JPS60123577A - 冷凍機油組成物 - Google Patents
冷凍機油組成物Info
- Publication number
- JPS60123577A JPS60123577A JP58232340A JP23234083A JPS60123577A JP S60123577 A JPS60123577 A JP S60123577A JP 58232340 A JP58232340 A JP 58232340A JP 23234083 A JP23234083 A JP 23234083A JP S60123577 A JPS60123577 A JP S60123577A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- synthetic oil
- refrigerating machine
- viscosity index
- alkylbenzene
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフロンを冷媒とする回転式冷凍圧縮機に於ける
潤滑油の主として密封性および電気特性に関するもので
ある。
潤滑油の主として密封性および電気特性に関するもので
ある。
回転式、特にスクリュー型冷凍圧縮機に使用でれろフロ
ン冷媒ｄ主としてモノクロロジフルオロメタンであり、
各種の冷凍機油に対し溶解性を有し、その溶解度は圧力
および温度因子により決定されろ。スクリュー型冷凍圧
縮機に於ては往復型冷凍圧縮機に比較して、冷媒圧縮圧
力が非常に高圧となり、冷凍機油への冷媒溶５簀遇が増
加して、冷凍機油粘度の大きな低下を見ろ。この見地か
らすれば、冷凍機油の密封性に関して目、冷媒との難溶
性が優位となろが、あ才りに難溶性であると冷凍機運転
時に冷凍サイクルからの油がえりが悪くなり、運転不能
状態に陥る。このように冷凍機油は一面でａ冷媒との溶
解性も要求されろ。アルキルベンゼンは芳香族構造を有
する物質であり、モノクロロジフルオロメタンとの溶解
性モ良好であり、その臨界溶解温度は一般に一４０℃以
下である。冷凍機運転条件に於て、冷凍機油および冷媒
が冷凍サイクル内で二層分離状態を起こ嘔ないことが理
想であるから、この而に於てはアルキルベンゼンの配合
は非常な利点となる。
ン冷媒ｄ主としてモノクロロジフルオロメタンであり、
各種の冷凍機油に対し溶解性を有し、その溶解度は圧力
および温度因子により決定されろ。スクリュー型冷凍圧
縮機に於ては往復型冷凍圧縮機に比較して、冷媒圧縮圧
力が非常に高圧となり、冷凍機油への冷媒溶５簀遇が増
加して、冷凍機油粘度の大きな低下を見ろ。この見地か
らすれば、冷凍機油の密封性に関して目、冷媒との難溶
性が優位となろが、あ才りに難溶性であると冷凍機運転
時に冷凍サイクルからの油がえりが悪くなり、運転不能
状態に陥る。このように冷凍機油は一面でａ冷媒との溶
解性も要求されろ。アルキルベンゼンは芳香族構造を有
する物質であり、モノクロロジフルオロメタンとの溶解
性モ良好であり、その臨界溶解温度は一般に一４０℃以
下である。冷凍機運転条件に於て、冷凍機油および冷媒
が冷凍サイクル内で二層分離状態を起こ嘔ないことが理
想であるから、この而に於てはアルキルベンゼンの配合
は非常な利点となる。
一般に潤滑油は温度により粘度が変化する。温度が高く
なれば、その粘度は低下するが、この変化のし易てをＶ
５低指数によって表わし、粘度指数の高いほど粘度変化
率が小豆いことを示す。冷凍機運転時には冷媒圧縮、メ
タル摩擦およびモーター回転等により圧縮機は高温とな
るので、粘度指数の高い冷凍機油はど粘度低下が少なく
密封性に於て優位となる。また、初期より、あ丑りに高
粘度冷凍機油を使用すると冷凍機の始動が困難となるの
で冷凍機油どしては固有粘度が比較的低粘度であり、高
温に於ても固有粘度と犬きく変化しない、即ち粘度指数
の高いものが要求されろ。
なれば、その粘度は低下するが、この変化のし易てをＶ
５低指数によって表わし、粘度指数の高いほど粘度変化
率が小豆いことを示す。冷凍機運転時には冷媒圧縮、メ
タル摩擦およびモーター回転等により圧縮機は高温とな
るので、粘度指数の高い冷凍機油はど粘度低下が少なく
密封性に於て優位となる。また、初期より、あ丑りに高
粘度冷凍機油を使用すると冷凍機の始動が困難となるの
で冷凍機油どしては固有粘度が比較的低粘度であり、高
温に於ても固有粘度と犬きく変化しない、即ち粘度指数
の高いものが要求されろ。
ポリエーテル系合成油はポリオキンプロピレングリコー
ルおよびポリオキンエチレングリコールのモノエーテル
で代表てれろ。ポリエーテル系合成油灯高粘度指数を有
し、密封性に関しては他の冷凍機油に比較し非常に優れ
た特性を有する。一方、反応基である水酸基が存在する
のでフロン冷媒との反応性に富んでいろ。即ち水酸基が
フロン冷媒と反応し塩素化し、分解により塩酸を生成す
る。この反応を防止するために、安定性の高いアルキル
ベンゼン系合成油を配合した。また、鉱油系冷凍機油に
於て、長年の実績を持つ塩酸捕捉剤およびりん系極圧剤
を添加し、フロン冷媒との反応性の一層の改良を考えた
。この塩酸捕捉剤はフェニルグリ／ジルエーテルで代表
でれるエポキシ結合を有する化合物であり、りん系極圧
剤はト１１クレンルフＡスフエートで代表をれろ１・り
置換りん酸エステルである。
ルおよびポリオキンエチレングリコールのモノエーテル
で代表てれろ。ポリエーテル系合成油灯高粘度指数を有
し、密封性に関しては他の冷凍機油に比較し非常に優れ
た特性を有する。一方、反応基である水酸基が存在する
のでフロン冷媒との反応性に富んでいろ。即ち水酸基が
フロン冷媒と反応し塩素化し、分解により塩酸を生成す
る。この反応を防止するために、安定性の高いアルキル
ベンゼン系合成油を配合した。また、鉱油系冷凍機油に
於て、長年の実績を持つ塩酸捕捉剤およびりん系極圧剤
を添加し、フロン冷媒との反応性の一層の改良を考えた
。この塩酸捕捉剤はフェニルグリ／ジルエーテルで代表
でれるエポキシ結合を有する化合物であり、りん系極圧
剤はト１１クレンルフＡスフエートで代表をれろ１・り
置換りん酸エステルである。
ポリエーテル系合成油日他種冷凍機油に比較し、高い吸
湿性即ち高い水分溶解度を有する。この吸湿性は冷凍シ
ステムに於て、キャピラリーチューブの水つ１り現象防
止に役立つ反面、絶縁破壊電圧を低下させモーター焼付
事故の原因ともなる。
湿性即ち高い水分溶解度を有する。この吸湿性は冷凍シ
ステムに於て、キャピラリーチューブの水つ１り現象防
止に役立つ反面、絶縁破壊電圧を低下させモーター焼付
事故の原因ともなる。
壕だポリエーテル系合成油の体積抵抗率１−１１０”
Ｑｍであり、他種冷凍機油より１０２〜１０’ｒ、？Ｃ
ｒｎ低い値を示す。冷媒モノクロロジフルメロメタンと
混合すると体積抵抗率は更に低下するのでモレ岨流が」
曽加し、冷凍効率低下を引き起こす。これを改良するた
めに吸湿性および体積抵抗率に良好な特性を持つアルキ
ルベンゼン系合成油を配合した。
Ｑｍであり、他種冷凍機油より１０２〜１０’ｒ、？Ｃ
ｒｎ低い値を示す。冷媒モノクロロジフルメロメタンと
混合すると体積抵抗率は更に低下するのでモレ岨流が」
曽加し、冷凍効率低下を引き起こす。これを改良するた
めに吸湿性および体積抵抗率に良好な特性を持つアルキ
ルベンゼン系合成油を配合した。
以下、実施例を具体的に説明する。
実施例 （１）
ＪＩＳ Ｋ ２２８８ 石油製品動粘度測定方法および
粘度指数算出方法にて各試料油の動粘度および粘度指数
を測定した。
粘度指数算出方法にて各試料油の動粘度および粘度指数
を測定した。
実施例 （２）
ＪＩＳ Ｃ２１０１電気絶縁油試験方法にて各試料油の
体積抵抗率を測定した。
体積抵抗率を測定した。
実施例 （３）
ステンレスチューブ耐熱試験を行った。試料油２０ ｍ
ｌ 、鉄、銅およびアルミニウム触媒をステンレ−スチ
ューブに入れフロン１２を２０ ｍｌ加えてンールし、
１７５℃で７日間加熱後、試料油の全酸価を測定した。
ｌ 、鉄、銅およびアルミニウム触媒をステンレ−スチ
ューブに入れフロン１２を２０ ｍｌ加えてンールし、
１７５℃で７日間加熱後、試料油の全酸価を測定した。
表（１） 粘度および粘度指数
表（２） 体積抵抗率
表（３） 耐熱試験
１）ＰＧＥ： フェニルグリシジルエーテル α８ Ｖ
ｏｌ係添加２）ＴＣＰ ： ）リクレジルフォスフェー
ト ＣＬＢＷｔφ添加３）全酸化： ＪＩＳ Ｋ ２５
０１ 石油製品中和価試験方法により測定 粘度指数に於てはアルキルベンゼン７０ 容量％配合し
た試料油に於ても１８６を示し、アルキルベンゼンの高
配合に於ても高温での密封性を害なわないことが確認妊
れた。また体積抵抗率に於てもアルギルベンゼンの配合
は効果を示した。
ｏｌ係添加２）ＴＣＰ ： ）リクレジルフォスフェー
ト ＣＬＢＷｔφ添加３）全酸化： ＪＩＳ Ｋ ２５
０１ 石油製品中和価試験方法により測定 粘度指数に於てはアルキルベンゼン７０ 容量％配合し
た試料油に於ても１８６を示し、アルキルベンゼンの高
配合に於ても高温での密封性を害なわないことが確認妊
れた。また体積抵抗率に於てもアルギルベンゼンの配合
は効果を示した。
ポリエーテルのフロン冷媒反応性もフェニルグリシジル
エーテルおよびトリクレジルフォスフェートを少量添加
すると効果があることが判明した。
エーテルおよびトリクレジルフォスフェートを少量添加
すると効果があることが判明した。
この結果より木発明者はポリエーテル系合成油にアルキ
ルベンゼン合成油を配合し、この基油にフェニルグリン
ジルエーテル等エポキシ結合を有する化合物およびトリ
クレジルフォスフェート等りん系極圧剤をそれぞれ少量
添加すると年−１高粘度指数およびフロン冷媒との低反
応性を示し、密封性に効果を発揮し、電気特性も改良さ
れろことを見出し、本発明に児成した。
ルベンゼン合成油を配合し、この基油にフェニルグリン
ジルエーテル等エポキシ結合を有する化合物およびトリ
クレジルフォスフェート等りん系極圧剤をそれぞれ少量
添加すると年−１高粘度指数およびフロン冷媒との低反
応性を示し、密封性に効果を発揮し、電気特性も改良さ
れろことを見出し、本発明に児成した。
本発明の壽＃イ冷凍機油組成物は反応性の小さい冷媒即
ちヘリウム圧縮機等には特に効果を期待出来る。
ちヘリウム圧縮機等には特に効果を期待出来る。
なお本発明の壽＃ヰ冷凍機油組成物に泄１渭油用添加剤
、特に酸化安定剤、消泡剤および防錆剤を妊らに添加す
ることについて―伺ら妨げろものではない。
、特に酸化安定剤、消泡剤および防錆剤を妊らに添加す
ることについて―伺ら妨げろものではない。
特許出願人 西日本通商株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｌ ポリエーテル系合成油に対し、全量を基準としてア
ルキルベンゼン系合成油！ｆ−５〜９５容聞チ配合した
混合系潤滑油の粘度指数が１１０以上からなることを特
徴とする冷凍機油組成物。 ２ フェニルグリンジルエーテル等エポキシ結合を有す
る化合物およびトリクレジルフォスフェート等りんを含
有する化合物をそれぞれ３０重量−以下、含有すること
を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の冷凍機油組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58232340A JPS60123577A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 冷凍機油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58232340A JPS60123577A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 冷凍機油組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60123577A true JPS60123577A (ja) | 1985-07-02 |
Family
ID=16937667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58232340A Pending JPS60123577A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 冷凍機油組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60123577A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0243290A (ja) * | 1988-04-22 | 1990-02-13 | Nippon Oil Co Ltd | カーエアコン用冷凍機油組成物 |
| JPH0284491A (ja) * | 1988-04-06 | 1990-03-26 | Nippon Oil Co Ltd | 冷凍冷蔵装置用潤滑油組成物 |
| JPH02286780A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-26 | Asahi Glass Co Ltd | 圧縮式冷凍機用組成物 |
| JPH03115493A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-16 | Nishi Nippon Tsusho Kk | 冷凍機油 |
| US5368765A (en) * | 1987-10-28 | 1994-11-29 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Lubricating oil and compositions for the hydrogen-containing Flon refrigerants |
| WO2017047621A1 (ja) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | 出光興産株式会社 | 冷凍機油、冷凍機用組成物及び圧縮型冷凍機 |
| WO2017188151A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 出光興産株式会社 | 冷凍機油、及び冷凍機用組成物 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5171464A (ja) * | 1974-12-17 | 1976-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | |
| JPS53140469A (en) * | 1977-05-13 | 1978-12-07 | Nippon Oil Co Ltd | Component of high viscosity refrigerator oil |
| JPS5558298A (en) * | 1978-10-25 | 1980-04-30 | Nippon Oil Co Ltd | Lubricating oil for rotary refrigerant compressor |
| JPS56125494A (en) * | 1980-03-07 | 1981-10-01 | Hitachi Ltd | Refrigerator oil |
| JPS5763395A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | Polyether refrigerator oil composition |
| JPS58171487A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-08 | Hitachi Ltd | 冷凍機油組成物 |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP58232340A patent/JPS60123577A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5368765A (en) * | 1987-10-28 | 1994-11-29 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Lubricating oil and compositions for the hydrogen-containing Flon refrigerants |
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| JP2514090B2 (ja) * | 1988-04-06 | 1996-07-10 | 日本石油株式会社 | 冷凍冷蔵装置用潤滑油組成物 |
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| WO2017047621A1 (ja) * | 2015-09-16 | 2017-03-23 | 出光興産株式会社 | 冷凍機油、冷凍機用組成物及び圧縮型冷凍機 |
| WO2017188151A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 出光興産株式会社 | 冷凍機油、及び冷凍機用組成物 |
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