JPH02182780A - テトラフルオロエタン系冷凍機用組成物 - Google Patents

テトラフルオロエタン系冷凍機用組成物

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JPH02182780A
JPH02182780A JP1001344A JP134489A JPH02182780A JP H02182780 A JPH02182780 A JP H02182780A JP 1001344 A JP1001344 A JP 1001344A JP 134489 A JP134489 A JP 134489A JP H02182780 A JPH02182780 A JP H02182780A
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tetrafluoroethane
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residue
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博樹 福田
Iwahiro Otsuka
大塚 厳弘
Kiyoshi Tanabe
田辺 清士
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テトラフルオロエタン系冷凍機用組成物に関
するものである。
[従来の技術] 冷蔵庫やカーエアコンなどの冷凍サイクルにおいて、R
−12(ジクロロジフルオロメタン)が良好な冷媒とし
て使用されている。しかしR−12は成層圏のオゾン層
を破壊し、生体系に悪影響を与える可能性があり、代替
物質の検討がなされている。R−12の代替物質として
は、R−134aが最も有力と考えられているが、R−
12用の一般的な冷凍機油であるナフテン系鉱油、パラ
フィン系鉱油はR−134aと相溶しない。したがって
、R−134a用の冷凍機油として、ナフテン系鉱油。
パラフィン系鉱油は使用することができない。
R−134aと比較的よく相溶する物質として、表1の
ような構造のポリエーテル油が知られている。
(ア)については、例えばDu pantのRe5er
chDisclosure(174830ct、197
8)に記載されている。(イ)については、例えばU、
 S、 Pat、 4.755゜316号に記載されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかし表1のようなポリエーテルは、吸湿性が高く、水
分を吸収しやすいという欠点があった。水分が上昇する
と、絶縁抵抗の低下、金属に対する腐食性の増大といっ
た悪影響をもたらす。
表1 従来のポリエーテル油と吸湿性 (傘)吸湿性テスト方法 直径150mmのシャーレに、水分0.03%以下であ
ることを確認した油を15g入れる。シャーレを開放し
たまま、室 温20℃、湿度50%の恒温、恒温室に静置する。30
時間後の油の重量なYgとした時、重量増加率を次式で
求める。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、前述の問題を解決するにあたり、鋭意努
力した結果、ポリエーテル油の吸湿性が高いのは末端ヒ
ドロキシル基に原因があると推定した。そこで、末端ヒ
ドロキシル基の数が1〜3の範囲のポリエーテルを用い
、各末端ヒドロキシル基の全てまたは一部を、アルキル
化した化合物を用いて、R−134a用冷凍機油として
の評価を実施した。その結果、吸湿性の向上だけでなく
、粘度指数についても向上していることを見出し、本発
明を完成した。
すなわち、本発明は下記−能代 %式%) [式中 I+はアルキレン基、R”、 R3,R’はア
ルキル基又は水素、n”、 R3,R’は同一でも異な
っていてもよい。(但し、R”、 R”。
R4から選ばれる2個以上が同時に水素となることはな
い。) Xlは水素、アルキル基又はモノヒドロキシ化合物の水
酸基を除いた残基。(但し、XlとR2は同時に水素と
なることはない。)x2はジヒドロキシ化合物の水酸基
を除いた残基。
X3はトリヒドロキシ化合物の水酸基を除いた残基、] から選ばれるポリエーテルの少なくとも1種及びテトラ
フルオロエタンからなるテトラフルオロエタン系冷凍機
用組成物に関するものである。
一船底■におけるxlとしては、水素、アルキル基又は
モノヒドロキシ化合物の水酸基を除いた残基である。モ
ノヒドロキシ化合物の水酸基を除いた残基としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、2−エチル
ヘキシル基、ノニル基等のアルキル基やフェニル基等の
アリール基が好ましい。
一船底■におけるx2としては、エチレングリコール残
基、プロピレングリコール残基等のジヒドロキシ化合物
の水酸基を除いた残基が好ましり、−能代■におけるX
3としては、グリセリン残基、トリメチロールプロパン
残基等のトリヒドロキシ化合物の水酸基を除いた残基が
好ましい。
一船底Φ〜■におけるR1としては、エチレン基、プロ
ピレン基、ブチレン基、テトラメチレン基等のアルキレ
ン基であり、これらの単独あるいはこれらがランダム又
はブロック状に併存していてもよ(、併存する場合はプ
ロピレン基を主成分とすることが好ましい。−能代■〜
■におけるR1は同一でも異なっていても良い。
−能代■〜■におけるR2.R13,R’はアルキル基
又は水素であり、これらは同一でも異なっていてもよい
。アルキル基としてはメチル基、エヂル基、プロピル基
、ブチル基、2−エチルヘキシル基等を挙げることがで
きる。但し、XlとR2は同時に水素となることはない
。又、R2,R3,R’から選ばれる2個以上が同時に
水素となることはない。
前記−能代■〜■で表わされる化合物としては、冷凍機
油として圧縮機等の摺動部における摩擦、摩耗及び焼き
付き防止等の機能を充分に達成するために、その動粘度
としてlO〜300cst(40℃)、好ましくは15
〜200 cst(40℃)となるようなものが望まし
く、−能代Φ〜■における分子量あるいはj2. m、
 nの値はこのような粘度範囲となるような値を選択す
ることが好ましい。Q、m、nの値はおよそ3〜60、
好ましくは6〜30であり、同一でも異なっていてもよ
い。
前記−能代■〜■で表わされる化合物とR134aの重
量比はl/99〜99/1、好ましくは5/95〜60
/40である。R134aには、1,1,2.2−テト
ラフルオロエタン(R134)が少量含まれていてもよ
い。−能代Φ〜■の化合物は単独で、又はこれらの混合
物として使用することができる。
本発明の組成物は、低温〜高温分野の冷凍、冷蔵及び空
調を目的とした冷凍サイクルの応用の場合に特に有効で
あるが、ランキンサイクル等のその他各種の熱回収技術
用としても使用可能である。
本発明の組成物は、熱安定性が優れており、通常の使用
条件においては安定剤を必要としないが、過酷な使用条
件のため熱安定性の向上が必要な場合には、ジメチルポ
スファイト、ジイソプロピルホスファイト、ジフェニル
ホスファイト等のホスファイト系化合物、トリフエノキ
シホスフィンサルファイド、トリメチルホスフィンサル
ファイド等のホスフィンサルファイド系化合物その他グ
リシジルエーテル類等の安定剤を少量添加すれば良い。
又、本発明の一船底■〜■で表わされる化合物と従来使
用されているナフテン系鉱物油、パラフィン系鉱物油、
アルキルベンゼン系合成油、ポリ−α−オレフィン系合
成油、フッ素系潤滑油であるパーフルオロポリエーテル
油、含フツ素シリコーン油あるいは本発明のポリエーテ
ル油以外のポリエーテル油等と混合使用することが可能
である。
又、フェノール系やアミン系の酸化防止剤、イオウやリ
ン系の極圧添加剤、シリコーン系の消泡剤、あるいはベ
ンゾトリアゾール等の金属不活性剤等の各種添加剤を本
発明の組成物にさらに添加しても良い。
[作用] 本発明において、末端のヒドロキシル基をアルキアル化
することにより、親水性が低下し、吸湿性が低下するも
のと考えられる。また、末端ヒドロキシル基をアルキル
化することにより、分子間の水素結合等による相互作用
が減少し、粘度指数が向上するものと考えられる。
[実施例] 実施例1〜5、比較例1〜6 実施例1〜5及び比較例1〜6に用いた油の構造、吸湿
性、粘度指数、R−134aとの相溶性、40℃におけ
る動粘度の結果を表2に示す。
粘度指数 潤滑油の粘度の温度依存性を表わす値 であり、値が大きい程、粘度の温度に よる変化が少ないため、潤滑性能に優 れたものとなる。
R−134aとの相溶性 油とR−134aを重量比15:85で混合、密閉する
。温度を25℃に保ち、状態を観察した。
[発明の効果] 本発明の組成物は、吸湿性が低いため、水分の混入が低
下し、絶縁抵抗の低下を防止できるとともに、水分によ
る銅、パイプ等の金属腐食の進行を防止することができ
る。更に粘度指数が高いために、広い温度範囲で、圧縮
機等の摺動部における摩擦、摩耗及び焼き付き防止等の
潤滑機能を充分に発揮することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式 (1)▲数式、化学式、表等があります▼ (2)▲数式、化学式、表等があります▼ (3)▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1はアルキレン基、R^2、R^3、R^
    4はアルキル基又は水素、R^2、R^3、R^4は同
    一でも異なっていてもよい。(但し、R^2,R^3,
    R^4から選ばれる2個以上が同時に水素となることは
    ない。) X^1は水素、アルキル基又はモノヒドロキシ化合物の
    水酸基を除いた残基。(但し、 X^1とR^2は同時に水素となることはない。)X^
    2はジヒドロキシ化合物の水酸基を除いた残基。 X^3はトリヒドロキシ化合物の水酸基を除いた残基。 ] l、m、nは上記化合物1〜3の動粘度 が10〜300cst(40℃)となる正数であり、同
    一でも異なっていてもよい。] から選ばれるポリエーテルの少なくとも1種及びテトラ
    フルオロエタンからなるテトラフルオロエタン系冷凍機
    用組成物。
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