JPS60132888A - 不定形物品を拾い上げる装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不定形物品をを別々に袷い上げる装置に関し、
殊に通信販売業界に使用されるものである。

〔従来の技術〕

最近多くの業界、殊に通信販売業界においては倉庫内で
異なった形状・寸法の物品が取扱われるようになった。

このような倉庫内の作業を自動化するために、標準化さ
れたかご又はパレソＩ・を取扱うフォークリフト・トラ
ンクが主として使用されてきた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし物品の形状が異なる場合に唯一つの物品を拾い−
Ｌげるのは極めて困難である。

より詳しくは、例えば織物のような輪郭の定まらない不
定形物品を処理することは殊に困難であ（３） る。操縦具により遠隔制御された処理アームを使ってテ
ストを行ない、閉回路のテレビ受信機のスクリーン上に
写された処理了−Ｊ＾の動きを観察した。不幸なごとに
上記のテストが不適当なことがすぐ判明した。その理由
口、テレビカメラでは遠近の距離感を得ることができず
、従って操縦具は遠近を判定することができないためで
ある。

本発明の主たる目的は、中−の物品を拾い−１−げる装
置であって、完全自動化が可能で、物品を一つ宛拾い上
げるごとにより外的介在物なしに物品を見ないでしかも
かなりの成功率で以って処理できる装置を提供すること
である。

本発明の装置はそれ自体で作動するので、二つの確実性
即ち拾い上げた物品は選択された物品であり、又一時に
拾い−１げられた物品が唯一つであることが得られる。

本発明の別の目的は、不定形物品を拾い一卜げるごとの
できる装置を提供することである。事実、現今人力や高
価な機械を必要とするので、前以ってよく整理された順
序で詰めこまれていない物品（４） を処理する場合が多い。

本発明の他の目的と利益は、以下の説明と限定されるこ
とのない実施例から明らかになるであろう。

〔問題１点を解決するための手段〕 を記の目的を達成する本発明の要旨は、コンテナ内、に
配設、した不定形物品をを別々に拾い上げる装置であっ
て、上記不定形物品ケ織、物或は４、成形したフィルム
製の袋の軟質包材で包装された物品等の締りのない物品
である装置において、上記装置が１．コンテナ内に堆積
された山伏の物品から唯一つの物品を拾、い上げるべく
コンテナ内に下降可能な可動の処理アームと、相互の母
面を接触状に付勢した車と、上記車を回転駆動する駆動
装置とを備え、上記車により選択された唯一つの物品を
直接に或はそ、れを包装した包材を介して挟持したこと
を特徴とする不定形物品を拾い上げる装置である。、１ 〔実施例〕 雑多な不定形物品をを別々にかつ選択して拾い（５） 上げる本発明の装置は殊に通信販売業界に使用される。

事実この業界において、夫々種類が異なった物品を種々
のコンテナから拾い上げることは極めて厄介な仕事であ
る。これらの物品は顧客から注文されたもので、拾い上
げた後に包装して最終的には顧客に向けて発送される。

本発明は、特に自動化に適した進歩ししかも簡単な拾い
上げ装置を提供するもので、本発明によれば手動的な中
間作業をなんら必要としないばかりでなく、物品を見な
いで、即ち外部から監視しないで作動するものである。

本発明の拾い上げ装置は、殊にコンテナから不定形の物
品を別々にかつ選択して拾い上げる為のものである。従
って前以って物品を詰めこんでおく必要はない、。又本
発明の拾い上げ装置は一時に唯一つの物品を拾い上げる
ことが可能である。

従来、この、ような作業をするためには困難で微妙な行
程を必要とした。締め具、掴持具等の多くの公知の処理
装置は所定の輪郭、形状の物品を拾い上げることができ
るが、失敗なしに一時に単一（６） の物品を拾い上げることの保証がなく、又確実に物品を
選択することができなかった。

本発明の装置は、織物或は成形フィルムのような軟質で
締りのない旬月で包まれた物品を拾い上げるのに適して
いる。本発明の装置はいかなる種類の物品にも適応させ
ることができる。即ち対象の物品が軟質或は締りのない
ものではない場合には、該物品を軟質或ば締りのない包
材で包んで本装置で処理できるようにする。

第１図は本発明の拾い上げ装置の種々の構成要素を示す
。

・最初に物品ｌをコンテナ２内に集める。これらの物品
はコンテナ内に不規則に配列され、物品それ自体或は包
装した包材のために変形し易い。

装置は、コンテナ２を置いた貯蔵室或は倉庫等内を移動
できるように可動の処理アーム３を備えてい、て、選択
した物品をコンテナから冷い上げる。

このため処理アーム３はコンテナ内に下降できるように
されている。

処理アーム３は第１図の矢印４に示すように垂（７） 直方向に可動である。処理アーム３で行なう其他の運動
は拾い上げ装置のそばに設置した駆動手段により行なう
。この装置はコンテナから一時に単一の物品を拾い上げ
るように構成されている。物品を拾い上げた後に、当業
技術者が公知の手段により拾い上げた物品を所定の位置
即ち所定のステーションに向けて移動させる。上記の補
足的な移動は必ずしも処理アーム３で行なう必要はない
。

装置はまた一対の車５，６を備え、両車の母面は互に押
圧している。車５，６を回転させる駆動手段（図示せず
）を設ける。

第２ａ〜第２Ｃ図は拾い上げ作動の工程を示すものであ
る。最初にアーム３は第２ａ図の矢印７で示すように下
降する。このアーム３は始めはコンテナ２の上方に配設
されていて、アーム３の下降移動中にコンテナ内に不規
則に配列された物品１に車５，６が接触する。予めコン
テナ内に堆積された物品ｌの山の頂部に車５，６が置か
れる。

この予備的移動即ち接近移動の終りに駆動手段が作動し
て第２ｂ図に矢印９で示すように車５と（８） ６を互に反対方向に回転させて、物品８を車５゜６間に
挟持する。その結果物品８は取るにたりないねじれを、
受ける。これは前述したようにそれ自体が軟質で締りの
ないものであり、或はその表面がプラスチック製袋等の
軟かい包材で包まれた物品に車５１．６が作用するため
である。変形性があるので物品８は車５，６間に挟持さ
れる。挟持作用を・容易にするために、ゴム或は適宜の
プラスチック等の摩擦係数の高い材料で車５，６の周面
を被覆すると好都合である。

車５，６は互に離隔状に移動できるように設けられてい
るので、両者の間に物品８を挿入することができる。夫
々の車により生ずる挟持圧力は拾い上げるべき物品の型
式により調節する。比較的重い物品を挟持する場合には
両車間に比較的大きな圧力を生ぜしめることが好ましい
。又セーターやコートのような比較的薄い物品を挟持す
る場合には上記の圧力をより小さく限定して、なんらの
不利益も起さないで車５，６を互に離隔状に移動させそ
の間に薄い物品を導入する。

（９） 第２Ｃ図に示すように車５，６間に物品８を挟持して拾
い上げると、処理アーム３が持ち揚げられる。この複合
した運動は不定形物品■の山から単一の物品８を□拾い
上げることに対応して行なわされる。

車５，６間に物品８を挟持したことは、種々の公知の手
段、特に車５，６間ト配没した光学的装置を用いて検知
し、車５，６間に他の物品が存在する□かどうかをしら
べる。□ 上記と別の手段を使用することができる。例えば車５，
６間の相対的間隔を検知して、両車間に物品が在ること
の信号を送ることができる。また電気□的に□導伝性の
ある材料で出来た車５，６を使用して、これらの重を通
して電流を直列状に流し、両車間に非導伝性の物品又は
材料が挟まれると電流を遮断して駆動゛手段を消勢化す
ることができる。

前述したように、装置は一時に唯一つの物品を拾い上げ
ることが必要であり、このために挟持面積が極めて小さ
い装置を使用せねばならない。挟持面積は車５，６の回
転軸線間の領域即ち車の幅（１０） により決まる。

実験の結果、直径が２〜１０ｍ−の範囲で幅が３側程度
の車の使用が好適であることが判明した。

比較的小径の車を使用すると挟持作用の精度が向上し、
又一時に二つ以上の物品を拾い上げる危険性が極度に低
下する。しかし余り小径にすると装置の剛性の上で好ま
しくない。

従って第３図に示す好ましい実施例ではテーバ状の車又
はローラ５，６が使用される。

直径３１醜程度の小径の車を使用すると、駆動と物品の
初期挟持が容易となる。その理由は、両車と給い上げる
べき物品間の接触点間の距離及び挟持作用をする両車間
の接触領域が短いためである。

直径を８〜１０５ｍに大きくすると装置の剛性及び機械
的強度を増す利点があるのみならず物品の挟持が確実に
なる。

従って円錐状の車５，６を用いると小径の車の利点と大
径の車の利点を兼ね備えることができる。

上述した実施例においては、両車の回転軸線はほぼ水平
である。しかし、これらの車を水平面に対（１１） して角度をなすように配列して挟持面積を減じζ、これ
によって一時に一つより多い物品を拾い上げる危険を減
少させることができる。

本発明の拾い上げ装置は外部から見ないで実施するよう
に計画したものであるので、処理アーム３をコンテナ２
内に下降させた時に該コンテナ内に置いた物品１に車５
，６が接触することが必要である。このことは第１図に
示すようにコンテナを上方に拡開した形状にすることに
より得られる。

より詳しくは母面が下方を向いたピラミッド状又は円錐
状のコンテナを使用すると好都合である。

又コンテナ２内の物品が、例えばコンテナ側壁の不充分
な傾斜によって第１図の符号９の位置に残らないように
することが望ましい。それ数本発明の拾い上げ装置にブ
ツシャ手段１Ｏを設けて、不幸にしてコンテナ２の内壁
に付着した物品をコンテナの底部に向けて押し戻すよう
にすると好都合である。

第１図に示すようにこのブツシャ手段１０の代表的なも
のは、処理アーム３に沿って摺動する口（１２） 金１１と該口金の周縁に設けたフォーク状部材１２とを
備え、フォーク状部材１２の少なくとも先端を適宜の可
撓性材料で形成し、コンテナ２の内面を効果的に掃除し
て該内面に付着し易い物品を払い落すと好都合である。

ブツシャ手段１０があ、るので、ホッパー及び類似物量
操作する人達の間で公知の所謂架橋効果の発生を防、止
することができる。

当業者にとって、本発明の基本原理から外れることなく
この外の実施例を工夫し、得ることは云うまＦもない。

又挟持又は拾い上げ効果は、拾い上げるべき物品を両車
５，６間に引寄せるために両車上に空気吸引、装置を設
けることにより改良することができや。この吸引装置は
車の回転と同期して作動し、物品が両車の間に挟まれる
のを停止する。

又、プーリ間に二つ以、上の無端ベルトを設け、下方の
無端ベルトの一側を他方の無端ベルトの側に平行にかつ
互に接して一段する。このようにして両無端ベルトを作
動させて両無端ベルト間に物（１３） 品を挟持することができる。

本発明の装置で拾い上げた物品は、次いで単に車を逆方
向に回転させて両車間から解放することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の拾い」ニげ装置の概略垂直断面図、第
２ａ　、　２ｂ　、　２ｃ図は本発明の装置の各工程を
示す概略図、第３図は本発明にかかる拾い上げ装置の一
対の車の実施例を示す概略図である。 １．８・・・物品、　２・・・コンテナ、３・・・処理
アーム１、　５，６・・・車、１０　、１２・・・フォ
ーク状部材、１．１・・・口金。 以下余白 （１４）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　コンテナ内に配・設した不定形物品をを別々に拾
   い上げる装置であって、上記不定形物品が織物或は、成
   形したフィ・ルム製の袋の軟質包材で包装された物品等
   の締りのない物品士ある装置において、上記装置□が、
   コンテナ内に堆積された山伏の物品から唯一つの物品を
   拾い上げるべくコンテナ内に下降可能な可動の処理アー
   ムと、゛相互の母面を接触状に付勢した車と、上記車を
   回転駆動する駆動装置とを□備え、・上記車により選択
   された唯一つの、物品を直接に・或はそれを包装した包
   材を介して挟持し、］たこ・とを特徴とする不定形物品
   を拾い上げる装、置。・　□ ２、上記・車の輪郭が円柱状又は円錐状である特許請求
   の範囲第１項記載の装置。 、３．′上記車の直径が２１璽から１０鰭の□範囲にあ
   る特許請求の範囲第２項記載の装置。 （１） ４、−上記車の幅が３１程度の小さな寸法である特許請
   求の範囲第１項記載の装置。 ５、上記車間に物品が存在すること或は車間の間隔を光
   学的手段で検知するセンサを設けて、［ユ記駆動装置の
   作動を停止させた特許請求の範囲第１項記載の装置。 ６、上記コンテナが上方に拡開した輪郭を有した特許請
   求の範囲第１項記載の装置。 ７、　上記コンテナがピラミッド又は円錐状輪郭を有し
   た特許請求の範囲第６項記載の装置。 ′８．上記゛装置番トプソシャ手段を設けて、物品をコ
   ンテナの底部に向けて押戻した特許請求の範囲第１項記
   載の装置。 ９］　上記ケソシャ手段が、上記処理アーム上に摺動状
   に設けた口金と、該口金の周縁に設けたフォーク状部材
   とを備えた特許請求の範囲第８項記載の装置。 １０、上記車の上方に吸引手段を設けた特許請求の範囲
   第１項記載の装置。 １１、上記車に相当したプーリの間に一対の無端（２） ヘルドを設け、一方のベルトの一側を他のベルトの一例
   に近接さ・Ｕると共に平行に配列した特許請求の範囲第
   １項記載の装置。