JPS6010587Y2 - 墜落防止用安全器の安全装置 - Google Patents

墜落防止用安全器の安全装置

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Publication number
JPS6010587Y2
JPS6010587Y2 JP3404080U JP3404080U JPS6010587Y2 JP S6010587 Y2 JPS6010587 Y2 JP S6010587Y2 JP 3404080 U JP3404080 U JP 3404080U JP 3404080 U JP3404080 U JP 3404080U JP S6010587 Y2 JPS6010587 Y2 JP S6010587Y2
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JP
Japan
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safety device
frame
locking
fall prevention
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP3404080U
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English (en)
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JPS5726255U (ja
Inventor
譲 玉田
Original Assignee
藤井電工株式会社
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Publication date
Application filed by 藤井電工株式会社 filed Critical 藤井電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鉄塔・電柱・梯子・その他の高層物を昇降する
時及びそれら高所で作業を行なう時に作業者が墜落防止
として使用する安全器の改良に関する考案である。
従来この種の安全器は掛止機構6の軸8を一方へ摺動さ
せることによって掛止が外れて親ローブ挿通部7を自在
に開閉することができる機構になっている。
該掛止機構6の軸8は、それ自体直ちに摺動できないよ
うに何んらかの安全装置が施されているが、使用中にお
いて悪条件が重なって両者が連動して不本意に親ロープ
挿通部7が開放して安全器が親ロープから外れる可能性
がある。
この種の墜落防止用の安全器はその性質上、二重・三重
の安全装置を設けることが望まれている。
本考案は斯様な従来品の欠点を除去し改善すると共に安
全器の性質を考慮して使用中における悪条件が重なって
も不本意に親ロープ挿通部を開放することのない安全な
器具を提供することを目的とするものである。
本考案の態様を添付図面に示す一実施例について詳記す
る。
本実施例は第1〜4図に示す如く、端面近似U字形のロ
ープ挿通保持体1と、ロープ止爪2及びロープ結合環3
を有し、主軸17に回動自在に枢着した梃子杆4とを互
に一側で蝶着5し、他側部に開閉機構6を設け、該開閉
機構6の掛止軸8を前記主軸17の一端部に着脱して開
閉自在な親ロープ挿通部7を形威した墜落防止用安全器
において、開閉機構6の掛止軸8及びそれの摺動筒9に
連通して係止孔10を設け、バネ嵌合部18と突出爪1
2と操作部材13とを設けて係止体14を形成し、長溝
15を設けた枠蓋16′と係止体嵌合部19を有する枠
台16#とによって枠体16を形成し、該枠体16の枠
台16#の係止体嵌合部19内にバネ11及び係止体1
4を嵌入して枠蓋16′で蓋をし、枠蓋16′の長溝1
5を貫通して操作部材13を係止体14に結合した安全
装置22をロープ挿通保持体1の開閉機構6を設けた側
の側壁にリベット20とかネジ等で固着し、バネ11の
附勢によって係止体14の突出爪12が前記係止孔10
に嵌入する構造を有するものである。
本考案を使用するには、梃子杆4のロープ結合環3にフ
ックを設けた子ロープ(図示せず)を取付け、鉄塔等の
高層物の高所から予め親ロープ21を吊り下げて設置し
、高所作業者は本考案の安全器を現地へ携帯し、その親
ロープ21に装置するのであるが、先ず安全装置22の
操作部材13をバネ11に抗して矢印A方向へ操作する
と係止体14の突出爪12が掛止軸8の係止孔10から
外れるので、この状態で掛止機構6のレバー23を内臓
したバネに抗して矢印B方向へ回動させると同時に矢印
C方向へ引張ると掛止軸8は主軸17より外れるので、
ロープ挿通保持体1は矢印り方向へ回動して親ロープ挿
通部7を開くことができる。
しかる後、親日−プ挿通部7へ親ロープ21を嵌合し、
前記の逆の操作、すなわちロープ挿通保持体1を矢印り
の反対方向へ回動させ、主軸17の頭部を両摺動筒9,
9の間に戻し、開閉機構6を内臓したバネの弾力で矢印
Cの反対へ移動させると掛止軸8は主軸17の頭部に嵌
入するか押えることによって親ロープ挿通部7を閉鎖す
ると同時にレバー23が自動的にロックすると共に安全
装置22の係止体14の突出爪12はバネ11の附勢に
よって掛止軸8の係止孔10に嵌入して掛止軸8をロッ
クする。
この状態で作業者は高層物を昇降したり高所作業を行な
うのであるが、その昇降移動中又は作業中に万一墜落し
た場合は梃子杆4が親ロープ21を掴んで停止し作業者
の墜落を防止する。
本考案は上記の如く構成したもので、従来では掛止機構
6のレバー23のロック解除と掛止軸8の移動との2段
連動作用によって親ロープ挿通部7を開閉するようにし
ていたが、本考案では更に安全装置22を附加して掛止
機構6の掛止軸8を直接ロックするようにして3重安全
装置としているので、矢印A−B−C方向の3段階の操
作をしない限り親ロープ挿通部7を開放することができ
ないから、使用中に作業者の意に反して自然に開放して
親ロープ21から外れる危険性はなく安全である。
また本考案は親日−プ挿通部7の開放操作は矢印A方向
と矢印B−C方向とを連動させてない為に使用中何んら
かの物体に当って偶発的に開放することはない。
また本考案は親ロープ挿通部7を開く場合は3段階の操
作を必要とするが、それを閉じてロックする場合は内臓
したバネの弾力で各々が自動的にロックする機構になっ
ており掛は応れ等はない。
また本考案の安全装置22は、掛止機構6の掛止軸8を
直接ロックするようにしているので、従来品にも容易に
取付けて改造することができる等々の安全上顕著な効果
がある。
第5図は本考案の第2実施例を示すもので、枠体16を
形成するについて板材を用いてプレスにより一端面を近
似几状にして係止体嵌合部19と長溝15とを設けた点
、すなわち枠体16を1枚の板材で形威した点において
前記第1実施例と異なるがその他及び作用効果は均等で
ある。
第6図は本考案の第3実施例を示すもので、枠体16は
筒状体に形威し係止体嵌合部19とバネ嵌合部18とを
共通にし、先端に突出爪12を設けた係止体14にバネ
11を嵌合した後、枠体16に嵌合し、該係止体14の
基端部に操作部材13を設けた点について前記第1実施
例と異なるが、その他及び作用効果は均等である。
第7図は本考案の第4実施例を示すもので、枠体16の
側壁に軸24を介して突出爪12を設けた係止体14を
回動自在に結合腰該軸24にバネ11を巻回して取付け
、前記係止体14の突出爪12を掛止軸8の係止孔10
に嵌合するように[7た点において前記第1実施例と異
なるが、その他及び作用効果は均等である。
その池水考案の精神を変更しない範囲で諸種の設計変更
は可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案安全器の正面図、第2図はその底面図、第
3図は本案安全装置の正面拡大図、第4図は安全装置の
分解図、第5図は第2実施例を示す分解図、第6図は第
3実施例を示す分解図、第7図は第4実施例を示す底面
図。 付量1はロープ挿通保持体、2はロープ止爪、3はロー
プ結合環、4は挺子杆、6は開閉機構、7は親ロープ挿
通部、8は掛止軸、9は摺動筒、10は係止孔、11は
バネ、12は突出爪、13は操作部材、14は係止体、
15は長溝、16は枠体、16′は枠蓋、16′は枠台
、17は主軸、18はバネ嵌合部、19は係止体嵌合部
、20はリベット、21は親ロープ、22は安全装置、
23はレバー 24は軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 端面近似U字形のロープ挿通保持体1と、ロープ止
    爪2及びロープ結合環3を有する梃子杆4とを一側で蝶
    着し他側部に開閉機構6を備えて開閉自在な親ロープ挿
    通部7を形成した墜落防止用安全器において、開閉機構
    6の掛止軸8及びそれの摺動筒9に連通する係止孔10
    設け、バネ11を有し突出爪12と操作部材13とを設
    けた係止体14を枠体16に組み合した安全装置22を
    ロープ挿通保持体1の開閉機構6を設けた側の壁部に取
    付け、バネ11の附勢により係止体14の突出爪12が
    係止孔10に嵌入して掛止軸8をロックする構造を特徴
    とする墜落防止用安全器の安全装置。 2 安全装置22の枠体16は長溝15を設けた枠蓋1
    6′と係止体嵌合部19を設けた枠台16″とを組み合
    せた構造を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の墜落防止用安全器の安全装置。 3 安全装置22の枠体16は板材を用いてプレスによ
    って折曲又は絞ることによって形成したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の墜落防止用安
    全器の安全装置。 4 安全装置22の枠体16は筒状体にして係止体嵌合
    部19とバネ嵌合部18とを共通にし、先端に突出爪1
    2を設けた係止体14にバネ11を嵌合した後、枠体1
    6に嵌入し、該係止体14の基端部に操作部材13を設
    けた構造を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の墜落防止用安全器の安全装置。 5 安全装置22は枠体16に軸24を介して係止体1
    4を回動自在に結合し、該軸24に巻回してバネ11を
    設けた構造を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の墜落防止用安全器の安全装置。
JP3404080U 1980-03-14 1980-03-14 墜落防止用安全器の安全装置 Expired JPS6010587Y2 (ja)

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JPS5726255U JPS5726255U (ja) 1982-02-10
JPS6010587Y2 true JPS6010587Y2 (ja) 1985-04-10

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