JPS60109003A

JPS60109003A - 磁気ディスク装置

Info

Publication number: JPS60109003A
Application number: JP21596283A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Nishikawa; 達夫西川
Original assignee: Canon Electronics Inc
Current assignee: Canon Electronics Inc
Priority date: 1983-11-18
Filing date: 1983-11-18
Publication date: 1985-06-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［技術分野］本発明は磁気ディスク装置に係り、さらに詳しくは磁気
記録再生特性および信頼性の向上を図った磁気ティスフ
装置に関するものである。

［従来技術］磁気ディスクに対し磁気記録を行なう場合には磁気へン
トのギャップ側を磁気ディスクが通過する速度には影響
されずに記録できる。

しかし再生時には磁気ディスク上の記録情報が磁気ヘッ
ドのギャップ面を通過する速度に比例して再生出力か増
減する。

ところが、従来においては、記録、再生の両方の場合に
同一の速度で磁気ディスクを回転させていたため、再生
効率か極めて悪かった。

［目　的］本発明は以」二のような従来の欠点を除去するために成
されたもので、磁気ディスクの回転速度を再生時には記
録時の数倍の速さにして再生出力を向」ニさせるととも
に信頼性を著しく高めた磁気ティスフ装置を提供するこ
とを目的としている。

［実施例］以下、図面に示す実施例に基づいて未発明の詳細な説明
する。

本発明になる磁気ディスク装置ζＬはシャーシ１を基準
として組立てられている。−シャーシ１は左右の側板２
，２を有するコ字状の枠体として構成されており、各側
板２，２の対向する位置には上側縁から下方に向かって
ガイｌ”１ｉｌｆｆ　３　、３か形成されている。これ
らガイド溝３，３中には後述するカセットガイド側から
突設されたローラが嵌合される。

また、カイト溝３，３間において側板２．２の対向する
位置には水平な状態でガイド孔４が形成されており、側
板２．２の手前側の側縁には同じく水平な状１ムでガイ
ド溝５か形成されている。これらガイド孔４．ガイド溝
５中には後述するスライド枠のガイドローラか嵌合され
る。

一方、シャーシ１の底板６上には所定の配置をもって３
本の位置決めビン７が突設されている。

これらのビン７は後述するカセフトの上下方向の位置決
めを行なう。

シャーシの底板６上の一端側には磁気ヘッド移動の駆動
源となるパルスモータ８かスタンド８ａ、８ａを介して
固定されており、その近傍には底板６を切り起こした突
片９か突設されている。突片９には透孔１０が形成され
ており、この透孔ｌＯと対向した状態で一方の側板２に
は透孔１１が形成されている。これら透孔１０，１１を
利用して後述するヘンド取伺台が案内されるガイド軸１
２が横架される。

また、シャーシ１の手前側におし）て、側板２．２間に
１−１ニガイド軸１２と平行にもう１本のガイド溝−１
３が横架されている。

一方、ＭＱ　記パルスモータ８の下側にはその出力軸に
ドライブギヤ１４が固定されており、このドライブギヤ
１４は底板６」二に回転自在に軸承されたキャー１５と
ｌｌＩＱ合している。

底板６のほぼ中央部には透孔１６が形成されており、こ
の透孔１６には磁気ディスクの回転駆動機構を軸承する
ポス１７か取伺けられる。

ホス１７は第３図に示すようにその中央９３の外周にフ
ランジ−１７ａを有し、このフランジ１７を底板６の上
面に重ね、ポス１７の下部を透孔１６中に嵌合させ、ね
じ１８によりフランジ１７ａを介して固定される。

このボス１７内には上下１絹のべ′アリフグ１９．１９
を介して回転軸２０が回転自在に軸承される。上下のヘ
アリング１９間にはカラー２１が配置される。各ベアリ
ング１９．１９の外輪はポス１７に圧入されている。

回転軸２０の上端にはカプラ２２が固定されている。カ
プラ２２は磁気ティスクカセントのセンターハブに嵌合
されるもので、そのフランジ２２ａには位置決め川のピ
ン２３か昇降自在に嵌合されている。

ピン２３の下端はフランジ２２ａの下側において、板ば
ね２４の自由端側に固定されており、常時突出する方向
への移動習性が与えられている。

このカプラ２２の下面と上側のヘアリング１９の内輪と
の間にはスプリング２５が弾装されており、内輪を下方
に押圧することにより、外輪との間に相対的な位置ずれ
を生じさせ、内外輪とボールとの間の均一な接触を生じ
させ、内外輪のガタをなくし、回転軸２０の振れか生し
ないようにしている。

ポス１７にはカム２６を北側にした状態でギヤ２７かポ
ス２８を介して嵌合固定されるが、ギヤ２７は前記キャ
１５と噛合され、パルスモータ−８の回転をカム２７を
介してヘッド側へ伝達する。ポス２８の外側には緊縮用
のワッシャ２９が嵌合され、カム２６等の抜は止めが施
されている。

一方、符号３０で示すものはヘッド台で、細長い板状に
形成されている。ヘント台３０の一端はリニアベアリン
グ３１を介して前記ガイド軸１２に摺動自在に嵌合され
ている。

ヘッド台３０の他端はもう一つのガイド軸１３によって
摺動自在に案内されている。

即ち、ヘッド台３０の自由端側には第５図（Ｃ）に示す
様に下方に向って円型形状のローラ３２を回転自在に軸
承する軸３３か突設されている。この軸３３とローラ３
２との間にはスプリング３４が弾装されており、ローラ
３２に対し上方への移動習性が与えられている。

また、軸３３はねじ３５によってへ・ンド台３０側に固
定されているがこのねじ３５によってへ。

１台３０の上側には板ばね３６の一端が固定されている
。

この板はね３Ｇによって」二τＩＩ＋を覆われたべ・ン
ド台３０に形成された開口部３Ｏａ内にはカイト軸１３
と直交した状態でローラ３７か回転自在に嵌合されてい
る。

従って、カイト軸１３は円型形状のローラ３２の斜面と
ローラ３０との間で弾性的に挾持されており、カイｌ”
　Ｍｌ＋　１３に対し摺動自在に取付けられている。

この様にヘッド台３０の移動を案内する１１１１１２．
１３はリニヤベアリングとローラによる回転摩擦を利用
した軸受は部材を介しているためｊ￥擦がイタめで小さ
く、すべり摩擦を利用した軸受けと比較するとはるかに
スト−スにヘンド台を移動させることができる。

従って、パルスモーク８は小型で低電力の安価なモータ
か使用できる。

もっともｆ５５図（Ｂ）に示す様にガイＦ軸１２の案内
を滑りｊγ擦を利用した軸受は部材３８によって行なう
様にし、かつ軸受は部材３８の材質として高価だが一玲
耗性に極めてすくれた材料、例えばルビー等を使用すれ
ば同しくパルスモークとして安価な物を使用できる。

また、ヘンド台３０と突片９どの間にはスプリング３９
が張架されておリヘンド台３０に対し回転軸２０側への
移動習性を与えている。

このヘンｌ”台３０は前記カム２６の上側に配置４され
ており、へ・ンド３０の裏面にはレバー４０の一端かね
し４１により回動自在に軸承されている。

このレバー４０の他端側とヘッド台３０との間にはスプ
リング４２が張架されており、し八−４１に対し第１図
中反１１！を針方向の回動習性を与えている。

このレバー４１の下面にはビン４３を介してローラ４４
か回転自在に軸承されており、このローラ４４は前記カ
ム２６のカム面に接している。

ところで、前記カム２６は第６図に示す様に全体として
渦巻き状でかつ多数個の鋸歯状のカム面を持っており、
鋸歯状のカムＲ１（１士例えは磁気ディスクのトランク
数を４０とした場合にはこれに対応した４０個のカム部
を有する。

そして、第６１Δに於て２３’　”’ｆ　ＲＯで表わす
半径が最大半径でＲ３９で表わす半径が最小の半径とな
る様に各カム部は設定されており、磁気ディスクのｆ＆
外周のトラックから最内周のトランクまで磁気ヘッドが
移動できる様になっている。

このカムを回転させるものはパルスモータ８てあり、そ
の回転がギヤ１４，１５．２７を介して伝達される。

実際にはパルスモータ８に対し、駆動用のパルスを１個
入力するとパルスモータ８は１８°回転する様に設定さ
れており、正位相のパルスを加えるとモータは、右回４
’ｚｉ　Ｌ、逆位相のパルスを加えると左回転する。

また、パルスモーク８が１８°回転するとギヤ２７か６
６回転する様に各ギヤ１４，１５．２７のギヤ化が設定
されており、この６°の範囲内に於て半径かＲＯ〜Ｒ３
９のカム部が４０個形成されている。

従って、カムが６°回転するごとに磁気ヘットは１トラ
ック分だけ移動する様になり、具体的な移動量は０．１
２ｍｍであり、４０トランク全てを合計した幅はほぼ　
５ｍｍである。

一方、ヘッド台３０の長手方向の途中に突設された折曲
部３０ａには第２４図に示す様に調節ねし４５か螺合さ
れている。

この調節ねじ４５の先端はｆｉｆＪ２４図（Ａ　、　Ｂ
）に示す様に前記レバー４０の自由端側の側縁に形成さ
れた折曲部４０ａに接しており、し八−４１の位置を調
節する事ができる。

また、ヘント台３０の長手方向の途中には長方形の開口
部３０ｂが形成されており、この中には支持部材４６を
介して磁気ヘッド４７が配置されている。

支持部材４６の一端と開口部３０ｂの一端に突設された
突片４８との間には円弧状の板ばね４９が弾装されてお
り、開口部３０ｂの他端側に突設された突片５０に螺合
された調節ねじ５１の先端−は前記支持部材４６の前記
スプリング４９と反対側の側縁に接している。

従って、調節ねじ５１を回せば、支持部材４６の位置を
調節でき、磁気へラド４７の位置を調節する事ができる
。

この調節ねじ５１により、磁気ディスクの中心に対して
磁気ヘッドの中心を正しく調節する１（ができる。

調節ねし５１によりその位置を正しく調節した後、支持
部材４６をねじ５２を介してヘッド台３０に対し完全に
固定すれば良い。

ところで、ヘッド台３０のガイド軸１２側の端部にはブ
ラケット５３，５３が突設されており、これらブラケッ
ト５３を利用してバントアーム５４の一端がピン５５を
介して回動自在に軸承されている。

ピン５５にはねレリコイルはね５６が巻装されており、
バットアート向への回動習性を与えている。

バットアーム５４先端は磁気ヘッド４７の上方へ延ひて
おり、先端部には磁気へンド４７と対応して調節ねし５
７が螺合されており、その下端には磁気ディスクを押さ
えるためのパッド５８が設けられている。

従って、ねじ５７を回転させればバット５８と磁気へ７
　ト４　７との間の平行度及びバット圧力を調節する事
ができる。

一方、ギヤ２７の下側には制御板５９が一体的に設けら
れており、その一部には突起５９ａが突設されており、
この突起５９ａの）＾部には切欠部５９ｂが形成されて
いる。

そして、制御板５９の側方において底板６−１−にはピ
ン６０を介してレバー６１か回動自在にｆｉｊｂ承され
ている。このレバー６１の一端には所定間隔離して突起
６１ａ，６１ｂが形成されており、これら突起６１ａ，
６１ｂは常時制御板５９の外周面に接している。

レバー６１の他端側は細長く形成されており、底板６の
手前側の端縁に形成された切欠部６ａの上側を閉塞する
位置へ臨まされている。そして、切欠部６ａに臨んで、
センサ６２が配置されている。このセンサ６２は例えば
発光素子と受光素子とからなり、常時レバー６１の一端
の下面からの反射光を受光し、レバー６１の存否を監視
している。

ところで、レバー６１の取伺位置と、突起５９ａ，およ
びカム２６の最大半径ＲＯのカム部との間には次のよう
な関係がある。

即ち、ローラ４４が最大半径ＲＯのカム部に達したとき
、突起５９ａがレバー６１の突起６１ｂと係合し得る位
ｙ１関係に設定されている。

従って、第６図に示すようにローラ４４か半径ＲＩのカ
ム部にある時にはレバー６１の突起６１ｂは突起５９ａ
と接してはおらず、レバー６１の一端はセンサ６２の」
一方を閉塞した状態にある。

この状態では突起６１ａ，６１ｂは制御板５９の周面に
接しており、レバー６１は回動することがない。

ところが、カム２６がパルスモータ８により、１ステッ
プ余分に回転されると、ローラ４４は最大半径ＲＯのカ
ム部に乗り上げることになり、磁気ヘッド４７はヘッド
台３０と共に最外周トう・ンク位置に対応することにな
る。

この時には第７図に示すように突起５９ａかレバー６１
の突起６１ｂに接し、し／＜−６１は図中反時計方向に
回動され、突起６１ｂは切欠部５９ｂ中に嵌入する。そ
して、し／＼ー６１の一端はこの時、第７図に示すよう
にセンサ６２の」二側から離れ、センサ６２はオフとな
り、磁気へ・ントか最外周トラックに達したことが検出
される。

従って、最外周ｌ・ラックをＯトランクとし、この位置
を上述した機構により確実に検出し得るようにしておき
、電源オン時において必ず、磁気ヘッドがこの位置に至
るように設定しておけば、スタート１寺におけるへ・ン
ド位置はＯトラ、、りと一致し、この位置からパルスモ
ータ８に対する，＜ルスを通電すれば、５パルスなら５
トう・ンク１−１。

１０パルスなら１０トラツク目に・＼、ンドが移動する
と言うようにトラック位置を自由に選択できる。

これらのパルス入力に対して磁気ベントが現在どの位置
にあるかはデジタル処理系のメモリ内に記憶しておけは
よい。

ところで、制御板５９とレバー６１との間の諸元は具体
的に次の如きである。

即ち、第６図に示すように制御板５９の半径Ｒ＝１５ｍ
ｍ、１ステップの回転角α＝６°　とすると制御板５９
の周縁の移動距離δ＝ｔａｎＥｉ°Ｘ１５ｍｍ＝１・１
３　ｍｍである。

また、レバー６１のピン６０から先端まての距離Ｂ＝５
ｍｍ、ピン６０から後端まての距畠１１Ａ−１３ｍｍ、
　レバー６１の後端の移動距９＋＋Ｉをδｌ　１回転角
をα′とすると、 α′＝　１５１５　Ｘ６　’　＝　１８’、６１′−、
ｔａｎ　１８°Ｘ　１３ｍｍ飄４．２ｍｍとなる。

従って、制御板５９の周縁は１．６ｍｍ回転するとレバ
ー６１のレバー比は３であるためレバー６１はほぼ１８
６回ｌＩＩ云する。

この結果、レバー６１の外方端は４．４１１＋＋ｕ　１
ｊｌ動され、センサ６２の大きさを３ｍｍとすると十分
にセンサ面の開閉を行うことかできる。

勿論、センサ６２自身の感度をアンプすれは突起５９ａ
自身の１．６ｍｍ程度の移動は充分に検出できるか上述
したようなレバーを用いることにより簡単で安価に制御
板の移動の検出を行うことができる。

このようなし／ヘーを用いると制御板６１．従ってカム
２６の回転を他の部品が存在しない外側で検出できるた
め場所的な制約を受けにくい検出機構を得ることができ
る。

ところで回転軸２０の上端に設けられたカプラ２２には
磁気ディスクカセットが装着される。

この磁気ディスフカセントはセンターハブの部分を除い
てほとんとか合成樹脂性である。

一方、磁気ディスクの駆動機構側はほとんどか金属性で
あるため熱膨張による影響が生しる。

その詳細は次の如くである。

すなわち、第２４図（Ａ）において、回転軸２０の中心
から磁気ヘッド４７の中心、すなわちあるトランクまで
の距離を１１とし、センターハブ６３の周縁と回転軸２
０の中心間の距離をで２、センターハブ６３の周縁から
トう・ンクまでの距Ｎ［を１３とすると、ｆ２の部分は
金属、ＩＩ３の部分は合成樹脂であり、具体的にＩＩ　
１＝　２０ｍｍ。

４２＝８ｍ口とすると１３は１２ｍｍとなる。

一方、駆動側において回転１ｈｌ１２０の中心からトラ
ックまでの１Ｙ１４　＋（Ｊをり、とするとその内容Ｃ
ま１司転軸２０の中心からポス２８の周縁までの距離Ｌ
２、ポス２８からカム２６の周縁までの距離Ｌ３．　カ
ム２６の周縁からトランクまでの＆ｌｉ　！！＋１１Ｌ
４の合旧となり各部は金属から構成されて１．する。

そこで、Ｌ２　＝８ｍｍ　、　Ｌ４　＝　１．５ｍｍと
するとＬ＋＝２０ｍｍであるからＬ３　＝２０　８−１
．５　＝１０．５ｍｍである＠今、温度２５°ＣにおいてＬＨ，Ｊ２を間の誤差を本と
してセ・ントした場合、温度が２０°Ｃ上昇して４５°
Ｃとなった場合には次のような結果となる。

すなわち金属の線１膨張係数を１ｆｉＸ　１０−　ｍｍ
／　°０、合成樹脂フィルムの線膨張係数を１７Ｘ　Ｉ
Ｑつｍｍ／　°Ｃとするとｊ２　ｔ　＋　Ｌ＋はｊｌ（
１＋αｔ）−６にあて６士めると次のようになる。

１１　＝で２＋で３＝　（８＋　８　ｘ　２０ｘ　１ｅ
Ｘ　ｌｏ弔）＋　（＋２＋１２Ｘ２０Ｘ１７Ｘ１０う）
＝　２０’、０４３　ｎ＋ｍＬ　１＝　Ｌ　１＋　Ｌ２　＋　Ｌ３：　（ａ＋　ａ　Ｘ　２０Ｘ　１ｅｘ　＋ｏ−）＋　（
１，５＋１．５　Ｘ２０Ｘ１６ＸＩＯモ）＋　（１０，
５＋　ｌｏ、５Ｘ　２０Ｘ　１６Ｘ　１０℃）＝　２０
．００６＋ｎ＋ｎすなわち温度か２０°Ｃ」二ＲするとＬｌとで１の差は
２０．０４３−２０．０ＯＥｆ　＝　３７　ｐ、　ｍ狂
ってしまｌ／）、磁気ティスフ上の情報を正確に読出す
ことかできなくなる。

そこで本発明においてカム２６の材質を磁気ディスク６
４とほぼ同じ線膨張係数を持つ合成（胴脂から構成する
とＬｌは次のようになる。

Ｌ　１＝　（８＋　８　Ｘ　２０Ｘ　ｌｅＸ　ＩＱう）
＋　（１，５＋　１．５Ｘ　２０Ｘ　１８Ｘ　ＩＱ″３
）＋　（１０，５＋　ｌｏ、５Ｘ　２０Ｘ　１７Ｘ　１
０ろ）−２０，０３８ｍｍすなわちカムの材質をかえることによりり、とｊ２＋０
）差は２０．０４３−２０．０３８　＝　５８Ｌｍ　、
！：　ｔ　ル。

従って熱膨張による影響を十分に減少させることができ
る。

本発明においては磁気ヘンド４７とローラ４４の中心位
ｊ６を調節ねじ４５によって位１値決めできる構成とさ
れている。

そこで、顕微鏡などにより磁気ヘンド４７の位置を見な
がらり、を正確に２０ｍｍにセラ１できる。

第２４図（Ｂ）に磁気ヘンドとローラ４４の中心の位１
６が６分だけふれたことを示しである。

また、カム２６が回転できるようになっているため第２
４図（Ａ）に示すようにボス１７とボス２８との間には
δ２だけの隙間がある。

従って、カム２６が回転するとボス１７．２８間の隙間
δ１　、δ２が絶えず変化してその変化が直接Ｌ′ｌに
影響を与える。

この影響を除去するために本発明においては磁気ヘッド
側のボス１７．２８間の隙間δ１を絶えず零にするため
、ヘンド台３０と突片との間にスプリング３９を張架し
ヘッド台３０を常時ボス２８側へ引きつけ、かつスプリ
ング４２により片側に圧接し磁気ヘッド位置がトラック
から狂わないようにセットしている。

一方、回転軸２０はシャーシ１の下方にまで伸びており
、シャーシ１の下側に］仙定されたプリント基板６５側
との間でモータを構成する部材が取イ・ｊけられる。

すなわち、プリント基板１の下面にはコイル６５ａが半
田伺は固定されている。

一方、回転軸２０の下端にはボス６６が固定されており
、このボス６６にはねし６７により皿状のヨーク６８と
ギヤ６９とが固定されている。

そしてヨーク６８の上面にはコイル６５ａと対向した状
態でリング状の永久磁石７０が固定されている。

さらに、ヨーク６８の外周にはヨークが１回転するとパ
ルスを１発発生する無反射板７１が固定されており、こ
れを検出するためのセンサ７２がプリント基板６５側に
固定されている。

ヨーク６８はニッケルメンキなどが施されているため発
光素子と受光素子とから成るセンサ７２は無反射板７１
を確実に検出でき、この信号をインデンクス信号として
利用できる。

一方、符号７３で示すものはセンサでプリント基板６５
側に固定されており、永久磁石７４とこれに連続するヨ
ーク７５を有し、ヨーク７５は第３図に示すようにギヤ
６９の近傍に臨まされている。

なお、第１図及び第３図において符号７６で示すものは
ＬＳＩなどの電子部品、符号７７で示すものはプリレｌ
−）、’；、板６板金５ャーシ１に固定するだめのねじ
である。

ところで、ギヤ６９は鉄系の材料で大直径のものとして
形成されており、前記ヨーク７５に対し歯先が近づくと
磁束変化が生じセンサ７３側のコイルに電流が流れ、こ
れを信号として取出すことができる。

上述したコイル６５ａと永久磁石７０側とで磁気ディス
クを回転させるためのモータを構成している。

ところで、このモータは１回転を２００ｍ５で回転する
ように設定しである。

そしてこの２０Ｑｍｓの１回転中に一定速度でぶれるこ
となく回転できるように２００ｍ５内を細かく分割して
正確な回転制御を行えるようにしである。

すなわち、ギヤ６９の直径を５０ｍｍとし、モジュール
を０．２５とし、歯数を　２００としであるため、　２
００ｍ５÷２００　＝　１ｍｓの間隔でセンサ７３によ
る回転変化を監視している。

また、プリント基板６５は薄い絶縁体の基板であり鉄製
のシャーシ１に対し固定されており一体的に設けられた
コイル６５ａに通電することにより発生する磁束はシャ
ーシ１とヨーク６８間で形成される磁気回路を通り永久
磁石７０．従ってヨーク６８．ギヤ６９が回転される。

このようにプリントノ、（板６５を鉄製のシャーシ１に
固定することにより永久磁石とシャーシ間の間隔を狭く
することが１１丁能となり、磁気回路の効率は向」ニす
る。

さらにシャーシｌを鉄系のプリン（・板により作るとモ
ータを構成するプリント基板６５の厚み分だけモータ部
分の厚みを小さくでき１部品点数も少なくすることがで
きる。

ところで、永久磁石７０はシャーシ１側へ吸Ａされる力
が与えられているため下側のヘアリング１９の内輪がポ
ス６６により−Ｌ方へ押圧されているためベアリング１
９のガタを吸収し上側のヘアリング１９とＪいこ回転軸
２０の［、れ゛を防１Ｆできる。

一方、シャーシ１側に固定されているホス１７はシャー
シ１に対する固定８１（を基準に内外径を同時に機械加
工しであるため内外径は１〜２ｐ、ｍ程度で加工できる
。

この加工貯１１臭と前記ベアリング１９のガタの吸収に
より回転１ｈｌ１２０の振れはポス１７をも含めて５ル
ｍ以内に維持することができる。

以上で駆動機構部の説明を終わり、続いてカセント装箔
機（ＩＩ〜ｒｆｌ＋の説明を行なう。

カセント装着機構は第８図〜第１６図に示すような構造
を採用している。

すなわち、図において符号７８で示すものはスライド枠
て下方及び前後が開いた枠体として形成されている。

このスライド枠７８の両側面にはローラ７９か回転自在
に軸承されており、これらローラ７９は前記シャーシｌ
の両側板２，２に形成された水平な長孔４中に摺動自在
かつ回転自在に嵌合されている。

このスライド枠７８の左右の上端部の角部には開口部７
８ａが形成されており、この開口部７８ａの」二側を通
り、スライド枠７８の」−面から一体的に突片７８ｂか
突設されている。この突片７８ｂとシャーシ１の側壁に
突設された突起２ａとの間にはスプリング８０が張架さ
れている。

従ってスライド枠７８はシャーシｌから手前側に突出す
る方向への力が一領えられている。

スライド枠７８の両側板の下端に突設された突片には、
ローラ８１か回転自在に軸承されておりこのローラ８１
を介してシャーシｌ上を摺動自在に移動できる。

スライド枠７８の一端に突設された突起７８　ｃには、
押しホタン８２か固定される。

さらにスライド枠７８の左右の側板には傾斜した長孔８
３か２ケ所平行に形成されている。

このスライド枠７８の左右の内側面には、スライド板８
４か摺動自在に配置されている。

スライド板８４は長方形状に形成されており、その下端
は、ンヤーシ１の底板６上に接する前記ローラ８１の小
面（革のＩｈ１１部８１ａに接して５ｓる。

このスライド板８４の上端には突起８４ａが突設されて
おり、この突起８４は前記スライド枠７８の開口部７８
ａ中に嵌入し、カイトの役目を果している。

、また、スライド板８４の先端部には内側に向つて屈曲
する折曲部８４ｂが形成されている。

さらに、スライド板８４には、前記スライド枠７８の長
孔８３とほぼ対応した位置において、はぼＬ字状の開口
部８５が形成されている。

スライド板８４の先端部の内側には突片８４ｃか突設さ
れており、この突片８４ｃとスライド枠７８との間にＩ
ｆ、スプリング８ｂ７５弓艮架されている。

ところで、スライド枠７８の下側には、カセットガイド
８７が配置されている。

カセットガイド８７は偏平な枠体として形成されており
、その左右には、カセットの案内となるレール部８７ａ
が形成されている。

また、カセットガイド８７の左右には突片８８か突設さ
れており、・各突片８８には、ビン８９が突設されてお
り、これらピン８９にはローラ９０が回転自在に軸承さ
れている。

各ローラ９０は、前記スライド板８４．スライド枠７８
の開口部８５．長孔８３中に回転自在に嵌合されている
。

また、カセットカイＩ・８７の上面の中央部には、開口
部８７ｂか形成されており、この開１コ部８７ｂをまた
いだ状ｙ１ｉ：；で枠体９１か一体的に設けられており
、この枠体９１には、ハブ押え９２か数句けられている
。

また、開口部８７ｂの側方には、磁気へ、ドが嵌入する
開口部８７ｃが形成されている。

以」二、説明したスライド′枠７８．スライド板８４、
カセッＩ・カイＩ：８７の３部材からカセット装着機構
が構成されている。

続いて、この方セット装’Ｉｆ　＆２４１’）の動作に
ついて説明する。

磁気ディスフカセント９３か装着ごれる１１１Ｊにおい
てはスライド枠７８は、スプリング８０の引張力により
、第８図、第１３図中右側に移動している。

この状態にあっては、ローラ９０は、カイト）１１５３
内にあり、かつ第１３図にポすように長孔８３の上端部
に位置し、かつＬ字状の開口部８５の段部８５ａ」二に
位置している。

すなわち、ローラ９０は、ガイド溝３．長孔８３、開口
部８５によって規制された状態にある。

また、スラ・ｒド板８４もスプリング８６によって、第
１３図中右側に引かれた状ｙハ；にあり、カセットカイ
ド８７は段部８５．ａで規制される」一方に位置した状
態でカセットを受入れる体制にある。

この状態て、カセット９３をカセットガイド８７のレー
ル部８７ａ中に嵌合させると、カセット９３はこのレー
ル部８７ａに案内されて、奥まて導かれてゆく。

やがて、カセット９３の先端は、スライド板８４の先端
の折曲部８４ｂに接触し，スライド板８４を、スプリン
グ８６の引張力に抗して、前方に移動させる。

すると、スライド板８４の移動に伴い、開［コ部８５も
移動するため、第１２図（Ａ）、（Ｃ）に示すように、
ガイド溝３中でかつ開口部８５の段部８５ａに位１１ソ
していたローラ９０は、開口部８５の垂直部側ヘシ゛Δ
ちることになり、第１２図（Ｂ）、（Ｄ）に示すように
、カイト溝３、開口部８５の垂直部の下方へと導かれる
。

すなわち、カセット９３は、カセットガイド８７と共に
下方に移動する。

ところで、このカセットの挿入動作により、ローラ９０
は第１２１２（Ｅ）に示すように、長孔８３の上端部に
位置していた状態から、同図（Ｆ）に示す長孔８３の下
部に移動する。

この移動時には、ローラ９０が長孔８３の右側の側縁を
押すため、スライド枠７８は、第１４図に示すように所
定圧Ｒｈ右側に移動される。

このようにしてカセット９３と共にカセットカイト７ａをもつピンの突起７ａがカセット９３の位置決め孔
９３ａ中に嵌合され、突起７ａを持たないピン７の−に
端はカセットの下面に接してカセットの支持と位置決め
を行なう。この状態を第１１図に示す。

この時には第１１図に示すようにカプラ２２が磁気ディ
スク９４の中央部にあるハブ９５に嵌合され、ピン２３
がハブ９５に形成された位置決め孔９６中に嵌合される
。またハブ９５の」二面は／＼ブ押え９２により押えら
れる。

この装着動作は回転軸２０が回転されている状態で行な
われる。

カセット９３がこのようにしてセントされると、磁気記
録，再生が行なわれる。

一方、カセット９３を取り出したい場合には押、しポク
ン８２を押せば、スライド枠７８か前進する。すると、
傾斜した長孔８３の周縁がローラ９０を押すため、ロー
ラ９０は押し上げられ、カセットカイト８７も押し上げ
られ、元の位置にもとる。

カセッ（・カイト８７か」二昇し、ローラ９０も」二昇
すると，開１コ部８５の上方に位置するため、スライド
板８４はスプリング８６の引張力により第１３図に示す
ように右方に移動し、ローラ９０は開口部８５の水平部
に移動した状態となり段部８５ａ上に乗る。このスライ
ド板８４の動作によリ、折曲７ｉ１１８４　ｂかカセ、
　ｌ−９３を押すため、カセット９３はカセンＩ・カイ
ト８７の端部から手前側へ押し出され、取り出すことか
できる。

ところで、スライド枠７８．スライド板８４゜カセット
カイト８７は第１５図ｔこ示すように組立てられた状態
でシャーシｌの側板２．２の内側に配置され、ローラ７
９，７９ａを長孔４．切欠部５中に嵌合させた状！ハ；
でねじ７９ｂにより、スレイ１−枠８７の側面に固定す
るだけで、１））単に組み立てることかてきる。パフ＋
・アーム５４は最後にヘッド台３０側に取射りればよい
。

ところで、第１９図（Ａ）には制ｉＪ１回路のフロック
図が示されている。

本発明になる磁気ディスク装置はコンピュータ１００に
よって制御される。このコンピュータ１００と磁気ディ
スク装置側は電線で結合されており入力、出力線を合わ
せるとほぼ３４木の゛電線１こよって結合されている。

この３４木の人出力線は全てデシタル信号で処理されて
いる。

一方、磁気ディスク装置側の制御回路は第１９図（Ａ）
に示すように大別するとコンピュータ１００と結合する
ため及び磁気ディスク装置側と各種のセンサの出力を増
幅してデジタル化するため、あるいは磁気ヘッドを所定
のトラックに位置決めするだめのパルスモータの駆動回
路等のデジタル処理回路１０１を中心として構成されて
いる。

この回路＋０１には磁気へンドからの情報を読出した信
号を増幅するリードアンプ１０２．ライトアンプ１０３
．リード、ライト９Ｊ　ｔＶスイッチｌｏ’４　、　磁
気ディスクか１回転するとパルス信号を１発発生ずるイ
ンデンジスアンプ１０５．ｒランク位置を検出するだめのトランク位貿検出アンプ１
０６．磁気ディスクを回転させるためのモーフ駆動回路
１０７等が接続されている。

また、符号１０８で示すものはモータの回転数を制御Ｉ
ＴＪするための速度制御回路で前記モータ駆動回路１０
？に接続されており、前記デジタル処理回路１０１から
の信すー線１０９　、　１１０により後述するような速
度制御が行なわれる。

また、符号ＩＩＩで示すものはモータ回転数を監視する
ためのアンプである。

符号１１２で示すものはテレビジョンである。

ところで、」二連したような回路構成のもとに本発明に
おいては、　ｉｌＱ的な記録と再生時のディスク回転数
を同一回転数で行う以外に高富度記録が行え、偶４５１
性を向上させるために記録と再生時のモータ回転数を変
える構造か採用されている。

すなわち、まずコンピュータ１００から記ｔｊシたいと
の情報か命令としてデシクル処理回路１０１　に入力さ
れると回路１０１は切替スイフチ１０４に信号を入力し
て磁気へントを再生モートから記録モートへと切種える
とともにライトアンプ＋０３を動作状態とする。

また、信号線１１０を介して速度制御回路１０８に対し
低速回転動作を命令した後アンプＩＩＩから信号間隔と
速度制御凹陥時間が一致していることを確認し、低速回
転状態であることを確かめ、コンピュータ１００からの
記録信号を入力して磁気ディスクに情報を記録する。

また逆にコンピュータ側から再生命令が出た場合にはリ
ードライトの切替スイッチ１０４　をり−１・側に切替
えリードアンプ１０２を作動させ、イー１号線１０９を
介して速度制御回路１０８を高速モードとし、アンプ１
１１を介してモータが高速回転状態となったことを確認
した後記録の読出しを開始してコンピュータ１００に入
力させる。

また、記録，再生時の回転数を同一にしたい場合には速
度制御回路１０８の基準高速回転を設定するだめの基準
周波数を低速回転数と同じ周波数とすることにより処理
することかできる。

第１９図（Ｂ）は磁気ディスクの回転数を３０Ｏｒｐｍ
からＥｉｏｏｒｐｍに変えて情報を読出した場合の磁気
へンドの出力を測定した場合の出力特性を示している。

記録周波数ｆ　＝　１２５ｋＨｚ、ディスク回転数を３
００ｒｐｍにした１１シ磁気ヘツド出力を０．８ｖに調
整しこの点Ｐを原点として回転数を倍の６０Ｏｒｐｍに
すると磁気ヘッド出力もほぼ倍のＱ点が得られた。

また、記録周波数ｆを２倍の２５０ｋＨｚにした場合磁
気記録’１６　＋ｉがアンプしたため原点はＰ点に対し
約２５％低下した３点の出力が得られこの状態で回転数
を２倍にすると３点に対し約２倍の出力であるＲ点がイ
！１られた。

この出力特性をもとに磁気ディスクを３０Ｏｒｐｍで回
転させ、２５０ｋＨｚの周波数で磁気記録を行なうとそ
の回転数で再生した場合には３点のｏ、ｅｖかイ１１ら
れるが、前述したように再生時においては回転数を８０
Ｏｒｐｍに設定すればＲ点の１，２Ｖの出力が得られた
。

すなわち０．６ｖのプラス出力電圧が得られることにな
り磁気ディスクの特性のほらつきによる出力低下、磁気
ヘッドの磁気回路のロスによるばらつきなどによる出力
低下かあってもデジタル処理するための十分な出力電圧
がｐノられ、信頼性を向上させることができた。

ところで、プレビジョン１１２の画像信号を磁気ディス
クに記録する場合にはブラウン管の１画面を記録する時
磁気ディスクを３６００ｒｐｍとすると１トランクに１
フイールドが同期するため１画面を記録することができ
る。

なお、１画面とは１フイールドのことで。

１秒〒６０枚画面＝１６７郭である。

ところで、テレビ画像を磁気ディスクに記録する周波数
は［１，１ＭＨｚであるため、ｔｆＪｌ　ｇ図（Ｂ）で
説明したように回転数は３ＥｉＯＯｒｐｍ÷３０Ｏｒｐ
ｍ＝　１２倍とすれば出力は増加するはずであるが記録
周波数は６．１ＭＨｚ÷２５０ｋＨｚ＝　２４倍となり
、記タノ密度が増加しアンプ出力はほぼ０．４〜０，５
ｖになるため、磁気ディスクにテレビ画像を記録再生す
るにはディスクを高速回転をすることにより確実に実施
できる。

ところで、第１９図（Ａ）に示した制御回路を構成する
電子部品は第１７図及び第１８図に示すように３枚のジ
（板に搭載しである。

すなわち、前述したプリントジ、（板６５と１１３゜１
１４である。

プリント基板６５にはインテ・ンクス、トラック位置検
出、モーク駆動回路等が搭載しである。

また、基板１１３には磁気ヘンドのリードライト切替ス
イッチ、リート、ライトアンプが搭載してあり、基板＋
１４には各〕、（＃ｙ６５　、１１３からの信号を処理
するためのインターフェイス関係の回路か搭載しである
。

また、）、（板６５　、１＋３のそれぞれにコネクタ１
１５を設け、２（板目４側にはこれらと結合されるコネ
クタ１１６を設は各基板間を簡単に接続できるようにし
た。

そして第１８図に示すように各基板はシャーシの上下面
及び側面に＆（−ｊけられるため電気信号のび、１整や
確認等はシャーシの外部から簡単に行なえ、いずれかの
回路が故障した場合などにおいては基板を交換すること
により簡単に修理できる。

ところで、磁気ディスク装置はコンピュータの記憶装置
として使用されるが、この場合装置の周辺にはブラウン
管やミコ；（トランス、モータなどの強力な磁界を発す
る部品があるためこれらの磁界から装置を保護する必要
がある。

そこで、本発明においてシャーシ１をフ字状に形成しそ
の上面及び側面を鉄製のスライド枠７８、スライド板８
４．カセットカイト８７によって覆い外部俗界を遮断し
磁気シールド効果の大きい構造としている。

第２０図（Ａ）〜（Ｄ）は磁気ディスクのトラックを説
明するもので５図においては８木のトラックを示しであ
るが実際は４０本のトラックを記録することができる。

第２０図（Ｂ）にはトラック［０〜２］を拡大して示し
てあり、トラック幅ａは５０ｇｍ　。

トラック間隔すは７０１Ｌｍ、）ランクピンチはａ＋ｂ
＝］２０　ｐＬ：ａである。

このようにトラック間隔すがトラック幅より大である場
合にはトラック間に記録することができれは４０本のト
ラックを８０本に増大でき記録容量は２倍に向上するにのような２倍に容量を増大させた状態を第２０図（Ｃ）
に示す。

第２０図（Ｃ）においてはａ＝５０ｇｍ。

ｂ＝１０ｐｍ　、ｉランクピンチはａ＋ｂ＝６０ｇｍと
なっている。

ところで、このようにトランク間隔を小さくすると隣接
するトランク間において磁気記録の干渉が生じる。

そこで本発明においては第２０図（Ｄ）に示すようにア
ジマスヘットを２個用いて交互に記録方向を異ならせて
磁気記録する方法を採用している。

一方、第２０図（Ｄ）に示した磁気ディスクに対し外周
から内周方向へ磁気ヘッド４７をｌＯメＬｍ間隔でずら
して（Ｉ１生出力を測定した所第２１図（Ａ）のよう１
こなった。

このｉｌ＋生出力′ｌＬ圧はリードアンプ１０２の出力
をｉ１＋１１定しだものて、最終的にはこの再生出力電
圧をデジタル処理回路に人力してＴＴＬレベルの５Ｖの
ピーク間パルスに整形してコンピュータなとと結合する
。

そこで第２１図（Ａ）の出力をデジタル処理回路に入力
する場合には入力レベルを０．４ｖに設定して入力が０
．４ｖ以上の電圧はパルスを発生し、それ以下はパルス
を発生しないように設定したとするとトランクと磁気ヘ
ンドの中心のずれ量か第２１図（Ａ）に示すように±２
５）Ｌｍずれても正規のデジタル回路は発生する。

従ってモータ輔の振れ、カム２６の半径の誤差及び温度
や湿度による磁気ディスクの膨張、収縮等により寸法ず
れ星の総和は±２５ｐＬｍまで許されることになる。

一方、第２０図（Ｃ）に示した倍富度のトラックを再生
した場合の出力を第２１Ｍ（Ｂ）に示す。

第２１図（Ｂ）において曲線Ａはトランク［１］に磁気
記録されていない場合においてＩう、り［０］の出力特
性を示し曲線ＢはＩ・ラック［０］に磁気記録されてい
ない場合においてトう、ンク［１］の出力を測定した特
性を示している。

トラック［Ｏ］　、［１］　に情報を記録し、トランク
［０コ方向からトランク［１］方向にｍ気ヘンドを移動
して測定した場合、曲線Ａ、Ｈの間に曲線Ｃで示すよう
な出力が再生される。

すなわち情報の干渉が発生してしまう。

曲線Ａ、Ｂ、Ｃで囲まれた斜線の部分の電圧を測定して
みると曲線Ａ、Ｂが完全に総和されて曲線Ｃになるので
はなく他のノイズ成分が混入しているのが分る。

従って曲線Ｃの部分は正確な情報とはならない。

このような場合には第２１図（Ｂ）に示すようにトラン
クと磁気ヘッドのずれ量はｆｆｓ　２１図（Ａ）に対し
て１／２の±１２ｇｍ程度が限界となり、デジタル回路
への入力レベルを０．ｆｉ５Ｖに設定しなけれはならな
いことになる。

すなわち第２０図（Ｃ）に示すような記録方式で情報部
を７倍にしようとすると寸法精度な信置りにしなければ
ならず、ｉ“１．′１精度で高価な部品が必要となる。

そこで本発明においては前述した第２０図（Ｄ）に示す
ような記録方式を採用した。

すなわちヘッドギャツプが隣接するトう・ンクこ゛とに
０１＝０２と交互に異った方向を向いたものを用いて記
録を行なった。

なお、０１＝０２＝ｉｏ度とした。

このような磁気へンドの構造を第２２図に示す・第２２図において符号１１７　、１１８で示すものは一
方の磁気へラドコアを構成するコア半体で両者の突合わ
せ部には０１の角度を持ったキャンプＧ１が形成されて
いる。

また、符号１１９　、１２０で示すものは他方の磁気コ
ア゛を構成するコア半休で両者の突合わせ部には０２の
角度を持ったギャップＧ２が形成されている。

これらのコアはコアサポ−１・１２１によって支持され
ており、コア半体１１？　、　１１９にはコイル１２２
が巻装されている。

コアサボ−１・＋２１はコア間を接着するカラス材１２
３又はコアの材料であるセンタストなどの膨張係数にほ
ぼ等しい膨張係数を有するカラス材を多量に含有した樹
脂によって構成し、振動、温度などの環境変化に十分に
酎える構造とされている。

今、トランク［０〜２］に同し情報を磁気記録した］二
で、第２２図のコア半休１１７　、１１８から成るヘン
ドをトランク外周方向から内周方向に１０ｋｍずつ移動
して再生出力電圧を測定すると第２１図（Ｃ）に示す曲
線Ａの出力４．、ｌＩｌ性が？！１られた。

曲線Ａで示す特性においてトラック［１］の部分で出力
電圧が小さいのはｌ・ラック［１］を０２の傾斜キャン
プを有する磁気ヘットで記録してあをためである。

すなわちトランク　［１］を記録したキャップと今通過
するヘンｌ’のキャップが２０度異なっているからで出
力は小さくノイス成分が増大する。

逆にコア半休１１９　、１２０から成るヘッド側を用い
てトラック外周方向から内周方向に移動させ再生出力を
測定すると第２１図（Ｃ）に破線で示す曲線Ｂのような
出力を得る。

この時にはトラック［１］の部分で最適な再生出力電圧
か得られる。

このようにして０を含む）・ラック偶数桁には０１傾刺
したキャップ、奇数桁には０２傾刺したキャップを有す
るアジマスヘッドにより磁気記録、再生を行なうことに
より、隣接するトラック間の磁気記録情報が干渉するこ
とが極めて少なくなる。

従って、メカレベルを仮に０，４Ｖに設定すると記録さ
れたトラックと磁気ヘッドのずれ量は２５ｇｍまで許さ
れることになる。

このようにしてギャップ角度０が逆方向に向いた磁気へ
ンドを用いて高密度記録した方が機械的寸法精度は楽に
なり、簡単な機構により設計が容易で磁気記録媒体の互
換性も増大することになる。

第２３図（Ａ）、ＣＢ）は磁気ヘッドの他の構造例を説
明するもので本実施例にあっては磁気ヘッド１２４とし
て所定間隔すだけｆｉｌｌ　して１組ずつの磁気コア半
体１２５　、　ｔ２ｅを配置し、ヘッド台１２７に取射
けである。

コア半休１２５　、１２８の厚みａは５０ｐＬｍで、間
隔すは２．５ｍｍてあり、それぞれセンダストから成り
キャップＧ＝０．１　ｐ−ｒｎでガラス溶着しコイル１
２８を巻線窓１２９を利用して取射けである。

このような構造の磁気ヘンドを用いると、第２０図（Ｂ
）に示すような記録を行なった場合、コア半休＋２５側
でトランク［０〜１９コまて、他方のコア半休１２６で
トランク［２０〜３９］までの記録、再生を受持たせる
ことができる。

従ってこのような磁気へンド１２４を用いると４０木の
）・ランクを記録、再生するにはパルスモータ８により
ヘンド台１２を２０ステップ動作させれば全てをカバー
することができる。

この場合にはカム２６の段数は２０段で良いことになる
。

例えば−個のコアしか持たない磁気ヘッドの場合はＩ・
う、り［０〜２０］まで変化させたい場合の時間を計算
した場合パルスモータの速度特性は３＋ｎｓで１トラン
ク分であるため２０Ｘ　３ｍｓ＝８０ｍｓとなる。

また、２０番目のトラックに磁気ヘンドが到着してもパ
ルスモータ８は急に止まらず、わずかに振動しているた
め、停止するまで待ってから記録、再生する必要がある
。従ってほぼ？Ｏｍｓ後でないと記録、再生を開始でき
ない。

一方、第２３図に示したヘントを採用すると、トラック
［０］を記録再生後、待時間なしですぐにトラック［２
０］に記録、再生することができる。

さらに１個のコアを持つヘットで［０〜３９］のトラン
クに対する記録、再生は３ｍｓ　Ｘ　３９＋　１０（待
時間）＝１’２７ｍ５必要であるのに対し第２３図に示
したヘッドの場合は３ｍｓ　Ｘ　１９＋　１０　（待時
間）＝ｅ１ｍｓであるため、６０Ｉ［ｌＳの差が生し、
高速化が失現できることが分った。

続いて本発明になる磁気ディスク装置に適用される磁気
ディスクカセットについて説明する。

カセット９３は第２５図に示すように上下のカセットバ
ー２１３０　、１３１から成り、両者間にセンターハブ
９５をイＪする磁気ディスク９４か収容される。各カセ
ン！・ハーフはセンターハブ９５が嵌合される透孔１３
２を有し、ヘンドウインド１３３かそれぞれ形成されて
いる。

また符号１３４で示すものは矢印でカセット装着力゛法
を示し、符号１３５で示すものはプログラム名なとを記
入するラヘル１３６か貼着される四部である。

また符号１３７　、１３８で示すものはピン７の上端の
突起７ａか嵌合される位置決用の孔である。

ところで符号１３９で示すものは」二下に合わされたカ
セットハーフ１３０，１３１の外側に嵌合されるシャッ
クで、断面かコ字状に形成されており、カセットの外側
から挾むようにして摺動自在に嵌合される。

シャンク＋３９の一端にはカセントハーフ＋３０　側の
上面に形成されたｊ＋１７１４０中に摺動自在に嵌合さ
れる突片１４１か形成されている。

また、突片１４＋　と対向した状態で内側に向ちて折曲
部１４２が形成されている。

この折曲部１４２は」−１下のカセントハーフに形成さ
れた溝１４３　、１４４中に嵌合され、シャッタ１３９
を案内する。

また、下側のカセントハーフ１３１のｌ＋ｌ？　Ｉ　４
４の内奥端にはピン１４５が突設されており、このピン
１４５と前記折曲部１４２　との間にはスプリング１４
６か張架されており、カセッ［・ハーフの中心部に向っ
てシャ・・夕１３９を引冨せる力を与えている。

尚、カセットハーフ１３０　、１３１の！！’ｊ１４３
　、１４４め側縁に沿って折曲部１４２を導くだめの一
段低い段部１４７がそれぞれ形成されている。

各カセットハーフ↑３０　、１３１の外側面にはシャ、
り１３９か接する四辺形の四部１４８が形成されている
。

また、１４８で示すものはシャンクの抜は止めである。

また符号１５って示すものはカセットをカセットカイト
８フ内に挿入する時カセントカイ］・８７の入口端に突
設されたシャンクをカセット挿入時に開くための折曲ｒ
：＋＋　ａ　７　ａを通過させる渦である。

この折曲部８７ｄは第２８図に示すようにカセント装ｋ
　Ｄ’Ｆにおいてシャッタ１３９の端＆ｊｆ＋１３９ａ
に接触し、へ、トウインドるシャンク１３８　を聞く。

シャンクが閉している状態を第２６図（Ａ）。

（Ｂ）に示し、開いた状！虎を第２６図（Ｃ）。

（Ｄ）に示す。

本発明になる磁気ディスク装置に用いられる磁気ディス
フカセントは以上のように構成されているため、装置側
のカセットカイト内に挿入するだけで’？＋’＋時閉し
た状１１，にあるシャッタを自動的に開き、磁気記録再
生を確実に行なうことができる。

［効　果］以」二の説明から明らかなように本発明によれは磁気デ
ィスクの回転速度をｉｆｆ生時には記録時の数倍にする
構造を採用しているため再生出力を向上させるとともに
信頼性を著しく向」ニさせた磁気ディスク装置を得るこ
とかできる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するもので第１図はディス
クおよびヘッド駆動機構の分解斜視図、第２図はヘッド
駆動機構が装着された状態のシャーシの斜視図、第３図
は第２図のＡ−Ａ線断面図、第４図は第２図のＢ−Ｂ線
断面図、第５図（Ａ）はへツー・台の一方の軸受構造を
示す断面図、第５図（Ｂ）は軸受構造の他の例を示す断
面図、第５図（Ｃ）はヘン１台の他方の卸１受描造を示
す断面図、第５図（Ｄ）は＃５５図（Ｃ）のＣ−Ｃ線断
面１Δ、第６図，第７図はカムの構造およびトラック最
外周位置検出機構の構造，動作を示す説明図、第８１ノ
はカセット装着機構の分解刺視図、第９図は組立てた状
態のカセ，１・装着機構の創視図、第１０図はカセット
を挿入直後のカセット装着機４Ａｌｌの断面図、第１１
図は完全に装着された状態のカセット装着Ｂ禍の断面図
、第１２図（Ａ）〜（Ｂ）はカセット装着動作時におけ
るローラの動作を示す説明図、第１３図はカセ，１・下
降前におけるカセット装着機構の断面図、第１４図はカ
セット下降後におけるカセット装着機構の断面図、第１
５図はカセット装着機構とシャーシとの関係を示す斜視
図、第１６図はカセット装着機構を取付けた状態のシャ
ーシの斜視図、第１７図は制御回路を搭載した基板の配
置を示す説明図、第１８図はノ、（板を数句けた状態の
シャーシの側面図、第１９図（Ａ）は制御回路のブロフ
ク図、第１９図（Ｂ）はメディアの回転数と再生出力と
の関係を示す線図、第２０１Ｎ（Ａ）は磁気ディスクの
トランクの説明図、：ｆＳ２０図（Ｂ）は粗に記録した
トラ・ンクの説明図、第２０図（Ｃ）は密に記録したト
ランクの説明図、第２０図（Ｄ）は本発明が採用した記
録方式の説明図、第２１図（Ａ）〜（Ｃ）は第２０図（
Ｂ）〜（Ｄ）に示す記録状態にそれぞれ対応する再・土
山力特性を示す線区、第２２図（Ａ）は磁気ヘッドの平
面図、第２２図（Ｂ）は第２２図（Ａ）のＤ−Ｄ線断面
図、第２３１Δ（Ａ）は磁気ヘン）・の他の構造例を示
す平面図、ｆｆ５２３図（Ｂ）は第２３図（Ａ）のＥ−
Ｅ線断面図、第２４図（Ａ）、（Ｂ）はトラック位置決
め機構の１￥細を説明する断面ＩＡおよび説明図、１５
２５図は磁気ディスクカセットの分解斜視図、第２６図
（Ａ）、（Ｂ）はシャッタが閉した状態のカセットの平
面図および側面図、第２６図（Ｃ）。（Ｄ）はシャンクが開いた状態の平面図および側面図、
第２７図は第２６図（Ａ）のＦ−Ｆ線拡大断面図、第２
８図はシャッタの開放動作を説明する斜視図である。４７・・・ｍ気ヘッド　６５・・・プリント基板６５ａ
・・・コイル　６８・・・ヨーク７０・・・永久磁石　
＋０８・・・速度制御回路第１１図第１２図第１４図第１５図第１８図１１６石廊緊メチン７回１困腹□ 第１９図（Ａ）第２０図（Ａ）　第２０図（Ｂ）第２１図（Ａ）ナニー第２１図（Ｂ）１−−１　）す、つり貸小− 上Ｘ房雁！第２１図（Ｃ）ど４μセ外ｔ− 第２２図（Ａ）第２２図（Ｂ）、、、、、、、／　、　−−。第２３図（Ａ）第２３図（Ｂ）第２６図（Ａ）照第２６図（Ｂ）＋４’／　ｌｊピ第２６図（Ｃ）照第２６図（Ｄ）１４２　Ｔｊ！：１

Claims

【特許請求の範囲】

磁気ディスクを回転させるモータを記録時と、再生時に
おいてその回転数を変えることができるように構成した
ことを特徴とする磁気ディスク装置。