JPS60105424A - コンバインの自動方向制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、方向センサーによシ穀稈の有無を検出しな
がら機体の進行方向を制御するべく構成したコンバイン
の自動方向制御装置に関し、この方向センサーでの機体
の方向制御全安定して行わせ、機体が不測に植立殻稈群
を押し７倒さないようにすることを目的とするものであ
る。

このため、次の如き技術的手段を講じた。

即ち、機体（Ａ）の前方下部左右にあって植立する穀稈
条間を進行しながら穀稈の有無を検出しこの検出結果に
基づいて機体の進行方向を制御するべく電気回路構成し
た左右独立して作動する方向センサー（１）　（２）　
ｋ設けこの左右方向センサー（１）　（２＞が共に殻稈
有を検出したとき機体の走行全停止させるべく構成して
なるコンバインの自動方向制御装置の構成とする。

尚、図例において、（５）はコンバイン機体で、走行装
置（４）を有する車台上に搭載した脱穀装置（５）、こ
の脱穀装置（５）の前方に設ける刈取搬送部（６）、運
転席部（７）等からなる従来周知のものである。

刈取搬送部（６）は、左右方向へ所定間隔毎に設はル分
草体（８）、この後方に設けるバリカン部（９）、穀稈
引起し装置００、刈取殻稈を脱穀装置（５）へ移送供給
する移送装置αη等全一体的に枠組構成している。

走行装置（４）は、左右一対のクローラからなり、ギヤ
ケース０のに内装する左右のサイドクラッチ機構０３０
４）を介して各車軸（１，！’９０６）により駆動回転
されるべく構成している。

方向センサー（１）　（２＋は、スイッチ（Ｉａ）（２
ａ）′ｆｆ：有し中間の分草体（８）から夫々左右に向
けて別個独立して作用するべく延出ビて設けられ、油圧
機構０７）及びサイドクラッチ機構０■（１４）　ｆｉ
ｌ”操作する操作機構０８）θ８）を作動するべく制御
回路（イ）構成している。

油圧機構α力は、スイッチ（１ａ）、あるいは（２ａ）
のＯＮＫより油路を切替えるソレノイドパルプ０つとポ
ンプ（イ）から構成し、操作機構０８）は、ピストン部
（イ）（２０ａ）とこのピストン部（イ）（２０ａ）の
伸縮作動によりサイドクラッチ機構０■θ４）を各別に
操作するアーム（イ）、ロッド（１）及びシフター１２
１）　１２１）とから構成している。

制御回路（イ）は、第３図に示すように構成しく１ａ）
（２ａ）は方向センサーのスイッチ、（２３（２３は各
スイッチ（ｌａ）（２ａ）と連繋するリレースイッチで
タイ・マー（３）及び励磁体（財）を直列に設けている
。（ハ）は制御回路（イ）を「入」、「切」する手動ス
イッチ、（２傍は常閉スイッチで」１記励磁体（財）と
、この励磁体（財）の励磁により「開」するべく連動構
成している。＠はエンジン（ハ）のスタータ回路（ロ）
に設ける常閉スイッチで、励磁体Ｑφの励磁によりスイ
ッチＵＯＦ’ＦＪと々リスタータ回路を「切」にすべく
連動構成している。

上側の構成において、先ず手動スイッチ（ハ）を１閉」
にして制御回路（イ）ｋＯＮにし、コンバイン機体（Ａ
）ｋ前進させ々がら殻稈条列間に侵入させると、各方向
センサー（１）　（２）の穀稈有無検出により機体は自
動的に方向制御しなから殻稈条列間に分草体（８）ヲ沿
わせながら前進する。

例えば、方向センサー（１）が穀稈と接触して穀稈有を
検出すると、スイッチ（１ａ）がＯＮとなりソレノイド
パルプ０呻を働かせて油を右側のピストン部（２０ａ）
に向ばて送りこのピストン部（２０ａ）　ｋバネに抗し
ながら伸長させると、アーム翰、ロッド曽を介してシフ
ター１２１）ｋ矢印（１）方向へ作動させるので右側の
サイドクラッチ機構０４）が切と々り車軸（１６）への
動力伝達が断たれてこの仲の走行装置（４）が停止する
。すると、機体は反対１１１１の走行装置（４）の駆動
により矢印に）方向へ旋回して方向修正し、この方向修
正が終ると、つまり、方向センサー（１）が穀稈から離
れるとスイッチ（１ａ）をｌ’−ＯＦ　Ｆ、、Ｉにする
のでソレノイドパルプ（］ＧＪｌｅニュートラル位置に
しバネの復帰力によりピストン部（２０ａ）、シフタ一
部ｔ２１）を前記とは逆方向へ作動させサイドクラッチ
機構０４）ヲ再び「入」にして車軸０６１（走行装置（
４））を駆動させて機体を直進させる。また、方向セン
サー（２）が穀稈有を検出するとスイッチ（２ａ）がＯ
Ｎに々リソレノイドバルブ０９）、右側のピストン部（
イ）、アーム翰、ロッド（ト）、シフタ一部ａｌ）’ｒ
介して右側のサイドクラッチ機構（１３ｋ切にしてその
側を走行装置（４）全停止して機体を反矢印に）方向へ
旋回修正させる。方向センサー（２）が殻稈無を検出す
るとスイッチ（２ａ）がＯＦＦになレサイドクラッチ機
構０３が「入」とかり機体囚は直進する。（この点は、
前述と同様の作用を行う。） このよう々、自動方向制御において、穀稈条列の乱れに
より方向センサー（１）　（２’）が共に殻稈有を検出
する場合がある。このような場合は機体をどの方向に進
１せたらよいか周囲状況をよく確認してから機体を前進
させ々いと機体が穀稈を押し７倒しながら進むという許
否を生ずるが、本案によると、スイッチ（ｌａ）（２ａ
）が共に「ＯＮ」になると、これに連繋するリレースイ
ッチ（イ）（ハ）がＯＮになるからタイマー（３）が働
き、所定時間経過後おもなスイッチ（Ｉａ）（２ａ）が
ＯＮ状態全維持すると（つ寸り、一時的なものは除くの
でセンシングが安定スる）励磁体■が励磁される。する
と、一方では、スイッチ（イ）が１開」となり制御回路
が切れると同時に他方ではスイッチ（イ）がＯＦＦにな
りスタータ回路が切れてエンジン（ハ）が停止するから
、機体が停止する。この状態で、作業者は、周囲状況を
確認（例えば穀稈の条列具合）しエンジン（ハ）を再び
始動させて機体を大意的に操作して所定の適正な位置に
方向修正する。このとき、制御回路（イ）は「切」に々
るから方向センサー（１）　（２）が働いて不測に機体
が旋回しない。そして、再度、制御回路０）ヲ働かせて
、自動方向制御走行を行えばよい。

この発明け、前記の如く技術的手段を講じたから殻稈条
列の乱れにより左右の方向センサー（１）　（２’１が
共に殻稈有を検出すると、機体の走行が停止するので、
作業者は、穀稈条列状況を確認した後、再度自動方向制
御を働かせてコンバイン作業が行えるから、殻稈条列が
乱れているにもかかわらずやたらに機体全進行させるこ
とにより穀稈を機体で押し倒したり、踏み付けたりする
ことが未然に防止でき安定した自動方向制御による機体
走行が行える効果を奏する本のである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は側面図
、第２図は要部の一部断面せる平面図、第３図、第４図
は電気回路図を示す。 図中、符号（１）　（２）は方向センサー、（３）はタ
イマー、（５）はコンバインの機体を示す。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　昌　孝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）６　機体（Ａ）の前方下部左右にあって植立する穀
   稈条間を進行しなから殻稈の有無全検出しこの検出結果
   に基づいて機体の進行方向を制御するべく電気回路構成
   した左右独立して作動する方向センサー（１）　（２）
   −ｉ設けこの左右方向センサー（１）　（２）が共に穀
   稈有金検出したとき機体の走行を停止させるべく構成し
   てなるコンバインの自動方向制御装置。 ２）、上記左右センサー（１）　（２）が共に殻稈有を
   所定時間以上維持したときにのみ機体の走行停止させる
   べくタイマー（３）ヲ設けてなる特許請求の範囲第１項
   記載のコンバインの自動方向制御装置。