JPH0291846A

JPH0291846A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH0291846A
Application number: JP63243011A
Authority: JP
Inventors: Toru Tanaka; 徹田中
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-09-28
Filing date: 1988-09-28
Publication date: 1990-03-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ディジタルオーディオチーブレコーダや、ビ
デオテープレコーダ等、テープを傾斜したシリンダーに
、螺旋状に巻き付け、テープの長手方向に対し、傾いた
トラック上に情報を記録し、またはこのように記録され
た情報を再生する、いわゆるヘリカルスキャン方式の磁
気記録再生装置に関するものである。

従来の技術一般に、ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置では
、シリンダーが傾斜して配置され、そのシリンダーの外
周部にテープの下端を規制するためのリードが形成され
ている。ここで、リードはシリンダーの円周方向に対し
て傾いた方向に形成されているので、テープがシリンダ
ーに対して斜めの方向に走行する。そこで、テープにた
るみが発生することになるが、そのたるみを補正ために
、シリンダーに近接した左右位置に傾斜ポストが配置さ
れている。

以下、図面を参照しながら、上述した従来の磁気記録再
生装置の一例について説明する。

第４０（久）と第４図（シ）は従来の磁気記録再生装置
の平面図を示すものである。第４　図（ＣＩ。

ンと第４図Ｃｂ）において、１，４は移動ポスト、２．
３は傾斜ポスト、５．θは移動台であり、移動ポスト１
は、移動台５に垂直に圧入されており、傾斜ポスト２は
移動台５に斜めに圧入されている。

同様に移動ポスト４と傾斜ポスト３はそれぞれ移動台６
に垂直及び斜めに圧入されている。また、７．８はスト
ッパー　９はメカシャーシ、１０はシリンダーであり、
ストッパー７．８及び、シリンダー１０は、それぞれメ
カシャーシ９に固定されている。シリンダー１０は下部
の固定シリンダーと、その上部に回転可能に支持された
回転シリンダーより成り、磁気ヘッドは回転シリンダー
に取り付けられている（図示せず）。２５はテープを収
納したカセット、２５ａはカセットリッド、２６はテー
プ、２７はキャプスタン、２８はキャプスタン軸、２９
はピンチローラでありテープ２６は、キャプスタン軸２
８とピンチローラ２９により駆動される。

以上のように構成された磁気記録再生装置において、以
下その動作を説明する。まず、テープ２θを収納したカ
セット２５が、メカシャーシ９に装着される時には、移
動台５，６は第４図（久）のように、カセットリッド２
５ａ内にある。テープローディングに際しては、移動台
５，６はそれぞれメカシャーシに設けられた案内手段に
案内されて矢印Ａ、　　Ａ′の方向へ移動を開始し、し
たがってテープ２６は移動ポスト１，４、傾斜ポスト２
．３によってカセットリッド２５ａ内より引き出される
。そして、第４６Ｃｂ）のように、移動台５．θは、ス
トッパー７．８により規制される位置まで移動する。こ
こで、移動台５，６に圧入された傾斜ポスト２，３は、
テープ２６のたるみを取り除くようテープ２８の走行を
規制する目的で設けられたものであるが、そのためには
、傾斜ボス）２．３を所定の位置、所定の傾斜角度、所
定の傾斜方向に保持する必要があり、もし、傾斜ポスト
２．３の位置、傾斜角度、傾斜方向に誤差が生じると、
テープ２６に、たるみが生じる。しかし、傾斜ポスト２
，３の保持精度はストッパー７．８、移動台５，６、傾
斜ポスト２，３の加工精度だけでは得ることができない
ので、通常、移動台５．θ上に傾斜ポスト２，３を調整
するための調整手段を設け、傾斜ポスト２，３の位置、
傾斜角度、傾斜方向を調整するようにしている。　（以
上、例えば、トリケップスブルーペーパーズＮｏ、３２
　　ＶＴＲテープ走行系の設計と評価）発明が解決しよ
うとする課題しかしながら、上記のような構成では、傾斜ポストの取
付位置、傾斜角度、傾斜方向を調整するために、移動台
上に傾斜ポストの調整手段を設ける必要があるが、移動
台の上には傾斜ポストだけでなく移動ポストも取り付け
られており、移動ポストもまた保持精度が要求されるの
で調整手段が必要であり、つまり、同一の移動台上に傾
斜ポストと移動ポストの２本のポストと、さらにそれぞ
れを調整するための調整手段を設ける必要があることに
なり、移動台の大きさが限られている場合、それらを共
に移動台の上に設けること、また、それらを調整するこ
とは困難であるという課題を有していた。

また、上記のよう′な構成では、精度が必要である傾斜
ポストが移動台と共にテープローディングのたびに移動
するので、組立時に、移動台がストッパーに規制される
位置、姿勢を調整しても、繰り返しテープローディング
が行われた後には、その状態が変化し、傾斜ポストの精
度が悪くなるという課題を何していた。

本発明は、上記課題に鑑み、傾斜ポストの位置、傾斜角
度、傾斜方向を容易に調整できるようにし、なおかつ、
テープローディングの繰り返しによる影響を受けない磁
気記録再生装置を提供するものである。

課題を解決するための手段上記課題を解決するために、本発明の磁気記録再生装置
は、回転シリンダーと固定シリンダーとからなるシリン
ダーと、テープカセットからテープを引き出して上記シ
リンダーにテープを巻き付ける移動ポストと、上記移動
ポストがテープを弓き出し上記シリンダーにテープを巻
き付けた時。

上記シリンダーと上記移動ポストの間でテープの記録面
側に固定配置されてテープのたるみを補正する固定傾斜
部材と、上記固定傾斜部材を保持しつつ、上記固定傾斜
部材の傾斜角度、傾斜方向。

取付位置の少なくとも一つを調整するための調整手段を
有している。

作用本発明は、上記した構成によって、傾斜ポストを移動ポ
ストとは別の訳整手段で保持し、かつ調整するようにし
たので、容易に傾斜ポストの傾斜角度、傾斜方向、取付
位置を調整することができる。また、傾斜部材は、−度
調整、固定された後には移動しないので、ローディング
の繰り返しによる影響を受けない。

実施例以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置について、
図面を参照しながら説明する。

第１邑（α）、第１ＥＩ（ｂ）は本発明の磁気記録再生
装置の一実施例の平面図を示すものであり、第２図は、
第１図（θ）及び第１１（ｂ）のシリンダ一部の斜視図
を示し、第３図は第２図におけるシリンダーよりもテー
プ供給側の固定傾斜部材及び調整手段の断面図を示すも
のである。

第１図（久）、第１図（ｂ）、第２図及び第３図におい
て、１１は回転シリンダー　１２は固定シリンダーであ
り、回転シリンダー１１は、磁気ヘッド１５を宵してい
る。１３．１４は移動ポスト、１８．１７は移動台、１
８．１９はストッパー　２０はメカシャーシで、移動ポ
スト１３，１４は、それぞれ移動台１６．１７に垂直に
圧入されており、ストッパー１８１１θは、メカシャー
シ２０に固定されている。２７はキャプスタン、２８は
キャプスタン軸、２９はピンチローラである。３０．３
１は固定傾斜ポスト、３２．３３は調整台であり、調整
台３２．３３は固定傾斜ボス）３０．３１を保持しつつ
、その傾斜角度、傾斜方向、取付位置を調整することが
できるようになされている。

以上のように構成された磁気記録再生装置について、以
下、第１図（Ｑ）、第１図（ｂ）１を用いて、その動作
を説明する。

まず第１図（ｃＡ、）において、テープ２６を収納した
カセット２５が装着される時には、移動台１６．１７は
カセットリッド２５ａ内にある。テープローディングに
際しては、移動台１６．１７はメカシャーシに設けられ
た案内手段に案内されてそれぞれ矢印Ｂ、Ｂ’の方向へ
移動を開始し、したがってテープ２６は移動ポスト１３
．１４によってカセットリッド２５ａ内より引き出され
る。

そして、テープ２６が、シリンダーに所定の角度巻き付
いた時、ストッパー１８．１９により規制される位置で
、移動台１８．１７は移動を停止する。この時、テープ
２６は、調整台３２．３３に取り付けられた固定傾斜ボ
ス）３０．３１に記録面側で接する。ここで、固定傾斜
ボス）３０．３１は調整台３２．３３に取り付けられて
おり、かつ調整台３２．３３によって位置、傾斜角度、
傾斜方向を調整できる。

次に第２図、第３図を用いて、その調整方法について述
べる。

第２図、第３図において３４．３５は固定ネジであり、
それぞれ調整台３２．３３をシャーシ２０に固定するも
のである。３６．３７は角度調整ネジであり、調整台３
２．３３に設けられたネジ穴を通して固定傾斜ポスト３
０．３１を押さえている。３８．３９は長穴であり、そ
れぞれ調整台３２．３３の一部に設けられている。

ここで、まず固定傾斜ポスト３０．３１の傾斜方向を調
整するには、調整台３２．３３を固定傾斜ポスト３０．
３１を中心に回転させればよい。

そのためには、例えば調整台３２．３３の下部に円筒状
の突起部４０を設け、同時にシャーシ側にその突起部４
０に係合する穴部４１を設けてその突起部４０を回転中
心にして調整台３２．３３を回転させればよい。その場
合、その回転に応じて固定ネジ３４．３５と調整台３２
．３３の位置関係が変化するが、長大３８．３９の範囲
であれば調整台３２．３３は自由に動き得るので調整可
能である。また、特に固定傾斜ボス１−３０．３１の位
置を変えずに傾斜方向のみを調整する場合には、固定傾
斜ポスト３０．３１がテープ２８の中心と接する箇所に
おいての固定傾斜ポスト３０．３１の軸心の真下近傍に
、突起部４０を設けてこの突起部４０を回転中心にして
調整台３２．３３を回転させればよい。

次に固定傾斜ボス）３０．３１の傾斜角度を調整するに
は、角度調整ネジ３６．３７を回転させればよい。この
場合は、角度調整ネジ３６．３７の回転に応じて、固定
傾斜ボス）３０．３１を押さえる力が変化するので、固
定傾斜ポスト３０゜３１の弾性変型の範囲内であれば、
自由に調整可能である。

次に固定傾斜ボス）３０．３１の位置を調整するには、
シャーシ側の穴部４１の形状を長穴形状にし、この穴部
４１に沿って調整台３２．３３をスライドさせ、調整台
３２．３３の取付位置を変化させればよい。この場合は
、この穴部４１の範囲であれば調整台３２．３３は自由
に動き得るので、自由に調整可能である。

発明の効果以上のように、本発明は、回転シリンダーと固定シリン
ダーとからなるシリンダーと、テープカセットからテー
プを引き出してシリンダーにテープを巻き付ける移動ポ
ストと、移動ポストがテープを引き出しシリンダーにテ
ープを巻き付けた時、シリンダーと移動ポストの間でテ
ープの記録面側に固定配置されてテープのたるみを補正
する固定傾斜部材と、固定傾斜部材を保持しつつ、固定
傾斜部材の傾斜角度、傾斜方向、取付位置の少なくとも
一つを調整するための調整手段を有することによって、
固定傾斜部材を容易に調整することができる。また、固
定傾斜部材は一度調整、固定を行えば、テープローディ
ングの繰り返しによる影響を受けないので、半永久的に
その精度が悪化することはなく、より高精度な磁気記録
再生装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１０（Ｑ）、第１凹（シ）は本発明の一実施例におけ
る磁気記録再生装置の平面図、第２図は本発明における
シリンダ一部の斜視図、第３図は第２図の固定傾斜部材
及び調整手段の断面図、第４９（Ｑ）、第４Ｖ（ｂ）は
従来の磁気記録再生装置の平面図である。１１・・・回転シリンダー、１２・・・固定シリンダー
１３．１４・・・移動ポスト、　　１８．１９・・・ス
トッパー、　　２５・・・カセット、　　２６・・・テ
ープ、３０．３１・・・固定傾斜ポスト、　　３２．３
３・・・調整台、　　３４．３５・・・固定ネジ、　　
　３θ、３７・・・角度調整ネジ、　　３８．３９・・
・長穴、　　４０・・・突起部、　　４１・・・穴部。代理人の氏名　弁理士　粟野　重孝　ほか１名１１−・
　　印　　庫Ｅ　上　シ　　リ　　・ソ　　タ　　−ｊ
２−・−Ｉ！ｌＩ定下シリソ９− １３．１４・・・ＩＰｌ勧ポスト７４．１７・・・捗勧台ｒａ、ｎ・・−ストリノ守− ２０−・−メカシャーシ３０３１−・・圓定傾軒ポストｌｆ−・ロー上シリ′Ｊター１２−・−固定下シリンジー１３．７４−捗勅ボスト／６．／７　　・−吟　動　台１８．１９　　・−ス　　ト　　ッ　　パ　−υ・−・
メカシマ−シみ３１−、−　［！ｌ定傾斜プスト（ｂ）ｎ　−・− ３０・− ３２・３＆メ　　ガ　　ｖ−ｐ　　　−シテープｍｆ！：ｎ針ポスト０１４１台固定ネジ角層Ｉｌｌ整ネジ長　欠回転中入第２　図第４図１ｌ−１ｉ１転上νリンタ＋２−［賃下シリンク１３．１４−　％訪ボスト；５−・ａ気ヘッドｕ、ｎ　　締勧自３０．３１−１　！　４　Ｍボストｎ３３°・−調整台８４．３ｇ−［宝　ネ　９３６．３″Ｉ−・−角度調をネジ３８、ｎ　　・−長　　　穴１．４−− ２３−・５４６　・− ７，８・・− ９−・・１０　−・・２ｇ　　−−・ど５ａ−・・ど７８−・蜂訪はスト１１Ｎ＋ボスト抄勧台ズ　　ト　　シ　　パ　− メプゴミノで−ミノシリン９− 刀で・ソト力ｔ’−ソトリッドテープキャプスタン千〒ブスタフ軸

Claims

【特許請求の範囲】

　テープの長手方向に対し、傾いたトラック上に信号を
記録、またはこのように記録された信号を再生する磁気
記録再生装置であって、回転シリンダーと固定シリンダ
ーとからなるシリンダーと、テープカセットからテープ
を引き出して前記シリンダーにテープを巻き付ける移動
ポストと、前記移動ポストがテープを引き出し前記シリ
ンダーにテープを巻き付けた時、前記シリンダーと前記
移動ポストの間でテープの記録面側に固定配置されてテ
ープのたるみを補正する固定傾斜部材と、前記固定傾斜
部材を保持しつつ前記固定傾斜部材の傾斜角度、傾斜方
向、取付位置の少なくとも一つを調整するための調整手
段を有することを特徴とする磁気記録再生装置。