JPS60115536A - フルオロメタンの製造方法 - Google Patents

フルオロメタンの製造方法

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JPS60115536A
JPS60115536A JP58223163A JP22316383A JPS60115536A JP S60115536 A JPS60115536 A JP S60115536A JP 58223163 A JP58223163 A JP 58223163A JP 22316383 A JP22316383 A JP 22316383A JP S60115536 A JPS60115536 A JP S60115536A
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JP
Japan
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zinc
fluoride
carrier
methyl alcohol
catalyst
Prior art date
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Pending
Application number
JP58223163A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Takayama
高山 茂
Akira Takaichi
高市 侃
Hiroaki Kawasaki
博明 川崎
Naoki Asaga
浅賀 直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フルオロメタンの製造方法に関し、さらに詳
しくは、メチルアルコールとフッ化水系の混合ガスをフ
ッ化亜鉛又はフッ化亜鉛を担体と混合成型あるいはフッ
化亜鉛を担体に担持させた触媒と接触させるフルオロメ
タンの製造方法に関づる。
従来、フルメロカーボン類の¥J造方仏としく、脂肪族
ハロゲン化炭化水素をフッ化水系〈11ト)によりフッ
素止りるツノ法については、多数の偵究、特許が光人さ
れている。しかし、これらの発表において用いられ−C
いるハ【」グン化炭化水素は、炭素を2つ以上有づるも
のであるか、炭素が一つのメタン系であっても水素を全
くイiしない四塩化炭素、或いは一つ右づるクロロホル
ムのフッ素化に関りるbのであり、フル1日メタン(C
L13F、以下フロン41という)を製造する方法につ
いては、殆ど発表がない。
その主な即用は、ハロゲン化炭素水入をフッ素化づる場
合、分子中の水素が多い程フッ素化の反応性が低くなり
分解又は副反応を起し易いため、フロン41が殆んど得
られないか、若干1」1られたとし−Ct)分解反応等
の副反応による副生物が多く、いまだ実用に耐え得る反
応率および選択率を有りるIIJ造方法が見出されてい
ないためである。
したがって、フロン41を製造づるには、通7+4沃化
メチルにフッ化銀を作用させることによる製造方法等、
数種の方法が用いられているが、いずれも原材料が鯰で
、取扱いが複雑である等の大きな欠点を有し、工業的な
製造方法とはいえない。・一方、近時、半尋体工業にお
けるテトラフルオロメタン(CF4 )を始めとして、
種々の分野においてフッ素を含むメタン系化合物の特異
な性質が注目されており、その−環として分子中にフッ
素一つと水素三つを含み、しかも塩素を全く含まないフ
ロン41の効率的な製造方法が期待されている。
本発明者等は、かかる期待に答えるべく、一般に極めて
困難とされているフロン41の工業的製造方法について
、広範かつ詳細な検討を重ねた結果、フッ化亜鉛又はフ
ッ化亜鉛を担体と混合成型あるいはフッ化亜鉛を担体に
担持させた触媒を用いることによって、フロン41が高
収率で、かつ副生物−の生成が殆どなく得られることを
見出した。
本発明は、上記の発見に基づいてなされたもので、その
要旨は、メチルアルコールとl−I Fとをフッ化亜鉛
又はフッ化亜鉛を担体と混合成型あるいはフッ化亜鉛を
担体に担持させた触媒を用い反応温度100〜500℃
の条件で気相反応させるフロン41の製造方法にある。
以下本発明の詳細な説明づる。
本発明で用いるフッ化亜鉛はそれがフッ化亜鉛単体であ
れば、そのまま成型又は活性炭等の多孔質担体と混合成
型あるいは担体に担持させて使用する。
また亜鉛化合物をフッ素化処理したものを用いる場合に
は、例えば、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、塩化亜鉛等をフッ
素化処理して用いる。
上記亜鉛化合物は、単独又は混合物でもよく、また、フ
ッ化亜鉛以外の亜鉛化合物を含有する場合には、成型又
は活性炭等の多孔質担体と混合成型あるいは担体に担持
させた後、前もって適当な方法でフッ素化処理して、反
応に用いても良いし、又、上記亜鉛化合物の成形物又は
担体と混合成型あるいは担体に担持したものを、そのま
ま反応触媒に用い、原料メチルアルコール、HFの混合
ガスと接触させ、フッ素化処理を行なわせながら1部フ
ロン41の生成反応をなさしめてもよい。また、前もっ
て行なうフッ素化処理にはフルオロカーボン類(いわゆ
るフロン類)又はHFあるいはこれらをN2、He等の
不活性ガスで希釈したガス等を用いると良い。
フッ素化処理によって得られた触媒の化学的組成は明か
でないが、フッ素化工程において1」Fの消費が認めら
れることから、少なくとも一部はフッ化物となっている
ものと推定する。
本発明において選択される反応温度は、IJTj料HF
とメチルアルコールの比率、触媒との接触時間等の条件
により異るが、低くすぎると反応率が低下し、フロン4
1の生成率が低下づる。また、高すぎると、副反応が増
加し、フロン41の選択率が低下し、原料メチルアルコ
ールのロスが増加りる。
そのため反応温度範囲としては、100〜500℃が良
く、特に150〜450℃が好ましい。
′また、原料HF、メチルアルコールの比率は、あまり
HFが少ないとフロン41が実質的に生成しない。1−
IFの比率を増ずことは、フロン41の生成率を高め効
果的であるが、ある比率以上となるとそれ以上HFを増
加してもフロン41の生成率は余り増加せず、効果が無
くなる。また未反応のHFは廃棄又は回収処理をする必
要があるので、余りHFの比率を大きくづることは、処
理の煩雑さと、経済的不利を招く。したがって、H)−
/メチルアルコールのモル比は1〜30、特に2〜20
に選ぶのが望ましい。
また、上記反応は気相反応であるので、原料はあらかじ
め気化器等によりガス化させておく必要がある。その操
作圧力は、原料及び生成物が液化しない範囲であれば、
特に制限ないが、簡易化、経済性の面より常圧又は僅か
加圧で反応を行なわせることが好ましい。
触媒と原料との接触方式は、流動床、固定床等、特に制
限はないが、装置の簡単なことから固定床が好ましい。
以上述べたように本発明に係るフロン41の製造方法は
、従来、困難とされていたフロン41を選択的に高収率
で製造することが出来るので、工業的に極めて有利であ
る。
以下実施例を示し、本発明を更に詳しく説明する。
実施例−1 市販のZn F2粉末を、61111+1φX6III
IIIHのペレット状に成型した。
この触l5100dを、内径t!EHIIIIII 1
長ざl rTlのハステロイC製反応器に充填後、N2
気流中で、約400℃にて、加熱乾燥を2時間行なった
その後、反応器内部ifM11を下げ、350℃に保持
しつつ、N2の供給を停止し、直ちに、メチルアルコー
ル1.43M HR及び、フッ酸5.36g/ HRを
気化器で蒸発させながら、常圧下、気相で、反応器に供
給した。
系が十分安定した後、反応器出口ガスをサンプリング分
析した。ずなわら、反応器出口ガスを全量アルカリ水溶
液中に通じ、ここで未反応のフッ化水素の全量と、有機
物の一部を捕集し、捕集した有機物をガスクロマトグラ
フィーにより分析した。又、アルカリで捕集されなかっ
た残りのガスは、ガス量を流量計により測定するととも
に、その組成をガスクロマトグラフィーにより分析した
以上の方法により、反応器出口ガスの組成として、次の
値を得た。。
フロン41 0.30fll/ HR メチルアルコール 1.14(1/ HRこの結果は、
供給したメチルアルコールに対し、フロン41が20%
生成し、反応したメチルアルコールに対重るフロン41
の選択率はほぼ100%であることを示している。
実施例−2 市販の酸化亜鉛(Zn O) 20.gと、粉末活性炭
100gとを、良く混合した後、6m1mφX6111
111Hのペレット状に成型した。
この触媒100m1を、内径20111mφ、長さ1m
のハステロイ製反応器に充填した後、N2ガスを30m
!/minの流速で流しつつ、ヒーターにより加熱し、
反応器内部温度を300℃に2時間保持して、乾燥した
。その後、N2ガスとともに、フッ酸をガス状で供給し
、徐々にN2ガスの供給を停止するとともに、内部温度
を400℃まで加熱した。
フッ酸の消費が実質下見られなくなった時点で、)IF
の供給を停止し、酸化亜鉛と多孔質担体である活性炭と
を混合成型した後、フッ素化処理した触媒を得た。
続いて、反応器内部温度を300℃に保持しつつ、メチ
ルアルコール: 1.19(J/ HR及びフッM:3
.72tJ/ HRを、気化器で蒸発させながら、気相
で反応器に供給した。
系が十分安定した後、実施例−1と同様の方法で、反応
器出口ガスの分析を行なった結果は、次の通りであった
フロン41 0.23Q/ HR メチルアルコール 0.97(J/ 1」Rこの結果は
、供給したメチルアルコールに対し、フロン41が18
%生成したことを示し、反応したメチルアルコールに対
するフロン41の選択率は、はぼ100%であることを
示している。
実施例−3 中成の塩化亜鉛(Zn C12) 、20(lを約50
℃に加熱したお湯100gに溶解した水溶液に、300
℃を、N2雰囲気中で2時間乾燥した4mmφ×6)ト
1のペレット状活性炭100gを添加、混合した後、エ
バポレーターで真空乾燥させることにより、塩化亜鉛を
活性炭に担持させた。
上記の、塩化亜鉛が担持されている活性炭100dを内
径20u+mφ、長さ1mのハステロイC製反応器内に
充填した。
次いで、N2ガスを3011!1!/1nの流速で流し
ながらヒーターにより反応器内部温度を400℃に2時
間保持して乾燥した。続いて、N2ガスの供給を停止し
た後、直らに、メチルアルコール1.23g/HR及び
フッ酸4.5h/HRを、気化器で蒸発させながら、常
圧下、気相で、反応器に供給した。
原料供給とともに、実施例−1と同様な方法で、反応器
出口ガスの組成を分析し、経時的に追跡し1〔所、原料
供給開始後、3時間の時点では、多量の塩化メチルの発
生と、微mのフロン41の生成が見られた。
その後、時間の経過とともに、塩化メチルの発生は減少
し、フロン41の生成量が増加し、約24時間後には、
実質的に塩化メチルの発生は見られなく成り、反応器出
口ガス組成は安定した。この時点で、実施例−1と同様
な方法で反応器出口ガス組成を分析した結果、次の値を
得た。
フロン41 0.36+1/ HR メチルアルコール 0.88Q/ HR又、その他の副
生成物は、はとんど生成しなかった。
この結果は、供給したメチルアルコールに対し、フロン
41が28%生成したことを示し、反応したメチルアル
コールに対するフロン41の選択率は、はぼ100%で
あることを示している。
一方、分析終了後、反応器内部をN2雰囲気下で常温ま
で冷却し、内部の触媒を取り出し、X線回折等で分析し
た結果、触媒中に亜鉛のフッ化物の存在が認められた。
以上述べた様に、本発明の方法によれば、従来、極めて
困難とされていた、フロン41を、高収率で、かつ副生
物の生成が殆どなく、得ることが、可能である。
特 許 出願人 昭和電工株式会社 代理人 弁理士 菊 地 精 −

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) メチルアルコールとフッ化水素とを、フッ化亜
    鉛又はフッ化亜鉛を担体と混合成型あるいはフッ化亜鉛
    を担体に担持させたことよりなる触媒を用い、反応温度
    100〜500℃の条件で気相反応させることを特徴と
    するフルオロメタンの製造方法。
  2. (2) フッ化亜鉛が亜鉛化合物をフッ素化処理してな
    るものである特許請求の範囲第1項記載のフルオロメタ
    ンの製造方法。
  3. (3) 担体が話性炭eある特許請求の範囲第1項記載
    のフルオロメタンの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1421992A1 (en) * 2002-11-20 2004-05-26 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Zinc chloride-loaded support and method for producing the same
JP2016538131A (ja) * 2013-11-07 2016-12-08 チャイナ ペトロレウム アンド ケミカル コーポレーションChina Petroleum & Chemical Corporation 担持触媒、その製造方法およびその使用、ならびにハロメタンからイソブチレンの製造方法

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