JPS60108313A - 充填剤 - Google Patents
充填剤Info
- Publication number
- JPS60108313A JPS60108313A JP58213358A JP21335883A JPS60108313A JP S60108313 A JPS60108313 A JP S60108313A JP 58213358 A JP58213358 A JP 58213358A JP 21335883 A JP21335883 A JP 21335883A JP S60108313 A JPS60108313 A JP S60108313A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler
- magnetic tape
- magnetic
- alkali
- sio2
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- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体用充填剤(以下、磁気テープ用充
填剤という。)さらに詐しくは温度及び湿度が変化して
もヘッド摩耗が少ない磁気テープ用の充填剤に関する。
填剤という。)さらに詐しくは温度及び湿度が変化して
もヘッド摩耗が少ない磁気テープ用の充填剤に関する。
従来磁気テープ用充填剤としては、磁性粉末の分散を良
くするためにガラスピーズが用いられている。しかしこ
のガラスピーズはアルカリ成分が1000 ppmと多
量に含むために磁性粉末の分散効果が小さく結果的には
温度及び湿度の影響を受け易く、ヘッド摩耗の少ない磁
気テープが得られないという欠点があった。(特開昭5
6−143531号)本発明は前記欠点を解決した磁気
テープ用充填剤を提供することを目的とするものである
。
くするためにガラスピーズが用いられている。しかしこ
のガラスピーズはアルカリ成分が1000 ppmと多
量に含むために磁性粉末の分散効果が小さく結果的には
温度及び湿度の影響を受け易く、ヘッド摩耗の少ない磁
気テープが得られないという欠点があった。(特開昭5
6−143531号)本発明は前記欠点を解決した磁気
テープ用充填剤を提供することを目的とするものである
。
すなわち本発明は5LCh 99.9重量−以上、アル
カリ成分の合計量が100 ppm以下である溶融シリ
カ球状体からなり、しかもその球状体の粒度が10μ以
下、かつその長短径比が1〜1.5である磁気テープ用
充填剤である。
カリ成分の合計量が100 ppm以下である溶融シリ
カ球状体からなり、しかもその球状体の粒度が10μ以
下、かつその長短径比が1〜1.5である磁気テープ用
充填剤である。
以下、本発明の内容を詳しく説明する。
本発明の磁気テープ用充填剤は化学成分として5402
が99.9重量%以上アルカリ成分は100 ppm以
下の溶融シリカ球状体である。
が99.9重量%以上アルカリ成分は100 ppm以
下の溶融シリカ球状体である。
このように化学成分を限定した理由は5to2が99.
9重量−以上の不純物の少ないものでなければ磁気テー
プ用としては使用できない。
9重量−以上の不純物の少ないものでなければ磁気テー
プ用としては使用できない。
また、アルカリ成分が100 ppmをこえると、吸湿
性が大きくなり磁性粉末に凝集を生じ、ヘッド摩耗の少
ない磁気テープを得ることができなくなる。
性が大きくなり磁性粉末に凝集を生じ、ヘッド摩耗の少
ない磁気テープを得ることができなくなる。
また、溶融シリカ球状体の形状は粒径1゜μ以下でその
長短径比は1〜1.5であることが好ましい。粒径1o
μをこえるものは磁気テープ用として適当でなくまたそ
の長短径比が1.5をこえると磁性粉末の分散効果が小
さくなるので好ましくない。
長短径比は1〜1.5であることが好ましい。粒径1o
μをこえるものは磁気テープ用として適当でなくまたそ
の長短径比が1.5をこえると磁性粉末の分散効果が小
さくなるので好ましくない。
次に、本発明の充填剤を製造するには高純度の珪石、珪
砂の粉末を可燃ガスおよび酸素ガスと共に炉内に噴射し
溶融球状化したのちサイクロン、バックフィルター等で
捕集するか、クロルシラン化合物を熱分解又は加水分解
してこれを焼結し前記方法によって溶融球状化し、これ
をそのまま又は粒度調整すればよい。
砂の粉末を可燃ガスおよび酸素ガスと共に炉内に噴射し
溶融球状化したのちサイクロン、バックフィルター等で
捕集するか、クロルシラン化合物を熱分解又は加水分解
してこれを焼結し前記方法によって溶融球状化し、これ
をそのまま又は粒度調整すればよい。
本発明の充填剤を用いて、磁気テープを製造するには先
ず、γ−Q20s 、侮o4、co含有Fa304 、
Cr02 、 Fn、Co、 Fa Ni 等の磁性粉
末と本発明の充填剤とを配合し、これに大豆レシチン、
シリコンオイル、 流動ハラフィン等の潤滑性付与剤と
アセトン、メチルイソブチ′ルケイン、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノンなどのケトン系、酢酸エチル、
酢酸ブチルなどのエステル系、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、ジメチルホルムアミド等の
酸アミド、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエー
テル系等の溶剤および塩化ビニール酢酸ビニール系樹脂
、塩化ビニリデン樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン
系樹脂、ブチラール系樹脂、ウレタン系樹脂、繊維素系
樹脂、ポリイソシアネート等の単独又は併用によるバイ
ンダーとを所定の割合に配合しボールミル、アトライタ
ー、サンドミル、ミキサー等で混合した塗料を基制テー
プ上に塗布し、乾燥、表面処理を行なった後、磁気テー
プとする。磁気テープ用充填剤の配合割合については、
上記磁性粉末100重量部に対し0.1〜10重箪部の
割合がよい。0.1重量部未満では所期の効果が得られ
ず、10重量部をこえると相対的に磁性粉末の割合が減
少するので磁気特性が悪化する傾向がある。
ず、γ−Q20s 、侮o4、co含有Fa304 、
Cr02 、 Fn、Co、 Fa Ni 等の磁性粉
末と本発明の充填剤とを配合し、これに大豆レシチン、
シリコンオイル、 流動ハラフィン等の潤滑性付与剤と
アセトン、メチルイソブチ′ルケイン、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノンなどのケトン系、酢酸エチル、
酢酸ブチルなどのエステル系、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、ジメチルホルムアミド等の
酸アミド、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエー
テル系等の溶剤および塩化ビニール酢酸ビニール系樹脂
、塩化ビニリデン樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン
系樹脂、ブチラール系樹脂、ウレタン系樹脂、繊維素系
樹脂、ポリイソシアネート等の単独又は併用によるバイ
ンダーとを所定の割合に配合しボールミル、アトライタ
ー、サンドミル、ミキサー等で混合した塗料を基制テー
プ上に塗布し、乾燥、表面処理を行なった後、磁気テー
プとする。磁気テープ用充填剤の配合割合については、
上記磁性粉末100重量部に対し0.1〜10重箪部の
割合がよい。0.1重量部未満では所期の効果が得られ
ず、10重量部をこえると相対的に磁性粉末の割合が減
少するので磁気特性が悪化する傾向がある。
以上説明したように本発明の充填剤は粒径が10μ以下
でアルカリ成分が少ないので磁性粉末と均一に混合され
、すぐれた磁気テープが得られる。
でアルカリ成分が少ないので磁性粉末と均一に混合され
、すぐれた磁気テープが得られる。
次に、本発明を実施例にてさらに詳しく説明する。
実施例および比較例
磁気テープ用充填剤の製造
粒度10μ以下の水晶粉末(ブラジル産5t0299.
7%)を直径60−1高さ200cmの溶射炉内に水素
ガスおよび酸素ガスと共に噴射して1800℃の温度で
溶融球状化したのちこれをプロワ−により吸引しその後
サイクロン、バッグフィルターで捕集し溶融シリカ球状
体を得た。この充填剤のアルカリ成分および物性の測定
結果を市販の充填用ガラスピースの測定結果と共に第1
表に示す・ 第 1 表 なお第1表に示した物性の測定は次の方法によった。
7%)を直径60−1高さ200cmの溶射炉内に水素
ガスおよび酸素ガスと共に噴射して1800℃の温度で
溶融球状化したのちこれをプロワ−により吸引しその後
サイクロン、バッグフィルターで捕集し溶融シリカ球状
体を得た。この充填剤のアルカリ成分および物性の測定
結果を市販の充填用ガラスピースの測定結果と共に第1
表に示す・ 第 1 表 なお第1表に示した物性の測定は次の方法によった。
(単位ppm)
K2O・・・ 1
(2)粒 度 ・・・粒度測定器シーラス(シーラス社
製)によ る。
製)によ る。
(3) 粒子の長短径比 ・・・JISR−6002の
顕微鏡拡大法による。
顕微鏡拡大法による。
(4) 吸湿量 ・・・30℃×80%RHで1000
時間保持したときの重 J14m+nmノ/!m5■巳) 磁気テープの製造 前記方法によってイ4Iた第1表に示す溶融シリカ球状
体を磁気テープ用充塙剤として用い、これをCO含有磁
性粉末(Co−rhzos系粉末表面積25 m’/l
100重量部に対し3重量部配合したもの80M、を
部、バインダー20重量部(塩化ビニール−酢酸とニー
ル−ビニールアルコール共重合体8型翫部十ポリウレタ
ン樹脂12重量部)、シリコンオイル3重量部、溶剤2
001重垣部(シクロヘキサン100重量部十メチルケ
チルケトン100重量部)と共にアトライター(三井三
池製作所■製)で50時間混合分散し磁性塗料を調整し
た。
時間保持したときの重 J14m+nmノ/!m5■巳) 磁気テープの製造 前記方法によってイ4Iた第1表に示す溶融シリカ球状
体を磁気テープ用充塙剤として用い、これをCO含有磁
性粉末(Co−rhzos系粉末表面積25 m’/l
100重量部に対し3重量部配合したもの80M、を
部、バインダー20重量部(塩化ビニール−酢酸とニー
ル−ビニールアルコール共重合体8型翫部十ポリウレタ
ン樹脂12重量部)、シリコンオイル3重量部、溶剤2
001重垣部(シクロヘキサン100重量部十メチルケ
チルケトン100重量部)と共にアトライター(三井三
池製作所■製)で50時間混合分散し磁性塗料を調整し
た。
ヘッド摩耗量の測定
この磁性塗料を厚さ12μのポリエステルフィルム上に
乾燥厚みが6μとなるように塗布乾燥しカレンダー加工
を行なった後、3.81簡巾に裁断してMTR−101
による全厚18μの磁気テープを作成した。
乾燥厚みが6μとなるように塗布乾燥しカレンダー加工
を行なった後、3.81簡巾に裁断してMTR−101
による全厚18μの磁気テープを作成した。
次に、この磁気テープを1/2インチ巾(2時間用)に
スリットした後、VH8fflビデオレコーダーに架装
して第2表に示す条件で50パス走行させて(合計走行
時1!4.l 100時間)走行前後のヘッド摩耗量を
調べた。
スリットした後、VH8fflビデオレコーダーに架装
して第2表に示す条件で50パス走行させて(合計走行
時1!4.l 100時間)走行前後のヘッド摩耗量を
調べた。
尚、比較例として市販の磁気テープ用充填剤であるガラ
スピーズを用いた以外は実施例と同様に行った。
スピーズを用いた以外は実施例と同様に行った。
その結果を第2表に示す。
特計出顧人
電気化学工業株式会社
Claims (1)
- 5LCh 99.9 M fit 1以上、アルカリ成
分の合計量が100 ppm以下である溶融シリカ球状
体からなり、しかもその球状体の粒度が10μ以下、か
つその長短径比が1〜1.5である磁気記録媒体用充填
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58213358A JPS60108313A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 充填剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58213358A JPS60108313A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 充填剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108313A true JPS60108313A (ja) | 1985-06-13 |
Family
ID=16637848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58213358A Pending JPS60108313A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 充填剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108313A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022045619A (ja) * | 2020-09-09 | 2022-03-22 | 大陽日酸株式会社 | 無機質球状化粒子製造装置、無機質球状化粒子の製造方法、及び無機質球状化粒子 |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP58213358A patent/JPS60108313A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022045619A (ja) * | 2020-09-09 | 2022-03-22 | 大陽日酸株式会社 | 無機質球状化粒子製造装置、無機質球状化粒子の製造方法、及び無機質球状化粒子 |
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