JPS60124602A - ブチレンポリマ−の製造方法 - Google Patents
ブチレンポリマ−の製造方法Info
- Publication number
- JPS60124602A JPS60124602A JP23153783A JP23153783A JPS60124602A JP S60124602 A JPS60124602 A JP S60124602A JP 23153783 A JP23153783 A JP 23153783A JP 23153783 A JP23153783 A JP 23153783A JP S60124602 A JPS60124602 A JP S60124602A
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- Japan
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- silica
- butylene
- polymer
- alumina
- adsorbent
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はブチレンポリマーの製造方法に関し、詳しくは
特定の脱臭剤を用いて不快臭が少なく殺虫剤用溶剤等に
好適なブチレンポリマーの製造方法に関する。
特定の脱臭剤を用いて不快臭が少なく殺虫剤用溶剤等に
好適なブチレンポリマーの製造方法に関する。
従来より、ブタン−ブチレン留分を79−デル・クラ7
ツ触媒等を用いて重合させて得られる分子Bioo〜3
00のブチレンポリマーは可溶性。
ツ触媒等を用いて重合させて得られる分子Bioo〜3
00のブチレンポリマーは可溶性。
経済性に優れ、各種溶剤として広く用いられている。し
かし、このようにして得られるブチレンポリマーは特有
の不快臭を有する。イソパラフィン臭の他に、主に酸化
反応によシ生成したエステル類の酸敗臭が強い。したが
って、ブチレンポリマーは殺虫剤用溶剤やコピー用溶剤
など室内で使用する溶剤としては不適当であり、現在ま
でこのような用途には利用されていない。
かし、このようにして得られるブチレンポリマーは特有
の不快臭を有する。イソパラフィン臭の他に、主に酸化
反応によシ生成したエステル類の酸敗臭が強い。したが
って、ブチレンポリマーは殺虫剤用溶剤やコピー用溶剤
など室内で使用する溶剤としては不適当であり、現在ま
でこのような用途には利用されていない。
そこで、本発明者は不快臭が少なく、室内での使用も可
能なブチレンポリマーの製造方法について研究した結果
、特定の脱臭剤をブチレンポリマーの製造後に用いるこ
とによシ、不快臭の無いブチレンポリマーが効率良く得
られることを見出し、この知見に基づき本発明を完成し
た。
能なブチレンポリマーの製造方法について研究した結果
、特定の脱臭剤をブチレンポリマーの製造後に用いるこ
とによシ、不快臭の無いブチレンポリマーが効率良く得
られることを見出し、この知見に基づき本発明を完成し
た。
すなわち、本発明はブチレンを重合してブチレンポリマ
ーを製造するにあたり、重合終了後シリカを5〜20重
量%含有するシリカ−アルミナ系吸着剤を用いて脱臭す
ることを特徴とするブチレンポリマーの製造方法を提供
するものである。
ーを製造するにあたり、重合終了後シリカを5〜20重
量%含有するシリカ−アルミナ系吸着剤を用いて脱臭す
ることを特徴とするブチレンポリマーの製造方法を提供
するものである。
本発明に用いられるシリカ−アルミナ系吸着剤とはシリ
カ、すなわち酸化ケイ素(S1O,)およびアルミナ、
すなわち酸化アルミニウム(A4 On )を含有する
吸着剤であって、シリカを5〜20重社%、好ましくは
5〜10重量%含有するものである。
カ、すなわち酸化ケイ素(S1O,)およびアルミナ、
すなわち酸化アルミニウム(A4 On )を含有する
吸着剤であって、シリカを5〜20重社%、好ましくは
5〜10重量%含有するものである。
このようなシリカ−アルミナ系吸着剤はブチレンの重合
終了後に用いてブチレンポリマー中に存在する不快臭を
有する化合物、特にエステル類などの含酸素化合物をき
わめて有効に吸着し、それら特有の不快臭を取除くこと
ができる。
終了後に用いてブチレンポリマー中に存在する不快臭を
有する化合物、特にエステル類などの含酸素化合物をき
わめて有効に吸着し、それら特有の不快臭を取除くこと
ができる。
上記の如きシリカ−アルミナ系吸着剤はシリカを上記範
囲内で含有するように使用し、通常シリカゲルとアルミ
ナゲルを湿った状態で練り合わせる方法、シリカとアル
ミナとを水溶液から同時にゲル化させる方法、シリカゲ
ルにアルミニウム塩を浸漬法で付ける方法等により製造
することができる。また、再生が可能であシ再生による
回復率は90%以上である。
囲内で含有するように使用し、通常シリカゲルとアルミ
ナゲルを湿った状態で練り合わせる方法、シリカとアル
ミナとを水溶液から同時にゲル化させる方法、シリカゲ
ルにアルミニウム塩を浸漬法で付ける方法等により製造
することができる。また、再生が可能であシ再生による
回復率は90%以上である。
ブチレンポリマーは工業的に主に石油の熱分解などで得
られるブタン−ブチレン留分を原料として7リーデル・
クラ7ツ触媒、例えば塩化アルミニウム、塩化鉄などの
存在下に温度0〜130℃、好ましくは100〜1jO
°C1圧力0〜27 kg/cd G。
られるブタン−ブチレン留分を原料として7リーデル・
クラ7ツ触媒、例えば塩化アルミニウム、塩化鉄などの
存在下に温度0〜130℃、好ましくは100〜1jO
°C1圧力0〜27 kg/cd G。
好ましくは15〜27kg/adGの条件下で液状重合
を行なうことによって製造することができる。
を行なうことによって製造することができる。
また、重合にあたシ回分式重合および連続式重合のいず
れも適用することができる。
れも適用することができる。
このようにして得られるブチレンポリマーは分子量10
0〜300程度のものであシ、溶剤としての特性に優れ
ている。
0〜300程度のものであシ、溶剤としての特性に優れ
ている。
本発明においては、前述のシリカ−アルミナ系吸着剤を
上記の如き条件下で重合させて得られたブチレンポリマ
ーと接触させることによシ、生成したエステル類等の不
快臭を有する化合物を吸着させることができる。
上記の如き条件下で重合させて得られたブチレンポリマ
ーと接触させることによシ、生成したエステル類等の不
快臭を有する化合物を吸着させることができる。
また、重合反応終了後に該吸着剤を用いてブチレンポリ
マー中の不快臭化合物を吸着せしめるには両者が十分に
接触し得る状態であれば特に制限はない。通常は吸着剤
を充填した管あるいは塔中をブチレンポリマーを温度2
0〜40°C程度で通油させることにより行なわれる。
マー中の不快臭化合物を吸着せしめるには両者が十分に
接触し得る状態であれば特に制限はない。通常は吸着剤
を充填した管あるいは塔中をブチレンポリマーを温度2
0〜40°C程度で通油させることにより行なわれる。
この温度範囲、特に上限を超えると、吸着能力が低下し
て好ましくない。
て好ましくない。
コノヨうにして得られたプチレンポリマーハホとんど不
快臭を有しておらず、しかも溶剤としてのすぐれた適性
を有している0そのため、特に殺虫剤用溶剤として好適
なものである。さらに、コピー用溶剤などの室内等で用
いられる各種用途にも極めて有利に使用することができ
る。
快臭を有しておらず、しかも溶剤としてのすぐれた適性
を有している0そのため、特に殺虫剤用溶剤として好適
なものである。さらに、コピー用溶剤などの室内等で用
いられる各種用途にも極めて有利に使用することができ
る。
したがって、本発明はブチレンポリマーの用途拡大を図
る有効な製造方法として産業上利用し得る。
る有効な製造方法として産業上利用し得る。
次に実施例によシ、本発明の詳細な説明する。
実施例1,2および比較例1〜3
第1表に掲げる脱臭剤を各々の長さ/直径を有する吸着
塔に充填し、40”Cで所定の液時空間速度でブチレン
ポリマーを通油し、脱臭を行なった。
塔に充填し、40”Cで所定の液時空間速度でブチレン
ポリマーを通油し、脱臭を行なった。
条件および結果を第1表に示す◎
なお、処理可能量は脱臭液の臭気が悪化するまでの通油
量(IRl)/吸着剤(1/)である。脱臭効果の有無
の判定は脱臭操作前後のサンプルを社内およびユーザー
側の50名のパネラ−で行ない、いずれも過半数の者が
エステル臭の低下を認めたがどうかによシ判断した。
量(IRl)/吸着剤(1/)である。脱臭効果の有無
の判定は脱臭操作前後のサンプルを社内およびユーザー
側の50名のパネラ−で行ない、いずれも過半数の者が
エステル臭の低下を認めたがどうかによシ判断した。
Claims (1)
- (1) ブチレンを重合してブチレンポリマーt−S造
するにあたシ、重合終了後シリカを5〜2゜重ffi%
含有するシリカ−アルミナ系吸着剤を用いて脱臭スるこ
とを特徴とするブチレンポリマーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23153783A JPS60124602A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | ブチレンポリマ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23153783A JPS60124602A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | ブチレンポリマ−の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60124602A true JPS60124602A (ja) | 1985-07-03 |
JPS6231001B2 JPS6231001B2 (ja) | 1987-07-06 |
Family
ID=16925045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23153783A Granted JPS60124602A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | ブチレンポリマ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60124602A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4923961A (en) * | 1988-10-13 | 1990-05-08 | Amoco Corporation | Process for deodorizing isobutylene polymer |
US5043420A (en) * | 1988-10-13 | 1991-08-27 | Amoco Corporation | Process for deodorizing isobutylene polymer |
US5177277A (en) * | 1991-12-04 | 1993-01-05 | Amoco Corporation | Hydrogenated deodorized polybutene polymers |
WO2004007565A1 (ja) * | 2002-07-15 | 2004-01-22 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | ブテンオリゴマーの製造方法 |
WO2004081060A1 (ja) * | 2003-03-14 | 2004-09-23 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | ブテンオリゴマーの製造方法 |
JP2010260768A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Idemitsu Kosan Co Ltd | ヘテロポリ酸のアルカリ金属塩及びそれからなるオレフィンオリゴマー化用触媒 |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP23153783A patent/JPS60124602A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4923961A (en) * | 1988-10-13 | 1990-05-08 | Amoco Corporation | Process for deodorizing isobutylene polymer |
US5043420A (en) * | 1988-10-13 | 1991-08-27 | Amoco Corporation | Process for deodorizing isobutylene polymer |
US5177277A (en) * | 1991-12-04 | 1993-01-05 | Amoco Corporation | Hydrogenated deodorized polybutene polymers |
WO2004007565A1 (ja) * | 2002-07-15 | 2004-01-22 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | ブテンオリゴマーの製造方法 |
WO2004081060A1 (ja) * | 2003-03-14 | 2004-09-23 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | ブテンオリゴマーの製造方法 |
JP2010260768A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Idemitsu Kosan Co Ltd | ヘテロポリ酸のアルカリ金属塩及びそれからなるオレフィンオリゴマー化用触媒 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6231001B2 (ja) | 1987-07-06 |
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