JPS60106740A

JPS60106740A - エア−吸引式シ−ト材吸着装置

Info

Publication number: JPS60106740A
Application number: JP21286383A
Authority: JP
Inventors: Toshiki Nishibori; 西堀　敏樹; Yuji Katsuta; 祐司勝田
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1983-11-11
Filing date: 1983-11-11
Publication date: 1985-06-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野２本発明はシート材を給送する装置に関し、特に複写機、
電子ファイル、ファクシミリ印刷機等においてシート材
を一枚づつ確実に給送するために供するシート材をエア
ー吸引するエアー吸引式シート材吸着装置に関する。

〈従来技術〉従来、給紙台板上に積載されたシート材（シート状の用
紙又は原稿等）を一枚づつ所定の位置まで給送する装置
としては、積載されたシート材と対向して給紙ローラを
設け、該給紙ローラを回転させることでシート材を一枚
づつ給送するのが一般的であり、幅広く利用されている
。この給紙ローラを用いる装置は、ローラの摩擦を利用
して一枚給送を行っている。そのため、シート材を傷め
易い、シート材の表面等を汚す、表面Ｎ擦係数の低いア
ート紙やコート紙に対してすべりを起こし易い、更に紙
粉やローラ利質の経時変化が原因となる摩擦係数の低下
による給送ミスを発生し易い等多くの欠点を有している
。

そこでこれらの欠点を解消するためにエアー吸引全利用
しシート材を吸着し、この吸着したシート材を搬送する
装置が種々提案されるようになった。このエアー吸引を
利用した装置は、底面にエアー吸引口を設けたシート材
吸着部と、負圧室を内部に備えるサクションエアークー
シングとを連結し、給紙台板上に積載された複数枚のシ
ート材の最上位シート材を上記シート材吸着部の底面で
吸着しており、その吸着されたシート材を搬送する構成
である。

しかし、前記給紙台板上に積載されたシート材を、上記
シートＨ吸着部に吸着する除搬送しようとする最上位の
シート材と次位のシート材の間に、例えば静電気憎に起
因する用紙間吸着力が働らいていると、一度に複数枚の
シート材を引き」＝け、これがシート材の重送につなが
るという不都合が生じる。

〈発明の目的〉本発明は上記の事項に鑑み、ソート材の先端側部の両縁
近傍における一方縁に対向する吸引口と他方縁に対向す
る吸引口とで吸引力に差を設けて、前記シート材をめく
り上げる際に該シート月に大きな吸引力を作用させる吸
引口に対向する角部が反り上がる様にして、搬送すべき
最上位シート材と次位シート材との間に作用するシート
材用紙間吸着力を弱めて重送を防止するエアー眩引式シ
ート材吸着装置を提供することを目的とする。

〈実施例〉以下、本発明の構成を図面に基づき解説する。

第１図は本発明の一実施例に係るエアー吸引式シート材
吸着装置の略示斜視図、第２図は該エアー吸引式シート
材吸着装置のシート材吸着部の底面の吸引口部の・Ｆ面
図、第３図及び第４図は該エアー吸引式シート材吸着装
置のシート材給送に関する説明図、第５図は該エアー吸
引式シート月吸着装置のシート拐吸着時の分離状態の説
明図、第６図は本発明の他の実施例に係るエアー吸引式
シート材吸着装置の略示正面図、第７図は本発明のさら
に他の実施例に係るエアー吸引式シート材吸着装置の略
示正面図、第８図は本発明のさらに他の実施例に係るエ
アー吸引式シート材吸着装置の略示正面図である。

第１図において、■はサクションエアーケーシングであ
る。前記サクションエアーケーシング１は内部に負圧が
生じる負圧室２を有し、その下部には吸引すべきシート
材の先端下部に吸着するシー１・拐吸着部３が設けられ
ている。

前記エアーケーシング１の吸引は前記シート材吸着部３
に穿孔されたエアー吸引口４　ａ−＝　４　ｂ、４ｃを
介して行なわれる。

このシート材吸着部３のエアー吸引口形成面を丑面的に
見た図が第２図であり、同図にて明らかな通り、このエ
アー吸引口形成面は短辺及び長辺を：　ｔ、′Ｊつ長方
形形状を成しており、その長辺の幅は吸引すべきシート
材Ｐの側辺の長さに相当する（厳密にはシート材Ｐの側
辺の長さよりもやや長い）。

そして、古亥エア吸引口形成面の長辺方向における片側
端つ捷りシート材Ｐの先端側部の一方縁に封着する領域
の吸引口４ａは、−辺が前記エア吸引口形成面の短辺よ
りやや短い正方形であり、又、該エア吸引口形成面の長
辺方間における前記片側端と反対の片側端つまりシート
材Ｐの他方縁に封着する領域の吸引口４ｂは、−辺が前
記エア吸引口形成面の短辺のｌ’Ｌぽ半分で他辺が前記
エア形成面の短辺よりやや短い長方形である。そして、
この吸引口４ｂは全体がエアτ吸引口形成面の一方長辺
（シート利Ｐの先端辺と相対向する辺）側に寄っている
。

なお、前記エア吸引口形成面の中央領域に形成されてい
る吸引口４ｂは直径が該エア吸引口形成面の短辺の約１
／４の円孔であり、８個穿設さ！シている。もちろん、
この吸引口４ｂの数及び配置は適宜変更しても良い。

」１記の通りで、エアー吸引口４ａ、４ｂ、４ｃはその
開１」断面積は大きさ順にエアー吸引口４ａ〉４ｂ）４ｃとなっている。

続いて、第３図、第４図及び第５図を用いて本実施例の
エアー吸引式ノート材吸着装置の動作説明を行う。なお
、谷図において前記したものと等価なものには同符号を
付与している。

ところで、第３図及び第４図はエアー吸引式シート材吸
着装置（サクションエアーケーシング１及びシート材吸
着部３より成る。）の吸着すυＪ作の位置度■σＪ動作
の異なる２つを示したものである。

つまり、第３図における、シート材吸着装置（偲線Ｈで
示す。）が、搬送動作の指示を受けると、矢印Ｆで示す
方向に移動しく駆ｕＪ装置は図示していない。）、底面
を上下動自在な給紙台板１５によって保持されペーパー
ガイド２ｏにより横動が規制された積層シート材Ｐの最
上位７−ト材Ｐ′の先端（一端）に配座するまでの動作
と、第４図における、シート材吸着装置（破線Ｈで示す
。）が搬送動作の指示を受けると、矢印Ｆで示す方向に
移動しく駆動装置は図示していない。〕、底底面全上下
動作な給紙台紙１５によって保持されペーパーガイド２
ｏにより横動が規？ｆｆ１Ｊされた積層シート材Ｐの最
」＝位シート材Ｐ′の先端（一端）に配座するまでの動
作は同一である。

しかし、第３図においては、シート材吸着装置Ｈが所定
の位置で停止した状態において吸引動作を開始すると該
シート材吸着装置は矢印ａ方向に回動するのに対し、第
４図においては、シート材吸着装置Ｈが所定の位置で停
止した状態において壕引動作を開始すると該シート材吸
着装置は矢印す方向にモ行移ｅ１するのである。

さて、本実施例のエアー吸引式シート材吸着装置は、吸
引すべき最上位シート材Ｐ′の先端側部の一方縁に接触
した吸引口４ａからの吸引力と該最上位シート材Ｐ′の
先端側部の他方縁に接触した吸引口４ｂからの吸引力と
が異なる。これは、本実ｙＪ２例の円アー吸引式シート
材吸着装置が単一の負、圧発生用ファンでもって吸引を
行うわけで、物理的吸引力ｎ；吸引口の面積の大きさに
比例するのである。

そのため、第３図及び第４図において、前記シート材吸
着部３のエア吸引口形成面と前記最上位シート材Ｐ′と
の間隙に微少な距離ｔができた状態では、第５図の通り
、面積の大きい吸引口４ａの吸引力が面積の小さい吸引
口４ｂの吸引力より大きく、それゆえ、該最上位シート
材Ｐ′は前記シート材吸着部３に該吸引口４ａに対向す
る側から吸着されることになる。

なお、第５図において、７が負圧発生用ファンであって
、該負圧発生用７アン７は前記吸引口４ａ及び吸引口４
ｂと等しい距離の場所に設置されている。そして、該負
圧発生用７７ン７は矢印Ｅ方向に気流を発生させる。

こうして、本実施例のシート材吸着装置は、最上位シー
ト材Ｐ′を吸引Ｄ４ａと封着する角端部よりめぐり上げ
るような状態で引き上げるから、給送すべき最上位ソー
ト材Ｐ′とその次位のシート材Ｐ″古の間（吸引口４ａ
のある側方）に空隙Ｓができて、該空隙Ｓにエアーが入
り込み、前記最上位シー１−ｎＩＰ’とその次位のシー
ト材Ｐｏ間の用紙間吸着力は著しく弱められる。

こうして、シート材間にエアーが挿入された状ｍｋ作り
出した後に、他方の吸引口４ｃ、４ｂも吸引動作を開始
して、最上位のソート材Ｐ′のみの分離吸着を達成する
。

以後、必要な回数はど−Ｊ二述の動作６鰻する。

本発明の他の実施例を第６図にて開示する。

同図において、■はサクションエアーケーシング、３は
シート材吸着部、４ａ、４ｂはエアー吸引口、及び７（
／ｉ負圧発生用ファンであシー、前述したものと等価で
ある。

本実施例にあっては、エアー吸引口４ａ、４ｂは同じ大
きさの面積であり、前記負圧発生用ファン７を一方のエ
アー吸引口４ａに近く他方のエアー吸引口４ｂに遠い位
置に取り旬けた。

そのため、流路の長さの違いによりエアーの流れに対す
る抵抗に太少が生し、２つのエアー吸引口４ａ、４ｂの
吸引力が異なって、第］実施例と同様な構成となる。

本発明のさらに他の実施例を第７図にて開示する０同図において、１はサクションエアーケーシング、３は
７〜ト材吸着部、４ａ、４ｂはエアー吸引口、７．７′
は負圧発生用ファンであり、前述したものと等価である
。

本実施例にあっては、エアー吸引口４ａ、４ｂは同じ大
きさの面積にして、２つの負圧発生用ファン７．７′の
負圧発生力に差を設けた。つまり、エアー吸引口４ａの
負圧発生用ファン７の負圧発生力を他のエアー吸引口４
ｂの負圧発生用ファン７′の負圧発生力より強大にした
。

そのため、２つのエアー吸引口４ａ、４ｂの吸引力が異
なって、第１実施例と同様な構成となる。

本発明のさらに他の実施例を第８図にて開示する０同図において、■はザクジョンエアーケーシング、３は
シート材吸着部、４ａ、４ｂはエアー吸引口、及び７ａ
、７ｂは負圧発生用ファンであり、前述したものと等価
である。

本実施例にあってｄ゛、エアー吸引口４ａ、４ｂは同じ
大きさの面積にして、しかも各エアー吸引口４ａ、４ｂ
の９圧発生用ファン７ａ、７ｂ’ｉ同じ強さのものにし
て、該負圧発生用ファン７ａ、７ｂへの入力市川の大き
さに差別化を設った。つまり、エアー吸引口４ａの負圧
発生用ファン７ａ側の入力電圧を他のエアー吸引口４ｂ
の負圧発生用ファン７　ｂ　ｆｌ＋１１の入力電圧より
も強くした。

１〈効　果〉以上の様に本発明によれば、給紙台板上に積載されたシ
ート拐を、相対向して設けられたシート材吸着部に備わ
る吸引口を介してエアー吸引する吸引力により該シート
吸着部に吸着させるエアー吸引式シート拐吸着装置にお
いて、特に複雑な装置若しくは部品を用いることなくし
て、シート材間の吸漕力を強制的に弱めて該シート材の
重送防止を行なえるので、シート材吸着の信頼性を飛躍
的に向上させることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るエアー吸引式シート材
吸着装置の略示斜視図、第２図は該エアー吸引式シート
材吸着装置のシート材吸着部の底面の吸引口部の半面図
、第３図、第４図及び第５図は該エアー吸引式シート材
吸着装置のシート吸着時の分離状態の説明図、第６図は
本発明の他の実施例に係るエアー吸引式シート拐吸着装
置の正面断面図、第７図は本発明のさらに他の実施例に
係るエアー吸引式シート材吸着装置の正面断面図、等８
阻は、本発明のさらに他の実施例に係るエアー吸引式シ
ート材吸着装置の正面断面図である。１・・サクションエアーケーシング、２・・・負圧室、
３・・シート材吸着部、４．ａ、、４ｂ、４ｃ・・エア
ー吸引口、７．７′、７ａ、７ｂ　負圧発生用ファン、
Ｐ、ｌ）’、Ｐ″・・シート材。代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）事１）　ｚ
ｌ”！Ｊｊ７．７ｂ

Claims

【特許請求の範囲】 ■、給紙台板上に積載されたシート材を、相対向して設
けられたシート材吸着部に備わる吸引口を介してエアー
吸引する吸引力により該シート吸着部に吸着させるエア
ー吸引式シート材吸着装置において、上記給紙台板上に積載されたシート材の先端側部の両縁
即ち一方縁及び他方縁における吸引力に差を設けたこと
を特徴とするエアー吸引式シート材吸着装置。