JPS60138089A - 片面表面処理鋼板の製造方法 - Google Patents
片面表面処理鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPS60138089A JPS60138089A JP24644583A JP24644583A JPS60138089A JP S60138089 A JPS60138089 A JP S60138089A JP 24644583 A JP24644583 A JP 24644583A JP 24644583 A JP24644583 A JP 24644583A JP S60138089 A JPS60138089 A JP S60138089A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- steel plate
- steel sheet
- rolls
- sheet
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鋼板の片面にのみ表面処理を施す方法に関す
るものである。
るものである。
従来、鋼板の片面にのみめっきする場合、溶融めっきに
おいては、めっきしない面に水ガラス等のコーティング
を行い、めっき後、これを取り除く操作を行なっている
。また電気めっきにおいては、カローセル・プロセスで
は、′めっき液が内側へ廻り込まないように鋼板の張力
を高くしなければならず、モータ駆動馬力が大容量にな
る他、鋼板のめっき液への浸漬時間を長くする必要があ
るため、フンダクタロールの径を非常に大きくする必要
があり、取扱いが不便で、設備費が高価となっている。
おいては、めっきしない面に水ガラス等のコーティング
を行い、めっき後、これを取り除く操作を行なっている
。また電気めっきにおいては、カローセル・プロセスで
は、′めっき液が内側へ廻り込まないように鋼板の張力
を高くしなければならず、モータ駆動馬力が大容量にな
る他、鋼板のめっき液への浸漬時間を長くする必要があ
るため、フンダクタロールの径を非常に大きくする必要
があり、取扱いが不便で、設備費が高価となっている。
一方、水平セル方式では、下側片面のみめっき液に浸す
場合でも、上側へ廻り込みが生じ、非めっき面までめっ
きされる傾向にある。
場合でも、上側へ廻り込みが生じ、非めっき面までめっ
きされる傾向にある。
片面めっき後のクロメート処理において、片面のみクロ
メート処理する場合、処理液を片側面よりスプレーへラ
ダーにてスプレーしているが１反対側への廻り込みを生
じている。
メート処理する場合、処理液を片側面よりスプレーへラ
ダーにてスプレーしているが１反対側への廻り込みを生
じている。
本発明はこのような実情に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、片面めっき鋼板および片面クロメー
ト処理鋼板等の製造に際し、上述の如〈従来問題であっ
た非処理面への不所望なめっきを簡潔かつ安価な機構で
回避しようとするものである。
的とするところは、片面めっき鋼板および片面クロメー
ト処理鋼板等の製造に際し、上述の如〈従来問題であっ
た非処理面への不所望なめっきを簡潔かつ安価な機構で
回避しようとするものである。
すなわち、本発明は、鋼板の片面に電気めっき、または
クロメート等の表面処理を施すに際し、鋼板の非処理面
全面に磁気式ベルトを吸着させて鋼板と磁気式ベルトと
の間に処理液が浸入しないようにした」二で表面処理電
気を施すことを特徴とする片面表面処理鋼板の製造方法
を提供するものである。
クロメート等の表面処理を施すに際し、鋼板の非処理面
全面に磁気式ベルトを吸着させて鋼板と磁気式ベルトと
の間に処理液が浸入しないようにした」二で表面処理電
気を施すことを特徴とする片面表面処理鋼板の製造方法
を提供するものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
第１図に示すのｔｉ、従来のカローセル・プロセスによ
る片面めっき装置で、鋼板ｌはデフレクタロール２およ
びジンクロール兼コンダクタロール３を経由してデフレ
クタロール２′の方向へ走行する。めっき槽中のめっき
液４および亜鉛のようなめっき金属７ノード５により、
コンダクタロール３とは反対側の鋼板表面がめっきされ
る。鋼板１とコンダクタロール３との間に隙間があると
、これらの間にめっき液が流れ込み、非めっき面までめ
っきされるので、鋼板ｌとコンダクタロール３との間に
は隙間がないようにすることが必要で、このため鋼板１
の張力が多大なものとなっている。また、鋼板ｌのめっ
き液４への浸漬時間がめつき要素としては必要であり、
浸漬時間を多くするにはコンダクタロール３の外径が太
きくなす、実際には２ｍ以上となり、取扱いが大変な他
、設備コストが多大である。
る片面めっき装置で、鋼板ｌはデフレクタロール２およ
びジンクロール兼コンダクタロール３を経由してデフレ
クタロール２′の方向へ走行する。めっき槽中のめっき
液４および亜鉛のようなめっき金属７ノード５により、
コンダクタロール３とは反対側の鋼板表面がめっきされ
る。鋼板１とコンダクタロール３との間に隙間があると
、これらの間にめっき液が流れ込み、非めっき面までめ
っきされるので、鋼板ｌとコンダクタロール３との間に
は隙間がないようにすることが必要で、このため鋼板１
の張力が多大なものとなっている。また、鋼板ｌのめっ
き液４への浸漬時間がめつき要素としては必要であり、
浸漬時間を多くするにはコンダクタロール３の外径が太
きくなす、実際には２ｍ以上となり、取扱いが大変な他
、設備コストが多大である。
また、第２図に示す水平セル式の場合、コンダクタロー
ル６．６′はバックアップロール７゜７′ と対になっ
ており、これらの間を鋼板ｌは走行する。めっき槽中の
めっき液４および亜鉛のようなめっき金属アノード５に
より、ダム８またはロールでめっき液４をめっき槽いっ
ばいに保ちながら、鋼板１の下側面をめっきしている。
ル６．６′はバックアップロール７゜７′ と対になっ
ており、これらの間を鋼板ｌは走行する。めっき槽中の
めっき液４および亜鉛のようなめっき金属アノード５に
より、ダム８またはロールでめっき液４をめっき槽いっ
ばいに保ちながら、鋼板１の下側面をめっきしている。
しかし、鋼板１とめっき液４との間に隙間を生ずれば、
めっきできないので、常にめっき槽にめっき液を満ばい
にキープする必要がある。めっき槽中のめっき液が多す
ぎると、非やっき面である鋼板の上側にもめっき液４が
廻り込み、非めっき面がめっきされるという欠点がある
。
めっきできないので、常にめっき槽にめっき液を満ばい
にキープする必要がある。めっき槽中のめっき液が多す
ぎると、非やっき面である鋼板の上側にもめっき液４が
廻り込み、非めっき面がめっきされるという欠点がある
。
本発明は、上述した方式あるいは他の方式における片面
めっき時に生ずる問題を解消しようとするものであり、
第３図にその好適な一橘成例を示し、これについて以下
に説明する。
めっき時に生ずる問題を解消しようとするものであり、
第３図にその好適な一橘成例を示し、これについて以下
に説明する。
第３図において、鋼板ｌはデフレクタロール２よりめっ
き槽に導入されてめっき液４に浸漬され、ジンクロール
３′、３“を経由してデフレクタロール２′の方向へ走
行する。デフレクタロール２，２′はコンダクタロール
とするのが好ましい。ジンクロール３′、３“と、デフ
レクタロール２，２′と対設されたプーリ１０，１０’
と、他のプーリ１１，１１’ との間には磁石付コン
ベアベルト９がめつき槽を経て張設されている。コンベ
アベルト９は鋼板ｌに磁気的に隙間なく吸着する必要が
あり、その目的を達する限り、いかなる構成材料でも良
いが、特にゴムで構成するのが好ましい。めっき槽中に
はめっき金属アノード５が鋼板のめっき面に対向して配
設されている。
き槽に導入されてめっき液４に浸漬され、ジンクロール
３′、３“を経由してデフレクタロール２′の方向へ走
行する。デフレクタロール２，２′はコンダクタロール
とするのが好ましい。ジンクロール３′、３“と、デフ
レクタロール２，２′と対設されたプーリ１０，１０’
と、他のプーリ１１，１１’ との間には磁石付コン
ベアベルト９がめつき槽を経て張設されている。コンベ
アベルト９は鋼板ｌに磁気的に隙間なく吸着する必要が
あり、その目的を達する限り、いかなる構成材料でも良
いが、特にゴムで構成するのが好ましい。めっき槽中に
はめっき金属アノード５が鋼板のめっき面に対向して配
設されている。
このような装置で片面めっきを行う場合、コンダクタロ
ール２，２′によりジンクロール３゜３′を経由して走
行させられる鋼板ｌは、コンダクタロール２の位置に達
した時、磁石付コンベアベルト９と磁気的吸着により隙
間なく吸着され、この複合体は同期的に移行しつつ、め
っき液４に浸漬され、ジンクロール３′、３“を経て移
行する間にアノード５とこれに対向する鋼板面間でめっ
きが行われ、めっき槽を出たところに位置するデフレク
タロール２′の位置で磁石付コンベアベルト９は鋼板ｌ
から分離される。めっき槽中にある間は、鋼板１と磁石
付コンベアベルト９は同期的に一体物として両者間に隙
間ない状態で移行するので、鋼板ｌと磁石付コンベアベ
ルト９との間にはめっき液は入り込まず、従って、鋼板
の非めっき面は磁石付コンベアベルト９によりめっき液
の浸入から防護されるため、めっきされることはない。
ール２，２′によりジンクロール３゜３′を経由して走
行させられる鋼板ｌは、コンダクタロール２の位置に達
した時、磁石付コンベアベルト９と磁気的吸着により隙
間なく吸着され、この複合体は同期的に移行しつつ、め
っき液４に浸漬され、ジンクロール３′、３“を経て移
行する間にアノード５とこれに対向する鋼板面間でめっ
きが行われ、めっき槽を出たところに位置するデフレク
タロール２′の位置で磁石付コンベアベルト９は鋼板ｌ
から分離される。めっき槽中にある間は、鋼板１と磁石
付コンベアベルト９は同期的に一体物として両者間に隙
間ない状態で移行するので、鋼板ｌと磁石付コンベアベ
ルト９との間にはめっき液は入り込まず、従って、鋼板
の非めっき面は磁石付コンベアベルト９によりめっき液
の浸入から防護されるため、めっきされることはない。
鋼板１と磁石付コンベアベルト９との吸着は鋼板ｌの全
幅に亘って完全に隙間なく行われ、かつ両者は一体物と
して同期的に移行するので、鋼板の非めっき面には全く
めっきがなされず、従来の懸案であうた非めっき面のめ
っきという事態は解消されることが確認された。
幅に亘って完全に隙間なく行われ、かつ両者は一体物と
して同期的に移行するので、鋼板の非めっき面には全く
めっきがなされず、従来の懸案であうた非めっき面のめ
っきという事態は解消されることが確認された。
鋼板１と磁石付コンベアベルト９との鋼板全幅に亘る隙
間ない吸着状態を第４図に示す。このように、鋼板１と
磁石付コンベアベルト９は曲げを加えられながら走行す
るものであるから、水平な走行時のみならず、曲げ走行
時にも両者は隙間を生じないようにしておくことが絶対
に必要である。このためにも前述したように磁石付コン
ベアベルト９はゴムで構成するのが良い。
間ない吸着状態を第４図に示す。このように、鋼板１と
磁石付コンベアベルト９は曲げを加えられながら走行す
るものであるから、水平な走行時のみならず、曲げ走行
時にも両者は隙間を生じないようにしておくことが絶対
に必要である。このためにも前述したように磁石付コン
ベアベルト９はゴムで構成するのが良い。
また、鋼板の両面にめっきする必要が生じた場合には、
磁石付コンベアベルト９を取り除くか、鋼板ｌと吸着し
ないように移動した上で、他のアノード５′を配設して
めっきを行えば良い。
磁石付コンベアベルト９を取り除くか、鋼板ｌと吸着し
ないように移動した上で、他のアノード５′を配設して
めっきを行えば良い。
以上説明したのは水平セル式であるが、カローセル・プ
ロセスなど、他のめっき方式においても、鋼板の非めっ
き面に磁石付コンベアベルトを吸着させることにより、
同様に非めっき面に完全にめっきがなされないようにす
ることができる。
ロセスなど、他のめっき方式においても、鋼板の非めっ
き面に磁石付コンベアベルトを吸着させることにより、
同様に非めっき面に完全にめっきがなされないようにす
ることができる。
また、めっき金属もいかなるものでも良い。なお、めっ
きのみならず、クロメート処理などの表面処理において
も同様に操作すれば良いことは明らかで、本願はこれを
も包含する。
きのみならず、クロメート処理などの表面処理において
も同様に操作すれば良いことは明らかで、本願はこれを
も包含する。
第１図および第２図はそれぞれカローセル・プロセスお
よび水平セル式による従来のめっき方式を示す線図的断
面図、第３図は本発明を水平セル式に適用した例の線図
的断面図、第４図は第３図のジンクロール部の拡大断面
図である。 符号の説明 工・・・鋼板、２．２′・・・デフレクタロール、３゜
３’ 、３”・・・ジンクロール、４・・・めっき液、
５゜５′・・・アノード、６．６′・・・コンダクタロ
ール、７・・・バックアップロール、８・・・ダム、９
・・・磁石付コンベアベルト、１０．１０’ 、１１．
１１’・・・プーリ 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第１図 第２図 第４図
よび水平セル式による従来のめっき方式を示す線図的断
面図、第３図は本発明を水平セル式に適用した例の線図
的断面図、第４図は第３図のジンクロール部の拡大断面
図である。 符号の説明 工・・・鋼板、２．２′・・・デフレクタロール、３゜
３’ 、３”・・・ジンクロール、４・・・めっき液、
５゜５′・・・アノード、６．６′・・・コンダクタロ
ール、７・・・バックアップロール、８・・・ダム、９
・・・磁石付コンベアベルト、１０．１０’ 、１１．
１１’・・・プーリ 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第１図 第２図 第４図
Claims (1)
- 鋼板の片面に電気めっき、またはクロメート等の表面処
理を施すに際し、鋼板の非処理面全面に磁気式ベルトを
吸着させて鋼板と磁気式ベルトとの間に処理液が浸入し
ないようにした上で表面処理を施すことを特徴とする片
面表面処理鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24644583A JPS60138089A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 片面表面処理鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24644583A JPS60138089A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 片面表面処理鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60138089A true JPS60138089A (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=17148551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24644583A Pending JPS60138089A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 片面表面処理鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60138089A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990054141A (ko) * | 1997-12-26 | 1999-07-15 | 이구택 | 아연-니켈도금강판의 도금결함방지방법 및 이에 이용되는 자석롤 |
| US6560824B1 (en) | 1999-05-14 | 2003-05-13 | Nhk Spring Co., Ltd. | Boot-band |
| KR100740603B1 (ko) | 2005-08-08 | 2007-07-19 | 지에스티 반도체장비(주) | 동박도금장치 |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP24644583A patent/JPS60138089A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990054141A (ko) * | 1997-12-26 | 1999-07-15 | 이구택 | 아연-니켈도금강판의 도금결함방지방법 및 이에 이용되는 자석롤 |
| US6560824B1 (en) | 1999-05-14 | 2003-05-13 | Nhk Spring Co., Ltd. | Boot-band |
| KR100740603B1 (ko) | 2005-08-08 | 2007-07-19 | 지에스티 반도체장비(주) | 동박도금장치 |
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