JPS60127366A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS60127366A JPS60127366A JP23494983A JP23494983A JPS60127366A JP S60127366 A JPS60127366 A JP S60127366A JP 23494983 A JP23494983 A JP 23494983A JP 23494983 A JP23494983 A JP 23494983A JP S60127366 A JPS60127366 A JP S60127366A
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- JP
- Japan
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- substituted
- thermoplastic resin
- butyl
- hydroxyphenyl
- alkyl
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱可塑性樹脂組成物に関し、特に電磁波遮蔽
性に優れた熱可塑性樹脂組成物に関するものである。
性に優れた熱可塑性樹脂組成物に関するものである。
近年、産業の高度化および家庭生活の高水準化にともな
って電波および磁気波の放射源が増大している。このた
めに電波および磁気波を遮蔽する各種の方法が提案され
ている。例えば、合成樹脂にカーボン粉末および/また
はアルミニウム粉末のような添加剤を比較的多fK混合
したものが遮蔽材料として提案されている。
って電波および磁気波の放射源が増大している。このた
めに電波および磁気波を遮蔽する各種の方法が提案され
ている。例えば、合成樹脂にカーボン粉末および/また
はアルミニウム粉末のような添加剤を比較的多fK混合
したものが遮蔽材料として提案されている。
しかしながら、このなかでも、アルミニウム粉末などの
金属ンイラーを充填した電磁波遮蔽材料は、その製造初
期には電磁波遮蔽効果が発揮されるものの使用時間経過
とともに電磁波遮蔽効果が低下し、その傾向は特に高温
時の使用において著しいという欠点があった。
金属ンイラーを充填した電磁波遮蔽材料は、その製造初
期には電磁波遮蔽効果が発揮されるものの使用時間経過
とともに電磁波遮蔽効果が低下し、その傾向は特に高温
時の使用において著しいという欠点があった。
本発明は、従来知られている電磁波遮蔽性樹脂組成物の
、このような欠点を改良する目的でなされたものであっ
て、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、(1)熱可塑性樹
脂、(2)アルミニウム金属、アルミニウム合金、ステ
ンレス鋼、鉄、ニッケルまたは黄銅の粉末状物、繊維状
物もしくはフレーク状物、(3)置換ヒドラジンまたは
置換アミドトリアゾールおよび(4)フェノール系およ
び/または硫黄系の酸化防止剤とからなるものである。
、このような欠点を改良する目的でなされたものであっ
て、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、(1)熱可塑性樹
脂、(2)アルミニウム金属、アルミニウム合金、ステ
ンレス鋼、鉄、ニッケルまたは黄銅の粉末状物、繊維状
物もしくはフレーク状物、(3)置換ヒドラジンまたは
置換アミドトリアゾールおよび(4)フェノール系およ
び/または硫黄系の酸化防止剤とからなるものである。
本発明における熱可塑性樹脂としては、例えばエチレン
、プロピレン、1−フy−ン、1−ペンテン、3メチル
−1−ペンテンなどの単独〕n合体、エチレンとプロピ
レンとの共重合体、エチレンおよび/またはプロピレン
と炭素数が多くとも7個の他のα−オレンインとの共重
合体並ひにエチレンと酢酸ビニル、アクーリル酸エステ
ルおよびメタクリル酸エステルのようなビニル化合物と
の共重合体などのポリオレンイン、その他ポリスチレン
、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル、ABS
樹脂、As樹脂などがあげられる。これらのうちでは、
低密度または高密度のポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレンとプロピレンとの共重合体またはエチレンもし
くはプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体など
が望ましい。
、プロピレン、1−フy−ン、1−ペンテン、3メチル
−1−ペンテンなどの単独〕n合体、エチレンとプロピ
レンとの共重合体、エチレンおよび/またはプロピレン
と炭素数が多くとも7個の他のα−オレンインとの共重
合体並ひにエチレンと酢酸ビニル、アクーリル酸エステ
ルおよびメタクリル酸エステルのようなビニル化合物と
の共重合体などのポリオレンイン、その他ポリスチレン
、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル、ABS
樹脂、As樹脂などがあげられる。これらのうちでは、
低密度または高密度のポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレンとプロピレンとの共重合体またはエチレンもし
くはプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体など
が望ましい。
本発明におけるアルミニウム金属、アルミニウム合金、
ステンレス鋼、鉄、ニッケルまたは黄銅の粉末状物、繊
維状物もしくはフレーク状物のうち、粉末状物としては
、平均の大きさが一般には20〜250メツシユのもの
があげられる。また、繊維状物としては、その平均径が
一般には2〜200μ、長さが10mm以下のものがあ
げられる。さらに、フレーク状物としては、断面が一般
には0.1 X 0,1 rrrmから5X5mを有す
る円形、正方形、長方形、多角形など任意の形状のもの
があげられるが、その厚さは0.1■以下のものが望ま
しい。これら粉末状物、繊維状物もしくはフレーク状物
は、単°独で使用してもよいが、二種以上を併用するこ
ともできる。また、アルミニウムの合金中のアルミニウ
ムの含有量は、通常80重量%以上のものが用いられる
。このアルミニウム合金は、通常マグネシウム、鉄、マ
ンガン、銅、けい素、亜鉛、クロミウム等を含む。
ステンレス鋼、鉄、ニッケルまたは黄銅の粉末状物、繊
維状物もしくはフレーク状物のうち、粉末状物としては
、平均の大きさが一般には20〜250メツシユのもの
があげられる。また、繊維状物としては、その平均径が
一般には2〜200μ、長さが10mm以下のものがあ
げられる。さらに、フレーク状物としては、断面が一般
には0.1 X 0,1 rrrmから5X5mを有す
る円形、正方形、長方形、多角形など任意の形状のもの
があげられるが、その厚さは0.1■以下のものが望ま
しい。これら粉末状物、繊維状物もしくはフレーク状物
は、単°独で使用してもよいが、二種以上を併用するこ
ともできる。また、アルミニウムの合金中のアルミニウ
ムの含有量は、通常80重量%以上のものが用いられる
。このアルミニウム合金は、通常マグネシウム、鉄、マ
ンガン、銅、けい素、亜鉛、クロミウム等を含む。
本発明における置換ヒドラジンとしては、例えば構造式
が 1 2 〔但し、式中R1およびR2は同種または異種のc −
c アルキル基で、RはHまたはC2〜C18165 のアルカノイル基あるいは構造式 (ここで、R4およびR2は上記の如くである)を有す
る基であり、nはO〜5の整数である〕を有するものが
あげられる。このような置換ヒドラジンの具体的なもの
としては、例えばN、N’−ビスーβ−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒ
ドラジン、N−ステアロイル−「−〔β−(3,5−ジ
ーを一ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル
〕ヒドラジン、N−[β−(3−エチル−5−t−7−
fルー 4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル]−N
’−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニルヒドラジン、N−(β−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ニル〕−N’−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンゾイル)ヒドラジン、β−(3,5−ジイソプ
ロピル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒドラ
ジン、N−ステアロイル−ty、−(β−(3,5−シ
イ)プロピル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル
〕ヒドラジン、β−(3−メチル−5−t−へキシル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒドラジン N
/−オクタノイル−N−[β−(3−メチル−5−を−
へキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒ
ドラジン、β−(3,5−ジーt−)゛チルー4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオニルヒドラジンなどがあげら
れる。これらのうちでは、N、N’−ビス−β−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オニルヒドラジンが好ましい。
が 1 2 〔但し、式中R1およびR2は同種または異種のc −
c アルキル基で、RはHまたはC2〜C18165 のアルカノイル基あるいは構造式 (ここで、R4およびR2は上記の如くである)を有す
る基であり、nはO〜5の整数である〕を有するものが
あげられる。このような置換ヒドラジンの具体的なもの
としては、例えばN、N’−ビスーβ−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒ
ドラジン、N−ステアロイル−「−〔β−(3,5−ジ
ーを一ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル
〕ヒドラジン、N−[β−(3−エチル−5−t−7−
fルー 4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル]−N
’−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニルヒドラジン、N−(β−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ニル〕−N’−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンゾイル)ヒドラジン、β−(3,5−ジイソプ
ロピル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒドラ
ジン、N−ステアロイル−ty、−(β−(3,5−シ
イ)プロピル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル
〕ヒドラジン、β−(3−メチル−5−t−へキシル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒドラジン N
/−オクタノイル−N−[β−(3−メチル−5−を−
へキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒ
ドラジン、β−(3,5−ジーt−)゛チルー4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオニルヒドラジンなどがあげら
れる。これらのうちでは、N、N’−ビス−β−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オニルヒドラジンが好ましい。
また、置換アミドトリアゾールとしては、例えば構造式
11)
N−C−N−C−Z
(jll
〔上記式中、Rb はHまたはC1〜C4アルキルであ
り、ZlはHまたはC4〜C18アルキル、C6〜C1
8アリ−化もしくはアルカリール、02〜C18アルキ
レンアルコキシもしくはアルキレンアリールオキシ、も
しくはアルキレンアリールオキシ、環中に4個もしくは
5個の炭素原子および1個もしくは2個の窒素原子を持
つ複素環式環、又は構造式 (ここで、n−0または1であり、AはG、〜C78ア
ルキレン基であり、Yは0またはSであり、Zは1つも
しくは2つのRc 基および0〜2個のRd基(Rcは
−OH,−8H,−8R(1または構造式 の基であって、少くとも1つのRcは0−位f?fにあ
り、そしてRdはC1〜G、8アルキル、フェニル、ア
ルキルフェニル、アルコキシ、アシル、アシルオキシ、
フェノキシもしくはアルキルフェノキシ、ハロゲンまた
はアミノ基である)で置換されたベンゼンまたはナフタ
リンである)の残基である〕を有するものがあげられる
。置換アミドトリアゾールの好ましい例としては、例え
ば3〜サリシロイルアミド−1,2,4−トリアゾール
、3−ペンゾサリシロイルアミド−1,2,4−トリア
ゾール、3−テオサリシロイルアミド−1,2,4−ト
リアゾールなと1.2.4 )リアゾール基を有するも
のがあげられる。
り、ZlはHまたはC4〜C18アルキル、C6〜C1
8アリ−化もしくはアルカリール、02〜C18アルキ
レンアルコキシもしくはアルキレンアリールオキシ、も
しくはアルキレンアリールオキシ、環中に4個もしくは
5個の炭素原子および1個もしくは2個の窒素原子を持
つ複素環式環、又は構造式 (ここで、n−0または1であり、AはG、〜C78ア
ルキレン基であり、Yは0またはSであり、Zは1つも
しくは2つのRc 基および0〜2個のRd基(Rcは
−OH,−8H,−8R(1または構造式 の基であって、少くとも1つのRcは0−位f?fにあ
り、そしてRdはC1〜G、8アルキル、フェニル、ア
ルキルフェニル、アルコキシ、アシル、アシルオキシ、
フェノキシもしくはアルキルフェノキシ、ハロゲンまた
はアミノ基である)で置換されたベンゼンまたはナフタ
リンである)の残基である〕を有するものがあげられる
。置換アミドトリアゾールの好ましい例としては、例え
ば3〜サリシロイルアミド−1,2,4−トリアゾール
、3−ペンゾサリシロイルアミド−1,2,4−トリア
ゾール、3−テオサリシロイルアミド−1,2,4−ト
リアゾールなと1.2.4 )リアゾール基を有するも
のがあげられる。
本発明におけるフェノール系酸化防止剤としては、フェ
ノール性0HのO−位に第三ブチル基などの大きな基を
導入してフェノール性OHの性質を消失したいわゆるヒ
ンダードフェノール系化合物があげられる。例えば、2
,6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノール、オクタ
デシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート、テトラキス〔メチレン−
3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドbキシンエニ
ル)グロピオネート〕メタン、1,5.5−トリス(3
−ヒドロキシ−2,6−シメチルー4−t−ブチルベン
ジル)インシアヌレート、j、3.5− )ジメチル−
2,4,6−)リス(6,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
トルキシベンジル)ベンゼン、4.4’−fオビスー(
3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1.3
−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−プチ
ルフェニル)ブタン、トリス(3,5−シーt−ブチル
−4−ヒト買キシベンジル)インシアヌレートなどがあ
けられる。これらのうちでは2,6−ジ〜t−ブチル−
4−メチルフェノール、オクタデシル−3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート、テトラキス〔メチレン−5(3,’5−ジーt−
ブチルー4−ヒドロキシフェニル)フロビオネートコメ
タンなどが好ましい。
ノール性0HのO−位に第三ブチル基などの大きな基を
導入してフェノール性OHの性質を消失したいわゆるヒ
ンダードフェノール系化合物があげられる。例えば、2
,6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノール、オクタ
デシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート、テトラキス〔メチレン−
3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドbキシンエニ
ル)グロピオネート〕メタン、1,5.5−トリス(3
−ヒドロキシ−2,6−シメチルー4−t−ブチルベン
ジル)インシアヌレート、j、3.5− )ジメチル−
2,4,6−)リス(6,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
トルキシベンジル)ベンゼン、4.4’−fオビスー(
3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1.3
−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−プチ
ルフェニル)ブタン、トリス(3,5−シーt−ブチル
−4−ヒト買キシベンジル)インシアヌレートなどがあ
けられる。これらのうちでは2,6−ジ〜t−ブチル−
4−メチルフェノール、オクタデシル−3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート、テトラキス〔メチレン−5(3,’5−ジーt−
ブチルー4−ヒドロキシフェニル)フロビオネートコメ
タンなどが好ましい。
また、硫黄系の酸化防止剤としては一チオジプロピオン
酸のエステル、例えばジラウリルチオジグ四ビオネート
、ジステアリルチオジプロピオネート、ラウリルステア
リルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジグロビ
オネート、テトラキス−(メチレン−6−ドゾシルチオ
グロピオネート)メタンなどがあげらiする。
酸のエステル、例えばジラウリルチオジグ四ビオネート
、ジステアリルチオジプロピオネート、ラウリルステア
リルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジグロビ
オネート、テトラキス−(メチレン−6−ドゾシルチオ
グロピオネート)メタンなどがあげらiする。
本発明における熱可塑性樹脂組成物中のアルミニウム金
属、アルミニウム合金、ステンレス鋼、鉄、ニッケルま
たは黄銅の粉末状物、繊維状物もしくはフレーク状物の
含有量ヲ土、1〜60Mfrx%であり、また置換ヒド
ラジンまたは置換アミドトリアゾールは0.01〜2重
b%、好ましくは0.1〜0.51訴%である。また、
組成物中のフェノール系および/またはゲL黄系の酸化
防止剤は0.01〜2重量%、好ましくは0.05〜0
.5重量%である。
属、アルミニウム合金、ステンレス鋼、鉄、ニッケルま
たは黄銅の粉末状物、繊維状物もしくはフレーク状物の
含有量ヲ土、1〜60Mfrx%であり、また置換ヒド
ラジンまたは置換アミドトリアゾールは0.01〜2重
b%、好ましくは0.1〜0.51訴%である。また、
組成物中のフェノール系および/またはゲL黄系の酸化
防止剤は0.01〜2重量%、好ましくは0.05〜0
.5重量%である。
本発明によつ℃得られる樹脂組成物中のアルミニウム金
属、アルミニウム合金、ステンレス鋼、鉄、ニッケルま
たは黄銅の粉末状物、繊維状物もしくはフレーク状物が
1Mk%未満では電磁波の遮蔽効果がなく、一方60重
量%を越える場合は、組成物の成形性および機械的強度
が低下するので好ましくない。また、置換ヒドラジンま
たは置換アミドトリアゾール並びにフェノール系および
/または硫黄系の酸化防止剤がそれぞれ0.01重蓋%
未満では電磁波遮蔽性低下を防止する効果がなく、一方
2貝量部を越える場合は、電磁波遮蔽性低下防止効果は
それ以上に改善されず、逆に成形時における金型の汚れ
や成形物表面へのプレートアウトが著しくなるために好
ましくない。
属、アルミニウム合金、ステンレス鋼、鉄、ニッケルま
たは黄銅の粉末状物、繊維状物もしくはフレーク状物が
1Mk%未満では電磁波の遮蔽効果がなく、一方60重
量%を越える場合は、組成物の成形性および機械的強度
が低下するので好ましくない。また、置換ヒドラジンま
たは置換アミドトリアゾール並びにフェノール系および
/または硫黄系の酸化防止剤がそれぞれ0.01重蓋%
未満では電磁波遮蔽性低下を防止する効果がなく、一方
2貝量部を越える場合は、電磁波遮蔽性低下防止効果は
それ以上に改善されず、逆に成形時における金型の汚れ
や成形物表面へのプレートアウトが著しくなるために好
ましくない。
本発明の組成物は、前述の各成分を配合して均一に混合
することによって得られる。例えば、前述の各成分をヘ
ンシェルミキサー、タンブラーブレンダーなどでトライ
ブレンドした後、スクリュ一式押出機、バンバリーミキ
サ−、ニーダ−、ロールなどで溶融混練することによっ
て均一な組成物が得られる。この際、各成分の混合は了
スターパッチ方式よる添加あるいは各成分をあらかじめ
練込みベレット状とし“たものを原料として使用するこ
とが効果的である。また、溶融混練して得られる組成物
は、一般にはベレット状に成形した後、各種の成形に供
さノLる。
することによって得られる。例えば、前述の各成分をヘ
ンシェルミキサー、タンブラーブレンダーなどでトライ
ブレンドした後、スクリュ一式押出機、バンバリーミキ
サ−、ニーダ−、ロールなどで溶融混練することによっ
て均一な組成物が得られる。この際、各成分の混合は了
スターパッチ方式よる添加あるいは各成分をあらかじめ
練込みベレット状とし“たものを原料として使用するこ
とが効果的である。また、溶融混練して得られる組成物
は、一般にはベレット状に成形した後、各種の成形に供
さノLる。
成形法としては、射出成形法、圧縮成形法、押出成形法
などがあげられる。さらには、スタンピング法、押出シ
ートを用いての圧縮成形法、真空成形法のごとき熱可塑
性樹脂の分野において一般に使われている成形法も適用
できる。
などがあげられる。さらには、スタンピング法、押出シ
ートを用いての圧縮成形法、真空成形法のごとき熱可塑
性樹脂の分野において一般に使われている成形法も適用
できる。
なお、上記の組成物を製造する際には、熱可塑性樹脂に
一般に用いられている紫外線吸収剤、充填剤、滑剤、造
核剤、金屑布けん、難燃剤、帯電防止剤、顔料などの各
種添加剤をさらに添加してもよい。
一般に用いられている紫外線吸収剤、充填剤、滑剤、造
核剤、金屑布けん、難燃剤、帯電防止剤、顔料などの各
種添加剤をさらに添加してもよい。
以上、本発明の組成物は、電磁波遮蔽性Ke!れるのみ
ならずその遮蔽性の経時低下の防止効果も良好なもので
あり、軽量で任意の形状に加■や成形が可能である。従
って、ファクシミリ、プリンター、ワードプロセッサー
などの事務機器やテレビ、ビデオ、電子計算機などの電
子機器のハウジング材およびそれらの内部物品などに好
適である。
ならずその遮蔽性の経時低下の防止効果も良好なもので
あり、軽量で任意の形状に加■や成形が可能である。従
って、ファクシミリ、プリンター、ワードプロセッサー
などの事務機器やテレビ、ビデオ、電子計算機などの電
子機器のハウジング材およびそれらの内部物品などに好
適である。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
なお、実施例および比較例における%は重量を示し、電
磁波遮蔽性の低下防止効果の評価は、体積固有抵抗の経
時測定で行った。
磁波遮蔽性の低下防止効果の評価は、体積固有抵抗の経
時測定で行った。
体積固有抵抗試験は、温度23C1湿度60%の雰囲気
で厚さ2日の試験片の抵抗を測定し、次式によって算出
した。
で厚さ2日の試験片の抵抗を測定し、次式によって算出
した。
体積固有抵抗(Ω・on)=−
ここで、Rは実測抵抗値(Ω)、Tは試験片の厚さくC
rn)、Wは試験片の巾(crn)およびLは電極間の
距離(Cm)を表わす。
rn)、Wは試験片の巾(crn)およびLは電極間の
距離(Cm)を表わす。
実施例1〜6比較例1
メルトンローインデックス(JIS K 6758によ
る温度230C1荷、li 2.16 k110条件で
測定)20g/10分のプロピレン−エチレンブロック
コポリマー(エチレン含有量7M J3− % )に、
表−1FC示す割合のアルミニウム合金繊維(以下AJ
合金繊維という)、N、N’−ビス−β−(5,5−
ジ−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒ
ドラジン〔以下?ff、 m波遮蔽性低下防止剤(A)
という〕、〕3−サリシロイルアミドー11214−
) ’)アゾール〔以下電磁波遮蔽性低下防止剤(B)
という〕、〕2,6−ジーt−ブチルー4−メチルフェ
ノール2以下酸化防止剤A)という〕、〕オクタデシル
ー3− (5,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート〔以下酸化防止剤(B)という
〕、テトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメタ
ン〔以下酸化防止剤(C)という〕、ジジステアリルチ
オジプロピオネート以下酸化防止剤(D)という〕およ
び金属石けん(ステアリン酸カルシラム) 0.03%
とを配合し、ヘンシェルミキサーでトライブレンドを行
い、次いで混合物を200Cの押出機で溶融混線してベ
レット化した。このペレットを用いて射出成形により厚
さ2簡のシートを成形した。このシートを試験片として
加熱処理前および150C空気オープン中で加熱処理し
たものの体積固有抵抗の経時変化の測定並びに耐熱寿命
(変色塩の日数)を観察し、その結果を表−1に示した
。
る温度230C1荷、li 2.16 k110条件で
測定)20g/10分のプロピレン−エチレンブロック
コポリマー(エチレン含有量7M J3− % )に、
表−1FC示す割合のアルミニウム合金繊維(以下AJ
合金繊維という)、N、N’−ビス−β−(5,5−
ジ−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオニルヒ
ドラジン〔以下?ff、 m波遮蔽性低下防止剤(A)
という〕、〕3−サリシロイルアミドー11214−
) ’)アゾール〔以下電磁波遮蔽性低下防止剤(B)
という〕、〕2,6−ジーt−ブチルー4−メチルフェ
ノール2以下酸化防止剤A)という〕、〕オクタデシル
ー3− (5,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート〔以下酸化防止剤(B)という
〕、テトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメタ
ン〔以下酸化防止剤(C)という〕、ジジステアリルチ
オジプロピオネート以下酸化防止剤(D)という〕およ
び金属石けん(ステアリン酸カルシラム) 0.03%
とを配合し、ヘンシェルミキサーでトライブレンドを行
い、次いで混合物を200Cの押出機で溶融混線してベ
レット化した。このペレットを用いて射出成形により厚
さ2簡のシートを成形した。このシートを試験片として
加熱処理前および150C空気オープン中で加熱処理し
たものの体積固有抵抗の経時変化の測定並びに耐熱寿命
(変色塩の日数)を観察し、その結果を表−1に示した
。
実施例7〜9比較例2
実施例1において、プロピレンーエチレンプ目ツクコポ
リマーに代りメルトインデックス(JIS K 6’7
60による温度19DC,荷重2.16峙の条件で測定
)209/10分、密度0.9601/ /crrt’
の高密度ポリエチレンを用いて、AJ 合金繊維、電磁
波遮蔽性低下防止剤および酸化防止剤とを表−2に示す
割合で配合した以外は同様にして体積固有抵抗を測定し
、その結果を表−2に示した。
リマーに代りメルトインデックス(JIS K 6’7
60による温度19DC,荷重2.16峙の条件で測定
)209/10分、密度0.9601/ /crrt’
の高密度ポリエチレンを用いて、AJ 合金繊維、電磁
波遮蔽性低下防止剤および酸化防止剤とを表−2に示す
割合で配合した以外は同様にして体積固有抵抗を測定し
、その結果を表−2に示した。
Claims (1)
- (1)熱可塑性樹脂、(2]アルミニウム金属、アルミ
ニウム合金、ステンレス鋼、鉄、ニッケル、または黄銅
の粉末状物、繊維状物もしくはフレーク状物、+31置
換ヒドラジンまたは置換アミドトリアゾールおよび(4
)フェノール系および/または硫黄系の酸化防止剤とか
らなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23494983A JPS60127366A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23494983A JPS60127366A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127366A true JPS60127366A (ja) | 1985-07-08 |
JPH0337577B2 JPH0337577B2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=16978781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23494983A Granted JPS60127366A (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60127366A (ja) |
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1983
- 1983-12-15 JP JP23494983A patent/JPS60127366A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337577B2 (ja) | 1991-06-06 |
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