JPS6011381A

JPS6011381A - 印刷装置

Info

Publication number: JPS6011381A
Application number: JP58120024A
Authority: JP
Inventors: Hajime Seki; 関　源; Akiyoshi Yokoyama; 横山　昭慈; Takanori Nishiyama; 高徳西山; Masato Tanitsu; 谷津　真人
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1983-06-30
Filing date: 1983-06-30
Publication date: 1985-01-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は印刷装置に係シ、特にシリアルプリンターなど
水平走行するキャリッジを有するプリンター装置に関す
る。

〔発明の背景〕

従来の印字装置は印字ヘッドを横方向に移動して印字す
るいわゆるシリアルプリント方式のもので、キャリッジ
走行用モータ、プラテン回動用モータを有するものが多
いが、キャリッジを軸支する側板および、前記モータな
どを支持する構成において、モータが分散配置され、側
板の形状が複雑で共用性がなく組立精度が出難く、組立
作業能率も悪く、自動組立が難しいなど生産上の問題が
頗る多かった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、機構部の部品のユニット化を容易にし
共用性を図シ、組立精度が出し易く、組立作業能率がよ
く、生産性が高く保守サービス性のすぐれた印刷装置を
提供することにあるっ〔発明の概要〕モータなと部品を機構部の一側部に集中して配設、ユニ
ット化しかつ、左右側板を共用化し、組立作業能率、組
立精度の向上を図ったものである。

〔発明の実施例〕

以下図面に従って、本発明の実施例を具体的に説明する
。第１図は、本発明による熱転写プリンタ装置の外観を
示すものである。１は上ケース、２が下ケースで、上ケ
ース１には、蓋体３および単票用の支持体２３が着脱自
在に保持されている。

機構部７には、軸体８．９に熱転写インクリボンを内蔵
するカセット部１３を有するキャリッジ１２が水平走行
自在に支持され、キャリッジ１２には、複数個の発熱抵
抗体を有するサーマルヘッド１４が回動自在に保持され
ている。

キャリッジ１２は、タイミングベルト１５の一端に保持
され、パルスモータ１６に配設されたプーリ１７と、他
端圧プーリ支持体１９に支持されたプーリ１８に懸架さ
れたタイミングベルト１５によって左右走行可動な構成
をなしている。

一方、第２のパルスモータ２０によって、ギア１０を介
在して一端にプラテンノブ１１を有するプラテン４を回
動し、前記するサーマルヘッド１４と印字用紙５３．イ
ンクリボン５０を介在してプラテン４と当接する構成と
なし、サーマルヘッド１４の抵抗体の発熱によジインク
リボン５０の一部を融かし印字用紙５３にインクを転写
する印字部を構成するとともに、後記する押圧ローラ５
．２２（第４図に図示）によって送紙部を形成している
。レリースレバー２１は、プラテン４と押圧ローラ２２
との押圧を解除する操作レバーである。フラットケーブ
ル２４は、キャリッジ１２に保持されたサーマルヘッド
１４などキャリッジ１２に搭載された電気部品への導電
部で、２５がトランス、２６は電源スィッチである。以
下各ユニットについて説明する。第２図に機構部の構成
を示す。３０．３１は側板で同一形状をなす。底板３２
は、突部３３，３４．３５を有し側板３０゜３１に嵌合
固定されフレームを構成する。軸体８゜９は、その端部
でビス３６．３７によって側板３０．３１にら着されて
いる。

他方キャリッジ１２送シ用パルスモータ１６を防振ゴム
４１を介在し、送紙用パルスモータ２０は駆動ギア４２
、中間ギア４３、軸体４４と共にモータベース４５に保
持され、駆動ユニットを形成し、側板３１にら着固定さ
れる。４６はトランス支持体で同様に側板３１にら着保
持される。支持体１９は、ビス３８．３８’によって側
板３０に保持されている。

第３図は、第２図に示す送紙減速駆動部の構成を示すも
のである。

第４．５図に本発明によるキャリッジ１２周辺の断面を
示す。キャリッジ１２には熱融解性インクを塗布するポ
リエステルフィルムを基材とする熱転写インクリボン５
０を装備するカセット１３を搭載し、軸体５１の回シに
支持体５２を介在してサーマルヘッド１４が回動自在に
保持され、印字用紙５３面にインクリボン５ｏをプラテ
ン４に押圧し、サーマルヘッド１４に配設された抵抗体
第１５図の１４８，１４ａ’が発熱すると対応する部分
のインクが融解し当接する印字用紙５３に転写される。

パルスモータ１６の回転にょシ、タイミングベルト１５
がＢ方向に巻回するとキャリッジ１２がＢ方向に移動し
、固定端と対向するタイミングベルト１５とキャリッジ
１２の相対変位量（キャリッジ１２移動Ｖのとき１反対
向きに２Ｖ）が、プーリ５５を回動し、ギア５４．５９
を回動し、同軸のレバー５７を波ワツシヤ５８による摩
擦力によル回動じ、ギア６ｏとギア５９がかみ合い、ピ
ンチローラ軸６０′を回動する。ただし、この時、ソレ
ノイド６８は励磁しＡの状態（実線）にあシ、ヘッドレ
バー７０により、押圧レバー７１、バネ７２、ヘッドカ
ム７３ｔ−介在してサーマルヘッド１４が、プラテン４
を押圧する状態にある。ソレノイド６８が励磁せずＡ’
　（点線）の状態では、ヘッドレバー７０の端部で、レ
バー５７０回動は拘束され、ギア６０への回動力は伝達
されない。７４はカセット１３内のインクリボン５０の
有無を検知する透過形センサーである。印字用紙５３は
、押圧ローラ６２，６２’とプラテン４の摩擦力によシ
送紙され、第１０．１１図に示すように、紙ガイド６４
に軸体６３．６３’を介在して弾性的に保持され、紙ガ
イド６４は回動軸６５に保持されている。６６は印字用
紙の案内部であシ、送紙のジャムあるいはインクリボン
５０との干渉を防止すべく配設したものでちる。

嬉５図における、ベルト押えローラ５６は第８図にその
構成を示す。両面にかみあい歯を有するタイミングベル
ト１５の回転力は押バネ８４によシ摩振板８５を介在し
て巻取軸８６のフランジ部８６′に伝達され巻取軸８６
を回動する。しかし、レバー５７がＡ（実＆Ｉ）の状態
であって、Ａ′（点線ンの状態ではラチェット８７はレ
バー５７に係止され、巻取軸８６の回動を停止する。巻
取軸８６の上端部で、コア８９によジインクリボン５０
の芯体７６と係合しインクリボン５０を巻回する。

第６．７図にカセツ）　１３について述べる。

カセット１３は、第１３図に示すインクリボン５０を第
７図のようにセットする。

第１３図において、リーダーテープ１０２（透明部）の
端部に片面粘着チーブ１０１によシインク面１０３をリ
ーダーテープ１０２で保護固定し、その先端に芯体７６
を保持すべく片面粘看テープ１０１′によシ接着し、巻
取用芯体７６を装備する構成をとっている。カセット１
３は、インクリボン５０送シ用ピンチローラ９３全支持
体９４に保持し、押えローラ９５を押バネ９６によシ保
持し、インクリボン５０を咎込む。巻き込ぼれたインク
リボン５０は芯体７６１１こよシ巻取られる。

９７は、板バネで供給側のインクリボン５０にバックテ
ンションを与えるべくカセットカッ〈−９１に保持され
た板バネ９７と芯体７６を摩擦摺動する構成をなしてい
る。セットされたインクリボン５０は、カセットケース
９０に支持されたガイドローラ９２．９２’に沿って移
動する。ピンチローラ軸６０′はピンチローラ９３へ、
巻取軸８６はコア８９と係合する。ピンチローラ９３０
巻込速度はキャリッジ１２の移動速度に一致する。

第１４図は、サーマルヘッド支持構成の実施例である。

サーマルヘッド１４は、発熱抵抗体１４ａ。

１４ａ′がそれぞれ２４トツドの抵抗体に分割され、互
いに平行に放熱板１４ｂ上に配設され、放熱板１４ｂが
放熱フィン１４Ｃに固着されている。

ここに、放熱フィン１４Ｃは、放熱板１４ｂをはさんで
、両側に取付部１４ｄ、１４ｄ’をプレス成形し、この
直角に曲げた端面で、前記支持体５２にら着保持されて
いる。第１５図は、この取付状態を示すもので、ビス１
０５，１０５’の放熱フィン１４Ｃの取付部１４ｄ、１
４ｄ’の取付高さによって、高さり、、ｈ２の距離を調
節し、ビス１０６，１０６’で支持体５２に固定する構
成となっている。従って、ｈ、、Ｊの選び方は独立して
選択できるので、傾きの調節と同時に全体のサーマルヘ
ッド１４のプラテン４との位置関係の調節が可能である
。

第１６図に、印字時の構成を示す。支持体２３は印刷装
置を使用しない場合は、２３′の状態（一点鎖線）に保
持し筐体を形成するが、印刷したい場合は、支持体２３
の先端に係止片１０７を土ケース１に形成されだ係止孔
１０Ｂに係合し、支持体２３の背面に装備された支持枠
１０９と支持枠１０９の保持金具１１０によって上ケー
ス１の係止部１１１に保持されている。この状態で単票
を支持体２３の左端ガイド１１２に、左端を合せてプラ
テン４と紙ガイド６４との間に挿入し、用紙をセットす
る。使用しない場合は、支持体２３を引抜き係止片１０
７と係止孔１０８の係合を解除し、係止部１１１の回シ
に支持枠１０９が回動可能となシ、蓋体３と共に上ケー
ス１の上部に配設する。１１３はプラテン４の保護体で
、この一端で紙ガイド６４と共に、単票の挿入開口部を
形成する。

以上の構成において、第１６図に示すように印字用紙を
支持体２３にセットする。ホストの指示により制御部６
１が動作する。印字時は、キャリッジ１２が右走行（第
５図Ｂ方向）し、ソレノイド６８が励磁し第５図への状
態でプーリ５５、ギア５９を回動し、波ワツシヤ５８の
摩擦回動力によシレバー５７が反時計方向に回動しギア
６ｏとかみ合いピンチローラ軸６１′を回転する一方、
ベルト押えローラ５６が回転し、巻取軸８６が摩擦板８
５を介在して回転しヘッドレバー７０が回動し、係止片
７１、バネ７２．１′！圧ｔツバ−７３を介在してヘッ
ド１４を押圧し、インクリボン５ｏ、印字用紙５３を介
在してプラテン４を押圧する。

この状態で第１７図においてキャリッジ１２がｌたけ移
動すると、ピンチローラ９３はｔと同量だけ巻き取る構
成をなしておシ、インクリボン５゜のインク面と紙面と
の摩擦係数μがサーマルヘッド１４の耐摩耗層とインク
リボン５０基材面（ポリエステル層）との摩擦係数μ′
に比べてはるかに大きくカセット１３の板バネ９７によ
るインクリボン５０の摩擦によシ生ずるテンションに抗
して、キャリッジ１２の移動ｔｚだけカセット１３がら
ひき出される。しかし、キャリッジ１２が右走行時でも
、印字しない部分ではソレノイド６８が第５図Ａ′の状
態においては、サーマルヘッド１４がプラテン４を押圧
せず、かつレバー５７が回動せずピンチローラ軸６１′
が回転しないので、インクリボン５０は巻回されない。

リターン時は、第５図Ｂ′方向にキャリッジ１２が移動
しベルト押えローラ５６が回動するがレバー５７とラチ
ェット８７が係合し巻取軸８６は回動しない。従ってピ
ンチローラ軸６１′と巻取軸８６が回動せず、インクリ
ボン５０も巻回されない。以上によって、印字時のみイ
ンクリボン５ｏは巻回され、サーマル−・ラド１４の抵
抗体１４ａ、１４ａ’が発熱、インクリボン５０のイン
クを溶解し、当接する印字用紙にインクが転写される。

左右側板は同一部材を使用しており、左側板、右側板各
々の寸法の誤差は同一となる。これは、組立後の左右側
板の孔ピッチの精度が同一となｐ軸間の平行度が出易い
ことを示している。まだ、底板３２と側板３０，３１と
が独立した材質、板厚の選択が可能であυ、紙中の異な
る機種展開、８インチ、１０インチ、１５インチなどに
対する機構部の共用化標準化が可能となシ、型、材料上
々と安価で生産性ある構成を提供できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば１機構部の部品のユニット化、共用化が
可能となシ、組立作業能率が高く、組立精度も出し易く
かつ製作金型投資も少くてすむ。

また、七−夕などが機構部の一側部にユニット化される
ため、保守サービス性もすぐれているなど生産性、保守
性の高い印刷装置を得ることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による斜視図、第２図は機構
部の斜視図、第３図は送紙駆動部の断面図、第４図はキ
ャリッジ１２の断面図、第５図はキャリッジ１２の平面
図、第６図はカセット１３の断面図、第７図はカセット
１３のインクリボン５０の装着状態図、第８図はキャリ
ッジ１２の断面図、第９図はインクリボン５０送シのワ
ンウェイ機構図、第１０と１１図は紙ガイド６４の斜視
図と断面図、第１２図と第１３図はインクリボン５０の
構成図、第１４図と第１５図はザーマルヘッド１４の支
持状態図、第１６図は送紙構成図、第１７図は印字時の
インクリボン転送機構図である。１・・・上ケース、２・・・下ケース、３・・・蓋体、
４・・・プラテン、５・・・押圧ローラ、８．９・・・
軸体、１０・・・ギア、１２・・・キャリッジ、１４・
・・ザーマルヘッド、１５・・・タイミングベルト、１
６・・・パルスモータ、１７．１８・・・プーリ、２０
・・・送紙用パルスモータ、２２・・・押圧ローラ、２
３・−・支持体、３０．３１・・・倶ｊ板、４２・・・
駆動ギア、４３・・・中間ギア、４５・・・モータベー
ス、５０・・・インクリボン、５４．５９・・・ギア、
５５・・・プーリ、５６・・・ベルト押え口〜う、５７
・・・レバー、６０・・・ギア、６０′・・・ピンチロ
ーラ軸、６４・・・紙ガイド、６５・・・回動軸、６２
゜６２′・・・押圧ローラ、６８・・・ソレノイド、７
０・・・ヘッドレバー、７１・・・押圧レバー、７２・
・・バネ、７３・・・ヘッドカム、７４・・・リボンセ
ンサー、７６・・・スプール、８４・・・押バネ、８５
・・・摩擦板、８６・・・巻取軸、８７・・・ラチェッ
ト、８９・・・コア、９０・・・カセットベース、９１
・・・カセットカバー、９３・・・ピンチローラ、９４
・・・支持体、９５・・・押えローラ、９７・・・板バ
ネ、１０９・・・支持枠、１１０・・・保持金具、１１
２・・・左端ガイド、１１３・・・保護カバ輩／　溜箸　２　図茶　、３　図薯４Ｍ茗５図 ′ｉ６図第７　同１３図第′１　図藁／θ図 ρつ χ／／副第１２　口１￥１３　図／θ／　１０づ１１４　図／４ χ　／ｌ　図９

Claims

【特許請求の範囲】 ■、　水平可動に保持された印字ヘッドを有するキャリ
ッジと、このキャリッジを走行するためのモータと、印
字および送紙のだめのプラテンと、このプラテンを回動
するためのモータと、前記キャリッジおよび前記プラテ
ンを軸支する左右の側板とを有するものにおいて、キャ
リッジ走行用の前記モータとプラテン回動用の前記モー
タとを同一支持板に保持し、前記側板の一側面に固定し
てなる印刷装置。２、特許請求の範囲第１項において、左右の側板を同一
形状で共用することを特徴とする印刷装置。３、喝許請求の範囲第１項において、プラテンとこれに
当接する感熱ヘッドと感熱ヘッドを搭載し水平自在に移
動するキャリッジを有し、この感熱ヘッドの複数個の発
熱体を有する放熱板と、この放熱板を支持する放熱フィ
ンと、放熱板の両側にキャリッジに回動自在に支承され
た支持体に結合する支持部とを形成したことを特徴とす
る印刷装置。４　特許請求の範囲第１項において、前記放熱フィンの
両支持部とキャリッジに回動自在に支承された支持体と
の支持部さを調節可能としたことを特徴とする印刷装置
。５、％許請求の範囲第４項において、感熱ヘッドの複数
個の発熱体列を複数列形成したことを特徴とする印刷装
置。６、特許請求の範囲第１項において、水平可動に保持さ
れたキャリッジ、これにサーマルヘッドと光面に熱溶融
性インクを塗布した熱転写フィルムとこれを収納する筐
体を搭載し、サーマルヘッドと対向してプラテンを装備
し、前記キャリッジを駆動するためのモータとベルトと
、ベルトによｐ回動するピンチローラを有し、ピンチロ
ーラによシ前記熱転写フィルムを転送すべく構成したこ
とを％徽とする印刷装置。７、特許請求の範囲第６項において、熱転写フィルムを
転送する前記ベルトによシ回動するピンチローラと、こ
れとは独立して第２の巻取９部を前記ベルトによって回
動すべく構成したことを特徴とする印刷装置。８、豹許請求の範囲第７項において、ベルトによシ回動
するプーリと、このブーりによシビンチローラを回動す
ると共に、プーリと押えローラとでベルトを挾持し、押
えローラ軸よシ第２の巻取９部の回動力を得るべく構成
したことを特徴とする印刷装置。