを特徴とすると
ともに、(2)交流電力を直流電力に変換する順電力変
換器と、前記順電力変換器に接続された力行用母線と、
この力行用母線に共通接続されたカソード側が接続され
る第1.第2及び第3のダイオードブリッジ回路と、こ
れら第1゜第2及び第3のダイオードブリッジ回路に各
別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続されたア
ノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側間に
接続される3組の遮断器と、前記第1及び第2のダイオ
ードブリッジ回路の各辺を構成するダイオードのカソー
ドとアノードとが共通接続された接続点に各別に接続さ
れるとともに複線を形成するデッドセクションで区分さ
れた第1.第2及び第3.第4電車線路と、これら第1
1第2電車線路との間に両線路とはデッドセクションに
より区分されて設けられるとともに、前記第3゜第4電
車線路との間に両線路とはデッドセクションにより区分
されて設けられ、且つ前記第3のダイオードブリッジ回
路の各辺を構成するダイオードのカソードとアノードと
が共通接続された接続点に各別に接続される第5.第6
電車線路と、前記第1.第2及び第3のダイオードブリ
ッジ回路の共通接続されたアノード側にそれぞれのアノ
ードが各別に接続されるとと乙にカソードが一括して回
生用母線に接続される3組のストッパダイオードと、首
記回生用母線と前記力行用母線の間に接続されるダイオ
ードと、前記回生用母線に接続される逆電力変換器とを
備えてなることを特徴とするとともに、(3)交流電力
を直流電力に変換する順電力変換器と、回生用母線に接
続され、直流電力を交流電力にあるいは交流電力を直流
電力に変換する双方向電力変換器と、前記順電力変換器
に接続された力行用母線と、この力行用母線に共通接続
されたカソード側が接続される第1.第2及び第3のダ
イオードブリッジ回路と、これら第1、第2及び第3の
ダイオードブリッジ回路に各別に設けられ、これらブリ
ッジ回路の共通接続されたアノード側と前記力行用母線
に接続されたカソード側間に接続される3組の遮断器と
、前記第1及び第2のダイオードブリッジ回路の各辺を
構成するダイオードのカソードとアノードとが共通接続
された接続点に各別に接続されるとともに複線を形成す
るデッドセクションで区分された第1゜第2及び第3.
第4電車線路と、これら第1.第2電車線路との間に両
線路とはデッドセクションにより区分されて設けられる
とともに、前記第3゜第4電車線路との間に両線路とは
デッドセクションにより区分されて設けられ、且つ前記
第3のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオ
ードのカソードとアノードとが共通接続された接続点に
各別に接続される第5.第6電車線路と、前記第1.第
2及び第3のダイオードブリッジ回路の共通接続された
アノード側にそれぞれのアノードが各別に接続されると
ともにカソードが一括して前記回生用母線に接続される
3組のストッパダイオードと、前記回生用母線と前記力
行用母線の間に接続されるダイオードとを備えてなるこ
とを特徴としている。
F2作用
一方面側の電車線路、例えば第1又は第3電車線路で地
絡事故が発生した場合、第1のダイオードブリッジ回路
に設けられた遮断器を遮断することにより事故点へ流入
しようとする電流を遮断する。これと同時に第5.第6
電車線路に接続される第3のダイオードブリッジ回路に
設けられた遮断器も遮断して第5.第6電車線路を無電
圧にする。これによって他方面の電車線路(第2又は第
4電車線路)から事故点へ侵入してくる電気車のパンタ
グラフが、セクシ曲ンを通過する際にアークの発生によ
り焼損することを防止できる。このとき他方面側の電車
線路に接続される遮断器を開放する必要はないので、一
方面側の電車線路で発生した地絡事故の影響を受けるこ
となく給電が継続される。
絡事故が発生した場合、第1のダイオードブリッジ回路
に設けられた遮断器を遮断することにより事故点へ流入
しようとする電流を遮断する。これと同時に第5.第6
電車線路に接続される第3のダイオードブリッジ回路に
設けられた遮断器も遮断して第5.第6電車線路を無電
圧にする。これによって他方面の電車線路(第2又は第
4電車線路)から事故点へ侵入してくる電気車のパンタ
グラフが、セクシ曲ンを通過する際にアークの発生によ
り焼損することを防止できる。このとき他方面側の電車
線路に接続される遮断器を開放する必要はないので、一
方面側の電車線路で発生した地絡事故の影響を受けるこ
となく給電が継続される。
また、電力回生機能を有する変電所であっても3組のダ
イオードブリッジ回路に各々遮断器とストッパダイオー
ドを設けているので、一方のブリッジ回路に接続される
電車線路側に地絡事故が発生した場合、事故回線側のブ
リッジ回路の遮断器を遮断させれば健全回線のブリッジ
回路側から事故点へ電流が流入することがない。
イオードブリッジ回路に各々遮断器とストッパダイオー
ドを設けているので、一方のブリッジ回路に接続される
電車線路側に地絡事故が発生した場合、事故回線側のブ
リッジ回路の遮断器を遮断させれば健全回線のブリッジ
回路側から事故点へ電流が流入することがない。
G、実施例
G3.第1の発明の実施例
第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図で、第4図
と同一部分は同一符号を付して説明する。
と同一部分は同一符号を付して説明する。
第1図において、21.41及び61は図示極性のよう
に配設された4個のダイオード22a〜22d、 42
a〜42d及び62a〜62dから構成される第1.第
2及び第3ダイオードブリッジ回路である。この第1゜
第2及び第3ダイオードブリツジ回路21.41及び6
1におけるダイオード22a、 22c、 42a、
42c、及び62a、 62cのカソード側は力行用母
線7に接続される。23.43及び63は第1.第2及
び第3のサイリスタ遮断器(この遮断器は直流高速度遮
断器でもよい)で、第1.第2及び第3サイリスク遮断
器23、43及び63のアノード側は力行用母線7、す
なわちダイオード22a、 22c、 42a、 42
c、 62a、 62cのカソードを共通接続した点2
4.44.64に接続される。また、第1.第2及び第
3サイリスタ遮断器23.43及び63のカソード側は
ダイオード22b、 22d。
に配設された4個のダイオード22a〜22d、 42
a〜42d及び62a〜62dから構成される第1.第
2及び第3ダイオードブリッジ回路である。この第1゜
第2及び第3ダイオードブリツジ回路21.41及び6
1におけるダイオード22a、 22c、 42a、
42c、及び62a、 62cのカソード側は力行用母
線7に接続される。23.43及び63は第1.第2及
び第3のサイリスタ遮断器(この遮断器は直流高速度遮
断器でもよい)で、第1.第2及び第3サイリスク遮断
器23、43及び63のアノード側は力行用母線7、す
なわちダイオード22a、 22c、 42a、 42
c、 62a、 62cのカソードを共通接続した点2
4.44.64に接続される。また、第1.第2及び第
3サイリスタ遮断器23.43及び63のカソード側は
ダイオード22b、 22d。
42b、 42d及び62b、 62dのアノードを共
通接続した点25.45.65に接続される。
通接続した点25.45.65に接続される。
前記ダイオード22aと22bの共通接続点26は直流
断路器8aを介して第1電車線路9aに接続される。
断路器8aを介して第1電車線路9aに接続される。
前記ダイオード62aと62bの共通接続点66は直流
断路器8bを介して第2電車線路9bに接続される。前
記ダイオード22cと22dの共通接続点27は直流断
路器8Cを介して第3電車線路9Cに接続される。前記
ダイオード62cと62dの共通接続点67は直流断路
器8dを介して第4電車線路9dに接続される。前記ダ
イオード42aと42bの共通接続点46は直流断路器
8eを介してデッドセクションlla、 llbで区分
された第5電車線路9eに接続される。前記ダイオード
42cと42dの共通接続点47は直流断路器8fを介
してデッドセクションllc、 lidで区分された第
6電車線路9rに接続される。
断路器8bを介して第2電車線路9bに接続される。前
記ダイオード22cと22dの共通接続点27は直流断
路器8Cを介して第3電車線路9Cに接続される。前記
ダイオード62cと62dの共通接続点67は直流断路
器8dを介して第4電車線路9dに接続される。前記ダ
イオード42aと42bの共通接続点46は直流断路器
8eを介してデッドセクションlla、 llbで区分
された第5電車線路9eに接続される。前記ダイオード
42cと42dの共通接続点47は直流断路器8fを介
してデッドセクションllc、 lidで区分された第
6電車線路9rに接続される。
なお、順電力変換器lはダイオード整流器を示したが、
サイリスク整流器であってもよい。
サイリスク整流器であってもよい。
次に上記実施例の動作を述べる。
サイリスタ遮断器23.43.63は通常閉成状態にし
ておくと、順電力変換器lの力行電流はサイリスタ遮断
器23.43.63→ダイオード22b、 42b、6
2b→直流断路器8a、8e、 8bを介して第1.第
5.第2電車線路9a、 9e、 9bに供給されると
ともにサイリスク遮断器23.43.63−ダイオード
22d、 42d。
ておくと、順電力変換器lの力行電流はサイリスタ遮断
器23.43.63→ダイオード22b、 42b、6
2b→直流断路器8a、8e、 8bを介して第1.第
5.第2電車線路9a、 9e、 9bに供給されると
ともにサイリスク遮断器23.43.63−ダイオード
22d、 42d。
620−直流断路器8c、 8(8dを介して第3.第
6゜第4電車線路に供給される。
6゜第4電車線路に供給される。
また、第2電車線路9bに発生した回生電流は直流断路
器8b→ダイオード62a→サイリスタ遮断器63−ダ
イオード62d−直流断路器8dを介して第4電車線路
9dに供給されるか、直流断路器8b→ダイオード62
a−力行用母線7−サイリスク遮断器43−ダイオード
42bか42d−直流断路器8eか8「を介して第5か
第6電車線路9e、 9fに供給されるか、あるいは直
流断路器8b−ダイオード62a−力行用母線7−サイ
リスク遮断器23−ダイオード22bか22d−直流断
路器8aか8Cを介して第1か第3電車線路9a、 9
cに供給される。尚第1.第3.第4.第5及び第6電
車線路9a、 9c、 9d、 9e及び9fに生じた
回生電流も同様に第1.第2.第3ダイオードブリツジ
回路21.41.61を通って流れ、各電車線路に供給
される。
器8b→ダイオード62a→サイリスタ遮断器63−ダ
イオード62d−直流断路器8dを介して第4電車線路
9dに供給されるか、直流断路器8b→ダイオード62
a−力行用母線7−サイリスク遮断器43−ダイオード
42bか42d−直流断路器8eか8「を介して第5か
第6電車線路9e、 9fに供給されるか、あるいは直
流断路器8b−ダイオード62a−力行用母線7−サイ
リスク遮断器23−ダイオード22bか22d−直流断
路器8aか8Cを介して第1か第3電車線路9a、 9
cに供給される。尚第1.第3.第4.第5及び第6電
車線路9a、 9c、 9d、 9e及び9fに生じた
回生電流も同様に第1.第2.第3ダイオードブリツジ
回路21.41.61を通って流れ、各電車線路に供給
される。
上記のように力行電流を各電車線路9a、 9b、 9
c。
c。
9d及び9e、 9fに供給するとき、3組の第1.第
2゜第3サイリスク遮断器23.43.63が介挿され
るだけで制御できるから、高価なサイリスク遮断器が第
4図のものより3組省略できるfl1点がある。これに
より給電装置を安価に製作できるようになる。
2゜第3サイリスク遮断器23.43.63が介挿され
るだけで制御できるから、高価なサイリスク遮断器が第
4図のものより3組省略できるfl1点がある。これに
より給電装置を安価に製作できるようになる。
また、各電車線路9a、 9b、 9c、 9d及び9
e、9fに発生した回生711t流を制御するときら、
第1.第2゜第3サイリスク遮断器23.43.63と
第1.第2゜第3ダイオードブリツジ回路21.41.
61のダイオード22a〜22d、 42a 〜42d
及び62a〜62dだけで制御できるために回生用遮断
器が不要となる等の利点がある。
e、9fに発生した回生711t流を制御するときら、
第1.第2゜第3サイリスク遮断器23.43.63と
第1.第2゜第3ダイオードブリツジ回路21.41.
61のダイオード22a〜22d、 42a 〜42d
及び62a〜62dだけで制御できるために回生用遮断
器が不要となる等の利点がある。
さらに、力行電流及び回生電流とも第1.第2゜第3サ
イリスク遮断器23.43.63を通ることになるから
、その遮断器23.43.63を開放させれば、力行及
び回生の両電流の遮断が3組のサイリスク遮断器2:(
、43,63で行うことができ、保護シーケンスを簡素
化できる。このように力行及び回生の両電流を遮断でき
る機能を有するサイリスク遮断器を用いることにより、
例えば第1図の第1電車線路9aのF点で地絡事故が発
生したとき、サイリスク遮断器23を開放させれば、力
行電流は遮断される。その後、直流断路器8aを開放さ
せ、サイリスタ遮断器23を再び閉成すれば、第2電車
線路9b°に回生電気車12が運転されていても回生電
流は前述のように電車線路90〜9fに供給される。
イリスク遮断器23.43.63を通ることになるから
、その遮断器23.43.63を開放させれば、力行及
び回生の両電流の遮断が3組のサイリスク遮断器2:(
、43,63で行うことができ、保護シーケンスを簡素
化できる。このように力行及び回生の両電流を遮断でき
る機能を有するサイリスク遮断器を用いることにより、
例えば第1図の第1電車線路9aのF点で地絡事故が発
生したとき、サイリスク遮断器23を開放させれば、力
行電流は遮断される。その後、直流断路器8aを開放さ
せ、サイリスタ遮断器23を再び閉成すれば、第2電車
線路9b°に回生電気車12が運転されていても回生電
流は前述のように電車線路90〜9fに供給される。
前記第1電車線路9aのF点で地絡事故が発生したとき
、電気車12が電車線路9bから9a側へ走行してきた
とする。この場合第1ダイオードブリッジ回路21の遮
断器23を遮断させるとともに第2ダイオードブリッジ
回路41の遮断器43を遮断して第5電車線路9eを無
電圧にする。これによって電・気車12がデッドセクシ
ョンllaを通過する際にアークは発生せず、電気車1
2のパンタグラフが焼損することを防止できる。このと
き第3サイリスタ遮断器63は閉成したままの状態であ
るから第2.第4電車線路9b、 9dへの給電が継続
される。
、電気車12が電車線路9bから9a側へ走行してきた
とする。この場合第1ダイオードブリッジ回路21の遮
断器23を遮断させるとともに第2ダイオードブリッジ
回路41の遮断器43を遮断して第5電車線路9eを無
電圧にする。これによって電・気車12がデッドセクシ
ョンllaを通過する際にアークは発生せず、電気車1
2のパンタグラフが焼損することを防止できる。このと
き第3サイリスタ遮断器63は閉成したままの状態であ
るから第2.第4電車線路9b、 9dへの給電が継続
される。
上記第1.第2.第3ダイオードブリッジ回路21、4
1.61と第1.第2.第3サイリスタ遮断器23、4
3.63を用いた延長給電時に、所望の鏡型区間(第1
.第3電車線路9a、 9c)のみを端型停止させる場
合、第1サイリスク遮断器23を開放させるだけである
から、第2.第4.第5.第6電車線路9b、 9d、
9e、 Sf側の鏡型区間には延長給電を継続でき、
電気車の円滑な運行が可能となる。
1.61と第1.第2.第3サイリスタ遮断器23、4
3.63を用いた延長給電時に、所望の鏡型区間(第1
.第3電車線路9a、 9c)のみを端型停止させる場
合、第1サイリスク遮断器23を開放させるだけである
から、第2.第4.第5.第6電車線路9b、 9d、
9e、 Sf側の鏡型区間には延長給電を継続でき、
電気車の円滑な運行が可能となる。
上記延長給電時に、事故が発生した場合、事故回線に接
続されるサイリスタ遮断器23.43あるいは63で遮
断するので、延長給電電流を供給する隣接変電所で遮断
する必要はない。従って保護シーケンスの一層の単純化
と、事故の影響を最小限にとどめることができ、電気車
の運行効率を向上させることができる。
続されるサイリスタ遮断器23.43あるいは63で遮
断するので、延長給電電流を供給する隣接変電所で遮断
する必要はない。従って保護シーケンスの一層の単純化
と、事故の影響を最小限にとどめることができ、電気車
の運行効率を向上させることができる。
G2.第2の発明の実施例
次に第2の発明の実施例を第2図とともに説明する。第
2図において第1図と同一部分は同一符号を持って示し
、その説明は省略する。第2図において第1図と異なる
点は、回生電流を逆電力変換器2側へ回生できるように
したものであり、28゜48、68は各々ストッパダイ
オードである。ストッパダイオード28.48及び68
のアノード側は前記共連接読点25.45及び65に各
々接続され、カソード側は一括接続されて回生用母線2
9に接続されるとともにダイオード32のアノードに接
続される。ダイオード32のカソードは前記力行用母線
7に接続される。前記回生用母線29には直流を交流に
変換する逆電力変換器2が接続される。
2図において第1図と同一部分は同一符号を持って示し
、その説明は省略する。第2図において第1図と異なる
点は、回生電流を逆電力変換器2側へ回生できるように
したものであり、28゜48、68は各々ストッパダイ
オードである。ストッパダイオード28.48及び68
のアノード側は前記共連接読点25.45及び65に各
々接続され、カソード側は一括接続されて回生用母線2
9に接続されるとともにダイオード32のアノードに接
続される。ダイオード32のカソードは前記力行用母線
7に接続される。前記回生用母線29には直流を交流に
変換する逆電力変換器2が接続される。
上記実施例において力行運転時の動作は第1図の回路と
同様になるのでその説明は省略する。第2電車線路9b
に発生した回生電流は直流断路器8b→ダイオード62
a→サイリスク遮断器63→ダイオード62d→直流断
路器8dを介して第4電車線路9dに供給されるか、直
流新路器8b→ダイオード62a−力行用母線7−サイ
リスタ遮断器43−ダイオード42bか42d→直流断
路器8eか8rを介して第5か第6電車線路9e、 9
fに供給されるか、直流断路器8b−ダイオード62a
−力行用母線7→サイリスク遮断器23→ダイオード2
2bか22d→直流断路器8aか8Cを介して第1か第
3電車線路9a、 ’9cに供給されるか、あるいは直
流新路器8b→ダイオード62a→サイリスク遮断器6
3→ストッパダイオード68→回生用母線29を介して
逆電力変換器2へ回生される。
同様になるのでその説明は省略する。第2電車線路9b
に発生した回生電流は直流断路器8b→ダイオード62
a→サイリスク遮断器63→ダイオード62d→直流断
路器8dを介して第4電車線路9dに供給されるか、直
流新路器8b→ダイオード62a−力行用母線7−サイ
リスタ遮断器43−ダイオード42bか42d→直流断
路器8eか8rを介して第5か第6電車線路9e、 9
fに供給されるか、直流断路器8b−ダイオード62a
−力行用母線7→サイリスク遮断器23→ダイオード2
2bか22d→直流断路器8aか8Cを介して第1か第
3電車線路9a、 ’9cに供給されるか、あるいは直
流新路器8b→ダイオード62a→サイリスク遮断器6
3→ストッパダイオード68→回生用母線29を介して
逆電力変換器2へ回生される。
尚、第1.第3.第4.第5及び第6電車線路9a。
9c、 9d、 9e及び9fに生じた回生電流も同様
に第1゜第2.第3ダイオードブリツジ回路21.41
.61及びストッパダイオード2B、 48.68を通
って流れ、各電車線路あるいは回生用母線29に供給さ
れる。
に第1゜第2.第3ダイオードブリツジ回路21.41
.61及びストッパダイオード2B、 48.68を通
って流れ、各電車線路あるいは回生用母線29に供給さ
れる。
また、F点での地絡事故発生時の動作も第1図と同様に
なるが第1.第2.第3ダイオードブリツジ回路21.
41.61がストッパダイオード28.48゜68を介
して接続されているために、第1サイリスタ遮断器23
を開放させるだけで事故を流が第2゜第3サイリスク遮
断器43.63を通して流れることはない。これにより
事故の拡大を未然に防止できる。
なるが第1.第2.第3ダイオードブリツジ回路21.
41.61がストッパダイオード28.48゜68を介
して接続されているために、第1サイリスタ遮断器23
を開放させるだけで事故を流が第2゜第3サイリスク遮
断器43.63を通して流れることはない。これにより
事故の拡大を未然に防止できる。
さらに、ダイオード32が力行用母線7と回生用母線2
9間に介挿されているので、逆電力変換器2が転流失敗
しても、前記ダイオード32により逆電力変換器2側へ
事故電流が流入するのが防止できる。これにより逆電力
変換器2の転流失敗があっても事故の拡大を未然に防止
できる。
9間に介挿されているので、逆電力変換器2が転流失敗
しても、前記ダイオード32により逆電力変換器2側へ
事故電流が流入するのが防止できる。これにより逆電力
変換器2の転流失敗があっても事故の拡大を未然に防止
できる。
Gs、第3の発明の実施例
次に第3の発明の実施例を第3図とともに説明する。第
3図において第2図と同一部分は同一符号を持って示し
、その説明は省略する。第3図において第2図と異なる
点は逆電力変換器2の代わりに、直流を交流に、あるい
は交流を直流に変換する双方向電力変換器34が接続さ
れていることであり、その他の部分は第2図と同一構成
となっている。
3図において第2図と同一部分は同一符号を持って示し
、その説明は省略する。第3図において第2図と異なる
点は逆電力変換器2の代わりに、直流を交流に、あるい
は交流を直流に変換する双方向電力変換器34が接続さ
れていることであり、その他の部分は第2図と同一構成
となっている。
上記実施例において力行1回虫、事故発生時の動作は第
2図の回路と同様になるのでその説明は省略するが、双
方向電力変換器34を頭重力変換動作させた場合、該変
換器34から流れる力行電流は次の経路で流れる。すな
わち双方向電力変換器34→ダイオード32→サイリス
タ遮断器23.43.6:(→ダイオード22b、 4
2b、 62b →直流断路器8a、 8e、8bを介
して第1.第5.第2電車線路9a、 9e、 9bに
供給されるとともにサイリスク遮断器23.43.63
→ダイ、t −トoa、 42d、 eza →直流断
路器8c、 8(8dを介して第3.第6.第4電車線
路9c、 9f、 9dに供給される。
2図の回路と同様になるのでその説明は省略するが、双
方向電力変換器34を頭重力変換動作させた場合、該変
換器34から流れる力行電流は次の経路で流れる。すな
わち双方向電力変換器34→ダイオード32→サイリス
タ遮断器23.43.6:(→ダイオード22b、 4
2b、 62b →直流断路器8a、 8e、8bを介
して第1.第5.第2電車線路9a、 9e、 9bに
供給されるとともにサイリスク遮断器23.43.63
→ダイ、t −トoa、 42d、 eza →直流断
路器8c、 8(8dを介して第3.第6.第4電車線
路9c、 9f、 9dに供給される。
このように双方向電力変換器34を頭重力変換動作させ
て力行電流を供給させれば、順電力変換器!の容量の軽
減を図ることができるし、それの故障時にも変電所を停
電させることなく力行電流を供給できる。また、ダイオ
ード32が力行用母線7と回生用母線29間に介挿され
ているので、双方向電力変換器34が逆電力変換動作時
に転流失敗しても、前記ダイオード32により双方向変
換器34側へ事故電流が流入するのが防止できる。これ
により双方向電力変換器34の逆電力変換動作時の転流
失敗があっても事故の拡大を未然に防止できる。
て力行電流を供給させれば、順電力変換器!の容量の軽
減を図ることができるし、それの故障時にも変電所を停
電させることなく力行電流を供給できる。また、ダイオ
ード32が力行用母線7と回生用母線29間に介挿され
ているので、双方向電力変換器34が逆電力変換動作時
に転流失敗しても、前記ダイオード32により双方向変
換器34側へ事故電流が流入するのが防止できる。これ
により双方向電力変換器34の逆電力変換動作時の転流
失敗があっても事故の拡大を未然に防止できる。
尚、前記第2の発明において、ダイオード32を削除し
て力行用母線7と回生用母線29を切り離して構成して
も良い。
て力行用母線7と回生用母線29を切り離して構成して
も良い。
H0発明の効果
以上述べたように、この発明によれば次のような効果が
得られる。
得られる。
a、延長給電時に所望の端型区間のみを端型停止した場
合でも、他方の電車線路側の端型区間には延長給電を継
続でき電気車の円滑な運行が可能となる。
合でも、他方の電車線路側の端型区間には延長給電を継
続でき電気車の円滑な運行が可能となる。
b、延長給電時における事故のとき、延長給電電流は事
故回線と接続される遮断器で遮断するので、延長給電電
流を供給する隣接変電所で遮断する必要はない。従って
、保護シーケンスの一層の単純化と事故の影響を最小限
にとどめることができ、電気車の運行効率の向上を図る
ことができる。
故回線と接続される遮断器で遮断するので、延長給電電
流を供給する隣接変電所で遮断する必要はない。従って
、保護シーケンスの一層の単純化と事故の影響を最小限
にとどめることができ、電気車の運行効率の向上を図る
ことができる。
C8ストッパダイオードを設けたので、一方の電車線路
側で地絡事故が発生したときでも、3組の遮断器のうち
事故側の遮断器を遮断させれば、他方の遮断器側から事
故電流が流入することはなく、事故の拡大を未然に防止
できる。
側で地絡事故が発生したときでも、3組の遮断器のうち
事故側の遮断器を遮断させれば、他方の遮断器側から事
故電流が流入することはなく、事故の拡大を未然に防止
できる。
d、力行用母線と回生用母線間にダイオードを介挿した
ので、逆電力変換動作時の転流失敗時にも逆電力変換器
又は双方向変換器側へ流入する順電力変換器よりの事故
電流はダイオードで阻止できるために逆電力変換器又は
双方向変換器事故の拡大を未然に防止できる。
ので、逆電力変換動作時の転流失敗時にも逆電力変換器
又は双方向変換器側へ流入する順電力変換器よりの事故
電流はダイオードで阻止できるために逆電力変換器又は
双方向変換器事故の拡大を未然に防止できる。
e、従来例に比較して回虫用遮断器と、3組の力行用遮
断器が不要となるので、設備費は非常に有利となる。ま
た、遮断器の個数が少なくなるため、保護シーケンスが
簡単になるので信頼性が向上する。
断器が不要となるので、設備費は非常に有利となる。ま
た、遮断器の個数が少なくなるため、保護シーケンスが
簡単になるので信頼性が向上する。
「、双方向電力変換器の順電力変換器作に上り力行電力
を供給できるので、順電力変換器の電力容量を軽減でき
るとともに、順電力変換器が故障したときでも力行電力
が供給できるので変電所を停電させることがない。
を供給できるので、順電力変換器の電力容量を軽減でき
るとともに、順電力変換器が故障したときでも力行電力
が供給できるので変電所を停電させることがない。
g、第1電車線路と第2電車線路の間、第3電車線路と
第4電車線路の間にデッドセクションによって区分して
設けられた第5.第6電車線路にも遮断器を接続してい
るので、一方面側の電車線路で地絡事故が発生したとき
前記遮断器を開放させれば、電気車のセクションオーバ
一時のアーク発生を防止できる。このとき他方面側の電
車線路に接続される遮断器は開放する必要がないので、
他方面側の電車線路には前記地絡事故の影響を受けるこ
となく給電が継続される。
第4電車線路の間にデッドセクションによって区分して
設けられた第5.第6電車線路にも遮断器を接続してい
るので、一方面側の電車線路で地絡事故が発生したとき
前記遮断器を開放させれば、電気車のセクションオーバ
一時のアーク発生を防止できる。このとき他方面側の電
車線路に接続される遮断器は開放する必要がないので、
他方面側の電車線路には前記地絡事故の影響を受けるこ
となく給電が継続される。
第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図、第2図は
第2の発明の一実施例を示す回路図、第3図は第3の発
明の一実施例を示す回路図、第4図は従来例を示す回路
図である。 1・・・順電力変換器、2・・・逆電力変換器、7・・
・力行用母線、9a、 9b、 9c、 9d、 9e
、 9F・・・第1から第6電車線路、21.41.6
1・・・第1.第2.第3ダイオードブリッジ回路、2
3.43.63・・・第1.第2゜第3サイリスタ遮断
器、28.48.68・・・ストッパダイオード、29
・・・回生用母線、32・・・ダイオード、34・・・
双方向電力変換器。
第2の発明の一実施例を示す回路図、第3図は第3の発
明の一実施例を示す回路図、第4図は従来例を示す回路
図である。 1・・・順電力変換器、2・・・逆電力変換器、7・・
・力行用母線、9a、 9b、 9c、 9d、 9e
、 9F・・・第1から第6電車線路、21.41.6
1・・・第1.第2.第3ダイオードブリッジ回路、2
3.43.63・・・第1.第2゜第3サイリスタ遮断
器、28.48.68・・・ストッパダイオード、29
・・・回生用母線、32・・・ダイオード、34・・・
双方向電力変換器。
Claims (3)
- (1)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器と、 前記順電力変換器に接続された力行用母線と、この力行
用母線に共通接続されたカソード側が接続される第1、
第2及び第3のダイオードブリッジ回路と、 これら第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路に
各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続された
アノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側間
に接続される3組の遮断器前記第1及び第2のダイオー
ドブリッジ回路の各辺を構成するダイオードのカソード
とアノードとが共通接続された接続点に各別に接続され
るとともに複線を形成するデツドセクシヨンで区分され
た第1、第2及び第3、第4電車線路と、これら第1、
第2電車線路との間に両線路とはデツドセクシヨンによ
り区分されて設けられるとともに、前記第3、第4電車
線路との間に両線路とはデツドセクシヨンにより区分さ
れて設けられ、且つ前記第3のダイオードブリッジ回路
の各辺を構成するダイオードのカソードとアノードとが
共通接続された接続点に各別に接続される第5、第6電
車線路とを備えてなることを特徴とする直流給電装置。 - (2)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器と、 前記順電力変換器に接続された力行用母線と、この力行
用母線に共通接続されたカソード側が接続される第1、
第2及び第3のダイオードブリッジ回路と、 これら第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路に
各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続された
アノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側間
に接続される3組の遮断器と、 前記第1及び第2のダイオードブリッジ回路の各辺を構
成するダイオードのカソードとアノードとが共通接続さ
れた接続点に各別に接続されるとともに複線を形成する
デツドセクシヨンで区分された第1、第2及び第3、第
4電車線路と、これら第1、第2電車線路との間に両線
路とはデツドセクシヨンにより区分されて設けられると
ともに、前記第3、第4電車線路との間に両線路とはデ
ツドセクシヨンにより区分されて設けられ、且つ前記第
3のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオー
ドのカソードとアノードとが共通接続された接続点に各
別に接続される第5、第6電車線路と、 前記第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路の共
通接続されたアノード側にそれぞれのアノードが各別に
接続されるとともにカソードが一括して回生用母線に接
続される3組のストッパダイオードと、 前記回生用母線と前記力行用母線の間に接続されるダイ
オードと、 前記回生用母線に接続される逆電力変換器とを備えてな
ることを特徴とする直流給電装置。 - (3)交流電力を直流電力に変換する順電力変換器と、 回生用母線に接続され、直流電力を交流電力にあるいは
交流電力を直流電力に変換する双方向電力変換器と、 前記順電力変換器に接続された力行用母線と、この力行
用母線に共通接続されたカソード側が接続される第1、
第2及び第3のダイオードブリッジ回路と、 これら第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路に
各別に設けられ、これらブリッジ回路の共通接続された
アノード側と前記力行用母線に接続されたカソード側間
に接続される3組の遮断器と、 前記第1及び第2のダイオードブリッジ回路の各辺を構
成するダイオードのカソードとアノードとが共通接続さ
れた接続点に各別に接続されるとともに複線を形成する
デツドセクシヨンで区分された第1、第2及び第3、第
4電車線路と、これら第1、第2電車線路との間に両線
路とはデツドセクシヨンにより区分されて設けられると
ともに、前記第3、第4電車線路との間に両線路とはデ
ツドセクシヨンにより区分されて設けられ、且つ前記第
3のダイオードブリッジ回路の各辺を構成するダイオー
ドのカソードとアノードとが共通接続された接続点に各
別に接続される第5、第6電車線路と、 前記第1、第2及び第3のダイオードブリッジ回路の共
通接続されたアノード側にそれぞれのアノードが各別に
接続されるとともにカソードが一括して前記回生用母線
に接続される3組のストッパダイオードと、 前記回生用母線と前記力行用母線の間に接続されるダイ
オードとを備えてなることを特徴とする直流給電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4904186A JPS62205834A (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 直流給電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4904186A JPS62205834A (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 直流給電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62205834A true JPS62205834A (ja) | 1987-09-10 |
Family
ID=12819996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4904186A Pending JPS62205834A (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 直流給電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62205834A (ja) |
-
1986
- 1986-03-06 JP JP4904186A patent/JPS62205834A/ja active Pending
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