JPS60115215A - アルミニウム電解コンデンサの製造方法 - Google Patents
アルミニウム電解コンデンサの製造方法Info
- Publication number
- JPS60115215A JPS60115215A JP22279083A JP22279083A JPS60115215A JP S60115215 A JPS60115215 A JP S60115215A JP 22279083 A JP22279083 A JP 22279083A JP 22279083 A JP22279083 A JP 22279083A JP S60115215 A JPS60115215 A JP S60115215A
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- JP
- Japan
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- film
- oxide
- aluminum electrolytic
- aluminum
- electrolytic condenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電極箔を改良したアルミニウム電解コンデンサ
に関するものである。、近年電子機器分野におけるセッ
トの小型化に対応して、電子部品の小型化とその高密度
実装技術の発展は目ざましく、このため新材料の開発や
応用技術の要求は極めて高いものである。
に関するものである。、近年電子機器分野におけるセッ
トの小型化に対応して、電子部品の小型化とその高密度
実装技術の発展は目ざましく、このため新材料の開発や
応用技術の要求は極めて高いものである。
受動素子として用いられるアルミニウム電解コンデンサ
も例外ではなく、この目的に沿って高純度アルミニウム
箔表面を化学的または電気化学的エツチング処理方法に
関する研究が古くから行われ、最近ではアルミニウムと
異種金属からなる合金箔の応用なども考案されている。
も例外ではなく、この目的に沿って高純度アルミニウム
箔表面を化学的または電気化学的エツチング処理方法に
関する研究が古くから行われ、最近ではアルミニウムと
異種金属からなる合金箔の応用なども考案されている。
このようにして拡大された表面積を有するアルミニウム
箔はエツチング処理後、陽極酸化によりその表面にＡ１
．Ｏ，からなる誘電体皮膜を生成したのち、電極材料と
して利用されていることは衆知のことである。エツチン
グ処理技術の優劣は製品の形状、寸法を定める重要なポ
イントであり、アルミニウム箔の使用量が製品コストを
決定する大きなファクターであることはいうまでもない
。
箔はエツチング処理後、陽極酸化によりその表面にＡ１
．Ｏ，からなる誘電体皮膜を生成したのち、電極材料と
して利用されていることは衆知のことである。エツチン
グ処理技術の優劣は製品の形状、寸法を定める重要なポ
イントであり、アルミニウム箔の使用量が製品コストを
決定する大きなファクターであることはいうまでもない
。
このため過去において１．多くの研究がなされ、種々の
方法が提案されてきた。
方法が提案されてきた。
一方、このように拡大された表面積を有するエツチング
面を有効に活かすため、陽極酸化方法に関しても種々検
討されてきたが、これらはいずれも誘電体皮膜として純
粋なγ−ＡＩ！、、０３を得るた１めの努力であった。
面を有効に活かすため、陽極酸化方法に関しても種々検
討されてきたが、これらはいずれも誘電体皮膜として純
粋なγ−ＡＩ！、、０３を得るた１めの努力であった。
従って、その比誘電体は７〜ｌＯ程度と他の金属酸化物
に比べて決して高い値とは言えず、このため外形寸法を
制約されると、エツチングによる表面倍率の向上にたよ
らざるを得ず、この結果、得られたエツチング箔は極め
て複雑で深いエツチング孔を有し、物理的強度が低下す
るという大きな欠点を有していた。
に比べて決して高い値とは言えず、このため外形寸法を
制約されると、エツチングによる表面倍率の向上にたよ
らざるを得ず、この結果、得られたエツチング箔は極め
て複雑で深いエツチング孔を有し、物理的強度が低下す
るという大きな欠点を有していた。
本発明は上述の欠点を改良するためになされたもので、
多孔質Ａ１．０９からなる陽極酸化皮膜の孔中をＡ６．
．０３より高い比誘電率を有する酸化物で封孔処理し、
この結果得られた複合酸化物膜を誘電体として用いるこ
とにより、従来法では得られなかった小型で大きな静電
容量を有するアルミニウム電解コンデンサを提供しよう
とするものである。
多孔質Ａ１．０９からなる陽極酸化皮膜の孔中をＡ６．
．０３より高い比誘電率を有する酸化物で封孔処理し、
この結果得られた複合酸化物膜を誘電体として用いるこ
とにより、従来法では得られなかった小型で大きな静電
容量を有するアルミニウム電解コンデンサを提供しよう
とするものである。
以下、本発明の一実施例に基づいて詳細に説明する。
電解エツチングによって表面積を拡大した高純度アルミ
ニウム箔を蓚酸５〜１０％の水溶ｉ５５〜６０℃中で、
２〜３ Ａ／ｄ ｎ（の電流密度にて５〜ｌＯ分間陽極
酸化し、０．４〜０．５μｍ厚さの多孔質皮膜を形成す
る。次いで、Ｔｉ Ｃ１＞ ４％のアルコラードベンゼ
ン溶液の常温中に該アルミニウム箔を浸漬したのち、３
０〜３５ｃＩＴｌ／ｍｉｎの速度で引き上げ多孔質皮膜
の孔中にＴｉＯエアルコラート溶液を吸着させ、しかる
のち、４００±２０℃の雰囲気中で加熱処理する塗膜熱
分解法によって、孔中をアモルファス化したＴｉＯユで
満たした。
ニウム箔を蓚酸５〜１０％の水溶ｉ５５〜６０℃中で、
２〜３ Ａ／ｄ ｎ（の電流密度にて５〜ｌＯ分間陽極
酸化し、０．４〜０．５μｍ厚さの多孔質皮膜を形成す
る。次いで、Ｔｉ Ｃ１＞ ４％のアルコラードベンゼ
ン溶液の常温中に該アルミニウム箔を浸漬したのち、３
０〜３５ｃＩＴｌ／ｍｉｎの速度で引き上げ多孔質皮膜
の孔中にＴｉＯエアルコラート溶液を吸着させ、しかる
のち、４００±２０℃の雰囲気中で加熱処理する塗膜熱
分解法によって、孔中をアモルファス化したＴｉＯユで
満たした。
引き上げ法によれば多孔質皮膜の孔中ば吸着力が強いた
め、比較的容易にアルコラードが吸着されるが、皮膜表
面は濡れ性が悪いため、Ｔ ｉ Ｏ，酸化物層はほとん
ど生成しなかった。
め、比較的容易にアルコラードが吸着されるが、皮膜表
面は濡れ性が悪いため、Ｔ ｉ Ｏ，酸化物層はほとん
ど生成しなかった。
このようにして得られた陽極酸化皮膜はＡ７！工０、と
ＴｉＯユとの複合酸化物膜形成し、Ａｌ工０３ の比誘
電率がみかけ上、向上した場合と同様の結果を得ること
ができ、静電容量は単位面積当り通常の場合の５０〜７
０％向上した。
ＴｉＯユとの複合酸化物膜形成し、Ａｌ工０３ の比誘
電率がみかけ上、向上した場合と同様の結果を得ること
ができ、静電容量は単位面積当り通常の場合の５０〜７
０％向上した。
従来、この種の多孔質皮膜はそのままでは電気的な耐圧
が低く実用に耐えないため、硼酸アンモニウムや炭酸ア
ンモニウムまたは燐酸などの水溶液中で、二次的陽極酸
化処理を行っているが、その隙孔を満たすものはＡｊｌ
ｘＯａである。
が低く実用に耐えないため、硼酸アンモニウムや炭酸ア
ンモニウムまたは燐酸などの水溶液中で、二次的陽極酸
化処理を行っているが、その隙孔を満たすものはＡｊｌ
ｘＯａである。
このようにして得られた、陽極酸化皮膜は耐熱性が高い
など、物理的な特性が優れているため、大きなリップル
電流が連続的に印加されたり、交流が断続的に印加させ
る回路など、特殊用途で大きな効果があることが認めら
れた。
など、物理的な特性が優れているため、大きなリップル
電流が連続的に印加されたり、交流が断続的に印加させ
る回路など、特殊用途で大きな効果があることが認めら
れた。
従って、このような目的で用いられる従来のアルミニウ
ム電解コンデンサの陽極箔は、一般に低倍率エツチング
処理したりあるいはエツチング処理を施さないプレイン
箔などを使用するため、回路設計上必要な静電容量を得
るために、必然的に通常のアルミニウム電解コンデンサ
より、広い電極面積を必要とするため、その結果、巻回
したコンデンサ素子も大きくなり、寸法、コストともに
必ずしも満足できるものではなかったが、上述のように
本発明によれば、小型で特性の優れた電解コンデンサの
製造が可能となり、工業的ならびに実用的価値の大なる
ものである。
ム電解コンデンサの陽極箔は、一般に低倍率エツチング
処理したりあるいはエツチング処理を施さないプレイン
箔などを使用するため、回路設計上必要な静電容量を得
るために、必然的に通常のアルミニウム電解コンデンサ
より、広い電極面積を必要とするため、その結果、巻回
したコンデンサ素子も大きくなり、寸法、コストともに
必ずしも満足できるものではなかったが、上述のように
本発明によれば、小型で特性の優れた電解コンデンサの
製造が可能となり、工業的ならびに実用的価値の大なる
ものである。
特許出願人
日本コンデンサ工業株式会社
Claims (1)
- 燐酸、蓚酸、硫酸などの水溶液中で、陽極酸化された多
孔質陽極酸化皮膜をを有するアルミニウム電解コンデン
サ用電極箔を、Ｔａ、０ｒＳＴｉＯ工、Ｂ ａ Ｔ ｉ
Ｏ，など酸化アルミニウムより高い比誘電率を有する
金属酸化物や、複合酸化物の単独、またはそれらの混合
されたアルコラード溶液中に浸漬もしくは塗布したのち
、塗膜熱分解法によって、アルミニウム多孔質酸化皮膜
の孔中を該酸化物−で満たし、複合型誘電体皮膜を生成
した電極箔を用いたことを特徴とするアルミニウム電解
コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22279083A JPS60115215A (ja) | 1983-11-26 | 1983-11-26 | アルミニウム電解コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22279083A JPS60115215A (ja) | 1983-11-26 | 1983-11-26 | アルミニウム電解コンデンサの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60115215A true JPS60115215A (ja) | 1985-06-21 |
| JPH0338728B2 JPH0338728B2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=16787936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22279083A Granted JPS60115215A (ja) | 1983-11-26 | 1983-11-26 | アルミニウム電解コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60115215A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0582844A1 (de) * | 1992-08-05 | 1994-02-16 | ROEDERSTEIN SPEZIALFABRIKEN FÜR BAUELEMENTE DER ELEKTRONIK UND KONDENSATOREN DER STARKSTROMTECHNIK GmbH | Kondensator, insbesondere Elektrolytkondensator |
| WO2002103087A1 (en) * | 2001-06-14 | 2002-12-27 | Aluwave Ab | Process to manufacture microwave components using hard anodised aluminium |
| CN106757274A (zh) * | 2016-11-23 | 2017-05-31 | 南京航空航天大学 | 一步法制备黑色氧化钛/氧化铝复合陶瓷涂层的方法 |
-
1983
- 1983-11-26 JP JP22279083A patent/JPS60115215A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0582844A1 (de) * | 1992-08-05 | 1994-02-16 | ROEDERSTEIN SPEZIALFABRIKEN FÜR BAUELEMENTE DER ELEKTRONIK UND KONDENSATOREN DER STARKSTROMTECHNIK GmbH | Kondensator, insbesondere Elektrolytkondensator |
| WO2002103087A1 (en) * | 2001-06-14 | 2002-12-27 | Aluwave Ab | Process to manufacture microwave components using hard anodised aluminium |
| CN106757274A (zh) * | 2016-11-23 | 2017-05-31 | 南京航空航天大学 | 一步法制备黑色氧化钛/氧化铝复合陶瓷涂层的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0338728B2 (ja) | 1991-06-11 |
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