JPH0421923B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421923B2 JPH0421923B2 JP12933782A JP12933782A JPH0421923B2 JP H0421923 B2 JPH0421923 B2 JP H0421923B2 JP 12933782 A JP12933782 A JP 12933782A JP 12933782 A JP12933782 A JP 12933782A JP H0421923 B2 JPH0421923 B2 JP H0421923B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- axis
- head
- approximately
- plane
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 5
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 5
- 229910020630 Co Ni Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910002440 Co–Ni Inorganic materials 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/133—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive with cores composed of particles, e.g. with dust cores, with ferrite cores with cores composed of isolated magnetic particles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ビデオテープレコーダー（VTR）
等の磁気記録再生装置に関するもので、磁性金属
薄膜層を有する記録媒体と単結晶フエライトより
なる磁気ヘツドを用いることにより従来装置より
極めて小型で高性能な磁気記録再生装置を提案す
るものである。
等の磁気記録再生装置に関するもので、磁性金属
薄膜層を有する記録媒体と単結晶フエライトより
なる磁気ヘツドを用いることにより従来装置より
極めて小型で高性能な磁気記録再生装置を提案す
るものである。
第１図は、従来の磁気ヘツドであり、ヘツド空
隙３を挟む２個の単結晶フエライトよりなるヘツ
ドコア１ａ，１ｂのテープとの摺動面２ａ，２ｂ
をそれぞれ（211）面とし、ヘツド空隙形成面４
ａ，４ｂを（111）面で構成するとともに、主磁
路構成面の（110）面上の＜110＞軸が左右のコア
１ａ，１ｂにおいて、空隙形成面４ａ，４ｂに対
して対称でかつ前記空隙に向かつてテープとの摺
動方向となす角θ＝35.3°になるよう“ハ”の字
形に配置したものである。
隙３を挟む２個の単結晶フエライトよりなるヘツ
ドコア１ａ，１ｂのテープとの摺動面２ａ，２ｂ
をそれぞれ（211）面とし、ヘツド空隙形成面４
ａ，４ｂを（111）面で構成するとともに、主磁
路構成面の（110）面上の＜110＞軸が左右のコア
１ａ，１ｂにおいて、空隙形成面４ａ，４ｂに対
して対称でかつ前記空隙に向かつてテープとの摺
動方向となす角θ＝35.3°になるよう“ハ”の字
形に配置したものである。
従来のCo系酸化鉄などの塗布型テープに対し
ては、この磁気ヘツドを用いると良好な特性を得
ることができたが例えばCo−Ni、Co−Crなど金
属磁性薄膜テープを長時間ヘツドと摺動走行させ
た場合、ヘツドの摩耗に関してはほとんど問題は
ないが、ヘツド表面に複雑な面荒れ現象が生じ
る。
ては、この磁気ヘツドを用いると良好な特性を得
ることができたが例えばCo−Ni、Co−Crなど金
属磁性薄膜テープを長時間ヘツドと摺動走行させ
た場合、ヘツドの摩耗に関してはほとんど問題は
ないが、ヘツド表面に複雑な面荒れ現象が生じ
る。
第２図ａは、第１図に示す従来タイプの磁気ヘ
ツドに対して例えば斜め蒸着法により形成された
Co−Ni系の磁性層を有する磁気記録媒体を相対
速度3.75ｍ／secで30分間摺動させた場合のヘツ
ド表面の面荒れを示すもの顕微鏡写真（倍率1500
倍）である。第２図ａに示すようにテープ入り側
コア１ａの摺動面２ａには面荒れは生じないが、
テープ出側コア１ｂの摺動面２ｂには面荒れが生
じ、両コアの空隙近傍での段差は約2000Åにまで
達する。
ツドに対して例えば斜め蒸着法により形成された
Co−Ni系の磁性層を有する磁気記録媒体を相対
速度3.75ｍ／secで30分間摺動させた場合のヘツ
ド表面の面荒れを示すもの顕微鏡写真（倍率1500
倍）である。第２図ａに示すようにテープ入り側
コア１ａの摺動面２ａには面荒れは生じないが、
テープ出側コア１ｂの摺動面２ｂには面荒れが生
じ、両コアの空隙近傍での段差は約2000Åにまで
達する。
このような面荒れが生じた場合、前述のような
ヘツド空隙面での面荒れに起因する凹凸によりヘ
ツドギヤツプと磁気記録媒体との間でスペーシン
グロスが生じ、短波長出力が著しく劣化し、例え
ば記録波長1μｍの短波長信号では約10dBも減衰
するなどの問題が発生する。
ヘツド空隙面での面荒れに起因する凹凸によりヘ
ツドギヤツプと磁気記録媒体との間でスペーシン
グロスが生じ、短波長出力が著しく劣化し、例え
ば記録波長1μｍの短波長信号では約10dBも減衰
するなどの問題が発生する。
この現象に関しては第３図を用いて説明する。
第３図は前記Co−Ni系の磁性薄膜を蒸着法に
よつて形成した磁気記録媒体を相対速度3.75ｍ／
secで走行させ、記録波長1μｍとした時の走行時
間に対する出力レベルの変化を示したものであ
る。
よつて形成した磁気記録媒体を相対速度3.75ｍ／
secで走行させ、記録波長1μｍとした時の走行時
間に対する出力レベルの変化を示したものであ
る。
曲線Ａは従来のヘツドであり、約４時間走行す
ると約10dBの減衰が生じている。
ると約10dBの減衰が生じている。
本発明は、この問題を解決せんとするもので、
第４図に示すように、両ヘツドコア１ａ，１ｂの
（110）面上の＜110＞軸が互いに平行になり、前
記＜110＞軸がそれぞれテープ出側コア１ｂの摺
動面２ｂを向くよう構成されている。
第４図に示すように、両ヘツドコア１ａ，１ｂの
（110）面上の＜110＞軸が互いに平行になり、前
記＜110＞軸がそれぞれテープ出側コア１ｂの摺
動面２ｂを向くよう構成されている。
この本発明の磁気ヘツドにより前述のテストを
実施すると第２図ｂの顕微鏡写真に示すように前
述の第２図ａに示すものに比べ面荒れ現象は格段
に改善されるべきものである。
実施すると第２図ｂの顕微鏡写真に示すように前
述の第２図ａに示すものに比べ面荒れ現象は格段
に改善されるべきものである。
また、第３図の曲線Ｂに示すように、出力レベ
ルの変動も少なくなるものである。さらに、本発
明による磁気ヘツドは、前述の従来磁気ヘツドに
比べ、記録再生感度および耐磨耗に関してはほぼ
同等な特性を持つが、摺動ノイズに関しては第５
図に示すようにシステムノイズＥに対し、本発明
の磁気ヘツドの摺動ノイズＤは従来ヘツドの摺動
ノイズＣに比べ３〜5db低くなつておりＳ／Ｎ的
にも優れているものである。
ルの変動も少なくなるものである。さらに、本発
明による磁気ヘツドは、前述の従来磁気ヘツドに
比べ、記録再生感度および耐磨耗に関してはほぼ
同等な特性を持つが、摺動ノイズに関しては第５
図に示すようにシステムノイズＥに対し、本発明
の磁気ヘツドの摺動ノイズＤは従来ヘツドの摺動
ノイズＣに比べ３〜5db低くなつておりＳ／Ｎ的
にも優れているものである。
以上のごとく本発明の単結晶フエライトヘツド
で記録再生することによりその高性能な特性を長
時間のヘツド−テープ摺動状態に関して維持し、
常に、Ｓ／Ｎの良好な画像を得ることができるも
のである。
で記録再生することによりその高性能な特性を長
時間のヘツド−テープ摺動状態に関して維持し、
常に、Ｓ／Ｎの良好な画像を得ることができるも
のである。
以上のような単結晶フエライトの面荒れ現象
は、単結晶フエライトと磁性薄膜を蒸着法などの
手段によつて形成した磁気記録媒体との組合せに
おいて生じたものであり、つまりこの磁気記録媒
体が摺動する面が略（211）面で、空隙形成面が
略（111）面であり、かつ主磁路構成面の（110）
面上でそれぞれ＜111＞軸方向をＸ軸とし、かつ
その正方向をテープの進行方向にとり、＜211＞軸
方向をＹ軸とし、かつその正方向を摺動面に向か
う方向にとつたXY座標系において、その原点を
通る略＜110＞軸が第１および第３象現を通るよ
うに配置された結晶面で空隙を挟んだ両側のコア
の略＜110＞軸が互いに平行になるよう構成され
た単結晶フエライト磁気ヘツドを用いて記録再生
を行なうことにより、その高性能な特性を長期に
わたつて十分に発揮できる磁気記録再生装置を提
供できるものである。
は、単結晶フエライトと磁性薄膜を蒸着法などの
手段によつて形成した磁気記録媒体との組合せに
おいて生じたものであり、つまりこの磁気記録媒
体が摺動する面が略（211）面で、空隙形成面が
略（111）面であり、かつ主磁路構成面の（110）
面上でそれぞれ＜111＞軸方向をＸ軸とし、かつ
その正方向をテープの進行方向にとり、＜211＞軸
方向をＹ軸とし、かつその正方向を摺動面に向か
う方向にとつたXY座標系において、その原点を
通る略＜110＞軸が第１および第３象現を通るよ
うに配置された結晶面で空隙を挟んだ両側のコア
の略＜110＞軸が互いに平行になるよう構成され
た単結晶フエライト磁気ヘツドを用いて記録再生
を行なうことにより、その高性能な特性を長期に
わたつて十分に発揮できる磁気記録再生装置を提
供できるものである。
第１図は従来の単結晶フエライトを用いた磁気
ヘツドの構成を示す側面図、第２図ａは第１図に
示す磁気ヘツドのテープ摺動面の面荒れ状態を示
す拡大模式図、ｂは本発明の磁気ヘツドのテープ
摺動面の面荒れ状態を示す拡大模式図、第３図は
従来の磁気ヘツドと本発明による磁気ヘツドの出
力レベル変化を示す図、第４図は本発明の磁気ヘ
ツドの構成を示す側面図、第５図は従来の磁気ヘ
ツドと本発明による磁気ヘツドの摺動ノイズレベ
ルを示す図である。 １ａ，１b′……ヘツドコア、２ａ，２ｂ……摺
動面、３……ヘツドギヤツプ、４ａ，４ｂ……ギ
ヤツプ形成面。
ヘツドの構成を示す側面図、第２図ａは第１図に
示す磁気ヘツドのテープ摺動面の面荒れ状態を示
す拡大模式図、ｂは本発明の磁気ヘツドのテープ
摺動面の面荒れ状態を示す拡大模式図、第３図は
従来の磁気ヘツドと本発明による磁気ヘツドの出
力レベル変化を示す図、第４図は本発明の磁気ヘ
ツドの構成を示す側面図、第５図は従来の磁気ヘ
ツドと本発明による磁気ヘツドの摺動ノイズレベ
ルを示す図である。 １ａ，１b′……ヘツドコア、２ａ，２ｂ……摺
動面、３……ヘツドギヤツプ、４ａ，４ｂ……ギ
ヤツプ形成面。
Claims (1)
- １ 非磁性基板上に磁性金属薄膜層を蒸着法等の
手段によつて形成した磁気記録媒体を用いた信号
を記録再生する磁気ヘツドを、前記磁気記録媒体
と摺動する面が略（211）面で、空隙形成面が略
（111）面であり、主磁路構成面の（110）面上で
それぞれ＜111＞軸方向をＸ軸とし、かつその正
方向を記録媒体の進行方向にとり、＜211＞軸方向
をＹ軸とし、その正方向を摺動面に向かう方向に
とつたXY座標系において、その原点を通る略＜
110＞軸が第１および第３象現を通るように配置
された結晶面で構成される単結晶フエライトで磁
気コアが形成し、かつ、前記空隙を挟んだ両側の
コアの略＜110＞軸が互いに平行となるような構
成したことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12933782A JPS5919217A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12933782A JPS5919217A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5919217A JPS5919217A (ja) | 1984-01-31 |
| JPH0421923B2 true JPH0421923B2 (ja) | 1992-04-14 |
Family
ID=15007108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12933782A Granted JPS5919217A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919217A (ja) |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP12933782A patent/JPS5919217A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5919217A (ja) | 1984-01-31 |
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