JPH0232033Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0232033Y2
JPH0232033Y2 JP5595983U JP5595983U JPH0232033Y2 JP H0232033 Y2 JPH0232033 Y2 JP H0232033Y2 JP 5595983 U JP5595983 U JP 5595983U JP 5595983 U JP5595983 U JP 5595983U JP H0232033 Y2 JPH0232033 Y2 JP H0232033Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threshing
absence
time
grain
timer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5595983U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59159231U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5595983U priority Critical patent/JPS59159231U/ja
Publication of JPS59159231U publication Critical patent/JPS59159231U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0232033Y2 publication Critical patent/JPH0232033Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンからの動力を脱穀クラツチ
を介して脱穀装置に伝達するように構成し、前記
脱穀装置に供給される穀稈の存否を検出するセン
サーを設けると共にそのセンサーによる穀稈の存
在状態検出に伴つて前記脱穀クラツチを自動的に
入り操作するように構成したコンバインに関す
る。
上記のものは、穀稈が脱穀装置に供給された時
点で脱穀装置を駆動し、処理物が無い状態での脱
穀装置の駆動、いわゆる空運転を回避して脱穀装
置の寿命増大を図ると共に燃費のロスを防止しよ
うとするものである。そして、従来一般に、存否
センサーが穀稈の非存在を検出するに伴い、その
時点から、それら穀稈が脱穀処理されるであろう
時間を見込み、その見込み時間だけタイマーによ
つて遅らせてから脱穀クラツチを切るようにして
いた。
ところが、実情では、穀稈量が多くなると、そ
れに連れて脱穀処理時間も長くなり、安全面か
ら、予測される最大の穀稈量での脱穀処理時間を
遅延時間として設定せざるを得ず、通常の作業に
おいても脱穀装置を空運転することとなり、未だ
改善の余地があつた。
本考案は、穀稈量の変動いかんにかかわらず、
脱穀装置の空運転を良好に回避して脱穀装置の寿
命増大及び燃費の節約を良好に図れるようにする
ことを目的とする。
本考案は、上記目的の達成のために、冒記した
コンバインにおいて、前記存否センサーによる穀
稈の非存在検出に伴つて前記脱穀クラツチを切り
操作する回路を設けると共に、その回路に、穀稈
の非存在検出後、前記脱穀クラツチを切るまでの
時間を設定時間遅らせるタイマーを設け、かつ、
前記脱穀装置に供給される穀稈の量を検出するボ
リユームセンサーを設けると共に、そのボリユー
ムセンサーと前記タイマーとを連係し、前記ボリ
ユームセンサーによる検出穀稈量に応じて、穀稈
量が多い程遅延時間が大になるように、前記タイ
マーの設定遅延時間を自動的に変更する遅延時間
変更機構を備えさせてあることを特徴とする。
上記構成による作用は次の通りである。
即ち、穀稈量が少ない場合には、穀稈の非存在
検出後に短時間で脱穀クラツチを切り、逆に、穀
稈量が多い場合には、穀稈の非存在検出後、脱穀
クラツチを切るまでの時間を長くするのである。
上記作用による効果は次の通りである。
即ち、穀稈量の変動いかんにかかわらず、夫々
に応じて、適切に脱穀装置内から処理物が無くな
つた直後あるいはそれに近い時点で脱穀クラツチ
を切り、脱穀装置の空運転時間を極めて短かくで
き、脱穀装置の寿命増大及び燃費の節約のいずれ
をも良好に図れるようになつた。
以下、本考案の実施例を例示図に基いて詳述す
る。
圃場の植立穀稈を引起こして刈取ると共にその
刈取穀稈を搬送しながら横倒れ姿勢に姿勢変更し
てフイードチエーン1に受渡す刈取部2と、刈取
穀稈をフイードチエーン1で挾持搬送しながら脱
穀処理する脱穀装置3とを、クローラ走行装置4
を装備する走行車体に搭載し、コンバインを構成
してある。
前記刈取部2、脱穀装置3及び走行装置4を駆
動するに、エンジン5からの動力をベルト式伝動
機構6を介して走行用ミツシヨンケース7に入力
し、そのミツシヨンケース7に内装される変速機
構8を介して走行装置4に伝達するように、他
方、エンジン5に脱穀クラツチ9を介して連動連
結した伝動軸10からベルト式伝動機構11を介
して脱穀装置3に伝動し、かつ、走行用ミツシヨ
ンケース7から刈取部2に伝動するように構成し
てある。
前記脱穀クラツチ9のクラツチ操作アーム12
に、入り操作用及び切り操作用ソレノイド13
a,13bを連係し、かつ、操作アーム12に、
その摺動変位に伴つて死点位置を越え、付勢方向
を反転するようにスプリング14を張設し、クラ
ツチ9を、その切り状態及び入り状態夫々で付勢
維持するようにしてある。
脱穀装置3への扱口15の上部側に、脱穀装置
3に供給される穀稈の量を揺動角度に基いて検出
するポテンシヨメータ型のボリユームセンサー1
6を設け、かつ、縦搬送装置17の搬送経路途中
に穀稈の存否を検出する存否センサー18を設け
てある。
前記入り側ソレノイド13aの回路に、前記存
否センサー18を、穀稈の存在検出に伴つて閉じ
る状態で設け、他方、前記切り側ソレノイド13
bの回路にタイマー19を介装してある。
前記ボリユームセンサー16に演算器20を連
係させて検出穀稈量に対応する時間を算出設定す
るように構成し、前記存否センサー18による穀
稈非存在検出に伴い、前記演算器20からタイマ
ー19に指令信号を入力し、穀稈非存在検出時点
における算出設定時間をタイマー19に自動的に
設定させるように構成し、もつて、存否センサー
18による穀稈非存在検出に伴い、ソレノイド1
3bを励磁させる時間を、ボリユームセンサー1
6で検出された穀稈量に対応した時間だけタイマ
ー19によつて遅らせるように遅延時間変更機構
21を構成してある。
前記演算器20においては、穀稈量が多い程遅
延時間が大になるように、予め組み込んだ特性線
図に基いて遅延時間を設定するようにしてある。
図中22a,22bは、夫々常閉型スイツチを
示し、脱穀クラツチ9が入り操作状態及び切り操
作状態に切換えられるに伴つて、夫々の回路を開
き、入り操作及び切り操作時夫々にのみソレノイ
ド13a,13b夫々に通電させるようにしてあ
る。
前記タイマー19としては、1個のタイマーで
アナログ的に時間を変更できるものでも、又、設
定時間を異らせたタイマーを多数設け、前記演算
器20からの指令信号に基いて所定設定時間のタ
イマーを択一的に選択するものでも良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの実施例を示
し、第1図は全体側面図、第2図は駆動系を示す
系統図、第3図は回路図である。 3……脱穀装置、5……エンジン、9……脱穀
クラツチ、16……ボリユームセンサー、18…
…存否センサー、19……タイマー、21……遅
延時間変更機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン5からの動力を脱穀クラツチ9を介し
    て脱穀装置3に伝達するように構成し、前記脱穀
    装置3に供給される穀稈の存否を検出するセンサ
    ー18を設けると共にそのセンサー18による穀
    稈の存在状態検出に伴つて前記脱穀クラツチ9を
    自動的に入り操作するように構成したコンバイン
    であつて、前記存否センサー18による穀稈の非
    存在検出に伴つて前記脱穀クラツチ9を切り操作
    する回路を設けると共に、その回路に、穀稈の非
    存在検出後、前記脱穀クラツチ9を切るまでの時
    間を設定時間遅らせるタイマー19を設け、か
    つ、前記脱穀装置3に供給される穀稈の量を検出
    するボリユームセンサー16を設けると共に、そ
    のボリユームセンサー16と前記タイマー19と
    を連係し、前記ボリユームセンサー16による検
    出穀稈量に応じて、穀稈量が多い程遅延時間が大
    になるように、前記タイマー19の設定遅延時間
    を自動的に変更する遅延時間変更機構21を備え
    させてあるコンバイン。
JP5595983U 1983-04-12 1983-04-12 コンバイン Granted JPS59159231U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5595983U JPS59159231U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5595983U JPS59159231U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 コンバイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59159231U JPS59159231U (ja) 1984-10-25
JPH0232033Y2 true JPH0232033Y2 (ja) 1990-08-30

Family

ID=30186284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5595983U Granted JPS59159231U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59159231U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526994B2 (ja) * 1988-06-24 1996-08-21 井関農機株式会社 コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59159231U (ja) 1984-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0232033Y2 (ja)
JP3848876B2 (ja) コンバイン
JP2886048B2 (ja) 作業車の制御装置
JP3449062B2 (ja) コンバインの刈取穀稈搬送装置
JPS5939870Y2 (ja) コンバイン
JPS585456Y2 (ja) コンバイン
JPH094481A (ja) 走行作業機におけるエンジン出力制御装置
JP2624400B2 (ja) コンバインの車速制御装置
JPH0644344Y2 (ja) 刈取収穫機の扱深さ制御装置
JP2586844Y2 (ja) フィードチェーン駆動制御装置
JPH0925838A (ja) 走行作業機におけるエンジン出力制御装置
JPS5841805B2 (ja) 警報装置付きコンバイン
JPH0132846Y2 (ja)
JPS643345Y2 (ja)
JPH0130028Y2 (ja)
JPS593693Y2 (ja) コンバイン
JPH0131842B2 (ja)
JPH056757Y2 (ja)
JPS5925162Y2 (ja) コンバイン
JPH0322Y2 (ja)
JP2788571B2 (ja) コンバインの扱深さ制御装置
JPH0613670Y2 (ja) コンバイン塔載脱穀装置の安全装置
JPH0438227U (ja)
JP3053064B2 (ja) コンバイン
JPH0644345Y2 (ja) コンバインにおける扱深さ自動制御装置