JPS6241Y2 - - Google Patents

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JPS6241Y2
JPS6241Y2 JP7786381U JP7786381U JPS6241Y2 JP S6241 Y2 JPS6241 Y2 JP S6241Y2 JP 7786381 U JP7786381 U JP 7786381U JP 7786381 U JP7786381 U JP 7786381U JP S6241 Y2 JPS6241 Y2 JP S6241Y2
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JP
Japan
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shaft
hole
center line
pinch roller
rotation center
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JP7786381U
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JPS57189159U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ピンチローラのキヤプスタンに対
する傾きを補正するピンチローラの傾き補正装置
に関する。
ピンチローラがキヤプスタンに対して傾むいて
いると、このピンチローラとキヤプスタンとに挾
持され走行された磁気記録テープは、キヤプスタ
ンの回転中心線に沿つた上方あるいは下方に移動
する。その結果、磁気記録テープに片伸びが生じ
たり、あるいはピンチローラとキヤプスタンとに
よる磁気記録テープの挾持が解除されてしまつた
り、またあるいは、磁気ヘツドのギヤツプと磁気
記録テープのトラツクとの間に上下方向の位置の
ずれが生じてしまう。従来、上述した様な種々の
欠点を生じさせるピンチローラのキヤプスタンに
対する傾きを補正するための装置が種々開発され
ている。しかしながら、従来のピンチローラの傾
き補正装置は、構造が複雑なので、製造作業及び
組み立て作業が煩雑であつたり、あるいは傾きの
補正作業が煩雑であつた。
この考案は上記事情に基づきなされたものであ
り、この考案の目的は、簡易な構造を有し、製造
作業,組み立て作業及び傾きの補正作業を容易に
することができるピンチローラの補正装置を提供
することである。
以下この考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
磁気記録テープ走行装置のシヤーシ10には、
第1図に示す如く、キヤプスタン12が回転自在
に設けられている。シヤーシ10には、第1図に
示す如く、キヤプスタン12の近傍に軸14が固
定されている。軸14はキヤプスタン12と略平
行に配置されている。しかし組立時の誤差により
完全な平行ではない。シヤーシ10の上面には、
第1図に示す如く、ピンチローラ16を回転自在
に保持したピンチローラ保持部材18が配置され
ている。ピンチローラ16とキヤプスタン12と
の間には、磁気記録テープ20が配置されてい
る。
ピンチローラ保持部材18はスリーブ部材22
を備えている。スリーブ部材22の孔24には、
軸14が遊嵌されている。スリーブ部材22の孔
24を規定する内周面には、第2図に示す如く、
孔24の半径方向内方に張り出した支点部材26
が形成されている。この実施例において支点部材
26は、内方フランジの形状をしており、軸14
の外周面と円周方向に線接触している。このよう
な構成であると、支点部材26の軸14への接触
位置を回転中心として、スリーブ部材22の孔2
4の回転中心線を,即ちピンチローラ22を,軸
14の回転中心線に対して傾斜させることができ
る。
スリーブ部材22の上端部には、第3図に特に
詳細に示す如く、孔24の回転中心線に沿つて切
断された切り欠き28が形成されている。切り欠
き28は、支点部材26から上方に離間した位置
において、孔24と外部空間とを孔24の回転中
心線の半径方向に連通させている。
スリーブ部材22の外周面の上端部位には、第
1図ないし第3図に示す如く、弾性手段30が配
置されている。弾性手段30は、この実施例にお
いて板ばねで形成されており、上記上端部位に巻
装された周壁部位32と切り欠き28に配置され
た両端部位34,36とを有している。両端部位
34,36は、第2図に特に詳細に示す如く、支
点部材26から上方に離間した位置において軸1
4の外周面と接触している。弾性手段30の周壁
部位32には、第1図及び第2図に特に詳細に示
す如く、2本のねじ手段38,40が貫通されて
いる。2本のねじ手段38,40は、スリーブ部
材22に螺合されている。この実施例において2
本のねじ手段38,40は、雄ねじで構成されて
いる。2本のねじ手段38,40は、孔24の回
転中心線の半径方向に進退自在であり、支点部材
26から上方に離間した位置において、軸14の
外周面に接触している。そして2本のねじ手段3
8,40と弾性手段30の1対の両端部位34,
36とは相互に協働して軸14を3点支持してい
る。また2本のねじ手段38,40は、孔24の
回転中心線の長手方向に沿つた弾性手段30の移
動を防止している。このような構成であると、弾
性手段30の両端部位34,36の軸14の外周
面に対する当接位置が変化しない。
このような構成の実施例において、2本のねじ
手段38,40を弾性手段30の1対の両端部位
34,36の弾性力に抗して孔24の半径方向に
進退させると、支点部材26の回転中心にしてス
リーブ部材22の孔24を軸14に対して任意の
角度に傾斜させることができる。従つて、軸14
の回転中心線に対する孔24の回転中心線の傾斜
角を任意に設定することができる。
このような構成であれば、軸14の回転中心線
が組立時の誤差等によりキヤプスタン12の回転
中心線に対して平行でないとしても、ピンチロー
ラ16の回転中心線をキヤプスタン12の回転中
心線と平行にすることができる。
この考案のピンチローラの傾き調整装置は、ピ
ンチローラを回転自在に保持したピンチローラ保
持部材に固着され、軸が遊嵌された孔を有するス
リーブ部材と;上記スリーブ部材に設けられ、上
記軸の外周面と接触し、上記軸との接触位置を回
転中心として上記スリーブ部材の上記孔の回転中
心線を上記軸の回転中心線に対して傾斜させる支
点部材と;上記スリーブ部材の上記支点部材から
離間した端部に上記孔の回転中心線に沿つて形成
され、上記孔と外部空間とを上記半径方向におい
て連通させる切り欠きと;上記端部の外周面に巻
装された周壁部位と上記切り欠きに配置され上記
支点部材から離間した位置において上記軸の外周
面と当接した両端部位とを有した弾性手段と;上
記スリーブ部材に設けられ、上記周壁部位を貫通
し、上記孔の回転中心線の半径方向に進退自在で
あり、上記支点部材から離間した位置で上記軸の
外周面と接触し、上記弾性手段の弾性力に抗して
上記半径方向に進退することにより上記軸の回転
中心線の半径方向における上記孔の回転中心線の
位置を設定するねじ手段と;を具備している。
このような構成であれば、従来に比べて構造を
簡易にすることができるので、ピンチローラの補
正装置の製造作業,組み立て作業及び傾きの補正
作業を容易にすることができる。
上述した実施例はこの考案を説明するためのも
のであり、この考案を何んら限定するものでな
く、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの考案に包含されることはいう
までもない。
例えば、支点部材26は、孔24の内周面から
孔24の半径方向内方に突出し軸14の外周面と
接触する複数の突起であつても良い。
また弾性手段30,切り欠き28及び2本のね
じ手段38,40は、スリーブ部材22の下端部
に配置され、支点部材26から下方に離間した位
置において軸14の外周面と接触しても良い。し
かし実施例のような構成の方が、製造作業,組み
立て作業及び傾きの補正作業をより容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の−線に沿つた断面を示す斜視
図、第3図は第1図の実施例の要部の背面を示す
斜視図である。 12……キヤプスタン、14……軸、16……
ピンチローラ、18……ピンチローラ保持部材、
20……磁気記録テープ、22……スリーブ部
材、24……孔、26……支点部材、28……切
り欠き、30……弾性手段、32……周壁部位、
34,36……両端部位、38,40……ねじ手
段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ピンチローラを回転自在に保持したピンチロー
    ラ保持部材に固着され、軸が遊嵌された孔を有す
    るスリーブ部材と; 上記スリーブ部材に設けられ、上記軸の外周面
    と接触し、上記軸との接触位置を回転中心として
    上記スリーブ部材の上記孔の回転中心線を上記軸
    の回転中心線に対して傾斜させる支点部材と; 上記スリーブ部材の上記支点部材から離間した
    端部に上記孔の回転中心線に沿つて形成され、上
    記孔と外部空間とを上記半径方向において連通さ
    せる切り欠きと; 上記端部の外周面に巻装された周壁部位と上記
    切り欠きに配置され上記支点部材から離間した位
    置において上記軸の外周面と当接した両端部位と
    を有した弾性手段と; 上記スリーブ部材に設けられ、上記周壁部位を
    貫通し、上記孔の回転中心線の半径方向に進退自
    在であり、上記支点部材から離間した位置で上記
    軸の外周面と接触し、上記弾性手段の弾性力に抗
    して上記半径方向に進退することにより上記軸の
    回転中心線の半径方向における上記孔の回転中心
    線の位置を設定するねじ手段と; を具備したことを特徴とするピンチローラの傾き
    補正装置。
JP7786381U 1981-05-28 1981-05-28 Expired JPS6241Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7786381U JPS6241Y2 (ja) 1981-05-28 1981-05-28

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JP7786381U JPS6241Y2 (ja) 1981-05-28 1981-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57189159U JPS57189159U (ja) 1982-12-01
JPS6241Y2 true JPS6241Y2 (ja) 1987-01-06

Family

ID=29873508

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JP7786381U Expired JPS6241Y2 (ja) 1981-05-28 1981-05-28

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JPS57189159U (ja) 1982-12-01

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