JPS60125978A

JPS60125978A - ヘッド調整装置

Info

Publication number: JPS60125978A
Application number: JP23471983A
Authority: JP
Inventors: Makoto Kuwamoto; 誠桑本; Shoji Oba; 荘司大庭; Koichiro Nakagawa; 康一郎中川
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-12-12
Filing date: 1983-12-12
Publication date: 1985-07-05
Anticipated expiration: 2009-09-07
Also published as: JPH0670869B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、可撓性磁気ディスクと情報の授受を行なう機
器の調整装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点近年、コンピュータの用途は急速に拡大し、それに伴な
って、外部記憶装置として、磁気ディスク装置の位置づ
けは非常に重要なものとなってきた。特に、パーソナル
コンピュータ等の機器の扱う情報量はますます拡大して
いる。それに伴なった外部記憶装置としての磁気ディス
ク装置の大容量化により、その高精度化が要求され、組
立てに際して、高精度の調整を必要とするものが増加し
ている。

従来の上ヘッドの調整法について、第１図を用いて説明
する。（２）はスピンドルモータ（４）によって回転せ
しめられる位置調整用の磁気ディスクで、位置調整用の
信号（６）が記録されている。（８）は下ヘッドで、磁
気ディスク（２）の第１の面と情報の授受を行なう。０
０は上ｌ＼ラッド、磁気ディスク（２）の第２の面と情
報の授受を行なう。下ヘッド（８）のリードライトギャ
ップ、アジマス、ヘッド高さ等は調整済であり、上ヘッ
ドＱ０に関しては未調整であるものとする。四は往復体
で、ガイド部材（１４）　頭上を磁気ディスク（２）の
半径方向に往復する。α葎はヘッド支持体で、上ヘッド
θＱを所定の位置に保持している。（４）は弾性板部材
で、ヘッド支持体（ト）が磁気ディスク（２）の記録面
に対して垂直な方向のみに動き得る様＋ｒ支持している
。（２）はバネ部材でヘッド支持体（ト）に取り付けら
れた上ヘッドαＱを磁気ディスク（２）の第２の面に押
圧している。弾性板部材（ホ）は止め穴（ハ）（ハ）を
有し、ネジ（ハ）（至）により往復体＠に固定されてい
る。

かかる装置において、上ヘッドＯＱの位置調整を行なう
にあたっては、上ヘッド（１０で位置調整用の信号（６
）を再生させて行なう。この場合、ネジ＠（７）を、弾
性板部材−が磁気ディスク（２）の面と平行な方向に動
く程度にゆるめておき、手でヘッド支持体α８）を矢印
Ａ、Ｂ、ψの方向に動かすことにより行ない、位置調整
後に、ネジに）叫をしめつけることによってヘッド支持
体α匂を往復体（２）に固定する。

このような従来の方法では、矢印Ａ、Ｂ、ψの平面のす
べての方向に自由であるため、人間の手によって動かす
場合は非常に調整が困難であった。

また、調整中に上ヘッドＯＱの抑圧が変化しやすいため
、信号の出力レベルが一定でないという欠点があった。

従って、上ヘッドの位置調整には非常に長い時間が必要
であった。

発明の目的本発明の目的は、上ヘッドの位置調整中にヘッドの押圧
の変化を減少させ、しかも高精度の調整を短時間に行な
うことのできる調整装置を提供するものである。

発明の構成上記目的を達成するために、本発明は、可撓性磁気ディ
スクと情報の授受を行なう機器の調整装置において、上
ヘッドのリードライトギャップの中心付近に前記可撓性
磁気ディスクの表面に垂直な方向の回転軸をもつ回転部
材と、前記回転部材を前記回転軸を中心にして回転可能
に支持する支持体と、前記回転部材の一端に固定され、
前記上ヘッドの支持手段と係合する係合部材と、前記回
転部材を回転軸を介して微動に回転させる微動装置と、
゛前記支持体を前記可撓性磁気ディスクの半径方向及び
接線方向に対して微動させる装置とを有する構成にした
ものであり、これにより、上へラドの調整の精度が向上
し、調整に要する時間を大巾に短縮できるものである。

実施例の説明以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第
２図（ａ）　（ｂ）は本発明の一実施例の平面図と正面
図である。（２）〜（イ）は第１図と同じものであるの
で、説明を省略する。

０→は調整用凸部で、弾性板部材（イ）と一体となって
いる。（ロ）は回転部材で、基端部を係合部材（至）を
介して調整用凸部ｃ３［Ｆ］に係合され、先端部に回転
軸（ト）が固定されている。係合部材（至）による係合
機構については後述する。前記回転軸に）はその回転中
心（至）を上ヘッドＯＱのリードライトギャップ（図示
せず）の中心付近に有している。００は支持部材で、回
転軸（ト）を回転自在に支持して垂直微動装置０傍に取
り付けられており、該垂直微動装置（埒は水平微動台（
ト）に固定され、微動ネジ輪Ｇ２を用いて矢印Ａ。

Ｂの方向に微動される。また、支持部材■は垂直微動装
置０（）の垂直微動ネジ０ηにより垂直方向に微動され
る。（６）は調整部材で、先端部を回転軸（ハ）の一端
に固定されており、支持部材Ｇ４ｔＪに取り付けられた
微動装置（財）によって前記回転軸ＣｌＩＣを中心に微
動に回転される。前記ヘッド支持体（至）はその調整用
凸部（イ）が係合部材（ト）により回転部材■と係合し
ていることにより、回転部材（ロ）と一体となって移動
する。

＠８図は係合部材０）と調整用凸部り３丁）の係合桟構
を示す詳細図である。係合部材（ト）は回転部材ｃ随の
一側縁に回転部材長さ方向の支点用ピンＧＫ＋により軸
支され、回転部材（財）の他側縁には係合部利（ト）に
対向して係合用凸部（ハ）が突設されている。また、係
合部材（ハ）は、支点用ビン（ト）の中心軸とは少しは
ずれた所にしめつけネジ（９）を有している。そこで、
調整用凸部に）を係合部材（７）と係合用凸部（ハ）に
より挾み、前記しめつけネジ（ロ）をしめつけて係合部
材（至）を回動させることにより、調整用凸部（２）を
係合部材に）と係合用凸部（２）の間で固定できる。な
お、係合部材Ｑ９と係合用凸部に）の間に調整用凸部６
）を位置させるようにするには、垂直微動装置＠りを水
平微動台（財）を用いて回転部材［有］を移動させるこ
とによって可能である。

この、２整装置において、上ヘッドα９の位置を調整す
る場合には、往復体＠とともにヘッド支持体Ｑ榎を位置
調整用信号（６）を記録したトラックの付近まで移動さ
せ、位置調整用信号（６）を再生することにより行なう
。

第４図にこの調整装置を用いる場合の上ヘッドθ０のリ
ードライトギャップ輪の状態を示す。０→は位Ｋ　ＨＸ
ｊ　整用化号（６）を記録したトラックの中心線であり
、（財）はギヤツブ中心梼の半径方向の理想的な位置を
示す半径線である。回転軸（ハ）の回転中心０！）はリ
ードライトギャップ輪のギャップ中心（へ）から矢印Ａ
の方向にＸ、矢印Ｂの方向にｙだけ離れた位置にある。

また、調整前の初期アジマスをθとする。このとき、未
調整のギャップ中心（４）が調整後中心（７）から矢印
Ａの方向にＣ２矢印Ｂの方向にＤだけズしていたとする
。

次に、位置調整用信号（６）について説明する。位置調
整用信号（６）を上ヘッドθＱが完全にオントラックし
た状態で再生すると、第６図のようになる。

第６図において、ｆｆＯはインデックスバースト信号で
、上ヘッド０りの位置が調整用の磁気ディスク（２）の
周方向にズレると０の長さが変化する。１７２はアジマ
ス調整用のアジマスバースト信号で、リードライトギャ
ップ−のアジマスが適正でない場合、第７図のように、
各々の出力レベルが同一でなくなる。（７４）　（７０
はオフトラック調整信号で、リードライトギャップ■の
位置がディスクの半径方向にズレると、第７図のように
、（７４）　（７ｅ９の出力レベルがＥだけ変化し、双
方の山の高さが等しくなくなる。

位置調整用信号（６）には、以上の信号が記録されてお
り、この信号の記録されたディスクをアライメントディ
スクという。一般に、最初は位置調整用信号（６）を再
生した時点では、第７図に示すような出力波形を示し、
以後の調整はこの波形を見ながら行なう。

次に、上ヘッド０１の位置調整の順序の一例を説明する
。微動ネジ（ト）Ｇ陣を用いてリードライトギャップ輪
のギャップ中心−を矢印Ａ、Ｈの方向にＣ２Ｄだけ移動
させ、ギャップ中心−を理想的中心位置−に重なるよう
にする。このとき、矢印Ａの方向に移動する場合はオフ
トラック調整信号、９４　ｆｆ［３の山の高さが等しく
なるように、また矢印Ｂの方向に移動する場合はインデ
ックスバースト信号（７０の位置が適正な位置になるよ
うにする。以上の調整を終ったものが第５図である。上
ヘッド（ＬＯのアジマスについては、微動ネジ■によっ
て調整する。

この時、位置調整用信号（６）に記録されたアジマスバ
ースト信号に）の４つの出力レベルが同一になる様に調
整する。微動ネジ■を動かすことによって、上ヘッドＯ
Ｑは回転中心（ト）を中心として回転する。

このとき上ヘッド０１は回転中心（ト）を中心として回
転するため、ギャップ中心−と回転中心（ト）の位置の
偏差ｘ、ｙが大きいと、矢印Ａ、Ｂの方向へギヤツブ中
心曽がズレることになる。しかし例えばｘ−ｙ二１問、
初期アジマス角θ＝１°の場合、上記の一連の作業を２
サイクル行なうことによって最終的オフトラック量は±
１μｍ１アジマスは±１′の範囲に入れることができる
。上ヘッドθＱのリードライトギャップ輪が所定の精度
で調整された時、弾性板部材翰を往復部材（６）に固定
する。

上記の様に本実施例は、係合部材（ト）で調整用凸部（
至）を係合してヘッド支持体０約を移動させるので、上
ヘッドＯＱの押圧を変化させることがなく、調整時の出
力信号の変動が小さい。また、回転軸弼の回転中心に）
を上ヘッド００のリードライトギャップ…のギヤツブ中
心ｕ付近においたことにより、アジマス調整の機構が簡
単になり、高精度の調整が可能になった。

発明の効果以上の説明から明らかな様に、本発明は、上ヘッドのリ
ードライトギャップの中心付近に前記可撓性磁気ディス
クの表面に垂直な方向の回転軸をもつ回転部材と、前記
回転部材を前記回転軸を中心にして回転可能に支持する
支持体と、前記回転部材の一端に固定され、前記上ヘッ
ドの支持手段と係合する係合部材と、前記回転部材を回
転軸を介して微動に回転させる微動装置と、前記支持体
を前記可撓性磁気ディスクの半径方向及び接線方向に対
して微動させる装置とを有するので、調整中の上ヘッド
の抑圧が変化せず、従って出力信号が変化しにくいため
調整が容易であり、また、従来のように長時間を要する
ことなく、短時間のうちに高精度の位置調整を行なうこ
とができるという非常に優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の斜視図、第２図（ａ）　（ｂ）は本発
明の一実施例を示す平面図および正面図、第８図は係合
部材と調整用凸部の係合機構の詳細図、第４図は上ヘツ
ド調整法の説明図、第５図は上ヘツド調整途中の説明図
、第６図はオントラック時の位置調整用信号の出力波形
図、第７図は調整前の位置調整用信号の出力波形図であ
る。（２）・・磁気ディスク、（６）・・・位置調整用信号
、（８）・・・下ヘッド、　Ｑｔ）・・・上ヘッド、（
２）・・往復体、０→αＱ・・・ガイド部材、Ｑ８）・
・ヘッド支持体、（イ）・・・弾性板部材。（イ）・・・バネ部材、（ハ）（ハ）・・・収め穴、＠
（７）・・・ネジ、（イ）・・・調整用凸部、（ト）・
・支点用ピン、ｃ３４・・・回転部材、（至）・・・係
合用凸部、０１・・・係合部材、＠・・・しめつけネジ
。（至）・・・回転軸、（へ）・・・支持部材、（６）・
・・調整部材、０□□□・・・引張りバネ、θ搬・・・
微動装置、卿・・・垂直微動装置。（財）・・・水平微動台１輪・・・リードライトギャッ
プ、Ｑ。・・・インディックスパースト信号、　１７２・・・ア
ジマスバースト信号、（ｊＮＱ・・・オフトラック調整
信号代理人　森本義弘第２図第８図第４図第５図手続補正書動幻１．事件の表示ヘッド調整装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人６称　（５８２Ｊ伝１−ｆに器産業株式会社昭和　５９
年　３　月　２７　Ｂ８、補正の内容＆ｆ　ＣＩＶＶＩ−１−＋　１・７’Ｎ　＋！ｒｆ　７
１ｍ１４　ｋｌｌｌｍｒａ）；ｉＪｆ　ｈ　ｌ’１ｃ−
ｊ−ム第１７図

Claims

【特許請求の範囲】

１、　上ヘッドのリードライトギャップの中心付近に前
記可撓性磁気ディースフの表面に垂直な方向の回転軸を
もつ回転部材と、前記回転部材を前記回転軸を中心にし
て回転可能に支持する支持体と、前記回転部材の一端に
固定され、前記上ヘッドの支持手段と係合する保合部材
と、前記回転部材を回転軸を介して微動に回転させる微
動装置と、前記支持体を前記可撓性磁気ディスクの半径
方向及び接線方向に対して微動させる装置とを有するヘ
ッド調整装置。