JPS60105531A - 積層断熱板 - Google Patents

積層断熱板

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Publication number
JPS60105531A
JPS60105531A JP58212421A JP21242183A JPS60105531A JP S60105531 A JPS60105531 A JP S60105531A JP 58212421 A JP58212421 A JP 58212421A JP 21242183 A JP21242183 A JP 21242183A JP S60105531 A JPS60105531 A JP S60105531A
Authority
JP
Japan
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heat insulating
plate
insulating layer
board
laminated
Prior art date
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Pending
Application number
JP58212421A
Other languages
English (en)
Inventor
亮 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanko Metal Industrial Co Ltd filed Critical Sanko Metal Industrial Co Ltd
Priority to JP58212421A priority Critical patent/JPS60105531A/ja
Publication of JPS60105531A publication Critical patent/JPS60105531A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酷署地帯で直射日光に晒される等の高温状態
下においても、表面板の適所に膨出部が発生ずるような
ことば防止でき、さらに表面板を剥離しにくくできる積
層断熱板に関する。
従来より、第6図に示すように2枚の金属板を離間させ
たこの内部にプラスチックフオーム系の断熱層を注入発
泡させた積層断熱板は、直射日光に晒される等の高温状
態下において、積層断熱板の表面の金属板の適所に適宜
の大きさの膨出部aが多数発/:I:、シ、外観的に悪
くなるのみならず、内部の断熱層と表面の金属板とが剥
離して強度的にも弱くなるなる等の欠点があった。その
金属板の表面が変形した膨出部aの発生原因として積層
断熱板の内部に生じた空隙が大きく作用している。
即ち、この空隙を有する積層断熱板を取付りた屋根又は
壁等の外囲体が、直射日光に晒される等の高温状態下に
おいては、その積層断熱板の内部の空隙内の空気の体積
が急激に膨張し、この空気内力によって表面板を内側か
ら膨出変形して、表面板に膨出部aを発生させるもので
ある。その空隙の発生原因としては、発泡過程におりる
空気又は2枚の金属板間の空気が逃げ場を失って取り残
されたものであったり、或いは発泡した個々の気泡(セ
ル)が、表面板の裏面に接した時又は気泡(セル)が硬
化安定するまでに表面板を通して与えられた衝撃力によ
って破壊され通常の気泡(セル)の大きさ以上に局部的
に大きな空隙として残ったものとして考えられている。
このようなことから、この膨出部aの発生を防止するた
めの根本原因たる空隙発生を無くずための手段として表
面板等に小孔を明けておいたり、或いは表面板の適所が
膨出しないように強度的に強いものにすることもある。
この場合にはその表面板の板厚を厚くしたり、剛性が高
い材質にしたり、或いは表面板を波形にしたりしている
。又、表面の膨出部aが目立たないように表面仕上げを
ツヤ消し或いはエンボスをかけることもある。
これらのX=3策において小孔を明けたものは、内部の
lli熱II!lに雨水が浸入してその積層断熱板の断
熱性能を低下させたり、内部断熱材の劣化や内部に氷結
を招いて欠隋を起こす等の欠点があるし、表面板の適所
が膨出しないように強度的に強いものにする場合には、
積層断熱板全体の価格が高価となる等の不都合があるし
、表面の膨出部aが目立たないように表面仕上げをツヤ
消し或いはエンボスをかけたものでは、膨出部aが大き
くなるとこのような対策も何等役立たない欠点があった
そこで発明者は、前記欠点を解消すべく鋭意。
研究を重ねた結果、本発明を、表面板と裏面板とを適宜
の間隔に離間させ、その表面板、裏面板の内の少なくと
も表面板の裏面に通気性を有する第1断熱層を貼着し、
その間にプラスチックフオーム系の第2断熱層を注入発
泡させて形成した積層断熱板とし、これを使用すること
により、酷暑地帯で直射日光に晒される等の高温状態下
においても、表面板の適所に膨出部aが発生するような
ことは防止できるし、さらに表面板を剥離しにくくでき
前記の欠点等を解決し、その目的を達成したものである
以下、図面の実施例に基づき本発明を説明する。
第1図、第2図が本発明の実施例を示すものであり、1
は表面板、2は裏面板であって、これが適宜の間隔(例
えば約数〔乃至約数十cm)に離間して構成される。そ
の表面板1は屋根又は壁等の外囲体として施工した場合
に、外気に晒らされる面となる板を指称し、裏面板2は
外気に晒らされない内部側の面となる板を指称するもの
である。実施例では、金属板が用いられているが、合成
樹脂板等でも良く金属板には限定されない。3は第1−
断熱層で、厚さが比較的薄く (例えば約数龍乃至約数
cm)−通気性を有している。即ち、繊維質(グラスウ
ール、木毛板、ボード、アスベスト等)又は多孔質(発
泡合成4ル1脂、軟質発泡ウレタン等)の断熱材或いは
ダンボール等であり、断熱性能を損なわない軛囲内で第
1断熱層3内を空気が通過したり、或いはその空気が第
1断熱層3内に回避するようになっている。該第1断熱
層3は前記表面板lと表面板2との双方の内の少なくと
も表面板lの裏面に貼着されている。即ち、第1の実施
例では、第1図に示すように表面板lと裏面板2との双
方の裏面に貼着されており、第2の実施例では、第2図
に示すように表面板1のみの裏面に貼着されている。4
は多孔質でプラスチックフオーム系(軟質発泡ウレタン
等)の第2断熱層であうで、該第2断熱層4が前記両箱
1断熱層3.3との間に注入発泡されたり(第1図参照
)、或いは前記第111i熱1m 3と裏面板2との間
に注入発泡されて積層断熱板が構成されている(第2図
参照)このような積層断熱板の製造工程において、第3
図に示すように第2断熱層4が発泡途中では同図の下側
の第1断熱層3 (又は図示しないが裏面板2)に密に
接触しつつ製造され、これが最終の発泡状態では第4図
に示すように上側の第1断熱屓3と第2断熱層4との間
が全体が密着されずに適宜の空隙Sが発生していること
も多い。
次に作用効果について説明する。
本発明においては、表面板1と裏面板2とを適宜の間隔
に離間させ、その表面板1裏面板2の内の少なくとも表
面板1の裏面に通気性を有する第1断熱層3を貼着し、
その間にプラスチックフオーム系の第2断熱層4を注入
発泡させて形成した積層断熱板としたことにより、これ
を使用することで、第1に表面板1への膨出部の発生を
防止できるし、第2にさらに表面板1と第1断熱層3と
の剥離防止ができ、強固な積層断熱板を提供できるし、
第3に断熱性能が特に勝れ、結露の発生を完全に防止で
きるし、第4に比較的安価に製造できる等の作用効果を
奏する。
該作用効果を詳述すると、第1断熱層3と第2断熱層4
との間に空隙Sが生じて成形された本発明の積層断熱板
を、酷暑地帯で直射日光に晒される等のIIII?lJ
L状態下の現場等に屋根又は壁等の外囲体として施工し
、本発明の積層断熱板の内部の空隙S内の空気の体積が
急激に増大しても、第1断熱N3が通気性を有している
ことからこの部分から逃げたり、或いは第1断熱層3内
にその増大した空気が回避するようになり(第5図参照
)、表面板1に対して内力を生じさせないようにでき、
これによって表面板1には膨出部aは何隻発生すること
もなく、極めて整然とした積層断熱板を提供できる。従
って、従来ではその膨出部aの発生を防止するために、
空隙発生を無くすための手段として表面板等に小孔を明
けておいたり、或いは表面板の適所が膨出しないように
強度的に強いものとするのに表面板の板厚を厚くしたり
、剛性が高い材質にしたり、或いは表面板を波形にした
りしている。又、表面の膨出部aが目立たないように表
面仕上げをツヤ消し或いはエンボスをかけることもあっ
たが、本発明では積層断熱板の内部に第111i熱)W
2Bを設けたことのみであり、小孔を明けたもののよう
に内部の断熱層に雨水が浸入してその積層断熱板の断熱
性能を低下させたり、内部断熱材の劣化や内部に氷結を
招いて欠陥を起こす等の欠点を悉く防止できるし、表面
板の適所が膨出しないように強度的に強いものにして断
熱板全体の価格を高価にする必要もないし、表面の膨出
部aが目立たないように表面仕上げをツヤ消し或いはエ
ンボスをかけるようなことも必要なく、第1断熱層3の
存在のみにて内部の空隙Sの空気膨張を回避させる構成
であり、全体の構成も比較的簡単であり、安価に製造で
きる利点もある。
又、本発明の積層断熱板の内部の空隙部内の空気の体積
が急激に増大しても、第1断熱層3が通気性を有してい
ることからこの部分から逃げたり、或いは第1断熱層3
内にその増大した空気が回避するようになっても、あく
までもその内力は第1断熱層3を表面板1側に押圧する
力として作用し、その第1断熱層3と表面板1との剥離
を確実に防止でき、強度的に十分耐えうる積層断熱板を
提供できる。
又、本発明の積層断熱板は、表面板1と裏面板2との間
に第1断熱層3と第2断熱層4とが略密封状態に構成さ
れているので、貫流熱損失量を著しく少なくでき、ひい
ては熱伝導抵抗値を大きくでき、外気温にて表面板1が
冷却されても、裏面板2の下面に結露することを確実に
防止でき、極めて断熱性能の勝れた積層断熱板にできる
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の断面図、第3図は本発明の製
造途中の断面図、第4図は本発明の製造完了直後の断面
図、第5図は本発明を外気に晒した状態の断面図、第6
図は従来の積層断熱板の断面図である。 1・・・・・・表面板、2・・・・・・裏面板、3・・
・・・・第1断熱層、4・・・・・・第2断熱層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (11表面板と裏面板とを適宜の間隔に離間させ、その
    表面板、裏面板の内の少なくとも表面板の裏面に通気性
    を有する第1断熱層を貼着し、その間にプラスチックフ
    オーム系の第2断熱層を注入発泡させて形成したことを
    特徴とした積層断熱板。
JP58212421A 1983-11-14 1983-11-14 積層断熱板 Pending JPS60105531A (ja)

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JP58212421A JPS60105531A (ja) 1983-11-14 1983-11-14 積層断熱板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165433A (ja) * 1987-12-22 1989-06-29 Nippon Light Metal Co Ltd 断熱サンドイッチパネルの製造方法
US10761413B2 (en) 2016-12-12 2020-09-01 Fujifilm Corporation Projection display device, control method for projection display device, and control program for projection display device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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