JPH09274747A - ピンチローラ装置 - Google Patents
ピンチローラ装置Info
- Publication number
- JPH09274747A JPH09274747A JP8270496A JP8270496A JPH09274747A JP H09274747 A JPH09274747 A JP H09274747A JP 8270496 A JP8270496 A JP 8270496A JP 8270496 A JP8270496 A JP 8270496A JP H09274747 A JPH09274747 A JP H09274747A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinch roller
- capstan
- rotary shaft
- pinch
- sleeve member
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、簡易な軸支構造を実現したうえ
で、高精度なテープ走行案内を実現し得るようにするこ
とにある。 【解決手段】ピンチローラ１８をピンチレバー１０に回
転自在に軸支される回転軸１４にスリーブ部材１７及び
弾性部材１６を介して弾性結合して、さらに回転軸１４
に対してスリーブ部材１７との間に所定の間隙を有した
位置決め部材１９を嵌着して、ピンチローラ１８が、磁
気テープ２１を介してキャプスタン１２に圧接された状
態で、該キャプスタン１２の姿勢に対応して弾性部材１
６の弾性力に抗して回転軸１４に対して自動調芯され、
キャプスタン１２に対して均一なピンチ圧力を付与する
ように構成したものである。
で、高精度なテープ走行案内を実現し得るようにするこ
とにある。 【解決手段】ピンチローラ１８をピンチレバー１０に回
転自在に軸支される回転軸１４にスリーブ部材１７及び
弾性部材１６を介して弾性結合して、さらに回転軸１４
に対してスリーブ部材１７との間に所定の間隙を有した
位置決め部材１９を嵌着して、ピンチローラ１８が、磁
気テープ２１を介してキャプスタン１２に圧接された状
態で、該キャプスタン１２の姿勢に対応して弾性部材１
６の弾性力に抗して回転軸１４に対して自動調芯され、
キャプスタン１２に対して均一なピンチ圧力を付与する
ように構成したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばビデオテ
ープレコーダ（ＶＴＲ）やテープレコーダ等の磁気記録
再生装置に設けられるピンチローラ装置に関する。
ープレコーダ（ＶＴＲ）やテープレコーダ等の磁気記録
再生装置に設けられるピンチローラ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、磁気記録再生装置におい
ては、テープ走行系に装填された磁気テープの一部を回
転自在なピンチローラで、回転駆動されるキャプスタン
に対して圧接させ、磁気テープがテープ走行系によりテ
ープ走行されると、このキャプスタンとピンチローラと
で磁気テープを走行案内するピンチローラ装置が備えら
れている。
ては、テープ走行系に装填された磁気テープの一部を回
転自在なピンチローラで、回転駆動されるキャプスタン
に対して圧接させ、磁気テープがテープ走行系によりテ
ープ走行されると、このキャプスタンとピンチローラと
で磁気テープを走行案内するピンチローラ装置が備えら
れている。
【０００３】このような従来のピンチローラ装置は、図
３に示すようにキャプスタン１に対向するシャーシ２に
ピンチレバー３が回動自在に配設され、このピンチレバ
ー３の先端部に回転軸４が植設される。そして、この回
転軸４には、ピンチローラ５がボールベアリング６及び
スリーブ部材７を介して回転自在に配設される。上記ピ
ンチレバー３は、図示しない駆動機構によりキャプスタ
ン１に対向して回動制御され、そのピンチローラ５を磁
気テープ８を介してキャプスタン１に圧接させる ここで、ピンチローラ５は、そのボールベアリング６の
持つ間隙による調芯作用により、磁気テープ８をキャプ
スタン１に対して均一ないわゆるピンチ圧力で圧接し
て、該キャプスタン１と協働して磁気テープ８の安定し
たテープ走行を実行する。
３に示すようにキャプスタン１に対向するシャーシ２に
ピンチレバー３が回動自在に配設され、このピンチレバ
ー３の先端部に回転軸４が植設される。そして、この回
転軸４には、ピンチローラ５がボールベアリング６及び
スリーブ部材７を介して回転自在に配設される。上記ピ
ンチレバー３は、図示しない駆動機構によりキャプスタ
ン１に対向して回動制御され、そのピンチローラ５を磁
気テープ８を介してキャプスタン１に圧接させる ここで、ピンチローラ５は、そのボールベアリング６の
持つ間隙による調芯作用により、磁気テープ８をキャプ
スタン１に対して均一ないわゆるピンチ圧力で圧接し
て、該キャプスタン１と協働して磁気テープ８の安定し
たテープ走行を実行する。
【０００４】ところが、上記ピンチローラ装置では、ピ
ンチローラ５をキャプスタン１に対して均一なピンチ圧
力で圧接するのに、調芯機能を持つボールベアリング６
を用いてピンチローラ５を回転自在に配設して調芯作用
を備えるように構成しているために、高価となるという
問題を有する。
ンチローラ５をキャプスタン１に対して均一なピンチ圧
力で圧接するのに、調芯機能を持つボールベアリング６
を用いてピンチローラ５を回転自在に配設して調芯作用
を備えるように構成しているために、高価となるという
問題を有する。
【０００５】そこで、ボールベアリング６に代えて比較
的簡単なメタル軸受等のすべり軸受を用いて構成するこ
とが考えられている。しかし，上記ピンチローラ装置に
あっては、すべり軸受がボールベアリング６と略同様の
調芯作用を持たないために、回転軸を若干の間隙を持た
せて軸支したりして調芯機能を付加したうえで、高精度
な軸支を実現しなければならないことにより、その取扱
いが非常に面倒であるという問題を有する。
的簡単なメタル軸受等のすべり軸受を用いて構成するこ
とが考えられている。しかし，上記ピンチローラ装置に
あっては、すべり軸受がボールベアリング６と略同様の
調芯作用を持たないために、回転軸を若干の間隙を持た
せて軸支したりして調芯機能を付加したうえで、高精度
な軸支を実現しなければならないことにより、その取扱
いが非常に面倒であるという問題を有する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のピンチローラ装置では、高価となるものであった
り、その取扱いが面倒であるという問題を有する。この
発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な軸
支構造を実現したうえで、高精度なテープ走行案内を実
現し得るようにしたピンチローラ装置を提供することを
目的とする。
来のピンチローラ装置では、高価となるものであった
り、その取扱いが面倒であるという問題を有する。この
発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な軸
支構造を実現したうえで、高精度なテープ走行案内を実
現し得るようにしたピンチローラ装置を提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、回転駆動さ
れるキャプスタンに磁気テープを介して接離される筒状
のピンチローラ組立と、このピンチローラ組立内に遊挿
され、少なくとも一端が回転自在に軸支されるものであ
って、前記キャプスタンに対向して回動自在に配設され
る回転軸と、この回転軸を前記ピンチローラ組立に対し
て軸方向と略直交する方向に弾性変形自在に結合する弾
性部材と、前記回転軸に嵌着され、前記ピンチローラ組
立内に所定の間隙を有して遊挿される位置決め部材とを
備えてピンチローラ装置を構成したものである。
れるキャプスタンに磁気テープを介して接離される筒状
のピンチローラ組立と、このピンチローラ組立内に遊挿
され、少なくとも一端が回転自在に軸支されるものであ
って、前記キャプスタンに対向して回動自在に配設され
る回転軸と、この回転軸を前記ピンチローラ組立に対し
て軸方向と略直交する方向に弾性変形自在に結合する弾
性部材と、前記回転軸に嵌着され、前記ピンチローラ組
立内に所定の間隙を有して遊挿される位置決め部材とを
備えてピンチローラ装置を構成したものである。
【０００８】上記構成によれば、ピンチローラ組立は、
磁気テープを介してキャプスタンに圧接された状態で、
該キャプスタンの姿勢に対応して弾性部材の弾性力に抗
して自動調芯され、キャプスタンに対して均一なピンチ
圧力を付与する。これにより、軸支構造に調芯機能を持
たせることなく、位置決め部材とピンチローラ組立の内
壁との間隙の設定により、最大調芯角の設定が可能とな
るうえ、仮に位置決め部材がピンチローラ組立内に接触
した場合においても、ピンチローラ組立に対する回転負
荷となることなく、安定したテープ走行が可能となる。
磁気テープを介してキャプスタンに圧接された状態で、
該キャプスタンの姿勢に対応して弾性部材の弾性力に抗
して自動調芯され、キャプスタンに対して均一なピンチ
圧力を付与する。これにより、軸支構造に調芯機能を持
たせることなく、位置決め部材とピンチローラ組立の内
壁との間隙の設定により、最大調芯角の設定が可能とな
るうえ、仮に位置決め部材がピンチローラ組立内に接触
した場合においても、ピンチローラ組立に対する回転負
荷となることなく、安定したテープ走行が可能となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図１はこの発明
の一実施の形態に係るピンチローラ装置を示すもので、
ピンチレバー１０は、その一端部がシャーシ１１上に回
転駆動自在に立設されるキャプスタン１２に対向して軸
１０ａを介して回動自在に配設される。ピンチレバー１
０の他端部には、支持台１３が設けられ、この支持台１
３には、回転軸１４の基端部がメタル軸受１５を介して
回転自在に軸支される。
いて、図面を参照して詳細に説明する。図１はこの発明
の一実施の形態に係るピンチローラ装置を示すもので、
ピンチレバー１０は、その一端部がシャーシ１１上に回
転駆動自在に立設されるキャプスタン１２に対向して軸
１０ａを介して回動自在に配設される。ピンチレバー１
０の他端部には、支持台１３が設けられ、この支持台１
３には、回転軸１４の基端部がメタル軸受１５を介して
回転自在に軸支される。
【００１０】回転軸１４には、その重心位置に例えば樹
脂材料製でリング状に形成した弾性部材１６の内径部が
一体的に弾性結合され、この弾性部材１６の外径部に
は、ピンチローラ組立を構成するスリーブ部材１７が一
体的に弾性結合される。そして、スリーブ部材１７の外
周部は、ピンチローラ１８が嵌着される。
脂材料製でリング状に形成した弾性部材１６の内径部が
一体的に弾性結合され、この弾性部材１６の外径部に
は、ピンチローラ組立を構成するスリーブ部材１７が一
体的に弾性結合される。そして、スリーブ部材１７の外
周部は、ピンチローラ１８が嵌着される。
【００１１】また、回転軸１４の先端部には、例えば円
板状の位置決め部材１９がスリーブ部材１７の内壁面に
対応して嵌着される。この位置決め部材１９は、剛体で
形成され、スリーブ部材１７の内壁に対して所定の間隙
を有する。この間隙は、例えばピンチローラ１８に要求
される最大調芯角に対応して設定される。
板状の位置決め部材１９がスリーブ部材１７の内壁面に
対応して嵌着される。この位置決め部材１９は、剛体で
形成され、スリーブ部材１７の内壁に対して所定の間隙
を有する。この間隙は、例えばピンチローラ１８に要求
される最大調芯角に対応して設定される。
【００１２】さらに、回転軸１４の先端には、スラスト
抑え部材２０が係合され、支持台１３に対して略垂直状
に取付け配置される。上記ピンチレバー１０は、例えば
図示しない駆動機構に係合され、この駆動機構（図示せ
ず）を介してキャプスタン１１に対して接離方向に回動
制御される。
抑え部材２０が係合され、支持台１３に対して略垂直状
に取付け配置される。上記ピンチレバー１０は、例えば
図示しない駆動機構に係合され、この駆動機構（図示せ
ず）を介してキャプスタン１１に対して接離方向に回動
制御される。
【００１３】上記構成において、例えば磁気テープ２１
がキャプスタン１２に巻き掛けられると、ピンチレバー
１０が上記駆動機構（図示せず）により軸１０ａを中心
として圧接方向に回動され、ピンチローラ１８が磁気テ
ープ２１を介してキャプスタン１２に圧接される。この
際、ピンチローラ１８は、キャプスタン１２の姿勢に対
応して軸方向の一部が付勢される。すると、ピンチロー
ラ１８は、弾性部材１６の弾性力に抗してキャプスタン
１２の姿勢に対応して回転軸１４に対して自動調芯され
る。これにより、ピンチローラ１８は、磁気テープ２１
に対してキャプスタン１２と協働して均一なピンチ圧力
を付与し、安定したテープ走行案内を実行する。
がキャプスタン１２に巻き掛けられると、ピンチレバー
１０が上記駆動機構（図示せず）により軸１０ａを中心
として圧接方向に回動され、ピンチローラ１８が磁気テ
ープ２１を介してキャプスタン１２に圧接される。この
際、ピンチローラ１８は、キャプスタン１２の姿勢に対
応して軸方向の一部が付勢される。すると、ピンチロー
ラ１８は、弾性部材１６の弾性力に抗してキャプスタン
１２の姿勢に対応して回転軸１４に対して自動調芯され
る。これにより、ピンチローラ１８は、磁気テープ２１
に対してキャプスタン１２と協働して均一なピンチ圧力
を付与し、安定したテープ走行案内を実行する。
【００１４】そして、上記ピンチローラ１８は、例えば
テープ走行変化が生じたりして大きな外力が付与される
と、位置決め部材１９が弾性部材１６の弾性力に抗して
スリーブ部材１７の内径に当接され、以後の変位が規制
されてキャプスタン１２に対して最大調芯角を越えるこ
とがない。この際、ピンチローラ１８は、回転軸１４が
位置決め部材１７を介してスリーブ部材１７と一体的に
結合され、該回転軸１４と一体となり回転されること
で、キャプスタン１２の回転力に回転負荷として付与す
ることなく、磁気テープ２１のテープ走行案内を実行す
る。
テープ走行変化が生じたりして大きな外力が付与される
と、位置決め部材１９が弾性部材１６の弾性力に抗して
スリーブ部材１７の内径に当接され、以後の変位が規制
されてキャプスタン１２に対して最大調芯角を越えるこ
とがない。この際、ピンチローラ１８は、回転軸１４が
位置決め部材１７を介してスリーブ部材１７と一体的に
結合され、該回転軸１４と一体となり回転されること
で、キャプスタン１２の回転力に回転負荷として付与す
ることなく、磁気テープ２１のテープ走行案内を実行す
る。
【００１５】また、ピンチレバー１０は、磁気テープ２
１を介してキャプスタン１２に圧接された状態から上記
駆動機構（図示せず）が反転されると、ピンチローラ１
８がキャプスタン１２から離間され、磁気テープ２１の
テープ走行系からの離脱を許容する。この際、ピンチロ
ーラ１８は、弾性部材１６の弾性力により、回転軸１４
に対して略垂直状に復帰される。
１を介してキャプスタン１２に圧接された状態から上記
駆動機構（図示せず）が反転されると、ピンチローラ１
８がキャプスタン１２から離間され、磁気テープ２１の
テープ走行系からの離脱を許容する。この際、ピンチロ
ーラ１８は、弾性部材１６の弾性力により、回転軸１４
に対して略垂直状に復帰される。
【００１６】このように、上記ピンチローラ装置は、ピ
ンチローラ１８をピンチレバー１０に回転自在に軸支さ
れる回転軸１４にスリーブ部材１７及び弾性部材１６を
介して弾性結合し、さらに回転軸１４に対してスリーブ
部材１７との間に所定の間隙を有した位置決め部材１９
を嵌着して、ピンチローラ１８が、磁気テープ２１を介
してキャプスタン１２に圧接された状態で、該キャプス
タン１２の姿勢に対応して弾性部材１６の弾性力に抗し
て回転軸１４に対して自動調芯され、キャプスタン１２
に対して均一なピンチ圧力を付与するように構成した。
ンチローラ１８をピンチレバー１０に回転自在に軸支さ
れる回転軸１４にスリーブ部材１７及び弾性部材１６を
介して弾性結合し、さらに回転軸１４に対してスリーブ
部材１７との間に所定の間隙を有した位置決め部材１９
を嵌着して、ピンチローラ１８が、磁気テープ２１を介
してキャプスタン１２に圧接された状態で、該キャプス
タン１２の姿勢に対応して弾性部材１６の弾性力に抗し
て回転軸１４に対して自動調芯され、キャプスタン１２
に対して均一なピンチ圧力を付与するように構成した。
【００１７】これによれば、軸支構造に調芯機能を持た
せることなく、位置決め部材１９とスリーブ部材１７と
の間隙の設定により、最大調芯角の設定が可能となるう
え、仮に位置決め部材１９がスリーブ部材１７内に接触
した場合においても、ピンチローラ１８と一体的に回転
されることで、キャプスタン１２に対する回転負荷とな
ることなく、安定したテープ走行が実現される。
せることなく、位置決め部材１９とスリーブ部材１７と
の間隙の設定により、最大調芯角の設定が可能となるう
え、仮に位置決め部材１９がスリーブ部材１７内に接触
した場合においても、ピンチローラ１８と一体的に回転
されることで、キャプスタン１２に対する回転負荷とな
ることなく、安定したテープ走行が実現される。
【００１８】なお、上記実施の形態では、回転軸１４の
基端部をすべり軸受１５で軸支するように構成した場合
で説明したが、これに限ることなく、例えば図２に示す
ように回転軸１４の両端をすべり軸受１５ａ，１５ｂで
軸支するように構成することも可能である。
基端部をすべり軸受１５で軸支するように構成した場合
で説明したが、これに限ることなく、例えば図２に示す
ように回転軸１４の両端をすべり軸受１５ａ，１５ｂで
軸支するように構成することも可能である。
【００１９】すなわち、回動自在に設けられるピンチレ
バー１０には、例えばピンチローラ組立を挟装可能な挟
持部１０ｂを設け、この挟持部１０ｂにピンチローラ１
８及びスリーブ部材１７を貫通する回転軸１４ａの両端
をすべり軸受１５ａ，１５ｂを介して回転自在に軸支す
る。但し、図２においては、その他の部分については、
前記図１と略同様に構成されることで、同一部分につい
て、同一符号を付して、その説明を省略する。
バー１０には、例えばピンチローラ組立を挟装可能な挟
持部１０ｂを設け、この挟持部１０ｂにピンチローラ１
８及びスリーブ部材１７を貫通する回転軸１４ａの両端
をすべり軸受１５ａ，１５ｂを介して回転自在に軸支す
る。但し、図２においては、その他の部分については、
前記図１と略同様に構成されることで、同一部分につい
て、同一符号を付して、その説明を省略する。
【００２０】また、上記回転軸１４（１４ａ）の軸支構
造としては、すべり軸受を用いる構造に限ることなく、
各種の軸受を用いた軸支構造にてきよう可能である。さ
らに、上記実施の形態では、ピンチローラ組立として、
別体のピンチローラ１８とスリーブ部材１７を一体的に
嵌着して構成した場合で説明したが、これに限ることな
く、ピンチローラとスリーブ部材とを一体成形したピン
チローラ組立を用いて構成することも可能である。
造としては、すべり軸受を用いる構造に限ることなく、
各種の軸受を用いた軸支構造にてきよう可能である。さ
らに、上記実施の形態では、ピンチローラ組立として、
別体のピンチローラ１８とスリーブ部材１７を一体的に
嵌着して構成した場合で説明したが、これに限ることな
く、ピンチローラとスリーブ部材とを一体成形したピン
チローラ組立を用いて構成することも可能である。
【００２１】よって、この発明は、上記実施の形態に限
ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の実施の形態が構成可能であることは勿論のこと
である。
ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の実施の形態が構成可能であることは勿論のこと
である。
【００２２】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な軸支構造を実現したうえで、高精度なテープ
走行案内を実現し得るようにしたピンチローラ装置を提
供することができる。
ば、簡易な軸支構造を実現したうえで、高精度なテープ
走行案内を実現し得るようにしたピンチローラ装置を提
供することができる。
【図１】この発明の一実施の形態に係るピンチローラ装
置を示した図。
置を示した図。
【図２】この発明の他の実施の形態に係るピンチローラ
装置を示した図。
装置を示した図。
【図３】従来のピンチローラ装置を示し図。
１０…ピンチレバー。 １０ａ…軸。 １０ｂ…挟持部。 １１…シャーシ。 １２…キャプスタン。 １３…支持台。 １４…回転軸。 １５，１５ａ，１５ｂ…すべり軸受。 １６…弾性部材。 １７…スリーブ部材。 １８…ピンチローラ。 １９…位置決め部材。 ２０…スラスト抑え部材。 ２１…磁気テープ。
Claims (4)
- 【請求項１】 回転駆動されるキャプスタンに磁気テー
プを介して接離される筒状のピンチローラ組立と、 このピンチローラ組立内に遊挿され、少なくとも一端が
回転自在に軸支されるものであって、前記キャプスタン
に対向して回動自在に配設される回転軸と、 この回転軸を前記ピンチローラ組立に対して軸方向と略
直交する方向に弾性変形自在に結合する弾性部材と、 前記回転軸に嵌着され、前記ピンチローラ組立内に所定
の間隙を有して遊挿される位置決め部材とを具備したピ
ンチローラ装置。 - 【請求項２】 前記ピンチローラ組立は、磁気テープに
接触するピンチローラと該ピンチローラ内に嵌着される
スリーブ部材で形成されることを特徴とする請求項１記
載のピンチローラ装置。 - 【請求項３】 前記弾性部材は、回転軸の重心位置をス
リーブ部材に対して軸方向と略直交する方向に弾性変形
自在に結合することを特徴とする請求項１又は２記載の
ピンチローラ装置。 - 【請求項４】 前記位置決め部材とスリーブ部材との間
隙は、ピンチローラの最大調芯角に対応して設定される
ことを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のピ
ンチローラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8270496A JPH09274747A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | ピンチローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8270496A JPH09274747A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | ピンチローラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09274747A true JPH09274747A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13781797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8270496A Pending JPH09274747A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | ピンチローラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09274747A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010073953A (ko) * | 2000-01-24 | 2001-08-03 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
| KR100330399B1 (ko) * | 2000-01-24 | 2002-04-01 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP8270496A patent/JPH09274747A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010073953A (ko) * | 2000-01-24 | 2001-08-03 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
| KR100330399B1 (ko) * | 2000-01-24 | 2002-04-01 | 김재기 | 테이프 레코더의 핀치롤러 |
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