JPS6012931A - カゼイネ−トの部分的または全体的置換物として高アミロ−ス澱粉を含有するイミテ−シヨンチ−ズ製品 - Google Patents

カゼイネ−トの部分的または全体的置換物として高アミロ−ス澱粉を含有するイミテ−シヨンチ−ズ製品

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JPS6012931A
JPS6012931A JP5969384A JP5969384A JPS6012931A JP S6012931 A JPS6012931 A JP S6012931A JP 5969384 A JP5969384 A JP 5969384A JP 5969384 A JP5969384 A JP 5969384A JP S6012931 A JPS6012931 A JP S6012931A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C20/00Cheese substitutes

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Dairy Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高アミロース澱粉で一部あるいは全部置換されている、
チェダー、プロセスアメリカンおよび特にモノツアレラ
のようなイミテーションチーズ製品に関する。
チーズの原価を下げようとする初期の試みは、より価格
の高い乳脂肪を植物脂肪によって置換えたチーズ類似品
の開発をうながした。そのような沖似品は、通常分散さ
れた植物脂肪を含有するスキムミルクから伝統的々方法
で製造されそして一般にフィルドチーズ(filled
 cheese)と呼ばれる。
その後の経済的動機および技術的進歩は、カゼインまた
はその誘導体、植物油脂、塩類、酸 。
類および香料から製造されるチーズ類似物の開発に導い
た。カゼイン誘導体は、法的に非乳製品成分として定義
されているので、上記類似品は、ゝイミテーション“チ
ーズと呼ばれた。
イミテーションチーズ製品には、クリームチーズのよう
な極めて含水量の高いチーズ;ブルーチーズおよびモソ
ソアレラのような含水量の高いチーズ(後者はカゼイン
を基礎としたイミテーションチーズ市場の大部分を占め
る);チェダーおよびプロボロンのような中程度の含水
量のチーズ;ロマノおよびパルメザンのような低含水量
のチーズ;およびアメリカンチーズ、チーズスプレツド
およびチーズ製品のよう々滅菌プロセスチーズが包含さ
れる。これらのイミテーションチーズ製品は、低価格で
ナチュラルチーズの香味および信能性をもたらし、そし
て更に動物性脂肪が植物性脂肪によって置換えられてい
るのでカロリ=々らびにコレステロールが共に低い。
ナトリウム、カリウムおよびカルシウムのノノゼイネー
ト、ならひ酸カゼインおよびレネントカゼインを適尚な
アルカリ金属で処理することによりその場で生成された
塩類がイミテーションチーズ製品の製造に使用される。
更に、多量のタンパク質源をもたらして、上記のカゼイ
ネ−1・類は、単独でまたは組合せて、それらを理想的
なものとする独特の硬化性、テクスチャー性および乳化
性を有し、そしてそれらの適度に低い粘度は、それらを
高固形分において使用することを可能にする。
カゼインおよびカゼイネ−1・の現今の高価格および不
確実な将来の入手可能性は、食品加工業者にとって大な
る関心事となっている。これらの理由から、加工業者は
、イミテーションチーズ製品中のカゼイネートに一部寸
たけ全郡代わるべき容易に入手できるカゼイネ−1・代
用品、好寸しくけ低価格の代用品を見出そうと試みた。
乾燥した植物タンパク質単離物(例えば大豆単離物)を
代替物として利用するだめのいくつかの試みがなされた
。これらの単離物は、カゼイネートの官能性に欠けてい
るので、充填物としてのみ利用されてきた。単離物は、
チーズに十分な溶融性を与えるために特別に処理しなけ
ればならず(1982年9月14日に発行された米国特
許第4.349.576号参照χ寸だその場合において
もチーズ製造中の激しい剪断によって溶一値が実質的に
低下するであろう。
雑誌「フード・プロセシング(7ood Proces
sing)中の最近の論文(1981年10月号第28
 − 29貞参照)は、タンパク質混合物(カゼイン2
5%、大豆粉25%、小麦グルテン25%およびアルフ
ァルファタンパク質25%)がイミテーションモノソア
レラチーズにある程度の成功裡に使用されていることが
開示されている;しかしながら、最終製品は、“香味を
含むすべての性質“を備えているわけではない。
かくして、チーズの製造中に必要とされるゲル化性およ
び乳化安定性を与えそして更にカゼイネートを基礎とし
たイミテーションチーズ匹敵する所望の香味およびテキ
スチャー性(すなわち、特にゲル、溶融および破砕性(
shredding)およびスライス特性)を有するチ
ーズ製品を与えるような、容易に入手しうるカゼイネー
ト置換物に対する要望がある。
小麦粉および澱粉は、種々のチーズ製品において特定の
性質を改善するために充填剤および/またはバインダー
としても使用されている。
しかしながら、それらは、カゼイネートによって典型的
にもたらされる性質を与えるカゼイネート代替物として
は使用されていない。
ナチュラルチーズ製造においては、例えば、シクロデギ
ス) IJンが水分保持および貯蔵寿命を改善するため
に添加され(特開昭81−75060号公報参照);ホ
スホリル化澱粉が非粘質性の生成物を提供するためにチ
ェシャー(Cheshire)およびエメンタール(J
pmmenthal )チーズの配合物にンツクナーと
して使用され(フランス特許第1.570.860号参
照):水性コーンスターチ混合物(以前使用された牛乳
またはバターの代りに)がバターのコンシスチンシーを
有する安定なノット食品を与えるために溶融された熟成
チーズに配合され(フランス特許第1.566.665
号参照);澱粉がナチュラルチーズ、粉乳および他の成
分力1ら製造されたプロセスチーズ製品に使用され()
−ト、 工yシ=7 ’J y/f (Food En
gineering) 1980年11月号第25頁参
照);そしてチーズケーキおよびチーズノζイ充填物に
おける安定剤(冷凍および解凍の悪影響に対する)とし
て予備、糊化されたトウモロコシ、・くレイショおよび
タピオカの澱粉が使用された(1972年5月30日発
行の米国特許第3.666.493号参照)。 更に、
硬質チーズの一般的な外観を改善するためのコーティン
グ(約65℃に加熱された)としてj(ニー溶液と混合
してバレイショ澱粉(3〜6%)が使用された(ボーラ
ンド特許第54.548号参照)。
チーズ類似物および擬似チーズ製品においては、例えば
、水を結合しそしてその損失を防き゛まだは遅らせ、ま
た植物油、動物性または植1勿性タンパク質および乳化
性金属塩を基礎とし/ζチーズ食品に、光沢、口当シの
良さぞしてボディ・テクスチャーを付与するだめのノく
インタ゛−とじてトウモロコシ澱粉加水分解物(91J
えばコーティング)が使用され(1967年3月21日
発行の米国特許第3.810.406号参照);パスタ
フイラータ(pasta filata) 丑たけチェ
ダーチーズに似たチーズ代替物の堅さを増大させるため
に、カゼイネート含有チーズ代替物に任意成分として(
0〜5%)非糊化フラワー(例えばタピオカ粉3%)が
添加され(オース) IJコア許第335,830号ニ
ドイソ特許出願公開第2,411.945号; 197
5年11月25日発行の米国特許第3.922.874
号;および1978年8月1日発行の米国特許第4.1
04.413号参照);脱水チーズおよび入玉香刺を含
有する中程度の水分(約12%)を有する香シの高いイ
ンパクトチーズ類似物中のマトリックスとして小麦粉が
使用され(フード・プロダクト・デイベロープメント(
Food Product Development)
 1980年6月号第42〜43頁参照); 脂肪を含
有しない複合擬似チーズ製品中の各種の食用タンパク質
片のだめのバインダーとして糊化高アミロース澱粉およ
びそれらの誘導体が使用され(1974年9月17日発
行の米国時W[第3.836,677号参照):チーズ
、澱粉、高タンノゝクバインダー、水、砂糖または砂糖
等刷物および場合によっては1〜7%の食用油の混合物
から製造された貯蔵安定性のある高タンノ々り質の押出
しチーズ製品において、予備糊化された澱粉(例えば、
トウモロコシ、小麦、ワキシートウモロコシおよびタピ
オカ)が使用され(1973年6月26日発行の米国特
許第3.741.774号参照);そして熱的に凝集し
うるタンパク質(ホエータンパク質、液体アルブミン、
液体ホールエソグアルブミン粉末、またはホールエング
粉末)および全乳および/またはスキムミルクを加熱す
ることによって製造された新鮮なチーズ様製品における
コアギンラントとして澱粉(好ましくはトウモロコシ澱
粉)がグルコノ−δ−ラクトンと共に使用された(19
83年1月18日発行の米国特許第4.369.196
号参照)。
このように、イミテーションヂーズ、特にモノアレラチ
ーズにおける部分的または全体的カゼイネート代替物と
して使用するために澱粉に対する需要がある。
本発明は、少くとも1種の食用カゼイネートを含有する
イミテーションチーズ製品において、このチーズ製品中
の食用カゼイネートの20ないし100重量%が少くと
も40%のアミロース含量を有する食用の予備糊化され
た高アミロース澱粉、その誘導体、その転化生成物、そ
の転化誘導体化生成物、その架橋生成物またはそれらの
、他の食用予備糊化澱粉約80M量%寸でとの混合物に
よって置換されておシ;上記高アミロース澱粉誘導体が
、酸化プロピレン約り5%捷で、コハク酸無水物約5%
まで、オクテニルコハク酸無水物約】0%までで、捷た
け最大成約6%の結合アセチルをもたらすのに十分な邦
、の酢酸無水物で、またけリンを基準にして最大成約0
.8%の結合(残留)リン酸塩をもたらすのに十分な量
のナトリウムまタハカリウムオルトホスフエート、ナト
リウムま/ζはカリウムトリポリホスフェート捷たはそ
れらの混合物で処理することによって調製されたもので
あり;上記高アミロース転化澱粉生成物が酸−1だけ酵
素転化によって調製された流動澱粉、活性塩素5.5%
以下で処理することによって調製された酸化澱粉、およ
び50以下の塩化カルシウム水流、動性今市するデキス
トリンからなる群から選択され7こものであり;上記他
の予備糊化された澱粉が原生澱粉、誘導体化澱粉、転化
澱粉、転化誘導体化澱粉、および架橋澱粉からなる群か
ら選択されたものであり、上記転化澱粉が流動澱粉、酸
化澱粉、または4より犬々るABF値を有するデキスト
リンであり;前記処理の百分率は澱粉に対する重量%で
あることを特徴とする、前記イミテーションチーズ製品
を提供する。
一つの好ましい実施態様においては、本発明は、モノソ
アレラチーズ、チェダーチーズおよびプロセスアメリカ
ンチーズから々る群から選択されたカゼイネート系イミ
テーションチーズ製品に実質的に等価のイミテーション
チーズ製品であって、水、食用植物脂肪または植物油、
チーズ添加物、およびす) IJウムおよび/捷たはカ
ルシウムカゼイネート20〜80%と、40まブこはそ
れ以下の塩化カルシウム水流動性を有する酸転化澱粉、
オクテニルコハク酸無水物3〜6%で処理することによ
って調製された誘導体化澱粉、および上記の水流動性を
有しそしてオクテニルコハク酸無水物1〜3%で処理す
ることによって調製された転化誘導体化澱粉から々る群
から選択された予備糊化され、た高アミローストウモロ
コシ澱粉であって56〜70重量%のアミロース含量を
有する高アミロース澱粉、および上記予(+ifi糊化
された高アミロース澱粉と他の予備糊化された澱粉(例
えば流動アミ才力澱粉)との混合物であって高アミロー
ス澱粉30〜70重量%を含有する混合物80〜20重
量%とのゲル化混合物を含有することを特徴とする前記
イミテーションチーズ製品を提供する。
もう一つの実施態様においては、本発明は、カゼイネー
ト系イミテーンヨンモソンアレラチーズ製品に官能的に
等価のカゼイネート不含のイミテーションチーズ製品で
あって、水、食用植物脂肪まだは植物油、チーズ添加物
、および約30〜32の塩化カルシウム水流動性を有す
る酸転化澱粉およびオクテニルコノ・り酸無水物0.7
5%寸でで処理することによって調製された上記の水流
動性を有する酸転化澱粉の誘導体からなる群から選択さ
れた予備糊化された高アミローストウモロコシ澱粉であ
って約50〜70重量%のアミロース含量を有する予備
糊化された高アミローストウモロコシ澱粉のゲル化量を
含有することを特徴とする前記カゼイネート不含イミテ
ーションチーズ製品を提供する。
本発明は、まな、水、溶融植物脂肪捷たは植物油、およ
びチーズ添加物からイミテーションチーズ製品を製造す
る方法において、前述した食用高アミロース澱粉または
それらの混合物のうちの1種を滋独で、あるいは食用カ
ゼイネートと一緒に上記澱粉、澱粉混合物または澱粉−
カゼイネート混合物に添加し、水および溶融油脂をゲル
化しまたはゲル化およびエマルジョン安定化してチーズ
製品を形成させるととを特徴とする前記イミテーション
チーズ製品の製造方法を提供する。
本明細書において使用するゝ゛イミテーンヨンチーズ″
いう用語は、水、植物脂肪捷だけ植物油、本明細書中で
記載された澱粉類、天然産および/または人工香料、塩
類(塩化す) IJウムおよびその(tfJの塩類)、
酸類、着色料、乳化剤、安定剤および防腐剤のような唾
型的なチーズ添加物、および場合によりては、チーズお
よび7寸たけ植物性タンパク質中に典型的に存在する食
用カゼイネ−I、から典型的に調製されるチーズ類似物
を意味するものとする。
本発明中で使用する適当な高アミロース澱粉には、40
〜80%のアミロース金杯、を有する高アミロースl−
ウモロコン澱粉、75〜98%ノーrミ。
−ス含尾を有するリンクルマメ澱粉、および・くレイ7
ヨ澱粉から抽出されたもののような100%アミロース
含有澱粉のような澱粉が包含される。
混合物が少くとも20重景%、好寸しくけ30〜70車
量%の高アミロース滅粉を含有するという条件で、高ア
ミロース澱粉と組合せて使用するのに適した他の澱粉に
は、約30%までのアミロース含ffc k KV f
るトウモロコシ、7Cレイシヨ、カン/ヨ、コムギ、イ
ネ、サゴ、タピオカ、ツルガム捷たは類似物のような澱
粉類、約40%までのアミロース含量を有するスムース
マメ、カナダマメ、ココアマメ、ウィングマメ寸たは類
イ以物のような澱粉類、および0〜(3、、”i +7
)アミロース含量を有するワキシートウモロコシまたは
ワキシーあるいは糊化性コメのような澱粉類が包含され
る。
誘導体化澱粉、転化澱粉、転化誘導体化澱粉、およびそ
れらの架橋生成物を包含するすべての澱粉は、本発明に
おいて使用されそして所望のテクスチャー性を有する最
終チーズ製品を形成させるために予備糊化されなければ
ならない。
予備糊化された澱粉は、煮沸するとと々しに冷水中で膨
潤しうる。
澱粉類は、澱粉スラリーを蒸煮しく例えば、ヴ、+−−
テーター(Votator)(ケメトロン社(Chem
etron C0rp、 )製の水蒸気加熱蒸煮器の商
品名)中で)そして次に」ニラスラ1)−をドラム乾燥
またはジェット蒸煮し次いで噴霧乾燥することによって
予備糊化することカニできる。40%以下のアミロース
含量を有する澱粉は、予め蒸煮するとと々くドラム乾燥
によって予備1糊化することができるが、高アミロース
澱粉(40%丑たけそれ以上)は、澱粉を完全に蒸煮す
るためにはドラム乾燥に先立って蒸煮することを必要と
する。蒸煮された澱粉は、噴霧乾燥以外の手段(す々わ
ち、凍結乾燥、アルコール沈澱、回転蒸発)によって乾
燥されうる。予備糊化を実施するだめの他の手段、例え
ば押出し、もまた本発明において使用できる。所望なら
ば、ジェット蒸煮された澱粉分散物をチーズ配合物に直
接に添加することができる。
ドラム乾燥は、澱粉スラリーを加熱されたドラム上で同
時に蒸煮しそして乾燥するだめの慣用の方法であり、例
えば次のような論文に記載されている[Chapter
■−ゝゝProduction and TJse o
fPregelatinjzed 5tarch 、 
5tarcb : CliemiC11e andTe
chnology、 Vow、 H−1ndustri
al Aspects、°R,L、WistleraI
ld lB、 Ji’、 pascllall、 1p
ditors、 Academic press、 N
ewYOI−](]1−967参照〕ドラム乾燥された
澱粉は、薄い固体のシー(・の形で得られ、このものは
チーズ配合物中に使用される前に粉末状にされる。
ジェット蒸煮および噴霧乾燥は、慣用手段でありそして
米国特許第8.674.555号(1972年7月4日
発行)のような特許に記載されている。澱粉スラリーは
、加熱された蒸煮室に送入され、そこで加圧水蒸気が澱
粉スラリー中に注入される。蒸煮された澱粉溶液は、蒸
煮室から出口管を経て取出される。澱粉溶液は、加圧ス
プレーノズルまたは遠心ホイールアトマイザ−によって
大きな加熱室の中に噴射され、その中で水が蒸発せしめ
られる。澱粉は、加熱空気を澱粉粉末から分離するだめ
にサイクロンに通される。噴霧状態の澱粉材料、特に高
粘度の材料を糊化するために、米国特許第4.280,
851号(1981年7月28日発行)に記載された水
蒸気噴射、直接噴霧乾燥の方法および装置もまた本発明
に使用される。
転化された高アミローストウモロコシ澱粉は、全部置換
チーズ製品に使用するのに好適である。
転化は澱粉を分解せしめそして蒸煮されプを澱粉分散物
の粘度を低下させる。それは首だ最終チーズ製品の溶融
性を改善する。適当な転化澱粉には、酸−または酵素転
化澱粉(しばしば流動澱粉と呼ばれる)、酸化澱粉(こ
の澱粉には塩素は化学的に結合していないが、その製造
に使用される試薬のゆえにしばしば塩素化澱粉と呼ばれ
る)、および選択されたデキストリンが包含される。
高アミロースおよびその他のデキストリンの両方のデキ
ストリンは、それらが緩やかにのみ転化される(すなわ
ち、規定された塩化カルシウム水流動性あるいはABF
値を有する)という条件で本発明において使用するのに
適している。中程度にそして高度に転化された高アミロ
ース澱粉ス) IJンは、必要とされるゲル強度をもた
らさない。中程度にあるいは高度に転化されたその他の
デキストリンも同様に適当ではなく、所要の最低アミロ
ース含量をイ1する澱粉混合物を4足供するだめの高ア
ミロース澱粉との配合物もまた適当ではない。史に、一
層高度に転化されたデキストリンは、不快な香味を付与
し、モソツアレラのようなチーズの色に悪影響を及はす
。ABF値(無水硼砂流動性)は、25℃に冷却したと
きに70cps、の粘度を有する分散物を掬えるように
、無水デキストリンを硼砂15%(デキス) IJンの
重量に対して)と共に90℃において5分間蒸煮した場
合の水の量と無水デキストリンとの比として定義される
(1964年12月1日発行米国特許第3.445.8
88号参照)。塩化カルシウム水流動性は、第1表に記
載されている。
酸処理によって転化澱粉を製造する場合には、粒状の澱
粉ベースまたは誘導体化澱粉ベースは、硫酸または塩酸
のような酸の存在下に、この澱粉の糊化点以下の温度に
おいて加水分解される。
上記澱粉は、水中でスラリー化され、そして次に酸が添
加される。典型的には、反応は、8〜16時間に亘って
行なわれ、その後で酸はアルカリによって中和され(例
えば、5.5QpH値に)そして澱粉は濾過によって回
収される。得られた転化澱粉は、澱粉を糊化するだめに
蒸煮を必要とするであろう。
酵素処理によって転化澱粉を製造する際には、粒状澱粉
ベースまたは誘導体化された澱粉ベースは、水中でスラ
リー化され、pHは、アルカリまたは酸によって5.6
〜5.7に調整される。少量のα−アミラーゼ酵素(例
えば澱粉に対して約0.02%)が上記スラリーに添加
され、このスラリーは、次いで澱粉の糊化点以上に加熱
される。所望の転化率に達したときに、pHは、酵素を
不活性化するために酸で調整され(例えば約2.0に)
、そして分散物は少くとも10分の間そのpH値に保持
される。その後で、pT−Iは再調整されてもよい。得
られた転化澱粉分散物は、通常、澱粉の完全な可溶化お
よび残存酵素の不活性化を保証するためにジエント蒸煮
される。
次亜塩素酸すトリウムで酸化することによって転化澱粉
を製造する場合には、水性澱粉懸濁液(lTh形物3b
〜44%)は、通常、次亜塩素酸溶液(澱粉ベースに応
じて指示量の活性塩素を含有)を用いてpl−I 8〜
10および2.1.38℃において処理される。反応は
、必要とされる酸化(分解)の程度に達したときにpH
5〜6.5まで中和され、そして過剰の酸化剤は、重亜
硫酸すトリウムまだは二酸化イオウの添加によって破壊
される。反応生成物は、不純物、用済化澱粉、および反
応の副生成物を除去するために連続的真空フィルターか
またはノ・イドロサイクロンかのいずれかで洗滌され、
p過に」:って回収されそして乾燥される。次亜塩素酸
塩は、限られた数の水酸基をアルデヒド、ケトン、およ
びカルボキシル基1で、グルコシド結合の同時的開裂を
伴ないつつ酸化する。線状アミロース分子内へのカルボ
キシル基の導入により、ゲル化する傾向が減少する。そ
のような過安定化は、本発明における転化高アミロース
澱粉にとっては避けなければならず、まだ活性塩素の量
は、すでに示した量を超えてはならない。得られた転化
澱粉は、澱粉を予備糊化するために更に蒸煮することを
必要とする。
熱的デキストリン化(pyrodextrinizat
ion)によるデキストリンの製造においては、粒状澱
粉d1、水分の存在下に2〜8のpHにおいて、塩化カ
ル7ウム水流動値く高アミロース澱粉について)捷だd
ABF値(その他の澱粉について)によって示される適
当な転化度に達するまで加熱される。
上記の酸−および酵素転化は、銹導体化澱粉捷たは誘導
体化されていない澱粉について実施することができ、酸
転化については誘導体化されていない澱粉を使用するこ
とが通例であることが認められよう。水流動性によって
示されるように、転化/fl:は、使用された酸または
酵素の量々らびに時間および温度によって影響を受ける
こともまた認められるであろう。転化条件は、以下に示
すような好ましい流動性をもたらすように調整すべきで
ある。
84体化高アミロース澱粉および転化訪導体化高アミロ
ース澱粉もまた、本発明において使用するのに適してい
る。適当な誘導体には、それぞれ酢酸無水物、コハク酸
無水物およびオクテニルコハク酸無水物と反応させるこ
とによって調製されたアセテートのようなエステルおよ
びサクシネートオよびオクテニルサクシネートのような
半エステル、ナトリウムまたはカリウムオルトホスフェ
ートまたはトリポリポスフエートと反応させることによ
って調製されたホスフェート誘導体;酸化グロピレ/と
の反応にょつて調製されたヒドロキシプロピルエーテル
:および食品における使用を認められたその他の食用澱
粉誘導体が包含される。
おのおのの変性澱粉は、ゲル強度と溶融特性との間の所
要の平衡をもたらすために、適当々置換度(D、 S、
 )および/または転化度を有すべきである。すでに述
べたように、使用される誘導体化試薬の量は、試薬の種
類、澱粉または澱粉のアミロース含量、およびもしあれ
ば転化の量に依存するであろう。転化澱粉およびょシ高
いアミロース含量を有する澱粉(例えば70%対50%
)は、よシ強いゲルを形成しまだその逆も成り立つ、典
型的には、転化度が増大するに従って、誘導体化は、諸
性質の適当な平衡を保っブζめに減少すべきである(そ
の逆も成シ立っ)。当業者は、必要とされるゲル強度は
、チーズの種類およびその湿分に従って変動することも
また了解されるであろう。
よシすぐれた乳化性が必要とされる場合には、オクテニ
ルサクシネート誘導体が好ましい。当業者は、必要な乳
化性は、チーズ製品の油または脂肪含量のみならずまた
置換されるカゼイネートの量にも依存するであろうこと
を了解されるであろう。イミテーションチーズに等価の
モツツアレラチーズの調合物中に使用するのに好ましい
澱粉誘導体は、オクテニルコハク酸無水物3〜6%で処
理することにょシ調製された、ジェット蒸煮されまたは
ジェット蒸煮/噴霧乾燥された高アミローストウモロコ
シ澱粉誘導体、またはオクテニルコハク酸無水物1〜3
%で処理された40またはそれ以下の塩化カルシウム水
流動性を有する(例えば塩酸1〜3%で処理することに
よって調製され/こ)ジェット蒸煮されまたはジェット
蒸煮され/噴霧乾燥された、転化された高アミロースト
ウモロコシ澱粉誘導体、例えばオクテニルコハク酸無水
物約1%で処理された、10〜25の塩化カルシウム水
流動性を有する(例えば塩酸約1%で処理することによ
って調製された)高アミローストウモロコシ澱粉(70
%アミロース)またはオクテニルコハク酸無水物約3%
で処理された5〜35の塩化カルシウム水流動性を有す
る(例えば塩酸2〜3%で処理することによって調製さ
れた)高アミローストウモコシ(50%ナミロース)澱
粉である。捷だ等価のイミテーションチーズにとって好
ましいものは、高アミロース澱粉と50の水流動性(W
、 F、 )のアミ才力澱粉との混合物であり;この混
合物は、高アミロース澱粉30〜70重量%を含有する
。最も好ましい澱粉は、オクテニルコハク酸無水物約6
%で処理された高アミローストウモロコシ(アミロース
50%)である。
架橋反応は、標準的手順に従って行なわれる(1943
年9月7日発行の米国特許第2.828,587号およ
び1957年7月30日発行の米国特許第2.801.
242号参照)。使用される反応条件は、もちろん使用
される架橋剤のfil 14、澱粉ベースの種類(すな
わち、高アミロース対その他の澱粉)、反応の規模その
他に従って変動されるであろう。澱粉と架橋剤との反応
は、水性媒質中で実施することができ、水性媒質が好ま
しく、その場合には澱粉は、水中でスラリー化されそし
て適当なpHに調整されそして架橋剤がそれに添加され
る。反応は、典型的には5〜60℃、好捷しくけ20〜
40℃において0.22.4時間の間実施される。反応
が完了した後、混合物のpHは、一般に、必要に応じて
通常の酸または塩基を使用して5.5〜6゜5に調整さ
れる。粒状生成物は、濾過によって回収され、そして予
備糊化に先立って水で洗滌されうる。予備糊化ば、ジェ
ット蒸煮によって行なわれる。架橋された高アミロース
澱粉を完全に蒸煮するためには、よシ長い蒸煮時間およ
び/捷たはよシ高い蒸煮温度が必要であろう。
食用澱粉に適した架橋剤には、エピクロルヒドリン、オ
キシ塩化リン、トリメタリン酸ナトリウム、およびアジ
ピン酸−酢酸無水物(例えば1:4)が包含される。現
在許容される処理の程度は、エピクロルヒドリン0.3
%までそしてオキシ塩化リン0.1%捷でを包含する。
リンとして割算して結合(残留)リン酸塩0.04%ま
でをもたらすトリツタリン酸すトリウムを用いる処理が
許容される。
アジピン酸/酢酸無水物を用いる処理は、アジピン酸無
水物0.12%までおよび結合アセチル2.5%までを
包含してもよい。
前記の架橋剤のうちで、オキシ塩化リンが約0.05%
の量で好ましく使用される。
上記の澱粉変性手段、すなわち予備糊化、転化、デキス
トリン化、誘導体化、および架橋は、慣用のものであり
、当該技術分野の専門技術者によく知られており、そし
てゝノ・ンドブソク・オブ・ウォーター・ソリュプル・
ガムス・アンド・レジンス“((” Handbook
 of Water−8oluble Gums an
d Re5ins、 ”Robert L、 I)av
idson、 Chapter 22: 5tarch
 and ItsModifications by 
M、 W、 Rutenberg、 McGraw H
ill l3ookCo、 (New York) 1
980参照)のような刊行物に記載されている。
変性澱粉の製造において、転化またはテキストリン化は
、典型的には予備糊化に先立って行なわれるが、これら
の処理の前に澱粉を予備糊化することができる。同様に
、典型的には、誘導体比重たは架橋は、予備糊化に先立
って行々われる。しかしながら、この順序は逆にするこ
ともできる。
イミテーションチーズの製造は、慣例的であり、この技
術分野の専門技術者によく知られている。代表的なチー
ズ製品の製造方法は、下記の特許に記載されておシ、こ
れらの開示は、本明細摺、中において参考文献をなすも
のである:米国特許第4.282.050号および第4
.075,860号(それぞれ1980年11月4日お
よび1978年2月2日に発行)は、イミテーションモ
ツツアレラチーズの製造方法を開示している: 米国特許第4.197.822号(1980年4月8日
発行)は、モツソアレラおよびプロセスアメリカンチー
ズのようなイミテーションチーズの製造を記載している
; 米国特許第4.104.418号(1978年4月1日
発行)は、モソソアレラおよびチェダーチーズのような
イミテーションチーズの製造を記載している:米国特許
第8.922.374号(1975年11月25日発行
)は、バスタフイラタ(モソソアレラ)、チェダー、お
よび滅菌プロセスアメリカンチーズのようなイミテーシ
ョンチーズの製造方法を記載している:米国特許第3.
897.994号(1968年8月20日発行)および
米国特許第4.166.142号(1979年8月28
日発行)は、イミテーションクリームチーズスブレンド
およびイミテーションチーズスプレッドの製造方法を記
載している; 米国特許第3.5Q2,481号(1970年3月24
日発行)は、チーズスプレッドの製造を記載している;
米国特許第3.806,606号(1974年4月23
日発行)は、ナチュラルチーズのテクスチャーおよび嗜
食性を有する合成チーズの製造を記載している;そして
米国特許第4.110,484号(1978年8月29
日発行)は、酸で硬化されたイミテーションチーズおよ
びフィルドチーズ製品の製造方法を記載している。
ここで好ましいイミテーションモソソアレラチーズは、
典型的には、ショートニング、例えばクリスコのような
植物性脂肪捷たはトウモロコシ、セサミ、綿実、サフラ
ワー、ビーナツツ、ココナツ、大豆、オリーブ、パーム
、おヨヒ/または小麦麦芽油のような植物油20〜24
%:ナトリウムおよびカルシウムカゼイネート20〜8
゜%と予備糊化された高アミロース澱粉またはそれと他
の澱粉との混合物20〜80%との混合物20〜30%
;水42〜50%;塩化ナトリウム0.5〜3.0%;
リン酸三ナトリウム、リン酸アルミニウムナトリウム、
および/捷だはリン酸カルシウム0.8〜25%;アジ
ピン酸、乳酸および/捷たけソルビン酸0.5〜2.0
%:およびバターフレーバーのようなチーズ添加物0.
0001〜1%から製造される。
カゼイネート系チーズに官能的に等価のイミテーンヨン
モソツアレラチーズは、上記の高アミロース澱粉20〜
30%を用いそしてカゼイネートを用いずに製造されう
る。
イミテー7ヨンモソソアレラチーズにおいては、目的の
伸び、乳化、ゲル化および溶融特性をもたらすために、
ナトリウムカゼイネートとカルシウムカゼイネートとの
混合物が使用される。ナトリウムカゼイネート対カルシ
ウムカゼイネ−1・の比は、10〜90 : 90〜1
0、好捷しくは30〜70 : 70〜30である。置
換チーズにとって高ナトリウムカゼイネートおよび高カ
ルシウムカゼイネート系の両方共本発明において用いる
澱粉と一緒に使用できる。可溶化カゼイネートは、酸カ
ゼインまたはレネットカゼインの分散物に水酸化ナトリ
ウム、カリウムまたはカルシウムのようなアルカリを添
加することによってその場で生成されうる。
本発明による予備糊化された高アミロース澱粉がカゼイ
ネートの全部と置換することができそして製造中に油の
損失を示さずしかも許容しうる諸性質を有することは、
驚くべきことである。更に、選択された、誘導体化予備
糊化高アミロース澱粉がカゼイネート系製品に完全に等
価のイミテーションモソンアレラチーズ製品をもたらす
こともまた驚くべきことである。
典型的には、上記のチーズは、溶融された脂肪または油
を用いて澱粉および水(あるいは澱粉、水およびカゼネ
ート)の乳濁液をつくり、そして適当な時期に塩および
酸類を添加することによって製造される。上記混合物は
、乳化中に加熱されそして最終的な可塑性の塊シは、圧
縮されそして数日間冷蔵される。
乳濁液は、下記のようないくつかの方法で形成されうる
: ■)リン酸塩を水およびカゼインと混合し、次いでカゼ
インを部分的に水和し、そして次に油、澱粉、酸類、残
シの塩類、香料および着色料を添加する; 2) カゼインおよび澱粉に油を配合し、そして水、塩
類、酸類、香料および着色2−’lを添加する; 3) 全部の成分(乾燥性および湿潤性の両方)を混合
しそしてそれらを蒸煮器の中で2本スクリュー混合装置
を用いて混合する; 4)水(高温)および全部の塩類を混合し、カゼインと
澱粉の配合物を加え、そ1−て次いで油、酸類、香Fl
および着色料を添加する;5)油および水を混合し、配
合されたカゼインおよび澱粉を添加し、そして次に塩類
、酸類、香木−Iおよび着色料を添加する; 6)酸類を除いて乾燥成分の全部を混合し、水(高温)
約75%を加え、油の大部分(約70%)を添加し、そ
して次に残シの水、酸類、および残りの油を添加する;
かまたは 7)カゼイン、塩類および水を混合し、油および澱粉の
混合物を加え、そして酸類、香料、および着色料を蒸煮
後に添加する。
上記の各手順は、カゼインが存在しない場合にも、そし
てまた油の代シに溶融された脂肪が使用された場合にお
いても使用できる。典型的には、蒸煮は、混合物を76
〜85℃(170〜175下)の内部温度に加熱するこ
とによって行々われる。
蒸煮時間は、65秒から7,5分間まで変動してもよく
、そして選択された蒸煮器の種類に左右され、多くの場
合水蒸気注入が使用される。
イミテーションプロセスアメリカンチーズおよびイミテ
ーションチェダーチーズは、それらの製造に異なった塩
(類)および/または酸(類)が使用されることを除い
ては類似の組成を有する。
以下の各側において、すべての部および面分率の表記は
、重量で示されており、そしてすべての温度は、特記し
々いηす℃で示されている。
チーズの製造方法および評価は、下記のように行なわれ
た: 明相」の77を訳内容に変更なし) チーズの調製 ホバー) (HobKt) ミキサー・中で低速度でカ
ゼイネート(対照のチーズ)、 カゼイネートと澱粉(
部分的置換チーズ)、または澱粉(全置換チーズ)を乾
燥配合することによってチーズ類を製造した。溶融した
ショートニングまたは油を配合しそして混合を8分間続
けた。混合物の約1/2を取出し、そして攪拌を続けな
がら、本釣85%を加えた。
乳濁液が均質になるまで混合を約1分間継続した。取出
された混合物を添加し、そして攪拌を約2分間続けた。
次に、ソルビン酸および硬化塩を中程度の速度で添加し
、そして混合物が均質となるまで混合を続けた。アジピ
ン酸および残シの水を加えそして混入した。得られたチ
ーズを取出し、混合物を固めるために僅かにプレスし、
そして4℃(40下)において1〜3日間冷凍した。こ
の実験室における製造法は、最終混合物に水蒸気を注入
するという工業的製造法をまねるものである。
対照のチーズと澱粉を50%の置換度で含有すu1撞1
1書の浄書(内容に変更なし)るチーズとは、次のよう
に調合された:高オトリクム力ゼイネート 高カルシウ
ムカゼイネート澱粉 −13,3−13,3 シヨートニング 22.8 22.8 22.6 22
−6塩化ナトリウム 09 0.9 0.9 0.9リ
ン酸三ナトリウ O+50.3 0.5 0.5ム リン酸カルシウム 0.3 0j O,30,5アジピ
ン酸 0.3 0.3 0.3 0.3ソルビン酸 0
.3 0.3 0.5 0.3100.3 100.3
 100.3 100Ja、70%/30% ”’/C
a 力セイネートb、70%/60% Ca/Na カ
ーVイネート1王I、14111’t!;’−’J!7
t’t(f(内容に変更なし)チーズの評価 チーズを、製造中(油保持または油損失)および製造後
(チーズ表面上の油浮出し)のゲル強度、乳化安定性に
ついて、そしてチーズを手に触れそして引張ってみて伸
長性について;チーズをおろし金でおろすことによって
破砕性(shred)について:溶融性については、お
ろしたチーズをピザの上で加熱しそして溶融特性、すな
わち融合性の有無あるいは過度の融合性(過度の溶融は
半透明の層を生ずる結果と々る)を観察することによシ
;そして糸引き性(string)については溶融した
チーズを引離すことによって評価を行なった。上記の諸
性質に基づいてチーズに総合的評価点を与え、その際製
造中に油損失を生ずるチーズには0の評価点を与えた。
ゲル強度および破砕性が次に最も重要な性質であると考
えられた。5以下の評価点は、不満足なものと考えられ
る。許容されうるチーズ(すなわち、官能的に等価な)
は、少くとも5の評価点を有し、そして香味のテクスチ
ャー性、および口当シにおいて満足すべきものであった
。極めて硬いゲルをもたらし、そしてすぐれた破砕性、
溶融性、油浮出しおよび糸引き性を有する完全に置換さ
れたチーズは、総合評価点10を有するであろう1.8
〜9の評価点を有する等個置換されたチーズは、ゲル化
、破砕性、溶融性、油浮出し性、および糸引き性におい
て対照のチーズに匹敵するかあるいはよりすぐれていた
。それにもかかわらず、高ナトリウムカゼイネートおよ
び高カルシウムカゼイネートの対照のチーズは、自動的
に10の評価点が与えられた。典型的には、高カルシウ
ムカゼイネートの対照のチーズは、高ナトリウムカゼイ
ネートの対照チーズに比較して溶融性、油浮出し性およ
び糸引き性においてすぐれている。
例■ との例は、予備糊化された変性バレイショアミロースヲ
含有スるイミテーションモソツアレラチーズの製造を記
載する。
転化アミロースの調製 水150部中硫酸イショアミロース100部のスラリー
を52℃に加熱し、塩酸(1,75%)の指示量を添加
し、明、+l:I ;、の;γを害(内容に吹回なし)
そしてこの混合物を52℃において16時間攪拌した。
混合物をアルカリ(水酸化す) IJウム8%の溶液)
でpH5,51で中和することによって加水分解が停止
した。転化されたアミロースは、濾過によって回収し、
洗滌しそして乾燥した。
誘導体化アミロースの調製 水150部中硫酸ナトリウム30部の溶液中に上記の転
化アミロース100部をスラリー化し、水酸化す) I
Jウム1.5部を加え、そして次に酸化プロピレン(P
O25%)の指示量を添加することによって誘導体を調
製した。このスラリーを密封容器内で40℃において1
6時間攪拌した。反応が終了したとき、pHを酸によυ
5.5に調整した。変性澱粉(転化および誘導体化され
たもの)を濾過によシ回収し、洗滌しそして空気で乾燥
した。
変性アミロースの予備糊化 全部で100部の変性アミロースを次に水288部中で
スラリー化しそして188℃の連続的水蒸気ジェット−
蒸煮器(JC)に通した。得られた分散物を210℃の
室温および90℃の出口温度予備糊化された’:’tr
l;:1.%’、□i”l’:、”1(M:l’1(T
j、−、:、’i :’、Ii ;j7 L :。
変性アミロースを高ナトリウムおよび高カルシウムカゼ
イイ・−トチーズ調合物中の50%置換度において評価
した。結果を第1表に示す。
得られた結果は、高ナトリウムカゼイネートチーズ調合
物において、変性アミロース澱粉を含有する製品は、対
照に比較して糸引き性、溶融性および油浮出し性におい
てすぐれておシ、ゲル強度において等しいが、破砕性に
おいて多少劣っている(極めて僅かにもつれあり)こと
を示している。高カルシウムカゼイネートチーズ調合物
においては、変性アミロースを含有する製品は、溶融性
においてよりすぐれ、油浮出し性および糸引き性におい
て等しいが、ゲル強度(多少軟かい)および破砕性(僅
かにもつれあり)において劣っていた。
部分的カゼイネート置換物として変性アミロースを含有
するイミテーションモソツアレラチーズ製品は、高ナト
リウムカゼイネートおよび高カルシウムカゼイネートチ
ーズ調合物の両方について対照に官能的に等価であった
。オリーブ油、部分的に水素添加された大豆油、および
各明kIl書の浄書(内容に袈2.ヅc5.1種の固化
された水素添加植物油を使用して類似のチーズ製品を調
製してもよく一5上記の結果に匹敵する結果が期待され
るであろう。
例■ との例は、高カルシウムカゼイネート調合物に基づき、
25.50および100%の置換度で各種の高アミロー
ス澱粉を含有するイミテーションモンンアレラチーズの
製造を記載する。
例Iにおいて記載された手順を用いて転化澱粉を調製し
た。以下に記載する手順を用いて誘導体化および架橋化
澱粉を調製した。これらの澱粉は、例Iの手順を用いて
予備糊化された。
ただし、ある場合には置換チーズを製造するのに必要と
される固形物含量に調整された、得られた澱粉分散物を
、噴霧乾燥することなくチーズ調合物に直接に使用し、
そして架橋化澱粉を188℃でなく148℃でジェット
蒸煮した。
明♀111書の浄?4i’(内容に変更なし)オクテニ
ルサクシネート誘導体の調製 転化澱粉を水150部中でスラリー化し、pHを水酸化
ナトリウムを用いて7.5に調整し、そしてアルカリを
用いてpHを7.5に保ちながら、オクテニルコ・・り
酸無水物(O8A)の指示量を添加した。アルカリを更
に添加する必要がなくなったとき、反応が終了した。例
工と同様にしてpHを調整し得られた誘導体を回収した
アセテート誘導体の調製 この誘導体は、水150部中に転化澱粉をスラリー化し
、pHを8%水酸化ナトリウム溶液を用いて8.3のp
Hに調整し、そして上記のアルカリでpHを8.8に保
ちながら、酢酸無水物(AC20)の指示量を徐々に加
えた。アルカリを更に添加する必要がなくなったとき、
反応が終了した。例工と同様にしてp■■を調整しそし
て得られた誘導体を回収した。
架橋化澱粉の調製 架橋化澱粉は、水150部中で澱粉100部をスラリー
化し、水酸化ナトリウム0.8部、塩化ナトリウム1.
0部を添加し、そして次にオキシ塩化リンの指示量を添
加することによって調製された。このスラリーを室温に
おいて8時間攪拌した。反応が終了したとき、pI(を
酸を用いて5.5に調整した。澱粉を濾過によシ回収し
、洗滌しそして空気乾燥した。
チーズの評価は、第■表に要約されている。
得られた結果は、予備糊化された未変性および変性澱粉
(すなわち、転化、誘導体化、誘導体化転化、そして架
橋化された)ノ・イロン(Hylon) Vおよび■澱
粉(それぞれ約50および70%のアミロース含量を有
する高アミロース澱粉に対するナショナル・スターチ・
アンド−ケミカル社(National 5tarch
 and Chemical Corp、 )の商品名
)はすべて25〜50%置換において許容されるチーズ
製品を与えたことを示している。転化されたノ・イロy
vおよび■澱粉は、100%置換においても許容される
チーズ製品を与えだが、過安定化された(0.’15%
以上のO8Aで処理された)誘導体化された転化ノ・イ
ロンVおよび■澱粉は、この置換度においては許容され
ないチーズ製品を与えた。HCl2%および81り骨用
−21+42ンγIン1r((、r丁*i、:t:史な
し)%でそして08A8%で処理されたノ・イロンV澱
粉およびHCl1%および08AI%で処理されたノ・
イロン■もまだ優秀方チーズを提供した。8〜9の総合
評価点を有する製品は、対照に等しい力・またはよりす
ぐれていた。
明+l1ll ’1:の浄書(内容に変更なし)例■ この例は、その他のチーズ調合物中で50%の置換度の
変性高アミロース澱粉の使用を記載する。対照のチーズ
および澱粉含有チーズは、下記の成分を使用して前述の
ように調合されるべきである: / / 7/ 7/ / 成 分 チェダーチーズ アメリカンチーズ(部) (
対照) (置換) (対照) (置換)カルシウムカセ
イネート 21.0 105 20.0 .10.0ナ
トリウムカゼイネート 5.0 2.5 5.0 2.
5変性澱粉 −110−12゜5 シヨートニング 32.3 32.3 28.1 28
.1塩 2.2 2.2 2.0 2.0 クエン酸 0.9 0.5 0.5 0.5クエン酸ナ
トリウム 0.4 0.4 0−2 0.2チーズ香料
 −−m− チーズ着色料 −− 水 3.7.6 37.6 43.3 43.3100
・0 100−0 100.0 100JJ明+#il
l 書の浄?!j、(内容に変更なし)イミテーション
チェダーチーズ中に使用された変性澱粉は、H(J2%
で酸転化され、オクテニルコハク酸無水物8%で誘導体
化され、ジェット蒸煮されそして噴霧乾燥されたバイロ
ンVであった。得られるチーズは、許容できるものであ
った。対照と比較して、ゲル強度は満足すべきものであ
り(硬いと極めて硬い);破砕性はより劣っており(僅
かなからみ合いと共に極めて僅かに湿潤とからみ合いを
有さす極めて僅かに破砕性あり);溶融性は良好であシ
(僅かな融合と僅少ないし中程度の油浮出し性に対して
融合性および油浮出し性ともになし):そして香味は同
程度であった。
イミテーションプロセスアメリカンチーズ中に使用する
ことを示唆された変性澱粉は、HC/1〜2%で酸転化
され、オクテニルコハク酸無水2%までで誘導体化され
、ジェット蒸煮されそl−て噴霧乾燥されたバイロンV
である。比肩しうる結果が期待されそして許容される製
品が得られるはずである。
明411書の浄鶏、(内容に変更なし)例■ この例は本発明において100%置換に適した澱粉は高
アミロース含量を有しなければならないことを示す。高
カルシウムカゼイネートイミテーションモツツアレラチ
ーズ調合物において、ドラム乾燥(DD)された誘導体
化されていないトウモロコシ澱粉およびジェット蒸煮さ
れ、噴霧乾燥された誘導体化されそして誘導体化されて
いない20W、 Eのトウモロコシ澱粉が評価された。
得られた結果は、適当な変性された高アミローストウモ
ロコシ澱粉についての第■表からのデータを包含する第
■表に示されている。
結果は、トウモロコシ澱粉を含有するチーズは、すべて
油損失を生じたので許容できないものであった。それら
は、また破砕性、溶融性および糸引き性において劣って
いた。しかしながら、転化された高アミロース澱粉およ
びそれらの誘導体は、許容されうるチーズ製品を形成し
た。
例V この例は、高アミロース澱粉は、受容されうるチーズ製
品を形成するためには予備糊化されなければならない。
それはまた高アミロース澱粉は、より低いアミロース含
量を有する澱粉と、またはアミロースを含有しないかあ
るいは僅かしか含有しない澱粉と混合されうることを示
す。
これらの混合物は、指示されたアミロース含有を与える
ように、50WFアミオカ(アミロースほぼ%)および
ハイロンVトウモロコシ澱粉(アミロース約50%)か
ら調合された。評価は、高カルシウムカゼイネート調合
物において50%置換のものについて行なわれた。比較
のために、ジェット蒸煮された50WFアミオカおよび
ジェット蒸煮されたハイロンVを使用して得られた結果
が包含されている。得られた結果は、第IV表に示され
ている。
結果は、予備糊化されていないハイロンV澱粉は、その
乳化安定性が良好であった(製造中の油損失なし)とし
ても受容され得ないチーズ製品を形成したことを示す。
それはジェット蒸煮されたハイロンV澱粉を含有するチ
ーズに比較してすべての性質において劣っていた(軟い
対極めて硬いゲル;不良対良好な破砕性;不良対普通の
溶融性、油浮出し性および糸引き性)。更に、それは受
容され得ない香シおよび外観を有していた。
結果は、またアミロース食前が増加するに従って(アミ
才力について0%から15%まで)ゲルが硬くなシそし
て油損失がなくなることを示している。
高アミロース澱粉(アミロース約15〜35%)を80
ないし70%含有する澱粉混合物は、すべての性質にお
いて対照に全く等価のチーズ製品をもたらした。
50WFアミオカを含有するチーズ(アミローフ0刃ン
は、明相t1の浄書(内容に変更なし) 油損失を示し受容され得ない。
例■ この例は、高カルシウムカゼイネートチーズ配合物中に
おける50%の割合でのカゼイネート配換物としての酸
化澱粉およびデキス) 11ンの使用を示す。それはま
た受容されうるチーズ製品をもたらすような処理の最高
限度を確立する。
A−酸化澱粉 これらの澱粉は、水150部中にバイロンV澱粉100
部をスラリー化し、そして酸またはアルカリでpHを5
.5に調整することによって調製された。
澱粉スラリーを断熱されたビンに入れ、そして活性塩素
の指示量を含有するアルカリ性次亜塩素酸ナトリウム溶
液を90分間にわたって徐々に添加した。反応は、室温
において16時間にわたって行なわれた。過剰の塩素は
、重亜硫酸ナトリウムで中和され、pHは酸で5.5に
調整され、そして酸化澱粉は、ν過によシ回収され、洗
滌されそして乾燥された。酸化澱粉は、ジェット蒸煮さ
れそしてチーズ中で評価された。得られた結果は、転化
されていないノ・イロン■についての第1V表からのデ
ータを包含する第V表に示されている。
明細1の浄古(内容に変更な色、) 結果は、酸化澱粉は、それらが過安定化されていない限
り、受容されうるチーズ製品を形成することを示してい
る。処理の程度が活性CA’ 5.5%の水準に達しだ
とき、澱粉は過安定化の状態になった。
B−デキストリン デキストリンは、攪拌された粒状のバイロンV澱粉に塩
化水素酸水溶液(酸1部/水8部)を噴霧することによ
って調製された。噴霧は、澱粉のpHが8.2になるま
で続けられた。酸化された澱粉を40メツシユの米国標
準ふるいにかけてデキストリン化に際して炭化するであ
ろうととるの大きな粒子を除去した。次いでこの澱粉(
水分11.4%)をデキストリナイザー中で加熱し、澱
粉の温度が上昇しそしてその含水量が減少するに従って
種々の時間間隔を置いて試料を採取した。デキストリン
の温度および含水量は次のとおりであった: 1.75
時間後に、110℃および4.0%;2.0時間後に、
118℃および2.6%:2.25時間後に、124℃
および0.8%;そして2.5時間後に、186℃およ
び0%。デ!U:ηli! :ミ(のイ゛’4” ;’
ン(内命°に1史ないキストリンをジェット蒸煮しそし
てチーズに使用して評価した。得られた結果を第7表に
示す。
結果は、4より犬なるABFを有する軽度に転化された
デキストリン(加熱時間2.25時間またはそれ以下)
は、受容されうるチーズ製品をもたらしたことを示して
いる。2.5時間の間デキストリン化されたバイロンV
(ABF値約4)を含有するチーズは、全部の性質にお
いて受容され得ないものであった。
7/ / / / 明<Jl :’4’ ”) j争;1:(内容ににテ史
・ゴ(、[・例■ この例は、未変性の予備糊化された高アミロース澱粉(
アミロース50%)と軽度に転化されたトウモロコシデ
キストリンとの混合物はチーズの製造に使用されうろこ
とそして中程度または高度に転化されたトウモロコシデ
キストリンとの混合物は、使用できないことを示してい
る。それはまた、混合物中に存在しなければならない高
アミロース澱粉の最少量を決定する。澱粉配合物は、高
カルシウムカゼイネート調合物中で50%置換度におい
て評価された。チーズの評価は、第■表において要約さ
れている。ABF値は、前述の手順を用いて測定された
得られた結果は、中程度に転化された(ABF4 )ト
ウモロコシデキストリンおよび高度に転化された(AB
F2) )ウモロコシデキストリンを含有する1/3混
合物(25/75重量%)は、歌いゲル、不良な破砕特
性、および不快な風味および色をもった受容され得ない
チーズ製品を形成することを示しテイル。軽度に転化さ
れたトゥモロコ’/ 7’ −11−ス明に’l’A 
R:の)−′I店(内容に変更なし7トリノ(ABF6
 )を含有する1/8混合物は、硬いゲル、良好力破砕
特性、および不快でない風味を有するが、対照に比較し
てはより劣った溶融性、油浮出−し性、および糸引き性
(普通対良好)を有する受容しうるチーズ製品を形成し
た。これらのチーズは、いずれもその製造中に油損失を
示さなかった。
得られた結果は、またABF6のトウモロコシデキスト
リン25〜75%を含有する混合物が、硬いゲルおよび
良好な破砕特性(からみ合いなし)を示すが普通ないし
不良の溶融性、糸引き性および油浮出し性しか示さない
受容されうるチーズ製品をもたらしたことをも示してい
る。ABF6のトウモロコシデキストリン約88%を含
有する混合物は、受容され得ないチーズ(ゲルは軟かく
そして破砕性はからみ合いあり)をもたらした。すなわ
ち、結果は、澱粉混合物はそれが高い全アミロース含量
(31〜45%)を有したとしても受容されうるゲルを
もたらすだめには、高アミロース澱粉の最少量(少くと
も20%、好ましくは25%またはそれ以上)を含有し
明り;11ご)のi/、−、τ↑((内容に変更なし。
なければならないということを示している。
以上、要約すれば、本発明は、カゼイネートに対する部
分的または全体的置換物として予備糊化された、未変性
まだは変性された、高アミローストウモロコシ澱粉を含
有するイミテーションチーズ製品であって、カゼイネー
ト系および植物脂肪系イミテーションチーズ製品に官能
的に等価のイミテーションチーズ製品を提供するもので
ある。本発明は、また選択された変性澱粉寸たは澱粉配
合物を含有し対照のチーズに全く等価であるかまたはよ
りすぐれているイミテーションモツツアレラチーズを提
供する。
代理人 江 崎 光 好 代理人 江 崎 光 史 手続補正帯 一、−、==−=−−=、−,,,−−、、−、、、、
、、、−(力 式)IM(+u Cフイl り刀Z乙、
1 特許庁長官 志 n、学 殿 1、事件の表示 昭和 95;1年特許願第991M 号事件との関係 
出願人 4 代理人 別紙の通り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、 イミテーションチーズ製品において、このチーズ
    製品中に典型的に存在するカゼイネートの100重量%
    捷でか、少くとも40%重賃のアミロース含量を有する
    食用の予備糊化された高アミロース澱粉、その誘導体、
    その転化生成物、その転化誘導体化生成物、その架橋生
    成物捷だはそれらの、0〜40%のアミロース含量を有
    する他の予備糊化澱粉80重量%までとの混合物によっ
    て置換されておシ;上記高アミロース澱粉誘導体は、酸
    化プロピレン約り5%捷で、フッ・り酸無水物約5%ま
    で、オクテニルコノ・り酸無水物約10%までで、また
    は最大成約6%の結合アセチルをもたらすのに十分な琶
    の酢酸無水物で、またはリンを基準 。 にして最大成約0.8%の結合リン酸塩をもたらすのに
    十分な量のナトリウムまたはカリウムオルトホスフェー
    ト、ナトリウム捷たはカリウムトリポリホスフェートま
    たはそれらの混合物で処理することによって調製された
    ものであシ:上記高アミロース転化澱粉生成物が酸−寸
    たけ酵素転化によって調製された流動澱粉、活性塩素5
    .5%以上で処理することによって調製された酸化澱粉
    、および約50以下の塩化カルシウム水流動性を有する
    デキストリンからなる群から選択されたものであシ;」
    ニラ他の予備糊化澱粉が、原生澱粉、誘導体化澱粉、転
    化殿粉、転化誘導体化澱粉、および架橋澱粉からなる群
    から選択されたものであシ、上記転化澱粉が流動澱粉、
    酸化澱粉、または4よシ犬なるABF値を有するデキス
    トリンであシ:前記処理の百分率は澱粉に対する重量%
    であることを特徴とする、前記イミテーションチーズ製
    品。 1 −h−1,’イ玄−ト萌Sナト11ウムカゼイネー
    ト訃よびカル/ラム力ゼイネ〜トの約20〜80重量%
    の混合物であり、上記カゼイネートの20〜80%が少
    くとも40重量%のアミロース含量を有する食用の予備
    糊化された高アミロース澱粉、その誘導体、その転化生
    成物によって置換されており、それによって製品がカゼ
    イネート系イミテーションモソソアレラチーズ、チェダ
    ーチーズ、捷たはプロセスアメリカンチーズ製品り官能
    的に等価となっている特許請求の範囲第1項記載の製品
    。 3 カゼイネートの50〜75%が澱粉によって置換さ
    れており、そしてすトリウムカゼイネ−1・対カルシウ
    ムカゼイネートの比が10〜9o:90〜工0である特
    許請求の範囲第2項記載の製品。 4、#粉がオクテニルコハク酸無水物3〜6%で処理す
    ることによって調製された誘導体化高アミローストウモ
    ロコシ澱粉または約40またはそれ以下の塩化カル7ウ
    ム水流動性を有しそしてオクテニルコハク酸無水物1〜
    3%で処理することによシ調製された転化誘導体化され
    た高アミローストウモロコシ澱粉であり、上記澱粉が5
    0〜70重量%のアミロース含量を有しそしてジェット
    蒸煮によシまたはジェット蒸煮および噴霧乾燥によって
    予備糊化されたものであり、それによって製品がカゼイ
    ネート系イミテーションモンソアレラチーズ製品と実質
    的に等価のものとなっている特許請求の範囲第3項記載
    の製品。 5、澱粉誘導体(アミロース約50%)がオクテニルコ
    ・・り酸無水物約6%で処理することによって調製され
    たものであるか、捷たけ転化された誘導体(アミロース
    約50%)が5〜35の塩化カルシウム水流動性を有し
    そしてオクテニルコへり酸無水物約3%で処理すること
    によって調製されたものであるか、捷たけ転化誘導体(
    アミロース約70%)が約10〜25の塩化カル7ウム
    水流動性を有しそしてオクテニルコハク酸無水物約1%
    で処理することによって調製されたものである特許請求
    の範囲第4項記載の製品。 6、 すトリウムカゼイネート対カルシウムカゼイネ−
    1・の比が約30〜70 : 70〜3oであるl特許
    請求の範囲第5項記載の製品。 7、 ナトリウムカゼイネート対カルシウムカゼイネー
    トの比が約30 : 70である特許請求の範囲第6項
    記載の製品。 8、 カゼイネートがナトリウムカゼイネートおよびカ
    ルシウムカゼイネートの混合物であシ、そしてとのカゼ
    イネート混合物の20〜80M量%が、少くとも40重
    量%のアミロース含量を有する食用の予備糊化された高
    アミロース澱粉と0〜40%のアミロース含量を有する
    他の予(iifi糊化された澱粉との混合物によって置
    換されており;そして上記高アミロース澱粉が酸−また
    は酵素転化によって調製された流動澱粉、活性塩素5.
    5%以下で処理することによって調製された酸化澱粉、
    または約50以下の塩化カルシウム水流動性を有するデ
    キストリンであり、そして上記の他の澱粉が酸−まだは
    酵素転化によって調製された流動澱粉、酸化澱粉または
    4より犬なるABF値を有するデキストリンであり、上
    記によって製品がカゼイネート系イミテーションモソツ
    アレラチーズ、チェダーチーズまたはプロセスアメリカ
    ンチーズ製品に官能的に等価となっている特許請求の範
    囲第1項記弊の製品。 9、 ナトリウムカゼイネート対カルシウムカゼイネー
    トの比が30〜70 : 70〜30であり;そして予
    備糊化された高アミロース澱粉がジェット蒸煮されまた
    はジェット蒸煮/噴霧乾燥された澱粉でありそして他の
    予備糊化された澱粉がドラム乾燥、ジェット蒸煮捷たけ
    ジェット蒸煮/噴霧乾燥されたトウモロコシ、バレイシ
    ョ、タピオカ、またはワキシートウモロコシの澱粉であ
    る特許請求の範囲第8項記載の製品。 10、カゼイネートの25〜50%が澱粉混合物で置換
    されており、この澱粉混合物が約50%のアミロース含
    量を有する高アミロースを含有しないかまだは僅かしか
    含有し々い50W、 F、のアミオ力澱粉との混合物で
    あり、この混合物が高アミロース澱粉30〜70%を含
    有しており、」ニラによってチーズがカゼイネート系イ
    ミテーションモソソアレラチーズ製品ト実質的に等価と
    なっている特許請求の範囲第9項記載の製品。
JP5969384A 1983-03-29 1984-03-29 カゼイネ−トの部分的または全体的置換物として高アミロ−ス澱粉を含有するイミテ−シヨンチ−ズ製品 Granted JPS6012931A (ja)

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