JPS6113423A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6113423A JPS6113423A JP13333284A JP13333284A JPS6113423A JP S6113423 A JPS6113423 A JP S6113423A JP 13333284 A JP13333284 A JP 13333284A JP 13333284 A JP13333284 A JP 13333284A JP S6113423 A JPS6113423 A JP S6113423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- layer
- magnetic recording
- recording medium
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、ＶＴＲ，テープレコーダ、フロッピーディス
ク装置等に用いて好適な磁気記録媒体に係り、特に垂直
磁気記録媒体に関する。
ク装置等に用いて好適な磁気記録媒体に係り、特に垂直
磁気記録媒体に関する。
従来、高密度な磁気記録再生が可能な磁気記録媒体とし
てメタルテープが実用化されている。このメタルテープ
は磁気記録層として強磁性金属１を有するもので、高密
度、高周波記録が可能である。しかしながら耐腐蝕性や
耐機械性などの点で問題があり、寿命が短いという欠点
がある。
てメタルテープが実用化されている。このメタルテープ
は磁気記録層として強磁性金属１を有するもので、高密
度、高周波記録が可能である。しかしながら耐腐蝕性や
耐機械性などの点で問題があり、寿命が短いという欠点
がある。
一方、高密度記録を実現する磁気記録媒体として垂直磁
気記録媒体の開発が活発である。特に８ｍｍ磁気テープ
や高密度磁気ディスク等にその応用が期待されている。
気記録媒体の開発が活発である。特に８ｍｍ磁気テープ
や高密度磁気ディスク等にその応用が期待されている。
このような垂直磁気記録媒体への信号の記録再生には、
例えば特公昭５７一１７２８２号公報に開示されている
ような垂直磁気記録媒体を挟んで対向して２つの磁極を
配置した所謂垂直ヘッドや、現在面内配向の磁気記録媒
体の記録再生に用いられているリング形ヘッドが用いら
れる（特開昭５７−６０５０６号）。垂直ヘッドの使用
は高密度な垂直磁気記録媒体の面では理想的であるが、
高性能な垂直ヘッドの開発等が要求され、未だ実用段階
に達していない。これに対してリングヘッドは、以前か
ら使用されているものであり、垂直記録再生用に若干の
改良を加えるだけで、はとんどそのままの形で使用でき
る。従って垂直磁気記録媒体の磁気記録再生用として現
在では最も実用性があるとされている。
例えば特公昭５７一１７２８２号公報に開示されている
ような垂直磁気記録媒体を挟んで対向して２つの磁極を
配置した所謂垂直ヘッドや、現在面内配向の磁気記録媒
体の記録再生に用いられているリング形ヘッドが用いら
れる（特開昭５７−６０５０６号）。垂直ヘッドの使用
は高密度な垂直磁気記録媒体の面では理想的であるが、
高性能な垂直ヘッドの開発等が要求され、未だ実用段階
に達していない。これに対してリングヘッドは、以前か
ら使用されているものであり、垂直記録再生用に若干の
改良を加えるだけで、はとんどそのままの形で使用でき
る。従って垂直磁気記録媒体の磁気記録再生用として現
在では最も実用性があるとされている。
しかし、このリングヘッドを用いた磁気記録では、ヘッ
ドギャップ用の漏洩磁界は円弧状のループを描くため、
垂直磁気記録媒体の表面部分では垂直成分の磁界が多い
のに対し、磁性層の深層部分になると水平成分の磁界が
多くなる。そｔで。
ドギャップ用の漏洩磁界は円弧状のループを描くため、
垂直磁気記録媒体の表面部分では垂直成分の磁界が多い
のに対し、磁性層の深層部分になると水平成分の磁界が
多くなる。そｔで。
垂直に配向されている第１の磁性層の下部に新たに水平
に配向されている第２の磁性層を形成して二重層構造と
し、リングヘッドによる垂直磁気記録媒体の高密度記録
再生を行うことが考えられている（特開昭５１−１２４
９０４号）。
に配向されている第２の磁性層を形成して二重層構造と
し、リングヘッドによる垂直磁気記録媒体の高密度記録
再生を行うことが考えられている（特開昭５１−１２４
９０４号）。
しかし、このような磁気記録媒体においては、垂直配向
と水平配向の境界部が磁気的に不連続となるため、この
境界部に記録磁化を打消す方向のチャージが発生しやす
くなり、磁気記録再生感度を低下させるという欠点があ
る。
と水平配向の境界部が磁気的に不連続となるため、この
境界部に記録磁化を打消す方向のチャージが発生しやす
くなり、磁気記録再生感度を低下させるという欠点があ
る。
本発明は、上記点に鑑みてなされたもので、磁気記録再
生感度を低下させることなく、高密度磁気記録再生が可
能な磁気記録媒体を提供するものである。
生感度を低下させることなく、高密度磁気記録再生が可
能な磁気記録媒体を提供するものである。
本発明は同一材料からなる磁性体層において、該磁性体
層の表面部から深１部に沿って、磁化容易軸が垂直から
水平に徐々に変化している磁気記録媒体を提供するもの
である。
層の表面部から深１部に沿って、磁化容易軸が垂直から
水平に徐々に変化している磁気記録媒体を提供するもの
である。
このような本発明の磁気記録媒体によると、磁化容易軸
が、磁性体層の厚み方向で徐々に変化しているため、従
来の二重層記録媒体のよ・うに磁気的な不連続部が生じ
ない。従ってその不連続部において記録磁界を打消す方
向のチャージが発生することがなく、高感度、高密度な
記録再生が実現できる。
が、磁性体層の厚み方向で徐々に変化しているため、従
来の二重層記録媒体のよ・うに磁気的な不連続部が生じ
ない。従ってその不連続部において記録磁界を打消す方
向のチャージが発生することがなく、高感度、高密度な
記録再生が実現できる。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第１図は本発明の一実施例による磁気記録媒体を示すも
のであり、ポリエステルフィルム等からなるベースｌ上
に例えばＣｏ−Ｃｒ合金からなる一層の磁性体層２がス
パッタリング等の方法により０．１〜１．０μｍ程度の
厚さに形成されている。磁性体Ｎ２の磁化容易軸は図示
されているように磁性体層２の表面部３では垂直方向に
あり、以下深層部４の方向に沿って垂直から水平方向に
徐々に変化している。このような磁気記録媒体の磁性体
層２は、例えばその形成の初期において磁化容易軸方向
がペースｌの表面に対して水平方向が支配的になるよう
に配向せしめ、その後の形成において徐々に垂直方向を
向くようにし、最後に垂直方向が支配的になるよう配向
せしめることにより作製することができる。
のであり、ポリエステルフィルム等からなるベースｌ上
に例えばＣｏ−Ｃｒ合金からなる一層の磁性体層２がス
パッタリング等の方法により０．１〜１．０μｍ程度の
厚さに形成されている。磁性体Ｎ２の磁化容易軸は図示
されているように磁性体層２の表面部３では垂直方向に
あり、以下深層部４の方向に沿って垂直から水平方向に
徐々に変化している。このような磁気記録媒体の磁性体
層２は、例えばその形成の初期において磁化容易軸方向
がペースｌの表面に対して水平方向が支配的になるよう
に配向せしめ、その後の形成において徐々に垂直方向を
向くようにし、最後に垂直方向が支配的になるよう配向
せしめることにより作製することができる。
なお、このような磁気記録媒体を量産する場合には、例
えＧｆ長さ数百メートルのポリエステルベースフィルム
を一定速度で走行せしめた状態でＣ０−Ｃｒ合金ターゲ
ットをスパッタリングすることにヨリ、ポリエステルベ
ースフィルム上に連続的にＣｏ−Ｃｒ合金層を形成し、
その後、裁断あるいは打抜きをしてテープやディスク状
の記録媒体とすることができる。また、このスパッタリ
ングは例えばマグネトロンスパッタリングが好適である
。
えＧｆ長さ数百メートルのポリエステルベースフィルム
を一定速度で走行せしめた状態でＣ０−Ｃｒ合金ターゲ
ットをスパッタリングすることにヨリ、ポリエステルベ
ースフィルム上に連続的にＣｏ−Ｃｒ合金層を形成し、
その後、裁断あるいは打抜きをしてテープやディスク状
の記録媒体とすることができる。また、このスパッタリ
ングは例えばマグネトロンスパッタリングが好適である
。
即ち７．Ｘ １０−” ｍｍＨＪ１以下の不活性ガス雰
囲気中で、ベースフィルムを１００℃乃至２００℃程度
に加熱し、陽イオン、例えばＡｒ＋をＣｏ−Ｃｒターゲ
ットに衝突させ、ターゲットからＣｏ−Ｃｒ合金をたた
き出し、これをベースフィルム上に付着させる。
囲気中で、ベースフィルムを１００℃乃至２００℃程度
に加熱し、陽イオン、例えばＡｒ＋をＣｏ−Ｃｒターゲ
ットに衝突させ、ターゲットからＣｏ−Ｃｒ合金をたた
き出し、これをベースフィルム上に付着させる。
この付着工程において、前述のように配向せしめ＠１図
に示すような配向構造のＣｏ−Ｃｒ合金磁性体層２を形
成する。なお、このようにして形成した磁性体層２上に
必要に応じて例えばＡｊＩＱ、 。
に示すような配向構造のＣｏ−Ｃｒ合金磁性体層２を形
成する。なお、このようにして形成した磁性体層２上に
必要に応じて例えばＡｊＩＱ、 。
ｓｉｏ、等の保護膜や潤滑剤層等を設けても良い。
このような本発明の磁気記録媒体によると、磁性体層の
表面部が垂直方向に配向され、深層部が水平方向に配向
されているため、磁性体層内の磁化を安定に保持するこ
とができ、短波長記録時に磁性体層表面に現われる磁界
を強くすることができ、記録密度を向上させることがで
きる。また。
表面部が垂直方向に配向され、深層部が水平方向に配向
されているため、磁性体層内の磁化を安定に保持するこ
とができ、短波長記録時に磁性体層表面に現われる磁界
を強くすることができ、記録密度を向上させることがで
きる。また。
本発明によると、磁化容易軸が磁性体層の厚み方向で徐
々に変化しているため、従来の二重層記録媒体のように
磁気的な不連続部が生じない。従ってその不連続部にお
いて記録磁界を打消す方向のチャージが発生することが
なく、高感度、高密度の記録再生が達成できる。また垂
直方向のみに磁化容易軸をもつ磁気記録媒体においては
隣接トラック間で相互干渉が生じやすいが１本発明の磁
気記録媒体ではこのような相互干渉を改善することがで
きる。
々に変化しているため、従来の二重層記録媒体のように
磁気的な不連続部が生じない。従ってその不連続部にお
いて記録磁界を打消す方向のチャージが発生することが
なく、高感度、高密度の記録再生が達成できる。また垂
直方向のみに磁化容易軸をもつ磁気記録媒体においては
隣接トラック間で相互干渉が生じやすいが１本発明の磁
気記録媒体ではこのような相互干渉を改善することがで
きる。
第２図は本発明の他の実施例を示すものである。
この実施例は、ベースフィルム１の表裏両面に例えばＣ
ｏ −、Ｃｒ合金層からなる磁性体層２をそれぞれ形成
したものである。これらの磁性体１ｉ１ｉ２の磁化容易
軸の方向はいず゛れも第１図をこお・いて説明したもの
と同様である。このようにベースフィルムの表裏両面に
磁性体層を形成する構造においては、磁性体層の磁化容
易軸が単に垂直方向のみを向いた媒体では表裏面の磁性
体層間で相互干渉が生じやすいという問題がある。しか
し、本発明のように配向された磁性体層においては、こ
のような問題は解消され、Ｓ／Ｎの良好な記録再生を行
うことができる。
ｏ −、Ｃｒ合金層からなる磁性体層２をそれぞれ形成
したものである。これらの磁性体１ｉ１ｉ２の磁化容易
軸の方向はいず゛れも第１図をこお・いて説明したもの
と同様である。このようにベースフィルムの表裏両面に
磁性体層を形成する構造においては、磁性体層の磁化容
易軸が単に垂直方向のみを向いた媒体では表裏面の磁性
体層間で相互干渉が生じやすいという問題がある。しか
し、本発明のように配向された磁性体層においては、こ
のような問題は解消され、Ｓ／Ｎの良好な記録再生を行
うことができる。
尚、上記実施例において゛は、磁性体層が単層構造の磁
気記録媒体に適用した場合について説明したが、軟磁性
体層と強磁性体層とを組合せた二層構造の記録媒体等、
多重構造の磁気記録媒体に適用できることは言うまでも
ない。
気記録媒体に適用した場合について説明したが、軟磁性
体層と強磁性体層とを組合せた二層構造の記録媒体等、
多重構造の磁気記録媒体に適用できることは言うまでも
ない。
第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は本発明の
他の実施例を示す図である。 １・・・ベースフィルム、２・・・磁性体層％ ３・・
・表面部、４・・・深層部。 代理人弁理士 則 近 憲 佑（ほか１名）第 １
図 第２図
他の実施例を示す図である。 １・・・ベースフィルム、２・・・磁性体層％ ３・・
・表面部、４・・・深層部。 代理人弁理士 則 近 憲 佑（ほか１名）第 １
図 第２図
Claims (4)
- （１）磁性体層の磁化容易軸が該磁性体層の表面部にお
いて該表面に対してほぼ垂直方向にあり、該表面部から
深層部に沿って垂直方向から水平方向に徐々に変化して
いることを特徴とする磁気記録媒体。 - （２）磁性体層はＣｏ−Ｃｒ合金層であることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の磁気記録媒体。 - （３）磁性体層の磁化容易軸の変化の方向が、該磁性体
をリング形ヘッドで記録するときヘッド後端のヘッド磁
束の流れる方向と一致するものであることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の磁気記録媒体。 - （４）磁性体層が剛体あるいは可撓性基板の両側に形成
されており、かつそれぞれの磁化容易軸の変化の方向が
、基板の両面の磁性体層を同時にあるいは独立に記録す
るとき、それぞれのヘッド後端のヘッド磁束の流れる方
向と一致するものであることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13333284A JPS6113423A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13333284A JPS6113423A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6113423A true JPS6113423A (ja) | 1986-01-21 |
Family
ID=15102238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13333284A Pending JPS6113423A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6113423A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5860429A (ja) * | 1981-10-06 | 1983-04-09 | Ulvac Corp | 磁気記録体とその製造装置 |
| JPS615424A (ja) * | 1984-06-19 | 1986-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP13333284A patent/JPS6113423A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5860429A (ja) * | 1981-10-06 | 1983-04-09 | Ulvac Corp | 磁気記録体とその製造装置 |
| JPS615424A (ja) * | 1984-06-19 | 1986-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5875082A (en) | Magnetic recording media, magnetic heads and magnetic read-write apparatus using the same | |
| JPH0415521B2 (ja) | ||
| JP3116531B2 (ja) | 磁気記録媒体及び記録方法 | |
| JPS6113423A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6381617A (ja) | 垂直記録用単磁極型磁気ヘツド | |
| JPS61194623A (ja) | 記録媒体 | |
| JPH0567327A (ja) | 磁気デイスクとそれを用いた磁気デイスク装置 | |
| JPH053646B2 (ja) | ||
| JPS5979411A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH01285020A (ja) | 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置 | |
| JPS61113121A (ja) | 垂直磁気記録用媒体 | |
| JPS58171717A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH03147505A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH097143A (ja) | 磁気ディスク及びトラッキング方法 | |
| JPS60263313A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6052918A (ja) | 磁気記憶体 | |
| JPS61202388A (ja) | ベリ−ドサ−ボ方式用磁気２重層デイスク | |
| JPH0448402A (ja) | 磁気記録方法 | |
| JPH0159643B2 (ja) | ||
| JPH03156709A (ja) | 浮上型磁気ヘッド | |
| Toda et al. | Write ard Read Characteristics in Combination with a Single Pole Type Thin Film Head and a Double Layer Rigid Disk for Perpendicular Magnetic Recording | |
| JPS58164032A (ja) | 磁気デイスク媒体 | |
| JPH09305951A (ja) | 磁気記録媒体及び磁気記録方法 | |
| JPS59218626A (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
| JPS61294620A (ja) | 磁気ヘツド |