JPS60117417A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Publication number
JPS60117417A
JPS60117417A JP22415583A JP22415583A JPS60117417A JP S60117417 A JPS60117417 A JP S60117417A JP 22415583 A JP22415583 A JP 22415583A JP 22415583 A JP22415583 A JP 22415583A JP S60117417 A JPS60117417 A JP S60117417A
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JP
Japan
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magnetic recording
magnetic
recording medium
recording media
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Pending
Application number
JP22415583A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Terayama
孝男 寺山
Kazuo Sakai
和夫 酒井
Yasuhiro Nemoto
根本 泰弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP22415583A priority Critical patent/JPS60117417A/ja
Publication of JPS60117417A publication Critical patent/JPS60117417A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は帯状および円板状の磁気記録媒体に係り、特に
厚みの異なる多種の磁気記録媒体と磁気記録再生ヘッド
との接触を好適にすることができる磁気記録媒体に関す
る。
〔発明の背景〕
VTRなどの磁気再生装置においては、記録時間の増大
を図るために、厚さの異なる多種の帯状の磁気記録媒体
を使用する傾向にある。これに対(2) して、これまでは1種の磁気記録媒体と磁気記録再生ヘ
ッドとの接触関係を良好にするために、例えば特開昭5
4−107313号公報にみられるように、磁気記録媒
体の機械的特性を変更することが試みられている。しか
し、前述したように一種の磁気記録再生装置に、厚さの
異なる多種の磁気記録媒体を使用する場合には、磁気記
録媒体の機械的特性により、この磁気記録媒体と磁気記
録再生ヘッドとの接触状態が変化し、安定な磁気記録再
生を行えない状況になってきた。その一方策として、磁
気記録再生ヘッドの表面形状を変更することが考えられ
るが、異種の磁気記録媒体を用いる毎に磁気記録再生ヘ
ッドを変えることは使用上不可能に近い。
〔発明の目的〕
本発明は上述の事柄にもとづいてなされてもので、厚み
等が異なる異種の磁気記録媒体の機械的特性を等価にし
て磁気記録再生ヘッドへの接触状態が良好な磁気記録媒
体を提供することを目的とする。
(3) 〔発明の概要〕 本発明は上記の目的を達成するために、1種の磁気記録
再生装置に使用される厚さの異なる多種の帯状あるいは
円板状の磁気記録媒体において、前記多種の磁気記録媒
体は相互に等価の曲げ剛性を有するようにして、磁気記
録再生ヘッドへの接触状況を良好にさせるようにしたも
のである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の磁気記録媒体を使用する磁気記録再生
装置のヘッドシリンダを示すもので、この図において回
転シリンダ1の下端には開口部2が設けられている。磁
気ヘッド3は開口部2を通って回転シリンダ1の表面よ
り僅かに突出するように回転シリンダ1に設置されてい
る。回転シリンダ1の下部には、図示されてはいないが
回転軸受系及び回転駆動モータを含む固定シリンダ4が
設けられている。シリンダ1,2の表面には磁気テープ
5がヘリカルに巻付けられており、磁気テ(4) −プ5が長手方向に走行するとともに回転シリンダ1が
回転し、回転シリンダ1上の磁気ヘッド3が磁気テープ
5の表面上を摺動することによって信号の記録再生が行
われる。
第2図は磁気t\ラッドの外観を示し、この磁気ヘッド
3はI形コア3AおよびC形コア3Bを備えている。図
中上部に示した曲面部3Cが磁気テープ5と摺動する面
である。この摺動部3Cは研摩あるいはラッピングによ
り形成されるが、一般的には図中に示した長手方向の曲
率半径RxI(と厚み方向の曲率半径RYHでその形状
を特徴づけている。ここで曲率半径RxHの方向がヘッ
ド3が走行する方向となる。
第2図に示す磁気ヘッド3への磁気テープ接触状態を第
3図および第4図に示す。第3図は磁気ヘッド3の走行
方向断面で見た磁気テープ5の接触状態を示している。
磁気テープ5が磁気ヘッド3に接触している部分の磁気
テープ5の曲げ変形の曲率半径をRrrとする。同様に
第4図は磁気ヘッド3の走行方向に直角な断面で見た磁
気テープ(5) 5の接触状態を示している。接触部分の磁気テープ5の
曲げ変形による曲率半径をRYTとする。これらの第3
図、第4図かられかるように、磁気テープ5は磁気ヘッ
ド3の近傍で三次元的に変形し、一定の接触状態を保っ
て摺動する。この接触状態は磁気テープ5の機械的特性
、磁気ヘッド3の形状RXI(t RYHおよび磁気テ
ープ5の走行条件によって異なる。このうち、前述の2
者の関係について解析した結果を第5図、第6図に示す
第5図は磁気ヘッド3の走行方向における、磁気ヘッド
3のRx1(と磁気テープ5のRxTとの関係を示した
ものである。この第5図から明らかなように、現在、一
般的に使用されている磁気テープの機械特性の範囲では
、双方の曲率半径RxHとRrrとはほぼ一致しており
、安定な接触を保つことが判明した。
第6図は磁気ヘッド3の走行方向に直角な方向における
磁気ヘッド3のRYHと磁気テープ5のRYTどの関係
を示したものである。この図中曲線aは実用されている
ある磁気テープの特性を示し、(6) 曲線すは曲線aで示される磁気テープより磁気テープ幅
方向の曲げ剛性が大きいものの解析結果である。まず曲
線aについて説明すると、磁気ヘッド3の曲率半径RY
Hが小さい領域、すなわち図中の領域Iの状態では、R
YT > Rvl(であり、接触は磁気ヘッド3の表面
の中央部分に限定されることがわかる。RYHの増大に
伴なって、R1,7はRvr =RYHの状態に移行し
、良好な接触を保つ。さらにRy、が増大すると、RY
T < RYl+の領域、すなわち図中の領域■の状態
に移行する。この状態では接触は磁気ヘッド3の厚み方
向の縁部分に限定され、表面中央部分ではすきまが生ず
ることになる。一般的にいえば、磁気ヘッド3の表面の
中央部分に、記録再生に必要な磁気ギャップが形成され
るため、表面中央部分にすきまを生じ、記録再生特性が
劣化する。一方、曲線すで示される磁気テープでは、そ
の磁気テープ幅方向の曲げ剛性が曲線aの場合よりも大
きいため、磁気テープは変形しにくく、RYT軸でみた
ときにaよりも大きい側に移行する。
もし、曲線すのテープを使用して良好な接触を保(7) つている磁気記録再生装置に、曲線aのテープを使用し
たとすると、RYHは変化せず、RY□が変化して領域
■に移動するため、極端な記録再生特性の劣化をきたす
以上説明してきたように、磁気テープ5と磁気ヘッド3
の接触には、磁気テープ5の幅方向の曲げ剛性が大きく
関与していることがわかる。そこで、これを解決するた
め、本発明は磁気記録媒体の曲げ剛性をほぼ等価な値に
設定するものである。
次にその曲げ剛性を等価に設定する手段を述べると、一
般の磁気テープは、第7図に示すようにポリエステル等
のマイラーを使用した基体6上に磁性層7を塗布して構
成される。また、マイラーそのものは、磁性層7を塗布
する前に、長手方向及び幅方向に延伸させて、その伸び
の剛性を制御している。そこで、この幅方向の延伸量を
、磁気テープに構成された後の幅方向の等価曲げ剛性が
一定になるように制御することで可能である。
また、第8図に示すように、基体6をはさんで磁性層7
の反対側にバックコート層8構成される(8) ような磁気テープにおいては、基体6の機械的特性のみ
ならず、磁性層7及びバックコート層8の機械的特性を
制御することにより、磁気テープとして構成された後の
幅方向の等価曲げ剛性を一定にすることができる。
以上の説明はVTRにおける磁気テープを例にとりあげ
たが、円板状の磁気記録媒体においても同様に論するこ
とができ、媒体の曲げ剛性を等しく保つことにより、異
なる厚さの媒体であっても等しく安定な媒体と磁気ヘッ
ドの接触を保つことが可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、厚さの異なる磁気
記録媒体でも、磁気記録媒体と磁気ヘッドの接触を等価
に保つことができ、従来問題となっていたような、記録
再生特性の劣化が生じず、安定な性能が得られるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録媒体を用いる磁気記録再生装
置のヘッドシリンダを示す正面図、第2(9) 図は第1図に示す磁気ヘッドの外観図、第3図および第
4図は磁気ヘッドと磁気テープとの接触状態を示す図、
第5図および第6図は磁気ヘッドの磁気テープとの接触
状態を示す特性図、第7図および第8図は磁気テープの
断面図である。 3・・・磁気ヘッド、5・・・6磁気テープ、6・・基
体、7・・・磁性層、8・・・バンクコート層。 (10) 第 1 図 ! 第2図 篤 3 図 第5図 a Rxs 不 2 図 θ kl”H ■ 7 図 ど 〆 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1種の磁気記録再生装置に使用される厚さの異なる
    多種の帯状あるいは円板状の磁気記録媒体において、前
    記多種の磁気記録媒体は相互に等価の曲げ剛性を有して
    いることを特徴とする磁気記録媒体。 2、特許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体において
    、帯状の多種の磁気記録媒体の幅方向曲げ剛性を等価に
    したことを特徴とする磁気記録媒体。 3、特許請求の範囲第2項記載の磁気記録媒体において
    、磁気記録媒体の等価の曲げ剛性は、磁気記録媒体の基
    体の長手方向および幅方向の延伸量の制御により設定さ
    れることを特徴とする磁気記録媒体。 4、特許請求の範囲第2項記載の磁気記録媒体において
    、磁気記録媒体の等価の曲げ剛性は磁気記録媒体の基体
    のバックコート層の剛性によ(1) す設定されることを特徴とする磁気記録媒体。 5、特許請求の範囲第4項記載の磁気記録媒体において
    、磁気記録媒体の等価の…口ず剛性は磁気記録媒体の信
    号記録層の剛性により設定されることを特徴とする磁気
    記録媒体。 6、特許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体において
    、円板状の多種の磁気記録媒体の等価の曲げ削性は基体
    とその両面の記号記録層との剛性により設定されている
    ことを特徴とする磁気記録媒体。
JP22415583A 1983-11-30 1983-11-30 磁気記録媒体 Pending JPS60117417A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04163715A (ja) * 1990-10-29 1992-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気テープ及びその製造方法
JPH04364220A (ja) * 1991-06-11 1992-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気テープ
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