JPS6011377Y2 - 温風暖房機の制御装置 - Google Patents

温風暖房機の制御装置

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JPS6011377Y2
JPS6011377Y2 JP1976131074U JP13107476U JPS6011377Y2 JP S6011377 Y2 JPS6011377 Y2 JP S6011377Y2 JP 1976131074 U JP1976131074 U JP 1976131074U JP 13107476 U JP13107476 U JP 13107476U JP S6011377 Y2 JPS6011377 Y2 JP S6011377Y2
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JP
Japan
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thermostat
heat exchanger
blower
temperature
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976131074U
Other languages
English (en)
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JPS5348458U (ja
Inventor
征夫 木村
輝明 伊藤
康裕 高井
俊行 石黒
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 石油またはガスを燃料とする温風暖房機において、始動
時の冷風吹出と停止時の本体及び構成部品の過熱を防止
する目的で、バーナの燃焼開始時から遅れて送風機の動
作を行わせるための温風サーモスタットを設けるととも
に吸込口の閉塞時、送風機の故障等の異常時に本体過熱
を防止する安全サーモスタットまたは熱溶断形の温温度
ヒユーズ等を設けることは一般的に採用されている方法
である。
また、これらサーモスタット類の動作について要求され
る点は、温風サーモスタットにおいてはバーナの動作開
始時および停止時からの遅延時間が短かすぎると本来の
目的を遠戚しないし、長すぎると始動時に熱風、停止時
に冷風が吹き出して快適性をそこなうため、適度の熱容
量を有して高感度に動作することである。
逆に安全サーモスタットは感度が良すぎて誤動作の原因
にならないよいに、そして異常である温度以上になった
場合は確実に動作することである。
そのためにそれぞれのサーモスタットの動作目的に沿っ
た取付位置が検討されてきたが、これらを別々の位置に
取付けると電気配線の引き回しが煩雑になると共にサー
ビス性が低下し、それらを−カ所にまとめて取付けると
動作特性に矛盾が生じる等の欠点があった。
本考案は温風サーモスタットと安全サーモスタットの双
方を一カ所にまとめて取付けることを可能とし、かつ、
双方の動作を正確に行わせるものである。
以下、本考案の実施例を説明する。
第1図に示した石油またはガスを燃料とする温風暖房機
において、1は石油またはガスを燃料させるバーナで、
不着火検出、失火検出等の機能も有するものである。
バーナ1により生成された高温の燃焼ガスは熱交換器2
はを通って煙突3から排出されるが、その間送風機4に
より室内の冷風は空気吸込口5に設けたエアーフィルタ
を通過して熱交換器2の周囲で加熱させ温風となって吐
出口15から吐出し暖房に供される。
バーナ1の取付スペース6(図の斜線部分)は熱交換器
2及び温風通路と仕切板7により仕切られており、その
他の電装部品端子台等の収納スペースにもなっている。
8は温風制御装置で、この装置8もスペース6内に設け
られ、具体的には仕切板7から温風の通路に突出する形
で取付けられている。
この温風制御装置8は温風サーモスタット8安全サーモ
スタツト10及び温度ヒユーズ11を備えており、これ
らの機能、特性については以下に詳述する。
温風暖房機の制御回路を模型的に表わすと第2図のよう
になり、温風サーモスタット9は熱交換器2からの熱を
受けて送風機4を制御する。
運転スイッチ14はバーナ1のrONヨ′0FFJを制
御しており、異常過熱時には、第1段階の安全サーモス
タット10、第2段階の温度ヒユーズ11がバーナ1を
’OFFヨする回路である。
運転スイッチ14をrONヨすると、バーナ1への燃料
の供給が威され燃焼を開始する。
しばらくして、熱交換器2が充分に予熱されると、温風
サーモスタット9が’ONJ状態となり、送風機4が運
転を開始し温風が吹き出し定常の暖房運転に移行する。
室温が上昇して暖房運転を停止する場合は、運転スイッ
チ14を”OFFヨすると、バーナ1への燃料の供給が
断たれ燃焼を停止するが、熱交換器2は急激には温度が
下がらず、サーモスタット9はrONJシ続け、送風機
4はしばらく回り続けて熱交換器2その他を冷却する。
しかる後、温風サーモスタット9は冷却されて”OFF
、となり、送風機4も停止して全ての運転を終える。
以上の如き定常運転状態における温風サーモスタット9
の受熱特性を、時間の経過を横軸に、温度を縦軸にとっ
て図示すると第3図Aのようになり、かかる特性を発揮
する温風制御装置8を第6図に示す。
第6図において、8aは筐体で、箱形をなし、第1図に
示すように仕切板7に取付けられている。
筐体8aの熱交換器2と対向する前面の一部には開口部
8bが形成されている。
12は開口部8bと対向して、筐体8a前方に突出して
設けた温風サーモスタット9の支持金具で、温風サーモ
スタット9の受熱面9aを熱交換器2側に臨ませる孔1
2aと温風サーモスタット9の周縁をねじ(図示せず)
によって取付ける孔12bとを有した支持部12cと、
この支持部12cを筐体8hの前面側に間隔を介して取
付ける取付部12dとよりなる。
9bは温風サーモスタット9に設けた孔で、孔12bと
対応している。
8cは筐体8aの前面に形成した孔で、安全サーモスタ
ット10の受熱面10aを熱交換器2側に臨ませるもの
であり、孔8cの周縁には安全サーモスタット10の周
縁をねじ(図示せず)によって固定するための孔8dを
有する。
10bは安全サーモスタット10に設けた孔で、孔8d
と対応している。
温度ヒユーズ11は取付台13に固定され、この取付台
13は筐体8aの内部にねじ(図示せず)によって固定
されている。
8eは筐体8aに設けた取付台13取付用の孔、13a
は孔8eに対応した孔である。
上記構成によれば、温風サーモスタット9は筐体8aの
前面側に突出し、熱交換器2の熱を受けやすい状態にな
るように支持金具12によって支持されているため、運
転スイッチ14を”ONJとすることにより、燃焼開始
からしばらくして輻射熱によって”ONヨする。
運転スイッチ14を’0FFJにすることにより、支持
金具12の支持部12c側方に移動する送風により、迅
速に冷却され、温風サーモスタット9は燃焼停止から、
一定時間後にOFFヨする。
つまり、温風サーモスタット9の高感度動作を可能とし
たものである。
従って、第3図Aの如き特性が得られる。また、安全サ
ーモスタット10は温風サーモスタット9よりもその受
熱面10aが熱交換器2から離れ、しかも筐体8a内に
受熱面10a以外が収容されたものであり、安全サーモ
スタット10は輻射熱のみを受け、送風については受け
ないものであり、使用上許可されるべき変動、例えは燃
料消費量の増大、送風能力の低下を招ぐ電圧降下、フィ
ルタの塵埃による目詰り等に対しては、容易に作動せず
、異常時、例えば、吸込口5の紙片、布等による閉塞、
送風機4の作動停止等に際し、熱交換器2からの高熱を
感知して作動、バーナ1の燃焼を停止させる。
定常燃焼時における安全サーモスタット10の受熱特性
は、第3図Bに示す通りであり、異常時には、第4図B
に示す状態となる。
温度ヒユーズ11は、上記異常時において、安全サーモ
スタット10が故障等によって動作しなかった場合の二
重の安全構成を得るために設けたもので、その温度ヒユ
ーズ11は、筐体8a内に収容されているため、安全サ
ーモスタット10よりも受熱特性が純い。
温度ヒユーズ11の定常燃焼時における受熱特性は第3
図Cに示す通りである。
異常時においては、安全サーモスタット10の受熱によ
り、何ら動作することのない受熱状態Cである。
ところが、第5図に示した安全サーモスタット10の故
障時には、安全サーモスタット10の受熱特性Bは高く
なるとともに温度ヒユーズ11の受熱特性Cは、ヒユー
ズ11自身の溶断可能な状態となる。
以上のように定常燃焼状態から安全サーモスタット10
の故障等による危険な状態に至る過程においせで、全て
安全でかつ正確な温度制御が可能となる。
また、上記したように、温風サーモスタット9、安全サ
ーモスタット10、温度ヒユーズ11が筐体8aにまと
めて取付けられたものであり、これら部材の組み込み配
線等が容易に威され、保守、点検を行う上で有利である
なお、温風サーモスタット9としては、’0NJrOF
F、タイプのバイメタルサーモスタットが、また、安全
サーモスタット10としては、手動復帰形のバイメタル
サーモスタットが、温度ヒユーズ11としては熱溶断形
のもがそれぞれ使用できるが、上記した作用を威すもの
であれば、特にこれらの使用を限定されるものではない
本考案は一つの筐体を利用して送風制御用の温風サーモ
スタットと、バーナ制御用の安全サーモスタットと温度
ヒユーズをユニット化して取付けるものであって、上記
温風サーモスタットは支持金具を介して筐体外の熱交換
器側に取付け、上記安全サーモスタットはその受熱面の
み熱交換器側に臨ませて筐体内に設け、上記温度ヒユー
ズは筐体内に設けたものであるので、配線処理が一箇所
にまとまり簡素化されるとともに、この一つの筐体を利
用してその動作温度を温風サーモスタット〉安全サーモ
スタット〉温度ヒユーズと確実に設定でき、各者の動作
点の関係も適切に保ちやすくなり、温度制御性、安全性
の高いものとなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における温風暖房機の概略縦断
面図、第2図は同装置の電気的な回路図、第3図はその
温風、安全サーモスタット、温度ヒユーズの定常運転時
における受熱状態を示す図、第4図は安全サーモスタッ
トわよび温度ヒユーズの異常運転時における受熱状態を
示す図、第5図は安全サーモスタットの故障時における
同サーモスタットと温度ヒユーズの受熱状態を示す図、
第6図はその温風制御装置の構造を示す分解斜視図であ
る。 2・・・・・・熱交換器、4・・・・・・送風機、8・
・・・・・温風制御装置、9・・・・・・温風サーモス
タット、10・・・・・・安全サーモスタット、8a・
・・・・・筐体、8c・・・・・・孔、12・・・・・
・支持金具、12a・・・・・・孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナと、このバーナからの燃焼ガスが通る熱交換器と
    、この熱交換器の外周に送風を行う送風機と、上記熱交
    換器の輻射熱を受けて所定温度で閉威し、送風機の動作
    を行わせるとともに前記送風機からの送風による冷却で
    所定温度で開放腰送風機の動作を停止する温風サーモス
    タットと、上記熱交換器の輻射熱が異常温度に達したと
    き動作し上記バーナの燃焼を停止する安全サーモスタッ
    トおよび温度ヒユーズと、これらの温度ヒユーズと安全
    サーモスタットと上記温風サーモスタットを取付けた筐
    体とを備え、上記温風サーモスタットを支持金具を介し
    て上記筐体外の熱交換器側に取付け、上記安全サーモス
    タットをその受熱面のみ熱交換器側に臨ませて上記筐体
    内に設け、上記温度ヒユーズを上記筐体内に設けた温風
    暖房機の制御装置。
JP1976131074U 1976-09-28 1976-09-28 温風暖房機の制御装置 Expired JPS6011377Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976131074U JPS6011377Y2 (ja) 1976-09-28 1976-09-28 温風暖房機の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5348458U JPS5348458U (ja) 1978-04-24
JPS6011377Y2 true JPS6011377Y2 (ja) 1985-04-16

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ID=28740188

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JP1976131074U Expired JPS6011377Y2 (ja) 1976-09-28 1976-09-28 温風暖房機の制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS514350U (ja) * 1974-06-27 1976-01-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS514350U (ja) * 1974-06-27 1976-01-13

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JPS5348458U (ja) 1978-04-24

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