JPS6013359Y2 - 両軸受リ−ル - Google Patents
両軸受リ−ルInfo
- Publication number
- JPS6013359Y2 JPS6013359Y2 JP1980163674U JP16367480U JPS6013359Y2 JP S6013359 Y2 JPS6013359 Y2 JP S6013359Y2 JP 1980163674 U JP1980163674 U JP 1980163674U JP 16367480 U JP16367480 U JP 16367480U JP S6013359 Y2 JPS6013359 Y2 JP S6013359Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool shaft
- spool
- pinion gear
- shaft
- clutch
- Prior art date
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0183—Drive mechanism details
- A01K89/0186—Drive mechanism details with disengageable positive drive components, e.g. a clutch
- A01K89/01901—Reengageable responsive to drive rotation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
-
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- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0183—Drive mechanism details
- A01K89/0186—Drive mechanism details with disengageable positive drive components, e.g. a clutch
- A01K89/0188—Axially engaged
- A01K89/0189—Coaxial of spool
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0192—Frame details
- A01K89/0193—Frame details with bearing features
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は両軸受リール、詳しくは相対向する1対の側
板に、軸受を介してスプールをもったスプール軸を軸架
し、このスプール軸の軸方向一端側にクラッチをもった
ピニオンギヤを摺動及び回転自由に支持した両軸受リー
ルに関する。
板に、軸受を介してスプールをもったスプール軸を軸架
し、このスプール軸の軸方向一端側にクラッチをもった
ピニオンギヤを摺動及び回転自由に支持した両軸受リー
ルに関する。
一般にこの種両軸受リールにおいて、前記スプールに巻
装された釣糸を投擲により繰出す場合、前記ピニオンギ
ヤをスプール軸の軸方向−側に摺動させて、ピニオンギ
ヤのスプール軸に対するクラッチ係合を解き、これによ
りスプール軸及びスプールをフリー回転可能となして行
なうのである。
装された釣糸を投擲により繰出す場合、前記ピニオンギ
ヤをスプール軸の軸方向−側に摺動させて、ピニオンギ
ヤのスプール軸に対するクラッチ係合を解き、これによ
りスプール軸及びスプールをフリー回転可能となして行
なうのである。
しかして前記ピニオンギヤの摺動操作は、前記側板の側
部にカム面をもつクラッチレバ−を前記スプール軸と直
交する方向に進退自由として設けると共に、前記ピニオ
ンギヤに係合する作動板を設けて、前記クラッチレバ−
の押動操作に伴ない、そのカム面により前記作動板をス
プール軸方向に押動させて、ピニオンギヤの摺動を行な
うべくしており、換言すれば、クラッチレバ−によるス
プール軸と直交する方向の押動力を、前記カム面と作動
板とにより、スプール軸方向の摺動力に変換させて、ピ
ニオンギヤの摺動操作を行なうべくしている。
部にカム面をもつクラッチレバ−を前記スプール軸と直
交する方向に進退自由として設けると共に、前記ピニオ
ンギヤに係合する作動板を設けて、前記クラッチレバ−
の押動操作に伴ない、そのカム面により前記作動板をス
プール軸方向に押動させて、ピニオンギヤの摺動を行な
うべくしており、換言すれば、クラッチレバ−によるス
プール軸と直交する方向の押動力を、前記カム面と作動
板とにより、スプール軸方向の摺動力に変換させて、ピ
ニオンギヤの摺動操作を行なうべくしている。
従って釣糸の投擲時に、前記クラッチレバ−の押動操作
により、スプールをフリー回転可能となすべく、ピニオ
ンギヤをスプール軸に沿って摺動させるときに、該ピニ
オンギヤが拗れて、前記スプール軸と接触し、該スプー
ル軸の回転に摩擦抵抗を与えることがある。
により、スプールをフリー回転可能となすべく、ピニオ
ンギヤをスプール軸に沿って摺動させるときに、該ピニ
オンギヤが拗れて、前記スプール軸と接触し、該スプー
ル軸の回転に摩擦抵抗を与えることがある。
このため、前記スプールを完全なフリー回転状態となし
得す、スプールが引掛った状態となって、釣糸を遠距離
まで投擲できないことがあった。
得す、スプールが引掛った状態となって、釣糸を遠距離
まで投擲できないことがあった。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したもので、釣
糸の投擲時にピニオンギヤをスプール軸に沿って摺動さ
せるとき、例えピニオンギヤが拗れても、スプール軸に
摩擦抵抗を与えることなく、スプールを完全なフリー回
転可能な状態に保持して、釣糸を遠距離まで投擲できる
両軸受り−ルを提供せんとするものである。
糸の投擲時にピニオンギヤをスプール軸に沿って摺動さ
せるとき、例えピニオンギヤが拗れても、スプール軸に
摩擦抵抗を与えることなく、スプールを完全なフリー回
転可能な状態に保持して、釣糸を遠距離まで投擲できる
両軸受り−ルを提供せんとするものである。
さらに詳しくは、前記ピニオンギヤの軸方向中閣内周面
に、環状凹所を形成して、該凹所の軸方向両側に、前記
スプール軸の外周面に接触する二つの第1及び第2支承
部を形成すると共に、スプール軸の外周面で前記ピニオ
ンギヤの摺動による前記スプール軸のフリー回転時、前
記第1支承部に対向する位置に、前記第1支承部の軸方
向長さより長さの長い環状凹所を形成したことを特徴と
するものである。
に、環状凹所を形成して、該凹所の軸方向両側に、前記
スプール軸の外周面に接触する二つの第1及び第2支承
部を形成すると共に、スプール軸の外周面で前記ピニオ
ンギヤの摺動による前記スプール軸のフリー回転時、前
記第1支承部に対向する位置に、前記第1支承部の軸方
向長さより長さの長い環状凹所を形成したことを特徴と
するものである。
以下来者を図面の実施例によって説明する。
図面に示す両軸受リールは、相対向する1対の第1及び
第2側板1a、lbを、所定間隔を置いて複数の連結杆
2により連結支持し、この両側板la、lbにそれぞれ
軸受3,3を介してスプール軸4を回転自由に支持する
と共に、該スプール軸4上にスプール5を一体に取付け
ている。
第2側板1a、lbを、所定間隔を置いて複数の連結杆
2により連結支持し、この両側板la、lbにそれぞれ
軸受3,3を介してスプール軸4を回転自由に支持する
と共に、該スプール軸4上にスプール5を一体に取付け
ている。
また前記スプール軸4の軸方向−側で、前記第1側板1
aの外側板1aの外側方に突出する側部に、小径軸部4
aを設け、この軸部4a上にピニオンギヤ6を摺動及び
回転自由に支持すると共に、前記スプール軸4の小径軸
部4aと隣接する大径側外周面一部を削設して非円形状
のクラッチ面4bを形成し、かつ前記ピニオンギヤ6の
長さ方向−側に前記クラッチ面4bと係合するクラッチ
6aを形成し、前記ピニオンギヤ6の摺動操作に伴ない
前記クラッチ6aを、スプール軸4のクラッチ面4aに
係合させることにより、ピニオンギヤ6の回転動力をス
プール軸4を介してスプール5に伝え、かつまた前記ク
ラッチ6aを前記クラッチ面4bから離合させることに
より、スプール軸4及びスプール5をフリー回転可能と
なすべくしている。
aの外側板1aの外側方に突出する側部に、小径軸部4
aを設け、この軸部4a上にピニオンギヤ6を摺動及び
回転自由に支持すると共に、前記スプール軸4の小径軸
部4aと隣接する大径側外周面一部を削設して非円形状
のクラッチ面4bを形成し、かつ前記ピニオンギヤ6の
長さ方向−側に前記クラッチ面4bと係合するクラッチ
6aを形成し、前記ピニオンギヤ6の摺動操作に伴ない
前記クラッチ6aを、スプール軸4のクラッチ面4aに
係合させることにより、ピニオンギヤ6の回転動力をス
プール軸4を介してスプール5に伝え、かつまた前記ク
ラッチ6aを前記クラッチ面4bから離合させることに
より、スプール軸4及びスプール5をフリー回転可能と
なすべくしている。
前記第1側板1aの外側部には、前記スプール軸4に対
し直交方向に進退可能としたクラッチレバ−7を設け、
該レバー7の先端に、それぞれカム面7・aをもつ2叉
状の分岐杆7b、7bを形成すると共に、前記クラッチ
レバ−7の外側に、前記ピニオンギヤ6の外周に形成し
た周溝6aに係合するクラッチ作動板8を軸方向に移動
可能に支持させ、前記クラッチレバ−7の押動操作に伴
ない、その分岐杆7b、7bのカム面?a、?aにより
、前記作動板8を軸方向に押動させて、前述したピニオ
ンギヤ6の摺動操作を行なうべくしている。
し直交方向に進退可能としたクラッチレバ−7を設け、
該レバー7の先端に、それぞれカム面7・aをもつ2叉
状の分岐杆7b、7bを形成すると共に、前記クラッチ
レバ−7の外側に、前記ピニオンギヤ6の外周に形成し
た周溝6aに係合するクラッチ作動板8を軸方向に移動
可能に支持させ、前記クラッチレバ−7の押動操作に伴
ない、その分岐杆7b、7bのカム面?a、?aにより
、前記作動板8を軸方向に押動させて、前述したピニオ
ンギヤ6の摺動操作を行なうべくしている。
しかして本考案は以上のごとき両軸受リールにおいて、
第1−3図に示すごとく前記ピニオンギヤ6の軸方向中
間内周面に、環状凹所6cを形成して、該凹所6cを形
成して、該凹所6cの軸方向両側に、前記スプール軸4
における小径軸部4aの外周面に接触する二つの第1及
び第2支承部6d、6eを形成するのである。
第1−3図に示すごとく前記ピニオンギヤ6の軸方向中
間内周面に、環状凹所6cを形成して、該凹所6cを形
成して、該凹所6cの軸方向両側に、前記スプール軸4
における小径軸部4aの外周面に接触する二つの第1及
び第2支承部6d、6eを形成するのである。
また前記スプール軸4における小径軸部4aの外周面で
、前記ピニオンギヤ6の摺動によるスプール軸4のフリ
ー回転時に、前記第1及び第2支承部6d、6eとそれ
ぞれ対向する位置に、該各文承部6d、6eの軸方向長
さより長い第1及び第2凹所4c、4dを形成し、前記
クラッチレバ−7の押動操作に伴なう前記ピニオンギヤ
6のスプール軸4に沿った摺動時に、該ギヤ6が例え拗
れても、前記各支承部6d、6eを前記スプール軸4の
各凹所4c、4dに位置させて、つまり該各凹所4c、
4dにより各支承部6d、6eと前記スプール軸4の小
径軸部4aとの間に隙間を形成させて、前記ピニオンギ
ヤ6がスプール軸4の小径軸部4aに接触して摩擦抵抗
をかける事態をなくしたのである。
、前記ピニオンギヤ6の摺動によるスプール軸4のフリ
ー回転時に、前記第1及び第2支承部6d、6eとそれ
ぞれ対向する位置に、該各文承部6d、6eの軸方向長
さより長い第1及び第2凹所4c、4dを形成し、前記
クラッチレバ−7の押動操作に伴なう前記ピニオンギヤ
6のスプール軸4に沿った摺動時に、該ギヤ6が例え拗
れても、前記各支承部6d、6eを前記スプール軸4の
各凹所4c、4dに位置させて、つまり該各凹所4c、
4dにより各支承部6d、6eと前記スプール軸4の小
径軸部4aとの間に隙間を形成させて、前記ピニオンギ
ヤ6がスプール軸4の小径軸部4aに接触して摩擦抵抗
をかける事態をなくしたのである。
前記実施例では、ピニオンギヤ6に二つの第1及び第2
支承部6d、6eを形成すると共に、スプール軸4の小
径軸部4aに二つの第1及び第2凹所4c、4dを形成
して、前記ギヤ6の摺動によるスプール軸4のフリー回
転時に、前記各支承部6d、6eを前記各凹所4c、4
dに対向位置させるべくしたが、本考案は第4図に示す
ごとく、前記ピニオンギヤ6の中間内周面に設ける凹所
6cを、第2支承部6e側に長く形成して、該第2支承
部6eの軸方向長さを短かくなし、その小径軸部4aに
対する接触面積を小ならしめると共に、前記小径部4a
には前記ギヤ6の第1支承部6dと対向する第1凹所4
cのみを形成して、前記ギヤ6の摺動によるスプール軸
4のフリー回転時に、前記ギヤ6の第1支承部6dのみ
を前記小径軸部4aの第1凹所4cに対向させ、第2支
承部6eは小径軸部4aに接触させるべくしてもよい。
支承部6d、6eを形成すると共に、スプール軸4の小
径軸部4aに二つの第1及び第2凹所4c、4dを形成
して、前記ギヤ6の摺動によるスプール軸4のフリー回
転時に、前記各支承部6d、6eを前記各凹所4c、4
dに対向位置させるべくしたが、本考案は第4図に示す
ごとく、前記ピニオンギヤ6の中間内周面に設ける凹所
6cを、第2支承部6e側に長く形成して、該第2支承
部6eの軸方向長さを短かくなし、その小径軸部4aに
対する接触面積を小ならしめると共に、前記小径部4a
には前記ギヤ6の第1支承部6dと対向する第1凹所4
cのみを形成して、前記ギヤ6の摺動によるスプール軸
4のフリー回転時に、前記ギヤ6の第1支承部6dのみ
を前記小径軸部4aの第1凹所4cに対向させ、第2支
承部6eは小径軸部4aに接触させるべくしてもよい。
この場合、第2支承部6eの小径軸部4aに対する接触
面積が小とされているため、前記スプール軸4のフリー
回転時に、ピニオンギヤ6が例え拗れても、前記第2支
承部6eの小径軸部4aに対する摩擦抵抗は極めて小さ
く、従ってスプール軸4のフリー回転を阻害する虞れは
ないのである。
面積が小とされているため、前記スプール軸4のフリー
回転時に、ピニオンギヤ6が例え拗れても、前記第2支
承部6eの小径軸部4aに対する摩擦抵抗は極めて小さ
く、従ってスプール軸4のフリー回転を阻害する虞れは
ないのである。
前記ピニオンギヤ6は、前記クラッチレバ−7の押動力
を解放することにより、自動的に復帰して、そのクラッ
チ6aが前記スプール軸4のクラッチ面4bに係合すべ
くされている。
を解放することにより、自動的に復帰して、そのクラッ
チ6aが前記スプール軸4のクラッチ面4bに係合すべ
くされている。
尚、図面に示す両軸受リールは、第1側板1aの外側方
に突設させた支持杆9にハンドル10をもつハンドル軸
11を遊挿させ、該ハンドル軸11上に前記ピニオンギ
ヤ6に噛合うドライブギヤ12と複数の摩擦板13とを
挿嵌させており、前記ハンドル10の回転操作に伴ない
摩擦板13を介してドライブギヤ12に回転動力を伝え
、該ギヤ12により前記ピニオンギヤ6を回転させるべ
くしている。
に突設させた支持杆9にハンドル10をもつハンドル軸
11を遊挿させ、該ハンドル軸11上に前記ピニオンギ
ヤ6に噛合うドライブギヤ12と複数の摩擦板13とを
挿嵌させており、前記ハンドル10の回転操作に伴ない
摩擦板13を介してドライブギヤ12に回転動力を伝え
、該ギヤ12により前記ピニオンギヤ6を回転させるべ
くしている。
図中14.14は前記各側板1a、lbの外側部に被覆
させた側部カバーである。
させた側部カバーである。
本考案の両軸受リールは以上のごとく構成したもので、
通常時には第1図に示すごとく、ピニオンギヤ6のクラ
ッチ6aがスプール軸4のクラッチ面4bに係合され、
ハンドル10の回転動力がハンドル軸11、摩擦板13
及びドライブギヤ12を介してピニオンギヤ6に伝えら
れ、前記スプール軸4及びスプール5が回転されて、釣
糸のスプール5への巻取りが行なわれる。
通常時には第1図に示すごとく、ピニオンギヤ6のクラ
ッチ6aがスプール軸4のクラッチ面4bに係合され、
ハンドル10の回転動力がハンドル軸11、摩擦板13
及びドライブギヤ12を介してピニオンギヤ6に伝えら
れ、前記スプール軸4及びスプール5が回転されて、釣
糸のスプール5への巻取りが行なわれる。
しかして前記スプール5から釣糸を投擲により繰出す場
合には、クラッチレバ−7の押動操作により、前記ピニ
オンギヤ6を第3図に示すごとく、スプール軸4の小径
軸部4aに沿って摺動させ、該ギヤ6とスプール軸4と
の係合を解いて、このスプール軸4及びスプール5をフ
リー回転可能となすのである。
合には、クラッチレバ−7の押動操作により、前記ピニ
オンギヤ6を第3図に示すごとく、スプール軸4の小径
軸部4aに沿って摺動させ、該ギヤ6とスプール軸4と
の係合を解いて、このスプール軸4及びスプール5をフ
リー回転可能となすのである。
この場合、クラッチレバ−7の押動操作によりピニオン
ギヤ6を軸方向に摺動させるため、該ギヤ6に前述した
ごとく拗れが生じることがあったのであるが、前記ギヤ
6の軸方向両側内周面に、前記スプール軸4の小径軸部
4aに接触する第1及び第2支承部6d、6eを形成す
ると共に、前記スプール軸4のフリー回転時に、ピニオ
ンギヤ6の少なくとも第1支承部6dと対向する前記小
径軸部4aの外周面に、前記支承部6dより長さの長い
環状凹所4cを形成しており、従ってスプール軸4のフ
リー回転時には、前記ピニオンギヤ6の第1支承部6d
が小径軸部4aの環状凹所と対向して、前記ギヤ6に例
え拗れが生じても、該ギヤ6によりスプール軸4に摩擦
抵抗を与えることがほとんどなく、前記スプール軸4及
びスプール5はフリー回転可能に保持されるのである。
ギヤ6を軸方向に摺動させるため、該ギヤ6に前述した
ごとく拗れが生じることがあったのであるが、前記ギヤ
6の軸方向両側内周面に、前記スプール軸4の小径軸部
4aに接触する第1及び第2支承部6d、6eを形成す
ると共に、前記スプール軸4のフリー回転時に、ピニオ
ンギヤ6の少なくとも第1支承部6dと対向する前記小
径軸部4aの外周面に、前記支承部6dより長さの長い
環状凹所4cを形成しており、従ってスプール軸4のフ
リー回転時には、前記ピニオンギヤ6の第1支承部6d
が小径軸部4aの環状凹所と対向して、前記ギヤ6に例
え拗れが生じても、該ギヤ6によりスプール軸4に摩擦
抵抗を与えることがほとんどなく、前記スプール軸4及
びスプール5はフリー回転可能に保持されるのである。
以上説明したごとく本考案の両軸受リールではピニオン
ギヤの摺動によるスプール軸及びスプールのフリー回転
時に該ピニオンギヤに例え拗れが生じても、該ギヤによ
りスプール軸に摩擦抵抗をかけるのが確実に防止でき、
前記スプール軸及びスプールをフリー回転可能な状態に
保持できて、スプールに巻装した釣糸を遠距離まで確実
に投擲できるに至ったのである。
ギヤの摺動によるスプール軸及びスプールのフリー回転
時に該ピニオンギヤに例え拗れが生じても、該ギヤによ
りスプール軸に摩擦抵抗をかけるのが確実に防止でき、
前記スプール軸及びスプールをフリー回転可能な状態に
保持できて、スプールに巻装した釣糸を遠距離まで確実
に投擲できるに至ったのである。
第1図は本考案にかかる両軸受リールの縦断面図、第2
図は同リールの側部カバーを取外して示す側面図、第3
図はピニオンギヤの摺動状態を示す断面図、第4図は他
の実施例を示す断面図である。 la、lb・・・・・・側板、3・・・・・・軸受、4
・・・・・・スプール軸、4c・・・・・・環状凹所、
5・・・・・・スプール、6・・・・・・ピニオンギヤ
、6a・・・・・・クラッチ、6c・・・・・・環状凹
所、6d・・・・・・第1支承部、6e・・・・・・第
2支承部。
図は同リールの側部カバーを取外して示す側面図、第3
図はピニオンギヤの摺動状態を示す断面図、第4図は他
の実施例を示す断面図である。 la、lb・・・・・・側板、3・・・・・・軸受、4
・・・・・・スプール軸、4c・・・・・・環状凹所、
5・・・・・・スプール、6・・・・・・ピニオンギヤ
、6a・・・・・・クラッチ、6c・・・・・・環状凹
所、6d・・・・・・第1支承部、6e・・・・・・第
2支承部。
Claims (1)
- 相対向する1対の側板に、軸受を介してスプールをもっ
たスプール軸を軸架し、このスプール軸の軸方向一端側
にクラッチをもったピニオンギヤを摺動及び回転自由に
支持した両軸受リールにおいて、前記ピニオンギヤの軸
方向中間内周面に、環状凹所を形成して、該凹所の軸方
向両側に前記スプール軸の外周面と接触する二つの第1
及び第2支承部を形成すると共に、スプール軸の外周面
で、前記ピニオンギヤの摺動による前記スプール軸のフ
リー回転時、前記第1支承部に対向する位置に、前記第
1支承部の軸方向長さより長さの長い環状凹所を形成し
たことを特徴とする両軸受リール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980163674U JPS6013359Y2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 両軸受リ−ル |
US06/315,459 US4421285A (en) | 1980-11-15 | 1981-10-27 | Fishing reel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980163674U JPS6013359Y2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 両軸受リ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5786572U JPS5786572U (ja) | 1982-05-28 |
JPS6013359Y2 true JPS6013359Y2 (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=15778434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980163674U Expired JPS6013359Y2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 両軸受リ−ル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4421285A (ja) |
JP (1) | JPS6013359Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001095441A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-04-10 | Doyo Engineering:Kk | 釣り用両軸受形リールのスプール自由回転誘導構造 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2541679Y2 (ja) * | 1991-07-02 | 1997-07-16 | 株式会社シマノ | 釣り用リールの軸支構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5627723Y2 (ja) * | 1978-03-14 | 1981-07-02 |
-
1980
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-
1981
- 1981-10-27 US US06/315,459 patent/US4421285A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001095441A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-04-10 | Doyo Engineering:Kk | 釣り用両軸受形リールのスプール自由回転誘導構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4421285A (en) | 1983-12-20 |
JPS5786572U (ja) | 1982-05-28 |
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