JPH0141152Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0141152Y2 JPH0141152Y2 JP11304883U JP11304883U JPH0141152Y2 JP H0141152 Y2 JPH0141152 Y2 JP H0141152Y2 JP 11304883 U JP11304883 U JP 11304883U JP 11304883 U JP11304883 U JP 11304883U JP H0141152 Y2 JPH0141152 Y2 JP H0141152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- deflection yoke
- dividing
- dividing grooves
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジヨン等のブラウン管に用いら
れる電磁型偏向ヨーク用コアの改良に関する。
れる電磁型偏向ヨーク用コアの改良に関する。
一般に末広がりの環体の形の偏向ヨーク用コア
は所定の寸法になるように高透磁率フエライトの
粉末加圧成形により一体に形成され、高温焼結の
後に２つに分割される。偏向ヨーク用コアの２分
割を容易にするために、圧粉成形体を作る際に連
続して長く延びる分割用溝がコアの内外面に形成
される。第１図は従来の焼結され且つ分割される
前の偏向ヨーク用コアを示すもので、１はコア、
２はコアの外面に拡大開口部から狭小開口部に亘
つて一直線状に形成された分割用溝である。分割
用溝はコアの直径をはさんだ反対側の外面にも同
様に形成されている。コアの内面の相対する位置
にも同様な分割用溝が形成されている。分割用溝
はほぼ同一巾及び同一深さで設けられている。
は所定の寸法になるように高透磁率フエライトの
粉末加圧成形により一体に形成され、高温焼結の
後に２つに分割される。偏向ヨーク用コアの２分
割を容易にするために、圧粉成形体を作る際に連
続して長く延びる分割用溝がコアの内外面に形成
される。第１図は従来の焼結され且つ分割される
前の偏向ヨーク用コアを示すもので、１はコア、
２はコアの外面に拡大開口部から狭小開口部に亘
つて一直線状に形成された分割用溝である。分割
用溝はコアの直径をはさんだ反対側の外面にも同
様に形成されている。コアの内面の相対する位置
にも同様な分割用溝が形成されている。分割用溝
はほぼ同一巾及び同一深さで設けられている。
このように構成され且つ焼結された偏向ヨーク
用コアは、水平偏向コイル及び垂直偏向コイルを
捲回するために分割用溝２から二分割にして半環
状のコアとされる。この半環状としたコアに夫々
コイルを捲回した後、相対する分割面で対向させ
て結合するが、この場合分割用溝は拡大開口部か
ら狭小開口部に亘りほぼ同一の巾と深さで形成さ
れているため、結合の際に相対するコアの位置的
目印がないために正確に結合できたかどうかを判
別することは非常に難しい。従つて、この結合作
業には相当の注意力が要求される。もし不正確な
結合のままコアが固定され、そしてブラウン管の
ネツク部に装着された場合にはテレビジヨン受像
機の画面に歪みなどが生じる欠点を有していた。
用コアは、水平偏向コイル及び垂直偏向コイルを
捲回するために分割用溝２から二分割にして半環
状のコアとされる。この半環状としたコアに夫々
コイルを捲回した後、相対する分割面で対向させ
て結合するが、この場合分割用溝は拡大開口部か
ら狭小開口部に亘りほぼ同一の巾と深さで形成さ
れているため、結合の際に相対するコアの位置的
目印がないために正確に結合できたかどうかを判
別することは非常に難しい。従つて、この結合作
業には相当の注意力が要求される。もし不正確な
結合のままコアが固定され、そしてブラウン管の
ネツク部に装着された場合にはテレビジヨン受像
機の画面に歪みなどが生じる欠点を有していた。
本考案の目的は従来の欠点を解消することにあ
り、分割された半環状コアの結合を正確に行うこ
とを保証する偏向ヨーク用コアを提供することを
目的とする。
り、分割された半環状コアの結合を正確に行うこ
とを保証する偏向ヨーク用コアを提供することを
目的とする。
本考案のかかる目的は、偏向ヨーク用コアの外
面の仮想線に沿つて無溝部分を残して少くとも２
個所に分割用溝を形成したことにより達成され
る。
面の仮想線に沿つて無溝部分を残して少くとも２
個所に分割用溝を形成したことにより達成され
る。
以下、本考案の実施例を詳しく説明する。第２
図ないし第４図に示す本考案の偏向ヨーク用コア
１は焼結後で且つ分割前の状態を示す。コア１は
狭小開口部から拡大開口部に向けて末広がりに形
成された環状体の形をしており、コアの軸線を含
む１つの平面Ｌ（第３図）がコア外表面と交鎖す
る線に沿つてほぼ一定の幅でほぼ一定の深さを有
する分割用溝２が少くとも２個所（図示の例では
２個所）に形成される。なおコアの内面には上記
の平面Ｌがコアの内面と交鎖する線に沿つて分割
用溝６が連続して形成されている。
図ないし第４図に示す本考案の偏向ヨーク用コア
１は焼結後で且つ分割前の状態を示す。コア１は
狭小開口部から拡大開口部に向けて末広がりに形
成された環状体の形をしており、コアの軸線を含
む１つの平面Ｌ（第３図）がコア外表面と交鎖す
る線に沿つてほぼ一定の幅でほぼ一定の深さを有
する分割用溝２が少くとも２個所（図示の例では
２個所）に形成される。なおコアの内面には上記
の平面Ｌがコアの内面と交鎖する線に沿つて分割
用溝６が連続して形成されている。
分割用溝２は第１図に示した従来例とはちがつ
て、連続に形成されるのではなくて飛び飛びに形
成されて分割用溝の前後に非溝部３を残してい
る。分割用溝の個数は各個所に２個から４個程度
に設けることができる。
て、連続に形成されるのではなくて飛び飛びに形
成されて分割用溝の前後に非溝部３を残してい
る。分割用溝の個数は各個所に２個から４個程度
に設けることができる。
なお、分割用溝が整列する個所の延長線末端に
相当するコア端面には切欠き４，５を設けること
により分割を助け、また分割時に割れが走る方向
を規制することもできる。
相当するコア端面には切欠き４，５を設けること
により分割を助け、また分割時に割れが走る方向
を規制することもできる。
以上のように構成したから、本考案の偏向ヨー
ク用コア１を分割用溝２に沿つて二分割し、これ
らにそれぞれ水平、垂直偏向コイルを捲回した後
に、両分割コアを割れ目で合体結合させるに際し
非溝部３のところを観察すれば分割コア間の割れ
目が完全に合わさつているかどうかが直ちに判別
でき、正確に結合した偏向ヨークが製作できる。
このように、本考案によれば偏向ヨークの結合作
業が正確且つ容易にでき、従来欠点とされていた
不正確な結合によるテレビ受像機の画面の歪みな
どが解消できる。
ク用コア１を分割用溝２に沿つて二分割し、これ
らにそれぞれ水平、垂直偏向コイルを捲回した後
に、両分割コアを割れ目で合体結合させるに際し
非溝部３のところを観察すれば分割コア間の割れ
目が完全に合わさつているかどうかが直ちに判別
でき、正確に結合した偏向ヨークが製作できる。
このように、本考案によれば偏向ヨークの結合作
業が正確且つ容易にでき、従来欠点とされていた
不正確な結合によるテレビ受像機の画面の歪みな
どが解消できる。
第１図は従来の偏向ヨーク用コアの分割用溝を
示す側面図、第２図は本考案の分割用溝を有する
偏向ヨーク用コアの側面図、第３図は同底面図、
及び第４図は第２図のＡ−Ａ断面図である。図中
主な部分は次の通りである。 １：偏向ヨーク用コア、２：分割用溝、３：非
溝部。
示す側面図、第２図は本考案の分割用溝を有する
偏向ヨーク用コアの側面図、第３図は同底面図、
及び第４図は第２図のＡ−Ａ断面図である。図中
主な部分は次の通りである。 １：偏向ヨーク用コア、２：分割用溝、３：非
溝部。
Claims (1)
- 内外表面に分割用溝を形成した環状の偏向ヨー
ク用コアにおいて、外表面の各個所の前記分割用
溝は非溝部分を残して少くとも２個所に設けられ
ていることを特徴とする、偏向ヨーク用コア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11304883U JPS6022743U (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 偏向ヨ−ク用コア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11304883U JPS6022743U (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 偏向ヨ−ク用コア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6022743U JPS6022743U (ja) | 1985-02-16 |
| JPH0141152Y2 true JPH0141152Y2 (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=30261836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11304883U Granted JPS6022743U (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 偏向ヨ−ク用コア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022743U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8602006A (nl) * | 1986-08-06 | 1988-03-01 | Philips Nv | Werkwijze voor het delen van een ringkern van ferromagnetisch materiaal voor een afbuigeenheid en afbuigeenheid voor een televisiebuis voorzien van een ringkern gedeeld volgens zulk een werkwijze. |
-
1983
- 1983-07-22 JP JP11304883U patent/JPS6022743U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6022743U (ja) | 1985-02-16 |
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