JPH09293295A - テープ駆動装置 - Google Patents
テープ駆動装置Info
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- JPH09293295A JPH09293295A JP10236296A JP10236296A JPH09293295A JP H09293295 A JPH09293295 A JP H09293295A JP 10236296 A JP10236296 A JP 10236296A JP 10236296 A JP10236296 A JP 10236296A JP H09293295 A JPH09293295 A JP H09293295A
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- capstan
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Abstract
の隙間を精度良く管理する必要があり、製造面において
好ましくなかった。 【解決手段】 支持軸4を受ける軸受部3aと、この軸
受部3aとともに樹脂材料により母体部3bが一体的に
形成されている。また母体部3bの外側に固着された磁
気テープ8を移送する外周部2は弾性材料により形成さ
れている。さらに母体部3bの軸受部以外の内側に設け
られたピンチローラーの倒れ規制部21を備えている。
また支持軸4の外周と倒れ規制部21の内周との間に所
定の倒れ角を確保する隙間を設けている。
Description
て記録再生を行うビデオテープレコーダー等に使用して
有効なテープ駆動装置に関するものである。
ダーは小型軽量化や低価格化の要求が強く、そのためテ
ープ駆動装置の構成の改良が重要な要因になっている。
する。図32は、従来のテープ駆動装置を利用したカメ
ラ一体型ビデオテープレコーダーのメカニズム部の構成
を示す平面図である。図32において、1は回転駆動さ
れるキャプスタン、8は記録再生に用いられる磁気テー
プ、11は規制ポスト、12はその先端にピンチローラ
を有し回動自在なピンチアーム、13はピンチアーム支
柱、14は音声信号及びコントロール信号を記録再生す
るオーディオコントロールヘッド(以下、ACヘッドと
記す)、15は複数の磁気ヘッドを備え回転自在なシリ
ンダ、16及び17は磁気テープ8を案内するガイドロ
ーラー、18はキャプスタン1との共同作用により磁気
テープ8を移送するピンチローラーである。
等に使用されているテープ駆動装置の主要部の断面を示
したものである。図20において、1は回転駆動される
キャプスタン、2は弾性体部材により形成されたピンチ
ローラー外周部、4はピンチローラーの支持軸、12は
支持軸4が植立されたピンチアーム、9は外周部2を内
側から支持する中間部材、6aはボールベアリングのボ
ール、6bはボールベアリングの内外輪、7はボールベ
アリングの内外輪6bの抜け止め用のスリーブであり中
間部材9に圧入されている。また、8は記録再生に用い
られる磁気テープである。
装置について、以下その動作を説明する。
タン1と、磁気テープ8を介してキャプスタン1に圧接
されるピンチローラー18の外周部2とにより、所定の
速度で移送される。また、磁気テープ8が安定して走行
するためには、外周部2がキャプスタン1に均一に圧接
されなければならないが、製造上キャプスタン1に対し
て支持軸4を完全に平行にすることは困難である。
プスタン1に対する圧接方向では、図21および図22
のようにボールベアリングのボール6aのガタを利用し
て外周部2を支持軸4に対して傾かせて外周部2とキャ
プスタン1を平行とし、外周部2を均等に圧接して磁気
テープ8の安定走行を確保している。
1に対する圧接方向とおおむね直行方向である磁気テー
プ8の矢印T1及びT2方向への走行では、図23の矢印
CまたはD方向にボールベアリングのボール6aのガタ
分だけ傾きながらピンチローラー18が回転する場合が
ある。また、同様に、図24および図25のようにキャ
プスタン1と支持軸4がθ1 だけ傾いている時、矢印C
またはD方向に傾くことがあるため、ボールベアリング
のボール6aの最大ガタで矢印C方向に傾いた場合、ピ
ンチローラー18の外周部2はキャプスタン1に対して
最大角度θ2 だけ傾いて走行する。通常は角度θ2 傾い
ても磁気テープ8の安定走行が確保できる範囲に、ボー
ルベアリングのボール6aのガタ量を設定している。
は、ピンチローラーの外周部2をキャプスタン1に均等
に圧接するため、ボールベアリングの内外輪6bとボー
ルベアリングのボール6aのガタを利用しているが、ボ
ールベアリングは構造が複雑で部品点数が多く、製造
面、コスト面において好ましくなかった。
グの使用を不要とし、かつ簡易な構造で外周部2をキャ
プスタン1に均等に圧接することを可能としたテープ駆
動装置がある。以下、その構成を説明する。
を示したものである。図26において、4はピンチロー
ラーの支持軸、3a及び3bはゴムよりも硬度の高い剛
性合成樹脂部材によりピンチローラー18に設けられた
軸受部および母体部である。
支持軸4の外周との間に、キャプスタン1に対する支持
軸4の倒れ誤差を補うに足りる適当な隙間を設けること
により、図27及び図28のようにピンチローラーの母
体部3bおよび外周部2は支持軸4に対して自由に傾く
ことができる。このため、外周部2が磁気テープ8を介
してキャプスタン1に圧接されることにより、自動的に
外周部2をキャプスタン1に均等に圧接するように動作
する。
のテープ駆動装置では、図29のようにキャプスタン1
に対する圧接方向とおおむね直行方向である磁気テープ
8の走行方向T1及びT2では、図30および図31に示
すように矢印CまたはD方向へ外周部2が傾きながら回
転して磁気テープ8を移送する場合がある。
θ3 は図26に示す軸受部3aと支持軸4との隙間δ1
と軸受部3aの長さl1 で決定される角度である。角度
θ3とキャプスタン1と支持軸4との倒れ誤差角度θ1
の和である角度θ2 が大きくなりすぎると、磁気テープ
8の走行が不安定になる場合がある。このため、角度θ
2 があらかじめ設定された限界値を超えないように、軸
受部3aと支持軸4との隙間δ1 を精度良く管理する必
要があり、製造面において好ましくなかった。
持軸4との間の摩耗により隙間δ1が大きくなると、角
度θ2 が大きくなる方向へ変化する。このため、磁気テ
ープ8の走行の安定の信頼性上、軸受部3aと支持軸4
との摩耗量を考慮して、軸受部3aと支持軸4との隙間
δ1 をあらかじめ小さく設定する必要があり、ますます
精度が要求されることとなって、製造面においてさらに
好ましくなかった。
であり、支持軸と軸受部との隙間を精度よく管理する必
要がなく、製造面・コスト面において有利なテープ駆動
装置を提供することを目的とする。
本発明のテープ駆動装置は、駆動手段により回転駆動す
るキャプスタンと、キャプスタンに圧接されて磁気テー
プを移送させるピンチローラーとを備えたテープ駆動装
置であって、ピンチローラーの回転軸である支持軸と、
支持軸を受けるスラスト方向中心近傍に設けられた軸受
部と、軸受部と共に一体的に形成される母体部と、母体
部の外周に固着された磁気テープの移送に際して磁気テ
ープに接する外周部と、軸受部以外の少なくとも1ヶ所
の母体部内側に設けられたピンチローラーの倒れ規制部
と、支持軸の外周と倒れ規制部の内周との間に設けられ
た第1の隙間と、支持軸の外周と軸受部の内周との間に
設けられた第2の隙間とを設けたものである。
との隙間を精度よく管理する必要がなく、製造面・コス
ト面において有利なテープ駆動装置を提供することを目
的とする。
発明は、駆動手段により回転駆動するキャプスタンと、
前記キャプスタンに圧接されて磁気テープを移送させる
ピンチローラーとを備えたテープ駆動装置であって、前
記ピンチローラーの回転軸である支持軸と、前記支持軸
を受けるスラスト方向中心近傍に設けられた軸受部と、
前記軸受部と共に一体的に形成される母体部と、前記母
体部の外周に固着された前記磁気テープの移送に際して
前記磁気テープに接する外周部と、前記軸受部以外の少
なくとも1ヶ所の前記母体部内側に設けられた前記ピン
チローラーの倒れ規制部と、前記支持軸の外周と前記倒
れ規制部の内周との間に設けられた第1の隙間と、前記
支持軸の外周と前記軸受部の内周との間に設けられた第
2の隙間とを設けたものであり、支持軸と軸受部との隙
間を精度よく管理する必要がなく、製造面・コスト面に
おいて有利であるという作用を有する。
用いて説明する。 (実施の形態1)図1から図6は、本発明の実施の形態
1におけるテープ駆動装置の主要部の断面図を示したも
のである。なお、従来技術と同様の構成要素には同一番
号を付与してその説明は省略する。
軸4を受ける軸受部3aと、軸受部3aと共に母体部3
bが樹脂材料により一体的に形成されている。また、母
体部3bの外側に固着された磁気テープ8を移送する外
周部2は弾性材料により形成されている。さらに母体部
3bの上下両端部内側にはピンチローラー18の倒れ規
制部21を備えている。また、支持軸4の外周と軸受部
3aの内周との間には隙間3cを設け、支持軸4の外周
と倒れ規制部21の内周との間には隙間21aを設けて
いる。
いて、以下その動作について説明する。
18の外周部2は、テープ8を挟んで回転駆動されるキ
ャプスタン1に圧接され、テープ8が所定の方向に所定
の速度で移送される。
は、ピンチローラー18の外周部2をキャプスタン1に
均等に圧接させる必要があり、そのため外周部2はキャ
プスタン1に対して常に平行に保つ必要がある。
製造上キャプスタン1に対して平行にすることが困難で
ある。
プ8をシリンダ15の周りとACヘッド14とに接した
状態で走行させる必要があるので、テープ8はガイドロ
ーラー16、17によって引き出されながらシリンダ1
5のまわりに巻き付く。このとき、同時に規制ポスト1
1によってもテープ8は引き出され、テープ8がキャプ
スタン1およびACヘッド14に接した後、ピンチロー
ラーの外周部2がキャプスタン1に押圧されるようなタ
イミングでピンチアーム12はピンチアーム支柱13の
まわりを回動する。このように、ピンチローラーの支持
軸4はピンチアーム12と一体で移動するため、ピンチ
アーム12とピンチアーム支柱13とのガタ、ピンチア
ーム12のたわみ、ピンチローラーの支持軸4のピンチ
アーム12に対する取付誤差等のため、ピンチローラー
の支持軸4はキャプスタン1に対して大きな倒れ誤差を
生じ易い。
キャプスタン1との倒れ誤差を生ずる場合、図32の矢
印A方向および矢印B方向に分けて動作を説明する。
示すように、支持軸4の外周と軸受部3aの内周との間
には隙間3cがあり、さらに支持軸4の外周と倒れ規制
部21の内周との間にも隙間21aがあり、支持軸4が
軸受部3aの点Eまたは点Gを支点としてキャプスタン
1に対して傾斜することができ、倒れ規制部21のそれ
ぞれ点Fまたは点Hに当接するまでの角度分だけ、支持
軸4とキャプスタン1の倒れ誤差があっても自動的に外
周部2がキャプスタン1に対して平行になるように動作
する。この時、倒れ規制部21の内周は、支持軸4が点
Fおよび点Hと当接しない径に設定されている。
と軸受部3aの内周との間には隙間があり、さらに支持
軸4の外周と倒れ規制部21の内周との間にも隙間があ
り、図4に示す矢印C,D方向に支持軸4が軸受部3a
を中心に傾斜することができる。
持軸4がキャプスタン1に対して倒れ誤差角度θ1 を生
じている場合、支持軸4が倒れ規制部21の内周に当接
するまで外周部2は最大角度θ3 倒れるため、結果とし
て角度θ1 と角度θ3 との和である角度θ2 だけ傾い
て、外周部2はキャプスタン1に対して回転する場合が
ある。この時、テープ8の安定走行が実現するようにあ
らかじめ定めた値以下に角度θ2 を設定する必要があ
る。
設定されている。以上のように、図32の矢印A方向お
よびB方向に分けて考えてきたから、倒れ規制部21の
内周は、以下の条件を同時に満たす必要がある。
方向である図32の矢印A方向においては、支持軸4と
接触しない大きさに倒れ規制部材21の内周を設定する
ことである。
矢印B方向においては、支持軸4と当接して所定の角度
以上にピンチローラー18が倒れないように倒れ規制部
21の内周を設定することである。
術に比較して、ピンチローラー外周部2が所定の角度以
上に倒れないようにするために、軸受部3aと支持軸4
との隙間を高精度に管理する必要がないので製造上好ま
しい。
して、長時間の使用による軸受部3aと支持軸4との間
の摩耗により前記隙間δ1 が大きくなっても、ピンチロ
ーラー外周部2の最大倒れ角度θ2 の変化は小さいの
で、テープ駆動装置としての信頼性上も好ましい。
態2について説明する。
ープ駆動装置の主要部の断面図を示したものである。な
お、本実施の形態において実施の形態1と同様の構成要
素については同一番号を付与して、その説明は省略す
る。実施の形態2の構成は、実施の形態1において母体
部3bの上下両端に設けられた倒れ規制部21を、片側
の一端にのみ設けた構成となっている。
態2について、以下その動作について説明する。
合、図8および図9に示すように、支持軸4の外周と軸
受部3aの内周との間には隙間3cがあり、さらに支持
軸4の外周と倒れ規制部21の内周との間にも隙間21
aがあり、支持軸4が軸受部3aの点Eまたは点Gを支
点としてキャプスタン1に対して傾斜することができ、
倒れ規制部21のそれぞれ点Iまたは点Jに当接するま
での角度分だけ、支持軸4とキャプスタン1の倒れ誤差
があっても自動的に外周部2がキャプスタン1に対して
平行になるように動作する。この時、倒れ規制部21の
内周は、支持軸4が点Iおよび点Jと当接しない径に設
定されている。
と軸受部3aの内周との間には隙間3cがあり、さらに
支持軸4の外周と倒れ規制部21の内周との間にも隙間
21aがあり、図10に示す矢印C,D方向に支持軸4
が軸受部3aを中心に傾斜することができる。
に、支持軸4がキャプスタン1に対して倒れ誤差角度θ
1 を生じている場合、支持軸4が倒れ規制部21の内周
に当接するまで外周部2は角度θ3 倒れることができる
ため、結果として角度θ1 と角度θ3 との和である角度
θ2 だけ傾いて、外周部2はキャプスタン1に対して回
転する場合がある。この時、テープ8の安定走行が実現
するようにあらかじめ定めた値以下に角度θ2 をする必
要がある。
算出できるから、倒れ規制部21の内周は角度θ3 が実
現される大きさに設定されている。
B方向に分けて考えてきたから、倒れ規制部21の内周
は、以下の条件を同時に満たす必要がある。
方向である図32の矢印A方向においては、支持軸4と
接触しない大きさに倒れ規制部材21の内周を設定する
ことである。
2の矢印B方向においては、ピンチローラー18がキャ
プスタン1に対して所定の角度以上倒れた場合、支持軸
4と当接して所定の角度以上にピンチローラーが倒れな
いように倒れ規制部21の内周を設定することである。
に比較して、ピンチローラー外周部2が所定の角度以上
に倒れないようにするために、軸受部3aと支持軸4と
の隙間3cを高精度に管理する必要がないので製造上好
ましい。
よる軸受部3aと支持軸4との間の摩耗により隙間δ1
が大きくなっても、ピンチローラー外周部2の最大倒れ
角度θ2 の変化は小さいので、テープ駆動装置としての
信頼性上も好ましい。
態3について図面を用いて説明する。
3であるテープ駆動装置の主要部の断面図を示したもの
である。実施の形態3は、実施の形態2において母体部
3bの片側一端に設けられた倒れ規制部21を、母体部
3bと一体に形成した構成となっている。
態3について、以下その動作について説明する。
合、図14および図15に示すように、支持軸4の外周
と軸受部3aの内周との間には隙間3cがあり、さらに
支持軸4の外周と倒れ規制部21の内周との間にも隙間
23aがあり、支持軸4が軸受部3aの点Eまたは点G
を支点としてキャプスタン1に対して傾斜することがで
き、倒れ規制部21のそれぞれ点Iまたは点Jに当接す
るまでの角度分だけ、支持軸4とキャプスタン1の倒れ
誤差があっても自動的に外周部2がキャプスタン1に対
して平行になるように動作する。この時、倒れ規制部2
1の内周は、支持軸4が点Iおよび点Jと当接しない径
に設定されている。
と軸受部3aの内周との間には隙間3cがあり、さらに
支持軸4の外周と倒れ規制部21の内周との間にも隙間
23aがあり、図16に示す矢印C,D方向に支持軸4
が軸受部3aを中心に傾斜することができる。
に、支持軸4がキャプスタン1に対して倒れ誤差角度θ
1 を生じている場合、支持軸4が倒れ規制部21の内周
に当接するまで外周部2は角度θ3 倒れることができる
ため、結果として角度θ1 と角度θ3 との和である角度
θ2 だけ傾いて、外周部2はキャプスタン1に対して回
転する場合がある。この時、テープ8の安定走行が実現
するようにあらかじめ定めた値以下に角度θ2 をする必
要がある。
算出できるから、倒れ規制部21の内周は角度θ3 が実
現される大きさに設定されている。
B−B方向に分けて考えてきたから、倒れ規制部21の
内周は、以下の条件を同時に満たす必要がある。
方向である図32の矢印A方向においては、支持軸4と
接触しない大きさに倒れ規制部材21の内周を設定する
ことである。
2の矢印B方向においては、ピンチローラー18がキャ
プスタン1に対して所定の角度以上倒れた場合、支持軸
4と当接して所定の角度以上にピンチローラーが倒れな
いように倒れ規制部21の内周を設定することである。
技術に比較して、ピンチローラー外周部2が所定の角度
以上に倒れないようにするために、軸受部3aと支持軸
4との隙間3cを高精度に管理する必要がないので製造
上好ましい。
長時間の使用による軸受部3aと支持軸4との間の摩耗
により隙間δ1 が大きくなっても、ピンチローラー外周
部2の最大倒れ角度θ2 の変化は小さいので、テープ駆
動装置としての信頼性上も好ましい。
態4について図面を用いて説明する。
テープ駆動装置の主要部の断面図を示したものである。
実施の形態4は、実施の形態3において支持軸4をスト
レート形状から段付き形状とした構成となっている。つ
まり、ピンチローラー10の下端をピンチアーム12で
受け、軸受け部3aの一端を支持軸4の段付き部4aに
おいて受ける構成となっている。
技術に比較して、ピンチローラー外周部2が所定の角度
以上に倒れないようにするために、軸受部3aと支持軸
4との隙間3cを高精度に管理する必要がないので製造
上好ましい。
長時間の使用による軸受部3aと支持軸4との間の摩耗
により隙間δ1 が大きくなっても、ピンチローラー外周
部2の最大倒れ角度θ2 の変化は小さいので、テープ駆
動装置としての信頼性上も好ましい。
ーラーの軸受部以外の少なくとも1ヶ所の母体部内側に
ピンチローラーの倒れ規制部が形成されているため、テ
ープの走行方向においてキャプスタンに対してピンチロ
ーラーの外周部が所定の角度以上傾こうとした場合、前
記倒れ規制部がピンチローラーの支持軸と当接して、前
記外周部の傾斜を阻止し、テープの傷つき等のない安定
走行を実現する。
周部がテープの走行方向において、所定の角度以上に倒
れないようにするために、軸受部と支持軸との隙間を高
精度に管理する必要がないので、製造上有利となる。
よる軸受部と支持軸との間の摩耗により隙間が大きくな
っても、テープの走行方向においてピンチローラー外周
部の最大倒れ角の変化は小さいので、信頼性の高いテー
プ駆動装置を提供することができる。
リングを使用することもなく、またピンチローラーの軸
受部と母体部は一体的に形成され、ピンチローラーの構
造が簡単で小型化・軽量化が容易であり、部品点数も少
なく、テープ駆動装置の製造が容易になると共に、製造
コストを削減することができる。
を示す断面図
を示す断面図
を示す断面図
を示す断面図
を示す断面図
を示す断面図
を示す断面図
を示す断面図
を示す断面図
成を示す断面図
成を示す断面図
成を示す断面図
成を示す断面図
成を示す断面図
成を示す断面図
成を示す断面図
成を示す断面図
成を示す断面図
成を示す断面図
オテープレコーダーの構成を示す平面図
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動手段により回転駆動するキャプスタ
ンと、前記キャプスタンに圧接されて磁気テープを移送
させるピンチローラーとを備えたテープ駆動装置であっ
て、前記ピンチローラーの回転軸である支持軸と、前記
支持軸を受けるスラスト方向中心近傍に設けられた軸受
部と、前記軸受部と共に一体的に形成される母体部と、
前記母体部の外周に固着された前記磁気テープの移送に
際して前記磁気テープに接する外周部と、前記軸受部以
外の少なくとも1ヶ所の前記母体部内側に設けられた前
記ピンチローラーの倒れ規制部と、前記支持軸の外周と
前記倒れ規制部の内周との間に設けられた第1の隙間
と、前記支持軸の外周と前記軸受部の内周との間に設け
られた第2の隙間とを設けたことを特徴とするテープ駆
動装置。 - 【請求項2】 倒れ規制部は、母体部内側の上端及び下
端に設けたことを特徴とする請求項1記載のテープ駆動
装置。 - 【請求項3】 倒れ規制部は、母体部内側の上端及び下
端の内少なくとも一方に設けたことを特徴する請求項1
記載のテープ駆動装置。 - 【請求項4】 駆動手段により回転駆動するキャプスタ
ンと、前記キャプスタンに圧接されて磁気テープを移送
させるピンチローラーとを備えたテープ駆動装置であっ
て、前記ピンチローラーの回転軸である支持軸が傾いた
時、前記支持軸が、スラスト方向中心近傍に設けられた
軸受部と、前記軸受部以外の少なくとも1ヶ所の前記母
体部内側に設けられた前記ピンチローラーの倒れ規制部
とに当接して、ピンチローラーの傾斜を防止することを
特徴とするテープ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236296A JP3608290B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | テープ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236296A JP3608290B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | テープ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09293295A true JPH09293295A (ja) | 1997-11-11 |
JP3608290B2 JP3608290B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=14325357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10236296A Expired - Fee Related JP3608290B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | テープ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3608290B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010073953A (ko) * | 2000-01-24 | 2001-08-03 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
KR100330399B1 (ko) * | 2000-01-24 | 2002-04-01 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
JP2019202836A (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 東芝テック株式会社 | 磁気インク読取装置及びプリンタ |
JP2022140496A (ja) * | 2018-05-22 | 2022-09-26 | 東芝テック株式会社 | 磁気インク読取装置及びプリンタ |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP10236296A patent/JP3608290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010073953A (ko) * | 2000-01-24 | 2001-08-03 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
KR100330399B1 (ko) * | 2000-01-24 | 2002-04-01 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
JP2019202836A (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 東芝テック株式会社 | 磁気インク読取装置及びプリンタ |
JP2022140496A (ja) * | 2018-05-22 | 2022-09-26 | 東芝テック株式会社 | 磁気インク読取装置及びプリンタ |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3608290B2 (ja) | 2005-01-05 |
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