JPS60126769A

JPS60126769A - 画像処理装置用画像回転装置

Info

Publication number: JPS60126769A
Application number: JP58235596A
Authority: JP
Inventors: Takahiro Saito; 斉藤　崇弘
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1983-12-14
Filing date: 1983-12-14
Publication date: 1985-07-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は長大な制御プログラムを必要とすることなく、
簡単かつ安価な回路構成により画像の向きを９０’回転
することができるように画像メモリ内にマトリクス状に
配列された２連符号群として貯蔵されている画像データ
を、一旦、シフトレジスタ列より構成された画像レジス
ターに移送し、該画像レジスター内にマトリクス状に配
列されている画像データを遂次１行づつ読み出し、これ
を画像メモリ内に遂次１行づつ書き込むようにした画像
処理装置用画像回転装置に関する。

〔従来技術〕

コンピュータによる画像処理においては、画像の向きを
時計方向又は反時計方向に９０°回転させることが必要
となる場合が少くない。例えば、画像メモリ内に縦向き
の画像として記憶されているものを表示部（ディスプレ
イ）に横向きの画像として表示する場合、又は縦又は横
の向きについては無秩序に編集されている多数の画像原
稿を画像の向きを統一して（例えば全画像を横方向に向
けて）メモリ内に格納する場合等がこれに該尚する。

この要請に応えるものとして、画像処理装置において従
来使用されているものにハードウェア回転回路があるが
、これに附随する演算回路は極めて複雑であるため装置
が高価となる欠点があった。

また、ハードウェア回転回路を用いることなく、純ソフ
トウェア的にこれを処理する手段もあるが、厖大なビッ
ト数より成る画像データを処理するプログラムは長大と
なり、多大の処理時間を必要とする欠点があった。

・〔発明の目的及び構成〕本発明は以上に鑑みてなされたものであり、複雑且つ長
大な演算プログラムを必要とすることなく、簡単且つ安
価な回路構成によシ、迅速に画像の向きを反時計廻り又
は時計廻り方向に９０°回転させることができるように
、画像メモリ内にマトリクス状に配列された２進符号群
として貯蔵されている画像データを、一旦、シフトレジ
スタ列によシ構成された画像レジスターに転写し、該レ
ジスター内にマトリクス状に配列された２進符号列とし
て貯蔵されている画像データを遂次１列（又は１行）づ
つ読み出し、これを再び画像メモリに遂次１行（又は１
列）づつ書き込むことにより画像の向きを９０°回転さ
せると共に、前記の各シフトレジスタのデータシフト方
向を左シフト又は右シフトの何れか一方に選択すること
により、画像の回転方向を反時計廻り又は時計廻り方向
とすることができるようにした画像処理装置画像回転装
置を提供するものである。

〔実施例〕

以下、本発明を添付図面に基いて詳細に説明する。

第１図は本発明の画像回転装置を組み込んだ画像処理装
置を示し、ｌは本装置を制御する中央制御装置（ＯＰＵ
　）、２は外部より２進符号列として入力される画像デ
ータ番装置内部に取り込む画像入力装置、３は画像デー
タをマトリクス状に配列された２進符号群として貯蔵す
る画像メモリ、８は画像メモリ２と一体となって画像の
向きを反時計廻り又は時計廻り方向に９０゜回転させる
画像回転装置、６は画像メモリの記憶内容を可視像とし
て表示する表示部（ＯＲＴ　）。

４は本装置により処理された画像データを２進符号列と
して外部へ向けて出力する画像出力装置、５は本装置に
より行われた多数の画像処理の結果を格納する外部記憶
装置であり、また使用者の操作指令はキーボード７を通
じて本装置に入力される。

第２図及び第３図（イ）〜（ホ）は本発明の一実施例を
示し、第２図は回路本体の構成、第３図（イ）〜に）は
画像メモリ３の記憶内容を示すものである。

第３図から明らかな通り、画像メモリ３に貯蔵される画
像は８×８の画素から成り、第３図（イ）はこれをビデ
オ画像として示したもので、白地に愚で描かれた凡の文
字を読み取ることができる。同図（ロ）は、同図（イ）
の白部分を０、点部分を１に置換し、２進符号群として
表示された画像データで、画像メモリ３の記憶内容その
ものであり、また、８行８列のマトリクスとみなすこと
ができる。このマトリクスの第１１第２、第３・・・第
８行（ｒｏｗ）をなす数列を夫々ＩＢ。

２Ｂ　、ａＢ・・・８Ｂとすれば、これらは夫々１バイ
トのデータの構成し、その内容は、それぞれ横方向に配
列されたデータＤ７．Ｄ６．Ｄ５・・・Ｄφにより特定
される。これを行マトリクス（ｒｏｗ　ｍａｔｒｌｘ　
）の形で表示すれば（ＩＢ）＝（０１１１１０００）（，２Ｂ）＝（０１０００１００）（３Ｂ）＝（０１０００１００）（ｓＢ）＝（ｏｏｏｏｏｏｏｏ　）と書くことができる。後述する通り、画像メモリ３から
のデータの読み出し又は画像メモリ３への一データの書
込みは上記各行のデータ（この場合は１バイトのデータ
）を１単位として行われる。なお、第３図（ロ）のデー
タを左の列から縦方向に読んで得られる数列は、夫々、
列にマトリクス（ｃｏｌｕｍｎ　ｍａｔｒｉｘ　）を構
成するということができる。

第２図の１３ａ〜１３ｈは夫々８ビツトの８箇の３ステ
ートシフトレジスターであり、後述する通りＯＰＵ　１
よシの指令によシ、データのシフト方向は左シフト又は
右シフトに切シ換えることができ、１列に並んで８Ｘ８
の画像レジスター１３を構成し、これに貯蔵された画像
データ（２連符号群）も８行８列のマトリクスを構成す
る。１２はＯＰＵ　１からアドレスバスｌＯを経由して
送られてくるメモリーアドレス信号に基いてシフトレジ
スター１３ａ〜１３ｈのうちの何れか１つを選択するデ
コーダ、１１は同じ（ＯＰＵ　１から画像レジスター１
３へ向けて発せられる書き込み信号ＷＢ１読み出し信号
ＲＤ及びデコ−ダ１２入力端のＯ８端子向けて発せられ
るチップ選択信号Ｃ８を伝送するアドレスバス、１４は
デコーダ１２のＯ８端子にチップ選択信号ａＳが入力し
ている場合に限り、書き込み信号ＷＲをシフトレジスタ
ー１３ａ〜１３ｈへ向けて伝達する役割を果すゲート回
路である。

前述のアドレスバス１０　ハ回線１０　ａ　、　１０ｂ
。

１０ｃ及び１０ｄの４回線によシ構成され、そのうち、
１０ｍ、１０ｂ’、１０’ｃは３ビツトの並列２進符号
で構成されたメモリアドレス信号を伝送し、夫々、デコ
ーダ１２入力端のＡ　、　Ｂ。

０端子に接続される。また、１０ｄはシフトレジスター
１３ａ〜１３ｈのＩ、／Ｒ端子の全てに並列的に接続さ
れ、各シフトレジスター１３ａ〜１３ｈはこれにより伝
送される信号Ａφが１の場合は左シフトのシフトレジス
タートシて、０の場合には右シフトのシフトレジスター
として夫々機能する。９は画像メモリ３及び画像レジス
ター１３の間で交換される画像データを伝送するデータ
バスで、第４図に示す通＃）９８〜９ｈの８回線で構成
され、各シフトレジスター１３ａ〜１３ｈの入力端子（
ＤＬ及びＤＲ端子）はそれぞれ回線９＆〜９ｈにまた同
出力端子０φ〜ｏ７は夫々回線９ａ〜９ｈに接続される
。

次に、各チップ１２及び１３ｆ〜１３ｈの機能について
説明する。゛まず、第４図に示すシフトレジスターｔａ
ｘ（ｘはａＮｈのうちの何れか）の入力端子ＤＬ及びＤ
Ｒには画像メモリ３からデータバス９中の回線９ｘを通
じて画像データが並列２進符号として入力するが、この
データはシフトレジスター１３ｘが左シフトのときはＤ
Ｌ端子から、右シフトの場合にはＤＢ端子から夫々シフ
トレジスター１３Ｘの内部に取り込まれる。またｄφ〜
Ｄ’７はシフトレジスター１３ｘ内に貯蔵されたデータ
であシ、夫々、出力端子σφ〜σ７を通じてデータバス
９内の回線９ａ〜９ｈへ向けて並列２進符号として出力
される。ＯＫはクロック信号の入力端子であり、チップ
選択信号Ｃ８（この回線を選択する信号）と書き込み信
号ＷＨの入力端子である。

ＯＢ端子はチップ・斗イブル端子と呼ばれるもので、こ
の端子にデコーダ１２の出力端子Ｏｘから信号１が入力
する場合に限シ、シフトレジスター１３ｘは読出し信号
ＨＤに反応し、シフトレジスター１３ｘのσφ〜σ７を
通じてデータバス９内の回線９ａ〜９ｆへ出力する。従
って、この場合、ＯＢ端子はチップ選択端子と同様に機
能すると考えて差支えない。なお、１端子の機能につい
ては既に説明した。なお、第４図に示す通り、シフトレ
ジスター１３Ｘのデータシフト方向が左シストの場合は
データはシフトレジスター１３ｘ自身よりみて左側（同
図矢印方向）にシストするものであり、第２図又は第４
図に示すような実装状態では読者よりみて下側へ向けて
シフトする。

灰に、デコーダ１２入力端のＡ、Ｂ、Ｏ端子は、アドレ
スバス１０内の３回線ｉ　０　ａ　、　１０ｂ及び１０
ｃを通じて３ピツトの並列２進符号として送られてくる
メモリアドレス信号の入力端子であシ、入力信号の内容
に応じてその出力端子０φ〜０７中の何れか１端子から
のみ信号１が出力され、他の出力端子からの出力はＯで
ある。Ｇ１及び０２は夫々読出し信号ＲＤ及びチ、プ選
択信号Ｏ８（チップ１２を選択する信号）の入力端子で
ある。

以上の構成において、最初にアドレスノ（ス１０内の回
線１０ｄを通じ信号人φ＝１が入力し、これが各シフト
レジスター１３ｍ−１３ｈのし１端子に伝達でれるため
、全シフトレジスターは左シフトのシフトレジスターと
して機能するようになる。

次に、第３図Ｏｏ）に示すように画像メモリ３の内に貯
蔵された画像ゲータのうち第１行のデータＩＢ（０１１
１１０，００）が読み出され、データバス９内の回線９
ａ〜９ｈを通じてシフトレジスター１３　ｍ　−”　１
３　ｈの入力端子（ＤＬ及びＤＲ端子）に並列的に入力
する。次に、クロ、り信号に同期する書き込み信号ＷＲ
がコントロールバス１１を通じて伝送され、ゲート回路
１４を通じてシフトレジスター１３ａ〜１３ｈのＯＫ端
子に入力する。従って、回線９ａを通じて伝達された信
号（この場合は０）はシフトレジスター１３ｈの入力端
子ＤＬを通じてその内部に取り込まれ、データＶφとし
て書き込まれる。

次に、同様の操作により画像メモリ３のデータ（第３１
幹））の第２行のデータｚ、ｎ（ｏｘ。

００１００）が読み出され、シフトレジスター１３　ａ
　Ｎ１　’３　ｈに並列にデータｄφとして書き込まれ
るが、既に記入されているデータＩＢは左側（第２図及
び第４図の矢印方向）にシフトするため、画像レジスタ
ー１３内のデータ配列の状態は第５図（ロ）に示す通９
となる。以下、引き続き画像メモリ２のデータ（第３図
幹））は第３、第４・・・第８行の順（３Ｂ、４Ｂ・・
・８Ｂの順）に読み出され、シフトレジスター１３　ａ
　Ｎ１５ｈに書き込まれ、全作業が完了したとき、画像
レジスター１３内のデータ配列の状況は第３図（−９に
示す通シである。

ここで画像レジスター１３内に配列されたデータ（第３
図（ハ））を改めて８行８列のマトリクスとみなし、第
１．第２．・・・第７．第８列のデータを夫々８　Ｂ’
　ｇ　７　Ｂ’　＋・・・２　Ｂ’　、　Ｉ　Ｂ’とす
れば、これらは各々１バイトのデータを構成し、その内
容は第３図ぐ→に示すデータｄφ、Ｄ’１．・・・Ｄ’
６．Ｄ’７により特定され、夫々シフトレジスター１３
ｄ〜１３ｈ内に貯蔵されている。これを列マトリクス（
ｃｏｌｕｎｍ　ｍａｔｒｉｘ　）の形で表示すれば、となる。

次に、デコーダ１２入力端のＡ、Ｂ、Ｏ端子にメモリア
ドレス信号０００が入力し、同出力側の００端子から信
号１が出力してシフトレジスター１３ｈのＯＥ端子に入
力し、これが機能するようになる。このとき、他のシフ
トレジスター１３ａ〜１３ｈは機能しない。次に読出し
信号ＲＤがデコーダ１２入力端のＧｌ端子に入力し、シ
フトレジスター１３ｈ内のデータ（すなわち、第３図（
ハ）の第８列のデータＩＢ’ｒ００ｏｏｏＯｏｏＪ）が
同出力端子σφ、σｌ＃σ２・・・σ７から並列２進符
号として読み出され、デ→バス９の各回線９１〜９ｈを
通じて画像メモリ３へ向けて伝送されて、ここの第１行
のデータＩＢとして書き込まれる（第３因に）第１行℃
その後、引続き画像レジスターの第７．６．５・・・１
行のデータ２　Ｂ’　、　３　Ｂ’　、　４　Ｂ’・・
・８　Ｂ’が次々とシフトレジスター１３ｇ、１’３ｆ
、１３ｃ・・・１３ｍから読み出され、夫々、画像メモ
リ３の第２．第３．第４・・・第８行のデータ２　Ｂ　
、　３Ｂ。

４Ｂ・・・８Ｂとして書き込まれて行く。この作業が完
了したときの画像メモリ３内のデータ配列は第３図に）
に示す通りとなり、これをビデオ図形として示したもの
が第３図（へ）である。画像の向きは当初の状態（第３
図０））から反時計廻り方向に９０’回転され、所期の
目的は達成されている。

画像レジスター１３内の各シフトレジスター１３ａ〜１
３ｈを右シフトのシフトレジスターとして機能させると
きは、同様の操作により画像の向きを反時計廻り方向に
９０°回転させることができる。また、第２図の構成に
セいては各シフトレジスター１３ａ　Ｎ１５ｈには直列
入力並列出力型のものが用いられているが、並列入力直
列出力型のものを用いてもこの回路を構成することがで
きる。また、画像データは８行８列のものに限定“され
るものではないことは勿論で、第６図はｎ行ｎ列（ｎ：
正の整数）の画像処理回路の一実施例を示している。こ
れに使用されるｎ箇のシフトレジスター１３ｍ、１３ｂ
・・・１３ｎＦｉｎビツト、デコーダ１２の出力端子０
φ、Ｏｌ・・・０ｎｉＪ：ｎ端子、データバス９はｎ回
線のものが使用される。

〔先口用のダ〃歌Ｊ以上説明した通シ、本発明の画像処理装置用画像回転装
置によれば、画像メモリ内にマ）　ＩＪクス状に配列さ
れた２連符号群として貯蔵されている画像データを、一
旦、シフトレジスター列によシ構成された画像レジスタ
ーに転送し、該画像レジスター内にマトリクス状に配列
され７’Ｃ２進符号列として配列されている画像データ
を遂次１列（又Ｉｒ１１行）づつ読み出し、これを再び
画像メモリに遂次１行（又は１列）づつ書き込み、且つ
、画像レジスターを構成する各シフトレジスターのデー
タのシフト方向を左シフト又は右シフトの何れか一方に
選択できるようにしたため、長大な制御プログラムを必
要とすることなく、また、極めて簡単且つ安価な回路構
成で画像の向きを反時計廻シ又は時計廻シ方向に９０°
回転させることが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図・・・・・・本発明の画像回転装置を組み込まれ
た画像回転回路。第２図・・・・・・本発明の一実施例
を示す説明図。第３図０）〜に）・・・・・・画像メモ
リ又は画像レジスター内部の画像データの配列を示す説
明図。第４図・・・・・・シフトレジスターの動作を説
明する図。第５図（イ）幹）・・・・・・画像レジスタ
ーへの画像データの書き込みの状態を示す説明図。第６
図・・・・・・ｎ行ｎ列の画像データについての画像回
転装置の一実施例を示す図。符号の説明１・・・中央処理装置（ＯＰＵ　）、　２・・・画像入
力装置、３・・・画像メモリ、　４・・・画像出力装置
、５・・・外部記憶装置、６・・・表示部（ＯＲＴ　）
、７・・・キーボード、８・・・画像回転回路、９・・
・データバス、９ａ〜９ｈ・・・同各回線、ｌＯ・・・
アドレスバス、１０ａ〜１０ｄ・・・同各回線、１１・
・・コントロールバス、１２・・・７’　コ−ｐ−１１
３・・・画像レジスター、１３ａＮ１３ｂ・・・同シフ
トレジスター、１４・・・ゲート回路。特許出願人　富士ゼロ、クス株式会社代理人　弁理士　松　原　伸　２同　弁理士　村　木　清　司同　弁理士　平　１）　忠　雄同　弁理士　上　島　淳　− 同　弁理士　鈴　木　均第３図第３図

Claims

【特許請求の範囲】マトリクス状に配列された２連符号によって画像を記憶
する画像メモリと、前記画像メモリの行ビット数および列ビット数より小さ
くないビット数を有するシフトレジスタを、前記行ビッ
ト数および列ビット数より小さくない個数だけ列状に配
置したシフトレジスタ列と、前記画像メモリのデータの前記シフトレジスタ列への書
き込み、前記シフトレジスタ列へ書き込まれたデータの
読み出し、および前記シフトレジスタのシフト方向をそ
れぞれ制御する制御部を備え、前記制御部が、画像の回転を指令する指令内容に応じて
定まる方向へ前記画像メモリの行あるいは列のデータを
前記シフトレジスタ内でシフトさせながら、前記シフト
レジスタ列へ書き込み、前記画像メモリのデータの前記
シフトレジスタへの書き込みが終了したとき前記指令内
容に応じて定まる順序に基いて前記シフトレジスタ列の
行あるいは列のデータを読み出すことによって前記画像
メモリの画像を時計あるいは