JP3380911B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体に関し、
特に塗布型磁気記録媒体において磁性層を構成する結合
剤の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】所謂塗布型の磁気記録媒体においては、
強磁性粉末や結合剤,分散剤,潤滑剤等を有機溶剤に分
散混練してなる磁性塗料をポリエステルフィルム等の非
磁性支持体上に塗布することによって磁性層が形成され
ている。 【0003】このような塗布型磁気記録媒体において使
用される結合剤としては、磁気記録媒体に良好な電磁変
換特性を付与でき、耐摩耗性,耐熱性に優れるとともに
耐久性を付与するためにガラス転移点が低いことが要求
され、たとえば、ニトロセルロース−ウレタン樹脂,ポ
リ塩化ビニル−ウレタン樹脂等が実用化されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来使用さ
れている結合剤は、近年の磁気記録分野における高密度
記録化への対応性、あるいは環境保護の点から見て不適
当であり、新規な結合剤の開発が望まれるようになって
きている。 【0005】すなわち、磁気記録の分野においては、年
々、高密度記録化が進行しており、このような塗布型磁
気記録媒体においても、高密度記録化に応えるべく、使
用する磁性粉末の微細化が進められ、例えば比表面積4
0m /g以上の磁性粉末が使用されるようになってき
ている。ところが、磁性粉末は、微細化すると結合剤中
に分散し難くなり、たとえば、上述のような微粒子磁性
粉末を上記ニトロセルロース−ウレタン樹脂を結合剤と
して分散させようとすると、該ニトロセルロース−ウレ
タン樹脂では粘度が高過ぎ、均一に分散させることがで
きない。このため、磁性粉末が磁性層内にムラを持って
存在することとなり、磁気記録媒体の記録再生特性が劣
化するといった不都合を招く。 【0006】一方、上記ポリ塩化ビニル−ポリウレタン
樹脂は、ある程度の分散を有し、上記微粒子磁性粉末を
均一に分散させる上では適当である。しかし、分子内に
導入されている塩素が酸性雨、ダイオキシン等の原因と
なるため、地球環境保護の点から好ましくなく、その使
用量が規制されつつある。 【0007】この他、ポリエステルポリウレタン樹脂
結合剤として使用されているが、この樹脂単独では耐久
性、走行性に問題が生じる可能性が高い。 【0008】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、酸性雨、ダイオキシン等
の原因とならず、環境保護の点から優れるとともに、微
粒子磁性粉末を磁性層中に均一に分散させることがで
き、高密度記録化が可能な磁気記録媒体を提供すること
を目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明者らが多くの種類の樹脂を網羅して、その
分散性及び廃棄した場合の環境への影響について検討し
た結果、ポリビニルアセトアセタール樹脂が分散性に優
れるとともに環境保護の点からも問題が無く高密度記録
媒体の結合剤として好適であることを見い出すに至っ
た。 【0010】このような知見に基づいて本発明を完成す
るに至ったものであり、本発明の磁気記録媒体は、非磁
性支持体上に磁性粉末と結合剤とを主体とする磁性層が
形成されてなる磁気記録媒体において、上記結合剤が、
下記の化1で示されるポリビニルアセトアセタール樹脂
(ただし、式中、65≦k≦85、1≦l≦20、5≦
m≦30、k+l+m=100である。)とガラス転移
点Tgが70℃以下である樹脂よりなり、上記ポリビニ
ルアセトアセタール樹脂と上記ガラス転移点Tgが70
℃以下である樹脂の構成比は、ポリビニルアセトアセタ
ール樹脂の混合比率が全結合剤樹脂の20〜80重量%
であることを特徴とするものである。 【0011】 【化2】 【0012】ここで、本発明が適用される磁気記録媒体
としては、磁性粉末と結合剤とを主体とする磁性塗料を
非磁性支持体表面に塗布することにより磁性塗膜が形成
されるいわゆる塗布型の磁気記録媒体である。 【0013】上記磁気記録媒体において、非磁性支持体
や磁性塗膜に含有させる磁性粉は従来公知のものがいず
れも使用可能で、何等限定されるものではない。 【0014】例示するならば、非磁性支持体としては、
ポリエステル類、ポリオレフィン類、セルロース誘導
体、ビニル系樹脂、ポリイミド類、ポリアミド類、ポリ
カーボネート等に代表される高分子支持体や、アルミニ
ウム合金、チタン合金等からなる金属基板、ガラス基板
等である。その形状も何等限定されるものではなく、テ
ープ状、シート状、ドラム状等如何なる形態であっても
よい。さらに、この非磁性支持体にはその表面性をコン
トロールするために、微細な凹凸が形成されるような表
面処理が施されたものであってもよい。 【0015】磁性粉末としては、γ−Fe2 3 、コバ
ルト被着γ−Fe2 3 等の強磁性酸化鉄系粒子、強磁
性二酸化クロム系粒子、Fe、Co、Ni等の金属やこ
れらを含んだ合金からなる強磁性金属系粒子、六角板状
の六方晶フェライト微粒子等が例示される。 【0016】本発明においては、上記磁性粉末が微粒子
である場合でも磁性層内に均一に分散させることができ
るように、さらには該磁気記録媒体を廃棄した場合の環
境への影響を考慮して結合剤を構成する一構成樹脂とし
てポリビニルアセトアセタール樹脂を使用する。このポ
リビニルアセトアセタール系樹脂は、高分散性を有する
とともに分子内にClのような有害物質の発生原因を有
していないので、環境保護の点においても優れており、
結合剤樹脂として極めて好適なものである。 【0017】上記ポリビニルアセトアセタール樹脂は、
化2に示す化学構造を有するものであるが、ここで、上
記目的を達成するためには、化2で示されるポリビニル
アセトアセール系樹脂のうち重合度が200〜600、
各モノマー成分の構成比(モル%)k,l,mが、k+
l+m=100,65≦k≦85,1≦l≦20,5≦
m≦30であるものを結合剤として使用することがが好
ましい。 【0018】すなわち、kが65未満の場合には、硬さ
が不足して磁気記録媒体の耐久性を十分確保できず、k
が85を越えるものは合成が困難であり、実際上入手で
きない。また、lは、他の樹脂との溶解性,耐久性,軟
化性に影響を与えるものであり、これらの特性を良好な
ものとするためには上記範囲が好ましい。更にmは、他
の樹脂との相溶性,耐水性,イソシアネートとの反応性
の点から上記範囲とされる。 【0019】なお、上記ポリビニルアセトアセタール
は、ポリ酢酸ビニルをけん化してポリビニルアルコール
とし、このポリビニルアルコールとアセトアルデヒドを
反応させることにより合成することができる。 【0020】このようなポリビニルアセトアセタール樹
脂は、上述の如く分散性,環境保護,電磁変換特性の点
では結合剤樹脂として極めて優れているもののガラス転
移点が比較的高いため、磁気記録媒体の使用環境下にお
いては硬く脆い。このため、単独で結合剤として使用し
た場合には、磁性層の非磁性支持体に対する接着性が不
十分となり、耐久性の確保が困難である。そこで、本発
明においては、上記ポリビニルアセトアセタール樹脂に
ガラス転移点Tgが70℃以下の低Tg樹脂を混合する
ことにより結合剤に柔軟性を付加し、磁気記録媒体の耐
久性を確保することとする。 【0021】ガラス転移点Tgが70℃以下である樹脂
としては、環境への影響、所望の磁気特性への影響を考
慮して選択することが好ましく、たとえばポリエステル
樹脂、ポリエステルポリウレタン樹脂、ポリエーテルポ
リウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリロニト
リル−ブタジエン共重合体等が挙げられる。 【0022】ここで、結合剤において、上記ポリビニル
アセトアセール樹脂と低Tg樹脂の構成比は、ポリビニ
ルアセトアセタール樹脂の混合比率が全結合剤樹脂の2
0〜80重量%となることが必要がある。ポリビニルア
セトアセタール樹脂の混合比率が20重量%以下の場合
には、磁気記録媒体がやわすぎてしまい、走行に際して
ヘッドへ貼り付く可能性が高く、80重量%を越えた場
には、磁気記録媒体が硬く脆くなり、耐久性が不足す
る虞れがある。 【0023】なお、上記磁性塗膜には、前記磁性粉末、
樹脂結合剤の他、添加剤として分散剤、研磨剤、帯電防
止剤、防錆剤等が加えられてもよく、さらに、磁性層表
面,非磁性支持体上の磁性層を形成しなかった方の面
に、それぞれ防錆剤等よりなるトップコート層やバック
コート層を設けるようにしても良い。 【0024】 【作用】塗布型磁気記録媒体において、ポリビニルアセ
トアセタール系樹脂を磁性層の結合剤として使用する
と、ポリビニルアセトアセタール系樹脂は分散性に優れ
ているので磁性粉末は微粒子であっても磁性層内に均一
に分散する。また、ポリビニルアセトアセタール樹脂は
分子内にClのような有害物質の原因となる元素を有し
ていないので環境保護の点においても優れたものとな
る。さらに、本発明においては、ポリビニルアセトアセ
タール樹脂にガラス転移点Tgが70°以下である樹脂
を混合しているので、この低Tg樹脂により、結合剤に
柔軟性も付加され、耐久性も確保されることとなる。 【0025】 【実施例】本発明の好適な実施例について実験結果に基
づいて説明する。 【0026】実施例1 まず、下記に示す組成を有する磁性塗料組成物を混合し
て磁性塗料を調整した。 Co被着γ−Fe (比表面積40m /g) 100重量部 ポリビニルアセトアセタール樹脂 10重量部 ポリエステルポリウレタン樹脂 10重量部 (Tg=50℃,SONa含有) カーボン(平均粒径 75nm) 5重量部 アルミナ(平均粒径 0.3μm) 5重量部 ステアリン酸 2重量部 ステアリン酸ブチル 2重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 41重量部 【0027】なお、ポリビニルアセトアセタール樹脂と
しては、化3に示されるポリビニルアセトアセタール樹
脂のうち、重合度が300、各モノマーの構成比(モル
%)k,l,mが、それぞれ75,10,15であるも
のを使用した。 【0028】 【化3】 【0029】また、上記磁性塗料組成物の混合は、磁性
粉,カーボン,アルミナおよびポリビニルアセトアセタ
ール樹脂をニーダにて混練した後、ディスパー付攪拌機
でそれ以外の材料を加えて混合し、サンドミルを用いて
塗料化することによって行った。 【0030】このようにして調整された磁性塗料を、硬
化剤コロネートL(日本ポリウレタン社製)20重量部
を添加した後、ポリエチレンテレフタレートに厚さ5μ
mで塗布し、配向処理、カレンダー処理、硬化処理を施
して磁気記録媒体を作製した。そして、作製された磁気
記録媒体を1/2インチ幅に裁断し、磁気テープ(サン
プルテープ1)を作製した。 【0031】実施例2〜実施例7 ポリビニルアセトアセタール樹脂として、化3で示され
るポリビニルアセトアセタール樹脂のうち重合度および
各モノマーの構成比k,l,mが表1に示すものを使用
した以外は実施例1と同様にして磁気テープ(サンプル
テープ2〜サンプルテープ7)を作製した。 【0032】 【表1】 【0033】実施例8 磁性粉末としてCo被着γ−Fe2 3 の代わりにメタ
ル磁性粉(比表面積54m2 /g)を使用した以外は実
施例1と同様にして磁気テープ(サンプルテープ8)を
作製した。 【0034】実施例9〜実施例12 ポリビニルアセトアセタール樹脂の含有量およびポリエ
ステルポリウレタン樹脂の含有量を表2に示すように変
えた以外は実施例1と同様にして磁気テープ(サンプル
テープ9〜サンプルテープ12)を作製した。 【0035】 【表2】 【0036】実施例13 ポリエステルポリウレタン樹脂の代わりにガラス転移点
Tgが−20℃であるアクリロニトリル−ブタジエン共
重合体を使用するとともにアクリロニトリル−ブタジエ
ン共重合体の含有量を7重量部、ポリビニルアセトアセ
タール樹脂の含有量を13重量部とした以外は実施例1
と同様にして磁気テープ(サンプルテープ13)を作製
した。 【0037】実施例14 ポリエステルポリウレタン樹脂としてガラス転移点Tg
が70℃であるポリエステルポリウレタン樹脂を使用す
るとともにアクリロニトリル−ブタジエン共重合体の含
有量を7重量部、ポリエステルポリウレタン樹脂の含有
量を13重量部とした以外は実施例1と同様にして磁気
テープ(サンプルテープ14)を作製した。 【0038】比較例1 ポリビニルアセトアセタール樹脂の代わりにポリ塩化ビ
ニル共重合体(商品名MR−110)を使用した以外は
実施例1と同様にして磁気テープ(比較テープ1)を作
製した。 【0039】比較例2 ポリビニルアセトアセタール樹脂の代わりにニトロセル
ロース1/8Hタイプを使用した以外は実施例1と同様
にして磁気テープ(比較テープ2)を作製した。 【0040】比較例3 ポリビニルアセトアセタール樹脂の含有量を17重量
部、ポリエステルウレタン樹脂の含有量を3重量部に変
えた以外は実施例1と同様にして磁気テープ(比較テー
プ3)を作製した。 【0041】比較例4 ポリビニルアセトアセタール樹脂の含有量を3重量部、
ポリエステルポリウレタン樹脂の含有量を17重量部に
変えた以外は実施例1と同様にして磁気テープ(比較テ
ープ4)を作製した。 【0042】このようにして作製されたサンプルテープ
1〜サンプルテープ14および比較テープ1〜比較テー
プ4について、磁気特性およびスチル特性を測定した。
その結果を表3及び表4に示す。 【0043】 【表3】 【0044】 【表4】【0045】まず、ポリビニルアセトアセタール樹脂と
ガラス転移点が70℃以下である低Tg樹脂よりなる混
合物を結合剤として使用する実施例1〜実施例14にお
いては、結合剤中に磁性粉末が良好な分散性を持って分
散する。また、表3に示すように、作製された磁気テー
プ(サンプルテープ1〜サンプルテープ16)は、磁気
特性,スチル特性のいずれもおいても優れたものとな
る。 【0046】これに対し、結合剤としてニトロセルロー
スとポリウレタン樹脂よりなる混合物を使用した比較例
2では、磁性粉末が結合剤中に良好に分散せず、磁性塗
料を調整することができない。また、結合剤としてポリ
塩化ビニル共重合体とポリウレタン樹脂よりなる混合物
を使用する比較例1では、磁性塗料は調整できるものの
作製された磁気テープ(比較テープ1)は、燃焼させた
場合にポリ塩化ビニル共重合体のClによって塩酸が生
成され、環境保護上不都合であることが示された。 【0047】したがって、このことから、ポリビニルア
セトアセタール樹脂とガラス転移点が70℃以下である
樹脂よりなる混合物は、分散性および環境保護の点から
結合剤として好適であることが示された。 【0048】なお、ポリビニールアセトアセタール樹脂
と低Tg樹脂を結合剤として使用する磁気テープのうち
ポリビニルアセトアセタール樹脂の結合剤中の混合率が
20〜80%の範囲外である比較テープ3および比較テ
ープ4では、スチル特性が不十分なものとなっている。
このことから、上記ポリビニールアセトアセタール樹脂
と低Tg樹脂を結合剤として使用する場合において、耐
久性を確保するためには、その構成比が重要となること
が示された。 【0049】 【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気記録媒体は、磁性層を構成する結合剤としてポ
リビニルアセトアセタールとガラス転移点Tgが70°
以下である樹脂よりなる混合物を使用しているので、磁
性層中に微粒子磁性粉末を均一に分散させることができ
るとともに環境保護および耐久性の点でも優れたものと
することができる。 【0050】したがって、本発明によれば、高密度記録
化が可能であり、しかも実用性が極めて高い磁気記録媒
体を得ることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−138040(JP,A) 特開 平2−3103(JP,A) 特開 平2−220221(JP,A) 特開 昭50−93105(JP,A) 特開 昭50−93104(JP,A) 特開 昭50−147904(JP,A) 特開 昭57−138043(JP,A) 特開 昭56−137522(JP,A) 特開 昭64−13223(JP,A) 特開 平5−258282(JP,A) 特開 平1−236290(JP,A) 特開 平5−128486(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/702 C09D 5/23 C08L 29/14 C09D 129/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 非磁性支持体上に磁性粉末と結合剤とを
    主体とする磁性層が形成されてなる磁気記録媒体におい
    て、 上記結合剤が、下記の化1で示されるポリビニルアセト
    アセタール樹脂(ただし、式中、65≦k≦85、1≦
    l≦20、5≦m≦30、k+l+m=100であ
    る。)とガラス転移点Tgが70℃以下である樹脂より
    なり、上記ポリビニルアセトアセタール樹脂と上記ガラ
    ス転移点Tgが70℃以下である樹脂の構成比は、ポリ
    ビニルアセトアセタール樹脂の混合比率が全結合剤樹脂
    の20〜80重量%であることを特徴とする磁気記録媒
    体。 【化1】
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