JPS6012552A - 複合型電子写真用感光板 - Google Patents
複合型電子写真用感光板Info
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- JPS6012552A JPS6012552A JP11822483A JP11822483A JPS6012552A JP S6012552 A JPS6012552 A JP S6012552A JP 11822483 A JP11822483 A JP 11822483A JP 11822483 A JP11822483 A JP 11822483A JP S6012552 A JPS6012552 A JP S6012552A
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- JP
- Japan
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- layer
- charge
- charge transport
- intermediate layer
- polymer
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/043—Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure
- G03G5/047—Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure characterised by the charge-generation layers or charge transport layers
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は電子写真による画像作成に有効な複合型電子写
真用感光板に係シ、特に耐久性(電荷発生層、電荷搬送
層間の密着性)に優れた複合型電子写真用感光板に関す
る。
真用感光板に係シ、特に耐久性(電荷発生層、電荷搬送
層間の密着性)に優れた複合型電子写真用感光板に関す
る。
従来、複合型電子写真用感光板における電荷発生層用結
着剤樹脂としては、スチレン樹脂、アクリル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−メチルメタ
クリレート共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、
ビニルトルエン−フタジエン共重合体、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、シリコン樹脂、メラミン樹脂又はフラン樹脂等の
電子絶縁性樹脂が多数提示されている。
着剤樹脂としては、スチレン樹脂、アクリル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−メチルメタ
クリレート共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、
ビニルトルエン−フタジエン共重合体、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、シリコン樹脂、メラミン樹脂又はフラン樹脂等の
電子絶縁性樹脂が多数提示されている。
また、複合型電子写真板における電荷搬送層用結着剤樹
脂としては、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジ
ェン、スチレン−ブタジェン共重合体、アクリル酸エス
テル又はメタクリル酸エステルの重合体及び共重合体、
ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、エポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、アルキド樹脂、
セルロース系樹脂、ポリ塩化ビニル及びポリ酢酸ビニル
の如きビニル重合体及び共重合体等が知られており、更
に被膜の付着性、可振性を増すために、上記の樹脂と可
塑剤との混合物も提案されている。
脂としては、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジ
ェン、スチレン−ブタジェン共重合体、アクリル酸エス
テル又はメタクリル酸エステルの重合体及び共重合体、
ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、エポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、アルキド樹脂、
セルロース系樹脂、ポリ塩化ビニル及びポリ酢酸ビニル
の如きビニル重合体及び共重合体等が知られており、更
に被膜の付着性、可振性を増すために、上記の樹脂と可
塑剤との混合物も提案されている。
しかし電荷発生層と電荷搬送層との密着力を高める為に
両層間に中間層を設ける如き提案は未だなされていない
。密着力が劣れば長期間の使用によって部分的な剥離現
象が起こるから耐久性も劣るようになる。特に近年コン
ピュータの端末機器プリンタとして、光源にレーザを用
いたレーザビームプリンタが開発され、従来の汎用性電
子写真板よりも更に優れた耐久性が要求されている。
両層間に中間層を設ける如き提案は未だなされていない
。密着力が劣れば長期間の使用によって部分的な剥離現
象が起こるから耐久性も劣るようになる。特に近年コン
ピュータの端末機器プリンタとして、光源にレーザを用
いたレーザビームプリンタが開発され、従来の汎用性電
子写真板よりも更に優れた耐久性が要求されている。
本発明の目的は前記した従来の複合型電子写真用感光板
の欠点を克服し、電荷発生層と電荷搬送層の密着性が良
好で耐久性に優れ、かつ作成画質の優れた複合型電子写
真用感光板を提供することにある。
の欠点を克服し、電荷発生層と電荷搬送層の密着性が良
好で耐久性に優れ、かつ作成画質の優れた複合型電子写
真用感光板を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の電子写真用感光板は電荷発生層と電荷搬送層と
の間に両層を密着させる電荷搬送中間層を設けた点に特
徴がある。
の間に両層を密着させる電荷搬送中間層を設けた点に特
徴がある。
特に電荷搬送中間層に含まれる結着剤樹脂として、一般
式 (式中R3はアルキル1f換フエニル基を示す)で表わ
される熱可塑型ポリカーボネート系重合体の主鎖にエス
テル結合を含む熱可塑型ポリエステルカーボネート系重
合体を含むことが望ましい。前記熱可塑型ポリエステル
カーボネート系重合体の具体例を構造式により列挙すれ
ば下記のとおりである。
式 (式中R3はアルキル1f換フエニル基を示す)で表わ
される熱可塑型ポリカーボネート系重合体の主鎖にエス
テル結合を含む熱可塑型ポリエステルカーボネート系重
合体を含むことが望ましい。前記熱可塑型ポリエステル
カーボネート系重合体の具体例を構造式により列挙すれ
ば下記のとおりである。
一般に電子写真板の寿命を決定する因子として、光導電
物質そのものの劣化以外に外部的な因子が考えられる。
物質そのものの劣化以外に外部的な因子が考えられる。
この因子の1つとして電荷発生層と電荷搬送層間の剥離
による画質低下があげられる。
による画質低下があげられる。
特に従来の複合型電子写真用感光板においては、シリコ
ン樹脂とポリカーボネート樹脂との密着性が悪く、作成
画質を低下させることなく、電荷発生層と電荷搬送層間
の密着性を向上させることが必要である。本発明者等は
この密着性の向上について種々検討を行った結果、複合
型電子写真用感光板において、結着剤樹脂が熱B■塑型
ポリエステルカーボネート系車合体よシなる電荷搬送中
間層を電荷発生層と電荷搬送層間に設けることにより、
電荷発生層と電荷搬送層間の密着性が向上し、かつその
作成画質が従来品と比較して優れていることを見出して
本発明を完成するに至った。
ン樹脂とポリカーボネート樹脂との密着性が悪く、作成
画質を低下させることなく、電荷発生層と電荷搬送層間
の密着性を向上させることが必要である。本発明者等は
この密着性の向上について種々検討を行った結果、複合
型電子写真用感光板において、結着剤樹脂が熱B■塑型
ポリエステルカーボネート系車合体よシなる電荷搬送中
間層を電荷発生層と電荷搬送層間に設けることにより、
電荷発生層と電荷搬送層間の密着性が向上し、かつその
作成画質が従来品と比較して優れていることを見出して
本発明を完成するに至った。
本発明における電荷搬送中間+dの望ましい例としては
、熱可塑型ポリエステルカーボネート系重合体単独層、
もしくは電荷発生物質或いは電荷搬送物質を添加した熱
硬化型ポリエステルカーボネート系重合体層が挙げられ
る。
、熱可塑型ポリエステルカーボネート系重合体単独層、
もしくは電荷発生物質或いは電荷搬送物質を添加した熱
硬化型ポリエステルカーボネート系重合体層が挙げられ
る。
本発明において、電荷発生物質としては、既知の有機顔
料、染料、電荷移動錯体、硫化カドミウム、セレン化カ
ドミウム、三七レン化ひ素、三硫化アンチモン、スルホ
セレン化カドミウム、硫化亜鉛、酸化亜鉛及びそれらの
混合物を適宜選択して使用することができるが、このう
ちフタロシアニン無金属フタロシアニンが望ましい。
料、染料、電荷移動錯体、硫化カドミウム、セレン化カ
ドミウム、三七レン化ひ素、三硫化アンチモン、スルホ
セレン化カドミウム、硫化亜鉛、酸化亜鉛及びそれらの
混合物を適宜選択して使用することができるが、このう
ちフタロシアニン無金属フタロシアニンが望ましい。
本発明に使用されるフタロシアニンはモーザーおよびト
ーマスの「フタロシアニン化合物」(Moser an
d ’l”homes @ph1halocyanin
eCompounds”)等の公知方法および他の適当
表方法によって得られるものを使用する。
ーマスの「フタロシアニン化合物」(Moser an
d ’l”homes @ph1halocyanin
eCompounds”)等の公知方法および他の適当
表方法によって得られるものを使用する。
本発明では(に2′81以上の電荷発生物質を併用する
ことも含まれる。このような電荷発生物質としては、例
えばα型、β型、γ型取いはX型の無金属フタロシアニ
ンが挙げられる。また電荷発生物質として知られる上記
以外のフタロシアニン顔料、アゾ顔料、アントラキノン
顔料、インジゴイド顔料、キナクリドン顔料、ペリレン
顔料、多項キノン顔料、スクアリック酸メチル顔料等と
の併用も有効である。アゾ顔料の例として、(式中、X
は、OCH3、”l’にはctを示f。)の如きジスア
ゾ顔料や (式中、Mは089MgまたはBaを示す。)の如きモ
ノアゾ顔料が挙げられる。
ことも含まれる。このような電荷発生物質としては、例
えばα型、β型、γ型取いはX型の無金属フタロシアニ
ンが挙げられる。また電荷発生物質として知られる上記
以外のフタロシアニン顔料、アゾ顔料、アントラキノン
顔料、インジゴイド顔料、キナクリドン顔料、ペリレン
顔料、多項キノン顔料、スクアリック酸メチル顔料等と
の併用も有効である。アゾ顔料の例として、(式中、X
は、OCH3、”l’にはctを示f。)の如きジスア
ゾ顔料や (式中、Mは089MgまたはBaを示す。)の如きモ
ノアゾ顔料が挙げられる。
本発明における電荷搬送物質としては、一般式少なくと
も1種のへテロ環基(但し、Zは0又はSを示し、ペテ
ロ環基は置換されていてもよい)を示し、nは0,1又
は2を示し、又、T(l及びR2は炭素数3以下のアル
キル基を示す〕で表わされる化合物を適用することがで
きる。このようなヘテロ環基の置換基としては、CH3
、C2H5。
も1種のへテロ環基(但し、Zは0又はSを示し、ペテ
ロ環基は置換されていてもよい)を示し、nは0,1又
は2を示し、又、T(l及びR2は炭素数3以下のアル
キル基を示す〕で表わされる化合物を適用することがで
きる。このようなヘテロ環基の置換基としては、CH3
、C2H5。
C5H7などの低級アルキル基、−ct、−nr等のハ
ロゲン、 N(CH3)2、N(C2H5)2N(C3
H7)2等のジアルキルアミノ基、更にフェニル基等を
挙げることができるが、これらに限定されるものではな
い。
ロゲン、 N(CH3)2、N(C2H5)2N(C3
H7)2等のジアルキルアミノ基、更にフェニル基等を
挙げることができるが、これらに限定されるものではな
い。
このような化合物の具体例を構造式によシ下記に列挙す
る。
る。
(10)
(11)
本発明における電荷発生層用結着剤樹脂として(式中、
R4及びR5は水素原子、酸素原子又はアルキル基を示
し、かつR4及びR5の少なくとも1つはアルキル基を
示す)を主鎖の基本構造にもつ熱硬化型シリコン系重合
体が極めて好適である。
R4及びR5は水素原子、酸素原子又はアルキル基を示
し、かつR4及びR5の少なくとも1つはアルキル基を
示す)を主鎖の基本構造にもつ熱硬化型シリコン系重合
体が極めて好適である。
(12)
本発明における電荷搬送層用結着剤樹脂として(式中R
3はアルキル置換フェニル基を示す)を主鎖の基本構造
に持ちカーボネート結合を主鎖に含む熱可塑型ポリカー
ボネート系重合体を含むことが極めて好適である。
3はアルキル置換フェニル基を示す)を主鎖の基本構造
に持ちカーボネート結合を主鎖に含む熱可塑型ポリカー
ボネート系重合体を含むことが極めて好適である。
前記一般式(II)で表わされる熱可塑型ポリカーボネ
ート系重合体の具体例としては、ジオキシジフェニルエ
タンカーボネート、ジオキシジフェニルエタンカーボネ
ート、ジオキシジフェニル−2,2−プロパンカーボネ
ート、ジオキシジフェニル−1,1−エタンカーボネー
ト等を挙げることができる。
ート系重合体の具体例としては、ジオキシジフェニルエ
タンカーボネート、ジオキシジフェニルエタンカーボネ
ート、ジオキシジフェニル−2,2−プロパンカーボネ
ート、ジオキシジフェニル−1,1−エタンカーボネー
ト等を挙げることができる。
また前記一般式(1)で表わされる熱可塑型ポリカーボ
ネート系重合体の具体例を構造式により列挙すれば下記
のとおりである。
ネート系重合体の具体例を構造式により列挙すれば下記
のとおりである。
(13)
本発明の複合型電子写真用感光板においては、電荷発生
層及び電荷搬送層に、必要に応じて分散剤、界面活性剤
、可塑剤あるいは硬化剤等を添加することも可能であり
、感光体表面に保護層を設けることも可能である。これ
により、さらに素材の分散性、成膜性、可撓性等の物理
的性質、接着性、耐曜耗性等の機械的性質の向」二によ
る電子写真特性の改良ができる。
層及び電荷搬送層に、必要に応じて分散剤、界面活性剤
、可塑剤あるいは硬化剤等を添加することも可能であり
、感光体表面に保護層を設けることも可能である。これ
により、さらに素材の分散性、成膜性、可撓性等の物理
的性質、接着性、耐曜耗性等の機械的性質の向」二によ
る電子写真特性の改良ができる。
導電性支持体としては、真ちゅう、アルミニウム、金、
銅等が用いられ、これらは適当な厚さ、硬さ又は屈曲性
のイ)るシート、薄板、円筒状であっても良く、プラス
チックの薄層で被覆されていても良い。また、金属被覆
、金属プラスチックシート、ヨウ化アルミニウム、ヨウ
化銅、酸化インジウム又は酸化スズの薄層で被覆された
ガラスであっても良い。通常支持体は、それ自体導電性
か導電性の表面を持ぢ、取扱うのに十分な強度のあるこ
とが望ましい。
銅等が用いられ、これらは適当な厚さ、硬さ又は屈曲性
のイ)るシート、薄板、円筒状であっても良く、プラス
チックの薄層で被覆されていても良い。また、金属被覆
、金属プラスチックシート、ヨウ化アルミニウム、ヨウ
化銅、酸化インジウム又は酸化スズの薄層で被覆された
ガラスであっても良い。通常支持体は、それ自体導電性
か導電性の表面を持ぢ、取扱うのに十分な強度のあるこ
とが望ましい。
以下実施例を用いて本発明の効果をより具体的(15)
に説明する。
実施例1
熱金属フタロシアニン顔料(東洋インキ製造■製)2重
量部とシリコン樹脂(信越化学社製、KR5240)1
3重量部をテトラヒドロフランを溶剤とした5重量%の
溶液になるようにして超音波分散を行ない電荷発生層塗
液とした。この塗液を膜厚100μmのアルミ板上に浸
漬塗工し、140C,2時間乾燥して電荷発生層を形成
した。
量部とシリコン樹脂(信越化学社製、KR5240)1
3重量部をテトラヒドロフランを溶剤とした5重量%の
溶液になるようにして超音波分散を行ない電荷発生層塗
液とした。この塗液を膜厚100μmのアルミ板上に浸
漬塗工し、140C,2時間乾燥して電荷発生層を形成
した。
この層の膜厚は約1μmである。次に本発明におけるポ
リエステルカーボネート樹脂(三菱化成工業社製、C2
00A)4重量部と下記構造式の電荷搬送物質(日本感
光色素研究新製、l−5)1重量部をジクロルメタン4
重量部、1.1.2.)す(16) クロルエタン6重h(一部から成る混合溶剤に、15重
i%の溶液になるようにして超音波分散を行ない、電荷
搬送中間層塗液とした。この塗液を電荷発生層上に浸漬
塗工し、110tZ’、2時間乾燥して電荷搬送中間層
を形成した。この層の膜厚は約3μmである。更に前記
電荷搬送中間層に含まれるポリエステルカーボネート樹
脂をポリカーボネート樹脂(GENEFLAL ELE
CTRIC社製、LEXAN 141−111 )で置
き換えだ電荷搬送層を電荷搬送中間層上に、電荷搬送中
間層形成と同様の方法で形成した。この層の膜厚は約1
5μmである。以−ヒの方法により全塗工膜厚19μm
の′は子写真板Aを得た。寸だ電子写真板A作成と同様
の方法で、電荷搬送中間層を設けない、膜厚111mの
電荷発生層上に膜厚18μmの電荷搬送層を積層した全
塗工膜厚19μmの電子写真板Bを得た。
リエステルカーボネート樹脂(三菱化成工業社製、C2
00A)4重量部と下記構造式の電荷搬送物質(日本感
光色素研究新製、l−5)1重量部をジクロルメタン4
重量部、1.1.2.)す(16) クロルエタン6重h(一部から成る混合溶剤に、15重
i%の溶液になるようにして超音波分散を行ない、電荷
搬送中間層塗液とした。この塗液を電荷発生層上に浸漬
塗工し、110tZ’、2時間乾燥して電荷搬送中間層
を形成した。この層の膜厚は約3μmである。更に前記
電荷搬送中間層に含まれるポリエステルカーボネート樹
脂をポリカーボネート樹脂(GENEFLAL ELE
CTRIC社製、LEXAN 141−111 )で置
き換えだ電荷搬送層を電荷搬送中間層上に、電荷搬送中
間層形成と同様の方法で形成した。この層の膜厚は約1
5μmである。以−ヒの方法により全塗工膜厚19μm
の′は子写真板Aを得た。寸だ電子写真板A作成と同様
の方法で、電荷搬送中間層を設けない、膜厚111mの
電荷発生層上に膜厚18μmの電荷搬送層を積層した全
塗工膜厚19μmの電子写真板Bを得た。
この実施例により構成された複合型電子浮具用感光板A
、Bは静電記録試験装置(川口電機社製。
、Bは静電記録試験装置(川口電機社製。
5P−428)を用いて、電子写真特性の評価を(17
) 行った。この場合、Q5kVのコロナ放電を10秒間行
って帯電させ(10秒間帯電直後の表面電位Vo(V)
を初期電位とする)、30秒間暗所に放置後(この時の
電位をVso(V)で表わし、(Vao/Vo ) x
100(%)を暗減衰とする)、タングステンランプ
で表面の照度が2Luxになるように露光し、この時の
表面電位の減衰及び時間を記録し、V2Oが1/2にな
るまでに要した時間1(秒)と照度の積で白色光感度(
半減露光量。
) 行った。この場合、Q5kVのコロナ放電を10秒間行
って帯電させ(10秒間帯電直後の表面電位Vo(V)
を初期電位とする)、30秒間暗所に放置後(この時の
電位をVso(V)で表わし、(Vao/Vo ) x
100(%)を暗減衰とする)、タングステンランプ
で表面の照度が2Luxになるように露光し、この時の
表面電位の減衰及び時間を記録し、V2Oが1/2にな
るまでに要した時間1(秒)と照度の積で白色光感度(
半減露光量。
Eso (tux−8) )を表わした。またレーザー
ビームプリンタ(日立製作新製、5L1000C)を用
いて、電子写真学会テストチャー)AI R1975の
画像作成を行ない、解像度をめた。
ビームプリンタ(日立製作新製、5L1000C)を用
いて、電子写真学会テストチャー)AI R1975の
画像作成を行ない、解像度をめた。
本実施例による電子写真初期特性、解像度及び帯電露光
5000回くシ返し後の特性、解像度を第1表及び第2
表に示す。これらの結果より電子写真用感光板Aは電子
写真用感光板Bよりも同等もしくは優れた特性、解像度
を与え、くり返し後の特性、解像度も良好で、耐久性に
おいても優れていることが判明した。
5000回くシ返し後の特性、解像度を第1表及び第2
表に示す。これらの結果より電子写真用感光板Aは電子
写真用感光板Bよりも同等もしくは優れた特性、解像度
を与え、くり返し後の特性、解像度も良好で、耐久性に
おいても優れていることが判明した。
(18)
(19)
(20)
実施例2
本願実施例1と同様の方法で作成した電子写真用感光板
A、Hに対して基盤目試験(JIS K−54006,
15)を行なった。更に基盤目試験を行なった後、表面
に現われた基盤目状の傷にセロハン粘着テープ(JIS
Z−1!522)を圧着させ1時間放置後、等速で引
きはがしを行なった。
A、Hに対して基盤目試験(JIS K−54006,
15)を行なった。更に基盤目試験を行なった後、表面
に現われた基盤目状の傷にセロハン粘着テープ(JIS
Z−1!522)を圧着させ1時間放置後、等速で引
きはがしを行なった。
そしてはがわが発生した正方形の目の個数から剥離性を
評価した。
評価した。
本実施例による基盤目試験評価点数及び剥離性を第3表
に示す。これらの結果より、電子写真用感光板Aは電子
写真用感光板Bよりも電荷発生層と電荷移動層間の密着
性が強く、耐久性に優れていることが判明した。
に示す。これらの結果より、電子写真用感光板Aは電子
写真用感光板Bよりも電荷発生層と電荷移動層間の密着
性が強く、耐久性に優れていることが判明した。
第3表
〔発明の効果〕
(21)
以上説明したように、本発明によれば、結着剤樹脂とし
て熱可塑型ポリエステルカーボネート系重合体よ)なる
電荷搬送中間層を電荷発生層と電荷搬送層間に設けるこ
とにより、従来より電子写真特性(作成画質)が良好で
かつ耐久性に優れた電荷搬送層を有する複合型電子写真
用感光板を提供することができる。
て熱可塑型ポリエステルカーボネート系重合体よ)なる
電荷搬送中間層を電荷発生層と電荷搬送層間に設けるこ
とにより、従来より電子写真特性(作成画質)が良好で
かつ耐久性に優れた電荷搬送層を有する複合型電子写真
用感光板を提供することができる。
代理人 弁理士 高橋明夫
(22)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、導電性支持体−ヒに電荷発生層及び電荷搬送層を積
層してなる複合型電子写真用感光板において、前記電荷
発生層と前記′電荷搬送層との間に両層を密着させる電
荷搬送中間層を設は名ことを特徴とする複合型電子写真
用感光板。 2、特許請求の範囲第1項記載において、前記電荷発生
層は熱硬化型シリコン系重合体を含み、前記電荷搬送層
は熱可塑型ポリカーボネート系重合体を含み、そして前
記′電荷搬送中間層は熱可塑型ポリエステルカーボネー
ト系重合体を含むことを特徴とする複合型電子写真用感
光板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11822483A JPS6012552A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 複合型電子写真用感光板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11822483A JPS6012552A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 複合型電子写真用感光板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6012552A true JPS6012552A (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=14731290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11822483A Pending JPS6012552A (ja) | 1983-07-01 | 1983-07-01 | 複合型電子写真用感光板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012552A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62223758A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-01 | Canon Inc | 電子写真感光体 |
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