JPH0660496A - テープガイド装置 - Google Patents

テープガイド装置

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JPH0660496A
JPH0660496A JP4208921A JP20892192A JPH0660496A JP H0660496 A JPH0660496 A JP H0660496A JP 4208921 A JP4208921 A JP 4208921A JP 20892192 A JP20892192 A JP 20892192A JP H0660496 A JPH0660496 A JP H0660496A
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JP
Japan
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magnetic tape
guide
guide surface
tape
running
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Pending
Application number
JP4208921A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuki Konishi
暢樹 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0660496A publication Critical patent/JPH0660496A/ja
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録再生時には磁気テープを所定高さ位置に
精度良く位置規制するとともに、巻戻し時には激しい上
下動により磁気テープが損傷するのを防止するテープガ
イド装置を得る。 【構成】 磁気テープ10の案内面4aと上,下のガイ
ド面3a,2aを形成するフランジ3,2を有するテー
プガイド装置20において、少なくとも上,下フランジ
3,2の一方をその周方向の所定の角度の範囲にわたっ
てそれぞれ異なる高さの第1,第2のガイド面3a,3
bを設けるとともに、ガイド面3a,3bが磁気テープ
10の走行方向に所定角度だけ回転させて順方向走行時
には第1のガイド面3aでもって磁気テープ10の走行
位置を規制し、逆方向走行時には第2のガイド面3bで
もって磁気テープ10の走行位置を規制するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録再生装置、
ダビング装置、テープ製造装置などテープ状の媒体を使
用するテープ機器において、テープの位置規制を行うテ
ープガイド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図33は公開特許公報平−302
563号に示された従来のテープガイド装置の概要を示
す側面図である。図において、1は固定された軸、3は
軸1に圧入されて固定されている上フランジ、2は軸1
に挿入されてばね6により付勢されて軸方向にのみ変位
可能に取り付けられた下フランジであり、上フランジ3
の下面3aと下フランジ2の上面2aにより磁気テープ
10の軸方向の位置規制を行うガイド面を構成してい
る。4は軸1に対して回動可能に取り付けられているロ
ーラーであり、外周面が磁気テープ10の案内面を形成
する。5は下フランジ2の上面2aに設けられたローラ
ー4の下面に接触する凸部で、1〜6でテープガイド装
置20を形成している。
【0003】上記従来のテープガイド装置20において
は、ローラー4の外周面に沿って磁気テープ10を案内
する。巻き戻し時など磁気テープ10が逆方向に走行す
る際に、磁気テープ10が過大に上下方向に移動する
と、下フランジ2はばね6が変形して下方向に逃げるこ
とによって磁気テープ10に過大な負荷が作用しない構
造となっている。一方、記録または再生時に磁気テープ
10が順方向に走行する際にも、逆方向時と全く同様に
下フランジ2が下方向に逃げることによって磁気テープ
10に過大な負荷が作用しない構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のテ
ープガイド装置においては、記録または再生時でも磁気
テープ10の下降力に応じて下フランジ2が下方向に変
位するため、所定の位置に精度良く磁気テープを規制す
ることができない。すなわち、磁気テープを所定の位置
に高さ規制を行うというテープガイド装置の作用を得る
ことができないという問題点があった。
【0005】この発明は上記の問題点を解決するために
なされたものであり、走行する磁気テープの高さ方向の
位置規制を精度良く行うとともに、磁気テープに損傷を
与えないテープガイド装置を得ることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテープガ
イド装置は、走行する磁気テープ面に当接する案内面を
形成する案内部材と、その磁気テープの上下端に当接し
て上下方向の走行位置を規制する上下のガイド面を形成
する上下のフランジ部材とを有し、このフランジ部材に
順方行走行時に磁気テープの走行位置が正規の位置とな
るように規制する第1のガイド面と、この第1のガイド
面よりは広いガイド幅を形成する第2のガイド面とが異
なる回転位置に形成するとともに、上記フランジ部材お
よびまたは上記案内面と磁気テープとの摩擦力によって
当該フランジ部材を回転させて順方向走行時には上記第
1のガイド面が当該磁気テープに当接する位置に、ま
た、逆方向走行時には上記第2のガイド面が当該磁気テ
ープに対向する位置に切り換わるようにしたものであ
る。
【0007】また、第1のガイド面をフランジ部材で形
成し、第2のガイド面を当該フランジ部材に軸方向に変
位可能に保持され、かつばねで磁気テープの端部に当接
する方向に付勢されているフランジ片で形成したもので
ある。
【0008】また、第1のガイド面を硬質材で形成し、
第2のガイド面を軟質材で形成したものである。
【0009】また、走行する磁気テープ面に当接する案
内面を形成する案内部材と、その磁気テープの上下端に
当接して上下方向の走行位置を規制する上下のガイド面
を形成する上下のフランジ部材とを有し、このフランジ
部材のうち少なくとも一方のガイド面を形成するフラン
ジ部材を軸方向に上下させるねじ結合部材を設け、上記
案内面と磁気テープとの摩擦力によって上記ねじ結合部
材を磁気テープの走行方向に回動させて順方向走行時に
は上記上下のガイド面の位置が正規の位置となるよう
に、また逆方向走行時には上記上下ガイド面の間隔が広
がった位置に切り換わるようにしたものである。
【0010】また、走行する磁気テープ面に当接する案
内面を形成する案内部材と、その磁気テープの上下端に
当接して上下方向の走行位置を規制する上下のガイド面
を形成する上下のフランジ部材とを有し、上下のガイド
面の間隔が磁気テープの幅より広い幅に形成されてなる
テープガイド部材を軸方向に上下させるねじ結合部材を
設け、上記案内面と磁気テープとの摩擦力によって上記
ねじ結合部材を磁気テープの走行方向に回動させて順方
向走行時には上記上または下のガイド面が磁気テープに
当接して正規の位置で走行し、逆方向走行時には上記上
下のガイド面の中間位置を磁気テープが走行するように
したものである。
【0011】また、走行する磁気テープ面に当接する第
1の案内面が円柱状であり、これと異なる回転位置に形
成されている第2の案内面がオフセットされた円柱状に
形成されている案内部材を磁気テープとの摩擦力によっ
て回動させて順方向走行時には磁気テープが上記第2の
案内に当接し、逆方向走行時には上記第1の案内面に当
接するようにしたものである。
【0012】また、走行する磁気テープ面に当接して案
内する円柱状の案内部材および上下いずれか一方のガイ
ド面を形成する半円環状のガイド部材とで構成されてい
るテープガイド部材を設け、このテープガイド部材を上
記案内面と磁気テープとの摩擦力によって当該磁気テー
プの走行方向にそれぞれ所定角度回動させて順方向走行
時には上記円環状のガイド部材によって磁気テープの走
行位置を規制し、逆方向走行時には上記円環状のガイド
部材による走行位置規制を解消するようにしたものであ
る。
【0013】
【作用】この発明に係るテープガイド装置は、案内面に
沿って磁気テープを所定角度巻き付けて走行させること
により、磁気テープを所定の走行経路に案内する。同時
に、上下のフランジ部材のガイド面に(通常はどちらか
一方のフランジ)前記磁気テープを接触させることによ
り、走行中の磁気テープの高さ規制を行う。その際、記
録または再生時には、その走行方向(以後この走行方向
を「順方向」と呼ぶ)にフランジ部材が磁気テープとの
摩擦力により所定角度だけ回転し、順方向時に対応した
第1のガイド面で磁気テープの高さ規制を行う。第1の
ガイド面は磁気テープの高さ規制を精度良く行える高さ
に設定されており、磁気テープは記録または再生時には
精度良く高さ規制を受ける。巻戻し時には、その走行方
向(以後この走行方向を「逆方向」と呼ぶ)にフランジ
部材が磁気テープとの摩擦力により所定角度だけ回転
し、逆方向時に対応した第2のガイド面で磁気テープの
高さ規制を行う。第2のガイド面は、磁気テープに対し
て順方向より規制力を緩和する高さに形成されており、
磁気テープは順方向より緩和された規制力で高さ規制を
受ける。
【0014】また、この発明に係るテープガイド装置
は、第2のガイド面をばね材で付勢されているフランジ
片で形成したので、逆方向時に磁気テープから押上力を
うけると変位して過大な力が磁気テープに加わるのを回
避する。
【0015】また、この発明に係るテープガイド装置
は、第1のガイド面を硬質材で、また第2のガイド面を
軟質材で形成したので、順方向時には磁気テープは精度
の良い高さ規制をうけ、逆方向時には規制が緩和され
る。
【0016】また、この発明に係るテープガイド装置
は、案内面と磁気テープとの摩擦力によって生じる案内
部材の回動力でねじ結合部材を回転させてフランジ部材
を上下させ、順方向時には正規の位置に磁気テープの位
置規制を行い、逆方向時には規制を緩和する。
【0017】また、この発明に係るテープガイド装置
は、磁気テープより広い幅の上下のガイド面を有するテ
ープガイド部材を、ねじ結合により上下させて順方向時
にはガイド面で走行位置を精度よく規制し、逆方向時に
はテープガイド部材を移動させて上下のガイド面による
走行位置の規制を緩和する。
【0018】また、この発明に係るテープガイド装置
は、案内面を円柱状とオフセットされた円柱状の部分と
で構成し、磁気テープと案内部材との摩擦力によって回
動させて順方向時にはオフセットされた案内面で磁気テ
ープの走行位置を規制し、逆走行時には円柱状の案内面
を磁気テープに当接させるので、走行位置の規制が緩和
される。
【0019】また、この発明に係るテープガイド装置
は、円柱状の案内部材に上下いずれか一方のガイド面を
形成する半円環状のガイド部材を設け、案内面と磁気テ
ープとの摩擦力によって順方向走行時のみ磁気テープの
走行位置を規制するようにしたので、逆方向走行時の磁
気テープ走行位置の規制が緩和される。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1によるテープガイ
ド装置を示す斜視図、図2はその分解斜視図、図3はそ
の動作状態を示す斜視図である。また、図31,図32
はこの実施例1によるテープガイド装置を含むVTR装
置の走行系の概略平面図である。図31,32におい
て、10は記録媒体である磁気テープ、20はこの実施
例1によるテープガイド装置、21は信号を磁気テープ
10に記録再生する回転ドラム装置、22は磁気テープ
10を駆動するキャプスタン、23はピンチローラ、2
4および26は磁気テープを所定の位置に案内するスラ
ントピン、25は走行する磁気テープ10のテンション
を制御するテンションピン、27は磁気テープ10が収
納されているテープカセットである。
【0021】また、図1〜図3において、1はステンレ
ス材からなる軸で、図示していない基台に固定されてい
る。2は軸1に圧入されて固定されているステンレス材
からなる下フランジ、3はステンレス材からなる上フラ
ンジであり、その周方向にそれぞれ所定の角度にわたっ
て高さの異なる第1,第2のガイド面3a,3bを有す
るとともに、軸1に対して磁気テープの走行方向に回転
可能に取り付けられている。ガイド面3aは記録再生時
に磁気テープ10に適切な直線性や走行安定性を与える
ために、適度の規制力を発生する正規の高さのガイド面
であり、一方ガイド面3bはガイド面3aより高い位置
に位置するガイド面である。一般的には、これら上下の
フランジ3,2のどちらか一方のガイド面で磁気テープ
10の高さ規制を行うが、本実施例では上フランジ3の
ガイド面3a,3bにより高さ規制を行う。
【0022】4は磁気テープ10を所定の走行経路に案
内する案内面4aを構成している案内部材であり、本実
施例では樹脂材からなり、軸1に取り付けられているロ
ーラーである。磁気テープ10は案内面4aに所定の角
度巻き付けられている。8は上フランジ3の上部に取り
付けられた凸部である。7はステンレス材からなるワッ
シャであり軸1に圧入して固定されている。同時にワッ
シャ7は周方向の一部を所定角度切り欠いた形状を有
し、凸部8に当接して上フランジ3の回転を阻止する停
止面7a,7bを有する。また、凸部8がワッシャ7の
停止面7aに当接しているときは、案内される磁気テー
プ10が上フランジ3の第1のガイド面3aと接触する
位置に、凸部8が停止面7bに当接しているときは磁気
テープ10が第2のガイド面3bと接触するようにそれ
ぞれ配置されている。
【0023】前記のように構成されたテープガイド装置
について動作の状態を図31、図32および図3により
動作を説明する。図31はVTRの動作前の状態を示
し、テープガイド装置20、スラントピン24、ピンチ
ローラ23、テンションピン25はテープカセット27
の凹形状部に位置している。図32に示す動作状態で
は、磁気テープ10はテープカセット27より引き出さ
れ、所定の位置に走行パスを形成する。記録、再生およ
び巻戻しなどの際には、磁気テープ10はテープガイド
装置20により高さ規制を受けて所定の高さ位置を走行
する。
【0024】図3(a)は記録または再生時の走行状態
を示し、磁気テープ10は順方向に走行している。この
時、上フランジ3の第1のガイド面3aは磁気テープ1
0の高さ規制を行うために常に磁気テープ10と接触し
ている。上フランジ3は前記のように軸1に対して回動
可能に取り付けられており、走行する磁気テープ10と
ガイド面3aとの摩擦力によりその走行方向に回動す
る。回動可能な回転角は、上フランジ3に取り付けられ
ている凸部8がワッシャ7の停止面7aに当接する位置
により規制され、これにより上フランジ3は所定の角度
だけ回動して停止する。その結果、磁気テープ10は順
方向に走行する際は、前記初期動作を行なった後、上フ
ランジ3のガイド面3aと接触して走行することにより
高さ規制を受ける。したがって、磁気テープ10は上フ
ランジ3のガイド面3aにより精度良く高さ規制を受け
走行する。
【0025】図3(b)は巻戻し時のように磁気テープ
10が逆方向に走行している状態を示す。この時も同様
に上フランジ3は常に磁気テープ10と接触している。
上フランジ3は磁気テープ10との摩擦力により逆方向
に回動する。凸部8がワッシャ7の停止面7bに当接す
る位置まで所定の角度だけ回動して停止する。その結
果、磁気テープ10は逆方向に走行する際には、前記初
期動作を行なった後、上フランジ3のガイド面3bによ
り高さ規制を受けて走行する。巻き戻し時には前記記
録、再生時よりテープの走行速度が数10倍〜数100
倍程度速く、磁気テープ10の上下方向の移動が激しく
なることがあるが、上フランジ3のガイド面3bはガイ
ド面3aの部分より高い位置に形成されているため、磁
気テープ10が激しく上下動した際にも上フランジ3の
ガイド面3bに過大な圧力で接触することがない。
【0026】実施例2.図4はこの発明による実施例2
を示すテープガイド装置の分解斜視図で、実施例1と同
一符号は同一部分を示している。本実施例では上フラン
ジ3と案内部材4が一体に構成されており、磁気テープ
10と案内面4aおよびガイド面3aとの摩擦によって
磁気テープ10の走行方向に所定角度回動するように構
成されている。
【0027】前記のように構成されているテープガイド
装置においては、磁気テープ10が順方向に走行する際
には、上フランジ3および一体化されている案内部材4
は磁気テープ10との摩擦力により順方向に凸部8が停
止面7aに当接する位置まで回転して停止する。その結
果、磁気テープ10は順方向に走行する際には前記初期
動作を行なった後、上フランジ3のガイド面3aと接触
することにより精度良く高さ規制を受けて走行する。
【0028】磁気テープが逆方向に走行する際には、フ
ランジ3および案内部材4は磁気テープ10との摩擦力
により凸部8が停止面7bに当接する位置まで回動して
停止する。その結果、磁気テープ10は逆方向に走行す
る際には前記初期動作を行なった後、上フランジ3のガ
イド面3bと接触して走行することにより高さ規制を受
ける。巻き戻し時には前記記録、再生時より磁気テープ
の上下動が激しくなることがあるが、上フランジ3のガ
イド面3bはガイド面3aより高い位置に形成されてい
るため、磁気テープ10が過大な規制力を受けることが
無い。
【0029】実施例3.図5はこの発明による実施例3
を示すテープガイド装置の分解斜視図で、実施例1と同
一符号は同一部分を示している。上フランジ3は、軸1
に対して回動可能に取り付けられており、その周方向に
それぞれ所定の角度範囲にわたって異なる角度の傾斜面
に形成されている第1,第2のガイド面3a、3bを有
し、第1のガイド面3aは軸1に対して垂直な面に若干
の傾斜面をなしており、第2のガイド面3bは第1のガ
イド面3aよりさらに大きい傾斜面をなしている。案内
部材4はローラーである。
【0030】上記のように構成されたテープガイド装置
においては、磁気テープ10が順方向に走行する際に
は、上フランジ3は磁気テープ10との摩擦力により順
方向に凸部8がワッシャ7の停止面7aに当接する位置
まで回動して停止する。その結果、磁気テープは順方向
に走行する際には、前記初期動作を行なった後、第1の
ガイド面3aの傾斜が緩やかな部分と接触、走行するこ
とにより高さ規制を受ける。ガイド面3aは傾斜角が小
さいため、磁気テープ10に対して適切な規制力を与
え、磁気テープ10は上下動することなく走行する。
【0031】磁気テープ10が逆方向に走行する際に
は、フランジ3は磁気テープ10との摩擦力により逆方
向に凸部8が停止面7bに当接する位置まで回転して停
止する。その結果、磁気テープ10は逆方向に走行する
際には前記初期動作を行なった後、傾斜の大きいガイド
面3bと接触して走行することにより高さ規制を受け
る。巻き戻し時には、記録再生時より磁気テープの上下
動が激しくなることがあるが、ガイド面3bはガイド面
3aより傾斜角が大きいため、磁気テープ10が過度に
上昇するとガイド面3bの傾斜に沿って磁気テープ10
の端部が乗り上げるので、過大な規制力を受けることが
ない。
【0032】実施例4.図6はこの発明による実施例4
を示すテープガイド装置の分解斜視図、図7はその動作
の状態を示す斜視図で、実施例1と同一符号は同一部分
を示している。3はステンレス材からなる上フランジ
で、実施例1と同様に構成されたガイド面3a,3bを
有し、軸1に圧入され固定されている。案内部材4は樹
脂材料からなるローラーであり、軸1に対して回転自在
に取り付けられている。12はアームであり、前記1〜
4の部材によって構成されるテープガイド部材がその取
付け部12aに軸1でもって取り付けられている。13
は基台に取り付けられている軸で、アーム12が磁気テ
ープ10の走行方向に回動自由に取り付けられている。
14,15はステンレス材からなる円柱形状をしたスト
ッパであり、前記アーム12の回転角を規制する位置に
ある。また、アーム12がストッパ14に当接する図7
(a)の状態では、ガイド面3aが磁気テープ10と接
触する位置に、また、アーム12がストッパ15と当接
する図7(b)の状態では、ガイド面3bが磁気テープ
と接触する位置となるように構成されている。
【0033】上記のように構成されたテープガイド装置
の動作状態を図7により説明する。図7(a)は磁気テ
ープ10が順方向に走行中の状態を示しており、図7
(b)は磁気テープ10が逆方向に走行中の状態を示し
ている。図7(a)に示すように磁気テープ10が順方
向に走行する際には、上フランジ3と磁気テープ10と
の摩擦力によりアーム12が軸13を中心に回動し、ア
ーム12がストッパ14に当接した位置で停止する。そ
の結果、磁気テープ10は順方向に走行する際には前記
初期動作を行なった後、上フランジ3のガイド面3aと
接触して適切な規制力を受けることにより、上下動する
ことなく走行する。
【0034】また、逆に図7(b)に示すように磁気テ
ープ10が逆方向に走行する場合には、上フランジ3と
磁気テープ10との摩擦力によりアーム12は磁気テー
プ走行方向に軸13を中心に回転し、アーム12がスト
ッパ15に当接した位置で停止する。その結果、磁気テ
ープ10は逆方向に走行する際には前記初期動作を行な
った後、上フランジ3のガイド面3bにより高さ規制を
受ける。巻き戻し時には前記記録、再生時より磁気テー
プ10の上下動が激しくなることがあるが、ガイド面3
bはガイド面3aより高い位置に形成されているため、
磁気テープ10が激しく上下動しても磁気テープ10に
過大な規制力が作用することが無い。
【0035】実施例5.図8はこの発明による実施例5
を示すテープガイド装置の断面図、図9は分解斜視図、
図10は動作状態を示す斜視図、図11は動作状態を示
す平面図で、図1と同一符号は同一部分を示している。
図において、3はポリアセタールなどの樹脂材料からな
る上フランジであり、軸1に対して回転自在に取り付け
られているとともに、その周方向に所定の角度にわたっ
てガイド面3aが形成されるとともに、その余の部分に
は上フランジ3の一部を所定の角度にわたって高さ方向
に切り欠いた切り欠き部3cが構成されている。案内部
材4はローラーである。6はばね材で切り欠き部3c内
に、軸方向に伸縮可能に挿入されている。11はステン
レス材からなるフランジ片であり、切り欠き部3c内に
挿入されるとともに、前記ばね材6により軸方向に変位
可能に付勢されている。9は金属材料からなるワッシャ
であり、上フランジ3の下部の軸1に圧入されて案内部
材4の上面に形成されている凹部4b内に収まるように
固定されており、フランジ片11の軸方向への変位量を
規制し、第2のガイド面3bを形成するフランジ片11
の下端面が上フランジ3のガイド面3aと同一高さにな
るように保持している。軸1に圧入固定されているワッ
シャ7は上フランジ3の軸方向への移動を阻止し、凸部
8が停止面7aに当接する状態ではガイド面3aが磁気
テープ10と接触する位置に、凸部8が停止面7bに当
接する状態ではフランジ片11の下端面3bが磁気テー
プ10と接触する位置となるように構成されている。
【0036】上記のように構成されたテープガイド装置
の動作を図10、図11により説明する。図10(a)
および図11(a)は磁気テープ10が記録または再生
モードで順方向に走行中の状態を示しており、ガイド面
3aは磁気テープ10の上端部と常に接触している。上
フランジ3は軸1に対して回転自在に取り付けられてい
るため、磁気テープ10との摩擦力によって磁気テープ
10の走行方向に回動し、凸部8がワッシャ7の停止面
7aに当接する位置で停止する。その結果、磁気テープ
10は順方向に走行する際は前記初期動作の後、上フラ
ンジ3のガイド面3aと接触して走行する。ガイド面3
aは、磁気テープ10の上端部に適切な規制力を与える
高さに一定位置に構成されているため、順方向に走行中
の磁気テープは上下動する事なく精度良く高さ規制を受
けて走行する。
【0037】また、図10(b)および図11(b)は
磁気テープ10が巻き戻しモードで逆方向に走行中の状
態を示す。この状態では、上フランジ3は磁気テープ1
0との摩擦力によって、磁気テープ10の走行方向に凸
部8がワッシャ7の停止面7bに当接する位置まで回動
して停止する。その結果、磁気テープ10は逆方向に走
行する際前記初期動作の後、フランジ片11の下端面3
bと接触して走行する。巻き戻し時においては、磁気テ
ープ10は前記記録または再生時より速度が数10倍〜
数100倍速いため、過大に上下動することがある。フ
ランジ片11はばね材6を介して軸方向に変位可能に取
り付けられているため、磁気テープ10が過大に上下動
してもその上昇力に応じてフランジ片11が高さ方向に
変位して逃げるので、磁気テープ10に過大な規制力が
作用することはない。
【0038】実施例6.図12はこの発明の実施例6に
よるテープガイド装置の部分断面図、図13は斜視図、
図14は分解斜視図、図15は動作状態を示す平面図
で、実施例4および実施例5と同一符号は同一部分を示
している。この実施例は、実施例4の上フランジ部材3
に実施例5のフランジ片11を装着したものである。
【0039】上記のように構成されたテープガイド装置
の動作を図15により説明する。図15(a)は磁気テ
ープ10が記録または再生モードで順方向に走行中の状
態を示す。上フランジ3のガイド面3aは走行中の磁気
テープ10の上端部と常に接触し、アーム12は軸1に
対して回転自在に取り付けられているため、上フランジ
3と磁気テープ10との摩擦力によって磁気テープ10
の走行方向にアーム12がストッパ14に当接する位置
まで回動して停止する。その結果、磁気テープ10は順
方向に走行中、前記初期動作の後、上フランジ3のガイ
ド面3aと接触して走行する。ガイド面3aは、磁気テ
ープ10の上端部に適切な規制力を与える高さに形成さ
れているため、順方向に走行中の磁気テープは上下動す
ることなく走行する。
【0040】また、図15(b)は磁気テープ10が巻
き戻しモードで逆方向に走行中の状態を示す。この状態
では、アーム12は上フランジ3と磁気テープ10との
摩擦力によって、磁気テープ10の走行方向にストッパ
15に当接する位置まで回動して停止する。その結果、
磁気テープ10は逆方向に走行中、前記初期動作の後、
フランジ片11の下端面3bと接触して走行する。巻き
戻し時においては、磁気テープ10は前記記録または再
生時より速度が数10倍〜数100倍速いため、過大に
上下動することがあるが、フランジ片11はばね材6を
介して軸方向に変位可能に取り付けられているため、磁
気テープ10が過大に上下動してもその上昇力に応じて
フランジ片11が高さ方向に変位して逃げるので、磁気
テープ10に過大な規制力が作用することはない。
【0041】実施例7.図16はこの発明の実施例7に
よるテープガイド装置の斜視図である。1はステンレス
材からなる軸である。4は磁気テープを所定の位置に案
内する案内部材で、軸1に所定角度だけ回転自在に取り
付けられており、その周方向にわたって2種の相異なる
形状の第1,第2の案内面4c,4dを有する。第1の
案内面4cは円柱形の側面が軸に対してある角度傾いた
形状(円柱にオフセット角を与えた形状)の傾斜円柱案
内面であり、4dは円柱の側面形状の円柱案内面であ
り、両者のつなぎ目は滑らかに形成されている。9はワ
ッシャであり、軸1に圧入され固定されて前記案内部材
4を軸1に固定する。案内部材4の上部は凸部8が取り
付けられており、軸1にはワッシャ7が取り付けられ
て、凸部8が停止面7aに当接している状態では、案内
面4cが磁気テープと接触する位置に、凸部8が停止面
7bに当接している状態では案内面4dが磁気テープ1
0と接触する位置となるように構成されている。
【0042】上記のように構成されたテープガイド装置
においては、磁気テープ10が順方向に走行する際に次
に示す動作を行う。図16において順方向を左から右で
あるとする。案内部材4は、磁気テープ10の走行にし
たがって軸1を中心として回動し、凸部8が停止面7a
に当接する位置に停止する。従って磁気テープ10は、
順方向に走行中は前記初期動作の後、案内部材4の案内
面4cに接触して走行する。案内面4cはオフセットを
与えられた円柱形状であるため、磁気テープ10には幅
方向(上方向)に分布したテンションが加わり所定の位
置に安定して走行する。
【0043】一方、磁気テープが逆方向に走行する際に
は、案内部材4は磁気テープ10の走行方向に凸部8が
停止面7bに当接する位置まで回動して停止する。従っ
て逆方向走行時には磁気テープ10は前記初期動作の
後、案内面4dと接触して走行する。巻戻し時には磁気
テープは前記記録、再生時より数10〜数100倍高速
で走行する。従って、磁気テープには記録、再生時より
テンション変動など過大な負荷が作用するが、案内面4
dはオフセットのない円柱形状であるため、磁気テープ
10には幅方向に均一なテンションが作用して走行す
る。
【0044】実施例8.図17はこの発明の実施例8に
よるテープガイド装置を示す斜視図である。1〜9は前
記実施例7と同一構成部分を示しており、案内部材4は
円柱状の案内面4aを有している。16は円柱状の案内
面4aの上端部に設けられた半円環状のガイド部材で、
ガイド面3aを形成する。案内部材4の上面には凸部が
設けられ、軸1にはワッシャ7が固着されており、凸部
8が停止面7aに当接した状態では半円環状のガイド部
材16の下面3aに磁気テープ10が接触する位置に、
凸部8が停止面7bに当接した状態では半円環状のガイ
ド部材16には磁気テープ10が接触しない位置となる
ように構成されている。
【0045】上記のように構成されたテープガイド装置
20においては、磁気テープ10が記録再生時に順方向
に走行する際以下の動作を行う。案内部材4は軸1に対
して回転自在に取り付けられているため、磁気テープ1
0との摩擦力により凸部8が停止面7aに当接する位置
まで回動して停止する。従って順方向に走行する時は、
磁気テープ10は前記初期動作の後、半円環状のガイド
部材16のガイド面3aと接触し、磁気テープ10は高
さ方向に適切な位置規制を受けて走行する。
【0046】巻戻し時に磁気テープ10が逆方向に走行
する際には、案内部材4は磁気テープ10との摩擦力に
より、凸部8が停止面7bに当接する位置まで回動して
停止する。従って、磁気テープ10は前記初期動作の
後、半円環状のガイド部材16と接触しない状態で走行
する。巻戻し時には、前記順方向に走行する際の数10
〜数100倍の速度で走行するので、磁気テープの上下
動が過大になることがある。案内面4aは円柱形状の一
部であるため、走行する磁気テープ10が過大に上下動
しても、磁気テープ10に対して過大な規制力は作用す
ることがない。
【0047】実施例9.図18はこの発明の実施例9に
よるテープガイド装置の分解斜視図、図19はその動作
状態を示す斜視図である。図において同一符号はそれぞ
れ同一部分を示しており、下フランジ2は軸1に圧入さ
れて固定されている。上フランジ3の軸中心には左ねじ
のめねじ3eが形成されており、軸1に固着されている
おねじ部材17にねじ結合でもって取り付けられ、上フ
ランジ3ガ回転すると軸方向に移動するように形成され
ている。案内部材4はローラーであり、軸1に対して回
転自在に前記上フランジ3と下フランジ2との間に取り
付けられている。また、上フランジ3は凸部8が停止面
7aに当接した位置で磁気テープ10に対して所定の適
切な位置を与える高さになるよう構成されている。
【0048】上記のように構成されたテープガイド装置
の動作を図19により説明する。図19(a)は記録、
再生時に磁気テープ10が順方向に走行中の状態を示
す。この時、上フランジ3は磁気テープ10の上端部と
の摩擦力により、その走行方向に、凸部8が停止面7a
に当接する位置まで回転して停止する。従って磁気テー
プは前記初期動作の後に所定の高さ位置にある上フラン
ジ3により適切に位置規制を受けて走行する。
【0049】図19(b)は巻き戻し時に磁気テープが
逆方向に走行中の状態を示す。この時、上フランジ3は
磁気テープ10との摩擦力によりその走行方向に凸部8
が停止面7bに当接する位置まで回転して停止する。フ
ランジ3はおねじ部材17に対して所定角度逆方向に回
転することにより、軸方向に所定量上方に移動して停止
する。したがって逆方向走行時には、前記初期動作の
後、磁気テープ10は所定量軸方向に移動した上フラン
ジ3により高さ規制を受ける。巻き戻し時には、記録、
再生時より走行速度が速く磁気テープが過大に上下動す
ることがあるが、前記動作により記録、再生時より上フ
ランジ3と下フランジ2との間隔が広い状態であるので
磁気テープは過大な規制力を受けることがない。
【0050】実施例10.図20はこの発明の実施例1
0によるテープガイド装置の分解斜視図、図21はその
動作の状態を説明するための斜視図で、同一符号はそれ
ぞれ同一部分を示している。この実施例の案内部材4は
円柱状の案内面4aを有するカム状に形成されており、
軸1に圧入されて固着されている。また、おねじ部材1
7も軸1に圧入され、案内部材4の上部に固定されてい
る。上フランジ3は短冊形に形成されてめねじ3eを有
し、おねじ部材17にねじ結合して案内部材4の上端に
取り付けられ、軸1に固着されているワッシャ9によっ
て軸方向に所定量だけ上下方向に移動可能に構成されて
いる。さらに、フランジ片11は案内部材4の上部に当
接した状態で、磁気テープ10の上端が所定高さに位置
する高さとなるように、同時に案内面4aに案内される
磁気テープ10と少なくともその一部が接触するように
構成されている。
【0051】前記のように構成されたテープガイド装置
20について、図21により動作を説明する。図21
(a)は磁気テープ10が順方向に走行中の状態を示
す。この時、上フランジ3は磁気テープ10と接触して
おり、磁気テープ10との摩擦力により順方向に回転
し、案内部材4の上端部と当接して停止するが、このと
き、上フランジ3のガイド面3aは磁気テープ10が所
定の高さとなる位置に位置する。したがって、順方向走
行時には、磁気テープ10は前記初期動作の後、上フラ
ンジ3より所定の位置に高さ規制を受ける。
【0052】図21(b)は巻き戻し時に磁気テープ1
0が逆方向に走行中の状態を示す。この時、上フランジ
3は磁気テープ10との摩擦力によって逆方向に回転
し、ワッシャ9に当接して停止する。従って、逆方向に
磁気テープ10が走行する際は、前記初期動作の後磁気
テープ10は順方向走行時より上方に移動した上フラン
ジ3のガイド面3aにより高さ規制を受けるので、過大
な規制力を受けることがない。
【0053】実施例11.図22はこの発明の実施例1
1によるテープガイド装置の斜視図、図23はその動作
の状態を示す断面図である。図において、実施例1と同
一符号はそれぞれ同一部分を示しており、上フランジ3
はその下面に周方向に所定の角度にわたって2種類の硬
さの異なる材料からなる部分、硬質部3fと軟質部3g
を有する。硬質部3fはステンレス材などの金属材料か
らなり、軟質部3gはフェルトなどの十分に剛性の低い
物質よりなる。上フランジ3は軸1に対して回転自在に
取り付けられており、凸部8が停止面7aに当接した状
態では硬質部3fが磁気テープ10と接触する位置に、
凸部8が停止面7bに当接した状態では軟質部3gが磁
気テープ10と接触する位置になるように構成されてい
る。
【0054】前記のように構成されているテープガイド
装置20においては、磁気テープ10が順方向に走行す
る際には、図23(a)に示すように、上フランジ3は
磁気テープ10との摩擦力により順方向に回転し、凸部
8が停止面7aに当接して停止する。その結果、磁気テ
ープ10は順方向に走行する際には前記初期動作の後、
上フランジ3の硬質部3fの部分と接触して、走行する
ことにより高さ規制を受ける。磁気テープ10は上フラ
ンジ3の硬質部3fの部分と接触走行することにより、
精度良く高さ規制を受け良好な直線性で走行する。
【0055】磁気テープ10が逆方向に走行する際に
は、図23(b)に示すようにフランジ3は磁気テープ
10との摩擦力により逆方向に回転して、凸部8が停止
面7bに当接した位置で停止する。その結果、磁気テー
プ10は逆方向に走行する際には前記初期動作の後、上
フランジ3の軟質部3gの部分と接触して走行すること
により高さ規制を受ける。巻き戻し時には前記記録、再
生時より走行速度が速く磁気テープ10の上下動が激し
くなることがあるが、上フランジ3の軟質部3gの部分
は硬質部3aの部分より十分剛性が低い材質で構成され
ており、磁気テープ10が上下動しても図のように軟質
部3gが容易に変形するため、過大な規制力を受けるこ
とが無い。
【0056】実施例12.図24はこの発明の実施例1
2によるテープガイド装置の斜視図、図25はその動作
の状態を示す断面図である。図において、同一符号はそ
れぞれ前記各実施例と同一の部分を示しており、上フラ
ンジ3は、軸1に圧入されて固定されている。また、磁
気テープ10の高さ規制は上フランジ3のガイド面3a
で行うものとし、案内部材4を構成するローラーの高さ
は磁気テープ10より大きく構成されている。アーム1
2の取り付け部12aには軸1が圧入されて固着され
る。12bは左ねじのめねじである。18はアーム12
の回転中心となる軸であり、その一部にめねじ12bと
ねじ結合するおねじ18eが形成されている。19は軸
18が固定されている台座である。14,15はアーム
12の回転領域を規制するストッパである。また、アー
ム12がストッパ14に当接している状態では、上フラ
ンジ3のガイド面3aの位置が磁気テープ10の所定の
高さ位置になるように、またアーム12がストッパ15
と当接している状態では上フランジ3が前記所定高さ位
置より所定量高い位置になるように、おねじ18eとめ
ねじ12bによってアーム12が上下するように構成さ
れている。
【0057】前記のように構成されているテープガイド
装置の動作を説明する。図25(a)は記録、再生時に
磁気テープ10が順方向に走行中の状態を示す。この
時、アーム12は案内部材4と磁気テープ10との摩擦
力、または上フランジ3と磁気テープ10との摩擦力に
より順方向に回転し、アーム12がストッパ14に当接
して停止する。この回転によりめねじ12bはおねじ1
8eに対して所定角度回転し、アーム12は下った位置
に停止するため、上フランジ3は磁気テープ10を所定
高さに規制する位置となる。したがって、順方向走行時
には前記初期動作の後、磁気テープ10は所定の高さ位
置のガイド面3aにより高さ規制を受ける。
【0058】図25(b)は巻き戻し時に磁気テープ1
0が逆方向に走行中の状態を示す。この時、アーム12
は逆方向に回転し、アーム12がストッパ15に当接し
て停止する。この回転により、めねじ12bはおねじ1
8eに対して右回りに所定角度回転するため、アーム1
2は上った位置で停止し、このため上フランジ3は順方
向走行時より高い位置に位置する。したがって、磁気テ
ープ10は巻き戻し時には前記記録、再生時より走行速
度が速く、磁気テープが過大に上下動することがある
が、前記初期動作により上フランジ3が所定位置より上
方に変位しているため、過大な規制力を受けない。
【0059】実施例13.図26はこの発明の実施例1
3によるテープガイド装置の斜視図、図27はそのXXVI
I −XXVII 線矢視断面図、図28はその分解斜視図で、
図26は磁気テープ10が逆方向に走行中の状態を示
す。図において実施例5と同一符号はそれぞれ同一部分
を示しており、上フランジ3には、段差付きの切欠き部
3h,3iを有するとともに、切欠き部3h,3iの端
面に停止面3k,3lを有し、反対側に停止面3jを有
する。ばね部材6は、軸方向に変形可能に上フランジ3
の切欠き部3h,3i内に挿入されており、ワッシャ9
は、軸1に圧入されて固定されて案内部材4が上方に変
位するのを阻止している。フランジ片11は上フランジ
3の切欠き部3h,3i内に前記ばね部材6により軸方
向に変位可能に付勢されるとともに、上フランジ3とワ
ッシャ9により変位可能な範囲が規制されている。ま
た、フランジ片11は無負荷時にワッシャ9に当接し、
磁気テープ10を所定の高さ位置に規制するよう取り付
けられている。
【0060】前記のように構成されたテープガイド装置
20においては、順方向走行時に次のような動作を行
う。フランジ片11は磁気テープ10との摩擦力により
順方向に回転し、停止面3lに当接して停止する。その
後はフランジ片11が停止面3lに当接した状態で磁気
テープ10は走行を続ける。この時、フランジ片11は
停止面3lと当接するとともに切り欠き部3iにより軸
方向に変位不能に拘束される。したがって、磁気テープ
10は軸方向に拘束されたフランジ片11のガイド面3
aと接触して走行して高さ規制を受ける。
【0061】磁気テープ10が巻き戻し時に逆方向に走
行する際には、磁気テープ10は逆方向に回転してフラ
ンジ片11が停止面3jに当接して停止する。その後は
フランジ片11が停止面3jに当接した状態で磁気テー
プ10は走行を続ける。この時、フランジ片11はばね
部材6により軸方向に変位可能に支持されているととも
に、切り欠き部3hにより軸方向の変位可能量は大きく
なる。巻き戻し時には走行速度が速く、磁気テープ10
が過大に上下動することがあるが、その場合には磁気テ
ープ10の上下動に応じてフランジ片11が軸方向に変
位して逃げるので、磁気テープ10が過大な規制力をう
けることがない。
【0062】実施例14.図29はこの発明の実施例1
4によるテープガイド装置の斜視図、図30はその分解
斜視図である。図において前記各実施例と同一符号はそ
れぞれ同一部分を示している。上フランジ3は、軸1に
対して回転自在に取り付けられている。また、上フラン
ジ3の上部には凸部8が取り付けられている。ワッシャ
7は、底面を有する円筒形の一部を切り欠いた形状を有
し、軸1に圧入固定されている。またワッシャ7の切り
欠き部7cと、この切り欠き部7cの端部に凸部8の回
転を阻止する停止面7a,7bを有し、さらに、凸部8
の軸方向への変位規制手段として停止部7dを有する。
6はばね材であり、軸方向に伸縮可能にワッシャ7の切
り欠き部7c内に挿入されている。また、上フランジ3
のガイド面3aがばね材6により無負荷状態で磁気テー
プ10の所定高さに位置するように構成されている。
【0063】前記のように構成されたテープガイド装置
20においては、磁気テープ10が記録、再生時に順方
向に走行する際に以下に示す動作を行なう。磁気テープ
10が順方向に走行する際、上フランジ3のガイド面3
aは常に磁気テープ10の上端部と接触しており、磁気
テープ10との摩擦力によって順方向に回転し、凸部8
が停止面7aに当接して停止する。以後、凸部8が停止
面7aに当接した状態で磁気テープ10は走行を続け
る。凸部8が停止面7aに当接している状態では、同様
に凸部8の上面は軸方向の移動規制手段である停止面7
dとも当接している。従って、上フランジ3はその周方
向にも高さ方向にも停止した状態でガイド面3aが磁気
テープ10と当接し、磁気テープ10の高さ規制を行な
う。
【0064】巻き戻し時に磁気テープ10が逆方向に走
行する際には、上フランジ3は逆方向に回転し、凸部8
が停止面7bに当接して停止する。この状態では、上フ
ランジ3はばね材6により軸方向に上下可能に支持され
ている。巻き戻し時には、記録、再生時より走行速度が
速く磁気テープ10が過大に上下動することがあるが、
その際には、磁気テープ10の上下動に応じて上フラン
ジ3が容易に変位して逃げるので、過大な規制力をうけ
ることがない。
【0065】
【発明の効果】この発明は上記のように構成されている
ため、次に示す効果を有する。
【0066】少なくとも上下フランジの一方をその周方
向の所定の角度範囲にわたって異なる高さのガイド面を
構成するとともに、磁気テープの走行に応じて前記フラ
ンジが所定角度回転することにより、走行方向に適した
高さのガイド面で磁気テープの高さ規制を行なうように
したので、記録、再生時には精度良く磁気テープの高さ
規制を行なうことが出来るとともに、巻き戻し時には磁
気テープに過大な負荷が作用することがない。
【0067】また、ばね材で付勢されたフランジ片によ
って逆方向走行時の磁気テープの位置規制を行うように
したので逆方向走行時に磁気テープに過大な規制力を加
えることがない。
【0068】また、少なくとも上下フランジの一方のガ
イド面をその周方向の所定の角度範囲にわたって硬さの
異なる材料で構成するとともに、該フランジが磁気テー
プの走行方向に所定角度回転することにより、順方向時
は十分な剛性を有する材質のガイド面で、逆方向時は剛
性の低い材質のガイド面で磁気テープの高さ規制を行な
うようにしたので、記録、再生時には精度良く磁気テー
プの高さ規制を行なうことが出来るとともに、巻き戻し
時には磁気テープに過大な負荷が作用することがない。
【0069】また、磁気テープの案内面を形成する案内
部材とフランジとを一体に構成し、磁気テープとフラン
ジの接触状態にかかわらず、磁気テープと案内面との摩
擦力により案内部材を回動させてガイド面の高さを切り
替えるようにしたので、簡単な構成で確実にガイド面の
高さを切り換えることができる。
【0070】また、案内部材の形状をその周方向の所定
の角度範囲にわたってオフセットを有する円柱状の案内
面と、オフセットのない円柱状の案内面に構成するとと
もに、磁気テープの走行方向に案内部材が所定角度回転
することにより、順方向時はオフセットを有する円柱状
の案内面で、逆方向時はオフセットのない円柱形状の案
内面で磁気テープを案内するようにしたので、記録、再
生時には精度良く磁気テープの高さ規制を行なうことが
出来るとともに、巻き戻し時には磁気テープに過大な負
荷が作用することがない。
【0071】また、案内部材の案内面に半円環状のガイ
ド部材を設け、案内部材が磁気テープの走行方向に所定
角度回転することにより、順方向時は所定の高さ位置の
ガイド面で、逆方向時は磁気テープの高さ規制を行なわ
ないようにしたので、記録、再生時には精度良く磁気テ
ープの高さ規制を行なうことが出来るとともに、巻き戻
し時には磁気テープに過大な負荷が作用することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるテープガイド装置の
斜視図である。
【図2】実施例1の分解斜視図である。
【図3】実施例1の動作時の状態を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施例2によるテープガイド装置の
分解斜視図である。
【図5】この発明の実施例3によるテープガイド装置の
分解斜視図である。
【図6】この発明の実施例4によるテープガイド装置の
分解斜視図である。
【図7】実施例4の動作時の状態を示す斜視図である。
【図8】この発明の実施例5によるテープガイド装置の
断面図である。
【図9】実施例5の分解斜視図である。
【図10】実施例5の動作時の状態を示す斜視図であ
る。
【図11】実施例5の動作時の状態を示す平面図であ
る。
【図12】この発明の実施例6によるテープガイド装置
の部分断面図である。
【図13】実施例6の斜視図である。
【図14】実施例6の分解斜視図である。
【図15】実施例6の動作時の状態を示す平面図であ
る。
【図16】この発明の実施例7によるテープガイド装置
の斜視図である。
【図17】この発明の実施例8によるテープガイド装置
の斜視図である。
【図18】この発明の実施例9によるテープガイド装置
の分解斜視図である。
【図19】実施例9の動作の状態を示す斜視図である。
【図20】この発明の実施例10によるテープガイド装
置の分解斜視図である。
【図21】実施例10の動作時の状態を示す斜視図であ
る。
【図22】この発明の実施例11によるテープガイド装
置の斜視図である。
【図23】実施例11の動作状態を示す断面図である。
【図24】この発明の実施例12によるテープガイド装
置の分解斜視図である。
【図25】実施例12の動作時の状態を示す断面図であ
る。
【図26】この発明の実施例13によるテープガイド装
置の斜視図である。
【図27】実施例13の部分断面図である。
【図28】実施例13の分解斜視図である。
【図29】この発明の実施例14によるテープガイド装
置の斜視図である。
【図30】実施例14の分解斜視図である。
【図31】アンローディング時のテープガイド装置を含
むVTRの概略平面図である。
【図32】ローディング時のVTRの概略平面図であ
る。
【図33】従来のテープガイド装置の正面図である。
【符号の説明】
1 軸 2 下フランジ 2a ガイド面 3 上フランジ 3a 第1のガイド面 3b 第2のガイド面 3c 切り欠き部 3e めねじ 3f 硬質部 3g 軟質部 3h 切り欠き部 3i 切り欠き部 3j 停止面 3k 停止面 3l 停止面 4 案内部材 4a 案内面 4b 凹部 4c 傾斜円柱案内面 4d 円柱案内面 6 ばね材 7 ワッシャ 7a 停止面 7b 停止面 7c 切り欠き部 7e めねじ 8 凸部 9 ワッシャ 10 磁気テープ 11 フランジ片 12 アーム 12a 取付け部 12b めねじ 13 軸 14 ストッパ 15 ストッパ 16 案内部材 17 おねじ部材 18 軸 18e おねじ 20 テープガイド装置
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する磁気テープ面に当接する案内面
    を形成する案内部材と、その磁気テープの上下端に当接
    して上下方向の走行位置を規制する上下のガイド面を形
    成する上下のフランジ部材とを有するテープガイド装置
    であって、順方向走行時に磁気テープの走行位置が正規
    の位置となるように規制する第1のガイド面と、この第
    1のガイド面よりは広いガイド幅を形成する第2のガイ
    ド面とが異なる回転位置に形成されているフランジ部材
    と、このフランジ部材およびまたは上記案内面と磁気テ
    ープとの摩擦力によって当該フランジ部材を回転させて
    順方向走行時には上記第1のガイド面が当該磁気テープ
    に当接する位置に、また、逆方向走行時には上記第2の
    ガイド面が当該磁気テープに対向する位置となるように
    切り換える手段とを備えたことを特徴とするテープガイ
    ド装置。
  2. 【請求項2】 走行する磁気テープ面に当接する案内面
    を形成する案内部材と、その磁気テープの上下端に当接
    して上下方向の走行位置を規制する上下のガイド面を形
    成する上下のフランジ部材とを有するテープガイド装置
    であって、順方向走行時に磁気テープの走行位置が正規
    の位置となるように規制する第1のガイド面がフランジ
    部材で形成されており、この第1のガイド面よりは広い
    ガイド幅を形成する第2のガイド面が当該フランジ部材
    に軸方向に変位可能に保持され、かつばねで磁気テープ
    の端部に当接する方向に付勢されているフランジ片で形
    成されており、上記フランジ部材およびまたは上記案内
    面と磁気テープとの摩擦力によって当該フランジ部材を
    回転させて順方向走行時には上記第1のガイド面が当該
    磁気テープに当接する位置に、また、逆方向走行時には
    上記第2のガイド面が当該磁気テープに対向する位置と
    なるように切り換える手段とを備えたことを特徴とする
    テープガイド装置。
  3. 【請求項3】 走行する磁気テープ面に当接する案内面
    を形成する案内部材と、その磁気テープの上下端に当接
    して上下方向の走行位置を規制する上下のガイド面を形
    成する上下のフランジ部材とを有するテープガイド装置
    であって、順方向走行時に磁気テープの走行位置が正規
    の位置となるように規制する第1のガイド面と、この第
    1のガイド面よりは広いガイド幅を形成する第2のガイ
    ド面とが異なる回転位置に形成されており、かつ第1の
    ガイド面が硬質材で、また、第2のガイド面が軟質材で
    形成されているフランジ部材と、このフランジ部材およ
    びまたは上記案内面と磁気テープとの摩擦力によって当
    該フランジ部材を回転させて順方向走行時には上記第1
    のガイド面が当該磁気テープに当接する位置に、また、
    逆方向走行時には上記第2のガイド面が当該磁気テープ
    に対向する位置となるように切り換える手段とを備えた
    ことを特徴とするテープガイド装置。
  4. 【請求項4】 走行する磁気テープ面に当接する案内面
    を形成する案内部材と、その磁気テープの上下端に当接
    して上下方向の走行位置を規制する上下のガイド面を形
    成する上下のフランジ部材とを有するテープガイド装置
    であって、上記上下のガイド面のうち少なくとも一方の
    ガイド面を形成するフランジ部材を軸方向に上下させる
    ねじ結合部材と、上記案内面と磁気テープとの摩擦力に
    よって上記ねじ結合部材を磁気テープの走行方向に回動
    させて順方向走行時には上記上下のガイド面の位置が正
    規の位置となるように、また逆方向走行時には上記上下
    ガイド面の間隔が広がった位置となるように切り換える
    手段とを備えたことを特徴とするテープガイド装置。
  5. 【請求項5】 走行する磁気テープ面に当接する案内面
    を形成する案内部材と、その磁気テープの上下端に当接
    して上下方向の走行位置を規制する上下のガイド面を形
    成する上下のフランジ部材とを有し、上下のガイド面の
    間隔が磁気テープの幅より広い幅に形成されてなるテー
    プガイド部材を軸方向に上下させるねじ結合部材と、上
    記案内面と磁気テープとの摩擦力によって上記ねじ結合
    部材を磁気テープの走行方向に回動させて順方向走行時
    には上記上または下のガイド面を磁気テープに当接させ
    て正規の位置で走行させ、逆方向走行時には上記上下の
    ガイド面の中間の位置に磁気テープを走行させるように
    切り換える手段とを備えたテープガイド装置。
  6. 【請求項6】 走行する磁気テープ面に当接する第1の
    案内面が円柱状であり、これと異なる回転位置に形成さ
    れている第2の案内面がオフセットされた円柱状に形成
    されている案内部材と、この案内部材と磁気テープとの
    摩擦力によって当該案内部材を回動させて順方向走行時
    には磁気テープを上記第2の案内面に当接させ、逆方向
    走行時には上記第1の案内面に当接させるように切り換
    える手段とを備えたことを特徴とするテープガイド装
    置。
  7. 【請求項7】 走行する磁気テープ面に当接して案内す
    る円柱状の案内部材およびその上下いずれか一方のガイ
    ド面を形成する半円環状のガイド部材とで構成されてい
    るテープガイド部材と、このテープガイド部材を上記案
    内面と磁気テープとの摩擦力によって当該磁気テープの
    走行方向にそれぞれ所定角度回動させて順方向走行時に
    は上記円環状のガイド部材によって磁気テープの走行位
    置を規制し、逆方向走行時には上記円環状のガイド部材
    による走行位置規制を解消するように切り換える手段と
    を備えたテープガイド装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5957361A (en) * 1997-06-18 1999-09-28 Fujitsu Limited Magnetic tape device having a tape guide which prevents excessive compressive force on a magnetic tape
WO2012043089A1 (ja) * 2010-09-29 2012-04-05 富士フイルム株式会社 テープ案内部材

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