JPS6012246Y2 - 油浸型ソレノイド - Google Patents

油浸型ソレノイド

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Publication number
JPS6012246Y2
JPS6012246Y2 JP1980132666U JP13266680U JPS6012246Y2 JP S6012246 Y2 JPS6012246 Y2 JP S6012246Y2 JP 1980132666 U JP1980132666 U JP 1980132666U JP 13266680 U JP13266680 U JP 13266680U JP S6012246 Y2 JPS6012246 Y2 JP S6012246Y2
Authority
JP
Japan
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guide pipe
core
oil
fitted
magnetic
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980132666U
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English (en)
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JPS5755917U (ja
Inventor
恒雄 石垣
秀次 藤谷
Original Assignee
エスエムシ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エスエムシ−株式会社 filed Critical エスエムシ−株式会社
Priority to JP1980132666U priority Critical patent/JPS6012246Y2/ja
Publication of JPS5755917U publication Critical patent/JPS5755917U/ja
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Publication of JPS6012246Y2 publication Critical patent/JPS6012246Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油浸型バルブ等において使用する油浸型ソレ
ノイドの改良に関するものである。
第1図及び第2図はそれぞれ従来の油浸型ソレノイドを
示すものである。
第1図の溶接全閉型ソレノイド1は、磁性管3と非磁管
4とを部分Aにおいて溶接した案内パイプ2を備え、該
非磁管4とそれに嵌着したコア5とを部分Bにおいて溶
接した構成を有し、また第2図の油浸型ソレノイド11
は、非磁管により構成した案内パイプ12とそれに嵌着
したコア13とを部分Cにおいて溶接し、該案内パイプ
12の上端にボンネット14を被着した構成を有するも
のである。
このように従来の油浸型ソレノイド1.11は、溶接し
た部分A、 BまたはCをそれぞれ備えるものであり、
これらの部分の内面または外面を所要寸法に仕上げるた
め、第1図の油浸型ソレノイド1にあっては部分Aの内
外面及び部分Bの外面に、また第2図の油浸型ソレノイ
ド11にあっては部分Cの外面にそれぞれ溶接後の仕上
加工を施さねばならず、これにより作業工程が増加して
コスト高となるのが避けられない。
また、上記油浸型ソレノイド1,11においては、それ
らの溶接した部分A、 B、 Cの溶接不良等に基因し
て、あるいは使用中における溶接部分A= By Cの
損傷に基因して、それぞれ油漏れ等が発生した場合には
、第1図の油浸型ソレノイド1にあっては磁性管3及び
非磁管4からなる案内パイプ2、コア5、アーマチャ6
を一体として交換する必要があり、また第2図の油浸型
ソレノイド11にあっては案内パイプ12及びコア13
を交換する必要があり、これを防いで歩留りを改善する
ためには確実な溶接と溶接部分A、 B、 Cの十分な
仕上加工が不可欠であり、これがコスト高の原因となる
ことは前述の通りである。
さらに、上記油浸型ソレノイド1,11においては、溶
接する際に加える熱により磁気的特性が低下すると共に
機械的強度が劣化するという難点もある。
本考案は、このような従来例の欠点に鑑みなされたもの
で、案内パイプの両端における密閉を、溶接手段による
ことなく構成部材の機械的組合わせにより確実なものと
なし、これにより溶接及びその部分の仕上加工等の2次
加工工程を不要とし、また磁気フレームについての煩雑
な機械加工の必要をもなくし、コストの低下、生産性及
び品質の向上を図ろうとしたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第3図及び第4図において、弁本体21上に固定さ
れる油浸型ソレノイド22は、コイル23のまわりに上
下のプレート25.26及び外周フレーム27からなる
磁気フレーム24を囲設し、該コイル23の内部に非磁
管により構成した案内パイプ28を設け、該案内パイプ
28の内部に、弁本体21における弁体(図示せず)を
駆動するための作動杆31を備えたアーマチャ30を軸
方向に摺動可能に嵌挿している。
また、上記案内パイプ28の下部には、コイル23への
通電時にアーマチャ30を吸着するコア32をOUソン
グ3を介して嵌着し、第4図に明示したように、案内パ
イプ28の下端部分をコア32の周段面32aに当接さ
せている。
上記コア32の下端周囲に嵌着するプレート26は2枚
の打抜き板34.35を重合することにより構成したも
ので、上方の打抜き板34の内周縁34aをコア32の
外周に設けた段部32bに係合させ、下方の打抜き板3
5の厚さを該段部32bの高さと等しくして、該打抜き
板35をコア32の下端に嵌着している。
また、上記コア32の中心には前記作動杆31を遊嵌さ
せる孔32cを開設している。
上記磁気フレーム24を収納したケース36に被着する
ボンネット37は、その下面に形設した凹部37a内に
Oリング38を介して案内パイプ28の上端を嵌着当接
させ、この状態でボンネット37上から弁本体21に挿
通したボルト39を締着することにより、磁気フレーム
24及びケース36を弁本体21上に固定すると共に、
案内パイプ28の上下両端をボンネット37及びコア3
2で挟着し、案内パイプ28の内部に形成される油浸室
40を密閉させている。
なお、図中41は手動操作用の釦を示している。
このように構成した本考案の油浸型ソレノイドによれば
、内部に油浸室を形成する案内パイプの両端をボンネッ
トとコアによる挟持によって密閉し、その密閉に当って
溶接手段を全く用いないようにしたので、各部材に対す
る溶接作業及びその溶接部分に対する仕上加工等の2次
加工は全く必要がなく、各部材は初期加工のみで足り、
よって生産性が高まって作業コストの低下が図られ、ま
た溶接手段を全く用いないため各部材が分解可能となっ
て、保守、管理も容易に行うことができ、しかも溶接熱
による影響がないため磁気的特性の劣化や機械的強度の
低下等が全くなく、さらに非磁管により構成した案内パ
イプは溶接について考慮する必要がないため、その肉厚
を従来のものに比して極端に薄肉とすることができ、こ
れにより磁気フレームにわける上方のプレートとアーマ
チャとの間における磁気的損失を非常に少なくすること
ができる。
また、本考案ではコアの下端周囲に係合外嵌させる磁気
フレームのプレートを2枚の打抜き板の重合により構成
したので、第1図及び第2図の従来例のように1枚構成
の磁気板に煩雑な機械加工により2段孔を穿設する必要
がなく、上下両板とも打抜きのままでよいため生産性が
高まると共に品質を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来の油浸型ソレノイドの
異種例を示す断面図、第3図は本考案の油浸型ソレノイ
ドの断面図、第4図はその一部拡大図である。 24・・・・・・磁気フレーム、25.26・・・・・
・プレート、28・・・・・・案内パイプ、30・・・
・・・アーマチャ、32・・・・・・コア、32a・・
・・・・周段面、32b・・・・・・段部、34,35
・・・・・・打抜き板、34a・・・・・・内周縁、3
7−−−−−−ボンネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気フレームを囲設したコイルの内側に非磁管により構
    成した案内パイプを設け、該案内パイプにアーマチャを
    軸方向に摺動可能に嵌挿すると共にコイルへの通電時に
    アーマチャを吸着するコアを嵌着し、上記磁気フレーム
    及び案内パイプにボンネットを被着して、該案内パイプ
    の下端をコアの周段面に当接させると共に該案内パイプ
    の上端をボンネットの下面に当接させることにより、案
    内パイプの両端を密閉して固定し、上記磁気フレームの
    一部を構成するプレートを2枚の打抜き板の重合により
    構成し、上方の打抜き板の内周縁をコアの外周に設けた
    段部に係合させ、下方の打抜き板の厚さを該段部の高さ
    と等しくしてそれをコアの下端に嵌着したことを特徴と
    する油浸型ツレメイド。
JP1980132666U 1980-09-18 1980-09-18 油浸型ソレノイド Expired JPS6012246Y2 (ja)

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JPS5755917U JPS5755917U (ja) 1982-04-01
JPS6012246Y2 true JPS6012246Y2 (ja) 1985-04-20

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ID=29492896

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5899057B2 (ja) * 2012-06-12 2016-04-06 日立オートモティブシステムズステアリング株式会社 ソレノイド、ソレノイドバルブ及び可変容量形ポンプ

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JPS5529556B2 (ja) * 1976-03-12 1980-08-04

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JPS6039586Y2 (ja) * 1976-08-26 1985-11-27 三明電機株式会社 電磁弁装置
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JPS5755917U (ja) 1982-04-01

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