JPS6010818B2 - 積層鉄心の製造方法と金型装置 - Google Patents

積層鉄心の製造方法と金型装置

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JPS6010818B2
JPS6010818B2 JP13667175A JP13667175A JPS6010818B2 JP S6010818 B2 JPS6010818 B2 JP S6010818B2 JP 13667175 A JP13667175 A JP 13667175A JP 13667175 A JP13667175 A JP 13667175A JP S6010818 B2 JPS6010818 B2 JP S6010818B2
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JP13667175A
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孝昭 三井
積 執行
義徳 永家
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Mitsui Manufacturing Co Ltd
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Mitsui Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蟹気機器の積層鉄心を製造する方法と金型装置
に関する。
積層鉄心の製造に際し、鉄心片(ラミネーション)をプ
ログレツシブダィにより製作し、これを所定枚数積層し
て一体にボルトナット、リベット、溶接等で固着する手
段が探られてきた。
しかし、この鉄心片の結合作業は、非常に手間がかかる
。そこで、この作業は、さらに改良され、ブログレッシ
ブダィにおける外形抜きステーションのダイ内に抜き込
まれる鉄心片に、予め前工程の所定ステーションにおい
て切起し突起を形成しておき、上記外形抜きステーショ
ンのダィ内に抜き込まれる際、前回に抜き込まれてダィ
内にある積層された最上位の鉄心片における功起し突起
が前工程で形成されたとき生じている孔内に、いま抜き
込まれてくる鉄心片の功起し突起を圧入し固定する所謂
かしめを行い「ダィ内で積層する手段が採られるように
なった。
この場合トダィの直下方に連続して、区切りのない積層
物が延々と取出されることになるためも製品積層鉄心の
高さに相当する間隔で、上記連続して出てくる積層物を
切離してゆかなければならないことになる。この作業は
、すでに強固にかしめられている鉄0片の切離し部分に
あるものを損傷するなど、製品歩留りを著しく低下させ
る難点を伴う。そこで、所定枚数ごとにダィ内に抜き込
まれる鉄心片については、切起し突起の抜き跡となる孔
のみを形成しておき、このような功起し突起のない鉄心
片が抜き込まれてきたときには、この鉄心片に‘まかし
められるべき切起し突起がなくさきに抜き込まれている
鉄心片と結合されないため、そこで非連続となり、ダィ
内からは1個の製品となった積層鉄心が日頃次取出され
てくるようになる技術が開発されるに至った。この技術
によれば、積層鉄心間を切離すための手間がかからず「
また鉄心片を傷付けることも少し、ので、歩留りも向上
し、良品を量産できることになった。さらに積層鉄Dに
は例えば、ある種のロータのように、重ね合わされる鉄
心片を、順次円周方向に所定角度ずつずらせてゆくよう
にする所謂スキューが与えられるものがある。この種鉄
心片の製造も、前記のように、ダィ内への抜き込みと同
時にかしめを行う手段によれば、切起し突起に所定の傾
きを与えておくことにより、鉄心片を重ね合わせる際に
、鉄心片が垂直方向の荷重を受けたとき切起し突起の煩
斜に案内されて所定のスキユー量が得られることになる
便利がある。しかし、この手段では所定スキュー量の変
化を必要とする場合、その都度、切起し突起の煩斜角度
をスキュー角度に応じて変化させる必要があるという不
便さがある。そこで、ダィにスキュー量相当の強制回転
を、プレスストロークごとに与えてゆくことが考えられ
るようになった。従釆のこの考えに塞く手段は、プレス
ストロークをウオームの回転連動に変え、このゥオーム
によって回動されるウオーム車をダィに取付けておく所
謂歯車を利用した燈合い伝動によるものであった。この
方法は一見合理的と思われるが、微小角ずつ正確にスキ
ューする場合、背隙(バックラッシュ)の影響が大き過
ぎ、相当なばらつきを生じることがある。さらにダィ内
からの製品取出し‘こは、1個ずつに分けられた積層鉄
心が、ダィ直下方にそのまま落下することによる損傷を
防ぐ手段が必要であり、とくに毎分400〜60の女程
度の鉄I0片が抜かれてゆくとすれば、6の女前後の積
層数の鉄心が毎分6〜1の固の割で取出されることにな
るため「これに対応して確実に処理してゆかないと混乱
が生じ「製品を損傷するおそれがある。一方、高い精度
と大量の生産が要求されるロータ、ステータ用の金型装
置の具体的構造を見ると最もオーソドックスなプログレ
ッシブダィは、一般に4ステーションの結合からなって
いた。即ち「第1のステーションにおいてはコイル材の
ストリップに、まずパイロット孔と「ロータの中心孔お
よびスロット抜きが行われるようになっており第2のス
テーションにおいては、ステ−夕のスロット抜きが行わ
れ、第3のステーションにおいてはロータの外形抜きが
行われ、さらに第4のステーションではステータの外形
抜きが行われるものであった。このような4ステーショ
ンにおける各作業は、同時に進行し、順送りされるスト
リップの先機が第4のステーションを通過したのちは、
プレスの1ストロークごとに1枚ずつロータとステータ
が抜き出されることになる。この形式のものは、さきに
説明した通り従来技術のうち、最も基礎的なもので、こ
れによって抜き出されたロータとステータの各鉄′○片
は、別作業としての組立工程において、所定枚数ずつ重
ね合わせ固着しなければならず、組立に手間がかかる。
これに対し、外形抜きを行うダィ内に鉄心片を抜き込む
と同時にかしめを行うようにした金型装置では、かしめ
に利用する切起し突起を設ける作業が加わるため、第1
または第2ステーションに切起し突起形成用のポンチを
設けなければならないことになるが、第1、第2ステー
ションにはそのゆとりがない。そこで、加工ステーショ
ン数を増加し、切起し突起形成のために1つのステーシ
ョンを使用するようになった。しかし、すでに説明した
通り、すべての鉄心片に切起し突起が形成されては、延
々と蓮らなった積層物が生じてしまうので、製品積層鉄
心1個に使用される数の鉄心片のうち、1枚だけには、
切起し突起の抜き跡となる孔だけがあって、切起し突起
のないものが外形抜きダイ内に抜き込まれてゆくように
する必要が生じてきた。これを可能にするには、切起し
突起を形成するためのポンチと同じ形状の抜き専用のポ
ンチを別のステーションに更に追加して設けておき「一
定の枚数ごとにこれが使用されるよう何等かの手段によ
り、突出させればよいことになる。また、ロータのよう
にスキュ−を与える場合、これを可能にする手段として
はすでに説明したように、歯車の噛合い伝動によりプレ
スストロークのモーションをダィの強制回動に変換する
技術が開発されているものの、背隙の影響によって生じ
るスキュー角のばらつきは無視できないものがあり、超
高精度が要求される積層鉄心の製造用金型装置としては
、さらに改良された安定性に富むものでなければならな
い。以上に説明したように、超高精度の積層鉄心を高速
度あるいは超高速度で生産できる積層鉄心の製造方法と
、この方法の実施に直接使用する装置としての金型装置
の開発には多くの解決されなければならない難問があり
、これを解決するのにステーション数を増大してゆくこ
とは確かに一つの解決への手がかりとはなるものの、徒
にステーション数をふやすことは高精度な金型の製作を
困難とし、金型も大きくなるため使用プレスも広いベッ
ド面積をもったものが要求されるようになり、又超高速
運転に際して、さらに多くの問題を生じることになるか
ら、金型装置としては、できるだけコンパクトでステー
ション数もできるだけ少し、ものであることが必要とな
る。
本発明はこれに鑑み、前記すべての問題を一挙に解決で
きる積層鉄心の製造方法と金型装置を提供することを目
的とする。以下、添付の図面を参照しつつ本発明を実施
例により説明する。
第1図には本発明金型装置の一実施例の一部分が縦断面
で示されており、図示部分は帯状電磁鉄板素材(以下ス
トリップという。
)1からモータの回転子積層鉄心を製造する部分であっ
て、図上右側に固定子積層鉄心を製造する部分があるが
図示省略してある。本発明金型装置は第1乃至第9ステ
ーションがあり、第1図にはその第1乃至第5ステーシ
ョンが示されている。
図中符号1〜Vはステーションナンバーを示す。第1ス
テーション1では第2図に示すように、スキユー用逃げ
丸孔2とパイロット孔3が穿設される。第2ステーショ
ンロでは鞄孔4とロータスロツト5Rが穿設される。第
3ステーションmではスキュー用逃げ丸孔2に通じる功
起し突起抜き跡孔6と切起し突起7(第3図A,B参照
)が形成される。さらに「 この第3ステーションでは
第4図A,Bに示すように、切起し突起7を抜き落した
切起し突起相当の孔6aが所定の枚数分ごとに形成され
る。第4ステーションWでは金型構造上、強度を保持す
るための遊びのステーションで加工は行われず第5ステ
ーションVでは、ダイ8内にロータラミネーシヨンとな
る鉄心片9の外形抜きとかしめ及びスキュ−加工が行わ
れる。以下第2図にストリップで示すよう第6ステ−シ
ョンではステータスロット5Sが抜かれ、第7ステ−シ
ョン肌は第4ステーションWと同様遊びのステーション
で加工は行われず第8ステーション風では公知の〉状、
)状等のかしめ用切超し突起7Sが形成される。この切
起し突起の形成にはロータにおけると同様所定枚数ごと
に取付け高さが異るようになるポンチが使用される。第
9ステーションKではステータラミネーションとなる鉄
心片10が抜かれ、かしめられることになる。第1ステ
ーション1および第2ステーションDにおけるポンチ1
1,12,13およびダイ14,15,16は従来使用
のものと同じ機能をもつものであるが第3ステーション
皿こおけるポンチ17は、該ポンチのカム部19、ソレ
ノィド56、該ソレノィドによって駆動されるカム20
等からなるポンチ高さ設定手段によって、従来のものと
全く異る作動を行うものである。
このポンチ17について説明すると、このポンチ17は
第5図に略示してあるように、下端刃先17aは切起し
突起7の形成に必要な形状に形成され、基部となる上端
部はポンチホルダー8内に臨むカム部19に形成されて
いる。このカム部19はテーパカムであって、ポンチホ
ルダ18に取付けられたソレノィド56によって進退駆
動されるカム20に常時接触状態にあり、上下動するポ
ンチホルダ18が最下端まで下降したときポンチ17の
刃先亀7aがストリップーを押えているストリッパ21
の下面から突出させられる量は、切起し突起Tと孔6の
形成時には、切起し突起7がストリップの板厚を超えな
い突出量となるよう保たれているが、孔6aの形成時(
打ち抜き時)にはストリップの板厚の2倍以上の突出量
となる(第6図、第7図参照)。この突出量の変更は、
前記カム20の変位によってポンチ17に与えられる。
ポンチ17の突出量を増大する時期は、ダィ8内で結合
される鉄○片9.が1個の積層鉄心に必要な枚数分だけ
ポンチホルダー8が往復動したときであり「製品積層鉄
Wま、切起し突起7のない孔6aのみがある鉄心片9を
最下層ラミネーションとして「次回に孔6bが形成され
た鉄心片9が抜き込まれる1枚前の鉄心片9を最上層の
ラミネーションとして形成される。なお鉄心片9で形成
される積層鉄心はスキューされてかしめられる。つぎに
第5ステーションVにおけるダィ8およびポンチ22の
構造を第8図乃至第12図を参照して説明する。
ダィ8はダィプレート41の一部を構成する内輪23と
外輪24とからなり、両者間には一方向クラッチ25を
介在させて内輪23を外輪24に対して一方向のみ回転
可能に配設するとともに、外輪24をダィホルダ28に
対して回敷可能に配設している。このダィ8のあるステ
ーションVに達したストリップ1の部分には、第3図A
,Bに示すような切起し突起7と孔6がすでに設けられ
ている。切起し突起7は傾斜部7aと水平部7bからな
り、ストリップーの下側に向け板厚を超えない量に突出
された爪片状の突起である。ダイ8とポンチ22は上記
切起し突起7のある鉄心片9を、第9図に仮想総26で
示す部分から打抜くものであり、その際強制的にスキュ
ー量だけダィ8は一方向に間歌回転させられる。この一
方向間歌回転手段は、ポンチホルダ18に連接したカム
枠34に形成されたカム32,33および一端を外輪2
4に係合させ、カム32,33によって作動されるレバ
ー30等からなり、第10図に示す如く外輪24に楯段
されたピン27‘こはダィホルダ28側に設けられた垂
直の軸29を支点として水平に往復回動できるレバー3
0のスロット31が掛合されている。レバー30‘ま第
10図、第11図に示すようポンチホルダー8側に取付
けられたカム32と33により回動される。カム32は
スキュー量調整用であり、カム33は戻り極限位置決定
用であって、それぞれ第量1図に示すようカム枠34内
に位簿調節自在に組込まれ固定用ねじ35,36により
調整位置に固定されている。前記ダィ8内へストリップ
1から鉄心片9を抜き込むポンチ22には、前記孔6に
俵合し切起し突起7の額斜部7aと水平部7bの上面に
密接する突起37が設けられている。スキュ−量付与の
ための外輪24の回動回数は、ポンチホルダー8の昇降
数と一致する。プレスの高速の運転に際して、レバー3
0がカム32からはじかれるように離れることを防ぐ目
的で、ストッパ38が設けられている。このストツパは
カム32によつてレバー3Qがスキュー方向に回動され
たとき、レバー背側面が油膜を介して当援する程度に調
整され位置決めされており、この位置決めは最孔39に
挿入したボルト亀0の締付けによって行われる。また上
記高遠の運転に追従できるようダィ8の内輪23とダイ
プレート41との間にはニードルベアリング42が設け
られている(第8図参照)。さらに上記ダィ8のダィ内
周面8aのストレート部はストリップ1の板厚2〜3枚
程度の深さとし、それ以下のダイ内周面には抜き勾配が
付されている。上記構造のダィ8のダイス孔には受け台
43が下方から臨ませて設けられている。受け台43は
第8図に示すように、ヱアシリンダ44により上方への
押圧力を与えられたもので、コンブレツサ亀5からの圧
力空気を貯えたェアタンク46の空気圧を受けて押上げ
られているとき、最大圧力はリリーフ弁47により一定
し、その圧力はダィ内に抜き込まれてくる鉄心片9の枚
数がふえるに伴い圧下されて、シリンダ下部の圧力室(
図示しない)の容積が減少しても変らない。受け台43
は、さらにヱアシリンダ44のピストンロッド48の先
端に設けられた支持台49に水平の軸50で取付けられ
ている可頃合51に、スラストベアリソグ52を介して
水平回動自在に取付けられている。この受け台43の支
持構造は、ダイ8内から製品を取出す際、電磁切襖弁5
3が製品成形完了を知る適宜信号により切換えられたと
き、ピストンロッド48の降下に伴い、例えば第8図に
示すよう、固定位置にある突起54に可煩台51が接触
し、傾いてシュート55に製品を滑降移乗させて安全に
取出せるようになっている。本発明は前記のような構成
からなるので、ストリップ1が送り込まれると、第1ス
テーション1においてスキュー用逃げ丸孔2とパイロッ
ト孔3が設けられ、続いて第2ステーション0‘こおい
て鞠孔4とロータスロット5Rが、さらに第3ステーシ
ョン皿こおいては切起し突起7の形成により切起し突起
抜き跡孔6が設けられる。
さらにストリップ1の先端が順次第4〜第9ステーショ
ンへと順送りされる間に第5ステーションVにおいては
ロータのプランキングとスキュ−を伴ったかしめおよび
製品の取出しが行われ、第6ステーションのではステー
タスロット5Sが、また第8ステーション側ではかしめ
用の切起し突起7Sが設けられ第9ステーションKでは
ステータのプランキングとかしめおよび製品の取出しが
行われる。まず、第3ステーションmにおけるポンチ1
7の動作を説明する。図示説明を省略したが、ストリッ
プ1はダィプレート41の上面から常時浮き上げられた
状態で支持され、水平に移動することが自由となるよう
案内されている。このストリップ1‘まポンチホルダ1
8が圧下されるとき、一体に降下するパイロットピンが
パイロット孔3に入り、正確な位置にストリップ1を保
持したのち、まずストリツパ21によってダイプレート
41上に正確に当俵これ、さらに降下してくるポンチ1
7により切起し突起7とこれに伴う孔6の形成が行われ
る。この動作は、例えば製品積層鉄0が鉄心片9を6の
女重ねて一体とするものであれば、59枚継続されるが
、この5g匁こ先行する別の1枚分については、第5図
に示すようなカム20の圧進変位がソレノィド56によ
って与えられることにより、ポンチホルダ18に対する
ポンチ17の取付け高さ位置が下げられていて、最下降
時におけるストリツパ21からのポンチ17の刃先17
aの突出量が増大するようになり、第4図A,Bに示す
ように功起し突起相当の抜き跡の孔6aが形成される。
このように孔6aが穿けられた部分が第5ステ−ション
Vにおいてダィ8内に抜き込まれる鉄心片9は下面に切
起し突起7を突出していないもので、受け台43上に密
接した状態となる。このあとの5功女分には、カム20
が後退させられていて切起し突起7を抜き落さずに形成
する加工が行われる。上記のように切起し突起7の有無
は適宜信号を受けてソレノィド56が作動したとき圧進
されるカム2川こよりポンチホルダ18に対するポンチ
17の高さが変えられることによって可能となる。即ち
、例えば6q父の段○片9からなる積層鉄心の場合であ
れば、プレススト。ーク6の副ごとにソレノイド56が
カム20を圧進する方向に作動するようシーケンス制御
してお仇まよいことになる。孔6aあるし、は切起し突
起7が形成されたストリップ1はポンチ上昇とともにダ
イブレート41から浮上して順送りされ、第5ステーシ
ョンVに達したとき、ポンチ22によりダイ8内に抜き
込まれることになる。このとき、第10図、第11図に
示すポンチホルダ18と一体に降下するカム枠34のカ
ム32が、レバー30を押し、軸29を中心とした水平
回動をレバー301こ生じさせる。このレバー27の動
作によって外輪24が回動される。この外輪24の動作
は一方同クラッチ25を介して内輪23に伝達される。
内輪23が回動される時期は、いま外形抜きされた鉄D
片9が、さきにダィ8内にあって最上位にある鉄心片9
に圧接する直前であり、さきにダィ内にある鉄心片は受
け台43上にあるため、上記内輪23の回動量をスキュ
ー量として両者は切起し突起7によりかしめられる。上
記の加工を了えてポンチ17が上昇復帰するとカム32
も上昇し、戻いまね57の作用を受けているレバー30
は外輪24を戻し回動する。
このとき内輪23がつれ回りするようであれば、内輪2
3には適宜摩擦ブレーキを作用させるような構造として
おけばよい。上記スキュー量付与の直後、ダイ8内にお
いては、受け台43上の最上位の鉄心片9と、いま抜き
込まれてきた鉄心片9のかしめが行われるが、その際、
受け台43は、第8図に示す状態に電磁功換弁53が切
換えられていて、タンク46内の圧力を受け押上げられ
ている。
この押上げ圧力はリリーフ弁47によって最大値が定ま
っており、かしめはポンチ22の上からの圧力と、受け
台43の下からの圧力とによって行われる。ダィ8内に
は次第に鉄心片9が抜き込まれ、やがて受け台43上に
は、最下位に孔6aのある鉄心片9を有し、それより上
方部分は切起し突起7のある鉄心片9の所定枚数で形成
された製品積層鉄」Dが存在するようになる。この製品
積層鉄Dは、つぎに抜き込まれてくる鉄D片9に切起し
突起7がないことにより単体として取出し得るものにな
る。そこで、該製品積層鉄心の周面がダィ8の内周面8
aに接触しなくなったとき、即ち製品積層鉄心がダィ8
の内周面8aによる拘束から解放され、落下可能となっ
たとき、これを検知する適宜な手段を設けておけば、そ
の信号により電磁切換弁53を切換えることができる。
そして電磁功換弁53を切換えることによって、シリン
ダ44の上部圧力室(図示せず)へエアーが送られてピ
ストンロッド48が引込められ、瞬間的に受け台43は
急降下される。急脇蜂下した受け台43上の製品積層鉄
心は、受け台43の降下定位層における可鏡台51の斜
煩により、シュート55上に滑降移乗され、安全に回収
される。製品積層鉄Dを放出した直後に、これを適宜手
段により検出し、再び電磁功換弁53が切換えられると
、瞬時に受け台43は上昇復帰して、製品積層鉄0とな
りつつある鉄心片9の積層物に下方から所定の圧力を加
えることになる。第5ステーションVにおいてロータ用
鉄心片9を抜き取られたストリップーはさらに、第6乃
至第9ステーションW〜Kにおいて、ステータ用鉄心片
10が抜き取られる。
ステータの場合はスキューが与えうれないだけで、すべ
てロータと同じ手段が適用されるため、第6ステーショ
ン乃至第9ステーションの詳細説明は省略する。以上の
説明から明らかなように、本発明によれば、ステーショ
ン数を増加することなく、切起し突起とあるものとない
ものを同一ポンチで同一ステーションで成形でき、さら
に、外形抜きと同時に行うスキュ−量の付与も、いささ
かの狂いもなく正確に行うことができるし、とくに、製
品の取出し‘こは、受け台の瞬間的降下と、その斜煩に
よるシュートへの移戦作業によるようにしたため、製品
の安全な取出しが可能となり、単一の金型装置で自動的
、連続的に高精度の製品積層鉄心を高歩留り超高速生産
できるなど優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明金型装置の一実施例を示す縦断正面図、
第2図はストリップの展開平面図、第3図Aはロータ用
鉄」○片における切起し突起部分を示す拡大平面図、同
図8は第3図Aにおける3B−3B線視断面図、第4図
Aはロー夕用鉄○片における切起し突起相当の抜き跡孔
部分を示す拡大平面図、同図B図は第4図Aにおける4
B−4B線視断面図、第5図は切起し突起成形用ポンチ
機構の略示拡大縦断面図、第6図は切起し突起形成状態
の拡大縦断面図、第7図は切起し突起相当部分の抜き跡
孔成形状態の拡大縦断面図、第8図はロータ用鉄心片の
外形抜きステーションにおけるダィ機構と製品取出し機
構を示す一部切欠縦断側面図、第9図はロータ用鉄0片
として外形抜きされる部分のストリップの一部を示す拡
大平面図、第10図は第8図におけるダィ機構のダーィ
強制回転機構の一部を示す拡大平面図、第11図は同上
ダィ強制回転機構のカムとしバ一の相対関係を示す拡大
縦断正面図、第12図は本発明による外形抜きとかしめ
およびスキューの状態を説明する拡大縦断面図である。 1〜K……ステーション、1……ストリップ、2…・・
・スキュー用逃げ丸孔、3……パイロット孔、4・・・
・・・鞠孔、5R,5S・・・・・・スロット、6,6
a・・…・孔、7,7S・・・・・・切起し突起、8・
…・・ダィ、8a……ダィ内周面、9……ロータ用鉄心
片、10……ステータ用鉄心片、17……ポンチ、17
a……刃先、18……ポンチホルダ、19……カム部、
20……カム、21…・・・ストリッバ、22……ポン
チ、23・・・・・・内輪、24・・・・・・外輪、2
5・・・・・・一方向クラッチ、27・・・・・・ピン
、28……ダイホルダ「29……鞠、30……レバー、
32,33……カム、34……カム枠、35,36・・
・・・・固定用ねじ、37・・・・・・ポンチ下面の突
起、41・・・・・・ダィプレート、42・・・・・・
ニードルベアリング、43……受け台、44…・・・ェ
アシリンダ、45……コンブレツサ、46……エアタン
ク、47……リリーフ弁、48……ピストンロツド、4
9・・・・・・支持台、50・・・・・・軸、51・・
・…可頃合、52・…・・スラストベアIJング、53
・・・・・・電磁切換弁、54・・・・・・突起、55
・・・・・・シュート、56……ソレノイド。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第了図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定のピツチごとに間歇移送される帯状電磁鉄板素
    材から順次不要部分を打抜き、必要部分の外周を打抜い
    て鉄心片を製造し、この鉄心片を所定の積厚に積層して
    回転子の鉄心を製造する方法であつて、プレスストロー
    クごとに前記帯状電磁鉄板素材にスキユー用逃げ孔を穿
    設する工程と、プレスストロークごとに前記スキユー用
    逃げ孔にストリツプの板厚を越えない突出量を有するス
    キユー用切起し突起を形成するとともにプレスストロー
    クの所定回数毎に前記スキユー用切起し突起を打ち抜く
    工程と、プレスストロークごとに前記帯状電磁鉄板素材
    から鉄心片を打ち抜いて、その鉄心片をダイ内に収容し
    、打ち抜かれた鉄心片をダイ内に収容するに際して、既
    にダイ内に収容されている鉄心片を、プレスストローク
    を利用したカム機構によつて所定のスキユー量相当角だ
    け一方向に間歇回転させる工程と、ダイ内に収容された
    各鉄心片を互にかしめ、これによつて積層された積層鉄
    心をプレスストロークの所定回数ごとに取り出す工程と
    を順次実行することにより積層鉄心を製造するように積
    層鉄心の製造方法。 2 所定のピツチごとに間歇移送される帯状電磁鉄板素
    材から順次不要部分を打抜き、必要部分の外周を抜打い
    て鉄心片を製造し、この鉄心片を所定の積厚に積層して
    回転子の鉄心を製造する装置であつて、先端に切起し用
    刃を有するポンチをポンチホルダに対して突出可能に配
    設するとともに、プレスのストローク数がカウンタにプ
    リセツトした予設定ストローク回数に達する毎に、上記
    ポンチをポンチホルダの通常位置から打ち抜き位置に突
    出させるポンチ高さ設定手段を備え、ポンチの通常位置
    で帯状電磁鉄板素材上の鉄心片にかしめ用切起し突起を
    形成し、ポンチの打抜き位置で帯状電磁鉄板素材上の鉄
    心片に形成されるべきかしめ用切起し突起を打ち抜くよ
    うにしたスキユー用切起し兼打ち抜き工程用装置と、ダ
    イホルダに対して回転可能にダイプレートの一部をなす
    ダイを配設するとともに、ポンチホルダの下方にカムを
    延設し、該カムにダイホルダに支持させたレバーの一端
    を当接させ、かつ該レバーの他端を上記ダイに係合させ
    て、上記ポンチホルダの下降毎に上記ダイをスキユー量
    だけ回動させて鉄心片を相互にかしめさせる一方向間歇
    移送駆動手段を備え、さらに上記ダイ内に収容された各
    鉄心片を載置する受台をシリンダのピストンロツド先端
    に有してなる積層鉄心片の打ち抜き、積層、取出し工程
    用装置とを連続して配設した金型装置。
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