JPS60109062A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPS60109062A
JPS60109062A JP21597483A JP21597483A JPS60109062A JP S60109062 A JPS60109062 A JP S60109062A JP 21597483 A JP21597483 A JP 21597483A JP 21597483 A JP21597483 A JP 21597483A JP S60109062 A JPS60109062 A JP S60109062A
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cassette
cam
magnetic
track
lever
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Tatsuo Nishikawa
達夫 西川
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/031Indicating means, e.g. sticker, bar code
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は磁気ディスク装置に係り、さらに詳しくはトラ
ック最外周位置の検出機構を利用した磁気ディスク装置
に間するものである。
[従来技術] 一般に磁気ディスクのトラックピッチ間隔は0.12+
nmであるためトラック位置、特にトラック最外周位置
を検出する検出手段としては高精度のものが要求される
しかし、高精度の検出手段を用いるとコスト高となる欠
点がある。
[目 的] 本発明は以上のような従来の欠点を除去するために成さ
れたもので、極めて簡単な構造により正確にトラック最
外周位置を検出することができるように構成した磁気デ
ィスク装置を提供することを目白りとしている。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
本発明になる磁気ディスク装置はシャーシ1を基準とし
て組立てられている。シャーシ1は左右の側板2,2を
有するコ字状の枠体として構成されており、各側板2,
2の対向する位置には上側縁から下方に向かってガイド
溝3.3が形成されている。これらガイド溝3,3中に
は後述するカセットガイド側から突設されたローラが嵌
合される。
また、ガイド溝3.3間において側板2,2の対向する
位置には水平な状態でガイド孔4が形成されており、側
板2,2の手前側の側縁には同じく水平な状態でガイド
溝5が形成されている。これらガイド孔4.ガイド溝5
中には後述するスライド枠のガイドローラが嵌合される
一方、シャーシ1の底板6上には所定の配置をもって3
木の位置決めピン7が突設されている。
これらのピン7は後述するカセットの上下方向の位置決
めを行なう。
シャーシの底板6上の一端側には磁気ヘッド移動の駆動
源となるパルスモータ8がスタッド8a、8aを介して
固定されており、その近傍には底板6を切り起こした突
片9が突設されている。突片9には透孔lOが形成され
ており、この透孔10と対向した状態で一方の側板2に
は透孔11が形成されている。これら透孔to、iiを
利用して後述するヘッド取付台が案内されるガイド軸1
2が横架される。
また、シャーシ1の手前側において、側板2.2間には
ガイド軸12と平行にもう1本のガイドバー13が横架
されている。
一方、前記パルスモータ夕8の下側にはその出力軸にド
ライブギヤ14が固定されており、このドライブギヤ1
4は底板6上に回転自在に軸承されたギヤ15と噛合し
ている。
底板6のほぼ中央部には透孔16が形成されており、こ
の透孔16には磁気ディスクの回転駆動機構を軸承する
ポス17が取付けられる。
ポス17は第3図に示すようにその中央部の外周にフラ
ンジ17aを有し、このフランジ17を底板6の上面に
重ね、ポス17の下部を透孔16中に嵌合させ、ねじ1
8によりフランジ17aを介して固定される。
このボス17内には上下1組のベアリング19.19を
介して回転軸20が回転自在に軸承される。上下のベア
リング19間にはカラー21が配置される。各ベアリン
グ19.19の外輪t±ポス17に圧入されている。
回転軸20の上端にはカプラ22が固定されている。カ
ブラ22は磁気ディスクカセットのセンターハブに嵌合
されるもので、そのフランジ22aには位置決め用のピ
ン23が昇降自在に嵌合されている。
ピン23の下端はフランジ22aの下側におl/1て、
板ばね24の自由端側に固定されており、常時突出する
方向への移動習性が与えられてl、)る。
このカブラ22の下面と上側のベアリング19の内輪と
の間にはスプリング25が弾装されており、内輪を下方
に押圧することにより、外輪との間に相対的な位置ずれ
を生じさせ、内外輪とポールとの間の均一な接触を生じ
させ、内外輪のガタをなくし、回転軸20の振れが生じ
ないようにしている。
ポス17にはカム26を上側にした状態でギヤ27がポ
ス28を介して嵌合固定されるが、ギヤ27は前記ギヤ
15と噛合され、パルスモータ−8の回転をカム27を
介してヘッド側へ伝達する。ポス28の外側には緊締用
のワッシャ29が嵌合され、カム26等の抜は止めが施
されている。
一方、符号30で示すものはヘッド台で、細長い板状に
形成されている。ヘッド台30の一端はリニアベアリン
グ31を介して前記ガイド軸12に摺動自在に嵌合され
ている。
ヘッド台30の他端はもう一つのガイド軸13によって
摺動自在に案内されている。
即ち、ヘッド台30の自由端側には第5図(C)に示す
様に下方に向って円型形状のローラ32を回転自在に軸
承する軸33が突設されている。この軸33とローラ3
2との間にはスプリング34が弾装されており、ローラ
32に対し上方への移動習性が与えられている。
また、軸33はねじ35によってヘッド台30側に固定
されているがこのねじ35によってヘッド台30の上側
には板ばね36の一端が固定されている。
この板ばね36によって上側を覆われたヘッド台30に
形成された開口部30a内にはガイド軸13と直交した
状態でローラ37が回転自在に嵌合されている。
従って、ガイド軸13は円型形状のローラ32の斜面と
ローラ30との間で弾性的に挾持されており、ガイド軸
13に対し摺動自在に取付けられている。
この様にヘッド台3oの移動を案内する軸12.13は
リニヤベアリングとロー′うによる回転摩擦を利用した
軸受は部材を介しているため摩擦が極めて小さく、すベ
リ摩擦を利用した軸受けと比較するとはるかにスムーズ
にヘッド台を移動させることができる。
従って、パルスモータ8は小型で低電力の安価なモータ
が使用できる。
もっとも第5図(B)に示す様にガイド軸12の案内を
滑り摩擦を利用した軸受は部材38によって行なう様に
し、かつ軸受は部材38の材質として高価だが耐摩耗性
に極めてすぐれた材料、例えばルビー等を使用すれば同
じくパルスモータとして安価な物を使用できる。
また、ヘッド台30と突片9との間にはスプリング39
が張架されておりヘッド台30に対し回転軸20側への
移動習性を与えている。
このヘッド台30は前記カム26の上側に配置されてお
り、ヘッド30の裏面にはレバー40の一端がねじ41
により回動自在に軸承されている。
このし/<−40の他端側とヘッド台30との間にはス
プリング42が張架されており、レバー41に対し第1
図中反時計方向の回動習性を与えている。
このレバー41の下面にはピン43を介してローラ44
が回転自在に軸承されており、このローラ44は前記カ
ム26のカム面に接している。
ところで、前記カム26は第6図に示す様に全体として
渦巻き状でかつ多数個の鋸歯状のカム面を持っており、
鋸歯状のカム部は例えば磁気ディスクのトラック数を4
0とした場合にはこれに気心じた40個のカム部を有す
る。
そして、第6図に於て符号ROで表わす半径が最大半径
でR39で表わす半径が最小の半径となる様に各カム部
は設定されており、磁気ディスクの最外周のトラックか
ら最内周のトラックまで磁気ヘッドが移動できる様にな
っている。
このカムを回転させるものはパルスモータ8であり、そ
の回転がギヤ14,15.27を介して伝達される。
実際にはパルスモータ8に対し、駆動用のパルスを1個
入力するとパルスモータ8は18°回転する様に設定さ
れており、正位相のパルスを加えるとモータは右回転し
、逆位相のパルスを加えると左回転する。
また、パルスモータ8が18°回転するとギヤ27が6
°回転する様に各ギヤ14,15.27のギヤ比が設定
されており、この6°の範囲内に於て半径がRO−R3
9のカム部が40個形成されている。
従って、カムが6°回転するごとに磁気ヘッドは1トラ
ック分だけ移動する様になり、具体的な移動量は0.1
2mmであり、40トラツク全てを合計した幅はほぼ5
+nmである。
一方、ヘッド台30の長手方向の途中に突設された折曲
部30aには第24図に示す様に調節ねじ45が螺合さ
れている。
この調節ねじ45の先端は第24図(A 、 B)に示
す様に前記し八−40の自由端側の側縁に形成された折
曲部40aに接しており、レバー41の位置を調節する
事かできる。
また、ヘッド台30の長手方向の途中には長方形の開口
部30bが形成されており、この中には支持部材46を
介して磁気へラド47が配置されている。
支持部材46の一端と開口部30bの一端に突設された
突片48との間には円弧状の板ばね49が弾装されてお
り、開口部30bの他端側に突設された突片50に螺合
された調節ねじ51の先端は前記支持部材46の前記ス
プリング49と反対側の側縁に接している。
従って、調節ねじ51を回せば、支持部材46の位置を
調節でき、磁気ヘッド47の位置を調節する事ができる
この調節ねじ51により、磁気ディスクの中心に対して
磁気ヘッドの中心を正しく調節する事ができる。
調節ねじ51によりその位置を正しく調節した後、支持
部材46をねじ52を介してへ・ラド台30に対し完全
に固定すれば良い。
ところで、ヘッド台30のガイド軸12側の端部にはブ
ラケッ)53.53が閉設されており、これらブラケッ
ト53を利用してパットアーム54の一端がピン55を
介して回動自在に軸承されている。
ピン55にはねじりコイルばね56が巻装されており、
パットアーム54に対し第4図中時計方向への回動習性
を与えている。
パットアーム54先端は磁気ヘッド47の上方へ延びて
おり、先端部には磁気ヘ−ラド47と対応して調節ねじ
57が螺合されており、その下端には磁気ディスクを押
さえるためのパ・ラド58が設けられている。
従って、ねじ57を回転させればパット58と磁気ヘッ
ド47との間の平行度及びパット圧力を調節する事がで
きる。
一方、ギヤ27の下側には制御板59が一体的に設けら
れており、その一部には突起59aが突設されており、
この突起59aの基部には切欠部59bが形成されてい
る。
そして、制御板59の側方において底板6上にはピン6
0を介してレバー61が回動自在に軸承されている。こ
のレバー61の一端には所定間隔離して突起61a、6
1bが形成されており、これら突起61a、61bは常
時制御板59の外周面に接している。
レバー61−の他端側は細長く形成されており、底板6
の手前側の端縁に形成された切欠部6aの」−側を閉塞
する位置へ臨まされている。そして、切欠部6aに臨ん
で、センサ62か配置されている。このセンサ62は例
えば発光素子と受光素子とからなり、常時レバー61の
一端の下面からの反射光を受光し、レバー61の存否を
監視している。
ところで、レバー61の取付位置と、突起59a、およ
びカム26の最大半径ROのカム部との間には次のよう
な関係がある。
即ち、ローラ44が最大半径ROのカム部に達したとき
、突起59aがレバー61の突起61bと係合し得る位
置関係に設定されている。
従って、第6図に示すようにローラ44が半径RIのカ
ム部にある時にはレノ<−61の突起61bは突起59
aと接してはおらず、し/<−61の一端はセンサ62
の上方を閉塞した状態にある。
この状態では突起61a、61bは制御板59の周面に
接しており、し八−61は回動することがない。
ところが、カム26がパルスモータ8により、lステッ
プ余分に回転されると、ローラ44は最大半径ROのカ
ム部に乗り上げることになり、磁気へラド47はヘッド
台30と共に最外周トラ、ンク位置に対応することにな
る。
この時には第7図に示すように突起59aがレバー61
の突起61bに接し、レバー61は図中反時計方向に回
動され、突起61bは切欠部59b中に嵌入する。そし
て、レバー61の一端はこの時、第7図に示すようにセ
ンサ62の上側から離れ、センサ62はオフとなり、1
8%ヘッドが最外周トラックに達したことか検出される
従って、最外周トラックをOl−ラックとし、この位置
を上述した機構により確実に検出し得るようにしておき
、電源オン時において必ず、磁気ヘッドがこの位置に至
るように設定しておけば、スタート時におけるヘッド位
置は0トラツクと一致し、この位置からパルスモータ8
に対するパルスを通電すれば、5パルス外ら5トラツク
目、10パルスなら10)ラック目にヘッドが移動する
と言うようにトラック位置を自由に選択できる。
これらのパルス入力に対して磁気へ、ラドが現在どの位
置にあるかはデジタル処理系のメモリ内に記憶しておけ
ばよい。
ところで、制御板59とし八−61との間の諸元は具体
的に次の如きである。
即ち、第6図に示すように制御板59の半径R= 15
mm、lステップの回転角α=6°とすると制御板59
の周縁の移動距離δ=tanEf°×15111ffl
=l・fl mmである。
また、レバー61のビン60から先端までの距@ B 
= 5+nn+、ピン60から後端までの距MA=13
mm、レバー61の後端の移動距離をδl 9回転角を
α′とすると、 α’=1515X8°;186、 δ1’−,jan 1B’ X 13mm’=、 4.
2mmとなる。
従って、制御板59の周縁は1.[imm回転するとレ
バー61のレバー比は3であるためレバー61はほぼ1
B’回転する。
この結果、し八−61の外方端は(,2mm回動され、
センサ62の大きさを3+nmとすると十分にセンサ面
の開閉を行うことができる。
勿論、センサ62自身の感度をアップすれば突起59a
自身の1.8mm程度の移動は充分に検出できるが上述
したようなレバーを用いることにより簡単で安価に制御
板の移動の検出を行うことができる。
このようなレバーを用いると制御板61、従ってカム2
6の回転を他の部品が存在しない外側で検出できるため
場所的な制約を受けにくい検出機構を得ることができる
ところで回転軸20の上端に設けられたカプラ22には
磁気ディスクカセットが装着される。
この磁気ディスクカセットはセンターハブの部分を除い
てほとんどが合成樹脂性である。
一方、磁気ディスクの駆動機構側はほとんどが金属性で
あるため熱膨張による影響が生じる。
その詳細は次の如くである。
すなわち、第24図(A)において、回転軸20の中心
から磁気ヘッド47の中心、すなわちあるトラックまで
の距離を11とし、センターハブ63の周縁と回転軸2
0の中心間の距離を112、センターハブ63の周縁か
らトラックまでの距離を、I23とすると、j2の部分
は金属、13の部分は合成樹脂であり、具体的にj21
 = 20mm。
12=8mmとすると、I13は12mmとなる。
一方、駆動側において回転軸20の中心からトラックま
での距離をり、とするとその内容は回転軸20の中心か
らポス28の周縁までの距離L2、ボス28からカム2
6の周縁までの距離L3、カム26の周縁からトラック
までの距離L4の合計となり各部は金属から構成されて
いる。
そこで、Lt =8rnm 、 L4 = 1.5mn
+とするとL1=20mmであるからL3=2’0−8
 1.5 =10.5+nmである。
今、温度25°CにおいてLt + j21間の誤差を
零としてセットした場合、温度が20℃上昇して45℃
となった場合には次のような結果となる。
すなわち金属の線膨張係数を16X 10” mm/ 
℃、合成樹脂フィルムの線膨張係数を17×10J5m
ffl/°cとするとff1l、L、はII(1+αt
)−δにあてはめると次のようになる。
で I =J22 +Il 3 =(8+8 X20X
18X10モ)+ (12+12X20X17XIO″
5)= 20.043 mm Ll = Ll + Lt + L3 = (8+ 8 X 20X 1flX 10モ)+ 
(1,5+1.5 x20X18X10″6)+ (1
0,5+ 10.5X 20X 18X 10弔)−2
0,006m+n すなわち温度が20°C上昇するとり、と11の差は2
0.043−20.006 = 37gm狂ってしまい
、磁気ディスク上の情報を正確に読出すことができなく
なる。
そこで本発明においてカム26の材質を磁気ディスク6
4とほぼ同じ線膨張係数を持つ合成樹脂から構成すると
Llは次のようになる。
L l= (8+ 8 X 20X 18X 10′3
)+ (1,5+ 1.5x20XI6x1043)+
 (10,5+ 10.5X 20X 17X 10J
5)= 2G、038mm すなわちカムの材質をかえることによりLlと11の差
は20.043−20.038 = 5gmとなる。
従って熱膨張による影響を十分に減少させることができ
る。
本発明においては磁気ヘッド47とローラ44の中心位
置を調節ねじ45によって位置決めできる構成とされて
いる。
そこで、顕微鏡などにより磁気ヘッド47の位置を見な
がらり、を正確に20+nmにセットできる。
第24図(B)に磁気ヘッドとローラ44の中心の位置
がδ分だけぶれたことを示しである。
また、カム26が回転できるようになっているため第2
4図(A)に示すようにボス17とボス28との間には
δ2だけの隙間がある。
従って、カム26が回転するとボス17.28間の隙間
δ1 、δ2が絶えず変化してその変化が直接Llに影
響を与える。
この影響を除去するために本発明においては磁気ヘッド
側のボス17.28間の隙間δ1を絶えず零にするため
、ヘッド台3oと突片との間にスプリング39を張架し
ヘッド台30を常時ボス28側へ引きつけ、かつスプリ
ング42により片側に圧接し磁気ヘッド位置がトラック
から狂わないようにセットしている。
一方、回転軸20はシャーシ1の下方にまで伸びており
、シャーシ1の下側に固定されたプリント基板65側と
の間でモータを構成する部材が取イづけられる。
すなわち、プリント基板1の下面にはコイル65aが半
田付は固定されている。
一方、回転軸20の下端にはボス66が固定されており
、このボス66にはねじ67により皿状のヨーク68と
ギヤ69とが固定されている。
そしてヨーク68の上面にはコイル65aと対向した状
態でリング状の永久磁石70が固定されている。
さらに、ヨーク68の外周にはヨークが1回転するとパ
ルスを1発発生する無反射板71が固定されており、こ
れを検出するためのセンサ72がプリント基板65側に
固定されている。
ヨーク68はニッケルメッキなどが施されているため発
光素子と受光素子とから成るセンサ72は無反射板7エ
を確実に検出でき、この信号をインデックス信号として
利用できる。
一方、符号73で示すものはセンサでプリント基板65
側に固定されており、永久磁石74とこれに連続するヨ
ーク75を有し、ヨーク75は第3図に示すようにギヤ
69の近傍に臨まされている。
なお、第1図及び第3図において符号76で示すものは
LSIなどの電子部品、符号77で示すものはプリント
基板65をシャーシ1に固定するためのねじである。
ところで、ギヤ69は鉄系の材料で大直径のものとして
形成されており、前記ヨーク75に対し歯先が近づくと
磁束変化が生じセンサ73側のコイルに電流が流れ、こ
れを信号として取出すことができる。
上述したコイル65aと永久磁石70側とで磁気ディス
クを回転させるためのモータを構成している。
ところで、このモータは1回転を2QOmsで回転する
ように設定しである。
そしてこの200m5の1回転中に一定速度でぶれるこ
となく回転できるように200m5内を細かく分割して
正確な回転制御を行えるようにしである。
すなわち、ギヤ69の直径を50mmとし、モジュール
を0,25とし、歯数を 200としであるため、 2
00+ns÷200 = 1msの間隔でセンサ73に
よる回転変化を監視している。
また、プリント基板65は薄い絶縁体の基板であり鉄製
のシャーシ1に対し固定ぎれており一体的に設けられた
コイル65aに通電することにより発生する磁束はシャ
ーシ1とヨーク68間で形成される磁気回路を通り永久
磁石70、従ってヨーク68.ギヤ69が回転される。
このようにプリント基板65を鉄製のシャーシ1に固定
することにより永久磁石とシャーシ間の間隔を狭くする
ことが可能となり、磁気回路の効率は向上する。
さらにシャーシlを鉄系のプリント板により作るとモー
タを構成するプリント基板65の厚み分だけモータ部分
の厚みを小さくでき、部品点数も少なくすることができ
る。
ところで、永久磁石70はシャーシ1側へ吸着される力
が与えられているため下側のベアリング19の内輪がポ
ス66により」一方へ押圧されているためベアリング1
9のガタを吸収し上側のベアリング19と共に回転軸2
0の振れを防止できる。
一方、シャーシl側に固定されているポス17はシャー
シlに対する固定部を基準に内外径を同時に機械加工し
てあるため内外径は1〜2gm程度で加工できる。
この加工精度と前記ベアリング19のガタの吸収により
回転軸20の振れはポス17をも含めて5gm以内に維
持することができる。
以上で駆動機構部の説明を終わり、続いてカセット装着
機構部の説明を行なう。
カセット装着機構は第8図〜第16図に示すような構造
を採用している。
すなわち、図において符号78で示すものはスライド枠
で下方及び前後が開いた枠体として形成されている。
このスライド枠78の両側面にはローラ79が回転自在
に軸承されており、これらローラ79は前記シャーシl
の両側板2.2に形成された水平な長孔4中に摺動自在
かつ回転自在に嵌合されている。
このスライド枠78の左右の上端部の角部には開口部7
8aが形成されており、この開口部78aの上側を通り
、スライド枠78の上面から一体的に突片78bが突設
されている。この突片78bとシャーシ1の側壁に突設
された突起2aとの間にはスプリング80が張架されて
いる。
従ってスライド枠78はシャーシlから手前側に突出す
る方向への力が与えられている。
スライド枠78の両側板の下端に突設された突片には、
ローラ81が回転自在に軸承されておりこのローラ81
を介してシャーシ1上を摺動自在に移動できる。
スライド枠78の一端に突設された突起78cには、押
しボタン82が固定される。
さらにスライド枠78の左右の側板には傾斜した長孔8
3が2ケ所平行に形成されている。
このスライド枠78の左右の内側面には、スライド板8
4が摺動自在に配置されている。
スライド板84は長方形状に形成されており、その下端
は、シャーシlの底板6上に接する前記ローラ81の小
直径の軸部81aに接している。
このスライド板84の上端には突起84aが突設されて
おり、この突起84は前記スライド枠78の開口部78
a中に嵌入し、ガイドの役目を果している。
また、スラーイド板84の先端部には内側に向って屈曲
する折曲部84bが形成されている。
さらに、スライド板84には、前記スライド枠78の長
孔83とほぼ対応した位置において、はぼL字状の開口
部85が形成されている。
スライド板84の先端部の内側には突片84cが突設さ
れており、この突片84cとスライド枠78との間には
、スプリング8bが張架されている。
ところで、スライド枠78の下側には、カセットガイド
87が配置されている。
カセットガイド87は偏平な枠体として形成されており
、その左右には、カセットの案内となるレール部87a
が形成されている。
また、カセットガイド87の左右には突片88が突設さ
れており、各突片88には、ピン89が突設されており
、これらピン89にはローラ90が回転自在に軸承され
ている。
各ローラ90は、前記スライド板84.スライド枠78
の開口部85.長孔83中に回転自在に嵌合されている
また、カセットガイド87の上面の中央部には、開口部
87bが形成されており、この開口部87bをまたいだ
状態で枠体91が一体的に設けられており、この枠体9
1には、/\ブ押え92が増刊けられている。
また、開口部87bの側方には、磁気ヘッドが嵌入する
開口部87cが形成されている。
以上、説明したスライド枠78.スライド板84、カセ
ットガイド87の3部材からカセット装着機構が構成さ
れている。
続いて、このカセット装着機構の動作について説明する
磁気ディスクカセット93が装着される前においてはス
ライド枠78は、スプリング80の引張力により、第8
図、第13図中右側に移動している。
この状態にあっては、ローラ9−0は、カイト溝3内に
あり、かつ第13図に示すように長孔83の上端部に位
置し、かつL字状の開口部85の段部85a上に位置し
ている。
すなわち、ローラ90は、カイト溝3.長孔83、開口
部85によって規制された状態にある。
また、スライド板84もスプリング86によって、第1
3図中右側に引かれた状態にあり、カセットガイド87
は段部85aで規制される」一方に位置した状態でカセ
ットを受入れる体制にある。
この状態で、カセット93をカセットガイド87のレー
ル部87a中に嵌合させると、カセット93はこのレー
ル部87aに案内されて、奥まで導かれてゆく。
やがて、カセット93の先端は、スライド板84の先端
の折曲部84bに接触し、スライド板84を、スプリン
グ86の引張力に抗して、前方に移動させる。
すると、スライド板84の移動に伴い、開口部85も移
動するため、第12図(A)、(C)に示すように、ガ
イド溝3中でかつ開口部85の段部85aに位置してい
たローラ90は、開口部85の垂直部側へ落ちることに
なり、第12図(B)、(D)に示すように、カイト溝
3、開口部85の垂直部の下方へと導かれる。
すなわち、カセット93は、カセットガイド87と共に
下方に移動する。
ところで、このカセットの挿入動作により、ローラ90
は第12図(E)に示すように、長孔83の上端部に位
置していた状態から、同図(F)に示す長孔83の下部
に移動する。
この移動時には、ローラ90が長孔83の右側の側縁を
押すため、スライド枠78は、第14図に示すように所
定距離右側に移動される。
このようにしてカセット93と共にカセットガイド87
が下降すると位置決めピン7のうち突起7aをもつピン
の突起7aがカセット93の位置決め孔93a中に嵌合
され、突起7aを持たないピン7の上端はカセットの下
面に接してカセットの支持と位置決めを行なう。この状
態を第11図に示す。
この時には第11図に示すようにカプラ22が磁気ディ
スク94の中央部にあるハブ95に嵌合され、ピン23
がハブ95に形成された位置決め孔96中に嵌合される
。またハブ95の上面はハブ押え92により押えられる
この装着動作は回転軸20が回転されている状態で行な
われる。
カセット93かこのようにしてセットされると、磁気記
録、再生が行なわれる。
一方、カセット93を取り出したい場合には押しボタン
82を押せば、スライド枠78が前進する。すると、傾
斜した長孔83の周縁がローラ90を押すため、ローラ
90は押し上げられ、カセットガイド87も押し上げら
れ、元の位置にもどる。
カセットガイド87が上昇し、ローラ90も上昇すると
、開口部85の上方に位置するため、スライド板84は
スプリング86の引張力により第13図に示すように右
方に移動し、ローラ90は開口部85の水平部に移動し
た状態となり段部85a上に乗る。このスライド板84
の動作により、折曲部84bがカセット93を押すため
、カセット93はカセットガイド87の端部から手前側
へ押し出され、取り出すことができる。
ところで、スライド枠78.スライド板84゜カセット
ガイド87は第15図に示すように組立てられた状態で
シャーシ1の側板2.2の内側に配置され、ローラ79
,79aを長孔4.切欠部5中に嵌合させた状態でねじ
79bにより、スライド枠87の側面に固定するだけで
、簡単に組み立てることができる。パットアーム54は
最後にヘッド台30側に取付ければよい。
ところで、第19図(A)には制御回路のブロック図が
示されている。
本発明になる磁気ディスク装置はコンピュータ100に
よって制御される。このコンピュータ100と磁気ディ
スク装置側は電線で結合されており入力、出力線を合わ
せるとほぼ″34本の電線によって結合されている。
この34木の入出力線は全てデジタル信号で処理されて
いる。
一方、磁気ディスク装置側の制御回路は第19図(A)
に示すように大別するとコンピュータ100と結合する
ため及び磁気ディスク装置側と各種のセンサの出力を増
幅してデジタル化するため、あるいは磁気ヘッドを所定
のトラックに位置決めするためのパルスモータの駆動回
路等のデジタル処理回路101を中心として構成されて
いる。
この回路101には磁気ヘッドからの情報を読出した信
号を増幅するリードアンプ102 、ライトアンプ10
3.リード、ライト切替スイッチ104.磁気ディスク
が1回転するとパルス信号を1発発生するインデックス
アンプ105.磁気ヘッドのトラック位置を検出するた
めのトラック位置検出アンプ10f(、i気ディスクを
回転させるためのモータ駆動回路107等が接続されて
いる。
また、符号108で示すものはモータの回転数を制御す
るための速度制御回路で前記モータ駆動回路107に接
続されており、前記デジタル処理回路101からの信号
線+(1!9 、11(lにより後述するような速度制
御が行なわれる。
また、符号111で示すものはモータ回転数を監視する
ためのアンプである。
符号112で示すものはテレビジョンである。
ところで、上述したような回路構成のもとに本発明にお
いては、一般的な記録と再生時のディスク回転数を同一
回転数で行う以外に高密度記録が行え、信頼性を向」ニ
させるために記録と再生時のモータ回転数を変える構造
が採用されている。
すなわち、まずコンピュータ100から記録したいとの
情報が命令としてデジタル処理回路101に入力される
と回路101は切替スイーツチ104に信号を入力して
磁気ヘッドを再生モードから記録モードへと切替えると
ともにライトアンプ103を動作状態とする。
また、信号線110を介して速度制御回路108に対し
低速回転動作を命令した後アンプIllから信号間隔と
速度制御間隔時間が一致しでいることを確認し、低速回
転状態であることを確かめ、コンピュータ100からの
記録信号を入力して磁気ディスクに情報を記録する。
また逆にコンピュータ側から再生命令が出た場合にはリ
ードライトの切替スイッチ104をリード側に切替えリ
ードアンプ102を作動させ、信号線109を介して速
度制御回路108を高速モードとし、アンプ111を介
してモータが高速回転状態となったことを確認した後記
録の読出しを開始してコンピュータ100に入力させる
また、記録、再生時の回転数を同一にしたい場合には速
度制御回路108の基準高速回転を設定するための基準
周波数を低速回転数と同じ周波数とすることにより処理
することができる。
$19図(B)は磁気ディスクの回転数を30Orpm
からf(OOrpmに変えて情報を読出した場合の磁気
ヘットの出力を測定した場合の出力特性を示している。
記録周波数f = 125k)Iz、ディスク回転数を
30Orpmにしだ時磁気ヘッド出力を0.8Vに調整
しこの点Pを原点として回転数を倍のEfoorpmに
すると磁気ヘッド出力もほぼ倍のQ点が得られた。
また、記録周波数fを2倍の250kHzにした場合磁
気記録密度がアップしたため原点はP点に対し約25%
低下した8点の出力が得られこの状態で回転数を2倍に
すると8点に対し約2倍の出力であるR点が得られた。
この出力特性をもとに磁気ディスクを30(lrpmで
回転させ、250kHzの周波数で磁気記録を行なうと
その回転数で再生した場合には8点のo、evが得られ
るが、前述したように再生時においては回転数を60O
rpmに設定すればR点の1.2vの出力が得られた。
すなわち0.6vのプラス出力電圧が得られることにな
り磁気ディスクの特性のばらつきによる出力低下、磁気
ヘッドの磁気回路のロスによるばらつきなどによる出力
低下があってもデジタル処理するための十分な出力電圧
が得られ、信頼性を向上させることができた。
ところで、プレビジョン112の画像信号を磁気ディス
クに記録する場合にはブラウン管の1画面を記録する時
磁気ディスクを380orpmとすると1トラツクに1
フイールドが同期するため1画面を記録することができ
る。
なお、1画面とはlフィールドのことで、1秒÷60枚
画面=18.7msである。
ところで、テレビ画像を磁気ディスクに記録する周波数
はEl、IMHzであるため、第19図(B)で説明し
たように回転数は380Grpm÷30(lrpm= 
12倍とすれば出力は増加するはずであるが記録周波数
はfl、LMHz÷250kHz= 24倍となり、記
録密度が増加しアンプ出力はほぼ0.4〜0.5vにな
るため、磁気ディスクにテレビ画像を記録再生するには
ディスクを高速回転をすることにより確実に実施できる
ところで、第19図(A)に示した制御回路を構成する
電子部品は第17図及び第18図に示すように3枚の基
板に搭載しである。
すなわち、前述したプリント基板65と113゜114
である。
プリント基板65にはインデックス、トラック位置検出
、モータ駆動回路等が搭載しである。
また、基板113には磁気ヘッドのリードライト切替ス
イッチ、リード、ライトアンプが搭載してあり、基板1
14には各基板65 、113からの信号を処理するた
めのインターフェイス関係の回路カー搭載しである。
また、基板85 、111のそれぞれにコネクタ115
を設け、基板114側にはこれらと結合されるコネクタ
116を設は各基板間を簡単に接続できるようにした。
そして第18図に示すように各基板を士シャーシの上下
面及び側面に取付けられるため電気信号の調整や確認等
はシャーシの外部から簡単にマ〒なえ、いずれかの回路
が故障した場合などにおり\ては基板を交換することに
より簡単番と修理できる。
ところで、磁気ディスク装置はコンピュータの記憶装置
として使用されるが、この場合装置の周辺にはブラウン
管や電源トランス、モータなどの強力な磁界を発する部
品があるためこれらの磁界から装置を保護する必要があ
る。
そこで、本発明においてシャーシ1をコ字状に形成しそ
の上面及び側面を鉄製のスライド枠78、スライド板8
4.カセットガイド87によって覆い外部磁界を遮断し
磁気シールド効果の大きい構造としている。
第20図′(A)〜(D)は磁気ディスクのトラックを
説明するもので、図においては8木のトラックを示しで
あるが実際は40本のトラックを記録することができる
第20図(B)にはトラック[0〜2]を拡大して示し
てあり、トラック幅aは50ALm、。
トラック間隔すは70ILm、)ラックピッチはa+ 
b=1201J−mである。
このようにトラック間隔すがトラック幅より大である場
合にはトラック間に記録することができれば40本のト
ラックを80本に増大でき記録容量は2倍に向上する。
このような2倍に容量を増大させた状態を第20図(C
)に示す。
第20図(C)においてはa = 50 p 10 +
b=10gm 、 トラックピッチはa+b=60#1
.mとなっている。
ところで、このようにトラック間隔を小さくすると隣接
するトラック間において磁気記録の干渉が生じる。
そこで本発明においては第20図(D)に示すようにア
ジマスヘッドを2個用いて交互に記録方向を異ならせて
磁気記録する方法を採用している。
一方、第20図(D)に示した磁気ディスクに対し外周
から内周方向へ磁気へラド47を10pm間隔でずらし
て再生出力を測定した所第21図(A)のようになった
この再生出力電圧はリードアンプ102の出力を測定し
たもので、最終的にはこの再生出力電圧をデジタル処理
回路に入力してTTLレベルの5vのピーク間パルスに
整形してコンピュータなどと結合する。
そこで第21図(A)の出力をデジタル処理回路に入力
する場合には入力レベルを0.4vに設定して入力が0
.4v以上の電圧はパルスを発生し、それ以下はパルス
を発生しないように設定したとするとトラックと磁気へ
一、ドの中心のずれ量が第21図(A)に示すように±
257hmずれても正規のデジタル信号は発生する。
従ってモータ軸の振れ、カム26の半径の誤差及び温度
や湿度による磁気ディスクの膨張、収縮等により寸法ず
れ量の総和は±25pLmまで許されることになる。
一方、第20図(C)に示した倍密度のトラックを再生
した場合の出力を第21図(B)に示す。
第21図(B)において曲線Aはトラ・ンク[1〕に磁
気記録されていない場合においてトラック[0]の出力
特性を示し曲線Bはトラック[0]に磁気記録されてい
ない場合においてトラック[1]の出力を測定した特性
を示している。
トラック[0] 、[1]に情報を記録し、トラック[
0]方向からトラック[1]方向に磁気へ・ラドを移動
して測定した場合、曲線A、Hの間に曲線Cで示すよう
な出力が再生される。
すなわち情報の干渉が発生してしまう。
曲線A、B、Cで囲まれた斜線の部分の電圧を測定して
みると曲線A、Bが完全に総和されて曲線Cになるので
はなく他のノイズ成分が混入しているのが分る。
従って曲線Cの部分は正確な情報とはならない。
このような場合には第21図(B)に示すようにトラッ
クと磁気ヘッドのずれ量は第21図(A)に対して1/
2の±127zm程度が限界となり、デジタル回路への
入力レベルを0.85Vに設定しなければならないこと
になる。
すなわち第20図(C)に示すような記録方式で情報量
を2倍にしようとすると寸法精度を倍以上にしなければ
ならず、高精度で高価な部品が必要となる。
そこで本発明においては前述した第20図(D)に示す
ような記録方式を採用した。
すなわちヘッドギャップが隣接するトラックごとに01
=02と交互に異った方向を向いたものを用いて記録を
行なった。
なお、θ1−02=10度とした。
このような磁気ヘッドの構造を第22図に示す。
第22図において符号117 、118で示すものは一
方の磁気へラドコアを構成するコア半休で両者の突合わ
せ部にはθ1の角度を持ったキャップG1が形成されて
いる。
また、符号118.120で示すものは他方の磁気コア
を構成するコア半休で両者の突合わせ部にはθ2の角度
を持ったギャップG2が形成されている。
これらのコアはコアサポート121によって支持されて
おり、コア半休117 、119にはコイル122が巻
装されている。
コアサポート121はコア間を接着するガラス材+23
又はコアの材料であるセンダストなどの膨張係数にほぼ
等しい膨張係数を有するガラス材を多量に含有した樹脂
によって構成し、振動、温度などの環境変化に十分に耐
える構造とされている。
今、トラック[0〜2]に同じ情報を磁気記録した上で
、第22図のコア半休117,118から成るヘッドを
トラック外周方向から内周方向にIQgmずつ移動して
再生出力電圧を測定すると第21図(C)に示す曲線A
の出力特性が得られた。
曲線Aで示す特性においてトラック[1]の部分で出力
電圧が小さいのはトラック[1]を02の傾斜ギャップ
を有する磁気ヘッドで記録しであるためである。
すなわちトラック[1]を記録したギャップと今通過す
るヘッドのギャップが20度異次っているからで出力は
小さくノイズ成分が増大する。
逆にコア半体119 、120から成るヘッド側を用い
てトラック外周方向から内周方向に移動させ再生出力を
測定すると第21図(C)に破線で示す曲線Bのような
出力を得る。
この時にはトラック[1]の部分で最適な再生出力電圧
が得られる。
このようにしてOを含むトラック偶数桁にはθ1傾斜し
たギャップ、奇数桁にはθ2傾斜したギャップを有する
アジマスヘッドにより磁気記録、再生を行なうことによ
り、隣接するトラック間の磁気記録情報が干渉すること
が極めて少なくなる。
従って、入力レベルを仮に0.4vに設定すると記録さ
れたトラックと磁気ヘッドのずれ量は25gmまで許さ
れることになる。
このようにしてギャップ角度θが逆方向に向いた磁気ヘ
ッドを用いて高密度記録した方が機械的寸法精度は楽に
なり、簡単な機構により設計が容易で磁気記録媒体の互
換性も増大することになる。
第23図(A)、(B)は磁気ヘッドの他の構造例を説
明するもので本実施例にあっては磁気ヘッド124とし
て所定間隔すだけ離して1組ずつの磁気コア半休125
 、128を配置し、ヘッド台127に増刊けである。
コア半休125 、126の厚みaは50grnテ、間
隔すは2.5mmであり、それぞれセンダストから成り
ギャップG=0.1 gmでガラス溶着しコイル128
を巻線窓129を利用して取付けである。
このような構造の磁気ヘッドを用いると、第20図(B
)に示すような記録を行なった場合、コア半体125側
でトラック[0〜19]まで、他方のコア半休12Bで
トラック[20〜39]までの記録、再生を受持たせる
ことができる。
従ってこのような磁気ヘッド124を用いると40本の
トラックを記録、再生するにはパルスモータ8によりヘ
ッド台12を20ステップ動作させれば全てをカバーす
ることができる。
この場合にはカム26の段数は20段で良いことになる
例えば−個のコアしか持たない磁気ヘッドの場合はトラ
ック[O〜20]まで変化させたい場合の時間を計算し
た場合パルスモータの速度特性は3msで1トラック分
であるため20X 3ms=60msとなる。
また、20番目のトラックに磁気ヘッドが到着してもパ
ルスモータ8は急に止まらず、わずかに振動しているた
め、停止にするまで待ってから記録、再生する必要があ
る。従ってほぼ70m5後でないと記録、再生を開始で
きない。
一方、第23図に示したヘッドを採用すると、トランク
[0]を記録再生後、待時間なしですぐにトラック[2
0コに記録、再生することができる。
さらに1個のコアを持つヘッドで[0〜39]のトラッ
クに対する記録、再生は3ms X 39+ 10(待
時間)=127ms必要であるのに対し第23図に示し
たヘッドの場合は3ms X 19+10 (待時間)
=67msであるため、60m5の差が生じ、高速化か
実現できることが分った。
続いて本発明になる磁気ディスク装置に適用される磁気
ディスクカセットについて説明する。
カセット93は第25図に示すように上下のカセットハ
ーフ130 、131から成り、両者間にセンターハブ
95を有する磁気ディスク94か収容される。各カセッ
トハーフはセンターハブ95が嵌合される透孔132を
有し、ヘッドウィンド133がそれぞれ形成されている
また符号134で示すものは矢印でカセット装着方法を
示し、符号135で示すものはプログラム名などを記入
するラベル13Bが貼着される凹部である。
また符号137 、138で示すものはピン7の上端の
突起7aが嵌合される位置決用の孔である。
ところで符号138で示すものは上下に合わされたカセ
ットハーフ130,13+の外側に嵌合されるシャッタ
で、断面がコ字状に形成されており、カセットの外側か
ら挟むようにして摺動自在に嵌合される。
シャッタ139の一端にはカセットハーフ130側の上
面に形成された溝140中に摺動自在に嵌合される突片
141が形成されている。
また、突片141と対向した状態で内側に向って折曲部
142が形成されている。
この折曲部142は上下のカセットハーフに形成された
溝143,144中に嵌合され、シャッタ138を案内
する。
また、下側のカセットハーフ131の溝144の内奥端
にはピン145が突設されており、このピン145と前
記折曲部142との間にはスプリング148が張架され
ており、カセットハーフの中心部に向ってシャッタ13
8を引寄せる力を与えている。
尚、カセットハーフ130 、131の溝143 、1
44の側縁に沿って折曲部142を導くための一段低い
段部147がそれぞれ形成されている。
各カセットハーフ130 、131の外側面にはシャッ
タ139が接する四辺形の凹部148が形成されている
また、149で示すものはシャッタの抜は止めである。
また符号150で示すものはカセットをカセットガイド
87内に挿入する時カセットガイド87の入口端に突設
されたシャフタをカセット挿入時に開くための折曲部8
7.dを通過させる溝である。
この折曲部87dは第28図に示すようにカセット装着
時においてシャッタ138の端縁IHaに接触し、ヘッ
ドウィンド133を閉じた状態にあるシャッタ139を
開く。
シャッタが閉じている状態を第26図(A)。
(B)に示し、開いた状態を第26図(C)。
CD)に示す。
本発明になる磁気ディスク装置に用いられる磁気ディス
クカセットは以上のように構成されているため、装置側
のカセットガイド内に挿入するだけで常時閉じた状態に
あるシャッタを自動的に開き、磁気記録再生を確実に行
なうことができる。
[効 果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、磁気
ヘッドを移動させるカムと一体に突起を設け、このカム
によって作動されるレバーを設け、このレバーの作動に
よりセンサを作動させる構造を採用しているため、レバ
ー比を利用してレバーの一端の動作を数十倍に拡大する
ことができ、極めて簡単な構造により極〜めて高精度に
トラックの最外周位置を検出する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するもので第1図はディス
クおよびヘッド駆動機構の分解斜視図、第2図はヘッド
駆動機構が装着された状態のシャーシの斜視図、第3図
は第2図のA−A線断面図、第4図は第2図のB−B線
断面図、第5図(A)はヘッド台の一方の軸受構造を示
す断面図、第5図(B)は軸受構造の他の例を示す断面
図、第5図(C)はヘッド台の他方の軸受構造を示す断
面図、第5図CD)は第5図(C)のC−C線断面図、
第6図、第7図はカムの構造およびトラック最外周位置
検出機構の構造、動作を示す説明図、第8図はカセット
装着機構の分解斜視図、第9図は組立てた状態のカセッ
ト装着機構の斜視図、第10図はカセットを挿入直後の
カセット装着機構の断面図、第11図は完全に装着され
た状態のカセット装着機構の断面図、第12図(A)〜
(q)はカセット装着動作時におけるーーラの動作を示
す説明図、第13図はカセット下降前におけるカセット
装着機構の断面図、第14図はカセット下降後における
カセット装着機構切断面図、第15図はカセット装着機
構とシャーシとの関係を示す斜視図、第16図はカセッ
ト装着機構を取付けた状態のシャーシの斜視図、第17
図は制御回路を搭載した基板の配置を示す説明図、第1
8図は基板を取付けた状態のシャーシの側面図、第19
図(A)は制御回路のブロック図、第19図(B)はメ
ディアの回転数と再生出力との関係を示す線図、第20
図(A)は磁気ディスクのトラックの説明図、第20図
(B)は粗に記録したトラックの説明図、第20図(C
)は密に記録したトラックの説明図、第2−0図(D)
は本発明が採用した記録方式の説明図、第21図(A)
〜(C)は第20図(B)〜(D)に示す記録状態にそ
れぞれ対応する再生出力特性を示す線図、第22図(A
)は磁気ヘッドの平面図、第22図(B)は第22図(
A)のD−D線断面図、第23図(A)は磁気ヘッドの
他の構造例を示す平面図、第23図(B)は第23図(
A)のE−E線断面図、第24図(A)、(13)はト
ラック位置決め機構の詳細を説明する断面図および説明
図、第25図は磁気ディスクカセットの分解斜視図、第
26図(A)、(B)はシャッタが閉じた状態のカセッ
トの平面図および側面図、第26図(C)。 (D)はシャッタが開いた状態の平面図および側面図、
第27図は第26図(A)のF−F線拡大断面図、第2
8図はシャックの開放動作を説明する斜視図である。 20・・・回転軸 26・・・カム 27・・・ギヤ 59川円盤 59a・・・突起 61・・・レバー 62・・・センサ 93・・・磁気ディスクカセット 94・・・磁気ディスク 第11図 第13図 石飄蟻メチ紮7回に叛□ 第19図(A) 第20図(A) 第20図(B) 第21図(A) 第21図(B) L+ N−1+Vl準−J ど望μセ立肱L− 第21図(C) rヨ15m4沖t− 第22図(A) 第22図(B) / 18 第23図(A) 第23図(8) 第26図(A) 照 第26図(B) +4’/ lj日 第26図(C) 照 第26図(D) +41IJ!=1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気ヘッドを移動させるカムと一体の突起を設け、この
    突起と係合するレバーを設け、このレバーの動作により
    オンオフするセンサを設はトラック最外周位置を検出す
    るようにしたことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP21597483A 1982-04-29 1983-11-18 ディスク装置 Granted JPS60109062A (ja)

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JP21597483A JPS60109062A (ja) 1983-11-18 1983-11-18 ディスク装置
US07/409,985 US4959740A (en) 1983-11-18 1989-09-19 Disc recording and/or reproducing apparatus including means for minimizing the effects of temperature changes
US07/721,924 US5245490A (en) 1983-11-18 1991-06-21 Disc recording and/or reproducing apparatus including a head positioning mechanism having a spiral cam for positioning a head at a reference position
US08/107,201 US5319510A (en) 1983-11-18 1993-08-03 Disc recording and/or reproducing apparatus
US08/101,711 US5309624A (en) 1983-11-18 1993-08-03 Method of making a disc recording and/or reproducing apparatus
US08/727,215 US5831789A (en) 1982-04-29 1996-10-08 Disc recording and/or reproducing apparatus having a disc cassette loading/discharging mechanism with a lock member responsive to a cassette insertion to unlock a sliding member

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53132312U (ja) * 1977-03-26 1978-10-20
JPS5476121A (en) * 1977-11-29 1979-06-18 Toshiba Corp End switch

Patent Citations (2)

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