JPS6012847B2 - 管路形電気装置 - Google Patents

管路形電気装置

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Publication number
JPS6012847B2
JPS6012847B2 JP52063820A JP6382077A JPS6012847B2 JP S6012847 B2 JPS6012847 B2 JP S6012847B2 JP 52063820 A JP52063820 A JP 52063820A JP 6382077 A JP6382077 A JP 6382077A JP S6012847 B2 JPS6012847 B2 JP S6012847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal case
insulator
metal
flanges
flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP52063820A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53147937A (en
Inventor
新一 毛受
正己 池田
則彦 長谷川
恭正 上坂
泰弘 小川
三千雄 増井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS6012847B2 publication Critical patent/JPS6012847B2/ja
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はSF6ガス絶縁による密閉装置などの接地され
た金属ケースのフランジ部間に介在される絶縁物や、電
力ケーブルのシース絶縁物の構成を改良した管路形電気
装置に関する。
SF6ガス絶縁の密閉形開閉装置は円筒状金属ケース、
充電部導体、導体支持用固体絶縁物およびSF6ガスで
構成される。
金属ケースは安全性から必ず接地されなければならない
。この金属ケースを2点接地するか、1点接地であって
も金属ケースが1ターンを構成すると、導体とケース間
が近距離であることから導体の通電電流による電磁誘導
によってケースにはシース電流が流れることになる。こ
のシース電流は開閉装置が単相体で大軍流定格である程
大きな電流となる。
即ち、3相形の場合は3相の各相電流が合成されてシー
ス電流は、小さな値よなり問題は殆んどないが、単相形
の場合は、通電電流の約70%以上にもなるといわれて
いる。シース電流が流れると、プッシング形変流器を採
用することができなくなる。金属ケースが過熱すること
、および、接地線や接地網の通電容量を増加させる必要
があるなどの種々な問題が発生するため、適度にケース
フランジ部を絶縁し、架台や大地からも絶縁し、絶縁ブ
ロック毎に1点接地する方法が採用されている。しかし
、密閉形開閉装置は、ガスしや断器および母線接地装置
などをそれぞれ金属ケース内に納め、これらをフランジ
絶縁物を介して連結して−体的に構成している。
この密閉形開閉装置では、しや断器、断路器などに操作
時におけるKHzオーダーの開閉サージが発生する。こ
の場合KHzの開閉サージは「導体に伝播してからケー
スに譲導され他のケースにも伝播しようとするが、ケ−
スに絶縁物があると開放端となり、2倍の振幅となって
反射され、反対側の絶縁物でさらに反射増幅され、これ
が繰返され、ついに気中沿面放電するに十分な高電圧と
なり、火花放電となってその回路の固有周波数と共振し
てMHzオーダの高周波サージ電圧となってしまう。絶
縁物の一部を例え短絡したとしても、このような高周波
サージ領域でわずかなィンダクタンスがあってもかなり
のインピーダンスとなり効果はなく、火花放電はなくな
らない。
したがって、火花放電を防止するためには絶縁物を全域
にわたって短絡しなければならなくなり、1点接地方式
を採用した効果がなくなる。本発明の目的は、接地系や
制御系に誘導される開閉サージのレベルを低減して制御
、保護、監視装置に悪影響を及ぼさないようにし、かつ
取付けが容易に管路形電気装置を提供することにある。
以下本発明を図面について説明する。第1図は、本発明
が適用しうる管路形電気装置の−実施例の単結線図を、
また第2図はその全体装置の側面図を示している。
ここで1は母線、2は断路器、3はガスしや断器、4は
母線接地装置、5は計器用変成器、6はケーブルヘッド
、7はケーブルである。第2図においても、第1図と同
一部分を示しているので、その説明を省略するが、主母
線1は三相母線を示し、他の機器は単相形で構成してい
る。これらの機器の適当なブロック毎にフランジ間絶縁
物12(以下単に絶縁物12と称す)を介して連結して
相互間を絶縁しており、また機器の脚部9および架台8
も大地との間で絶縁物14を介して絶縁している。本発
明においては「それらの絶縁物12に、金属ケースに伝
播した高周波のサージ電圧を、前記絶縁物12をバイパ
スさせる高周波のサ−ジ電圧バイパス要素100(以下
要素100と称す)を設けたことを特徴とするもので、
その要素100としては例えばコンデンサのような商用
周波領域ではシース電流を流さないように十分な絶縁耐
力を保持して、MHzオーダの高周波領域ではほとんど
短絡状態で高周波サージを通すことのできる機能を有す
るものを用いることができるが、前述したように高周波
のサージ電圧を絶縁物12をバイパスさせて抑制するも
のであればよい。なお第2図において、101ま接地網
、11は接地線である。前記要素100と絶縁物12と
の関係は、第3図に示すように図示しない母線導体が貴
挿する金属ケース23,23の端部に夫々環状の金属フ
ランジ21,21を作り、この両フランジ21,21の
対向面間に例えば母線導体を支持する固体絶縁物のスベ
ーサ20を介在させて両フランジ21,21間を円周に
わたり複数個の縦付部材例えばボルト24およびナット
25で強固に締めつけて一体に連結する。スべ−サ2川
こボルト24が挿通する埋込金物22を埋設し、さらに
スベーサ20とフランジ21の対向面間には、ガスを密
封するパッキン28を設けている。さらに、一方の金属
フランジ21とボルト24との間に絶縁カラー26を設
けて両金属フランジ21,21との間を絶縁している。
前記金属ケース23,23と絶縁スベーサ20とによる
絶縁物12に要素100を設けるのであるが、この要素
100は第3図および第4図に示すように例えばマイカ
コンデンサのようなコンデンサー01を接続片102と
ともにェポキシ樹脂103でモールドして作り、この接
続片102を絶縁物12を締めつけるボルト24、ナッ
ト25で金属フランジ21,21に締めつける構造にな
っている。
即ち絶縁物21にフランジ21,21の外側で電気的に
並列に接続する。このような取付構造で要素100を構
成する例えばコンデンサ101を、各絶縁物12と夫々
環状の金属フランジ21,21の間を縦付ける円周上に
複数個配置されたボルト、ナット縦付部を利用して複数
個取りつけてあるので、各金属フランジ21,21間は
金属ケースに誘導された高周波のサージ電圧に対して短
絡状態を実現できサージを抑制できる。
また、1個所(同一)の金属フランジ21,21間の絶
縁物に対して接続個数を複数個特に1個所の絶縁物12
の全ての縦付部に入れると要素内部の残留ィンダクタン
スが並列に接続されたことになり、より高周波のサージ
に対して特性のよい短絡状態が実現できる。尚要素10
0の外被をェポキシ樹脂で形成することによって、耐候
性にすぐれたものとすることができる。第5図は、ケー
ブルヘッド6の絶縁物13に高周波サージバイパス要素
100を全周にわたって複数個取りつけた場合を示して
いる。この要素100としては、第4図のものをそのま
ま使用すればよい。また、第5図におけるケーブルヘッ
ド6の金属ケース27と大地電圧にある部材例えば架台
8との絶縁物12にも前述の構成と同様な手段で要素1
00を取りつけることができる。尚要素100としては
第6図のような接続片102の形状のものを用いること
もできる。以上のように本発明によれば、金属ケース相
互間の絶縁物又は金属ケースと大地電位の都材との間の
絶縁物に、高周波のサージ電圧をバイパスする要素を電
気的に並列に複数個接続し、要素は要素に設けた接続片
により連結部の緒付部材を利用して支持されるようにし
たので、開閉サージによるケース絶縁フランジ部の外部
内総現象を防止でき「 これによる制御回路への誤送信
を防止等のほか次のような効果がある。
【11 要素の接続片が、連結部フランジの外側に位置
し且つ少なくとも一方の接続片は締付部材を利用して支
持される構造であるので、金属ケース内に高圧ガスが封
入されていても、その内部ガスに関係なく、連結部を分
解することなく簡単に取付けられる。
‘21 また、連結部の縦付部材を利用しているので、
要素を取付けるための専用の取付部村の個数を少なくで
きる。
即ち要素の接続片の一方をフランジの外側で締付部材を
用いて取付け、他方の接続片のみフランジの外側で専用
の取付部村を用いればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明が適用しうる管路形装置の
一実施例の電気結線図および全体装置の側面図、第3図
は第2図の管路の絶縁部を拡大して示す断面図、第4図
は本発明に使用する高周波のサージ電圧バイパス要素を
示す斜視図、第5図は、第2図の管路と架台との絶縁部
を拡大して示す断面図、第6図は高周波のサージ電圧バ
イパス要素の他の実施例を示す斜視図である。 1・・・管路母線、2…断路器、3・・・ガスしや断器
、6・・・ケーブルヘッド、8・・・架台、10・・・
接地網、11・・・接地線、12,13,14・・・絶
縁物、20・・・絶縁スベーサ、21・・・金属フラン
ジ、22...埋込金物、23・・・管路ケース、24
,30・・・ボルト、25,29…ナット、100・・
・高周波のサoージ電圧バイパス要素、101…コンデ
ンサ、102・・・接続片、103・・・ェポキシ樹脂
。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絶縁ガスを封入した金属ケース内に電気機器を収納
    して管路形に構成し、前記金属ケース相互フランジ間又
    は金属ケースと大地電位にある部材のフランジ間を絶縁
    物により絶縁し、且つこれらの間を前記絶縁物を介して
    締付部材により連結するものにおいて、これらの連結部
    の少なくとも一部の連結部に前記金属ケースに高周波の
    サージ電圧が誘導されたとき前記連結部の絶縁物をバイ
    パスし、前記金属ケース相互間又は前記金属ケースと大
    地電位にある部材間を短絡状態としてサージを抑制する
    高周波サージ電圧バイパス要素を同一連結部に複数個接
    続片を介して電気的に並列接続して成り、この要素は少
    なくとも一方の前記接続片が前記金属ケース又は大地電
    位にある部材のフランジの外側において前記締付部材を
    利用して取付けられ、他方の接続片はフランジの外側に
    位置する部位で取付け支持されていることを特徴とする
    管路形電気装置。
JP52063820A 1977-05-31 1977-05-31 管路形電気装置 Expired JPS6012847B2 (ja)

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JP52063820A JPS6012847B2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 管路形電気装置

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JP52063820A JPS6012847B2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 管路形電気装置

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JP1391379A Division JPS552865A (en) 1979-02-09 1979-02-09 Sealing device

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JPS53147937A JPS53147937A (en) 1978-12-23
JPS6012847B2 true JPS6012847B2 (ja) 1985-04-03

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JP52063820A Expired JPS6012847B2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 管路形電気装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51107447A (ja) * 1975-03-18 1976-09-24 Tokyo Shibaura Electric Co Kanrogatadenkisochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51107447A (ja) * 1975-03-18 1976-09-24 Tokyo Shibaura Electric Co Kanrogatadenkisochi

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