JPS6013335A - メタクリル系樹脂からなる情報記録体 - Google Patents
メタクリル系樹脂からなる情報記録体Info
- Publication number
- JPS6013335A JPS6013335A JP58119815A JP11981583A JPS6013335A JP S6013335 A JPS6013335 A JP S6013335A JP 58119815 A JP58119815 A JP 58119815A JP 11981583 A JP11981583 A JP 11981583A JP S6013335 A JPS6013335 A JP S6013335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methacrylate
- information recording
- resin
- methacrylic
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B3/00—Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
- G11B3/68—Record carriers
- G11B3/70—Record carriers characterised by the selection of material or structure; Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
- G11B3/705—Record carriers characterised by the selection of material or structure; Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers characterised by the selection of the material only
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性にすぐれたメタクリレート系樹脂からな
る情報記録体に関する。
る情報記録体に関する。
メタクリル系樹脂は透明性および耐候性にすぐれ、機械
的性質、熱的性質、成形加工性などにもバランスのとれ
た性質を有しており、シート材料あるいは成形材料とし
て多方面に使用されている。また最近、メタクリレート
系樹脂が透明性はじめすぐれた特性を有するので、ビデ
ィオディスク、オーディオディスク、コンピューター用
情報ファイル・ディスク等の情報記録体用材料として使
用されはじめた。
的性質、熱的性質、成形加工性などにもバランスのとれ
た性質を有しており、シート材料あるいは成形材料とし
て多方面に使用されている。また最近、メタクリレート
系樹脂が透明性はじめすぐれた特性を有するので、ビデ
ィオディスク、オーディオディスク、コンピューター用
情報ファイル・ディスク等の情報記録体用材料として使
用されはじめた。
特に情報記録体用の基板として軽量で取扱いが容易な点
から塩化ビニル樹脂、ポリ簑チレン樹脂、メタクリル系
樹脂等のシート、フィルムの使用が提案されているが、
メタクリル系樹脂の方が光透過率にすぐれ、傷がつきに
<<、複屈折が低く、表面精度が良好である。したがっ
て、レーザー光により光学的に再生する方式の情報記録
体にはメタクリル系樹脂が使用さレテいる。
から塩化ビニル樹脂、ポリ簑チレン樹脂、メタクリル系
樹脂等のシート、フィルムの使用が提案されているが、
メタクリル系樹脂の方が光透過率にすぐれ、傷がつきに
<<、複屈折が低く、表面精度が良好である。したがっ
て、レーザー光により光学的に再生する方式の情報記録
体にはメタクリル系樹脂が使用さレテいる。
しかしながら、メタクリル系樹脂はポリオレフィン系樹
脂やポリスチレン系樹脂に比べてASTM D−570
Ji:準じ−cm定した1 00 ”C1100%RH
における吸水率が2%以上であり、吸水率が1.8%を
こえると吸湿による寸法変化、成形品のそり、あるいは
吸湿と乾燥の長期くり返しサイクルによるクラックが発
生するため、商品によってはその使用が制約されている
分野もある。特に、ビディオディスク、オーディオディ
スク、大容量画像ファイル、大容量コンピューター用デ
ィスクメモリー等の情報記録体用材料として成形品にそ
りを生じないこと等、高度の寸法安定性が要求され、吸
湿性の改善が要望されている。
脂やポリスチレン系樹脂に比べてASTM D−570
Ji:準じ−cm定した1 00 ”C1100%RH
における吸水率が2%以上であり、吸水率が1.8%を
こえると吸湿による寸法変化、成形品のそり、あるいは
吸湿と乾燥の長期くり返しサイクルによるクラックが発
生するため、商品によってはその使用が制約されている
分野もある。特に、ビディオディスク、オーディオディ
スク、大容量画像ファイル、大容量コンピューター用デ
ィスクメモリー等の情報記録体用材料として成形品にそ
りを生じないこと等、高度の寸法安定性が要求され、吸
湿性の改善が要望されている。
この意味から特開昭58−5818号公報および特開昭
58−18652号公報で提案されているメタクリル酸
シクロヘキシルとメタクリル酸メチルからなる共重合体
からなる共重合体は注目すべきものである。しかしなが
ら、吸湿性を低減するための成分量としてメタクリル酸
シクロヘキシルを比較的多量に必要とし、また、その結
果メタクリル系樹脂の耐熱性を低下させる欠点を有し、
使用範囲の制限を生じるなど、さらに改善を要する点が
ある。
58−18652号公報で提案されているメタクリル酸
シクロヘキシルとメタクリル酸メチルからなる共重合体
からなる共重合体は注目すべきものである。しかしなが
ら、吸湿性を低減するための成分量としてメタクリル酸
シクロヘキシルを比較的多量に必要とし、また、その結
果メタクリル系樹脂の耐熱性を低下させる欠点を有し、
使用範囲の制限を生じるなど、さらに改善を要する点が
ある。
本発明者らはかかる現吠にかんがみ、情報記録体用の耐
熱性にすぐれた低吸湿性メタクリル系樹脂の開発を鋭意
検討した結果本発明に到達した。すなわち、本発明はエ
ステル部分に炭素数8〜20個の脂環式炭化水素基を有
するメタクリル酸エステル(8)5〜40重量%を含有
するメタクリル酸メチルを主体とする重合体からなり、
吸水率が1.8%以下であるメタクリル系樹脂からなる
耐熱性にすぐれた情報記録体である。
熱性にすぐれた低吸湿性メタクリル系樹脂の開発を鋭意
検討した結果本発明に到達した。すなわち、本発明はエ
ステル部分に炭素数8〜20個の脂環式炭化水素基を有
するメタクリル酸エステル(8)5〜40重量%を含有
するメタクリル酸メチルを主体とする重合体からなり、
吸水率が1.8%以下であるメタクリル系樹脂からなる
耐熱性にすぐれた情報記録体である。
本発明の情報記録体用メタクリル系樹脂は常温から80
℃附近までの温度範囲において従来から提案されている
メタクリル系樹脂に比べ吸湿性が大巾に低減され、かつ
、シートあるいは成形材料として透明性、耐候性、機械
的性質、成形加工性などのメタクリル系樹脂本来の優れ
た特性を保有している。さらに、上述の従来から提案さ
れているメタクリル系樹脂が全く使用出来ない温度にお
いてもそりなどを生ぜず寸法安定性が保持される。
℃附近までの温度範囲において従来から提案されている
メタクリル系樹脂に比べ吸湿性が大巾に低減され、かつ
、シートあるいは成形材料として透明性、耐候性、機械
的性質、成形加工性などのメタクリル系樹脂本来の優れ
た特性を保有している。さらに、上述の従来から提案さ
れているメタクリル系樹脂が全く使用出来ない温度にお
いてもそりなどを生ぜず寸法安定性が保持される。
本発明において使用される炭素数8〜20個の脂環式炭
化水素基を有するメタクリル酸エステルはメタクリル酸
あるいはより好ましくはその酸塩化物を、式BURの脂
環式炭化水素・モノオールでエステル化することによっ
てつくられる。
化水素基を有するメタクリル酸エステルはメタクリル酸
あるいはより好ましくはその酸塩化物を、式BURの脂
環式炭化水素・モノオールでエステル化することによっ
てつくられる。
脂環式炭化水素・モノオールとしては1−アダマンタノ
ール、2−アダマンタノール、8−メチル−1−アダマ
ンタノール、B、5−ジメチル−1−アダマンタノール
、8−エチルアダマンタノール、8−メチル−5−エチ
ル−1−アダマンタノール、8,5.8−トリエチル−
1−アダマンタノールおよび8.5−ジメチル−8−エ
チル−1−アダマンタノール、オクタヒドロ−4,7−
メンナノインデン−5−オール、オクタヒドロ−4,7
−メンツノインデン−1−イルメタノール、p−メンタ
ノール81p−メンタノール−2,8−ヒドロキシ−2
゜6.6−)リメチルービシクロ[8,1,11へブタ
ン、8.7.7−)ジメチル−4−ヒト(5) ロキシービシクロ[4,1,0]へブタン、ボルネオー
ル、イソボルネオール、2−メチルカンファノール、フ
ェンチルアルコール、t−メンタノール、2,2.5−
トリメチルシクロヘキサノール等の脂環式炭化水素・モ
ノオールをあげることができ、これらに対応するメタク
リル酸エステルを例示することができる。
ール、2−アダマンタノール、8−メチル−1−アダマ
ンタノール、B、5−ジメチル−1−アダマンタノール
、8−エチルアダマンタノール、8−メチル−5−エチ
ル−1−アダマンタノール、8,5.8−トリエチル−
1−アダマンタノールおよび8.5−ジメチル−8−エ
チル−1−アダマンタノール、オクタヒドロ−4,7−
メンナノインデン−5−オール、オクタヒドロ−4,7
−メンツノインデン−1−イルメタノール、p−メンタ
ノール81p−メンタノール−2,8−ヒドロキシ−2
゜6.6−)リメチルービシクロ[8,1,11へブタ
ン、8.7.7−)ジメチル−4−ヒト(5) ロキシービシクロ[4,1,0]へブタン、ボルネオー
ル、イソボルネオール、2−メチルカンファノール、フ
ェンチルアルコール、t−メンタノール、2,2.5−
トリメチルシクロヘキサノール等の脂環式炭化水素・モ
ノオールをあげることができ、これらに対応するメタク
リル酸エステルを例示することができる。
これらメタクリル酸エステルの中で特に好適には、メタ
クリル酸ボルニル、メタクリル酸イソボルニル、メタク
リル酸フェンチル、メタクリル酸t−メンチル、メタク
リル酸アダマンチル、メタクリル酸ジメチルアダマンチ
ルなどをあげることができる。
クリル酸ボルニル、メタクリル酸イソボルニル、メタク
リル酸フェンチル、メタクリル酸t−メンチル、メタク
リル酸アダマンチル、メタクリル酸ジメチルアダマンチ
ルなどをあげることができる。
脂環式炭化水素基に限定する理由は芳香族炭化水素基の
場合、耐光性が悪く着色する場合があり用途に制限が生
ずるためである。
場合、耐光性が悪く着色する場合があり用途に制限が生
ずるためである。
炭素数8以上の脂環式炭化水素基のうち、とくに好適に
は炭素数10以上の脂環式炭化水素基の場合が耐熱性向
上の寄与率が高い。
は炭素数10以上の脂環式炭化水素基の場合が耐熱性向
上の寄与率が高い。
炭素数7以下の脂環式炭化水素基を有するメ(6)
タクリル酸エステルを使用する場合は吸湿性の低減がで
きず耐熱性が向」ニしない。又、炭素数8以上の場合で
も直鎮状炭化水素基、たとえば、メタクリル酸n−オク
チルやメタクリル酸n−ドデシルなどのメタクリル酸エ
ステルは特に耐熱性向上に寄与しない。炭素数が約20
までの脂環式炭化水素がのぞましく、それ以上になると
重合体の機械的強度がいちじるしく低下する傾向にある
。
きず耐熱性が向」ニしない。又、炭素数8以上の場合で
も直鎮状炭化水素基、たとえば、メタクリル酸n−オク
チルやメタクリル酸n−ドデシルなどのメタクリル酸エ
ステルは特に耐熱性向上に寄与しない。炭素数が約20
までの脂環式炭化水素がのぞましく、それ以上になると
重合体の機械的強度がいちじるしく低下する傾向にある
。
本発明の重合体(A)のエステル部分が炭素数8〜20
個の脂環式炭化水素基を有するメタクリル酸エステルの
含有量5〜40重量%は、吸湿性の低減と耐熱性を改善
するために必要な成分量であり、吸湿性と耐熱性に加え
てさらに機械的強度を改善するためにはより好ましくは
、10〜aoi臘%である。
個の脂環式炭化水素基を有するメタクリル酸エステルの
含有量5〜40重量%は、吸湿性の低減と耐熱性を改善
するために必要な成分量であり、吸湿性と耐熱性に加え
てさらに機械的強度を改善するためにはより好ましくは
、10〜aoi臘%である。
本発明重合体に重合性不飽和基を有する化合物を共重合
によって含有させることができる耐熱性と透明性を保持
するためには、これらの共重合成分は必要な最少現とし
好ましくは、10重量%以下に設定することが望ましい
。重合性不飽和基を有する化合物の具体例としては、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プ
ロピル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、スチレン等をあげ
ることができる。
によって含有させることができる耐熱性と透明性を保持
するためには、これらの共重合成分は必要な最少現とし
好ましくは、10重量%以下に設定することが望ましい
。重合性不飽和基を有する化合物の具体例としては、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プ
ロピル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、スチレン等をあげ
ることができる。
本発明の最も重要な要素である吸水率は、1.8%以下
であり、好ましくは、1.5%以下である。吸水率が1
.8%をこえる場合、吸湿による寸法変化、成形品のそ
り、あるいは、吸湿と乾燥の長期のくり返しサイクルに
ひずみなどが発生して好ましくない。
であり、好ましくは、1.5%以下である。吸水率が1
.8%をこえる場合、吸湿による寸法変化、成形品のそ
り、あるいは、吸湿と乾燥の長期のくり返しサイクルに
ひずみなどが発生して好ましくない。
本発明の情報記録体用メタクリル系樹脂の製造法として
は、塊状重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合などのい
ずれの重合法でもよいが、シート材料として得る場合に
はキャスト法による塊状重合でおこない、成形材料を目
的とする場合には懸濁重合または乳化重合法が作業性や
生産性の上から好ましい。
は、塊状重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合などのい
ずれの重合法でもよいが、シート材料として得る場合に
はキャスト法による塊状重合でおこない、成形材料を目
的とする場合には懸濁重合または乳化重合法が作業性や
生産性の上から好ましい。
情報記録体用メタクリル系樹脂としては樹脂去したのち
重合する。
重合する。
懸濁重合法あるいは乳化重合法を採用する場合は懸濁分
散剤または乳化剤を溶解した水中にラジカル重合開始剤
ならびに分子量調節のために連鎖移動剤を添加した単量
体混合物を分散させたのち重合をおこなう。キャスト法
による塊状重合法の場合、所定の割合に配合した単量体
混合物からまず部分重合体を調整し、ガラス又はステン
レス製のセル中に注入し、数時間重合をおこなう。
散剤または乳化剤を溶解した水中にラジカル重合開始剤
ならびに分子量調節のために連鎖移動剤を添加した単量
体混合物を分散させたのち重合をおこなう。キャスト法
による塊状重合法の場合、所定の割合に配合した単量体
混合物からまず部分重合体を調整し、ガラス又はステン
レス製のセル中に注入し、数時間重合をおこなう。
ラジカル重合開始剤としては例えば、2 、2’−アゾ
ビス(イソブチロニトリル)、1.1’−アゾビス(シ
クロヘキサンカルボニトリル)、2.2′−アゾビス(
2,4−ジメチルヴアレロニトリル)、アゾビスイソブ
タノールジアセテート等のアゾ化合物ならびにラウロイ
ルノf−オキサイド、ジーtert−ブチルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、メチルエチルケトン(
9) パーオキサイド、ジーtert −ブチルパーフタレー
ト、ジーtert−ブチルパーアセテート、ジーter
t−アミルパーオキサイド等の有機過酸化物があげられ
る。
ビス(イソブチロニトリル)、1.1’−アゾビス(シ
クロヘキサンカルボニトリル)、2.2′−アゾビス(
2,4−ジメチルヴアレロニトリル)、アゾビスイソブ
タノールジアセテート等のアゾ化合物ならびにラウロイ
ルノf−オキサイド、ジーtert−ブチルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、メチルエチルケトン(
9) パーオキサイド、ジーtert −ブチルパーフタレー
ト、ジーtert−ブチルパーアセテート、ジーter
t−アミルパーオキサイド等の有機過酸化物があげられ
る。
これら重合開始剤の添加割合は単量体に対してo、00
1〜1モル%である。又、重合系中には分子量を制御す
るために連鎖移動剤としてtert−ブチル、n−ブチ
ル、n−オクチル、及びD−ドデシルメルカプタン等を
単量体モノマーに対し約1モル%以下添加する。
1〜1モル%である。又、重合系中には分子量を制御す
るために連鎖移動剤としてtert−ブチル、n−ブチ
ル、n−オクチル、及びD−ドデシルメルカプタン等を
単量体モノマーに対し約1モル%以下添加する。
本発明で用いるメタクリル系樹脂は上述のごとく、メタ
クリル酸メチル重合体のすぐれた光学的性質を保持し、
耐熱性にすぐれた低吸湿性の樹脂であるので、熱および
吸湿による寸法の変化、製品のそりが従来のメタクリル
樹脂と比べて著しく改善されるため、シートあるいは成
形材料としてオーディオディスク、ビデイオディスク、
コンピュータ用情報ディスク等の情報記録体用基板等に
好適に使用することができる。
クリル酸メチル重合体のすぐれた光学的性質を保持し、
耐熱性にすぐれた低吸湿性の樹脂であるので、熱および
吸湿による寸法の変化、製品のそりが従来のメタクリル
樹脂と比べて著しく改善されるため、シートあるいは成
形材料としてオーディオディスク、ビデイオディスク、
コンピュータ用情報ディスク等の情報記録体用基板等に
好適に使用することができる。
また、耐熱性にすぐれているので、カーステレ(10)
オ用のデジタルオーディオディスクとして使用出来る等
の温度制限の緩和により用途範囲を拡大するものである
。
の温度制限の緩和により用途範囲を拡大するものである
。
本発明で用いるメタクリル系樹脂に対して必要に応じて
他の重合体を混合して使用してもよく、又、酸化安定剤
、耐候安定剤、着色剤、離型剤などの添加剤を添加して
使用してもよい。
他の重合体を混合して使用してもよく、又、酸化安定剤
、耐候安定剤、着色剤、離型剤などの添加剤を添加して
使用してもよい。
次に本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、本
発明はこれによって何んら限定されるものではない。
発明はこれによって何んら限定されるものではない。
11童
なお実施例中の物卑測定法のうち、全光線透過率、平行
光線透過率、曇価はASTMD 100 B、曲げ強度
、剛性度、たわみはASTMD790、熱変形温度はA
STMD648、吸水率はASTMD570およびメル
トインデックスはASTMD1288に準拠して測定し
た。
光線透過率、曇価はASTMD 100 B、曲げ強度
、剛性度、たわみはASTMD790、熱変形温度はA
STMD648、吸水率はASTMD570およびメル
トインデックスはASTMD1288に準拠して測定し
た。
実施例1
攪拌機をそなえた内容積1tのステンレススチール製の
反応器にメタクリル酸ボルニル1181とメタクリル酸
メチル17ofとアクリル酸メチル8fの単量体混合物
を入れ、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.
11を添加溶解して、100°Cで10分間重合させ、
部分重合体をえた。この部分重合体に更に開始剤として
アゾビスバレロニトリル0.2fを加えて混合溶解後、
ガラスセル中に注入して65°Cで10時間重合させ、
その後125°Cで2時間重合させ厚さ2mのシート状
の重合体をえた。物性を測定したところ、全光線透過率
二〇8%、平行光線透過率:92%、曇価:0.8%、
熱変形温度:126℃、吸水率は0.7%であった。
反応器にメタクリル酸ボルニル1181とメタクリル酸
メチル17ofとアクリル酸メチル8fの単量体混合物
を入れ、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.
11を添加溶解して、100°Cで10分間重合させ、
部分重合体をえた。この部分重合体に更に開始剤として
アゾビスバレロニトリル0.2fを加えて混合溶解後、
ガラスセル中に注入して65°Cで10時間重合させ、
その後125°Cで2時間重合させ厚さ2mのシート状
の重合体をえた。物性を測定したところ、全光線透過率
二〇8%、平行光線透過率:92%、曇価:0.8%、
熱変形温度:126℃、吸水率は0.7%であった。
このシートから直径150mの円板を切り抜き片面にア
ルミ蒸着をおこなったのち、90℃の熱水中に72時間
浸漬し、中心部のそりを測定した結果、0.2trm以
下であった。これに対して従来のメタクリル樹脂(比較
例1)は、同様の測定では円板が変形してそりは測定出
来なかった。
ルミ蒸着をおこなったのち、90℃の熱水中に72時間
浸漬し、中心部のそりを測定した結果、0.2trm以
下であった。これに対して従来のメタクリル樹脂(比較
例1)は、同様の測定では円板が変形してそりは測定出
来なかった。
実施例2
攪拌機をそなえた内容積101のステンレス製反応器に
懸渇安定剤としてヒドロキシセルロース85g、ポリメ
タクリル酸ナトリウム水溶液8.81およびリン酸二水
素ナトリウム12gを溶解した脱イオン水4.4にりを
入れ別にメタクリル酸ボルニル0.8 Ky、メタクリ
ル酸メチルa、2h、アクリル酸メチル40gの単量体
混合物にn−ドデシルメルカプタン8fおよびラウロイ
ルパーオキサイド12Nを加えて溶解後、反応器へ投入
し、温度88℃、゛撹拌機回転数t o o o rp
mで重合させた。
懸渇安定剤としてヒドロキシセルロース85g、ポリメ
タクリル酸ナトリウム水溶液8.81およびリン酸二水
素ナトリウム12gを溶解した脱イオン水4.4にりを
入れ別にメタクリル酸ボルニル0.8 Ky、メタクリ
ル酸メチルa、2h、アクリル酸メチル40gの単量体
混合物にn−ドデシルメルカプタン8fおよびラウロイ
ルパーオキサイド12Nを加えて溶解後、反応器へ投入
し、温度88℃、゛撹拌機回転数t o o o rp
mで重合させた。
約1時間後に反応温度が上昇し、98℃に達した。更に
105°C迄昇温し、80分保ったのち、反応器を冷却
した。えられたビーズ状の共重合体を水洗、脱水したの
ち140℃、10時間減圧乾燥した。メルトインデック
ス(210℃、10Kf)は0.84であった。その後
、230℃でペレット化したのちさらに90’C,24
時間乾燥し、シリンダ一温度(1B) 250℃、金型温度60°Cで射出成形し、110X1
10X2(−)の透明平板をえた。
105°C迄昇温し、80分保ったのち、反応器を冷却
した。えられたビーズ状の共重合体を水洗、脱水したの
ち140℃、10時間減圧乾燥した。メルトインデック
ス(210℃、10Kf)は0.84であった。その後
、230℃でペレット化したのちさらに90’C,24
時間乾燥し、シリンダ一温度(1B) 250℃、金型温度60°Cで射出成形し、110X1
10X2(−)の透明平板をえた。
この射出板についてA S TM D570に準じて吸
水率を測定したところ、0.8%であった。
水率を測定したところ、0.8%であった。
またA8TMD684に準じてアニール後の熱変形温度
を測定したところ、120℃であった。
を測定したところ、120℃であった。
さらに情報記録体基板として必要な各種物性を測定した
結果、第1表に示すごとく、光学的特性、機械的性質、
熱的性質、低吸湿性など各物性にバランスがとれ、好適
なものであった。
結果、第1表に示すごとく、光学的特性、機械的性質、
熱的性質、低吸湿性など各物性にバランスがとれ、好適
なものであった。
(14)
第 1 表
実施例3〜4
実施例2と同様な方法でメタクリル酸エステルの種類お
よび量をかえて重合体をえたのち、物性を測定した。そ
の結果を第2表に示した。
よび量をかえて重合体をえたのち、物性を測定した。そ
の結果を第2表に示した。
比較例1〜3
実m例2においてメタクリル酸エステルを従来から提案
されているものを使用した以外は、同様な方法で重合体
をえたのち、物性を測定した。その結果を第2表に合せ
て示した。
されているものを使用した以外は、同様な方法で重合体
をえたのち、物性を測定した。その結果を第2表に合せ
て示した。
(17完)
Claims (2)
- (1) エステル部分に炭素数8〜20個の脂環式炭化
水素基を有するメタクリル酸エステル(〜5〜40重量
%を含有するメタクリル酸メチルを主体とする重合体か
らなり、吸水率が1.8%以下であるメタクリル系樹脂
からなる耐熱性にすぐれた情報記録体。 - (2) メタクリル酸エステル(A)が、メタクリル酸
ボルニル、メタクリル酸イソボルニル、メタクリル酸フ
ェンチル、メタクリル酸l−メンチル、メタクリル酸ア
ダマンチルまたはメタクリル酸ジメチルアタマンクンで
ある特許請求の範囲第1項の情報記録体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58119815A JPS6013335A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | メタクリル系樹脂からなる情報記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58119815A JPS6013335A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | メタクリル系樹脂からなる情報記録体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6013335A true JPS6013335A (ja) | 1985-01-23 |
Family
ID=14770919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58119815A Pending JPS6013335A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | メタクリル系樹脂からなる情報記録体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013335A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60115605A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-22 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 低吸湿性メタクリル樹脂 |
JPS61151212A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-09 | Kuraray Co Ltd | メタクリル系共重合体の製造法 |
JPS6234910A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-14 | ピ−ピ−ジ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテツド | シリコン含有付加共重合体 |
EP0231121A2 (en) * | 1986-01-28 | 1987-08-05 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Improved optical disc structure having an air sandwich structure |
EP0239130A2 (en) * | 1986-03-28 | 1987-09-30 | Hitachi, Ltd. | Optical disc |
EP0241900A2 (en) * | 1986-04-14 | 1987-10-21 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Optical disk substrate |
JPH02179940A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-12 | Sony Corp | 光ディスク基板 |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP58119815A patent/JPS6013335A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60115605A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-22 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 低吸湿性メタクリル樹脂 |
JPH0510365B2 (ja) * | 1983-11-28 | 1993-02-09 | Mitsubishi Rayon Co | |
JPS61151212A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-09 | Kuraray Co Ltd | メタクリル系共重合体の製造法 |
JPH0524926B2 (ja) * | 1984-12-24 | 1993-04-09 | Kuraray Co | |
JPS6234910A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-14 | ピ−ピ−ジ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテツド | シリコン含有付加共重合体 |
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EP0241900A2 (en) * | 1986-04-14 | 1987-10-21 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Optical disk substrate |
JPH02179940A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-12 | Sony Corp | 光ディスク基板 |
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