JPS60121570A - 磁気カ−ド記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カード上に記録された信号の読み出し、また
は、カードへの情報の記録を行なう磁気カード記録再生
装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 第１図に従来の磁気カード記録再生装置の一例を示す。

図において、案内部材１にガイドされて矢印Ｘ方向から
装置本体内に挿入されたカードは、駆動モータ２によシ
駆動されるプーリ４、プーリ４と丸ベルト６によシ駆動
されるプーリ６、さらにアイドルプーリγ、８，９，１
０，１１，１２゜および丸ベルト１３により、磁気ヘッ
ド１４へと搬送される。磁気ヘッドと反対側には、主搬
送ロー２３がある。主搬送ローラ３は、前記駆動モータ
２により、軸１５を中心に回転する。軸１６はレバー１
６に取りつけてあり、レバー１６は軸１７を中心として
回動自在である。まだレバー１６の他端にはバネ１８が
かけてあり、し・バー１６を反時計方向へ付勢している
。

カード搬送前における、磁気ヘッド１４と、主搬送ロー
２１５の外周面とαリアランスは、主搬送ローラ１６の
回動範囲調整ネジ１９により、カード厚みよりわずかに
小さく設定されている。

カードが磁気ヘッドまで搬送されると、カードの厚みに
より、主搬送ローラ３は軸１７を中心として時計方向に
回転すると同時に、磁気ヘッド１４との間でカードを搬
送する。

この従来例において、カード厚みが、キャッシュカード
やクレジットカードのようなα８ＭＮ程度のものであれ
ば、前記クリアランスを０．４闘程度に設定すればよく
、大きな問題はない。−しかし、近年カード式公衆電話
などに見られるようにな、カード厚で０．２７１Ｍ程度
の薄いものにおいては、前記クリアランスを０１闘程度
に設定しておく必要がある。通常、主搬送ローラ３はゴ
ムなどの弾性体で作られるのが普通である。ゴム等で、
主搬送ローラ３の全周にわたって前記クリアランス０．
１ｆｆｌｌ＋を保つのは量産上困難である。主搬送ロー
ラ３は駆動モータ２により駆動きれているので、もし前
記クリアランスが保持できず、磁気ヘッド１４と、主搬
送ローラ３の外周面が接触すると、駆動モータ２の負荷
が増大することになる。

このように、従来の磁気カード搬送系では今後大きな普
及が予想されている薄いカードに対応できにくいという
問題がある。

また、他の従来例を第２図、第３図に示す。前記第１図
で示しだ実施例では、磁気ヘッド１４は側板２０に固定
をれていだが、第２図、第３図では、磁気ヘッド１４は
、ヘッド固定枠２１に固定はれている。ヘッド固定枠２
１は、装置本体側板に取り付けらねた部材２２上の２本
のピン２３゜２４をガイドとして移動可能である。壕だ
ピン２３．２４には、その外側にコイルバネ２６゜２６
が同心に配設されていて、ヘッド固定枠２１を通して、
磁気ヘッド１４をカード２７側へ付勢している。

一方、搬送ローラ２８は弾性体でできており、その内側
にローラ本体２９があシ、駆動７ヤフト３ｏに取り付け
られている。

第２図は、カード２７が矢印Ｘ方向から磁気ヘッドへ到
達する直前の状態を示しだものであり、搬送ローラ２８
の外周面と、磁気ヘッド１４の間ＫＵ、カード２７の厚
み以下のクリアランス力設定しである。

第３図は、カード２７が、磁気ヘッド１４に到達した状
態を示したものであり、カード２７の厚みにより、磁気
ヘッド１４、ヘッド固定枠２１が下方（矢印Ｙ方向）に
移動している。

このような方法を用いても、第１図の従来例と同様、薄
手のカードに対して前記クリアランスを適切に保？こと
は困難である。

発明の目的 本発明は上記の従来の欠点を解消するもので組立・調整
が容易に行なえ、しかも特に薄手のカードの搬送が確実
な磁気カード記録再生装置を提供することを目白りとす
る。

発明の構成 本発明はカードとの間で信号の授受を行なう磁気ヘッド
と、この磁気ヘッドを前記カードへ押圧付勢するヘッド
抑圧部材と、前記磁気ヘッドとはカード搬送路をはさん
で配設され、かつモータ等の駆動力により回転する駆動
軸とこの駆動軸に固定はれた搬送ローラと駆動軸を回転
の中心とし、しかもこの駆動軸とは回転自在に支持され
た回転ローラとを備えた磁気カード記録再生装置であり
、駆動軸を回転の中心とし、しかも駆動軸とは回転自在
に支持された回転ローラを設けたことにより、組立・調
整が容易になり、特に薄手のカードの搬送を確実に実現
できるものである。

実施例の説明 第４図、第５図、第６図は、本発明における磁気カード
記録再生装置の一実施例を示すものである。

第４図、第６図は、それぞれ上記実施例を駆動軸の方向
から見たものである。

第４図において、磁気ヘッド１４は、ヘッド固定枠２１
に固定でれている。ヘッド固定枠２１は装置本体に取付
けられた部材２２上の２本のピン２３．２４をガイドと
して移動可能である。またピン２３．２４には、コイル
バネ２５．２６が通てれ、ヘッド固定枠２１とともに磁
気ヘッド１４をカード２７側へ付勢している。磁気ヘッ
ド１４に対して、カード２７を挾んで対向する位置に、
モータ等の駆動力により回転する駆動軸３ｏを回転中心
として、ベアリング３１を介してカードガイド部材（本
実施例では駆動軸３０に対して回転自在な、回転ローラ
を用いている）３２が取付けられている。

第６図は、同一実施例をカード２７の搬送方向から示し
だものである。

第６図において、駆動軸３０にはプーリ３３が取付けら
れ、このプーリ３３に搬送ローラ３４が取付けられてい
る。搬送ローラ３４と反対側にカード２７を挾み込む形
で、押えローラ３５が板バネ３６に取付けられカード２
７側に付勢されている０ 以上のように構成された本実施例の磁気カード記録再生
装置について、以下その動作を説明する。

まず第４図は、カード２７が磁気ヘッド１４へ到達する
直前の状態を示しだものである。このとき、磁気ヘッド
１４は、ヘッド固定枠２１とともにピン２３．２４をガ
イドとして、コイルバネ２５．２６によって回転ローラ
３１に押し付けられている。

更にカード２７が押込まれると第６図に示すように、カ
ード２７が磁気ヘッド１４に到達しカード２７の厚みの
分だけ磁気ヘッド１４及びヘッド固定枠を移動式せるこ
とと彦る。

そして、第６図に示されるようにカード２７は搬送ロー
ラ３４と押さえローラ３５によって挾まれ、引き続き搬
送される。

以上のように、本実施例によれば、回転ローラ３１を駆
動軸３０にベアリング３２を介して回転自在となるよう
に取付け、この回転ローラ３１に磁気ヘッド１４をヘッ
ド固定枠２１とともに、ピン２３．２４をガイドとして
コイルバネ２６゜２６によって押し付けることで、回転
ローラ３１と磁気ヘッドとの間の微妙なりリアランスの
調整が不用となり、組立てが容易となる。薄手のカユド
搬送の場合は特に効果が大きく、搬送も確実となる。

発明の効果 本発明は、カードとの間で信号の授受を行なう磁気ヘッ
ドと、この磁気ヘッドを前記カードへ押圧付勢するヘッ
ド抑圧部材と、前記磁気−＼ソドはカード搬送路をはさ
んで配設され、かつモータ等の駆動力により回転する駆
動軸とこの駆動軸に固定された搬送ローラと、前記駆動
軸を回転の中心として、しかもこの駆動転とは回転自在
に支持された回転ローラとを備えた磁気カード記録・再
生装置であ妙、駆動軸を回転の中心とし、しかも駆動軸
とは回転自在に支持された回転ローラを設けたことによ
り、組立・調整が容易になり、特に薄手のカードの搬送
を確実に実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の磁気カード記録・再生装置の側面図、第
２図、第３図は他の従来例の要部断面図。 第４図、第５図は本発明の一実施例における磁気カード
記録・再生装置の要部断面図、第６図は正断面図である
。 １４・・・・・・磁気ヘッド、２１・・・・ヘッド固定
枠、２３．２４・・・・・ピン、２５．２６・・・・・
・コイルバネ、２７・・・・・カード、３０・・・・・
・駆動軸、３２・・・・・・回転ローラ（カードガイド
部材）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　カードとの間で信号の授受を行う磁気ヘッドと
   、この磁気ヘッドを前記カードへ押圧付勢するヘッド押
   圧部材と、前記磁気ヘッドと対向して設けられた回転ロ
   ーラと、モータ等の駆動力により回転し、カード搬送を
   行う搬送ローラとを備えた磁気カード記録再生装置。
2. （２）回転ローラの軸心と、搬送ローラとの軸心とは、
   −直線にあることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の磁気カード記録再生装置。