JPS60115683A - 耐酸化性螢光体の製造方法 - Google Patents
耐酸化性螢光体の製造方法Info
- Publication number
- JPS60115683A JPS60115683A JP22295483A JP22295483A JPS60115683A JP S60115683 A JPS60115683 A JP S60115683A JP 22295483 A JP22295483 A JP 22295483A JP 22295483 A JP22295483 A JP 22295483A JP S60115683 A JPS60115683 A JP S60115683A
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- JP
- Japan
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- phosphor
- oxidation
- brightness
- silicon oxide
- resistant
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、剛酸化性螢光体の製造方法に関するものであ
る。
る。
従来例の構成とその問題点
従来、螢光体を使用して発光スクリーンを形成する場合
、螢光体をスラリー化してガラス等の基体に塗布し、そ
の後、ベーキングを行い、1ツ「定の螢光体膜を有する
発光スクリーンを待ている0このベーキング時の温度は
螢光体膜を強固にするために加えられたバインダーを熱
分解し除去するのに十分な温度でなければならない。こ
のため、螢光体も同昭fカロ漏(式引−勝哨′体の酸什
ガ■七り仙【r■カニ低下することがおる。例えば、螢
光ランプの製造におけるベーキングでは、螢光体塗布パ
ルプが約600℃に熱せられるため、大部分の螢光体は
この工程における酸化により、大幅な輝度低下を起す。
、螢光体をスラリー化してガラス等の基体に塗布し、そ
の後、ベーキングを行い、1ツ「定の螢光体膜を有する
発光スクリーンを待ている0このベーキング時の温度は
螢光体膜を強固にするために加えられたバインダーを熱
分解し除去するのに十分な温度でなければならない。こ
のため、螢光体も同昭fカロ漏(式引−勝哨′体の酸什
ガ■七り仙【r■カニ低下することがおる。例えば、螢
光ランプの製造におけるベーキングでは、螢光体塗布パ
ルプが約600℃に熱せられるため、大部分の螢光体は
この工程における酸化により、大幅な輝度低下を起す。
このため、ベーキング工程を弱還元性雰囲気中で行い、
螢光体酸化による輝度低下を抑制することが検討されて
いる。しかし、この場合、酸素不足によるバインダーの
熱分解が不十分になる等−その雰囲気をコントロールす
ることは非宮に困難である。丑だ、一部の螢光ランプの
ように弱還元性雰囲気とすることによって逆に輝度が低
下する螢光体を含む数種の螢光体′f:混合して発光ス
クリーンとする場合がらり、この方法は一般的なもので
はない。さらに、螢光体の酸化を防ぐ目的でベーキング
のw度を下げる方法もあるが、この場合もバインタ゛−
の除去が不十分となりやすぐ、螢光体膜強度を強固にす
ることができない。
螢光体酸化による輝度低下を抑制することが検討されて
いる。しかし、この場合、酸素不足によるバインダーの
熱分解が不十分になる等−その雰囲気をコントロールす
ることは非宮に困難である。丑だ、一部の螢光ランプの
ように弱還元性雰囲気とすることによって逆に輝度が低
下する螢光体を含む数種の螢光体′f:混合して発光ス
クリーンとする場合がらり、この方法は一般的なもので
はない。さらに、螢光体の酸化を防ぐ目的でベーキング
のw度を下げる方法もあるが、この場合もバインタ゛−
の除去が不十分となりやすぐ、螢光体膜強度を強固にす
ることができない。
発明の目的
本発明はこのような事情にかんがみて々されたもので、
従来のベーキング工程を変更することなく螢光体の酸化
による輝度低下を抑制することのできる耐酸化性螢光体
の製造方法を提供するものである。
従来のベーキング工程を変更することなく螢光体の酸化
による輝度低下を抑制することのできる耐酸化性螢光体
の製造方法を提供するものである。
発明の4Vl /&:
本発明の訓酸化性螢光体の製造方法は、有機ケイ素を用
いて、螢光体粒子表面に酸化ケイ紫膜を被覆するもので
ある。
いて、螢光体粒子表面に酸化ケイ紫膜を被覆するもので
ある。
実施例の説明
よく知られているように、エチルシリケートは加水分解
によって酸化ケイ素になり2力ラス表面等に酸化ケイ素
の薄膜を形成するのに利用されている。そこで、このよ
うな性質を螢光体に応用し。
によって酸化ケイ素になり2力ラス表面等に酸化ケイ素
の薄膜を形成するのに利用されている。そこで、このよ
うな性質を螢光体に応用し。
螢光体粒子表面に酸化ケイ素の被覆膜を形成することに
よって1iIit酸化性螢元体を得ることができる。
よって1iIit酸化性螢元体を得ることができる。
次に本発明の実施例を祝り」する。
実施例1
2価のユーロピウムで付活したストロンチウム・マグネ
シウム・アルミネート螢光体10ノ全、エチルシリケー
ト〔(c2H5o)4si〕とエチルアルコールとの混
合溶液2Q−に分散させ、十分にJh拌する。その後、
o、2モルパーセントの炭酸アンモニウムC(NH4)
2co3.l溶液10ynをカUえ十分に攪拌する。そ
して、上澄液を取り去り、濾過して約TO℃で乾燥する
。十分乾燥した螢光体を、900℃で約1時間、弱還元
性雰囲気で焼成することにより、螢光体粒子表面を酸化
ケイ素膜で被覆した耐酸化性螢光体を得ることができる
。このようにして得た螢光体は熱に対して強く、酸化に
よる輝度低下を抑制することができる。エチルシリケー
トの溶量パーセン)xに対して空気中で650℃10分
間の熱処理による螢光体の輝度低下の割合を第1表に示
す。第1表中の値は、上記の処理を施す前の螢光体の輝
度’1100とした時の1直を示す。
シウム・アルミネート螢光体10ノ全、エチルシリケー
ト〔(c2H5o)4si〕とエチルアルコールとの混
合溶液2Q−に分散させ、十分にJh拌する。その後、
o、2モルパーセントの炭酸アンモニウムC(NH4)
2co3.l溶液10ynをカUえ十分に攪拌する。そ
して、上澄液を取り去り、濾過して約TO℃で乾燥する
。十分乾燥した螢光体を、900℃で約1時間、弱還元
性雰囲気で焼成することにより、螢光体粒子表面を酸化
ケイ素膜で被覆した耐酸化性螢光体を得ることができる
。このようにして得た螢光体は熱に対して強く、酸化に
よる輝度低下を抑制することができる。エチルシリケー
トの溶量パーセン)xに対して空気中で650℃10分
間の熱処理による螢光体の輝度低下の割合を第1表に示
す。第1表中の値は、上記の処理を施す前の螢光体の輝
度’1100とした時の1直を示す。
第 1 表
第1表からりJらかなように、本発明の方法にょって0
.5〜1.6%の輝度低下を防ぐことができる。
.5〜1.6%の輝度低下を防ぐことができる。
実施例2
実施例1では加水分解を促進するために、(NH4)2
C03溶液を加えたが、螢光体粒子表面には、エチルシ
リケートを加水分mするだけの十分な水が吸着されてい
る。そこで−(NH4)2C03溶液を加えずに、実施
例1と同様な処理を施し、650℃、空気中10分間で
の熱劣化特性を一1″4べた0第1表と同様に、エチル
シリケートのエチルアルコール溶液X溶量パーセントに
対する輝度比を第2表に示す。
C03溶液を加えたが、螢光体粒子表面には、エチルシ
リケートを加水分mするだけの十分な水が吸着されてい
る。そこで−(NH4)2C03溶液を加えずに、実施
例1と同様な処理を施し、650℃、空気中10分間で
の熱劣化特性を一1″4べた0第1表と同様に、エチル
シリケートのエチルアルコール溶液X溶量パーセントに
対する輝度比を第2表に示す。
第 2 表
第2表から明らかなように、本発明の方法によって、1
.0〜4.0%の輝度低下を防ぐことができる0 なお、上記実施例ではエチルシリケートを用いたが、他
の有機ケイ素化合物を用いてももちろんよい。
.0〜4.0%の輝度低下を防ぐことができる0 なお、上記実施例ではエチルシリケートを用いたが、他
の有機ケイ素化合物を用いてももちろんよい。
また、上記実施例では、2価のユーロピウムで付活した
ストロンチウム・マグネシウム・アルミネート螢光体を
用いたが、他の弱還元性チji囲気で焼成した螢光体に
つめても同様な効果がある。
ストロンチウム・マグネシウム・アルミネート螢光体を
用いたが、他の弱還元性チji囲気で焼成した螢光体に
つめても同様な効果がある。
発明の詳細
な説明したように、本発明は、有機ケイ素を用いて螢光
体粒子表面に酸化ケイ素膜を被覆することにより、熱処
理等の酸化による螢光体の輝度低下を抑制した耐酸化性
螢光体の製造方法を擢供することができるものである。
体粒子表面に酸化ケイ素膜を被覆することにより、熱処
理等の酸化による螢光体の輝度低下を抑制した耐酸化性
螢光体の製造方法を擢供することができるものである。
Claims (1)
- 有機ケイ素を用いて、螢光体粒子表面に酸化ケイ素膜を
被覆することを特徴とする而づ酸化性螢光体の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22295483A JPS60115683A (ja) | 1983-11-26 | 1983-11-26 | 耐酸化性螢光体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22295483A JPS60115683A (ja) | 1983-11-26 | 1983-11-26 | 耐酸化性螢光体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60115683A true JPS60115683A (ja) | 1985-06-22 |
Family
ID=16790477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22295483A Pending JPS60115683A (ja) | 1983-11-26 | 1983-11-26 | 耐酸化性螢光体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60115683A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01292092A (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-24 | Nichia Chem Ind Ltd | 蛍光体及びその製造方法 |
JPH0264859U (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-16 | ||
JPH02199187A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-07 | Nichia Chem Ind Ltd | 球状ケイ酸塩化合物で表面処理された蛍光体の製造方法 |
JP2011026535A (ja) * | 2008-10-29 | 2011-02-10 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 被覆膜付き蛍光体粒子およびその製造方法 |
EP2716732A1 (en) * | 2011-05-30 | 2014-04-09 | Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. | Method for producing coated alkaline earth metal silicate phosphor particles |
-
1983
- 1983-11-26 JP JP22295483A patent/JPS60115683A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01292092A (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-24 | Nichia Chem Ind Ltd | 蛍光体及びその製造方法 |
JPH0264859U (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-16 | ||
JPH02199187A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-07 | Nichia Chem Ind Ltd | 球状ケイ酸塩化合物で表面処理された蛍光体の製造方法 |
JP2011026535A (ja) * | 2008-10-29 | 2011-02-10 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 被覆膜付き蛍光体粒子およびその製造方法 |
EP2716732A1 (en) * | 2011-05-30 | 2014-04-09 | Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. | Method for producing coated alkaline earth metal silicate phosphor particles |
EP2716732A4 (en) * | 2011-05-30 | 2014-04-23 | Sumitomo Metal Mining Co | METHOD FOR MANUFACTURING COATED ALKALINE-EARTH METAL SILICATE LUMINOPHORE PARTICLES |
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