JPS60108453A - 食品包装用塩化ビニル樹脂組成物 - Google Patents
食品包装用塩化ビニル樹脂組成物Info
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- JPS60108453A JPS60108453A JP58215852A JP21585283A JPS60108453A JP S60108453 A JPS60108453 A JP S60108453A JP 58215852 A JP58215852 A JP 58215852A JP 21585283 A JP21585283 A JP 21585283A JP S60108453 A JPS60108453 A JP S60108453A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、食品包装用に適した塩化ビニル樹脂組成物、
詳しくは、特に食品包装用塩化ビニルストレッチフィル
ム成形に適する塩化ビニル樹脂組成物に関する。
詳しくは、特に食品包装用塩化ビニルストレッチフィル
ム成形に適する塩化ビニル樹脂組成物に関する。
塩化ビニルストレッチフィルムは、その優れた透明性、
柔軟性、ガスバリヤ性、食品保存性、包装適性によって
、近年スーパーマーケット等で精肉、鮮魚、青果、総菜
等の食品包装用フィルムとして多量に使用されている。
柔軟性、ガスバリヤ性、食品保存性、包装適性によって
、近年スーパーマーケット等で精肉、鮮魚、青果、総菜
等の食品包装用フィルムとして多量に使用されている。
この塩化ビニルストレッチフィルムは、製造する際に、
エポキシ化大豆油等のエポキシ化植物油を比較的多量に
使用するため、例えばインフレーション法又はT−ダイ
法の如き溶融押出成形において、エポキシ化合物の硬化
現象によるダイスの目ヤニが生じたり、製品に焼けが発
生したりして、ロングラン性に問題があった。又、エポ
キシ化大豆油の多量配合は、プレートアウト現象が生じ
易い傾向があり、このため表面の粗いフィルム製品が得
られる。このため使用に際し、被包装物どの滑り性に欠
けること、紙簀巻きフィルムの巻出し抵抗が大きい等の
欠点があった。
エポキシ化大豆油等のエポキシ化植物油を比較的多量に
使用するため、例えばインフレーション法又はT−ダイ
法の如き溶融押出成形において、エポキシ化合物の硬化
現象によるダイスの目ヤニが生じたり、製品に焼けが発
生したりして、ロングラン性に問題があった。又、エポ
キシ化大豆油の多量配合は、プレートアウト現象が生じ
易い傾向があり、このため表面の粗いフィルム製品が得
られる。このため使用に際し、被包装物どの滑り性に欠
けること、紙簀巻きフィルムの巻出し抵抗が大きい等の
欠点があった。
これらの問題や欠点を解決し、加工を容易に行うため、
1種又は2種以上の滑剤が使用されてきた。これらの滑
剤としては、例えば、ステアリン酸、ヒドロキシステア
リン酸、ベヘニン酸の如キ高級脂肪酸;オレイン酸アミ
ド、メチレンビスステアロアミド、エチレンビスステア
ロアミドの如き脂肪酸アミド類;モンタンワックスの如
きワソクス類;ステアリルアルコールの如き高級アルコ
ール;流動パラフィンの如きパラフィン頻;シリカ微粉
末等;などを例示することができる。しかしながら、こ
れらの従来の滑剤の組合せでは初期着色性、透明性に優
れ、プレートアウト、ブルームの生じない、食品包装用
に適する塩化ビニル樹脂組成物を得ることは困難であっ
た。
1種又は2種以上の滑剤が使用されてきた。これらの滑
剤としては、例えば、ステアリン酸、ヒドロキシステア
リン酸、ベヘニン酸の如キ高級脂肪酸;オレイン酸アミ
ド、メチレンビスステアロアミド、エチレンビスステア
ロアミドの如き脂肪酸アミド類;モンタンワックスの如
きワソクス類;ステアリルアルコールの如き高級アルコ
ール;流動パラフィンの如きパラフィン頻;シリカ微粉
末等;などを例示することができる。しかしながら、こ
れらの従来の滑剤の組合せでは初期着色性、透明性に優
れ、プレートアウト、ブルームの生じない、食品包装用
に適する塩化ビニル樹脂組成物を得ることは困難であっ
た。
本発明者等は鋭意検討を重ねた結果、塩化ビニル樹脂1
00重量部に対して、アジピン酸エステル系可塑剤10
〜50重量部、エポキシ化植物油5〜30重量部、有機
カルボン酸のCa塩0.01〜3重量部、有機カルボン
酸のZn塩0.01〜3M量部及び液状ポリブタジェン
0.01〜1重量部を添加することにより、ブルームを
生ぜず、熱安定性、透明性、初期着色性に優れ、しかも
プレートアウトを殆ど起こさない、加工の容易な食品包
装用に適する塩化ビニル樹脂組成物が得られることを見
い出し本発明に到達した。
00重量部に対して、アジピン酸エステル系可塑剤10
〜50重量部、エポキシ化植物油5〜30重量部、有機
カルボン酸のCa塩0.01〜3重量部、有機カルボン
酸のZn塩0.01〜3M量部及び液状ポリブタジェン
0.01〜1重量部を添加することにより、ブルームを
生ぜず、熱安定性、透明性、初期着色性に優れ、しかも
プレートアウトを殆ど起こさない、加工の容易な食品包
装用に適する塩化ビニル樹脂組成物が得られることを見
い出し本発明に到達した。
本発明の塩化ビニル樹脂組成物は特に優れた溶融押出加
工適性を有するものである。
工適性を有するものである。
以下、本発明の塩化ビニル樹脂組成物を詳細に説明する
。
。
本発明で用いられる塩化ビニル樹脂としては、塩化ビニ
ル単独重合体及び塩化ビニルを主体とした共重合体であ
って、塩化ビニルと共重合可能なモノマー、例えば酢酸
ビニル、塩化ビニリデン、マレイン酸ジエチル、エチレ
ン、プロピレン等トの共重合体が挙げられる。これら塩
化ビニル樹脂類は乳化重合、懸濁重合、溶液重合、塊状
重合等の如き従来公知の重合法の何れによって得られた
ものであってもよい。
ル単独重合体及び塩化ビニルを主体とした共重合体であ
って、塩化ビニルと共重合可能なモノマー、例えば酢酸
ビニル、塩化ビニリデン、マレイン酸ジエチル、エチレ
ン、プロピレン等トの共重合体が挙げられる。これら塩
化ビニル樹脂類は乳化重合、懸濁重合、溶液重合、塊状
重合等の如き従来公知の重合法の何れによって得られた
ものであってもよい。
本発明で用いられるアジピン酸エステル系可塑剤は1種
又は2種以上のアルコールとアジピン酸との反応で得ら
れる。
又は2種以上のアルコールとアジピン酸との反応で得ら
れる。
上記アルコールとしては、n−ブチルアルコール、n−
ヘキシルアルコール、n−オクチルアルコール、n−デ
シルアルコール、イソヘプチルアルコール、2−エチル
ヘキシルアルコール、イソオクチルアルコール、イソノ
ニルアルコール、イソデシルアルコール等が挙げられる
。
ヘキシルアルコール、n−オクチルアルコール、n−デ
シルアルコール、イソヘプチルアルコール、2−エチル
ヘキシルアルコール、イソオクチルアルコール、イソノ
ニルアルコール、イソデシルアルコール等が挙げられる
。
従って、上記アジピン酸エステル系可塑剤としては、具
体的には、アジピン酸ジプチル、アジピン酸ジイソブチ
ル、アジピン酸ジヘキシル、アジピン酸ジオクチル、ア
ジピン酸ジー2−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソノ
ニル、アジピン酸ジイソデシル、アジピン酸ジデシル、
アジピン酸06〜!0アルキル、アジピン酸C7=9ア
ルキル等が挙げられる。
体的には、アジピン酸ジプチル、アジピン酸ジイソブチ
ル、アジピン酸ジヘキシル、アジピン酸ジオクチル、ア
ジピン酸ジー2−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソノ
ニル、アジピン酸ジイソデシル、アジピン酸ジデシル、
アジピン酸06〜!0アルキル、アジピン酸C7=9ア
ルキル等が挙げられる。
上記アジピン酸エステル系可塑剤の添加量は塩化ビニル
樹脂100重量部に対して10〜50重量部、好ましく
は20〜40重量部である。
樹脂100重量部に対して10〜50重量部、好ましく
は20〜40重量部である。
また、本発明で用いられるエポキシ化植物油としては、
例えばエポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油、エポキ
シ化ヒマシ油等が挙げられる。
例えばエポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油、エポキ
シ化ヒマシ油等が挙げられる。
上記エポキシ化植物油の添加量は塩化ビニル樹脂100
重量部に対して5〜30重量部、好ましくは10〜25
重量部である。
重量部に対して5〜30重量部、好ましくは10〜25
重量部である。
本発明で用いられる有機カルボン酸のCa塩及びZn塩
を構成するカルボン酸としては、カプロン酸、ペラルゴ
ン酸、ラウリン酸、2−エチルヘキシ5− ル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ウンデシレン酸、
リシノール酸、リノール酸、リルイン酸、ネオデカン酸
、オレイン酸、ステアリン酸、イソデカン酸、イソステ
アリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、12−ケト
ステアリン酸、クロロステアリン酸、フェニルステアリ
ン酸、アラキン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ブラシジン酸
及び類似酸並びに獣脂脂肪酸、やし油脂肪酸、桐油脂肪
酸、大豆油脂肪酸及び綿実油脂肪酸の如き天然に産、出
する上記の酸の混合物、安息香酸、トルイル酸、サリチ
ル酸、p−t−ブチル安息香酸、5−t−オクチルサリ
チル酸、ナフテン酸、キシリル酸、エチル安息香酸、イ
ソプロピル安息香酸、ジ−t−ブチル安息香酸、モノブ
チルマレート、モノデシルフタレート、シクロヘキサン
カルボン酸等が挙げられる。
を構成するカルボン酸としては、カプロン酸、ペラルゴ
ン酸、ラウリン酸、2−エチルヘキシ5− ル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ウンデシレン酸、
リシノール酸、リノール酸、リルイン酸、ネオデカン酸
、オレイン酸、ステアリン酸、イソデカン酸、イソステ
アリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、12−ケト
ステアリン酸、クロロステアリン酸、フェニルステアリ
ン酸、アラキン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ブラシジン酸
及び類似酸並びに獣脂脂肪酸、やし油脂肪酸、桐油脂肪
酸、大豆油脂肪酸及び綿実油脂肪酸の如き天然に産、出
する上記の酸の混合物、安息香酸、トルイル酸、サリチ
ル酸、p−t−ブチル安息香酸、5−t−オクチルサリ
チル酸、ナフテン酸、キシリル酸、エチル安息香酸、イ
ソプロピル安息香酸、ジ−t−ブチル安息香酸、モノブ
チルマレート、モノデシルフタレート、シクロヘキサン
カルボン酸等が挙げられる。
上記有機カルボン酸のCa塩及びZn塩の各々の添加量
は塩化ビニル樹脂100重量部に対して何れも0.01
〜3重量部である。
は塩化ビニル樹脂100重量部に対して何れも0.01
〜3重量部である。
本発明で用いられる液状ポリブタジェンは、約6−
250〜25,000、好ましくは約500〜10,0
00の平均分子量を持つものである。本明細書に使用の
ポリブタジェンという語は一般的な意味で使われ、ブタ
ジェンホモポリマー、ブタジェンコポリマー及びこれら
の変性体或いは混合物を包含する。更にブタジェンホモ
ポリマーという語は同様に一般的な意味で使われ、1.
3−ブタジェンの単独重合によって造られる1、2−ア
タクチックポリブタジェン、■、2−シンジオタクチッ
クポリブタジェン、1,2−アイソタクチックポリブタ
ジェン、1,4−シスポリブタジェン及び1.4−−ト
ランスポリブタジェン或いはこれらのブロックポリマー
、グラフトポリマー及び混合物を包含する。
00の平均分子量を持つものである。本明細書に使用の
ポリブタジェンという語は一般的な意味で使われ、ブタ
ジェンホモポリマー、ブタジェンコポリマー及びこれら
の変性体或いは混合物を包含する。更にブタジェンホモ
ポリマーという語は同様に一般的な意味で使われ、1.
3−ブタジェンの単独重合によって造られる1、2−ア
タクチックポリブタジェン、■、2−シンジオタクチッ
クポリブタジェン、1,2−アイソタクチックポリブタ
ジェン、1,4−シスポリブタジェン及び1.4−−ト
ランスポリブタジェン或いはこれらのブロックポリマー
、グラフトポリマー及び混合物を包含する。
同様に、ブタジェンコポリマーは1,3−ブタジェンと
オレフィン系単量体或いは共役ジエン系単量体との共重
合、によって造られる種々の共重合体を包含する。また
部分的に変性したポリブタジェンも包含する。ポリブタ
ジェンの変性体としては、例えば部分エポキシ化物、末
端にヒドロキシル基及び/又はカルボキシル基を有する
もの或いは部分的にマレイン化、ハロゲン化、ボイル化
、水素添加、アクリル変性、ウレタン変性及びエステル
変性されたポリブタジェンを包含する。
オレフィン系単量体或いは共役ジエン系単量体との共重
合、によって造られる種々の共重合体を包含する。また
部分的に変性したポリブタジェンも包含する。ポリブタ
ジェンの変性体としては、例えば部分エポキシ化物、末
端にヒドロキシル基及び/又はカルボキシル基を有する
もの或いは部分的にマレイン化、ハロゲン化、ボイル化
、水素添加、アクリル変性、ウレタン変性及びエステル
変性されたポリブタジェンを包含する。
本発明の目的には特に1.2−アククチツクポリブタジ
ェンを主成分とする液状ポリブタジェンが好ましい。
ェンを主成分とする液状ポリブタジェンが好ましい。
これらの液状ポリブタジェンの添加量は塩化ビニル樹脂
100重量部に対して0.01〜1重量部である。
100重量部に対して0.01〜1重量部である。
本発明の組成物には更に目的に応じてセバシン酸ジブチ
ル、セバシン酸ジオクチル、アゼライン酸ジヘキシル、
アゼライン酸ジオクチル、アセチルクエン酸トリブチル
、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチル、ポリエステル系可
塑剤等の可塑剤を併用することができる。
ル、セバシン酸ジオクチル、アゼライン酸ジヘキシル、
アゼライン酸ジオクチル、アセチルクエン酸トリブチル
、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチル、ポリエステル系可
塑剤等の可塑剤を併用することができる。
また、本発明の組成物に各種の防曇剤を添加することに
より、その防曇性を著しく改善し得るので、本発明の組
成物には防曇剤を更に含有させることが好ましい。
より、その防曇性を著しく改善し得るので、本発明の組
成物には防曇剤を更に含有させることが好ましい。
かかる防曇剤の具体例としては、例えば、ノニ1 オン
系、アニオン系、カチオン系等のものが目的に応じ適宜
用いることができるが、これらの中でも、融点が40℃
以下のノニオン系界面活性剤は、フィルム表面から適度
の吹出し等によってフィルム表面特性を害することがな
く、被包装体(例えばトレー)との滑り性や、フィルム
の巻出し性を一層良好にするので特に好ましい。
系、アニオン系、カチオン系等のものが目的に応じ適宜
用いることができるが、これらの中でも、融点が40℃
以下のノニオン系界面活性剤は、フィルム表面から適度
の吹出し等によってフィルム表面特性を害することがな
く、被包装体(例えばトレー)との滑り性や、フィルム
の巻出し性を一層良好にするので特に好ましい。
これらの具体例として、ソルビタン脂肪酸エステル系と
して、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノ (
セスキ、トリ)オレエート、ソルビタンイソステアレー
ト等;ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル系
として、POE(20)ソルビタンモノラウレート、P
OB (20)ソルビタンモノパルミテート、POE
(20)ソルビタンモノ (トリ)ステアレート、PO
E(20)ソルビタンモノ (トリ)オレエート、PO
E (20)ソルビタンイソステアレート等;グリセリ
ン、ポリグリセリンの脂肪酸エステル系として、グリセ
リンモノオレート、グリセリンモノカプリレート、グリ
セリンモノイソステアレート、ポリ9− グリセリンモノ (ジ)オレエート、ポリグリセリンモ
ノラウレート等;プロピレングリコール脂肪酸エステル
系として、プロピレングリコールモノラウレート、プロ
ピレングリコールモノオレエート等;グリセリン脂肪酸
エステルの酸化エチレン誘導体系として、POE (5
)〜POE (20)グリセリルモノオレエート、PO
E (5)〜POE(15)グリセリルモノステアレー
ト等;ポリエチレングリコール脂肪酸エステル系として
、POR(6)〜POF、(10)モノラウレート、P
OE (2)〜POE (10)モノオレエート、ポリ
エチレングリコールジオレエート、ポリエチレングリコ
ールジイソステアレート等;ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル系として、POE (2)〜POE (10
)ラウリルエーテル、POE (2)〜POE (20
)オレイルエーテル、POE(2)〜POE (15)
アルキルエーテル等;ポリオキシエチレン、ポリオキシ
プロピレンアルキルエーテル系;ポリオキシアルキルフ
ェニルエーテル系しとて、POE (2)〜POE (
20)ノ10− ニルフェニルエーテル、POE(3)〜POE (15
)オクチルフェニルエーテル等;ポリオキシエチレンヒ
マシ油、硬化ヒマシ油誘導体系として、POE (3)
〜POE (60)ヒマシ油、p。
して、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノ (
セスキ、トリ)オレエート、ソルビタンイソステアレー
ト等;ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル系
として、POE(20)ソルビタンモノラウレート、P
OB (20)ソルビタンモノパルミテート、POE
(20)ソルビタンモノ (トリ)ステアレート、PO
E(20)ソルビタンモノ (トリ)オレエート、PO
E (20)ソルビタンイソステアレート等;グリセリ
ン、ポリグリセリンの脂肪酸エステル系として、グリセ
リンモノオレート、グリセリンモノカプリレート、グリ
セリンモノイソステアレート、ポリ9− グリセリンモノ (ジ)オレエート、ポリグリセリンモ
ノラウレート等;プロピレングリコール脂肪酸エステル
系として、プロピレングリコールモノラウレート、プロ
ピレングリコールモノオレエート等;グリセリン脂肪酸
エステルの酸化エチレン誘導体系として、POE (5
)〜POE (20)グリセリルモノオレエート、PO
E (5)〜POE(15)グリセリルモノステアレー
ト等;ポリエチレングリコール脂肪酸エステル系として
、POR(6)〜POF、(10)モノラウレート、P
OE (2)〜POE (10)モノオレエート、ポリ
エチレングリコールジオレエート、ポリエチレングリコ
ールジイソステアレート等;ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル系として、POE (2)〜POE (10
)ラウリルエーテル、POE (2)〜POE (20
)オレイルエーテル、POE(2)〜POE (15)
アルキルエーテル等;ポリオキシエチレン、ポリオキシ
プロピレンアルキルエーテル系;ポリオキシアルキルフ
ェニルエーテル系しとて、POE (2)〜POE (
20)ノ10− ニルフェニルエーテル、POE(3)〜POE (15
)オクチルフェニルエーテル等;ポリオキシエチレンヒ
マシ油、硬化ヒマシ油誘導体系として、POE (3)
〜POE (60)ヒマシ油、p。
E(5)〜POF、(60)硬化ヒマシ油等;ずリオキ
シエチレンアルキルアミン及び脂肪酸アミド系として、
POE (5)〜POE(4’O)ステアリルアミン、
PCI(5)〜POE(15)オレイルアミン、POE
(5)〜POE(15)オレイン酸アミド等;などを
例挙することができる。
シエチレンアルキルアミン及び脂肪酸アミド系として、
POE (5)〜POE(4’O)ステアリルアミン、
PCI(5)〜POE(15)オレイルアミン、POE
(5)〜POE(15)オレイン酸アミド等;などを
例挙することができる。
これらの防曇剤の添加量は塩化ビニル樹脂100重量部
に対して0.5〜5重量部、好ましくは1〜3重量部で
ある。
に対して0.5〜5重量部、好ましくは1〜3重量部で
ある。
好適な食品包装用塩化ビニル樹脂組成物を得るためには
、本発明組成物に更に、トリスノニルフェニルホスファ
イト、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、CI
2〜15アルキル・ビスフェノールA・ポリホスファイ
ト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト
、トリス(2,4−ジブチルフェニル)ホスファイト、
ビス(2゜4−ジブチルフェニル)ペンタエリスリトー
ルジホスファイト等の有機ホスファイト化合物0.1〜
5重量部(塩化ビニル樹脂100重量部に対して)を添
加することが好ましい。
、本発明組成物に更に、トリスノニルフェニルホスファ
イト、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、CI
2〜15アルキル・ビスフェノールA・ポリホスファイ
ト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト
、トリス(2,4−ジブチルフェニル)ホスファイト、
ビス(2゜4−ジブチルフェニル)ペンタエリスリトー
ルジホスファイト等の有機ホスファイト化合物0.1〜
5重量部(塩化ビニル樹脂100重量部に対して)を添
加することが好ましい。
また、加工を容易に行うため、前記の従来公知の滑剤の
1種又は2種以上を添加することが好ましい。
1種又は2種以上を添加することが好ましい。
以下、実施例によって本発明の詳細な説明する。
実施例1
下記の配合物を二本ロールミルにより170℃で混練試
験を行い、ロール汚れ及び剥離性を測定した。それらの
結果を第1表に示す。
験を行い、ロール汚れ及び剥離性を測定した。それらの
結果を第1表に示す。
尚、ロール汚れは10段階で評価し、1は異常なし、以
下数字が大きくなるに従って汚れが激しくなったことを
示し、5は全体に白色の薄い被膜が形成されたことを示
し、10は白濁した厚い被膜が形成されたことを示す。
下数字が大きくなるに従って汚れが激しくなったことを
示し、5は全体に白色の薄い被膜が形成されたことを示
し、10は白濁した厚い被膜が形成されたことを示す。
また、剥離性は6段階で評価し、数字が大きくなるに従
って剥離性が悪くなることを示す。
って剥離性が悪くなることを示す。
〈配合〉
塩化ビニル樹脂(Geon 103EP) 100重量
部アジピン酸ジイソノニル 20 エポキシ化大豆油(0−130P) 30リシノール酸
カルシウム 0.1 オクチル酸亜鉛 0.05 トリスノニルフエニルホスフアイト 0.5加工助剤(
第1表)0.2 13− 第 1 表 14− (第1表の続き) 注1 :上段はロール汚れ、下段は剥離性を示す。
部アジピン酸ジイソノニル 20 エポキシ化大豆油(0−130P) 30リシノール酸
カルシウム 0.1 オクチル酸亜鉛 0.05 トリスノニルフエニルホスフアイト 0.5加工助剤(
第1表)0.2 13− 第 1 表 14− (第1表の続き) 注1 :上段はロール汚れ、下段は剥離性を示す。
注2 =加工助剤(液状ポリブタジェン)は何れも商品
名で表した。商品名中、日曹は日本曹達株式会社製、日
石は日本石油化学株式会社製、出光は出光石油化学株式
会社製であり、各商品名におけるアルファベントの次の
数字は平均分子量を示す。(以下、第2表及び第3表に
おいても同様) 15一 実施例2 下記の配合物を二本ロールミルにより170℃で混練試
験を行い、ロール汚れ及び白色のプレートアウトの発生
時間を測定した。それらの結果を第2表に示す。
名で表した。商品名中、日曹は日本曹達株式会社製、日
石は日本石油化学株式会社製、出光は出光石油化学株式
会社製であり、各商品名におけるアルファベントの次の
数字は平均分子量を示す。(以下、第2表及び第3表に
おいても同様) 15一 実施例2 下記の配合物を二本ロールミルにより170℃で混練試
験を行い、ロール汚れ及び白色のプレートアウトの発生
時間を測定した。それらの結果を第2表に示す。
〈配合〉
塩化ビニル樹脂(Geon 103EP) 100重量
部アジピン酸ジイソノニル 15 エポキシ化大豆油(0−130P) 30ポリグリセリ
ンオレエート (0−71D ) 1.5オレイン酸亜
鉛 0.2 トリスノニルフエニルホスフアイト 0.5加工助剤(
第2表)0.1 第 2 表 17− 18− 実施例3 下記の配合物を二本ロールミルにより180℃で混線試
験を行い、ロール汚れ及びロールへ粘着するまでの時間
を測定した。また、同じ配合物を160℃、150Kg
/c艷の条件で5分間圧縮成形し厚さ3mmのプレスシ
ートを作成し、初期着色性及び透明性を観察した。それ
らの結果を第3表に示す。
部アジピン酸ジイソノニル 15 エポキシ化大豆油(0−130P) 30ポリグリセリ
ンオレエート (0−71D ) 1.5オレイン酸亜
鉛 0.2 トリスノニルフエニルホスフアイト 0.5加工助剤(
第2表)0.1 第 2 表 17− 18− 実施例3 下記の配合物を二本ロールミルにより180℃で混線試
験を行い、ロール汚れ及びロールへ粘着するまでの時間
を測定した。また、同じ配合物を160℃、150Kg
/c艷の条件で5分間圧縮成形し厚さ3mmのプレスシ
ートを作成し、初期着色性及び透明性を観察した。それ
らの結果を第3表に示す。
〈配合〉
塩化ビニル樹脂(TK−1300)100重量部アジピ
ン酸イソノニル 35 エポキシ化大豆油(0−130P) 10ポリグリセリ
ンオレエート (0−710> 1.5ラウリン酸ソル
ビタンエステル(L−250) 0.5安息香酸カルシ
ウム 0.05 オレイン酸カルシウム 0.1 リシノール酸亜鉛 0.1 オクチル酸亜鉛 0.1 トリスノニルフエニルホスフアイト 0.5加工助剤(
第3表)0.1 第 3 表 第1頁の続き ■Int、C1,’ 識別記号 庁内整@発明者 石塚
秀博 浦和粛白1 杜内
ン酸イソノニル 35 エポキシ化大豆油(0−130P) 10ポリグリセリ
ンオレエート (0−710> 1.5ラウリン酸ソル
ビタンエステル(L−250) 0.5安息香酸カルシ
ウム 0.05 オレイン酸カルシウム 0.1 リシノール酸亜鉛 0.1 オクチル酸亜鉛 0.1 トリスノニルフエニルホスフアイト 0.5加工助剤(
第3表)0.1 第 3 表 第1頁の続き ■Int、C1,’ 識別記号 庁内整@発明者 石塚
秀博 浦和粛白1 杜内
Claims (1)
- 塩化ビニル樹脂100重量部に、アジピン酸エステル系
可塑剤10〜50重量部、エポキシ化植物油5〜30重
量部、有機カルボン酸のCa塩o、01〜3重量部、有
機カルボン酸のZnF 0.01〜3重量部及び液状ポ
リブタジェン0.01〜1重量部を添加してなる、食品
包装用塩化ビニル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58215852A JPS60108453A (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 食品包装用塩化ビニル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58215852A JPS60108453A (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 食品包装用塩化ビニル樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108453A true JPS60108453A (ja) | 1985-06-13 |
JPH0345746B2 JPH0345746B2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=16679338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58215852A Granted JPS60108453A (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 食品包装用塩化ビニル樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108453A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61296048A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-26 | Tokyo Fine Chem Kk | 塩素含有樹脂組成物 |
JPH10251469A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-09-22 | Asahi Denka Kogyo Kk | 食品包装フィルム用ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
IT201700077244A1 (it) * | 2017-07-10 | 2017-10-10 | Gruppo Fabbri Vignola Spa | Film estensibile in PVC plastificato, in particolare per utilizzo su macchina confezionatrice automatica |
JP2018184556A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 新日本理化株式会社 | 高温使用時の着色の抑制された塩化ビニル系樹脂組成物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5298046A (en) * | 1975-12-29 | 1977-08-17 | Hooker Chemicals Plastics Corp | Polyvinyl chloride composition |
-
1983
- 1983-11-16 JP JP58215852A patent/JPS60108453A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5298046A (en) * | 1975-12-29 | 1977-08-17 | Hooker Chemicals Plastics Corp | Polyvinyl chloride composition |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61296048A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-26 | Tokyo Fine Chem Kk | 塩素含有樹脂組成物 |
JPH10251469A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-09-22 | Asahi Denka Kogyo Kk | 食品包装フィルム用ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
JP2018184556A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 新日本理化株式会社 | 高温使用時の着色の抑制された塩化ビニル系樹脂組成物 |
IT201700077244A1 (it) * | 2017-07-10 | 2017-10-10 | Gruppo Fabbri Vignola Spa | Film estensibile in PVC plastificato, in particolare per utilizzo su macchina confezionatrice automatica |
WO2019012564A1 (en) * | 2017-07-10 | 2019-01-17 | Gruppo Fabbri Vignola S.P.A. | PLASTICIZED PVC STRETCH FILM FOR USE ON AN AUTOMATIC PACKAGING MACHINE |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0345746B2 (ja) | 1991-07-12 |
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