JPS60119008A - 誘電体磁器組成物 - Google Patents
誘電体磁器組成物Info
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- JPS60119008A JPS60119008A JP58225564A JP22556483A JPS60119008A JP S60119008 A JPS60119008 A JP S60119008A JP 58225564 A JP58225564 A JP 58225564A JP 22556483 A JP22556483 A JP 22556483A JP S60119008 A JPS60119008 A JP S60119008A
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- JP
- Japan
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- temperature
- sample
- value
- range
- capacitance
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、誘電体磁器組成物に関し、更に詳細には、積
層型磁器コンデンサの誘電体として好適な誘電体磁器組
成物に関する。
層型磁器コンデンサの誘電体として好適な誘電体磁器組
成物に関する。
従来技術
従来、積層磁器コンデンサを製造する際には、誘電体生
シート(グリーンジートノに白金、パラジウム等の貴金
属の導電性ペーストを印刷し、これを複数枚積み重ねて
圧着し、1300℃以上の酸化性#囲気中で高温焼成し
た。上述の如く、貴金属を使用すれば、酸化性雰囲気中
で高温焼成しても目的とする内部電極を得ることが出来
る。しかし、白金、パラジウム等の貴金属は高価である
ため、必然的に積層磁器コンデンサがコスト高になった
。この問題を解決するために、本件出願人は、%願昭5
7−200103号によって非酸化雰囲気、1100〜
1200℃で焼結させることが可能な誘電体磁器組成物
を提案した。しかし、この磁器組成物を誘電体とする磁
器コンデンサにおいて、静電容量の温度変化率をJIS
規格で規定されている一25℃〜+85℃で+10%の
範囲に保証することが出来なかった。
シート(グリーンジートノに白金、パラジウム等の貴金
属の導電性ペーストを印刷し、これを複数枚積み重ねて
圧着し、1300℃以上の酸化性#囲気中で高温焼成し
た。上述の如く、貴金属を使用すれば、酸化性雰囲気中
で高温焼成しても目的とする内部電極を得ることが出来
る。しかし、白金、パラジウム等の貴金属は高価である
ため、必然的に積層磁器コンデンサがコスト高になった
。この問題を解決するために、本件出願人は、%願昭5
7−200103号によって非酸化雰囲気、1100〜
1200℃で焼結させることが可能な誘電体磁器組成物
を提案した。しかし、この磁器組成物を誘電体とする磁
器コンデンサにおいて、静電容量の温度変化率をJIS
規格で規定されている一25℃〜+85℃で+10%の
範囲に保証することが出来なかった。
発明の目的
そこで、本発明の目的は、1200℃以下で焼結させる
ことが出来且つ静電容量の温度変化率を辻10鳴の範囲
にすることが出来る誘電体磁器組成物を提供することに
ある。
ことが出来且つ静電容量の温度変化率を辻10鳴の範囲
にすることが出来る誘電体磁器組成物を提供することに
ある。
発明の構成
上記目的を達成するだめの本発明は、Bak−x−アM
x Ly OkT’Ot (但し、MはMg及び7.n
の少なくとも1種の金属、LはSr及びCaの少なくと
も1棟の金属、kは1.0〜1.04の範囲の数値、X
は0.002〜0.049の範囲の数値、yは帆001
〜0.048の範囲の数値、x+yは0.02〜0.0
5の範囲の値)から成る1001jL部の基本成分と、
25〜50モル幅のLixOと50〜75モル%のS
i□、とから成る0、2〜10.0重量部の添加成分と
の混合物質を焼成して成る誘電体磁器組成物に係わるも
のである。なお、上記基本成分を示す組成式におい℃、
k−x−ys Xs )’% kは、勿論それぞれの元
素の原子数を示す。
x Ly OkT’Ot (但し、MはMg及び7.n
の少なくとも1種の金属、LはSr及びCaの少なくと
も1棟の金属、kは1.0〜1.04の範囲の数値、X
は0.002〜0.049の範囲の数値、yは帆001
〜0.048の範囲の数値、x+yは0.02〜0.0
5の範囲の値)から成る1001jL部の基本成分と、
25〜50モル幅のLixOと50〜75モル%のS
i□、とから成る0、2〜10.0重量部の添加成分と
の混合物質を焼成して成る誘電体磁器組成物に係わるも
のである。なお、上記基本成分を示す組成式におい℃、
k−x−ys Xs )’% kは、勿論それぞれの元
素の原子数を示す。
発明の作用効果
上記発明によれば次の作用効果が得られる。
何) この誘電体磁器組成物は1200℃以下且つ非酸
化性雰囲気で焼結可能であるので、ニッケル等の卑金楕
を内部電極として有する積層磁器コンデンサを提供する
ことが出来る。
化性雰囲気で焼結可能であるので、ニッケル等の卑金楕
を内部電極として有する積層磁器コンデンサを提供する
ことが出来る。
1口) 比誘電率ε8が2000以上、誘電体損失ta
nδが2.5%以下、抵抗率pがlX10’MΩ’Cm
以上であり且つ静電容量の温度変化率が一25℃〜85
℃で辻10%の範囲に収まる誘電体磁器組成物を提供す
ることが出来る。
nδが2.5%以下、抵抗率pがlX10’MΩ’Cm
以上であり且つ静電容量の温度変化率が一25℃〜85
℃で辻10%の範囲に収まる誘電体磁器組成物を提供す
ることが出来る。
(ハ) 1200°C以下で焼成可能であるので、焼成
時のエネルギ消費量を低減させることが出来る。
時のエネルギ消費量を低減させることが出来る。
実施例
次に、本発明の実施例及び比較例について述べる。
第1表の試料A1のに−x−y=1−02.Mg=0.
005、Zn=0.005、x = 0.01 、 S
r =0.005、Ca=0.005、y=Q、Ql、
kF=1.04 K従って決定される組成式13a1.
01 Mn、os Lo、。+ 01J4 T10*
s更に詳細にはs Ba+、B Mgo、oow Zn
o、ooIIS’o、oosO+、o番T’(h’に得
るたal’lc、純度99.0%以上OBa cos
、MgOlZnO% SrC’Og、CaCO3、及び
TJ O*を926.39g、0.94 g、1.88
g、3.40 g、2.32 g。
005、Zn=0.005、x = 0.01 、 S
r =0.005、Ca=0.005、y=Q、Ql、
kF=1.04 K従って決定される組成式13a1.
01 Mn、os Lo、。+ 01J4 T10*
s更に詳細にはs Ba+、B Mgo、oow Zn
o、ooIIS’o、oosO+、o番T’(h’に得
るたal’lc、純度99.0%以上OBa cos
、MgOlZnO% SrC’Og、CaCO3、及び
TJ O*を926.39g、0.94 g、1.88
g、3.40 g、2.32 g。
368.44gそれぞれ秤量し、これ等の原料を15時
時間式混合した。□なか、上記原料の割合を不純物を目
方に入れないでモル部で示すと、13a C0a1−0
2モ/l/部、′Mg00−005 モル部、Zn00
.005−I−に部、Sr00−005 モ”部、C’
aQ O,Q 05 モ/Iz部、Ti1t 1.0モ
ル部となる。次に、上記原料混合物を150℃で4時間
乾燥後、粉砕して約1200 ’C12時間大気中で仮
焼し、上記組成式の基本成分の粉末を得た。
時間式混合した。□なか、上記原料の割合を不純物を目
方に入れないでモル部で示すと、13a C0a1−0
2モ/l/部、′Mg00−005 モル部、Zn00
.005−I−に部、Sr00−005 モ”部、C’
aQ O,Q 05 モ/Iz部、Ti1t 1.0モ
ル部となる。次に、上記原料混合物を150℃で4時間
乾燥後、粉砕して約1200 ’C12時間大気中で仮
焼し、上記組成式の基本成分の粉末を得た。
一方、第1表の試料A1の添加成分を得るためにIIL
j*COH31・26g(27モル鳴りとstow68
.748 (73モル%〕とを秤量し、この混合物にア
ルコールを3000C7JOえ、ポリエチレンポットに
てアルミナボールを用いて1o時r#fj攪拌した後、
大気中10oo℃で2時間仮焼成し、これを300 c
cの水と共にアルミナポットに入れ、アルミナボールで
15時間粉砕し、しかる後、150℃で4時間乾燥さ?
テLi、oが27%#%、sho。
j*COH31・26g(27モル鳴りとstow68
.748 (73モル%〕とを秤量し、この混合物にア
ルコールを3000C7JOえ、ポリエチレンポットに
てアルミナボールを用いて1o時r#fj攪拌した後、
大気中10oo℃で2時間仮焼成し、これを300 c
cの水と共にアルミナポットに入れ、アルミナボールで
15時間粉砕し、しかる後、150℃で4時間乾燥さ?
テLi、oが27%#%、sho。
が73モル%の組成の添加成分の粉末′faO:得た。
次に、基本成分の粉末1000gに対して上記添加成分
の粉末10g< 1重量%)を加え、更に、アクリル酸
エステルポリマー、グリセリン、縮合リン酸塩の水溶液
から成る有機バインダを基本成分と電力ロ成分との合計
重量に対して15重量鳴添加し、更に、50重童鳴の水
を加え、これ等をボールミルに入れて粉砕及び混合して
磁器原料のスラリーを作表した。
の粉末10g< 1重量%)を加え、更に、アクリル酸
エステルポリマー、グリセリン、縮合リン酸塩の水溶液
から成る有機バインダを基本成分と電力ロ成分との合計
重量に対して15重量鳴添加し、更に、50重童鳴の水
を加え、これ等をボールミルに入れて粉砕及び混合して
磁器原料のスラリーを作表した。
次に、上記スラリーを真空脱泡機に入れ℃脱泡し、この
スラリー馨りバースロールコーターニ入れ、ここから得
られる薄膜成形物を長尺なポリエステルフィルム上に連
続して受け取ると共に、同フィルム上でこれ’f100
”cにカロ熱して乾燥させ、淳さ約25μの未焼結磁器
シートを得た。このシートは、長尺なものであるが、こ
れ’r: 10 cm角の正方形に裁断して使用する。
スラリー馨りバースロールコーターニ入れ、ここから得
られる薄膜成形物を長尺なポリエステルフィルム上に連
続して受け取ると共に、同フィルム上でこれ’f100
”cにカロ熱して乾燥させ、淳さ約25μの未焼結磁器
シートを得た。このシートは、長尺なものであるが、こ
れ’r: 10 cm角の正方形に裁断して使用する。
一方、内部電極用の導電ペーストは、粒径平均1.5μ
のニッケル粉末]Ogと、エチルセルローズ帆9gyl
l−ブチルカルピトール9.1gに溶解させたものとを
攪拌機に入れ、10時間攪拌することにより得た。この
導電ペーストを長さ14mm。
のニッケル粉末]Ogと、エチルセルローズ帆9gyl
l−ブチルカルピトール9.1gに溶解させたものとを
攪拌機に入れ、10時間攪拌することにより得た。この
導電ペーストを長さ14mm。
幅7mmのパターンを50個程有するスクリーンを弁し
て上記未焼結磁器シートの片面に印刷した後、これを乾
燥させた。
て上記未焼結磁器シートの片面に印刷した後、これを乾
燥させた。
次に、上記印刷面を上にして未焼結磁器シートを2枚積
層した。この際、隣接する上下のシートにおいて、その
印刷面がパターンの長手方向に約半分程ずれるように配
置した。更に、この積層管の上下両面にそれぞれ4枚ず
つ厚さ60μの未焼結磁器ジ−トビ積層した。次いで、
この積層物ヶ約50℃の温度で厚さ方向に約40トンの
圧力を加えて圧着させた。しかる後、この積層物を格子
状に裁断、し、約100個の積層チップを得た。
層した。この際、隣接する上下のシートにおいて、その
印刷面がパターンの長手方向に約半分程ずれるように配
置した。更に、この積層管の上下両面にそれぞれ4枚ず
つ厚さ60μの未焼結磁器ジ−トビ積層した。次いで、
この積層物ヶ約50℃の温度で厚さ方向に約40トンの
圧力を加えて圧着させた。しかる後、この積層物を格子
状に裁断、し、約100個の積層チップを得た。
次に、この積層体を雰囲気焼成が可能な炉に入れ、大気
雰囲気中で100℃/hの速度で600℃まで昇温して
、有機バインダを燃焼させた。しかる後、炉の雰囲気を
大気から1−1m 2体積$+N。
雰囲気中で100℃/hの速度で600℃まで昇温して
、有機バインダを燃焼させた。しかる後、炉の雰囲気を
大気から1−1m 2体積$+N。
98体積鳴の雰囲気に変えた。そして、炉を上述の如き
還元性雰囲気とした状態を保って、積層体加熱温度を6
00℃から焼結温度の1160℃まで100℃/hの速
度で昇温して3時間保持した後、100℃/hの速度で
600℃まで降温し、雰囲気を大気雰囲気におきかえて
、600℃を30分間保持して酸化処理を行い、その後
、室温まで冷却して積層焼結体チンクン作裂した。
還元性雰囲気とした状態を保って、積層体加熱温度を6
00℃から焼結温度の1160℃まで100℃/hの速
度で昇温して3時間保持した後、100℃/hの速度で
600℃まで降温し、雰囲気を大気雰囲気におきかえて
、600℃を30分間保持して酸化処理を行い、その後
、室温まで冷却して積層焼結体チンクン作裂した。
次に、電極が露出する焼結体チップの側面に亜鉛とガラ
スフリットとビヒクルとから成る導電性ペーストヶ塗布
して乾燥し、これを大気中で550℃の温度で15分間
焼付け、亜鉛電極層を形成し、更にこの上に銅ン無電解
メッキで被着させて、更にこの上fc電気メッキ法でp
b −3n半田層ン設けて、一対の外部電極を形成した
。
スフリットとビヒクルとから成る導電性ペーストヶ塗布
して乾燥し、これを大気中で550℃の温度で15分間
焼付け、亜鉛電極層を形成し、更にこの上に銅ン無電解
メッキで被着させて、更にこの上fc電気メッキ法でp
b −3n半田層ン設けて、一対の外部電極を形成した
。
これにより、第1図に示す如く、誘電体磁器層(1)、
(2)、(3)と、内部電極(4)、(5)と、外部電
極(6)、(力から成る積)鰺磁器コンデンサ(101
が得られた。なオ、CI7) :IンデンサαO)の誘
電体磁器N(2)の厚さは0.02mm 、内部電極(
4)、(5)の対向面積は、5mmX5mm=25mm
”である。!た、焼結後の磁器層(IJ (21(3)
の組成は、焼結前の基本成分と添加成分との混合組成と
実質的に同じであり、複合プロブスカイト型構造の基本
成分(Bat、。t Mgo、。。s zno、。。。
(2)、(3)と、内部電極(4)、(5)と、外部電
極(6)、(力から成る積)鰺磁器コンデンサ(101
が得られた。なオ、CI7) :IンデンサαO)の誘
電体磁器N(2)の厚さは0.02mm 、内部電極(
4)、(5)の対向面積は、5mmX5mm=25mm
”である。!た、焼結後の磁器層(IJ (21(3)
の組成は、焼結前の基本成分と添加成分との混合組成と
実質的に同じであり、複合プロブスカイト型構造の基本
成分(Bat、。t Mgo、。。s zno、。。。
5rf1.GolI cao+00110+、04 T
i1t)の結晶粒子間にLlt027モル%と5iOf
fi ? aモル鳴とから成る添加成分がほぼ均一に分
布したものであると考えられる。
i1t)の結晶粒子間にLlt027モル%と5iOf
fi ? aモル鳴とから成る添加成分がほぼ均一に分
布したものであると考えられる。
次に、10個のコンデンサ(10)の電気特性を測定し
、その平均値をめたところ、第2表に示す如く、比誘電
率e8が3060、tandが1.5%、抵抗率pが2
.8 X 10’ MΩ・cm、+20℃の静電容量を
基準にした一25℃及び+85℃の静電容量の変化率△
C−16、ΔC+811が−9,1幅、+6.5%であ
った。また、JIS規格に基づく静電容量の温度特性乞
−25℃〜+85℃の範囲で測定したところ、第2図の
特性曲線となり、±10%の範囲に収まった。
、その平均値をめたところ、第2表に示す如く、比誘電
率e8が3060、tandが1.5%、抵抗率pが2
.8 X 10’ MΩ・cm、+20℃の静電容量を
基準にした一25℃及び+85℃の静電容量の変化率△
C−16、ΔC+811が−9,1幅、+6.5%であ
った。また、JIS規格に基づく静電容量の温度特性乞
−25℃〜+85℃の範囲で測定したところ、第2図の
特性曲線となり、±10%の範囲に収まった。
なお、電気的特性は次の要領で測定した。
(Al 比誘電率ε5は、温度20℃、周波数1 kH
z 。
z 。
電圧[実効値J O,5Vの条件で静電容量を測定し、
この測定値と電極(41(5)の対向面積25 mm’
と電極(4バ5)間の磁器層(2Jの厚さ0.02 m
mから計算でめた。
この測定値と電極(41(5)の対向面積25 mm’
と電極(4バ5)間の磁器層(2Jの厚さ0.02 m
mから計算でめた。
■) 誘電体損失tanδ(%)は比誘電率と同一条件
で測定した。
で測定した。
(0抵抗率(ICMΩ・Cm)ハ、温度20 ’Cにお
いてDC50Vを1分間印カロした後に電極(61(7
)間の抵抗値を測定し、この測定値と寸法とに基づいて
計算でめた。
いてDC50Vを1分間印カロした後に電極(61(7
)間の抵抗値を測定し、この測定値と寸法とに基づいて
計算でめた。
■) 静電容量の温度特性は、恒温槽の中に試料を入れ
、−25℃、0℃、+20℃、+40℃、+60℃、+
85℃の各温度に訃いて、周波数1kHz、電圧り実効
値、l O,5Vの条件で静電容量ケ測定し、20℃の
時の静電容量に対する各温度における変化率ΔC(%)
乞求めることによって得た。
、−25℃、0℃、+20℃、+40℃、+60℃、+
85℃の各温度に訃いて、周波数1kHz、電圧り実効
値、l O,5Vの条件で静電容量ケ測定し、20℃の
時の静電容量に対する各温度における変化率ΔC(%)
乞求めることによって得た。
以上、試料A1の作製方法及びその特性について述べた
が、試料点2〜28についても、基本成分及び添加成分
の組成、これ等の割合、及び非酸化性雰囲気での焼成温
度ビ第1表及び第2表に示すように変えた他は、試料A
1と全く同一の方法で積層磁器コンデンサを作製し、同
一方法で電気的特性を測定した。
が、試料点2〜28についても、基本成分及び添加成分
の組成、これ等の割合、及び非酸化性雰囲気での焼成温
度ビ第1表及び第2表に示すように変えた他は、試料A
1と全く同一の方法で積層磁器コンデンサを作製し、同
一方法で電気的特性を測定した。
第1表は、それぞれの試料の基本成分(Bak−x−y
N、 L、 okT’Ot Jと添加成分との組成を示
し、第2表は、それぞれの試料の非酸化性雰囲気での焼
結のための焼成温度、及び電気的特性を示す。なお、第
1表の基本成分の欄のk X−y、X、Y、には組成式
の各元素の原子数、即ちTiの原子数を1とした場合の
各元素の原子数の割合ン示す。Xの欄のMgとZnとは
、一般式のMの内容を示し、’DJJg及びZnの欄に
はこれ等の原子数が示され、合計の欄にはMgと7.n
との合計値即ちX値が示されている。yの欄のSrとC
aは一般式のLの内容?示し、Sr及び(Taの欄には
これ等の原子数が示され、合計の欄にはSrとCaとの
合計値即ちy値が示されている。添加成分の添加量は基
本成分100重量部(一定)に対する重量部で示されて
いる。第2表においで、静電容量の温度特性は、−25
℃と+85℃の静電容量変化率ΔC(%、lと△C+□
26 (%〕で示されている。
N、 L、 okT’Ot Jと添加成分との組成を示
し、第2表は、それぞれの試料の非酸化性雰囲気での焼
結のための焼成温度、及び電気的特性を示す。なお、第
1表の基本成分の欄のk X−y、X、Y、には組成式
の各元素の原子数、即ちTiの原子数を1とした場合の
各元素の原子数の割合ン示す。Xの欄のMgとZnとは
、一般式のMの内容を示し、’DJJg及びZnの欄に
はこれ等の原子数が示され、合計の欄にはMgと7.n
との合計値即ちX値が示されている。yの欄のSrとC
aは一般式のLの内容?示し、Sr及び(Taの欄には
これ等の原子数が示され、合計の欄にはSrとCaとの
合計値即ちy値が示されている。添加成分の添加量は基
本成分100重量部(一定)に対する重量部で示されて
いる。第2表においで、静電容量の温度特性は、−25
℃と+85℃の静電容量変化率ΔC(%、lと△C+□
26 (%〕で示されている。
第1表及び第2表から明らかな如く、本発明に従う試料
では、非酸化性雰囲気、1200℃以下の焼成で、比誘
電率ε8が2000以上、誘電体損失tanδが2.5
%以下、抵抗率pがl X 10’ MΩ・cm以上、
静電容量の温度変化率ΔCが110%の範囲となり、所
望特性のコンデンサケ得ることが出来る。試料A2.3
.4.5.10.17.21.22.27.28では本
発明の目的を達成することが出来ない。従って、これ等
は範囲外のものである。
では、非酸化性雰囲気、1200℃以下の焼成で、比誘
電率ε8が2000以上、誘電体損失tanδが2.5
%以下、抵抗率pがl X 10’ MΩ・cm以上、
静電容量の温度変化率ΔCが110%の範囲となり、所
望特性のコンデンサケ得ることが出来る。試料A2.3
.4.5.10.17.21.22.27.28では本
発明の目的を達成することが出来ない。従って、これ等
は範囲外のものである。
第2図には試料AIの静電容量の温度特性のみが示され
、その他の試料の温度特性が示されず、且つ第2表には
△C−と△C+65のみが示されて!a いるが、その他の本発明の範囲に践する試料の一25℃
〜+85℃の範囲の静電容量の変化率△Cも、110%
の範囲に収1っている。
、その他の試料の温度特性が示されず、且つ第2表には
△C−と△C+65のみが示されて!a いるが、その他の本発明の範囲に践する試料の一25℃
〜+85℃の範囲の静電容量の変化率△Cも、110%
の範囲に収1っている。
次に、組成の限定理由について述べる。
添加成分の添加量が零の場合には、試料A 17から明
らかな如く、焼成温度が1250℃であっても緻密な焼
結体が得られないが、試料点7に示す如く、添加量が1
00重量部の基本成分に対して0.2N量部の場合には
、1170℃の焼成で所望の電気的%性ケ有する焼結体
が得られる。従って、添カロ成分の下限は0.21愈部
である。一方、試料A5に示す如く、添加量か12重量
部の場合にはtanδが3.5%となり、所望特性より
も悪くなるが、試料点11に示す如く、添加量が10重
量部の場合には所望特性ヶ得ることが出来る。従って、
添加量の上限は10重量部である。
らかな如く、焼成温度が1250℃であっても緻密な焼
結体が得られないが、試料点7に示す如く、添加量が1
00重量部の基本成分に対して0.2N量部の場合には
、1170℃の焼成で所望の電気的%性ケ有する焼結体
が得られる。従って、添カロ成分の下限は0.21愈部
である。一方、試料A5に示す如く、添加量か12重量
部の場合にはtanδが3.5%となり、所望特性より
も悪くなるが、試料点11に示す如く、添加量が10重
量部の場合には所望特性ヶ得ることが出来る。従って、
添加量の上限は10重量部である。
x+yの値が一試料息21C示す如く、0.01の場合
には、△C−2,が範囲外の−12,4%、ΔC+8゜
が範囲外の+11.1%となるが%試料A1に示す如く
、x+y=0.02の場合には、所望の電気的特性が得
られる。従つ℃、x + yの下限値は0.02である
。−万、試料A22に示す如く、x + y =0.0
6の場合には、△C−1が範囲外の−13,5%となる
が、試料A18に示す如く、x+y=o・05の場合に
は所望の電気的特性が得られる。従って、X+yの上限
値は帆05である。
には、△C−2,が範囲外の−12,4%、ΔC+8゜
が範囲外の+11.1%となるが%試料A1に示す如く
、x+y=0.02の場合には、所望の電気的特性が得
られる。従つ℃、x + yの下限値は0.02である
。−万、試料A22に示す如く、x + y =0.0
6の場合には、△C−1が範囲外の−13,5%となる
が、試料A18に示す如く、x+y=o・05の場合に
は所望の電気的特性が得られる。従って、X+yの上限
値は帆05である。
Xの値が、試料A28に示す如く、0.001の場合に
は、tanδが範囲外の2.8鴨となるが、試料A11
及び25に示す如く、Xの値が0.002になると、添
加効果が生じ、所望の電気的特性が得られる。従って、
Xの下限値は0.002である。
は、tanδが範囲外の2.8鴨となるが、試料A11
及び25に示す如く、Xの値が0.002になると、添
加効果が生じ、所望の電気的特性が得られる。従って、
Xの下限値は0.002である。
L成分のSr及びCaは磁器焼成を容易にする働ぎをな
丁。そして、このL成分(Sr、Ca)の添加効果は試
料A12及び26に示す如く、y;0.001から生じ
る。従って、yの値の下限値は0.001である。
丁。そして、このL成分(Sr、Ca)の添加効果は試
料A12及び26に示す如く、y;0.001から生じ
る。従って、yの値の下限値は0.001である。
x+yの上限値が0.05であり、yの下限値が0.0
01であるので、Xの上限値は必然的に0.049とな
る。一方、Xの下限値が帆002であるので、yの上限
値は必然的[0゜048となる。IIお、M成分がNg
とznとの内の1種又は2種の場合、及びL成分かSr
とCaとの内の1棟又は2種の場合の何れにおいても、
xyalo、002〜0.049 、 yYO,001
〜0.048、x+yを0.02〜0.05の範囲にす
ることが望fしい。
01であるので、Xの上限値は必然的に0.049とな
る。一方、Xの下限値が帆002であるので、yの上限
値は必然的[0゜048となる。IIお、M成分がNg
とznとの内の1種又は2種の場合、及びL成分かSr
とCaとの内の1棟又は2種の場合の何れにおいても、
xyalo、002〜0.049 、 yYO,001
〜0.048、x+yを0.02〜0.05の範囲にす
ることが望fしい。
kの値が、試料&27に示す如く、0.98の場合には
、ρが2・8X10”MΩ・cmとなり、大幅に低くな
るが、試料点25及び26に示す如り、kの値が1.0
0の場合には、所望の電気的特性が得られる。従って、
kの下限値は1.00である。一方、kの値が、試料A
3に示す如く、1.05の場合には緻密な焼結体が得ら
れないが、試料Jii 1に示す如(、kの値が1.0
4の場合には所望の電気的特性が得られる。従って、k
の上限値は1.04である。
、ρが2・8X10”MΩ・cmとなり、大幅に低くな
るが、試料点25及び26に示す如り、kの値が1.0
0の場合には、所望の電気的特性が得られる。従って、
kの下限値は1.00である。一方、kの値が、試料A
3に示す如く、1.05の場合には緻密な焼結体が得ら
れないが、試料Jii 1に示す如(、kの値が1.0
4の場合には所望の電気的特性が得られる。従って、k
の上限値は1.04である。
添加成分の5iftが、試料A45に示す如(,45モ
ル%の場合には、tanδが3.1%となり、所望値よ
りも悪くなるが、試料Allに示す如く、sio。
ル%の場合には、tanδが3.1%となり、所望値よ
りも悪くなるが、試料Allに示す如く、sio。
が50モル%の場合には所望の電気的特性が得られる。
従ってb S’Otの下限は50モル%である。
一方、5iOtが、試料A 2 ]に示す如く、80モ
ル%の場合には緻密な焼結体が得られないが、試料A2
5に示す如り、 5jChが75モル%の場合ニハ所望
の電気的特性が得られる。従って、S iO!の上限は
75モ/I/%である。なお、L i* Oの範囲は必
然的に25〜50モル鳴となる。
ル%の場合には緻密な焼結体が得られないが、試料A2
5に示す如り、 5jChが75モル%の場合ニハ所望
の電気的特性が得られる。従って、S iO!の上限は
75モ/I/%である。なお、L i* Oの範囲は必
然的に25〜50モル鳴となる。
変形例
以上、本発明の実施例について述べたが、本発明はこれ
に限定されるものではな(、例えば次の変形例が可能な
ものである。
に限定されるものではな(、例えば次の変形例が可能な
ものである。
(al 基本成分の中に、本発明の目的を阻害しない範
囲で微量のMnO* (好ましくは帆05〜0.1重量
鴨]等の鉱化剤馨添加し、焼結性乞向上させてもよい。
囲で微量のMnO* (好ましくは帆05〜0.1重量
鴨]等の鉱化剤馨添加し、焼結性乞向上させてもよい。
ぼた、その他の物質ケ必要に応じて添加してもよい。
(bl 基本成分を得るための出発原料を、実施例で示
したもの以外の例えば%BaQ、 sro%CaO等の
酸化物又は水酸化物又はその他の化合物とじ又もよい。
したもの以外の例えば%BaQ、 sro%CaO等の
酸化物又は水酸化物又はその他の化合物とじ又もよい。
筐た、添加成分の出発原料を酸化物、水酸化物等の他の
化合物としてもよい。
化合物としてもよい。
(cl 酸化温度を600℃以外の焼結温度よりも低い
温度(好ましくは1000℃以下]としてもよい。即ち
、ニッケル等の電極と磁器の酸化とン考慮し°て檀々変
史することが可能である。
温度(好ましくは1000℃以下]としてもよい。即ち
、ニッケル等の電極と磁器の酸化とン考慮し°て檀々変
史することが可能である。
ldl 非酸化性雰囲気中の焼成温度ケ、電極材料を考
慮して種々変えることが出来る。
慮して種々変えることが出来る。
(el 焼結を中性雰囲気で行ってもよい。
げ)積層磁器コンデンサ以外の一般的な磁器コンデンサ
にも勿論適用可能である。
にも勿論適用可能である。
第1□□□は本発明の実施例に係わる積IWI型磁器コ
ンデンサを示す断面図、第2図は試料A1の磁器コンデ
ンサの静電容量の温度!特性を示す図である。 (1)(2)(3)・・・磁器層、(4月5)・・・内
部電極、(6)(力・・・外部電極。 代理人 高野則次 第1図 第2図
ンデンサを示す断面図、第2図は試料A1の磁器コンデ
ンサの静電容量の温度!特性を示す図である。 (1)(2)(3)・・・磁器層、(4月5)・・・内
部電極、(6)(力・・・外部電極。 代理人 高野則次 第1図 第2図
Claims (1)
- (1) Bak−8−y MXL、 OkT+02 を
但し、MはMg及び7.nの少なくとも1種の金楓、L
は3r及びCaの少なくともl糊の金属、kは1.0〜
1,04の範囲の数値、Xは帆002〜0.049の範
囲の数値、y+!0.001〜0.0480範囲の数値
、x+yは0.02〜0.05の範囲の値ノがら成る1
00重量部の基本成分と、 25〜50モル%のLil0と50〜75モル%の5l
otとから成る0、2〜10.0重量部の添カロ成分と の混合物資を焼成して成る誘電体磁器組成物。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58225564A JPS60119008A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 誘電体磁器組成物 |
DE8484114403T DE3476653D1 (en) | 1983-11-30 | 1984-11-28 | Low temperature sintered ceramic materials for use in solid dielectric capacitors or the like, and method of manufacture |
EP84114403A EP0155365B1 (en) | 1983-11-30 | 1984-11-28 | Low temperature sintered ceramic materials for use in solid dielectric capacitors or the like, and method of manufacture |
KR1019840007496A KR860001740B1 (ko) | 1983-11-30 | 1984-11-29 | 유전체 세라믹 조성물 |
US06/676,652 US4610970A (en) | 1983-11-30 | 1984-11-30 | Low temperature sintered ceramic material for use in solid dielectric capacitors or the like, and method of manufacture |
US06/753,169 US4626393A (en) | 1983-11-30 | 1985-07-09 | Method of manufacturing low temperature sintered ceramic materials for use in solid dielectric capacitors or the like |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58225564A JPS60119008A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 誘電体磁器組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60119008A true JPS60119008A (ja) | 1985-06-26 |
JPS6114609B2 JPS6114609B2 (ja) | 1986-04-19 |
Family
ID=16831274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58225564A Granted JPS60119008A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60119008A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04218207A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-08-07 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体磁器組成物 |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP58225564A patent/JPS60119008A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04218207A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-08-07 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体磁器組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6114609B2 (ja) | 1986-04-19 |
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