JPS6012674Y2 - ワ−ク位置決め装置 - Google Patents

ワ−ク位置決め装置

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JPS6012674Y2
JPS6012674Y2 JP10311880U JP10311880U JPS6012674Y2 JP S6012674 Y2 JPS6012674 Y2 JP S6012674Y2 JP 10311880 U JP10311880 U JP 10311880U JP 10311880 U JP10311880 U JP 10311880U JP S6012674 Y2 JPS6012674 Y2 JP S6012674Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
workpiece
machine table
confirmation gauge
gauge
Prior art date
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Expired
Application number
JP10311880U
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English (en)
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JPS5728847U (ja
Inventor
穂積 田中
守 中沖
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、汎用工作機や計測機等を利用してワークの加
工や計測を実施するとき、機械テーブルの溝または定盤
の溝を利用してワークと機械の平行を保証しようとする
場合のワーク位置決め装置に関するものである。
従来、ワークを機械テーブルに平行に段取りしようとす
る場合、第1図および第2図に示すような工具aを用い
、第3図に示すような方法を採用しているか、または第
5図および第6図に示すような工具すを用い、第7図に
示すような方法を採用している。
しかし、この種の工具a、bを使用してワークを機械テ
ーブルに段取りすると、次のような欠点がある。
まず第1図に、ストッパーとしての役目をさせる前記工
具aまたはbにワーク40を当接(第3図および第7図
参照)し、反対側から押付具50のボルト51で押付け
ると、2個所の工具aまたはbがアンバランスに屈曲変
形(第4図および第8図参照)シ、ワーク40と機械の
平行保証が困難となり、その結果、段取りのやり直し等
の重複作業がしばしば発生している。
第2に、機械テーブル30上の工具aまたはbとワーク
40の密接状態を確認するが、スキミゲージの折損や紛
失が多く、著しく作業性を阻害している。
第3に、ワーク40の形状や構造により長短または大小
各種の工具aまたはbが必要で、そのことが保管スペー
スの確保やその管理で煩られしさがある。
本考案は、装置本体に回転自由な円筒状の確認ゲージを
挿設し、ワークがこの確認ゲージに密接しているかどう
かは、確認ゲージを回してみるだけで判断できるように
したもので、本考案のワーク位置決め装置は、適当な幅
と長さおよび高さを有するとともに機械テーブル等の溝
に嵌合するキー構造を底部に有して該機械テーブル等に
立設可能な本体と、該本体の側面に回転自在に設けられ
かつ同本体と反対側にワークを当接させるための基準立
面を有する確認ゲージとからなることを特徴とするもの
である。
以下、本考案の実施態様について、第9図ないし第15
図を参照しながら説明する。
第9図ないし第12図は本考案の第1実施例を示し、第
13図ないし第15図は本考案の第2実施例を示したも
のである。
第1実施例について、 第9図わよび第10図に示すごとく、本体1に確認ゲー
ジ2の支軸3を軸支する穴4,5.6を穿設する。
本体1の底部には機械テーブルまたは段取り定盤の溝に
嵌挿できるように適当な幅Wを有するキー構造にし、か
つ、本体1の面7と8は平行に、面7と9は直角に形成
されている。
また確認ゲージ2には支軸3を嵌入する穴10を穿設し
、支軸3を密嵌させて軸支する。
確認ゲージ2の外面11には滑り止め用にローレット加
工をしておくことが望ましい。
このようにして、支軸3と一体化された確認ゲージ2を
、本体1の穴4゜5.6の位置、つまり、ワークの形状
または構造に対応した位置に挿入することにより、本体
1の面7と確認ゲージ2の面12が密接し、確認ゲージ
2は自由に回転できる構造となっている。
なお上記構成において、本体1の底部にある幅Wのキー
は本体1と別物で、また支軸3と確認ゲージ2は一体物
として各々形成されてもよく、さらに本体の穴4.5.
6は必要に応じてその数を増減してもよい。
第9図および第10図に示すように構成されたワーク位
置決め装置を使用して実際に機械テーブル上へワークを
セットする場合は、第11図または後述する第15図に
示すごとく、前記本体1の幅Wを有するキ一部を機械テ
ーブル30の溝31またはワーク段取り定盤60の溝6
1へ各々嵌挿されて本体1を立設する。
ワーク40は支軸3により本体1の挿設されている確認
ゲージ2に当接させて機械テーブルまたはワーク段取り
定盤60上へ置く。
その後、ワーク40の反対側に押付具50を準備し、ボ
ルト51でワーク40を確認ゲージ2の基準立面13ヘ
ワーク40の端面41が密接するように押付けをする。
この確認ゲージ2の基準立面13ヘワーク40の端面4
1が確実に密接しているかどうかの確認は、確認ゲージ
2を手で軽く回し°Cみるだけで容易に判断をすること
ができ、確認ゲージ2が回らなければ密接していること
になり、そのことでワーク40と機械の平行が保証され
ていることになる。
なおこのワーク位置決め装置は第12図に示すように、
通常、機械テーブル30上のワーク40に対し、2個使
用して機械とワーク40の平行を保証する。
またワーク40の形状や構造により確認ゲージ2の位置
を変える必要がある場合は、本体1の穴4または5およ
び6の最適な位置をワーク40に合わせて選べばよい。
第2実施例ついて、 第13図ないし第14図に示すごとく、本体20に確認
ゲージ2の支軸3を軸支する穴21を穿設する。
本体20の底部は機械テーブルまたは段取り定盤の溝に
嵌挿できるように適当な幅W1を有するキー22をイン
ロ一式にボルト23で本体20に嵌着する。
確認ゲージ2と支軸3は前記第1実施例と同様に形成さ
れており、本体20の穴21に挿入することにより、本
体20の面24の確認ゲージ2の面12が密接し、確認
ゲージ2は自由に回転できる構造となっている。
また本体20の両端2個所に機械テーブルまたは段取り
定盤と本体20を拘止するためのボルト25を挿入する
穴27を穿設し、座金26および底ナツト28を介して
本体20が機械テーブルまたは段取り定盤の溝を利用し
て拘止される。
このとき、本体20の底面29と面24は直角に形成さ
れている。
なお上記の構成において、本体20の底部にある幅W1
のキー22は本体20と一体物でもよく、また本体20
の穴21は必要に応じてその数を変更してもよい。
第13図および第14図に示すように構成されたワーク
位置決め装置は、基本特性は前記第1実施例とほぼ同じ
であるので、その使い方も類似しているため、第1実施
例との相違点のみを説明する。
まず、第15図に示すごとく、機械テーブル30の溝3
1を利用して本体20に嵌着されているキー22を嵌挿
し、本体20を座金26と底ナツト28を介してボルト
25で機械テーブル30に立設状態で拘止する。
ワーク段取り定盤60は確認ゲージ2に当接させながら
機械テーブル30上ヘセツトされ、反対側から押付具5
0およびボルト51により取付けられ、ワーク段取り定
盤60の端面62が確認ゲージ2の基準立面13へ密接
せしめる。
ここで、確認ゲージ2の基準立面13ヘワーク段取り定
盤60の端面62が密接しているかどうかの確認方法は
前記第1実施例と全く同じである。
なおこの第2実施例は前記第1実施例と異なり、機械テ
ーブル30にボルト25で拘止できるよになっているの
は、第1実施例の使用法より更に重量物を当接させたり
するような場合を想定したものであるが、いずれの実施
例をどのように使用しても、その基本的な特性は変わら
ない。
また第12図に示すように、ワーク本体40にこの位置
決め装置を原則として2個使用することも、第1実施例
と全く同様である。
上述のように、本考案によれば、ワーク位置決め装置に
ワークを当接し、後に、ワークを反対側からジヤツキそ
の他で押付けても、装置そのものが屈曲変形することな
く、ワークと機械の平行が確実に保証できるようになり
、ワーク平行の再確認および段取りのやり直し等の重複
作業が不要となり、かつ、ストッパーとワークの密接状
態の確認は装置に挿設された確認ゲージを手で軽く回し
てみるだけで容易に確認することができ、従来のような
スキミゲージの必要が全くないので、それに付随するス
キミーゲージの折損や紛失もなくなり、作業性が大幅に
改善されるのみならず、従来のような多種多様のストッ
パーを準備する必要もなくなり、したがって、ストッパ
ーの保管やその管理などの煩わしさが一挙に解消される
など、本考案の奏する効果は、きわめて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワークストッパーとして使用されてきた
工具の正面図、第2図はその断面側面図、第3図はその
使用状態の一部切欠側面図、第4図は第3図の使用状態
で工具が傾動状態にある説明図、第5図は従来のワーク
ストッパーとして使用されてきたもう1つの工具の正面
図、第6図はその断面側面図、第7図はその使用状態の
一部切欠側面図、第8図は第7図の使用状態で工具が傾
斜状態にある説明図、第9図は本考案の第1実施例の正
面図、第10図は同じく一部切欠側面図、第11図は同
じく使用状態の側面説明図、第12図は同じく使用状態
の平面説明図、第13図は本考案の第2実施例の平面図
、第14図は同じく一部切欠側面図、第15図は同じく
使用状態の側面説明図、である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・確認ゲージ、3・
・曲支軸、4、5.6・・・・・・穴、13・・旧基準
立面、20・・・・・・本体、30・・・・・・機械テ
ーブル、4o・曲・ワーク、50・・・・・・押付具、
60・・・・・・定盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適当な幅と長さおよび高さを有するとともに機械テーブ
    ル等の溝に嵌合するキー構造を底部に有して該機械テー
    ブル等に立設可能な本体と、該本体の側面に回転自在に
    設けられかつ同本体と反対側にワークを当接させるため
    の基準立面を有する確認ゲージとからなることを特徴と
    するワーク位置決め装置。
JP10311880U 1980-07-21 1980-07-21 ワ−ク位置決め装置 Expired JPS6012674Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10311880U JPS6012674Y2 (ja) 1980-07-21 1980-07-21 ワ−ク位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10311880U JPS6012674Y2 (ja) 1980-07-21 1980-07-21 ワ−ク位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5728847U JPS5728847U (ja) 1982-02-15
JPS6012674Y2 true JPS6012674Y2 (ja) 1985-04-24

Family

ID=29464513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10311880U Expired JPS6012674Y2 (ja) 1980-07-21 1980-07-21 ワ−ク位置決め装置

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JP (1) JPS6012674Y2 (ja)

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JPS5728847U (ja) 1982-02-15

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