JPS60133857A - ソース類の製造方法 - Google Patents

ソース類の製造方法

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JPS60133857A
JPS60133857A JP58239936A JP23993683A JPS60133857A JP S60133857 A JPS60133857 A JP S60133857A JP 58239936 A JP58239936 A JP 58239936A JP 23993683 A JP23993683 A JP 23993683A JP S60133857 A JPS60133857 A JP S60133857A
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JP
Japan
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oil
water
retort
food
flour
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JP58239936A
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Ryutaro Ozawa
龍太郎 小澤
Yutaka Goto
裕 後藤
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Nisshin Seifun Group Inc
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Nisshin Seifun Group Inc
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油分の分離のないなめらかな食感を有するスー
プ類やソース類等の液状食品の製造方法に関する。
近年調理済食品が多く普及しており、それらの食品の保
存性を付与する方法としてレトルト処理が用いられてい
る。このような食品の例としてスープ類やソース類等の
液状食品が挙げられるが、特に原料として油脂、穀粉お
よび水を主成分としたものについては原料の油脂が分離
して液表面に油滴を生じ、外観および風味が好ましくな
かった。また液全体としても蛋白質が凝集して食感がざ
らつき、問題のあるものであった。
そこで本発明者らは前記欠点を解決すべく検討を行なっ
た結果、本発明を完成するに至った。
本発明は、油脂、穀粉および水を一緒にした後温度85
℃以上で均質化させ次いでレトルト処理することを特徴
とする液状食品の製造方法である。
本発明で云う液状食品とは原料として油脂、穀粉および
水を主成分としてスープ類やソース類を云う。これらの
例としては、スープ類の場合はクリームスープやポター
ジュスープ等がちシ、またソース類としてはホワイトソ
ースやごまだれソース等がある。これらのソースは複合
調味料として色々な料理に用いられる。例えばコロッケ
、グラタン等に用いたり、料理の上にかけたり、料理と
共にあえたり、ま几これらのソースを土台にしてスープ
を作ることもできる。
本発明で云う油脂とは食用に適し友油脂であれば何でも
よく、バター、生クリーム、ラード、ヘット等の動物性
油脂およびそれらの加工品、そして大豆油、とうもろこ
し油、なたね油等の植物性油脂が例として挙げられる。
このうち特に常温で固体の油脂を用いた場合に本”発明
の効果が顕著に得られる。
一!た本発明で云う穀粉とは前記のスープ類やソース類
に適した穀粉であれば何でもよく、例えば小麦粉等の穀
粉あるいはコーンスターチや小麦殿粉等の穀粉より分離
した各種殿粉ならびにこれらを熱処理したもの等が挙げ
られる。
水は本発明の液状食品のベースとなるものであるが、水
板外に牛乳または肉汁を混合したり、代替使用したりし
てもよい。
各々の原料の配合量は得よりとする液状食品の種類によ
って異なる。例えば油脂についてはスープ類の場合水1
00重量部に対して4〜15重量部未満特に4.5〜1
0重量部が好ましく、ソース類の場合水100重量部に
対して15〜50重量部特に20〜50重量部が好まし
い。油脂の配合量が前記範囲より多いと液状食品の系の
安定性が崩れて油脂が分離しかつ風味も悪い。また前記
範囲より少ないと風味が淡白となり旨味に欠けるものと
なる。
穀粉の配合量についてはスープ類の場合水100重量部
に対して1〜10重量部未満特に1.5〜2.5重量部
が好ましく、ソース類の場合水100重量部に対して1
0〜50重量部特に15〜50重量部が好ましい。穀粉
の配合量が前記範囲よシ多いと食感が糊状となり、少な
いと食感にとろみが感じられない。
本発明において、前記原料以外に野菜、魚貝、畜肉等の
エキス、調味料および香辛料等を加えることは妨げない
。これらの原料に水分が多く含まれている場合はこの水
分を水として配合量決定時に加算する。これは油脂、穀
粉についても同様であり、例えば原料として生クリーム
を用いた場合は生クリーム中の油分約20%、水分約7
5優であるので各々の成分に分けて配合量を決定する。
また水の代わりに牛乳や肉汁を混合したり、代替使用し
た場合は便宜上これらの水分を100%とみなして配合
量を決定する。
本発明では前記の原料を混合した後、温度85℃以上で
均質化を行う。加熱は原料のα化、変性および風味向上
を目的として行うものであり、均質化は本発明の目的で
ある油脂の分離防止、液状食品成分の凝集防止および食
感のざらつき防止のために行う。すなわち温度85℃以
上好ましくけ90〜95℃で均質化を行う。特に均質化
開始時の温度および終了時の温度が85℃未満であると
レトルト処理後に油脂が分離して好ましくない。均質化
は攪拌後の液状食品中の油滴の直径が20μ以下となる
程度に行うのが好ましい。この攪拌条件を満足する装置
としてはタービン型ホモミキサー、二軸攪拌機、コロイ
ドミル、ステファンカッター、高圧ホモミキサー等の攪
拌機を用いるのが好ましい。
得られた液状食品をレトルト処理する。この方法は通常
行われている方法および条件でよく、液状食品を密封包
装した後加熱加圧処理を行う。
本発明方法で得られた液状食品は前記以外の原料を添加
して様々な種類のものとすることが可能である。またレ
トルト処理後長期間保存しても油脂が分離して液状食品
表面に浮くこともなく、食感もなめらかなものが得られ
る。また本発明方法は特に配合中に油脂分および蛋白質
の多いものに有効である。
以下に実施例を挙げて本発明方法を更に具体的に説明す
る。
実施例 1 水700”f、トマトソース(含有水分85%)150
F、牛乳100t、生クリーム(含有水分75俤、含有
油分20%)10F、パター45t、小麦粉201、調
味料25fおよび香辛料Q、35fを2L容ビーカーに
仕込み、攪拌しながら92℃まで加熱し、その後90℃
以上に保温しなから2を容ホモミキサーで3.5分混合
して得られる乳化物の油球のサイズ20μ以下とした。
このものを200−容レトルトパウチに各180f量で
充填密封し、120℃において26分のレトルト殺菌を
行なった。得られたトマトクリームスープはスープ表面
に油滴が浮かず、食感もなめらかなものであった。
実施例 2 水750f、トマトピユーレ(含有水分85%9150
?、牛乳100f、生クリーム10?(含有水分75%
、含有油分20%)、大豆油140?、コーンフラワー
75f、調味料25fおよび香辛料[L55fを加熱す
る。スープの温度が90℃に達したところでその温度を
保ちつつホモミキサーで5分間混合して油球のサイズ2
μ以下とした。以下実施例1と同様にレトルト処理して
トマトクリームスープを得た。得られたトマトクリーム
スープはスープ表面に油滴が浮かず、食感もなめらかな
ものでおった。
実施例 3 水7却、トマトピユーレ(含有水分85チ91に4、生
クリーム(含有水分75%、含有油分20%)81t、
マーガリン7002、/JS麦粉160f、調味料28
01および香辛料3tを2OL容ジヤケツト付平釜に入
れ、ジャケットに1.5h/1tn2の蒸気を吹込みつ
つ攪拌しながら90℃まで炊き上げた。
その後90℃に保温しなから10を容ホモミキサーで2
5分間均質化して油球のサイズ20μ以下とした。この
ものを200f容レトルトノ2ウチに充填密封して12
0℃において24分間のレトルト殺菌を行なった。得ら
れたトマトクIJ −ムスープはスープ表面に油滴が浮
かず、食感もなめらかなものであった。
実施例 4 水7.5 Kf、コーンぼ一スト(含有水分75%)5
001、生クリーム5011(含有水分75%、含有油
分20%)、バター6001、小麦粉160t1調味料
265fおよび香辛料2.51を201容平釜に入れ、
ジャケットに1,5〜/an2の蒸気を吹込んで90℃
まで加熱攪拌した。得られた混合物をステファンカッタ
ーに移して20分間均質化して油球のサイズ20μ以下
とした。こ(D++のt2oor容レトルトパウチに充
填密封して120℃において22分間のレトルト殺菌を
行なった。得られたコーンクリームスープはスープ表面
に油滴が浮かず、食感もなめらかなものであつ友。
実施例 5 水750 f、生クリーム(含有水分75チ、含有油分
20%) 3 C1?、パター30?、小麦粉30f1
ワキシーコーンスターチ62および調味料−641を実
施例1と同様の方法でビーカーに仕込み、次いで92℃
に加熱した。その後90℃以上に保温しなから2を容ホ
モミキサーで5分間混合して油球サイズ2μ以下とした
。以下実施例1と同様にレトルト処理してクリームスー
プを得た。得られたクリームスープはスープ表面に油滴
が浮かず、食感もなめらかなものであった。
実施例 6 水700f、l−マドピユーレ(含有水分85%)15
0 fs牛乳100f%生クリーム(含有水分75チ、
含有油分20%)102、バター200 f、小麦粉1
05f、調味料25Fおよび香辛料0.34Mを2を容
ビーカーに仕込み、攪拌しながら92℃まで加熱し、そ
の後9aC以上に保温しながら2L容ホモミキサーで五
5分混合して得られる乳化物の清涼サイズ20μ以下と
した。このものを200−容レトルト/(ウチに各1s
ot量で充填密封し、120℃において25分のレトル
ト殺菌を行った。得られたトマトクリームソースはソー
ス表面に油滴の浮かないものであり、食感もなめらかな
ものであった。
実施例 7 水750f1 トマトピユーレ(含有水分85チ)15
0 f、牛乳100f、生クリーム10f(含有水分7
5チ、含有油分20%)、大豆油250F、コーンフラ
ワー250?、調味料25Fおよび香辛料0.35tを
加熱する。スープの温度が900に達したところでその
温度を保ちつつ高圧ホモミキサーを用い、200 K4
/an2で5分間均質化して油球サイズ20μ以下之し
た。実施例6と同様にしてレトルト処理を行い、トマト
クリームソースを得た。得られたトマトクリームソース
は表面に油滴がなく、食感もなめらかなものであった。
実施例 8 水7〜、トマトピユーレ(含有水分85%)1匂、生ク
リーム(含有水分75%、含有油分20%)80(1、
マーガリン1.5Kf、小麦粉1.1Kt、調味料28
0fおよび香辛料31を201容ジヤケツト付平釜に入
れ、ジャケットに1.5h/cm2の蒸気を吹込みつつ
攪拌しながら90℃まで炊き上げた。
その後90℃に保温しなから10を容ステファンカッタ
ーで25分間均質化して清涼サイズ20μ以下とした。
このものを20Of容レトルトパウチに各々充填密封し
て120℃において24分間のレトルト殺菌を行なって
トマトクリームソースを得た。得られたトマトクリーム
ソースは表面に油滴がなく、食感もなめらかなものであ
った。
実施例 9 水2.4Kf、ラード1Kg、ワキシーコーンスターチ
1.05〜、粉末野菜エキス20v1粉末豚肉エキス2
0fそしてその他調味料および香辛料602を計量して
5J[f容ジャケット付平釜に入れ、混合攪拌しながら
加熱して90℃とした。
このものを高圧ホモミキサーを用いて1501tz/c
rn2で5分間均質化を行い、以下実施例8と同様のL
/)ルト処理を行い、長崎チャンポン風ラーメンソース
を得た。得られたラーメンソースは表面に油滴がなく、
食感もなめらかなものであつ71:a 実施例 10 水9002、ごま油40?、すりピーナツ(含有油分5
0%) 3 o y、ねりごま(含有油分50%)60
02、ワキシーコーンスターチ100f、そしてその他
調味料および香辛料56?を計量して2を容ビーカーに
入れ、混合攪拌しながら加熱して95℃とした。このも
のを2L容ホモミキサーで5分間均質化して清涼サイズ
2aμ以下とした。このものを200tnt容レトルト
パウチに各1802量で充填密封して120℃において
25分間のレトルト殺菌を行なった。得られたごまソー
スはソース表面に油滴の浮かないものであり、食感もな
めらかなものであった。
特許出願人 日清製粉株式会社 ・ぞ、ぐブー・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油脂、穀粉および水を混合した後温度85℃以上で均質
    化させ、次いでレトルト処理することを特徴とする、液
    状食品の製造方法。
JP58239936A 1983-12-21 1983-12-21 ソース類の製造方法 Granted JPS60133857A (ja)

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JPH0480670B2 JPH0480670B2 (ja) 1992-12-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60133858A (ja) * 1983-12-21 1985-07-17 Nisshin Flour Milling Co Ltd ソース類の製造法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5621570A (en) * 1979-08-01 1981-02-28 Kibun Kk Preparation of potage soup
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JPH0424980B2 (ja) * 1983-12-21 1992-04-28 Nisshin Flour Milling Co

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