JPS60132387A - スル−ホ−ル印刷方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 近年、電子機器等に使用される厚膜集積回路は表裏両面
に回路を形成し高密度化したものが増加している。基板
の両面間の電気的接続をとる手段として、基板にあけら
れた孔の側壁に導体ペーストを印刷し、スルーホールを
形成する方法がある。

本発明は、基板の下方よりスルーホール用の孔を通じて
導体ペーストを吸引しつつスクリーン印刷を行なうこと
により、スルーホールを形成するスルーホール印刷方法
に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来のスルーホール印刷方法は第１図にその具体構成を
示すように、基板１の外周の下面を支持゛し、基板１の
周囲に基板の上面とほぼ同じ高さの側壁を有する中空の
支持台２と、支持台２の中空部を吸引するために、排気
装置と支持台とを　ぐホース３と、基板１の上にある所
定の間隔をあけて固定されているスクリーン版４と、ス
クリーン版の上方に設置され、スクリーン版４を基板１
に押し付けながら動くスキージ５とスキージ５と連動し
て動くスクレイパ−６とを設えた装置を用いていた。印
刷手順としては、１ず基板１を支持台２の凹部に作業者
が置く。次に排気装置により、支持台２の中空部を吸引
する。この時スクリーン版４は上面に導体ペースト７が
有り、スクリーン版４の孔をふさいでいるため基板１に
密着する。

吸引した状態の［Ｌスクレイパ−６を上げスキージ５を
下げ、スクリーン版４を基板１に押し付けながら、スキ
ージ５とスクレイパ−６を動かし、スキージ５の前方に
供給された導体ペースト７をスクリーン版４の所定のパ
ターンで押し出し、基板１の上面へ印刷を行なう。基板
には所定の位置にスルーホール用の不さな孔があけられ
ており、上面への印刷と同時に、支持台２の中空部の負
圧によって、基板の孔の側壁にも導体ペーストが印刷さ
れる。スキージ５が基板１の端から反対側の端まで移動
する。第２図はこの時の装置の断面図を示している。そ
の後スキージ５を上げ、スクリーン版４を基板１からは
なし、支持台２の中空部の吸引を止める。次にスフレイ
パ−６を下げ、スフレイパ−６とスキー′）５を元の位
置に戻す。この時導体ペースト７はスフレイパ−６によ
ってスクリーン版４上にほぼ一様に塗布される。作業者
が基板１を支持台２の四部から取り外す。基板１の片面
の印刷が終わると、スクリーン版４を基板１の反対側の
面のパターンのものと交換し、片面を印刷した基板１全
印刷した面を下にして、支持台２の凹部に供給する。上
記の片面の印刷と同じ手順で反対側の面を印刷する。第
３図にスルーホールの印刷順序を示す。（、）基板１に
あけられた小さな孔の断面図である。伽）まず基板１の
片面を印刷する。導体ペース）ｌ；ｌ：下方からの吸引
により、小さな孔にはいり込み、孔の側壁に伺着する。

この時一部は基板の下面よりも突出する場合がある。

（Ｃ）次に基板を反転する。（ｄ）反対側の面を印刷す
る。

導体ペーストは孔の側壁で重なり合一、基板１の上面と
下面とが電気的に接続され、スルーポールが形成される
。

しかしながら、上記のような方法では、基板の下面全体
を吸引するため、基板の印刷開始近くの部分と、印刷終
了近くの部分とでは、導体ペーストの吸引力が大きく異
なる。というのは、印刷が終わった部分ではスクリーン
版上に導体ペーストが無くなるため、通気性か良くなり
、基板からスクリーン版かはなれ、基板のスルーホール
用の孔から大気が支持台の中空部へ流人するので、スキ
ージの移動と共に導体ペーストの吸引力が徐々に弱くな
る。このため、基板の印刷終了近くの部分にあるスルー
ホール孔では、吸引力不足のため導体ペーストがあ捷り
孔の内部へはいりこ捷ず導通不良を起こすという欠点を
有していた。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、基板の外周部を除く任意の位
１崖に、均一な条件で分留まり良くスルー＊　−／ｌ／
　ラスクリーン印刷で形成するスルーホール印刷方法を
提供するものである。

発明の構成 本発明は被印刷物である基板を外周の下面を支持する支
持台と、基板の下方で印刷方向に町・肋な排気孔と、排
気装置と、スクリーン印刷機構と、排気孔の駆動装置か
ら構成されており、大きな寸法の基板でも、均一な吸引
条件で分留まり良くスルーホール印刷ができるという特
有の効果を有する。

実施例の説明 以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。

第４図は本発明の実施例における断面図を示すものであ
る。第４図において８は基板、９は支持台、１○は排気
孔、１１はホース、１２はスクリーン版、１３はスキー
ジ、１４はスフレイパー、１５は導体ペーストである。

支持台９は基板８の外周の下面を支持する凹部か有り、
四部の周１．Ｑｌは基板８の上面とほぼ同じ高さで印刷
時にスクリーン版に型がつくのを防いでいる。Ｊｕｌ気
孔１ｏは支持台９に基板の印刷方向へ可動に保持されて
おり、図示さｉｚでいない駆動装置によって、スキージ
１３と連動して基板を間Ｋ　ＩＦＦ、いて常に対称な位
置に有る。排気孔１０は基板８とは接触しないが、基板
８とのすきまはわずかである。排気孔１ｏの開口部はス
キージと平行に支持台９０側面近くまで広がっており、
印刷方向に救助することによって基板８の下面の支持台
９に截っていない部分のほぼ全域を吸引することができ
る。ホース１１は−＋ｔｉｉ１°１か排気孔１Ｏにつな
がノｔており、他端は排気装Ｊ”につながっている。ス
クリーン版１２は基板８の上方に固定されており、基板
８とスクリーン版１２の間隔は印刷条件に合わせて別種
可能である。スキージ１３とスフレイパ−１４は各々別
個のエアーシリンダーによって上下動をすると共に第４
図において左右方向に駆動される。

以上のように構成されたスルーホール印刷装置をＬｌ］
いて行なうスルーホール印刷方法について説明する。

丑ず、作業者が基板８を支持台９の四部に載ぜる。次に
スキージ１３を下げる。排気装置を動かし排気孔１０か
ら吸引を開始する。スキージ１３を動かし、スキージ１
３の前方に供給されている導体ペースト１５をスクリー
ン版１２の所定のパターンで押し出し、基板１の上面へ
印刷を行なう。

排気孔１○もスキージ１３に連動して動くため、スキー
ジ１３が導体ペースト１５を基板８上に印刷する時、基
板８にスルーホール用の孔かおいていると、排気孔１０
からの吸引によって、導体ペースト１５はスルーホール
用の孔の内へ（ｄいりこみ、孔の側壁にイ」着する。ス
キージ１３が基板８の端から反対側の端捷でλ多動する
と、スキージ１３は」ニ昇し、排気装置が停止する。ス
フレイパ−１４が下降し、スキージ１３、スフレイパ−
１４，４）１気孔１Ｏが元の位置に戻される。その時、
導体ペースト１５はスクリーン版１２の上面の印刷パタ
ーン部分上にほぼ一様に塗布される。作業者が基板８を
支持台９から取り出し、片面の印刷が終了する。片面の
印刷がすべての基板に行なわれると、スクリーン版１２
を基板の反対側の面のパターンのものと交喚し、片面を
印刷した基板を印刷した而を下にして、支持台９の四部
に供給し、上記の片面の印刷と同じ手順で反？Ｊ側の面
を印刷する。

両面を印刷することにより、基板のスルーホール用の孔
の内壁に細首した導体ペーストがつながり、スルーホー
ルが形成される。

以上のように、本実旋例によれば、基板の下方で印刷方
向に９勅な排気孔を設け、スキージの助きに合わせて排
気孔を動かしながら、スクリーン印刷を行なうことによ
り、大きな法仮に卦いても全てのスルーホール用孔の吸
引力を均一にでき、分留まり良くスルーホール印刷を行
なうことができる。

発明の効果 以上のように本発明はへ基板の−Ｆ方にスキージと連動
して動く排気孔を設けることにより、近年増加している
大型の厚膜集積回路用基板においても、外周を除く任意
の位置に在る全てのスルーホール用孔の印刷を均一な条
件で行なえ、分留捷りの良い生産かでき、その実用的効
果は犬なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１１図、第２図は従来のスルーホール印刷方法を示す
装置の断面図、第３図（ａ）〜（ｄ）はスルーホールの
印刷手順を示す基板の断面図、第４図は本発明の一実顎
例におけるスルーホール印刷方法の装置−の断面図であ
る。 １・・・・基板、２・・−・支持台、３　・・・・ホー
ス、４・　・スクリーン版、５・・・−・スキージ、６
−・・スフレイパー、７・−・・導体ペースト、８　・
・基板、９・−・支持台、１０　・−・排気孔、１１・
・・・ホース、１２　・・・スクリーン版、１３中・ス
キージ、１４・・・・スフレイパ−１１５・導体ペース
ト。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ？　３ 第　３　図 （Ｃ）　（ｃＬ） 第　４　図 ｆへ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被印刷物である基板の下方で印刷方向に可動な排気孔を
   設け、スクリーン印刷のスキージの動きに合わせて排気
   孔を動かしながらスクリーン印刷を行なうスルーホール
   印刷方法。